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[22085] 国民民主党と自由党の合併?返信 削除
2019/1/23 (水) 18:32:27 玉川大納言

昨日のニュースには驚きました。小沢一郎の自由党が、国民民主党に合流するという一報。
国民民主党の玉木雄一郎代表が、今日の記者会見では曖昧な表現をしていましたが、
自由党は、本来立憲民主党のスタンスに近い気がします。
特に山本太郎氏や森裕子氏は脱原発派ですので、一部再稼働派の国民民主党とは合わないはずです。
仮に本当に合流するにしても、二人は無所属になるか立憲に行くかになるでしょうが、
国民民主党にとっては、この合流はあまり意味のないように思えます。


[22097] Re:国民民主党と自由党の合併?返信 削除
2019/1/24 (木) 19:50:27 徳翁導誉

> 昨日のニュースには驚きました。小沢一郎の自由党が、国民民主党に合流するという一報。
そうなんですね。
私は最近、ニュースとかほとんど見ないので、初めて知りましたし、
興味も失っている為、「ああ、そうなの」くらいの感想です(笑)。

> 国民民主党の玉木雄一郎代表が、今日の記者会見では曖昧な表現をしていましたが、
> 自由党は、本来立憲民主党のスタンスに近い気がします。
> 特に山本太郎氏や森裕子氏は脱原発派ですので、一部再稼働派の国民民主党とは合わないはずです。
> 仮に本当に合流するにしても、二人は無所属になるか立憲に行くかになるでしょうが、
> 国民民主党にとっては、この合流はあまり意味のないように思えます。

まあ、双方に利益があるから、そうした話が出るんでしょうけどね。
例えば自由党も、山本太郎と小沢一郎が手を組んだのは、
政党政治である日本の国会において、
単なる無所属の一議員では、活動に限界のあった山本と、
政党条件を満たすのに、もう1人議員が必要だった小沢の利益が合致した為でした。
ですから、小沢が更に大きな相手と組み、それが山本の利益に反するなら、
互いに手を離して、元に戻るだけの話では無いでしょうか?

で、国民民主党の方の利益に関しては、これは単純に、
議員たちが、再選できる可能性が高まるからでは無いでしょうか?
野党第一党を巡る争いとか、そんな目先のメンツの話では無いはずです(笑)。
今いる議員たちは、国民民主党の看板で選挙を勝ってきた訳ではなく、
衆議院は希望の党の、参議院は民主党・民進党の看板で当選した人たちですし、
そして現状、国民民主党の政党支持率は1%前後しかなく、
こんな状態で、今夏の参院選(ひょっとしたらW選?)を戦えるかとなると・・・・
W選の可能性は、現状だとそんなに高くは無いと思いますけど、
もし実現した場合、国民民主党の衆議院議員は、恐らく壊滅に近いでしょうから、
W選実施に最も戦々恐々としているのが、まさに彼らなんですよね。
という事で、再選の為には、「小沢にも すがる」といった感じなのでは?

もちろん、小沢に選挙を取り仕切ってもらう事で、底上げが出来る面もありますけど、
何よりも大きいのは、国民民主党の面々では、感情的に困難だった
立憲民主党や共産党との調整・協力が、小沢に任せれば行えるという事ですね。
特に参院選というのは、1人区の勝敗が選挙結果を大きく左右しますし、
野党共倒れを防ぐ為には、2人区の調整も行えた方が良いので、
野党が候補を一本化できるか否かは、実際の選挙以上に重要となります。

安倍政権は何も、国民の支持が高いから選挙に勝っている訳ではなく、
2大政党制を軸とする現行選挙制度の中で、選択軸を作らせない作戦を用いて、
結果的に勝利を手にしている状態なので、野党共闘が進むと、意外に苦しいんですよ。
極端な話、野党が一緒に担げる御輿さえあれば、一気にひっくり返りかねません。
一昨年の衆院選時、「すわ、小池総理 誕生か?」と騒ぎになったのも、
当時の小池の人気に、民進党の組織力・財力と、小沢の選挙調整力が加わり、
1つに結ばれる可能性が、ほんの一瞬だけ垣間見えたが為でした。
(まあ結局は、驕れた小池の自滅で、今のような状況にはなりましたけど)

そして、現行の選挙制度が今後も継続されていくのなら、
2派に分かれた旧民主党が再統合するのも、ある程度、必然の流れなので、
分裂に関わってない小沢の再登板は、そのキッカケに成り得る可能性もあろうかと。
バラバラのままじゃ勝てないし、ジリ貧なのは、誰が見ても明らかでしょうから。




[22108] Re2:国民民主党と自由党の合併?返信 削除
2019/1/26 (土) 00:35:33 PEICHAN

▼ 徳翁導誉さん
> > 昨日のニュースには驚きました。小沢一郎の自由党が、国民民主党に合流するという一報。
> そうなんですね。
> 私は最近、ニュースとかほとんど見ないので、初めて知りましたし、
> 興味も失っている為、「ああ、そうなの」くらいの感想です(笑)。

少々興味のある話題が上がっていましたので横から失礼させていただきます。
私も2党が合流するという話には驚きました。現在は衆参での会派を一緒にするまでらしいですが選挙戦が近づくにつれまた動きがあるでしょうね。

>
> > 国民民主党の玉木雄一郎代表が、今日の記者会見では曖昧な表現をしていましたが、
> > 自由党は、本来立憲民主党のスタンスに近い気がします。
> > 特に山本太郎氏や森裕子氏は脱原発派ですので、一部再稼働派の国民民主党とは合わないはずです。
> > 仮に本当に合流するにしても、二人は無所属になるか立憲に行くかになるでしょうが、
> > 国民民主党にとっては、この合流はあまり意味のないように思えます。

> まあ、双方に利益があるから、そうした話が出るんでしょうけどね。
> 例えば自由党も、山本太郎と小沢一郎が手を組んだのは、
> 政党政治である日本の国会において、
> 単なる無所属の一議員では、活動に限界のあった山本と、
> 政党条件を満たすのに、もう1人議員が必要だった小沢の利益が合致した為でした。
> ですから、小沢が更に大きな相手と組み、それが山本の利益に反するなら、
> 互いに手を離して、元に戻るだけの話では無いでしょうか?
>

山本太郎氏や森裕子氏は確かに脱原発派ですが立憲民主党に入ることはないと考えています。
森氏は民主党政権末期に日本未来の党で別れてからずっと小沢氏の党にいましたし、
山本氏はそもそも始まりが無所属で一定の人気があるのでわざわざ比較的大きな野党に入ることも考えにくいと思います。
https://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-12435224258.html
会派と合流の記事が出てからこのようなブログを書いたことからすると「野党の塊」を重視している節があるので党の再編が決まった場合はまた動きがあるかもしれません。

> で、国民民主党の方の利益に関しては、これは単純に、
> 議員たちが、再選できる可能性が高まるからでは無いでしょうか?
> 野党第一党を巡る争いとか、そんな目先のメンツの話では無いはずです(笑)。
> 今いる議員たちは、国民民主党の看板で選挙を勝ってきた訳ではなく、
> 衆議院は希望の党の、参議院は民主党・民進党の看板で当選した人たちですし、
> そして現状、国民民主党の政党支持率は1%前後しかなく、
> こんな状態で、今夏の参院選(ひょっとしたらW選?)を戦えるかとなると・・・・
> W選の可能性は、現状だとそんなに高くは無いと思いますけど、
> もし実現した場合、国民民主党の衆議院議員は、恐らく壊滅に近いでしょうから、
> W選実施に最も戦々恐々としているのが、まさに彼らなんですよね。
> という事で、再選の為には、「小沢にも すがる」といった感じなのでは?

国民民主党の現在の状況からみると、統一候補と現職以外で当選者を出すことは難しそうだと私も思います。
選挙調査をしている界隈では支持率1%の党が比例で取れる議席は多くても3議席とかいうことも聞きますし、実質民進党の後継政党でありながら党員とサポーターに見放された国民党は党勢回復も見込めてませんからね。
「小沢にもすがる」というのはあながち間違ってないのかもしれないです。
ただ、かつての反小沢がどうなったのかも気になります。合流ともなれば外向きでとんとん拍子に進んでいても内部では不満が一杯なんてよくある話ですから。
あと、枝野氏も小沢氏と会うこともあったり、玉城デニー氏が議員辞職したときに立憲で比例当選していた日吉議員を自由党会派に戻したことがあったので何かしらの懸け橋になりうる可能性もありますね。
>
> もちろん、小沢に選挙を取り仕切ってもらう事で、底上げが出来る面もありますけど、
> 何よりも大きいのは、国民民主党の面々では、感情的に困難だった
> 立憲民主党や共産党との調整・協力が、小沢に任せれば行えるという事ですね。
> 特に参院選というのは、1人区の勝敗が選挙結果を大きく左右しますし、
> 野党共倒れを防ぐ為には、2人区の調整も行えた方が良いので、
> 野党が候補を一本化できるか否かは、実際の選挙以上に重要となります。

共産党は候補を決めている選挙区も多いので野党共闘のためには調整が急務ですね。
ただ、前回のように一方的に候補を下すことはないので本格的な候補者選定が行われるのでしょう。
市民連合との政策協定を2017年衆院選で立憲、共産、社民が結んだように今年も協定下で選挙戦を戦う可能性があります。
2人区に関しては立憲が乗り気にならない限り調整は無理でしょう。
そもそも2人区で自民が独占しようと思っても自民こそ共倒れする可能性があるのでそれをやってくることはないでしょう。
そうともなれば各々の野党が各々の候補を立てたほうが選択肢もふえて、政党ごとではりあえる分メリットはあるでしょう。
国民党の勢いがないですし、立憲と共産が並んで当選するのは2人区では無理だと思うので与党と野党1議席ずつ前提の選挙戦が展開される可能性が高いでしょう。

>
> 安倍政権は何も、国民の支持が高いから選挙に勝っている訳ではなく、
> 2大政党制を軸とする現行選挙制度の中で、選択軸を作らせない作戦を用いて、
> 結果的に勝利を手にしている状態なので、野党共闘が進むと、意外に苦しいんですよ。
> 極端な話、野党が一緒に担げる御輿さえあれば、一気にひっくり返りかねません。
> 一昨年の衆院選時、「すわ、小池総理 誕生か?」と騒ぎになったのも、
> 当時の小池の人気に、民進党の組織力・財力と、小沢の選挙調整力が加わり、
> 1つに結ばれる可能性が、ほんの一瞬だけ垣間見えたが為でした。
> (まあ結局は、驕れた小池の自滅で、今のような状況にはなりましたけど)
>
> そして、現行の選挙制度が今後も継続されていくのなら、
> 2派に分かれた旧民主党が再統合するのも、ある程度、必然の流れなので、
> 分裂に関わってない小沢の再登板は、そのキッカケに成り得る可能性もあろうかと。
> バラバラのままじゃ勝てないし、ジリ貧なのは、誰が見ても明らかでしょうから。

自民党は2009年の衆院選時の比例区の票数をいまだに上回れていない状況で300議席近くを維持しています。
言ってしまえば無党派の掘り起こしが成功すれば簡単にひっくり返ってしまうのですよね。
ただ今のままだと政治にそこまで積極的でない層には「わからない」から「変わらない」から投票に行かないという状況がいつまでも続いてしまうでしょう。
野党がなにかの形で共闘の塊を作ることは必須です。

しかしながら立憲民主党がどこかと合流することはないと考えます。
一つに、立憲の結党の経緯として民主派(旧民進党)の議員と立候補予定者で作った「新党」という形だからです。
枝野氏自身も再編には与しないと言い続けていますし、党と党が交わることは(少なくとも枝野氏が代表の間は)ないと考えます。
支持者にも野党共闘には非常に好意的でも、かつての民主党のような党を作るために合流することを望む人はそう多くはないでしょう。
烏合の衆と化して内輪揉めばかり取りざたされてしまったようにはなりたくないと考えていると思います。
二つに、脱原発を掲げる以上電力系の労組がバックにいる国民党と合流することは難しいと考えます。
同盟系と総評系がくっついてできた連合ですが、立憲民主党ができた時点で総評系の労組は組織内議員を立憲から出馬させたり、立憲への支持を表明したりしています。
脱原発に好意的なグループがある一方、茨城県県議選では電力系も推す国民党系グループと立憲民主党が対決する選挙区が発生しました。
このように支持母体さえまとまっておらず、脱原発を前面に推しだす立憲とは合流となればかなりの困難があることでしょう。
もともと筋を通したことを少なからず評価されている立憲民主党ですから、政策での譲歩は簡単ではないと考えます。

ただ、政治は何が起こるかわからないので予想というものはとことん裏切られたりすることが多いわけですが、
今年は亥年選挙ということもありますので特に注視しております。
参院選の予想大会楽しみにしております。


[22118] Re3:国民民主党と自由党の合併?返信 削除
2019/1/31 (木) 21:50:16 徳翁導誉

> > > 昨日のニュースには驚きました。小沢一郎の自由党が、国民民主党に合流するという一報。
> > そうなんですね。
> > 私は最近、ニュースとかほとんど見ないので、初めて知りましたし、
> > 興味も失っている為、「ああ、そうなの」くらいの感想です(笑)。

> 少々興味のある話題が上がっていましたので横から失礼させていただきます。

横レス、大歓迎ですよ!!
古い世代からすると、そうした所がネットの魅力だと思ってますし、
だからこそ、昔ながらの掲示板方式を存続させている面はありますからね。

> 私も2党が合流するという話には驚きました。
> 現在は衆参での会派を一緒にするまでらしいですが選挙戦が近づくにつれまた動きがあるでしょうね。

でも、こういうのって、話が出たら一気に党合併まで進めてしまわないと、
得てして、合併話が流れてしまうケースが多い気もするのですが、
果たして、どういう展開になるんでしょうかねえ・・・・

> > > 国民民主党の玉木雄一郎代表が、今日の記者会見では曖昧な表現をしていましたが、
> > > 自由党は、本来立憲民主党のスタンスに近い気がします。
> > > 特に山本太郎氏や森裕子氏は脱原発派ですので、一部再稼働派の国民民主党とは合わないはずです。
> > > 仮に本当に合流するにしても、二人は無所属になるか立憲に行くかになるでしょうが、
> > > 国民民主党にとっては、この合流はあまり意味のないように思えます。

> > まあ、双方に利益があるから、そうした話が出るんでしょうけどね。
> > 例えば自由党も、山本太郎と小沢一郎が手を組んだのは、
> > 政党政治である日本の国会において、
> > 単なる無所属の一議員では、活動に限界のあった山本と、
> > 政党条件を満たすのに、もう1人議員が必要だった小沢の利益が合致した為でした。
> > ですから、小沢が更に大きな相手と組み、それが山本の利益に反するなら、
> > 互いに手を離して、元に戻るだけの話では無いでしょうか?

> 山本太郎氏や森裕子氏は確かに脱原発派ですが立憲民主党に入ることはないと考えています。
> 森氏は民主党政権末期に日本未来の党で別れてからずっと小沢氏の党にいましたし、
> 山本氏はそもそも始まりが無所属で一定の人気があるので
> わざわざ比較的大きな野党に入ることも考えにくいと思います。

山本太郎と森裕子とでは、ここまでの経歴が、まるで異なりますからねえ。
そもそも森に関しては、旧自由党が自自公連立内閣から離脱し、民主党とも合併する前の、
小沢が最も苦しい状況の時に初当選を果たした、バリバリの小沢子飼いなので、
親分と仲違いしない限りは、どこまでも親分に付いていくタイプだと考えてます。
なので、その可能性を論じる必要はないかと思い、敢えて前回は触れませんでしたし、
仲違い無しで、他党や無所属で出馬する場合は、選挙的な都合があっての行動だろうと。

一方、山本は山本で、おっしゃられる通り、元々が無所属議員ですからねえ。
今回の参院選で改選ですけど、まあ現職でもありますし、
東京選挙区は今回の改選で1議席増えるので、再選の可能性は高いのかな?
でもまあ、こと選挙で言えば、却って無所属で挑んだ方が良いのかも知れませんね。
自由党や社民党など、どうせ選挙区は勝負にならない小政党が候補を立てるくらいなら、
無所属の山本を、統一候補として推薦・支持して戦う方が良いでしょうし、
山本としても、無所属の方が好きに暴れられますから(笑)。

> https://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-12435224258.html
> 会派と合流の記事が出てからこのようなブログを書いたことからすると
> 「野党の塊」を重視している節があるので党の再編が決まった場合はまた動きがあるかもしれません。

正直な所、個人的には、タレント山本太郎は好きでしたけど、
政治家・・・と言よりも活動家(?)山本太郎には、あまり関心が無いんですよね。
とは言え、活動範囲を広げる為なら、小沢とも平気で組めてしまう辺り、
単なるパフォーマーではなく、イメージよりは、したたかな印象があります。
なので最終的には、より活動できる選択肢を選ぶような気がします。


> > 今いる議員たちは、国民民主党の看板で選挙を勝ってきた訳ではなく、
> > 衆議院は希望の党の、参議院は民主党・民進党の看板で当選した人たちですし、
> > そして現状、国民民主党の政党支持率は1%前後しかなく、
> > こんな状態で、今夏の参院選(ひょっとしたらW選?)を戦えるかとなると・・・・

> 国民民主党の現在の状況からみると、
> 統一候補と現職以外で当選者を出すことは難しそうだと私も思います。
> 選挙調査をしている界隈では支持率1%の党が比例で取れる議席は
> 多くても3議席とかいうことも聞きますし、
> 実質民進党の後継政党でありながら
> 党員とサポーターに見放された国民党は党勢回復も見込めてませんからね。

と言いますか、候補者調整もせずに、当選できる現職って国民民主党に居るんですかねえ?
羽田Jr.の長野も、今回の改選では1人区になるので、野党分裂では厳しいでしょうし、
可能性がありそうなのは、逆に定数が1増える、愛知の大塚くらいでしょうか?
比例に関しては、おっしゃられる通り、あの政党支持率では高が知れてるはずで、
その少ない当選者も、組織票頼みの議員ばかりになりそうですからねえ・・・・
今の政界で、そんな議員が幅を利かす政党など、先は無いと思いますし。

> > という事で、再選の為には、「小沢にも すがる」といった感じなのでは?
> 「小沢にもすがる」というのはあながち間違ってないのかもしれないです。
> ただ、かつての反小沢がどうなったのかも気になります。

まあ、小沢を民主党から追い出した張本人である、当時の首相の野田は、
現在、国民にも立憲にも属さず、完全に無所属ですからねえ。
もちろん、国民民主党の中にも、小沢アレルギーのある人は居るでしょうけど、
自らの再選と天秤に掛ければ、反小沢を優先する人は居ても少数かと?

> 合流ともなれば外向きでとんとん拍子に進んでいても
> 内部では不満が一杯なんてよくある話ですから。

前述しましたけど、合併話が表に出たのに、現状では統一会派止まりだと、
合併までの交渉期間は、反対や不安・不満の声を膨らませるだけなので、
結局は、ご破算になってしまう可能性も有り得そうな気がします・・・・

でもまあ、決断して物事を進めるより、反対する方が楽とは言え、
物事に反対する以上に、黙って流される方がもっと楽ですし、
国民民主党の議員に、反発するだけの元気が残っているかを考えると、
それすら杞憂で、意外とあっさり合流できてしまうのかなぁ?

> あと、枝野氏も小沢氏と会うこともあったり、
> 玉城デニー氏が議員辞職したときに
> 立憲で比例当選していた日吉議員を自由党会派に戻したことがあったので
> 何かしらの懸け橋になりうる可能性もありますね。

ああ見えて枝野は、リアリストな政治家ですし、
その特徴は、特に選挙で見られてきたので、
民主党時代から、枝野と小沢の関係は、決して悪くなかったんですよね。
なので、小沢が国民側の選挙を仕切るなら、立憲と協調できる芽も出てきたかな?と。

> > もちろん、小沢に選挙を取り仕切ってもらう事で、底上げが出来る面もありますけど、
> > 何よりも大きいのは、国民民主党の面々では、感情的に困難だった
> > 立憲民主党や共産党との調整・協力が、小沢に任せれば行えるという事ですね。
> > 特に参院選というのは、1人区の勝敗が選挙結果を大きく左右しますし、

> 共産党は候補を決めている選挙区も多いので野党共闘のためには調整が急務ですね。
> ただ、前回のように一方的に候補を下すことはないので本格的な候補者選定が行われるのでしょう。
> 市民連合との政策協定を2017年衆院選で立憲、共産、社民が結んだように
> 今年も協定下で選挙戦を戦う可能性があります。

でもまあ、選挙区で共産党が取れそうな所など、数が限られてますし、
資金力が低下する中、供託金の没収額も、かなり痛い現状でしょうから、
野党共闘を大義名分に、立てる候補者数を削減したいのが、本音な気もします。
また、本気で1人区を取りに行くなら、野党分裂では、まず無理でしょうからねえ。

> > 野党共倒れを防ぐ為には、2人区の調整も行えた方が良いので、
> > 野党が候補を一本化できるか否かは、実際の選挙以上に重要となります。

> 2人区に関しては立憲が乗り気にならない限り調整は無理でしょう。
> そもそも2人区で自民が独占しようと思っても
> 自民こそ共倒れする可能性があるのでそれをやってくることはないでしょう。
> そうともなれば各々の野党が各々の候補を立てたほうが選択肢もふえて、
> 政党ごとではりあえる分メリットはあるでしょう。
> 国民党の勢いがないですし、立憲と共産が並んで当選するのは2人区では無理だと思うので
> 与党と野党1議席ずつ前提の選挙戦が展開される可能性が高いでしょう。

すみません。
安直に野党共倒れと書くよりは、旧民主共倒れとした方が、
表現として、より正確だったかも?(笑)
民主党が健在だった頃は、基本的に2人区など2大政党で痛み分けでしたが、
こうして旧民主が、立憲と国民の2つに分裂した現状では、
場合によっては、維新や共産に、漁夫の利をさらわれる可能性があると・・・・

でもまあ、今回改選の旧民主3議員は、共に国民所属なので、
国民側としては、是が非でも立憲側と調整したい所でしょうしけど、
立憲側は、今の状況なら、国民・維新・共産と争っても、
候補さえ立てれば、残る1枠を取れる確率が高そうですからねえ。
なので、目先の議席数を優先するならば、野党対決も十分に有り得ると思いますが、
選挙後の事を考えたり、1人区調整との兼ね合いを考えた場合には、
2人区でも協調姿勢を見せるのも、立憲にとって、1つの選択かな?とも考えたり。

それこそ2人区など、調整さえ出来れば、ほぼ確実に1議席は取れるのですから、
ここで旧民主の現職3名を、むざむざ叩き落として、対立を深める必要もないかな?と。
もちろん、現状の国民のままなら、立憲側も妥協はしなかったでしょうが、
小沢が間に入って調整するなら、絶対に有り得ない話では無くなったような気がします。

でもまあ、改めて考えてみると、定数改変により、
今や2人区は、茨城・静岡・京都・広島の4つしかありませんので、
そこまで神経質になる必要も、無いのかも知れませんね。


> > 安倍政権は何も、国民の支持が高いから選挙に勝っている訳ではなく、
> > 2大政党制を軸とする現行選挙制度の中で、選択軸を作らせない作戦を用いて、
> > 結果的に勝利を手にしている状態なので、野党共闘が進むと、意外に苦しいんですよ。
> > 極端な話、野党が一緒に担げる御輿さえあれば、一気にひっくり返りかねません。
> > 一昨年の衆院選時、「すわ、小池総理 誕生か?」と騒ぎになったのも、
> > 当時の小池の人気に、民進党の組織力・財力と、小沢の選挙調整力が加わり、
> > 1つに結ばれる可能性が、ほんの一瞬だけ垣間見えたが為でした。
> > (まあ結局は、驕れた小池の自滅で、今のような状況にはなりましたけど)

> 自民党は2009年の衆院選時の比例区の票数をいまだに上回れていない状況で
> 300議席近くを維持しています。
> 言ってしまえば無党派の掘り起こしが成功すれば簡単にひっくり返ってしまうのですよね。
> ただ今のままだと政治にそこまで積極的でない層には
> 「わからない」から「変わらない」から投票に行かないという状況がいつまでも続いてしまうでしょう。
> 野党がなにかの形で共闘の塊を作ることは必須です。

でも実際問題、野党が共闘すれば、自民党も苦しいとは言え、
無党派層が動いて、一気にひっくり返るというのは、既存政党だと難しい気もするんです。
そうなると結局、小池劇場の時みたいに、無党派を沸かせるパフォーマーが必要になると。
ただ、そんなパフォーマーの登場に熱狂し、選挙で大逆転が生じても、
実際の政治になれば、それで上手く回る事など、まず有りませんし、
となれば、有権者は、更に過激なパフォーマーの登場を期待して・・・という具合に、
ドンドンと、負のスパイラルに陥りかねない現状でもある気がします。
既に世界の方では、そうした傾向が見て取れますしね・・・・

> > そして、現行の選挙制度が今後も継続されていくのなら、
> > 2派に分かれた旧民主党が再統合するのも、ある程度、必然の流れなので、
> > 分裂に関わってない小沢の再登板は、そのキッカケに成り得る可能性もあろうかと。
> > バラバラのままじゃ勝てないし、ジリ貧なのは、誰が見ても明らかでしょうから。

> しかしながら立憲民主党がどこかと合流することはないと考えます。
> 一つに、立憲の結党の経緯として
> 民主派(旧民進党)の議員と立候補予定者で作った「新党」という形だからです。
> 枝野氏自身も再編には与しないと言い続けていますし、
> 党と党が交わることは(少なくとも枝野氏が代表の間は)ないと考えます。

確かに、短期的には、そうなると思います。
しかし長期的に考えた場合、今の選挙制度は、意図的に2大政党を作るシステムですから、
「一強多弱」のままでは、良くても現状維持にしかならず、
自公政権は安定して存続し、分裂する野党は野党間での消耗戦を強いられるだけです。
もう、こうなると、システムがシステムなのですから、
そうした状況を打破する為には、1つにまとまるしか無いんですよね。
だからこそ、何だかんだで、新進党が生まれ、民主党が生まれた訳ですので。

でも、そうは言っても、分裂するのは簡単ですが、統合するのは大変で、
理屈では解っていても、実際に行動へ移すには、強力な旗振り役が必要です。
で、試行錯誤してきた平成の30年間、そうした旗を振れる政治家が、
小沢1人しか現れなかったというのが、日本の政治の不幸なのかも知れません・・・・
正直、私は小沢の事がそれほど好きではありませんが、
1人しか居ないんですから、仕方ないんですよね。
これで小沢が退場してしまえば、果たして今後、そうした人材は現れるのか?
それが解っていれば、枝野もタイミングを見て、動くと思うんですよねえ。

まあ、自らの保身を最優先に考えて動くなら、
このまま中小規模の政党で、現状路線を進んだ方が楽だと思います。
最終的には、賞味期限切れとなって、今後登場する新党に飲み込まれるでしょうけど、
少なくとも、それまでの間は、政治家人生を延ばせますしねえ。
でも、それでは、一強多弱体制を長期安定化させるアシスト役にしかなりませんし、
他に政権交代に挑もうという政党が現れても、足を引っ張る存在になってしまいます。
衆院選は小選挙区制で、しかも解散時期が首相のフリーハンドとなれば、
野党共闘だけでは間に合わず、最終的には大同団結は不可欠なので・・・・
まあ、55年体制下の社会党であれば、万年野党第一党の座に安住し、
高度経済成長の中、自民党とプロレスをして、利益のおこぼれに預かる事もできましたが、
現在の選挙制度にしても、日本の置かれた状況にしても、それは許されない以上、
社会的義務感(ノブレス・オブリージュ)を持ちつつ、リアリストであればこそ、
「野党分裂のままで良い」とは、枝野も決して思っていない気がします。
(まあ、これは、私が枝野を買い被ってる可能性もありますけど・笑)

だからこそ、願望込めかも知れませんが、枝野も頃合いを見て動くのでは?と。
逆に言いますと、立憲民主党の創業者である枝野自身が代表の時に動かなければ、
次の代表なんて、もうサラリーマン社長みたいなモノで、どうしても保身を優先してしまい、
責任を伴う大きな決断というのは、なかなか難しくなると思いますからね・・・・
そういう意味では、もしも枝野が現状維持で動かなければ、
この一強多弱体制は、当分続く事になるでしょうし、
それが壊れるキッカケは、パフォーマーの登場である危険性が非常に高まると思うんです。
政経塾系を始め、他にリーダーとなりそうな政治家の顔触れを見ても、
スタンドプレーの目立つタイプが多い上、そろそろ彼らもいい年齢ですので。
(まあ、細野くらいコロコロと立ち回れると、逆に感心してしまいますけどね・苦笑)

> 支持者にも野党共闘には非常に好意的でも、
> かつての民主党のような党を作るために合流することを望む人はそう多くはないでしょう。
> 烏合の衆と化して内輪揉めばかり取りざたされてしまったようには
> なりたくないと考えていると思います。

ぶっちゃけ、小さく分かれて、終わらぬ抗争を繰り返すくらいなら、
どんなに内輪揉めしても、その輪だけは壊さぬよう死守する方が、
組織論としては、万倍もマシなんですけどね・・・・
実際、自民党だって、そうやって長年、政権を担ってきた訳ですし、
現実的に考えて、国民の過半数が、1つの考えに纏まるなど、
通常の状態で有れば、起こり得る訳が無いですからねえ。

> 二つに、脱原発を掲げる以上電力系の労組がバックにいる国民党と合流することは難しいと考えます。
> 同盟系と総評系がくっついてできた連合ですが、
> 立憲民主党ができた時点で総評系の労組は組織内議員を立憲から出馬させたり、
> 立憲への支持を表明したりしています。

そういう事情があるのは理解してますけど、
だからと言って、あっちの事情も汲み、こっちの事情も汲みでは、
物事なんて、何1つとして決められませんからねえ・・・・
集団が大きくなる程、全ての利害が一致するなんて、困難になりますし。

実際、民主党政権の時代には、電力系労組がいても、
「2030年に原発ゼロ」を公約に立てましたし、
それに電力系労組側が不快感を示しても、別に離脱などはしませんでした。
結局の所、くっつくにせよ、分かれるにせよ、実際の行動には決断が必要なので、
良くも悪くも、それを負える人材が居るか居ないかなんですよね。

とは言え、現状は、前原の決断により、現実的に分かれてしまった以上、
これを再度くっつけようと言うのは、それ以上に大きな決断が必要で、
今の国民民主党には、そんな責任を背負える人材など皆無でしょうけど、
だからこそ、小沢が登場した事で、一縷の可能性ぐらいは生じたかなぁ?と。
もちろん、簡単な話ではないですけど、絶対に不可能って話でもない気はします。

> もともと筋を通したことを少なからず評価されている立憲民主党ですから、
> 政策での譲歩は簡単ではないと考えます。

ぶっちゃけた話、有権者にとって原発って、そんなに大きな争点なんですかねえ?
極一部の人は強く反応を示しても、大部分の人は特に関心を払ってない印象があります。
個人的には、どういう結論に達するにせよ、
もうちょっと真剣に考えるべき議題なんじゃないかと思うんですけどね。

> ただ、政治は何が起こるかわからないので
> 予想というものはとことん裏切られたりすることが多いわけですが、
> 今年は亥年選挙ということもありますので特に注視しております。
> 参院選の予想大会楽しみにしております。

前述の通り、最近は報道や政治への関心が皆無な事もあって、
私自身は、もう長らく、予想大会には参加していないんですけど、
企画自体が10年も続いていると、辞めるに辞められなくなっていたり(苦笑)。
(単純に、政党の獲得議席数を予想し合う企画は、2003年の衆院選が最初)
でもまあ、解散によって突然行われる衆院選に比べれば、
参院選の予想大会は準備の予定が立てやすいので、まだ楽な方ですけどね。
このサイト自体もそうですけど、存続を求める人が少しでいれば、
可能な範囲で、続けてみたいとは思っていますし。


[22113] 国民民主党と自由党の合併(続き)。立法府改革案返信 削除
2019/1/30 (水) 22:10:50 玉川大納言

▼ 徳翁導誉さん
> > 昨日のニュースには驚きました。小沢一郎の自由党が、国民民主党に合流するという一報。
> そうなんですね。
> 私は最近、ニュースとかほとんど見ないので、初めて知りましたし、
> 興味も失っている為、「ああ、そうなの」くらいの感想です(笑)。
>
> > 国民民主党の玉木雄一郎代表が、今日の記者会見では曖昧な表現をしていましたが、
> > 自由党は、本来立憲民主党のスタンスに近い気がします。
> > 特に山本太郎氏や森裕子氏は脱原発派ですので、一部再稼働派の国民民主党とは合わないはずです。
> > 仮に本当に合流するにしても、二人は無所属になるか立憲に行くかになるでしょうが、
> > 国民民主党にとっては、この合流はあまり意味のないように思えます。

> まあ、双方に利益があるから、そうした話が出るんでしょうけどね。
> 例えば自由党も、山本太郎と小沢一郎が手を組んだのは、
> 政党政治である日本の国会において、
> 単なる無所属の一議員では、活動に限界のあった山本と、
> 政党条件を満たすのに、もう1人議員が必要だった小沢の利益が合致した為でした。
> ですから、小沢が更に大きな相手と組み、それが山本の利益に反するなら、
> 互いに手を離して、元に戻るだけの話では無いでしょうか?

そうでしょうね。一応、統一会派は組んで、その上「一か月以内に合併」を目指す方針となったようですが、
そうなれば、山本太郎も無所属に戻るでしょうね。さて、次は彼どうするんでしょう?

> で、国民民主党の方の利益に関しては、これは単純に、
> 議員たちが、再選できる可能性が高まるからでは無いでしょうか?
> 野党第一党を巡る争いとか、そんな目先のメンツの話では無いはずです(笑)。
> 今いる議員たちは、国民民主党の看板で選挙を勝ってきた訳ではなく、
> 衆議院は希望の党の、参議院は民主党・民進党の看板で当選した人たちですし、
> そして現状、国民民主党の政党支持率は1%前後しかなく、
> こんな状態で、今夏の参院選(ひょっとしたらW選?)を戦えるかとなると・・・・
> W選の可能性は、現状だとそんなに高くは無いと思いますけど、
> もし実現した場合、国民民主党の衆議院議員は、恐らく壊滅に近いでしょうから、
> W選実施に最も戦々恐々としているのが、まさに彼らなんですよね。
> という事で、再選の為には、「小沢にも すがる」といった感じなのでは?

何だか情けないというか…。私、意外と国民民主党には少し期待していました。
「対決より解決」「つくろう、新しい答え」という路線は、立憲民主党がやっている、
とことん対決・抵抗と一線を画していますし、民進党時代のプラカード戦法から脱却しました。
私にとっては、野党のあるべき姿に近い党だったのですが…。
ここで崩壊してしまうのは、ちょっと勿体ないと思いますので、
もし小沢氏がその路線に従うのであれば、まぁ合流も仕方のないことかなとは思ってきました。

>
> もちろん、小沢に選挙を取り仕切ってもらう事で、底上げが出来る面もありますけど、
> 何よりも大きいのは、国民民主党の面々では、感情的に困難だった
> 立憲民主党や共産党との調整・協力が、小沢に任せれば行えるという事ですね。
> 特に参院選というのは、1人区の勝敗が選挙結果を大きく左右しますし、
> 野党共倒れを防ぐ為には、2人区の調整も行えた方が良いので、
> 野党が候補を一本化できるか否かは、実際の選挙以上に重要となります。
>
> 安倍政権は何も、国民の支持が高いから選挙に勝っている訳ではなく、
> 2大政党制を軸とする現行選挙制度の中で、選択軸を作らせない作戦を用いて、
> 結果的に勝利を手にしている状態なので、野党共闘が進むと、意外に苦しいんですよ。
> 極端な話、野党が一緒に担げる御輿さえあれば、一気にひっくり返りかねません。
> 一昨年の衆院選時、「すわ、小池総理 誕生か?」と騒ぎになったのも、
> 当時の小池の人気に、民進党の組織力・財力と、小沢の選挙調整力が加わり、
> 1つに結ばれる可能性が、ほんの一瞬だけ垣間見えたが為でした。
> (まあ結局は、驕れた小池の自滅で、今のような状況にはなりましたけど)
>
> そして、現行の選挙制度が今後も継続されていくのなら、
> 2派に分かれた旧民主党が再統合するのも、ある程度、必然の流れなので、
> 分裂に関わってない小沢の再登板は、そのキッカケに成り得る可能性もあろうかと。
> バラバラのままじゃ勝てないし、ジリ貧なのは、誰が見ても明らかでしょうから。


私は、二大政党制に反対の立場です。なので、小選挙区制にも反対で、
できれば、参議院選挙のように、中選挙区と全国比例代表制を組み合わせた制度が良いと思っています。(勿論解散有りで、一度に選挙)
ぶっちゃけ自民党も、55年体制以前のように、保守ハト派とタカ派に分かれてしまった方が良いと思ったりします(絶対ないでしょうけど)。
それで、世情・国際情勢・国内情勢に合わせて、政権を組み替えていくのが良いかと思ったりします。

それと、衆議院をそう改革するなら、参議院も改革してしまった方が良いですね。
参議院は、地方の意見を汲み取ることを最優先として、日本維新の会の案のように、
地方首長が参院議員と兼任可能にするのも手だと思います。(ただ、地理的に難しいと思います)
そうでなければ、以前私が言ったかもしれませんが、米国のように都道府県ごとに若干名選出するスタイルがいいかなと思います。

(追伸・もし今日本が『多党制』になったら(妄想に近いです(笑)))
・保守党(保守タカ派・総裁:安倍晋三)
・自由新党(保守ハト派・代表:岸田文雄(?))
・国民民主党(中道)+自由党
・立憲民主党(中道左派)
・日本維新の会(保守(地方分権派))+希望の党(保守)
・日本共産党(左派)
・社会民主党(左派)


[22119] Re:国民民主党と自由党の合併(続き)。立法府改革案返信 削除
2019/1/31 (木) 21:51:01 徳翁導誉

> > > 特に山本太郎氏や森裕子氏は脱原発派ですので、一部再稼働派の国民民主党とは合わないはずです。
> > > 仮に本当に合流するにしても、二人は無所属になるか立憲に行くかになるでしょうが、
> > > 国民民主党にとっては、この合流はあまり意味のないように思えます。

> > 例えば自由党も、山本太郎と小沢一郎が手を組んだのは、
> > 政党政治である日本の国会において、
> > 単なる無所属の一議員では、活動に限界のあった山本と、
> > 政党条件を満たすのに、もう1人議員が必要だった小沢の利益が合致した為でした。
> > ですから、小沢が更に大きな相手と組み、それが山本の利益に反するなら、
> > 互いに手を離して、元に戻るだけの話では無いでしょうか?

> そうでしょうね。一応、統一会派は組んで、その上「一か月以内に合併」を目指す方針となったようですが、
> そうなれば、山本太郎も無所属に戻るでしょうね。さて、次は彼どうするんでしょう?

いや別に、私は必ずしも、山本太郎が無所属に戻るとは限らないと思ってますよ。
まあ、山本は今回の改選なので、無所属で戦う可能性も十分ありそうですが、
それこそ本人が天秤に掛けて、合流の方に利があると考えれば、そう動こうかと。
そもそも、それくらいの柔軟性が無ければ、小沢と組むなんて出来てないでしょうし。

> > で、国民民主党の方の利益に関しては、これは単純に、
> > 議員たちが、再選できる可能性が高まるからでは無いでしょうか?
> > という事で、再選の為には、「小沢にも すがる」といった感じなのでは?

> 何だか情けないというか…。私、意外と国民民主党には少し期待していました。
> 「対決より解決」「つくろう、新しい答え」という路線は、立憲民主党がやっている、
> とことん対決・抵抗と一線を画していますし、民進党時代のプラカード戦法から脱却しました。
> 私にとっては、野党のあるべき姿に近い党だったのですが…。

是々非々で挑む対案型の野党。
確かに、パッと見は良さそうに感じますけど、
でも冷静に考えてみて、それって現実的だと思います?
与党が安定的なら、そんな対案など聞き入れる必要がありませんし、
本気で案を入れさせるなら、与党に入るしかありません。
玉川さんのおっしゃる野党像は、「与党内野党(非主流派)」でしか為し得ず、
実際の野党がそれをやっても、「何でも反対」以上に無意味な気がします。

また、野党は「何でも反対」と言われますが、8割くらいの法案は賛成しており、
残る2割の反対は、是々非々の非の部分には当たらないのでしょうか?
結局の所、そういう事を主張する政党は、与党にも野党にもなれず、
中途半端な「ゆ党」として、自己満足に陥るだけなのが関の山ですからねえ・・・・
本当により良い解決策を探り、新しい答えを作るのであれば、
それは政権交代でしか為し得ない訳ですけど、ゆ党では、その候補になり得ませんし、
いざと言う時に、与党の補完装置として利用され、ポイ捨てされるのがオチです。

> 私は、二大政党制に反対の立場です。
> なので、小選挙区制にも反対で、できれば、参議院選挙のように、
> 中選挙区と全国比例代表制を組み合わせた制度が良いと思っています。

どんな選挙制度であっても、一長一短があるので、
小選挙区制に反対であったり、いろいろ意見はあって良いと思いますけど、
小選挙区でも大選挙区でもない中選挙区は、凄く中途半端な制度ですし、
比例代表と組み合わせると言った、2つの制度の合体も、
結局は、両制度の長所が弱まり、短所が強まる傾向があるんですよねえ・・・・
ぶっちゃけた話、選挙に限らず、どんなシステムにおいても、
可能な限りシンプルに徹する事が最良のように、私などは感じます。

あと、何であれ制度というのは、「こうしたい」という目的像があり、
それに即する形で、制度が作られる訳なのですが、
「中選挙区&比例制」というのは、一体どんな狙いが含まれているのでしょうか?

> (勿論解散有りで、一度に選挙)
「解散あり」が、「もちろん」なんですか!?
不信任可決による解散はまだしも、政権側がフリーハンドで解散を打てるのは、
あまりに与党有利な制度であり、政治の混乱や国民の不信を招きやすい為、
欧米では認めてない国々も多く、日本がモデルにしたイギリスも、
近年は、恣意的な解散を防ぐ目的で、固定任期法が施行されましたからねえ。
そもそも日本国憲法を読んでも、首相に解散権があるとされる第7条の解釈は、
自衛権はあると解釈される第9条以上に、かなり無理のある解釈だと私は思いますし・・・・
ちなみに、立憲民主党の枝野も、別に憲法改正自体には反対ではなく、
解散権の制限案であれば、彼の長年の持論なので、話に乗ってくる事もあろうかと。

> ぶっちゃけ自民党も、55年体制以前のように、
> 保守ハト派とタカ派に分かれてしまった方が良いと思ったりします(絶対ないでしょうけど)。
> それで、世情・国際情勢・国内情勢に合わせて、
> 政権を組み替えていくのが良いかと思ったりします。

中小政党を乱立させるのであれば、完全比例制が1番でしょうね(笑)。
でもまあ、現実的にそういった政党が乱立する国の議会を見ると、
政策討議が深まる所か、政局不安定でゴタゴタが解消しない国ばかりな気も?
それでも何とかやれてる国は、幾つかの政党が1つのグループを作り、
グループ同士による擬似的な2大政党制になってる所が、ほとんどでしょうし・・・・

> それと、衆議院をそう改革するなら、参議院も改革してしまった方が良いですね。
結局、日本の参議院って、非常に中途半端ですからねえ。
現行憲法だと、参院は権限が強すぎるのに、その存在意義は希薄なので・・・・
一院制にするなり、今とは異なる役割を与えるなり、
何か改革が必要だとは思いますけど、改憲という高いハードルがあるんですよね。
改憲をせずに、衆参の価値を変えるなら、極端な案ですけど、
衆議院は完全小選挙区で、参議院は完全比例制でも、良いとは思いますが。
(参議院で多様な意見を容れつつ、無理なら衆議院の2/3条項で押し通すと・笑)

あと、参院の比例は、非拘束名簿で個人名も書けるのですから、
いっその事、1人で3名分を得票すれば、その議員は3票持っても面白いかも(笑)。
もともと参議院は良識の府として、党派を組まないのが原則でしたが、
現実的に議会を滞り無く回す為に、今では完全に政党政治になってますし、
最初の理想に少しでも戻そうとすれば、それくらい極端な事をしても良いかと。
人気投票に近くなるかも知れませんが、まあ、それはそれで。

> 参議院は、地方の意見を汲み取ることを最優先として、日本維新の会の案のように、
> 地方首長が参院議員と兼任可能にするのも手だと思います。(ただ、地理的に難しいと思います)

それをやるなら、何も知事本人が兼務しなくても、
国政専任の副知事を設ければ良いのでは?
しかし、そもそも論として、そこまで地方を重視するのであれば、
現状の都道府県では、規模も権限も財源も小さ過ぎますから、
もしも本気でやるなら、道州制とセットな気がします。

ちなみに、これと似た制度としては、ドイツの連邦参議院があり、
各州政府の首相や大臣が出席し、各州の人口比に応じた投票権を投じます。
また、フランスでは、欧州では珍しい強力な中央集権制ですが、
その替わりにと言いますか、数年前に兼職が禁止されるまで、
市長や地方議員が、国会議員を兼務する事が多かったです。
そしてイギリスの上院は、選挙で選ばれない非公選議員なので、
権限は極端に縛られてる替わりに、下院よりも質の高い議論が行われます。
あまり効果は望めませんが、インテリ層向けのガス抜きには役立ちますね(笑)。

ただ、日本国憲法46条で、こう↓定められてますからねえ。
「参議院議員の任期は、六年とし、三年ごとに議員の半数を改選する。」
改憲抜きには、大胆な参議院改革も出来ないと・・・・
でも逆に考えれば、任期6年で、3年ごとに選挙をすれば良いので、
例えば、道州に人口比に応じた議席数を割り振り、
あとは各州ごとに、好きに議員を選出してもらっても良いんですよね(笑)。
極端な話、州知事の任期を3年か6年にして、知事選と参院選を同時に行い、
知事と参院の候補をセットにして選べば、似たような効果は望めるかも?

> そうでなければ、以前私が言ったかもしれませんが、
> 米国のように都道府県ごとに若干名選出するスタイルがいいかなと思います。

アメリカの上院に準ずれば、全県1人区ですね。
って、地方政治の独立性が乏しい、今の日本のシステムのままだと、
国政の情勢に応じて、与党の圧勝か?野党の圧勝か?の両極端に触れそうですが。

> (追伸・もし今日本が『多党制』になったら(妄想に近いです(笑)))
> ・保守党(保守タカ派・総裁:安倍晋三)
> ・自由新党(保守ハト派・代表:岸田文雄(?))
> ・国民民主党(中道)+自由党
> ・立憲民主党(中道左派)
> ・日本維新の会(保守(地方分権派))+希望の党(保守)
> ・日本共産党(左派)
> ・社会民主党(左派)

公明党の姿が見えないですけど、ついに自民党と合体ですか?(笑)
あと、本当に自民党が2つに分裂したならば、
維新・希望・国民あたりの議員も、細野のように、
晴れて、分裂した旧自民のどちらかに所属できるのでは?
自民党に空きがなかったから、渋々野党をやってる面々も多いでしょうし。


[22158] Re2:国民民主党と自由党の合併(続き)。立法府改革案(3週間遅れの返信m(_ _)m)返信 削除
2019/2/21 (木) 20:06:47 玉川大納言

▼ 徳翁導誉さん
> > > > 特に山本太郎氏や森裕子氏は脱原発派ですので、一部再稼働派の国民民主党とは合わないはずです。
> > > > 仮に本当に合流するにしても、二人は無所属になるか立憲に行くかになるでしょうが、
> > > > 国民民主党にとっては、この合流はあまり意味のないように思えます。

> > > 例えば自由党も、山本太郎と小沢一郎が手を組んだのは、
> > > 政党政治である日本の国会において、
> > > 単なる無所属の一議員では、活動に限界のあった山本と、
> > > 政党条件を満たすのに、もう1人議員が必要だった小沢の利益が合致した為でした。
> > > ですから、小沢が更に大きな相手と組み、それが山本の利益に反するなら、
> > > 互いに手を離して、元に戻るだけの話では無いでしょうか?

> > そうでしょうね。一応、統一会派は組んで、その上「一か月以内に合併」を目指す方針となったようですが、
> > そうなれば、山本太郎も無所属に戻るでしょうね。さて、次は彼どうするんでしょう?

> いや別に、私は必ずしも、山本太郎が無所属に戻るとは限らないと思ってますよ。
> まあ、山本は今回の改選なので、無所属で戦う可能性も十分ありそうですが、
> それこそ本人が天秤に掛けて、合流の方に利があると考えれば、そう動こうかと。
> そもそも、それくらいの柔軟性が無ければ、小沢と組むなんて出来てないでしょうし。
>

そうしたら今度はアントニオ猪木氏が会派入りしましたね。

> > > で、国民民主党の方の利益に関しては、これは単純に、
> > > 議員たちが、再選できる可能性が高まるからでは無いでしょうか?
> > > という事で、再選の為には、「小沢にも すがる」といった感じなのでは?

> > 何だか情けないというか…。私、意外と国民民主党には少し期待していました。
> > 「対決より解決」「つくろう、新しい答え」という路線は、立憲民主党がやっている、
> > とことん対決・抵抗と一線を画していますし、民進党時代のプラカード戦法から脱却しました。
> > 私にとっては、野党のあるべき姿に近い党だったのですが…。

> 是々非々で挑む対案型の野党。
> 確かに、パッと見は良さそうに感じますけど、
> でも冷静に考えてみて、それって現実的だと思います?
> 与党が安定的なら、そんな対案など聞き入れる必要がありませんし、
> 本気で案を入れさせるなら、与党に入るしかありません。
> 玉川さんのおっしゃる野党像は、「与党内野党(非主流派)」でしか為し得ず、
> 実際の野党がそれをやっても、「何でも反対」以上に無意味な気がします。
> また、野党は「何でも反対」と言われますが、8割くらいの法案は賛成しており、
> 残る2割の反対は、是々非々の非の部分には当たらないのでしょうか?
> 結局の所、そういう事を主張する政党は、与党にも野党にもなれず、
> 中途半端な「ゆ党」として、自己満足に陥るだけなのが関の山ですからねえ・・・・
> 本当により良い解決策を探り、新しい答えを作るのであれば、
> それは政権交代でしか為し得ない訳ですけど、ゆ党では、その候補になり得ませんし、
> いざと言う時に、与党の補完装置として利用され、ポイ捨てされるのがオチです。

そういう考え方もありましたか…。
使い捨てにされるだけでは、政党としてやっていけなくなってしまって、
衰退が加速する可能性も孕む、ということですね。
>
> > (勿論解散有りで、一度に選挙)
> 「解散あり」が、「もちろん」なんですか!?
> 不信任可決による解散はまだしも、政権側がフリーハンドで解散を打てるのは、
> あまりに与党有利な制度であり、政治の混乱や国民の不信を招きやすい為、
> 欧米では認めてない国々も多く、日本がモデルにしたイギリスも、
> 近年は、恣意的な解散を防ぐ目的で、固定任期法が施行されましたからねえ。
> そもそも日本国憲法を読んでも、首相に解散権があるとされる第7条の解釈は、
> 自衛権はあると解釈される第9条以上に、かなり無理のある解釈だと私は思いますし・・・・
> ちなみに、立憲民主党の枝野も、別に憲法改正自体には反対ではなく、
> 解散権の制限案であれば、彼の長年の持論なので、話に乗ってくる事もあろうかと。
>

言われてみれば!!
これが、自民党一強が続く要因の一つなんでしょうね…。

> > ぶっちゃけ自民党も、55年体制以前のように、
> > 保守ハト派とタカ派に分かれてしまった方が良いと思ったりします(絶対ないでしょうけど)。
> > それで、世情・国際情勢・国内情勢に合わせて、
> > 政権を組み替えていくのが良いかと思ったりします。

> 中小政党を乱立させるのであれば、完全比例制が1番でしょうね(笑)。
> でもまあ、現実的にそういった政党が乱立する国の議会を見ると、
> 政策討議が深まる所か、政局不安定でゴタゴタが解消しない国ばかりな気も?
> それでも何とかやれてる国は、幾つかの政党が1つのグループを作り、
> グループ同士による擬似的な2大政党制になってる所が、ほとんどでしょうし・・・・

ですよね…。例えばチリとかも、ピノチェト政権崩壊後、
左派系グループと右派グループの二大グループで政権交代が行われていますね。
ただどうやら、最近になって急進左派グループが第三勢力として力を伸ばしているようですが。
(例が、微妙ですみません)
>
> > それと、衆議院をそう改革するなら、参議院も改革してしまった方が良いですね。
> 結局、日本の参議院って、非常に中途半端ですからねえ。
> 現行憲法だと、参院は権限が強すぎるのに、その存在意義は希薄なので・・・・
> 一院制にするなり、今とは異なる役割を与えるなり、
> 何か改革が必要だとは思いますけど、改憲という高いハードルがあるんですよね。
> 改憲をせずに、衆参の価値を変えるなら、極端な案ですけど、
> 衆議院は完全小選挙区で、参議院は完全比例制でも、良いとは思いますが。
> (参議院で多様な意見を容れつつ、無理なら衆議院の2/3条項で押し通すと・笑)
>
> あと、参院の比例は、非拘束名簿で個人名も書けるのですから、
> いっその事、1人で3名分を得票すれば、その議員は3票持っても面白いかも(笑)。
> もともと参議院は良識の府として、党派を組まないのが原則でしたが、
> 現実的に議会を滞り無く回す為に、今では完全に政党政治になってますし、
> 最初の理想に少しでも戻そうとすれば、それくらい極端な事をしても良いかと。
> 人気投票に近くなるかも知れませんが、まあ、それはそれで。
>
> > 参議院は、地方の意見を汲み取ることを最優先として、日本維新の会の案のように、
> > 地方首長が参院議員と兼任可能にするのも手だと思います。(ただ、地理的に難しいと思います)

> それをやるなら、何も知事本人が兼務しなくても、
> 国政専任の副知事を設ければ良いのでは?
> しかし、そもそも論として、そこまで地方を重視するのであれば、
> 現状の都道府県では、規模も権限も財源も小さ過ぎますから、
> もしも本気でやるなら、道州制とセットな気がします。

(道)州制に関しては、自民党は消極的でしょうね……。

> ちなみに、これと似た制度としては、ドイツの連邦参議院があり、
> 各州政府の首相や大臣が出席し、各州の人口比に応じた投票権を投じます。
> また、フランスでは、欧州では珍しい強力な中央集権制ですが、
> その替わりにと言いますか、数年前に兼職が禁止されるまで、
> 市長や地方議員が、国会議員を兼務する事が多かったです。
> そしてイギリスの上院は、選挙で選ばれない非公選議員なので、
> 権限は極端に縛られてる替わりに、下院よりも質の高い議論が行われます。
> あまり効果は望めませんが、インテリ層向けのガス抜きには役立ちますね(笑)。

小沢一郎も、参議院の代わりに「権力なき貴族院」をおいて(彼自身も転籍して)、
高所からの議論をさせるべき、と言っていましたね。
>
> ただ、日本国憲法46条で、こう↓定められてますからねえ。
> 「参議院議員の任期は、六年とし、三年ごとに議員の半数を改選する。」
> 改憲抜きには、大胆な参議院改革も出来ないと・・・・
> でも逆に考えれば、任期6年で、3年ごとに選挙をすれば良いので、
> 例えば、道州に人口比に応じた議席数を割り振り、
> あとは各州ごとに、好きに議員を選出してもらっても良いんですよね(笑)。
> 極端な話、州知事の任期を3年か6年にして、知事選と参院選を同時に行い、
> 知事と参院の候補をセットにして選べば、似たような効果は望めるかも?
>
> > そうでなければ、以前私が言ったかもしれませんが、
> > 米国のように都道府県ごとに若干名選出するスタイルがいいかなと思います。

> アメリカの上院に準ずれば、全県1人区ですね。
> って、地方政治の独立性が乏しい、今の日本のシステムのままだと、
> 国政の情勢に応じて、与党の圧勝か?野党の圧勝か?の両極端に触れそうですが。
>
> > (追伸・もし今日本が『多党制』になったら(妄想に近いです(笑)))
> > ・保守党(保守タカ派・総裁:安倍晋三)
> > ・自由新党(保守ハト派・代表:岸田文雄(?))
> > ・国民民主党(中道)+自由党
> > ・立憲民主党(中道左派)
> > ・日本維新の会(保守(地方分権派))+希望の党(保守)
> > ・日本共産党(左派)
> > ・社会民主党(左派)

> 公明党の姿が見えないですけど、ついに自民党と合体ですか?(笑)
> あと、本当に自民党が2つに分裂したならば、
> 維新・希望・国民あたりの議員も、細野のように、
> 晴れて、分裂した旧自民のどちらかに所属できるのでは?
> 自民党に空きがなかったから、渋々野党をやってる面々も多いでしょうし。

公明党は、単にど忘れしていました(苦笑)
公明党は、支持母体のことを抜きにすれば、基本的に中道政党だと思います。


[22179] Re3:国民民主党と自由党の合併(続き)。立法府改革案(3週間遅れの返信m(_ _)m)返信 削除
2019/2/28 (木) 21:37:39 徳翁導誉

> > > (勿論解散有りで、一度に選挙)
> > 「解散あり」が、「もちろん」なんですか!?
> > 不信任可決による解散はまだしも、政権側がフリーハンドで解散を打てるのは、
> > あまりに与党有利な制度であり、政治の混乱や国民の不信を招きやすい為、
> > 欧米では認めてない国々も多く、日本がモデルにしたイギリスも、
> > 近年は、恣意的な解散を防ぐ目的で、固定任期法が施行されましたからねえ。

> 言われてみれば!!
> これが、自民党一強が続く要因の一つなんでしょうね…。

それでも今までは、任期満了まで1年を切ってから行うのが暗黙の了解でしたけど、
安倍内閣が政権を奪還して以降は、とにかく政権維持が最優先となって、
これが守られなくなり、自民党にとって有利(野党にとって不利)なタイミングを狙い、
解散を打つケースが続いてしまっているんですよね・・・・

> > 中小政党を乱立させるのであれば、完全比例制が1番でしょうね(笑)。
> > でもまあ、現実的にそういった政党が乱立する国の議会を見ると、
> > 政策討議が深まる所か、政局不安定でゴタゴタが解消しない国ばかりな気も?
> > それでも何とかやれてる国は、幾つかの政党が1つのグループを作り、
> > グループ同士による擬似的な2大政党制になってる所が、ほとんどでしょうし・・・・

> ですよね…。例えばチリとかも、ピノチェト政権崩壊後、
> 左派系グループと右派グループの二大グループで政権交代が行われていますね。
> ただどうやら、最近になって急進左派グループが第三勢力として力を伸ばしているようですが。

近年、世界的に台頭してきているのは、急進的な極右や極左と言うよりも、
単なるポピュリズム右派とポピュリズム左派なんじゃないですかねえ?
立ち位置が違うように見えても、合わせ鏡になっているだけで、本質的には一緒と(苦笑)。

あと、2大政党制ではなく、中小政党による連立政権のタイプだと、
国民による選挙の結果ではなく、選挙後の政局によって政権が誕生するので、
政権に対する責任の所在が不明瞭となり、有権者の政治離れを招き易いですし、
それに何より、少数派の意見が、必要以上に強くなりがちなんですよねえ・・・・
もちろん2大政党制の方も、多数派が少数派を数で押し切る欠点が出やすく、
それはそれで問題なのですが、少数が多数を振り回すよりは幾分マシかも?
少数派の意見を尊重するのは、もちろん大切な事ではありますけど、
少数派が多数派を押さえ付けるのは、正直言って健全な姿では無いでしょうからねえ。

例えば、大多数の人は関心を持たない弱者に対する救済案を、
小政党が連立に入る事で、実現できたりするのは良い面ですけど、
でも実際の所は、少数派の既得権を守ったり、主張をねじ込まれたりなど、
悪い面が出る事の方が多いような気がします。
ただし、これは表裏一体の面でしょうから、難しい所ではありますが・・・・

> > > 参議院は、地方の意見を汲み取ることを最優先として、日本維新の会の案のように、
> > > 地方首長が参院議員と兼任可能にするのも手だと思います。(ただ、地理的に難しいと思います)

> > それをやるなら、何も知事本人が兼務しなくても、
> > 国政専任の副知事を設ければ良いのでは?
> > しかし、そもそも論として、そこまで地方を重視するのであれば、
> > 現状の都道府県では、規模も権限も財源も小さ過ぎますから、
> > もしも本気でやるなら、道州制とセットな気がします。

> (道)州制に関しては、自民党は消極的でしょうね……。

自民党が道州制に消極的と言うよりも、
安倍総理にとって優先度が低いと言う方が、妥当な表現かも?
当人の本気度はどうあれ、小泉内閣の頃は、道州制に関する議論が進んでましたし、
政権を奪還した2012年の衆院選時に、自民党は、
「5年以内の道州制導入を目指す」という政権公約を掲げてましたからねえ。
少なくとも自民党は、旧民主党よりも遥かに、道州制を目指していた政党です。

ただし道州制に関しては、強硬に反対する人は多い一方、熱烈に賛成する人は少ない為、
安倍内閣としては優先度が低い以上、下手に敵を増やして無駄な苦労を負うくらいなら、
議論を店晒しにして、無理に話を進める必要は無いと考えているのだろうと思います。
実際、党内の道州制推進本部も昨年廃止しちゃいましたしね・・・・
と言いますか、そもそも道州制に関して、本腰を入れてる政党があるかと言うと?
地域政党が土台の維新は一応、道州制への移行を掲げていますけど、
提言内容の中身は、自民党案よりも薄い気がしますからねえ。
まあ維新の場合、大阪都構想の方に手一杯で、道州制なんて先の先なのかも知れませんが。

> > そしてイギリスの上院は、選挙で選ばれない非公選議員なので、
> > 権限は極端に縛られてる替わりに、下院よりも質の高い議論が行われます。
> > あまり効果は望めませんが、インテリ層向けのガス抜きには役立ちますね(笑)。

> 小沢一郎も、参議院の代わりに「権力なき貴族院」をおいて(彼自身も転籍して)、
> 高所からの議論をさせるべき、と言っていましたね。

国家レベルの公的なシンクタンク&チェック機関で良いのかも?
と、個人的には思いますけどね、参議院は。
下手に権限が無い方が、知見を活かした自由な議論が行えるでしょうし、
1つの指針が示される事は、与党にとっても、野党にとっても、意味があるかと。
あとは、予算の使い方は衆議院が決めるけど、予算の使われ方は参議院が監査するとか、
国際条約の批准みたいに、長期的な視野が必要な分野だけは、
国益が政局に左右されないよう、参議院に優越を認めるとかですね。

> > > (追伸・もし今日本が『多党制』になったら(妄想に近いです(笑)))
> > > ・保守党(保守タカ派・総裁:安倍晋三)
> > > ・自由新党(保守ハト派・代表:岸田文雄(?))
> > > ・国民民主党(中道)+自由党
> > > ・立憲民主党(中道左派)
> > > ・日本維新の会(保守(地方分権派))+希望の党(保守)
> > > ・日本共産党(左派)
> > > ・社会民主党(左派)

> > 公明党の姿が見えないですけど、ついに自民党と合体ですか?(笑)

> 公明党は、単にど忘れしていました(苦笑)
> 公明党は、支持母体のことを抜きにすれば、基本的に中道政党だと思います。

「中道左派」という分類があるなら、公明党も、一応そこじゃないですかねえ?
まあ、宗教政党だからという事もありますけど、
創価学会の創設者である牧口常三郎は、戦時中に獄死した教育者でしたし、
現会長の池田大作も兄を戦死で失っており、学会の実働部隊も婦人部ですから、
平和主義と言いますか、とにかく戦争には反対のスタンスでしたからねえ。
ただし昨今、公明党が自民党と連立政権を組み始めてから、早20年が経ち、
政権与党としての利益と妥協により、学会や信徒との軋轢も生じてきていて、
野党時代のように、中道左派と言い切るのも難しい現状なのかな?

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