| ▼ 徳翁導誉様
議論ではなくたんなる感想です。
> それにしても今回、FBI長官という座にある公務員が、政治的な意図を持って職権を発動し、
> 選挙の結果を大きく左右したという事は、今後いろいろ物議を醸すんじゃないですかねぇ・・・・
> それにしても、再捜査を公表するだけの十分な事件性があったのなら、まだ理解は出来ます。
> しかし今回のケースは、ヒラリーの側近女性の元旦那が、未成年と援助交際した疑惑が生じて、
> その元旦那のPCを調べれば、ヒラリーの情報漏洩の証拠が出て来るかも知れない・・・という、
> 言い掛かり的な理由で、「再捜査開始!」という情報を、この投票日の直前に公表したんですよね。
> しかも御丁寧に、反論したくても週明けまで報じられない金曜の午後というタイミングを狙って。
> 選挙前のこうした行動はFBIの内規違反に当たるらしいですが、それを押して敢えて公表したそうですし、
> そもそも公務員の職権濫用だと判断されれば、それ自体が法律に触れる行為ですから、
> 仮に裁判となって有罪判決が出るような事態となれば、選挙の結果自体は覆らなくとも、
> トランプ政権の正当性を脅かす事となるでしょうし、そうなれば更に混乱しそうな気がします・・・・
> ただ、もしもヒラリー勝利なら即アウトだったと思いますけど、
> こうしてトランプ勝利の立役者になってしまうと、内規違反の処分とかはどうなるんでしょ?
共和党系の人物が共和党系候補者の為に動いた。党の為に働いて何が悪いのですか?
そもそも、公務員に高い倫理観を求め過ぎな人が多いと思います。
公務員は全知全能な神ではなく、我々と同じ長所があり、短所がある人間なのです。
多大な要求はすべきではないと思います。
重要な役職を自分側の陣営で固められなかったオバマ民主党政権と、
役職の解任・変更が難しいのならアメリカの政治・行政システムの問題です。
オバマ民主党政権側だった司法省のロレッタ・リンチ長官はヒラリー氏を擁護していましたからね。
ただ、私が見たネットの記事の中にこのメール再捜査はFBI内のトランプ支持派捜査官ガス抜きの為にしたとかいう、
よくわからない記事があったので紹介します。
フォーサイトの「トランプ支持派捜査官」のガス抜きか:FBI「クリントン再捜査」の裏面 という記事です。
引用の仕方とかルールがよくわからないのでURLは出せませんが
この記事のタイトルで検索すれば出てきます。
興味がある方は読んでいたたければ。
> 10月27日の段階では、ヒラリーの方が5.6ポイント上回っていた支持率は、
> 10月28日にFBIの再捜査が始まると、11月3日には1.3ポイントまで差が縮まり、
> 11月6日に訴追の見送りが決まると、11月8日の投票日には3.2ポイント差に戻しましたから、
> この再捜査の報道が、大統領選挙に影響を与えたのは明らかだと思います。
いろんなメディアソースで影響がなかったというのとあったという双方の話を見聞きましたし、
インターネットで見ました。
私個人としては影響はなかったという方です。
というのもメール問題以外にヒラリー自身には、健康不安? 高額な講演謝礼(私は高額とは感じていません。)
近年、3期連続で同じ政党の大統領が続いた例はない。
トランプ氏同様嫌われ者(ただし、トランプ氏の方が数字的には嫌われています。)
女性とか若者からの反応が良くない(メール問題のせいかもしれませんが、なくても変わらなかったという感じがします。)
女性だからと言って支持されない。
昔から政治的な野心が強すぎ。
クリントン財団の疑惑
といろいろと問題がありました。
無論、トランプ氏の方も過激発言乱発、白人至上主義者?、怪しいビジネス活動など多々問題がありましたが、
アメリカの有権者らに明確なメッセージ・イメージを伝えられたのはトランプ氏の方だったと思います。
トランプ氏は「米国を再び偉大な国に取り戻す」という明確なメッセージ・イメージを有権者の間に浸透させましたが、
ヒラリー氏側は確か、かなり遅れて「一緒になればもっと強くなれる」というメッセージ・イメージを有権者に出しましたが、
どういう反応なったかは私には分かりかねます。
> 直接選挙ではない独自の選挙人システムとは言え、5ポイント以上差があれば圧勝なので。
> またアメリカの場合は、伝統的に投票日が火曜日と決められている為、
> 期日前投票の割合も高く、特に今回は実に全投票の4割に及んだそうなので、
> そうなると、訴追見送りの情報が出る前の週末に、投票を済ませた人も多かったはずです。
> ですから、ひょっとすれば、この期日前投票が結果を大きく分けた可能性もあります。
> もちろん、トランプ陣営の選挙戦術が見事ハマり、接戦州をかなり獲得できた事や、
> ヒラリー陣営が選挙セオリーを知り過ぎてるが故に、優位州を過信で取りこぼした事が、
> 獲得票数と獲得選挙人数の差を、これほど大きくしてしまった原因ではありますがね。
激戦州のペンシルベニア州とミシガン州は期日前投票を認めていません。
この二州はトランプ氏が取りました。
期日前投票がない州もあることにびっくりです。
アメリカは州の集まりでしかないのだろうかと感じました。
私が今回驚いたのはフロリダ州とペンシルベニア州がトランプ氏が取った事ですね。
この二つはヒラリー氏だろうと思っていましたから。
オハイオ州とかはトランプ氏側が有利でしたからね。
>
> > > 今回の大統領選挙の結果、過激な発言が目立っていた方が勝利しました。
> > > すなわち、単純な極論こそ真に正しいのです。
> > 真に正しい考えなんて有るんですかね?
> > 100人いれば30人程は自分の考えが一番正しいと思っているでしょう。
> > 残りの70人は自分の考えが正しいと信じられないから目立った考えに流れるんじゃないですかね。
> > つまり私としてはトランプ氏が勝った事が極論の正しさを証明するとは思えません。
> 聖職者さんの過去の発言を検索してもらえれば解ると思いますが、
> え〜と、要するに・・・その30人程のタイプの方なんです(苦笑)。
これについては発言の撤回を求めます。
事実であっても言ってはいけないことはこの世の中には多々あります。
> P.S.
> アメリカの内向き回帰、イギリスのEU離脱、中国・インドの台頭、ロシアの復活、アラブの民主化と混乱。
> 冷戦が終わった1990年代には、これらは起きても「2030〜2040年代」頃かと考えてましたけど、
> 時代の「時計の針」の進むスピードは、私が想像していた以上に速いですねえ・・・・
> (その一方で、今頃には既に崩壊・統一されてると見ていた北朝鮮は、思いのほか頑張ってますが・苦笑)
> このまま行くようなら、アメリカ・南米・EU・旧ソ連・アラブ・南アジア・中国と、
> 世界の多極化も、思てったより早く到来するのかも知れませんね?
> そして、メキシコ・イギリス・ウクライナ・トルコ・イラン・日本・韓国・ASEAN諸国などの「極間の大国」は、
> 多極化時代のカギを握る存在と思ってましたけど・・・時代の到来以前に早くもグチャグチャに(泣)。
> トランプ大統領の誕生により、国際情勢で真っ先に変化が現れるとすれば中東情勢ですねかねえ?
> まあ、民主党政権が続けば、更なる泥沼も有り得た状況なので、どちらが良いかは解りませんけど、
> とりあえず、私が見てみたい「クルディスタン建国」の実現は、今までよりも近付いたのかな?(笑)
アメリカの覇権はいずれ終わりますし、世界が多極化していくのは歴史の必然というか、本来あるべき世界です。
ただ、アメリカの覇権の終わり方が気がかりです。
アメリカの分裂とか第三次世界大戦での敗北とかリーマンショックの数十倍の金融危機による経済破綻とか、
覇権の終わりのシナリオがありますが、終わり方次第では日本も完全に滅びますし、人類も滅びかねませんからね。
また、各国が自国利益丸出しのまま、多極化すると世界秩序は中世に逆戻りで、世界は長い迷走の時代に突入していくことになります。
できれば、国際協調が最低限取れるだけの多極化で合ってほしいと私個人は願っています。
とりあえず、私の考えをいうと、アメリカの次の世界の支配国は中華人民共和国ということでずっと押しています。
「中国共産党には全人類をアングロ・サクソンら白人の支配から解放し、全有色人種を未来ある世界に導く崇高な歴史的義務がある。」
からですと、私が中国共産党なら言うのですが、
実際はどうなのでしょう。
クルディスタン建国は中東発の第三次世界大戦か第三次オイルショックを招くと思われるので、
日本に壊滅的な被害が出そうですね。
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