| > > > しかし、これが赤い嵐のゲーム上の話になると、
> > > 元々が第二次大戦時の世界観を表した「WW2オンライン」から始まっているので、
> > > 国家主導で供給を行う基本システムのままでは、今の世界のような「市場原理」が働き難くく、
> > > 世界各地で食糧を買い漁ってる「リアルな中国」の現状と苦労を、上手く表現できて無いんですよね。
> > > そして結局、輸入は現実社会よりも難しいけれど、消費の急増は再現されているので、
> > > プレイヤーがうまく立ち回らないと、どうしても手詰まりになるケースが増えると・・・・
> > > ただ、だからと言って、生産量そのものを安易に増やしてしまっては、本題から外れてしまいますし、
> > > やはり行うのであれば、システムの方を、リアルからゲームへと投影するのが理想だと思います。
> > > 具体的には、供給中心から需要中心への変更(関税次第で供給重視も可)したり、
> > > 更に進めるのであれば、国家プレーから企業プレーへの変更をしたりでしょうね。
> > > 特に企業プレーであれば、中国は「暴走の危険を孕む国家」から「超巨大な市場」に変わりますので。
> > 横槍して申し訳ないですが、1プレイヤーの個人的な意見としては結構面白そうだなと思いました。
> > 軍事を主眼とした世界史ゲームは多いですが、
> > グローバル経済を再現したゲームはあまりしたことがないので……
> > パラドゲーのVictoriaとかは結構近い感じかもしれませんが。
> > とくに赤い嵐の現代版みたいな内政重視な場所だと、
> > 戦争できなくてプレイヤーが燻ってる印象を個人的には抱くので、
> > 経済面を掘り下げるのは個人的には賛成です。
> > ただの勢力拡大の戦争だけしか出来なかったのが、市場獲得や貿易のために戦争を起こすようになると
> > 滅亡することは減るのでプレイヤーのモチベーションもさがりにくそうですし。
それこそ、冷戦終結後のリアルな現代世界は、戦争などより専ら経済ですし、
そもそも近代世界の、門戸開放だのブッロック経済だのと言った政策も、
軍事力を背景に行ってはいるものの、中身自体は経済そのものですからねえ。
まあ、軍事面や地政学に関しては、内政ナシのポイント制の方でも表現できますので、
内政アリの方はシンプル路線を捨てて、もっと込み入ったシステムにしても良いかも?とは考えています。
ただ、あれもこれもと、いろいろ詰め込み過ぎても、今度はプレイヤー側が付いて来れない危険性があり、
この辺の折り合いが上手く付かないので、結局は長らく、現状維持が続いちゃってるんですよね・・・・
> > > ちなみに、これらの時代で企業プレーを行う場合には、
> > > 各プレイヤーは「東インド会社」のオーナーになるようなイメージでしょうか?
> > > ・・・って、大航海時代と帝国主義時代の間に存在する
> > > こうした時代には、世界史的に何か適当な名称があるんですかねえ?
> > > 一応、PC内ファイルの戦場名では「英蘭戦争」と仮称してありますが・・・・
> > ウォーラーステインの近代世界システムでいうと長い十六世紀ってやつですかね?
> > ピシッとした名前じゃないですが。
「長い16世紀」よりは、その後にやってきた「17世紀の危機」の時代ですかねえ?
大航海時代によってヨーロッパ世界にもたらされた16世紀の繁栄が、
17世紀に入ると、経済低迷と天候不順による社会的混乱によって衰退するも、
その事が経済や社会などに劇的な変化を招き、それが世界へと波及して帝国主義に至るので。
そう考えると「重商主義」あたりが、大航海時代と帝国主義の間にピッタリ収まる単語なのかも?
まあ、扱う時代に関係なく、同じシンプルなシステムで通すのも、ゲームを遊ぶ上で良いですけど、
こうして各世紀ごとに異なる時代性の違いとかを、それぞれシステムを変えて表現するのも、
プレイヤーは大変かも知れませんが、それはそれで面白い試みかも知れませんね(笑)。
「大航海時代→重商主義時代→帝国主義時代→世界大戦期→冷戦期→現代グローバル時代」って感じで。
ただ個人的な趣味を言うと、大航海時代より前の「中世」や「古代」の方が好きだったりするので、
世界マップだけでなく、ユーラシア限定版とかも、理想を言えばやってみたい所なんですがね。
ユーラシア限定のマップなら、もっとエリア分けも細かく出来るでしょうし、
私が大好きな騎馬民族の遊牧国家を活躍させるなら、そちらの時代の方が合っていると(笑)。
妄想全快に言えば、全時代&全大陸に対応する「蒼き狼4」みたいなゲームが理想なんですよね!!
いや本当、「三国志ツクールじゃなくて、蒼き狼ツクールを作って」と思いますもん、光栄には。
> 大航海時代と帝国主義時代のはざまだと
> 第二次100年戦争の期間に当てはまりますね
> 英蘭戦争より字面が良かったり
う〜ん、単に時代を表す単語としてなら、「第2次英仏百年戦争」も悪く無いとは思いますけど、
これだと継承戦争から市民革命まで、様々な要素を含み過ぎてて、
時代を端的に表現するイメージ性の部分としては、逆に、ぼやけてしまう面もありますよね・・・・
それに、そもそも戦場名としても、最大の戦いだった「七年戦争」を既に使ってますし、
ゲームで扱われる期間も、数年から数十年(1ターンが月単位や年単位)なので、
百年戦争となると、その部分でも合わなくなってしまいますので。
でも考え様によっては、1ターンを5年とか10年の単位にして、
時代全体をプレーするゲームが有っても良いとは思います。
またはいっその事、不如帰オンラインみたいに現実の大陸を舞台としつつも、
登場するのは、各プレイヤーが作る架空の王朝や国家という事にして、
ゲームで扱う期間も紀元前から現代までとし、ターンが進む事ごとに技術革新も進むようにすれば、
「シヴィライゼーション」みたいな感じに、独自の歴史を築けて意外と面白いかも知れません。
これなら、途中参加するプレイヤーも、ゲーム内の国家を引き継ぐのではなく、
新国家として登場する事になるので、いきなり超大国が暴走みたい件も発生しませんし、
架空史だからこそ、時代性と国家の栄枯盛衰を体験できて、逆に歴史の理解を深める事に繋がるかも?
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