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[21970] 雑談返信 削除
2018/11/24 (土) 20:24:29

前回の雑談で話していた、本を買った件のその後ですが、
韓非子は読了しました。
十八史略は途中です。暇なとき読もうと持ち歩いていますが、結局ペースが遅い状態です。
宋名臣言行録、貞観政要は、パラパラとめくってみた程度で、まともに読んでいません。
…と書いて思いましたが、全体として全然読めてませんね。
小さい頃は本が大好きだったのに、最近はそもそも本を読まなくなってしまいました。

三国志のゲームを作ろうとしている件は、
開発環境はJavaからC#に変えました。
色んな環境で動いて欲しいとJavaで作っていたのですが、
結局C#の方が書きやすいので、まずは作れないと意味がない、ということで移りました。
C#、UWPで、通信はせず、プログラムごとダウンロードして遊べる、という感じで、
デスクトップアプリと呼ぶのかな?そういう形態で作っています。
マップに地名を割り振るのは、何回か少し作っては作り直して結局まだ2〜3割でしょうか。
プログラミングの方が楽しいので、データの部分は後回しになってしまってます。
といっても、プログラム自体もこの調子だと完成するのが何年後なのか、という進捗具合ですが…。


[21984] 読書とプログラムの話返信 削除
2018/11/29 (木) 21:06:38 徳翁導誉

> 前回の雑談で話していた、本を買った件のその後ですが、
> 韓非子は読了しました。
> 十八史略は途中です。暇なとき読もうと持ち歩いていますが、結局ペースが遅い状態です。
> 宋名臣言行録、貞観政要は、パラパラとめくってみた程度で、まともに読んでいません。

中国史関連で言うと、私は最近、漢詩に手を出し始めましたね。
「杜甫や李白は、人類史上でも最高峰のラッパーなのでは!?」という、
愚にも付かない考えが浮かんだ事が、確か初めのキッカケだったかな?(笑)
でも結局、私は日本人だからか、書き下し文が最も心情的に刺さって、
昔、NHKで早朝に放送されていた「漢詩紀行」のDVDを見つつ、
「漢文は日本の古典なのだな」と、江守徹の朗読に改めて認識させられました。

その一方で、韻を踏む中国語オリジナルの良さにも感じ入り、
出来れば自分でも漢詩を作れないものかと思ったのですが、
(一応、私は第二外国語で中国語を選んでました)
平仄やら、韻律やら、古音やらと、なかなかにルールが厳しく、
結局は、思っただけで終わっちゃいましたね・・・・

もう、いっその事、漢詩のルールに沿って、
候補の漢字を出してくれるプログラムでも作ろうかと考えもしましたが、
そこまでコンピューターに頼るなら、「漢詩AI」でも作ろうかという気分に(苦笑)。
今は俳句だってAIが詠む時代なのですから、漢詩を詠んだって良いはずです!!
先日はNHKで、芸人が育てた「お笑いAI」で大喜利対決する番組もありましたし。

> …と書いて思いましたが、全体として全然読めてませんね。
> 小さい頃は本が大好きだったのに、最近はそもそも本を読まなくなってしまいました。

逆に私は、ここ1ヶ月ほど、人生で最も本を読んだ気がします。
私は読むスピードが遅いので、そこまでの冊数では無いですが、
それでも、空いてる時間は、ほぼ読書に費やす感じで、
この1ヶ月間に、30冊くらいは読んだかも知れませんね。

それこそ「最近、私が個人的に興味のあるネタ」というのに繋がる話ですが、
いま最も考えているのが、「教科統合とデジタル教科書」の事でして、
「なぜ私自身は、学校の勉強が合わなかったのか?」を考えた時に、
教科・科目や学校区分の縦割り、受験勉強と学問との乖離にあると思い、
まあ、教科書とまでは行かずとも、サーバー移転に伴う新コンテンツとして、
「何か作れないかなぁ?」となったのがキッカケでした。
まずは簡単なレジュメを作るにしても、教科横断のモノを仕上げるのなら、
それ相応の知識が必要かと思い、苦手分野や学際分野を補完する感じで。

あと、紙媒体ではなくネットなのですから、
今後導入が進むデジタル教科書の在り方についても、いろいろ考えてみようかな?と。
このサイトでも、ゲームだったり、動画だったりという形で、
歴史の魅力を伝えようという試みは、行ってきましたしね。
(この前、YouTubeを確認したら、合計で800万再生を超えてました)

その一方で、これは別のスレッドでも話した事ですけど、
高校2年の夏休みまでは、人生で読んだ本は全部で2〜3冊ほどでした(苦笑)。
「この一球」という、プロ野球選手たちのエピソード集と、
題名は忘れましたが、椋鳩十という児童文学作家の動物の本。
あとは他に、何か読んだかなぁ?という感じです。
・・・って、こうやって挙げてみて、改めて気が付きましたけど、
私って中学生の頃、1冊も本を読んでませんね!?(笑)

ちなみに、この1ヶ月で読んだ数学関連の本としては、
古代エジプト数学とか、ピュタゴラス学派の数学と音楽とか、和算と算額とかで、
それ以外にも、もう1度キチンと数学を勉強し直そうかと思い、
200年前のガロアを理解できるくらいを目標に、復習してみようかと検討中(笑)。
ついでに、最近興味あるネタの中から、歴史関連も書き出すと、
「セルジューク朝の歴史と政治体制」と、「豊臣政権の経済金融政策と存続if」ですね。
この辺は、知的欲求に応じてくれる書籍が見つからなかったので、
疑問やモヤモヤがそのまま残り、スッキリしない状態が続いています・・・・


> 三国志のゲームを作ろうとしている件は、
> 開発環境はJavaからC#に変えました。
> 色んな環境で動いて欲しいとJavaで作っていたのですが、
> 結局C#の方が書きやすいので、まずは作れないと意味がない、ということで移りました。
> C#、UWPで、通信はせず、プログラムごとダウンロードして遊べる、という感じで、
> デスクトップアプリと呼ぶのかな?そういう形態で作っています。

ところで、ゲームのシステム面に関しては、どれくらい練り込まれてます?
もちろんプログラムも大事ですけど、それはあくまで構想を具現化する手段であって、
全ての肝となるのは、やはり構想部分であるシステム面ですからねえ。
「そこは秘密にしたい」という事なら、もちろん全然構わないのですが、
私の経験からすると、いろいろ話してみて見えてくる事もありましたからねえ。

> マップに地名を割り振るのは、何回か少し作っては作り直して結局まだ2〜3割でしょうか。
そう言えば結局、「中国歴史地図集」の購入検討って、どうなりました?
サンプル画像の方で、用は足りた感じでしょうか?

> プログラミングの方が楽しいので、データの部分は後回しになってしまってます。
> といっても、プログラム自体もこの調子だと完成するのが何年後なのか、という進捗具合ですが…。

プログラミングと数学は、似通った部分がありますからねえ。
数学が専門の官さんにとっては、やはり相性が良いのでは?(笑)
ツール・ライブラリーなどを活用すれば、それなりにプログラムは作れますけど、
美しいフロー・チャートを描く為には、数学の論理的思考力が重要な気がしますし。
・・・って、そんな事を書きつつ、いま気付いたのですが、
他者に説明を要する場合とかは別ですけど、自分だけの場合は、
いつも頭の中で図を描くだけで、実際に目に見える形で描いた事は無いかも?
でもまあ、これも1つの数学的センス・・・なのかな?(苦笑)


[21989] Re:読書とプログラムの話返信 削除
2018/11/30 (金) 20:35:57

▼ 徳翁導誉さん
> 中国史関連で言うと、私は最近、漢詩に手を出し始めましたね。
漢詩ですか。
自分が初めて漢詩に触れた時は、そのエネルギー量に圧倒された記憶があります。
発音は分からないのですが、言霊というか字霊?表現が難しいですがそういうものを強く感じました。
自分のイメージなのですが、日本の俳句や短歌は文言を極限まで削ぎ落とした洗練された美しさ、
絶句や律詩などの漢詩は、字の凄みからエネルギー・躍動感を感じ、それぞれ違った長所が見えて、
初めてそう思った時は視野が広がった気持ちになったものです。
性質としての本質というより、知っている句がそう感じるものだったからかもしれませんが。

> もう、いっその事、漢詩のルールに沿って、
> 候補の漢字を出してくれるプログラムでも作ろうかと考えもしましたが、
> そこまでコンピューターに頼るなら、「漢詩AI」でも作ろうかという気分に(苦笑)。

それはまた、かなり進んだ話ですね。
実現が可能そうなことなのでしょうか?私には仕組みが想像付きません。

> 逆に私は、ここ1ヶ月ほど、人生で最も本を読んだ気がします。
> 私は読むスピードが遅いので、そこまでの冊数では無いですが、
> それでも、空いてる時間は、ほぼ読書に費やす感じで、
> この1ヶ月間に、30冊くらいは読んだかも知れませんね。

人生で最も本を読んだ、ですか。
それでも一か月に30冊は多いですね。
逆に私はどんどん本から離れていってる気がします。

> それこそ「最近、私が個人的に興味のあるネタ」というのに繋がる話ですが、
> いま最も考えているのが、「教科統合とデジタル教科書」の事でして、
> 「なぜ私自身は、学校の勉強が合わなかったのか?」を考えた時に、
> 教科・科目や学校区分の縦割り、受験勉強と学問との乖離にあると思い、

学校の勉強は自分も合わないと感じていました。
とはいえそもそも学校の勉強が合うと思う人があまり数がいるとは思いませんが。
科目の縦割りについては、ラングランズプログラムという言葉を聞いたことがあります。
学問の間に隙間はなく繋がっているとか、そんな意味合いで聞きましたね。
徳翁導誉さんの言いたいことと意味合いがズレていたらすみません。

> まあ、教科書とまでは行かずとも、サーバー移転に伴う新コンテンツとして、
> 「何か作れないかなぁ?」となったのがキッカケでした。

なるほど、楽しみです。
自分も何か協力できれば、とも思うのですが、出過ぎたことにならないかとも思い、
力になれたらなりたい思いはあるのですが、何と言ったらいいのか分かりません。

> ちなみに、この1ヶ月で読んだ数学関連の本としては、
> 古代エジプト数学とか、ピュタゴラス学派の数学と音楽とか、和算と算額とかで、
> それ以外にも、もう1度キチンと数学を勉強し直そうかと思い、
> 200年前のガロアを理解できるくらいを目標に、復習してみようかと検討中(笑)。

ガロアといえば、圏論でしたっけ。
自分も今は理解できていません。
学校(高校まで)で習ったことでは躓いたことはなかったのですが、
習ってない分野だと知識不足もあって理解できていないものも多いです。
ピュタゴラス学派で数学と音楽が出てくるというのは、
昔のヨーロッパでは音楽がキリスト教と密接だったので物理学や数学を説明する時に音楽を利用した、
と聞いたことがありますが、そういうことなのですかね。

> ところで、ゲームのシステム面に関しては、どれくらい練り込まれてます?
> もちろんプログラムも大事ですけど、それはあくまで構想を具現化する手段であって、
> 全ての肝となるのは、やはり構想部分であるシステム面ですからねえ。
> 「そこは秘密にしたい」という事なら、もちろん全然構わないのですが、
> 私の経験からすると、いろいろ話してみて見えてくる事もありましたからねえ。

秘密にはするつもりはないですね。
何ならソースコードごと公開したいくらいです、迷惑だと思うので止めますが。
システム面については、頭の中ではほぼ固まっています。
それがなかなか実装が追い付いていないですが。
実装してみて分かることもあるでしょうので、今ある頭の中のイメージで完成体ではないと思っています。

システムの大枠は、KOEIから出ていたのと似た感じです。
ただ、武将は戦争でボロボロ亡くなり、金欠に喘ぎ、都市もボロボロになってゆく、という感じにしたいです。
CPUの頭脳が上手く作れる自信がないですが・・。
ちなみにそうしたいのは、戦争への皮肉を込めようとしているためです。
後世から見て戦乱は話題になることではありますが、反戦のメッセージ性をできれば込めてみたいのです。
シナリオは後から作成できるようにしたいので外部からCSVファイルで読み込むようにしています。(現在は小規模なテストデータのみ)
現在は1勢力しか存在せず、それで操作して内政の感じを調整している過程・・のはずなのですが、
データの保持する型を変えていて対応途中なので今は動きません。

> そう言えば結局、「中国歴史地図集」の購入検討って、どうなりました?
> サンプル画像の方で、用は足りた感じでしょうか?

はい、サンプル画像を見てやってます。それで足りている感じです。

> ツール・ライブラリーなどを活用すれば、それなりにプログラムは作れますけど、
> 美しいフロー・チャートを描く為には、数学の論理的思考力が重要な気がしますし。
> ・・・って、そんな事を書きつつ、いま気付いたのですが、
> 他者に説明を要する場合とかは別ですけど、自分だけの場合は、
> いつも頭の中で図を描くだけで、実際に目に見える形で描いた事は無いかも?

自分もフローチャートを書いたのは学生の時くらいです。
今は頭の中でも書いてないです。良いのか悪いのか分かりませんが。
構造的に美しいかどうかは分かりませんが、
とりあえず、変数や関数名は名前を見ただけで機能が分かるように付ける努力をしています。
名前を付けるのに困ったときは、機能の分割の仕方を疑います。
やっているうちに、関数を細かく分けるようにはなりましたね。
経験で改善する所が多いので、最初から読みやすいのを作れたかというとそうではなかった気がします。


追記(11/30)、別のツリーの内容ですがこちらに
> 官さんは以前の雑談で、「小説は苦手」との事でしたが、
> 銀英伝やガンダムの話が出ると言うことは、
> 同じ創作系でも、アニメは大丈夫だったんですね(笑)。

アニメは小説に比べると抵抗感は薄いですが、でもあまり見ませんね。
銀英伝は、ここのサイトでのゲームに触れてから興味を持って、昔のアニメを少し見ました。
ガンダムは職場で話をしている人がいるので聞こえてくるだけの知識です。
SFはジャンル的に自分で考えてしまうこともあるからか抵抗感はあまりない分野ではあります。

12/1 追記
>ピュタゴラス学派で数学と音楽が出てくるというのは、
>昔のヨーロッパでは音楽がキリスト教と密接だったので物理学や数学を説明する時に音楽を利用した、
>と聞いたことがありますが、そういうことなのですかね。
考えてみたら、ピュタゴラスってキリスト以前の人でしたっけ。
キリスト教とは違う話かもしれません。
別の宗教として関係があるかどうかはわかりませんが。


[21997] 教科統合とデジタル教科書&数学の歴史返信 削除
2018/12/6 (木) 20:50:31 徳翁導誉

> > もう、いっその事、漢詩のルールに沿って、
> > 候補の漢字を出してくれるプログラムでも作ろうかと考えもしましたが、
> > そこまでコンピューターに頼るなら、「漢詩AI」でも作ろうかという気分に(苦笑)。

> それはまた、かなり進んだ話ですね。
> 実現が可能そうなことなのでしょうか?私には仕組みが想像付きません。

私に、まともな漢詩AIプログラムが作れるかは別として、
現実的に可能か否かで言えば、可能だと思います。
既に、俳句を詠んだり、小説を書いたりするAIはありますし、
漢詩の場合、五言絶句で20文字、七言律詩でも56文字ですからねえ。

しかも漢詩は、韻律や平仄などの厳しいルールにより、
ある文字を使えば、別の場所で使える文字も限られてくるので、
そうした文字の候補をパッと出せるのは、コンピューターの強みであり、
また漢詩は、過去の名句を引用するのを好む傾向がありますからねえ。
データとして読み込ませる過去の名句は数多くありますし、
それらの主語・動詞・目的語を解析できれば、
どの場所に、どの文字を入れれば、好まれる詩が出来るかも解るかと?
そして最後に人間が添削を重ねれば、自然な詩が作れるようになると思います。

> > それこそ「最近、私が個人的に興味のあるネタ」というのに繋がる話ですが、
> > いま最も考えているのが、「教科統合とデジタル教科書」の事でして、
> > 「なぜ私自身は、学校の勉強が合わなかったのか?」を考えた時に、
> > 教科・科目や学校区分の縦割り、受験勉強と学問との乖離にあると思い、

> 学校の勉強は自分も合わないと感じていました。
> とはいえそもそも学校の勉強が合うと思う人があまり数がいるとは思いませんが。

それだとそれで、「今の学校教育とは何ぞや!?」って話になっちゃいますけどね(笑)。

> 科目の縦割りについては、ラングランズプログラムという言葉を聞いたことがあります。
> 学問の間に隙間はなく繋がっているとか、そんな意味合いで聞きましたね。
> 徳翁導誉さんの言いたいことと意味合いがズレていたらすみません。

う〜ん、私も詳しくは知りませんが、
「ラングランズ・プログラム」というのは、数学分野の統合だった気が・・・・
ただ、私の言ってる意味合いとしては、そんなにズレていないかと?
医学で言うなら、各臓器ごとに専門医が居て、それぞれに特化するのは良いですが、
全ての臓器は繋がり、人体を構成している以上、
専門分野だけでなく、そちらも学ぶ必要はあるだろうと言う事ですね。
「まさか頭痛の原因が、肺の疾患にあるとは」と、原因不明に陥っては困りますので。

まあ、理科という科目で言えば、物理・化学・生物・地学に分けられますけども、
物理化学や生物物理、地球物理など、それらは1つに纏める事も可能ですし、
実際、生物学をミクロに突き詰めれば化学や物理の分野となり、
実用面に進めば医学、マクロに進めば環境学などにも繋がってきます。
また教科間においても、数学や工学は理科とは切り離せない関係性がありますし、
文明というのは、常に人類の進歩と共にあったのですから、全て歴史に繋がります。
で、この歴史こそ、全ての学問を結び付けうる「幹」になれると思うんです!!
それこそ、古代の文明から話を始めれば、
全ての教科内容は、小中学生でも理解できるレベルからスタートしますし、
そこから1歩1歩と段階を踏んでいけば、高校や大学のレベルまで辿り着くはずです。
しかも、全教科の中でも歴史というのは、人々の関心を惹きやすい、
言い換えれば、娯楽性の高い教科のように思うんです。
テレビで歴史の番組は多くあれど、物理や数学の番組は皆無ですからねえ(苦笑)。

あと、学校区分の縦割りという面では、学問の階段はキチンとあるのに、
中学から高校、高校から大学と、階段の途中で扉(受験)があり、
その年齢に達しないと、扉が開かないシステムというのは、違う気がするんですよね。
例えば物理ですと、高校の段階では微積分を使いませんから、
いきなりポンと公式が現れて、それを丸暗記して用いるだけの内容になります。
これでは学問として面白い訳がありませんけども、
高校で学ぶ範囲があり、受験はそこまでしか出ないとなると、
そこはもう、扉を開けて次に進む為にも、時間を費やさざるを得なくなります。
なので、現実的に受験というシステムがあるのは、あるで仕方ないにしても、
興味がある子供には、次の階段に進めるようなモノがあって良いのでは無いかと?
それこそ日本史なんて、小・中・高と何周するんだ?って話ですし(笑)。
例えば昆虫や恐竜の分野であれば、小学生でも大人顔負けの知識を持つ子は多い訳で、
ステップさえ確実に踏んでいけば、定められたカリキュラム範囲などに関係なく、
中学生や高校生でも、大学の内容を理解できる子は多いと思うんですよねえ。

ですから、X軸を地域、Y軸を分野、Z軸を時間として、
3次元的に教科書を構成できれば、全ての地域と、数々の分野を押さえつつ、
時間の経過(人類の進化)を辿りながら、それらを段階的に学べるのではないかと?
(古代エジプト数学について調べたのも、数学史のスタート地点を探る一環でした)
もちろん、こうした構成は、従来の紙媒体では表現が困難であり、
デジタルだからこそ、十分に表現できる面があると思うんですよね。
また、動画で解説したり、ゲームで演習したり、掲示板で質疑応答したり、
閲覧解析で項目表示をしたり、Wiki投稿で項目追加を出来たりしたり、
タグを辿って興味の赴くまま独学できたり、リストを作成・公開したりなど、
いま登場しているデジタル化教材の内容以上の事が、もっと出来るはずなんです。
そもそも、現状の教科書は図説が少なく、資料集の方が解りやすいくらいですし。
(私自身は超アナログ派なので、紙媒体による表現法も考えたりはします・苦笑)
まあ、それら全てを個人で行うのは、まず無理な話でしょうけど、
基本となる芯だけを作って、好奇心をそそる種だけはふんだんに撒いておき、
あとは各分野の「名著」を紹介して、方向性を誘導するくらいは出来るかも?と。
ネットが一般化して何が良くなったかって、自らが欲する有益な情報を、
手軽に、たくさん、正確に得られる環境になった事ですからねえ。

と、何だか抽象的な話ばかりになったので、少し具体例を挙げますと(笑)、
例えば長篠の戦いで、鉄砲を大量投入した織田信長の話は有名ですけど、
これは信長の先見性の凄さと言う以上に、それだけの火薬を手に入れた凄さなんです。
黒色火薬というのは、木炭・硫黄・硝石から作られる訳ですが、
木炭や硫黄は別として、この硝石に関しては、基本的に輸入に頼ってましたからねえ。
それこそ、大量の硝石を購入するには、莫大な費用がかかる訳ですし、
海外からそれを輸入する貿易港も押さえねばならず、これは経済学の話に繋がります。
また、黒色火薬がなぜ爆発するかと言えば、
 「2KNO3+S+3C → K2S+N2+3CO2」
という化学反応により、気体の体積が一気に増えるからで、これは化学の話です。
そして、硝石というのは、排泄物に含まれる尿素が分解される事でアンモニアを生じ、
そのアンモニアを亜硝酸菌や硝酸菌が分解して、硝酸カリウムを作るのは生物学。
それを人工的に行い、培養により硝石を増産する方法が、五箇山と白川郷だけにあり、
その秘伝法が外部に流出しなかったのは、両集落がそれだけ秘境にあった為で、
それだけ隔絶された環境だったからこそ、昔の集落が残って世界遺産になると。
途中からは脱線気味でしたが、脱線こそが好奇心をくすぐる要素でもありますしね(笑)。

こんな感じで、歴史の幹に、たくさんの枝葉を付ける格好でも良いと思います。
本の形式であれば、左ページで歴史の流れを追いつつ、右ページで関連分野の解説とか。
従来みたいに、出来るだけ情報を詰め込もうとして、無理に網羅化し、
単語を列記するばかりで、内容的に却って無味乾燥になってしまうくらいなら、
その分野の作品や人物から1つ選び、1ページ使って解説した方が良いと思うんです。
そして、それで関心を抱いた人に対しては、キチンと案内板さえ示せておければ、
何もそこで全てを解説しなくても、他の作品や人物は個々に独学してくれるでしょうし。

> > まあ、教科書とまでは行かずとも、サーバー移転に伴う新コンテンツとして、
> > 「何か作れないかなぁ?」となったのがキッカケでした。

> なるほど、楽しみです。
> 自分も何か協力できれば、とも思うのですが、出過ぎたことにならないかとも思い、
> 力になれたらなりたい思いはあるのですが、何と言ったらいいのか分かりません。

まあ、一般人の素人が「教科書を作ろう」などとすれば、
それこそ一生モノに近い大テーマになっちゃいそうですからねえ(笑)。
とは言え、軸となる大きな幹や枝の部分を、大まかに考えるくらいは出来るかも?
まずは、幹となる歴史部分の大まかな大筋を「章」立てし、
続いて、太い枝となる各教科の「節」を幹から伸ばして、
それで骨格が定まれば、中身となる「項目」を枝葉として肉付けしていく流れで、
盆栽作りじゃないですけど、やってみながら、途中で章や節を弄るのも良し。
全体的なイメージとしては、そんな感じですけど、最初の取っ掛かりとしては、
要するに、「いきなり本文は難しいにしても、章や節の目次作りくらいなら」と。
これだけでしたら、今の基礎知識でも、十分に行えそうですしね。

ただ、本当にコンテンツ化するなら、もう少し軽いテーマを扱う方が現実的かも?
例えば、「Q&Aで学ぶ世界史」みたいな感じでしたら、
お題となる「質問(Question)」の部分を、掲示板で募集とかは出来ると思います。
また、あまり巨大すぎないテーマとして、まずは歴史を軸として据えて、
「地政学で見る世界史」とか、「世界史国家図鑑」とか、
「庶民生活で辿る日本史」とか、「日本史の転換期」とか、
「世界史や日本史のリレー大河動画」なども、考えてはいます。

まず最初に、「地政学で見る世界史」であれば、
世界史に、地理や政治学も絡める事が出来る上、
地政学を学ぶ上で、歴史を教材として活用する事が出来ます。
一昔前に比べると、最近は地政学という単語を目にする機会が増えましたが、
自論を正当化する為だけに用いられる事が、多いような気がしますしねえ。
まあ個人的には、NHKのブラタモリを、世界版で見てみたい思いがある一方、
その実現性は皆無に近いと思うので、こうなれば自力で調べてみて、
更に地学の要素も加えてみるのも、面白いかも知れません。

続いて、「世界史国家図鑑」は、歴史上の英雄という個人の単位に対して、
組織という集団の単位は、どうも人々の関心を呼び難い面があるのか、
人物図鑑はあっても、国家図鑑というのは、あまり無いように思うんです。
逆に私などは、「人間がどういう組織を作ったのか?」というテーマが、
意外と好きな方ですから、そういうコンテンツがあっても良いかな?と。
これの場合、1人用ゲームの「Super三國志」や「ナポレオンの野望」を、
全世界&全時代に対応したバージョンを作り、
ゲームを遊びながら、国家や君主を覚えていく形の案もありますね。

また逆に、「世界史や日本史のリレー大河動画」の方は、
ベタに個人へと焦点を当てて、数十人の英雄人物史を動画で通して見る事で、
(科学者や芸術家なども扱えば、100人くらいは行きそうですが・笑)
結果的に、世界史や日本史の流れが理解できる感じです。
最近はあまり言われませんけど、以前は大河ドラマとかも、
「歴史の勉強になるから」と、学校で薦められたモノでしたしね。
とりあえず、日本史版で考えた素案25名がコチラ↓
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s21670#21670
ちなみに世界史版は、まだ素案すら出来て無いので、雑談ネタには出来るかも?
もちろん日本史版の方でも、何か意見があれば大歓迎ですけどね!!

で、これも以前から思っている事なのですが、
歴史の勉強と言うと、どうしても政治史や偉人史に偏り過ぎていて、
私たちのような一般庶民が、各時代にどう暮らしてきたかは学ばないんですよね。
だからこそ、「庶民生活で辿る日本史」という授業があって良いと言いますか、
本来であれば、そちらの方こそを重要視すべきなのでは?と感じています。
私たちの先祖が、何を食べ、何を楽しみ、どう暮らしてきたのかを理解する。
そうしないと、現在の生活が、どういう経緯の上で成り立っているかとか、
生活と政策・政治との関わり具合とかも、なかなか理解され難いのでは無いかと?
いま私たちが、当たり前のように享受しているライフ・スタイルにも、
先祖たちの積み重ねてきた、様々な歴史がある訳ですからねえ。

そして最後に、これは王道の直球勝負かも知れませんけど、
何だかんだ言って、歴史で最も人気があるのは、
戦国や幕末など、歴史が大きく転換する激動期なのですから、
「日本史の転換期」という事で、おいしい所だけに絞って解説すると(笑)。
でも実際、そういう時代の転換期というのは、詳しく扱えば、
古い時代と新しい時代を両方とも描ける、歴史上のポイントですからねえ。
泰平の世になってしまえば、次の動乱期まで、
社会などのシステムが大きく変化する事は、基本的には少ないので、
その転換点だけを、しっかりと押さえてしまえば、結構多くを理解できる気もします。
極端な話、人気の3分野である「戦国・幕末・大戦」の前後をガッチリ学べば、
ここ500年間の歴史は、ある程度、把握できるでしょうし。

> > ちなみに、この1ヶ月で読んだ数学関連の本としては、
> > 古代エジプト数学とか、ピュタゴラス学派の数学と音楽とか、和算と算額とかで、
> > それ以外にも、もう1度キチンと数学を勉強し直そうかと思い、
> > 200年前のガロアを理解できるくらいを目標に、復習してみようかと検討中(笑)。

> ガロアといえば、圏論でしたっけ。
> 自分も今は理解できていません。
> 学校(高校まで)で習ったことでは躓いたことはなかったのですが、
> 習ってない分野だと知識不足もあって理解できていないものも多いです。

いや、さすがに圏論までは・・・・
20世紀の数学は、私の手に負える範囲かどうか?(苦笑)
とりあえずは、群論が目標ですね。
やはりガロアは、歴史上の数学者の中でも人気が高いですし、
いかにガロアが天才とは言え、200年前に、10代で導き出した理論ですから、
21世紀の人間として、そこくらいには辿り着けたらなぁ、と(笑)。

逆に言うと、数学は専門外なので、
歴史の流れと共に数学を追っていった場合、
始めは、「エジプト→ギリシャ→アラビア・インド→近世欧州」と進むとして、
(本来ならバビロンから始めるべきですが、60進法なので混乱するかな?と)
終わりを、どの辺りに設定するかが、いまいち見えて来ていない所も・・・・
物理学との絡みから、17世紀のニュートンまでは必須として、
18世紀のオイラーくらいまで行くのは妥当な所でしょうし、
そこを越えてとなると、19世紀初頭のガロアあたりかなぁ?と。
私の感覚ですと、20世紀以降の数学は、一般人には手に負えないイメージですし。
まあ、ラマヌジャンとかブルバキ集団、21世紀ならペレルマンなど、
数学自体ではなく、数学者の方にスポットを当てるなら、可能だとは思いますがね。

ちなみに日本史限定の場合は、和算と算額をフル活用です!!(笑)
特に算額は、世界の文化的に見ても異質な存在ですし、
幾何学の問題が描かれた絵馬は、視覚的にも興味をそそらせますからねえ。
更に踏み込むなら、算木を使って、高次方程式の近似解を求めても良いですが、
現代の一般的な数学とは離れていきますし、計算もなかなか面倒ですので、
「凄いな」とは素直に感心しますけど、教科書的には算額レベルで十分かな?と。
いや、でも、江戸時代の和算の凄さを実感してもらうには、逆に敢えて入れるべき?
どうせ「日本スゴイ」を欲する層が居るなら、中身も伴った方が良いでしょうし。
(って、算木も多分に漏れず、中国から伝わったモノではありますがね・笑)

> ピュタゴラス学派で数学と音楽が出てくるというのは、
> 昔のヨーロッパでは音楽がキリスト教と密接だったので物理学や数学を説明する時に音楽を利用した、
> と聞いたことがありますが、そういうことなのですかね。
>
> 12/1 追記
> 考えてみたら、ピュタゴラスってキリスト以前の人でしたっけ。
> キリスト教とは違う話かもしれません。
> 別の宗教として関係があるかどうかはわかりませんが。

そうですね、ピュタゴラスは紀元前6世紀の人です。
まあ、数々の神話が息づく古代ギリシャの社会において、
「万物の根源は数である」という思想を唱えた人物でしたから、
時代的にも、数学者であり、哲学者であり、宗教家であるという感じで、
その集団も、学派と呼ぶよりは「教団」と呼ぶ方が、時代状況には合う気がします。
現代なら「世界は数学で動いてる」と唱えても、単に科学者と思われるだけでしょうが、
2600年前に、そんな思想を唱えたら、神を信じぬ新興宗教の一団にしか見えないと(笑)。

で、そのピュタゴラス教団における数学は、4つの科に分けられてまして、
まずは、連続するモノと、離散するモノとがあり、
動的に連続するのが「天文学」、静的に連続するのが「幾何学」、
絶対的に離散するのが「数論」、相対的に離散するのが「音楽」とされてました。
要するに、教団内においては音楽とは、数学を構成する4元素の1つだったと。
しかも侮れないのが、楽器の弦の長さと、心地良い音との間に法則性を見出し、
シンプルな整数比から音階を定めたモノが、現代のドレミの基礎になっている点ですね。
これを「ピタゴラス音律」と言います。
ちなみに天体の惑星も、この音階の比と同じように並んでいると考えたそうですが、
さすがに、そこまでシンプルに世界は出来ていない事を、私たちは知っています(笑)。
でもまあ、音楽の中に数学を見付けるというのは、凄い事だとは思いますし、
ピタゴラスの定理や、正五角形の作図など、数学での功績は言うに及ばずです!!
数学史だけでなく、音楽史としても、ピュタゴラスは避けては通れない存在ですね。

あと、宗教と音楽に関しては、何もキリスト教に限らず、
多くの宗教において、大なり小なり音楽との関係はありました。
と言いますか、音楽限定ではなく、芸術全体と言っても良いかも?
文字が読めなかったり、難しい教義が理解できない人でも、
音楽や絵画であれば、感覚的に心情へ訴える事が可能ですし、
建築や彫刻が伝える荘厳さというのは、百万の言葉より有効でしょうから。
(だからこそ、理性を重んじるイスラム教では、芸術との関係性が複雑に)
逆に言うと、中世・近世以降の芸術の変遷というのは、
宗教的題材からの独立というテーマも、1つにあったと思います。
特に西洋美術史に関しては、その辺の模索や葛藤が顕著に見られますね。

ついでに言うと、近代以降は、新たに登場した写真との戦いになり、
現代となると、既成概念との戦いになるのですが、
これらも数学同様、その流れを順に追っていかないと、理解不能に陥るかも?
(数学とアートの関係性というのも、深堀すれば面白いテーマかも知れません)
で、20世紀最高の作品と言われる、マルセル・デュシャンの「泉」がコチラ↓
https://casabrutus.com/wp-content/uploads/2019/09/0913duchamp1_666.jpg
ぶっちゃけ、普通の小便器にサインをしただけの作品で、
ピカソの絵すら「何だこりゃ!?」な人には、意味不明でしょうけど、
アートの文脈を辿っていくと、「これは凄い!!」と感じるようになると。
・・・って、そんな心境に辿り着くのが、正しい事なのかは解りませんが(苦笑)。
ちなみに、この作品は今週末まで、上野の国立東京博物館で見られます。

> > ところで、ゲームのシステム面に関しては、どれくらい練り込まれてます?
> > もちろんプログラムも大事ですけど、それはあくまで構想を具現化する手段であって、
> > 全ての肝となるのは、やはり構想部分であるシステム面ですからねえ。

> システム面については、頭の中ではほぼ固まっています。
> それがなかなか実装が追い付いていないですが。
> 実装してみて分かることもあるでしょうので、今ある頭の中のイメージで完成体ではないと思っています。
> システムの大枠は、KOEIから出ていたのと似た感じです。
> ただ、武将は戦争でボロボロ亡くなり、金欠に喘ぎ、都市もボロボロになってゆく、という感じにしたいです。
> CPUの頭脳が上手く作れる自信がないですが・・。

昔はよく、ネットの専用掲示板で、歴史ゲームについての話をしたものですが、
今みたいに、AIが囲碁や将棋のプロ棋士を破るなんて夢物語だった当時、
「どうにか強い思考ルーチンが作れないか?」というのも、
よく挙がる話題の1つだった事を思い出しました。
当時は今以上に、基本的に1人用のゲームが多かったので、
コンピューターが強くないと、やはり歯ごたえが無いですからねえ・・・・
だからと言って、よくあった光栄のゲームみたいに、
コンピューターがチートをして強いというのでは、満足できないと(笑)。

そこで考えられたのが、「こういうゲームを遊びたい」という
プレイヤー側の欲求を叶えたシステムだと、なかなか強いルーチンは作れず、
結果的に、満足できるプレー内容にならないのであれば、
いっその事、コンピューターが得意とする分野を踏まえて、
そこを前提にシステムを組み立てたら、どうだろう?というのがありました。
ここのゲームですと、「どきどき南北戦争」や「4次元オセロ」などが、
そうした作り方をしてますね(面白味には欠けるかも?・苦笑)。
http://www.geocities.jp/kingo_chuunagon/civil_war/civil_war.html
http://www.geocities.jp/tokuou_douyo/4D_Othello/4D_Othello.html

って、官さんは光栄のゲームとかプレーされたりするんですか?
90年代の頃は、男子の一定数はプレーする分野でしたけども、
21世紀に入って以降、無双シリーズは別として、
歴史SLGをする子供の数は、かなり減ってしまった印象があるのですが?
あと、私が実際にプレーしていたのも、その頃までなので、
一口に「KOEIから出ていたのと似た感じ」と言っても、
武将風雲録あたりの時代を思い浮かべる私とは、イメージが異なる可能性も?(笑)
正直な話、現在の光栄ゲームがどうなっているか、ほぼ知らない為、
逆に、現在プレーしている方が居られれば、感想を聞いてみたい所はありますね。

> > そう言えば結局、「中国歴史地図集」の購入検討って、どうなりました?
> > サンプル画像の方で、用は足りた感じでしょうか?

> はい、サンプル画像を見てやってます。それで足りている感じです。

先週末、久しぶりに神保町を訪れてみたのですが、
以前より古書店の数が減り、すっかり「カレーの街」へと変貌してましたね・・・・
ただ、そんな中でも、中国関連の書籍を扱う東方書店や内山書店には、
「中国歴史地図集」が置かれており、古本街の息吹はまだ残ってるなと感じました!
(ちなみに全巻セットで、東方書店は税抜2万円、内山書店は同2万4100円でした)

> 追記(11/30)、別のツリーの内容ですがこちらに
> > 官さんは以前の雑談で、「小説は苦手」との事でしたが、
> > 銀英伝やガンダムの話が出ると言うことは、
> > 同じ創作系でも、アニメは大丈夫だったんですね(笑)。

> アニメは小説に比べると抵抗感は薄いですが、でもあまり見ませんね。
> 銀英伝は、ここのサイトでのゲームに触れてから興味を持って、昔のアニメを少し見ました。
> ガンダムは職場で話をしている人がいるので聞こえてくるだけの知識です。
> SFはジャンル的に自分で考えてしまうこともあるからか抵抗感はあまりない分野ではあります。

銀英伝は、今年放送された新作の方ではなく、30年前の旧作の方でしたか(笑)。
という事は、ガンダムの話とかも、世代的には近年の作品でも良さそうですが、
実際は40年前の第1作が、未だにメインだったりするんですかねえ?
CMとかで使われるガンダム・ネタとかも、シャアやアムロが多いですし。

・・・って、CMで使われるのは、それだけ世間の認知度も高いという事であり、
CMで使われる事で、その認知度は更に高まるという面があるとは思いますが、
パロディ・ネタも多い為、イメージを壊してる面もあるような気がします。
制作側からすれば、元ネタを知ってて当然な前提で弄ってるんでしょうけど、
特にハイジなんて、元の作品すら知らない若い世代からしたら、
CM内でのキャラクター像の方が、元のイメージになってる可能性も?(苦笑)


[22011] Re:教科統合とデジタル教科書&数学の歴史返信 削除
2018/12/16 (日) 18:38:09

▼ 徳翁導誉さん
(漢詩について)
> しかも漢詩は、韻律や平仄などの厳しいルールにより、
> ある文字を使えば、別の場所で使える文字も限られてくるので、
> そうした文字の候補をパッと出せるのは、コンピューターの強みであり、
> また漢詩は、過去の名句を引用するのを好む傾向がありますからねえ。

確かにルールが厳格で厳しい方がコンピュータの強みが出そうですね。

> そして最後に人間が添削を重ねれば、自然な詩が作れるようになると思います。
添削なしで機能するには相当大変そうだなと思っていましたが、やっぱり添削は要るということでしたか。

(学問について)
> > 科目の縦割りについては、ラングランズプログラムという言葉を聞いたことがあります。
> > 学問の間に隙間はなく繋がっているとか、そんな意味合いで聞きましたね。

> 「ラングランズ・プログラム」というのは、数学分野の統合だった気が・・・・

自分はテレビで学問全体についてのように使われているのを聞いたのですが、
元々は数学分野だけの概念だがそれを拡張した考え方、ということだったのかもしれません。

> で、この歴史こそ、全ての学問を結び付けうる「幹」になれると思うんです!!
> それこそ、古代の文明から話を始めれば、
> 全ての教科内容は、小中学生でも理解できるレベルからスタートしますし、
> そこから1歩1歩と段階を踏んでいけば、高校や大学のレベルまで辿り着くはずです。

ラングランズプログラム(の拡大解釈かな)の考え方は熟しきった学問を想定しているようですが、
歴史を追って学問の発展を追うアプローチもいいですね。
というか前提条件の関係でそちらのアプローチの方が現実的なのかもしれません。

> 中学から高校、高校から大学と、階段の途中で扉(受験)があり、
> その年齢に達しないと、扉が開かないシステムというのは、違う気がするんですよね。

上限がほぼ決められている上、テストなどで底上げを試みる一方、受験では切り捨ててしまうので、
平均的に平凡な成績であれば恩恵を受けられるのかもしれませんが、
得意分野一点集中というタイプは割を食ってしまう気がします。
「日本人は平均すると能力は高いが突出した人材は少ない」といったことを聞いたことがありますが、
その教育システムがそうさせているのかなと思ったりします。
とはいえ外国の教育について知識が少ないので、比べるとどう違うのか、という具体的な見識はないですが。
まあ仕方ない面があるというかそれが必ずしも悪いとも思いません。

>例えば物理ですと、高校の段階では微積分を使いませんから、
>いきなりポンと公式が現れて、それを丸暗記して用いるだけの内容になります。

あまりはっきりとは覚えていませんが、微分・積分は高校で習ったような。
とはいえ、公式を丸暗記しようとしていた人が多かったとは思います。

> ステップさえ確実に踏んでいけば、定められたカリキュラム範囲などに関係なく、
> 中学生や高校生でも、大学の内容を理解できる子は多いと思うんですよねえ。

そうだと思います。

(新コンテンツ案について)
> ですから、X軸を地域、Y軸を分野、Z軸を時間として、
> 3次元的に教科書を構成できれば、全ての地域と、数々の分野を押さえつつ、
> 時間の経過(人類の進化)を辿りながら、それらを段階的に学べるのではないかと?

地域は統合されていくでしょうし、分野も分割の仕方が時代で変わっていくので、
そこを考えるのは難しいでしょうけど、アイディアとしては良いなと思います。

> 従来みたいに、出来るだけ情報を詰め込もうとして、無理に網羅化し、
> 単語を列記するばかりで、内容的に却って無味乾燥になってしまうくらいなら、
> その分野の作品や人物から1つ選び、1ページ使って解説した方が良いと思うんです。
> そして、それで関心を抱いた人に対しては、キチンと案内板さえ示せておければ、
> 何もそこで全てを解説しなくても、他の作品や人物は個々に独学してくれるでしょうし

言われてみると、確かにそうだと思います。

> まずは、幹となる歴史部分の大まかな大筋を「章」立てし、
> 続いて、太い枝となる各教科の「節」を幹から伸ばして、
> それで骨格が定まれば、中身となる「項目」を枝葉として肉付けしていく流れで、
> 盆栽作りじゃないですけど、やってみながら、途中で章や節を弄るのも良し。
> 全体的なイメージとしては、そんな感じですけど、最初の取っ掛かりとしては、
> 要するに、「いきなり本文は難しいにしても、章や節の目次作りくらいなら」と。
> これだけでしたら、今の基礎知識でも、十分に行えそうですしね。

なるほど。
となると構成を徳翁導誉さんが考えて、主に有志が本文を考えるという感じになるのでしょうか。

> 続いて、「世界史国家図鑑」は、歴史上の英雄という個人の単位に対して、
> 組織という集団の単位は、どうも人々の関心を呼び難い面があるのか、
> 人物図鑑はあっても、国家図鑑というのは、あまり無いように思うんです。

私は関心がありますが、出回っている情報ではまとまっているのが少ないなとは思っていました。
図鑑とは違うのかもしれませんが、世界地図ベースでおおよその勢力範囲が細かい時代別にデータがあって、
動画形式ではなく任意にそれぞれの画像を同じページで見れて、補足として各種文章が見れるというのがあればいいなと思ってはいました。
特に、なぜそうなった(とされている)かという解説があれば嬉しいですね。
歴史の資料集の最後に地域分けした国家の変遷が棒状の表現で載っていましたが、
北宋の次に南宋とあるのを見て、どういう意味で分かれているのか疑問に思いましたが当時は分かりませんでした。
(先生に聞いても教えてくれなかったですし、当時はネット環境もなかったので。今は分かります)
そういうところも、地図ベースで見ると意味が分かりやすくなると思ったのです。

> ゲームを遊びながら、国家や君主を覚えていく形の案もありますね。
なるほど、そのほうが堅苦しくなくて取っつきやすいでしょうね。
作るのは大変そうな気がしますが、あれば役に立つものだとは思います。

> で、これも以前から思っている事なのですが、
> 歴史の勉強と言うと、どうしても政治史や偉人史に偏り過ぎていて、
> 私たちのような一般庶民が、各時代にどう暮らしてきたかは学ばないんですよね。

あまり学ばないですね。私も欲しいと思いますが何故ないのか分かりません。

> 何だかんだ言って、歴史で最も人気があるのは、
> 戦国や幕末など、歴史が大きく転換する激動期なのですから、
> 「日本史の転換期」という事で、おいしい所だけに絞って解説すると(笑)。

人気はありますが、それだけに解説している所が多い気がしますし、
そこだけ改めて取り上げても旨味が少ない気はします。

(数学について)
> いや、さすがに圏論までは・・・・
> 20世紀の数学は、私の手に負える範囲かどうか?(苦笑)
> とりあえずは、群論が目標ですね。
> やはりガロアは、歴史上の数学者の中でも人気が高いですし、
> いかにガロアが天才とは言え、200年前に、10代で導き出した理論ですから、
> 21世紀の人間として、そこくらいには辿り着けたらなぁ、と(笑)。

あっ、群論から圏論に発展したのですね。で、当時の概念としては群論と。
よく分かっていませんでした。

(ピュタゴラスとその教団について)
> その集団も、学派と呼ぶよりは「教団」と呼ぶ方が、時代状況には合う気がします。
> 現代なら「世界は数学で動いてる」と唱えても、単に科学者と思われるだけでしょうが、
> 2600年前に、そんな思想を唱えたら、神を信じぬ新興宗教の一団にしか見えないと(笑)。

なるほど。

> 動的に連続するのが「天文学」、静的に連続するのが「幾何学」、
> 絶対的に離散するのが「数論」、相対的に離散するのが「音楽」とされてました。

動的に連続:天文学・静的に連続:幾何学、という表現は何となく分かる気がしますが、
絶対的に離散・相対的に離散という表現はよく分からないですね。
というかその並びだと、動的に離散・静的に離散という表現になりそうなんですが違うのですね。

(芸術について)
> これらも数学同様、その流れを順に追っていかないと、理解不能に陥るかも?
ピュタゴラス教団の流れから言葉を借りると、数学は内容的には「静的」な解釈のものがほとんどなので、
数学にばかり浸かっていると忘れそうになりますが、物事には「動的」な流れがありますからね。
ちなみに自分は芸術はあまりよくわかりません。

(プログラミングとかについて)
> って、官さんは光栄のゲームとかプレーされたりするんですか?
> 一口に「KOEIから出ていたのと似た感じ」と言っても、
> 武将風雲録あたりの時代を思い浮かべる私とは、イメージが異なる可能性も?(笑)

父親の影響で三國志VとWをやっていました。
それ以外には、プレイはしていませんがXと11のプレイ動画を見たりして、大体は掴んでいるつもりです。
信長の野望の方はほとんど知りません。

でも説明がざっくり過ぎたかもしれませんね。
もう少し細かく説明すると、こんな感じで考えています。
・コマンドで内政担当を配下の将(もしくは自身)に割り振って担当させる(実装)
・配下の配下とかが存在する、政治的な上下関係と軍閥的な上下関係が存在する(実装)
・戦闘は新史記みたいに1枚のマップ上に表現、ユニットで火計とかの発動も似た感じ、ただしマス目はそれより粗く、基本1部隊同士で1部隊1マス(未実装)
・現在、中原は多くのマスに城(県城)がある(マスの密度は悩み中)
・薄く広く守るのではなく、拠点を選んで定める感じを想定
・指令するフェイズと実行されるフェイズを別々に(現状の範囲で実装)
・能力パラメータは知・文・武の3つ、それと特技という項目がある
って書いてみたらあまり似てないような・・。
これで伝わるか分かりませんが、こんな感じです。

> 銀英伝は、今年放送された新作の方ではなく、30年前の旧作の方でしたか(笑)。
> という事は、ガンダムの話とかも、世代的には近年の作品でも良さそうですが、
> 実際は40年前の第1作が、未だにメインだったりするんですかねえ?

3部作と呼ばれる範囲(第3作まで?)がメインみたいです。

> 特にハイジなんて、元の作品すら知らない若い世代からしたら、
> CM内でのキャラクター像の方が、元のイメージになってる可能性も?(苦笑)

さすがにそれは分かると思いますが…。
自分もしっかり見たことはないですが断片で見聞きする中でイメージはありますし、CMのが違うのは分かります。

あと、メールを送っていますので、ご確認をお願いします。


[22018] Re2:教科統合とデジタル教科書&数学の歴史返信 削除
2018/12/21 (金) 20:24:14 徳翁導誉

> (漢詩について)
> > そして最後に人間が添削を重ねれば、自然な詩が作れるようになると思います。
> 添削なしで機能するには相当大変そうだなと思っていましたが、やっぱり添削は要るということでしたか。

う〜ん、その辺の話をし出すと、
凄い込み入った話になるので、興味がありますかどうか?(笑)

例えば、これが将棋や囲碁のAIでしたら、
そこには「勝利」という絶対的な基準が存在しますから、
以前は添削に頼ってましたけど、今では自己学習して強くなっています。
AIが人間レベルに近付くまでは、添削は有効な手段でしたけど、
機械学習で強くなれる段階まで来ると、人間は突き放されていく一方だと。

しかし、第5芸術と言われる詩を始めとして、芸術の世界というのは、
(哲学者ヘーゲルは、第1芸術を建築、以下順に彫刻、絵画、音楽、詩と定めました)
将棋や囲碁のような明確な基準が存在せず、その判断基準は個々の心の中にあります。
漢詩AIの場合、添削を重ねる事で、人間っぽい詩を作れるようにはなるでしょうし、
杜甫や李白などの詩を基準に学習させれば、その作風に似た詩を作るようになります。
これは将棋や囲碁のAIなら、名対局や名棋士の棋譜を基準にする行為に通じますね。
ですが一方で、こうした方法は、あくまで既存のレベルに追い付くだけの方法で、
更にそこを突き抜けて、人間を置き去りにするレベルの発展は難しいものですし、
仮にそこまで発展した場合、今度は人間側の理解力という問題が生じます(笑)。

将棋や囲碁みたいに、勝利という絶対的な基準があれば、
「意図は理解できないが、とにかく凄い」と受け入れる事も可能ですが、
心が基準となるアートの場合、そんな簡単な話にはなりませんからねえ・・・・
AI側が人間レベルに合わせるか? 人間側がAIレベルに近付くか?
結局は、その2つしかありませんけど、まあ現実的には、
二者択一ではなく前者と後者の割合で、それは基本的に前者寄りになるのでしょうね。
後者を進めて行くには、脳と機械の融合という近未来のステップが必要かも知れません。

まあ、それはさておき、詩と心の関係性に話を戻しますと、
誰の発言なのか、「文学とは感情のハッキングである」なんて言葉がありますが、
(私は、夏目漱石のアンドロイドに文学論を語らせるNHKの番組で耳にしました)
芸術というのは、どんな形であれ、心に変化を与える存在の事だと、私は考えています。
そして心とは、五感を中心とした「感覚」として脳内に入力されて、
喜怒哀楽などの「感情」として脳から出力されるモノだと思いますし、
その「感覚から感情へ」の行程の中で、作用に影響(干渉)を与えるのが、
記憶であったり、芸術であったり、薬物であったりだと思う訳です。
まあ時に、芸術や薬物などが、感覚の部分に直接作用するケースもあるでしょうけど、
基本的には、その流れは変わらないと思うんです。
で、個人的には、そうした流れをフローチャート化、可能なら公式化したいくらい、
この辺の話は凄く興味のある分野なのですが・・・正直、官さんは興味あります?(笑)
興味が無いのに話を続けても、意味不明の話でしょうから、きっと雑談にならないでしょうし。

> (学問について)
> > > 科目の縦割りについては、ラングランズプログラムという言葉を聞いたことがあります。
> > > 学問の間に隙間はなく繋がっているとか、そんな意味合いで聞きましたね。

> > 「ラングランズ・プログラム」というのは、数学分野の統合だった気が・・・・

> 自分はテレビで学問全体についてのように使われているのを聞いたのですが、
> 元々は数学分野だけの概念だがそれを拡張した考え方、ということだったのかもしれません。

私も「欧米には教科コラボ型の授業がある」という話は聞いた事がありますが、
そういう名称では無かった気がするんですよねえ・・・・
そもそも「ラングランズ」って、数学の大統一を提唱した数学者の名前ですし。

う〜ん、パッと思いつく単語だと「リベラル・アーツ」があるのですが、
日本語訳すると一般教養なので、日本の大学だとパンキョーとして、
「いかに楽して、単位を取るか」の代名詞的な意味合いになっちゃうんですよね(苦笑)。
まあ、100年くらい前までのヨーロッパの大学では、
言語学にまつわる三学(文法学・修辞学・論理学)と、
ピュタゴラス数学の四科(数論・幾何学・天文学・音楽)を合わせて、
「自由七科」と呼ばれるモノが、リベラル・アーツとされたらしいです。
(東洋で言えば、四書五経とか、琴棋書画の類ですかねえ?)
アメリカでは、少人数制のリベラル・アーツ・カレッジを卒業した後、
大学院や専門教育機関に進み、専門分野の勉強するエリートも多いのだとか。

> > で、この歴史こそ、全ての学問を結び付けうる「幹」になれると思うんです!!
> > それこそ、古代の文明から話を始めれば、
> > 全ての教科内容は、小中学生でも理解できるレベルからスタートしますし、
> > そこから1歩1歩と段階を踏んでいけば、高校や大学のレベルまで辿り着くはずです。

> ラングランズプログラム(の拡大解釈かな)の考え方は熟しきった学問を想定しているようですが、
> 歴史を追って学問の発展を追うアプローチもいいですね。
> というか前提条件の関係でそちらのアプローチの方が現実的なのかもしれません。

結局、学問も、文化も、歴史も、その全てが、
「人々の営み」により生まれ、そして積み上げてきたモノですからねえ。
ですので、世界史(=人類史)を辿っていく事により、
全ての学問・文化・歴史もまた、順々に辿っていけるはずなんです。

> > 中学から高校、高校から大学と、階段の途中で扉(受験)があり、
> > その年齢に達しないと、扉が開かないシステムというのは、違う気がするんですよね。

> 上限がほぼ決められている上、テストなどで底上げを試みる一方、受験では切り捨ててしまうので、
> 平均的に平凡な成績であれば恩恵を受けられるのかもしれませんが、
> 得意分野一点集中というタイプは割を食ってしまう気がします。
> 「日本人は平均すると能力は高いが突出した人材は少ない」といったことを聞いたことがありますが、
> その教育システムがそうさせているのかなと思ったりします。
> とはいえ外国の教育について知識が少ないので、比べるとどう違うのか、という具体的な見識はないですが。
> まあ仕方ない面があるというかそれが必ずしも悪いとも思いません。

これはこれで、話し出すと長くなる分野ではあるのですが(笑)、
まあ簡単に言うと、諸外国との最も大きな違いは、
日本の教育の場合は、基本的に「飛び級」の制度が無い事ですよね。
どれだけ大学に受かる学力を持っていても、
18歳になり、高校を卒業するまでは、大学を受験する事すら出来ません。

また、それに付随するような形で、いったん入学してしまえば、
十分な学力が無くても、ほぼ「自動的に進級・卒業」が出来てしまうと。
学力基準であれば、飛び級も留年も当たり前なのですが、
年齢基準のエスカレーター方式ですし、そこに学力が介在しない訳です。
だからこそ日本では、最も勉強すべき大学時代に、最も勉強をしないと(苦笑)。

戦前の学校制度下では、ある程度の飛び級は可能でしたし、
現在の大学が、旧制高校と旧制大学に分かれていた為、
そこでの進学時に、またもう一段階、勉強をしてたんですけどね。
ちなみに東大だけは、進学振分けという制度で、未だに戦前の進学方式を続けています。
(東大は3年進級時、1・2年時の成績順に、進みたい学部・学科を選べる方式)

> > 例えば物理ですと、高校の段階では微積分を使いませんから、
> > いきなりポンと公式が現れて、それを丸暗記して用いるだけの内容になります。

> あまりはっきりとは覚えていませんが、微分・積分は高校で習ったような。
> とはいえ、公式を丸暗記しようとしていた人が多かったとは思います。

はい、微分・積分は高校数学の最後で習います。
逆に言うと、だからこそ高校物理は、微積抜きで習うんですよね。
数学で習ってから物理でとなると、もう高校は卒業してますので(笑)。
でも、数学では微積を教えるという事は、高校生でも理解できる内容な訳で、
理屈の面だけで言えば、微積を使って高校生に物理を教えても良いはずなんです。
例えば運動方程式は、運動量を微分したモノだという事が解らなければ、
その式を丸暗記して、計算問題を解く事しか出来ませんからねえ・・・・

> (新コンテンツ案について)
> > ですから、X軸を地域、Y軸を分野、Z軸を時間として、
> > 3次元的に教科書を構成できれば、全ての地域と、数々の分野を押さえつつ、
> > 時間の経過(人類の進化)を辿りながら、それらを段階的に学べるのではないかと?

> 地域は統合されていくでしょうし、分野も分割の仕方が時代で変わっていくので、
> そこを考えるのは難しいでしょうけど、アイディアとしては良いなと思います。

う〜ん、軸という表現でしっくり来なければ、「タグ」という考えでも良いです。
例えば、「大宝律令」に関する項目があったとして、その記事には、
地域タグとして、「日本」や「東アジア」のタグが付いており、
分野タグとして、「法律」や「藤原氏」のタグが付いていて、
時間タグとして、「古代」や「7世紀」のタグが付いていると。
で、項目&記事自体は個々に独立して、無数に存在する為、
何のガイドも無いと、どう学んで良いか五里霧中になってしまいますが、
日本のタグを選ぶ事で、その記事の羅列は「日本史」の教科書になりますし、
法律&古代のタグを選べば、それは「古代法学」の教科書になります。
また、記事内容に対する「難易度」や「重要度」のタグも付ければ、
読者側の年齢や学力、学びたい範囲に応じた教科書が出来上がると。

つまり、従来ある既存の教科書というのは、
紙面数の物理的な限界や、利用側の要望から、事前にルートが決められているんです。
しかし、デジタル技術を用いる事で、個々が自由にルートを選ぶ事が出来、
場合によっては、好きな方向に枝分かれして行っても構わない訳です。
解りやすい例を用いるなら、新聞記事がそれに近いでしょうか?
ネットの新聞記事を読む場合、政治面・経済面・文化面・スポーツ面などの垣根や、
朝日・読売・毎日・産経などの垣根すら関係なく、好きな記事へ読み継げますし、
今日の記事も、昨日の記事も、数ヶ月前や数年前の記事も、隔たりがありません。
紙媒体である従来の新聞記事では、そうした読み方は出来ませんでした。
しかも教科書というのは、新聞は新聞でも、いわゆる一般紙ではなく、
扱う分野が特定分野に特化した業界紙に近い存在ですからねえ・・・・

逆に言えば、紙媒体の教科書で教科統合を考えた場合は、
様々な紙面からなる一般紙の構成が、参考になるような気がしています。
で、それに最も近い本が「クロニック全史」シリーズだと思います。
 世界全史 https://www.amazon.co.jp/dp/4062068915
 日本全史 https://www.amazon.co.jp/dp/406203994X
 戦国全史 https://www.amazon.co.jp/dp/4062060167
 20世紀史 https://www.amazon.co.jp/dp/4062026627
大きな図書館であれば、結構置いてありますので、興味がありましたら御覧下さい。
アナログ版(紙媒体)の場合なら、こういう事をやりたいというのが、
イメージ的に、解ってもらえるかも知れません。

> > まずは、幹となる歴史部分の大まかな大筋を「章」立てし、
> > 続いて、太い枝となる各教科の「節」を幹から伸ばして、
> > それで骨格が定まれば、中身となる「項目」を枝葉として肉付けしていく流れで、
> > 盆栽作りじゃないですけど、やってみながら、途中で章や節を弄るのも良し。
> > 全体的なイメージとしては、そんな感じですけど、最初の取っ掛かりとしては、
> > 要するに、「いきなり本文は難しいにしても、章や節の目次作りくらいなら」と。
> > これだけでしたら、今の基礎知識でも、十分に行えそうですしね。

> なるほど。
> となると構成を徳翁導誉さんが考えて、主に有志が本文を考えるという感じになるのでしょうか。

う〜ん、勿論そうなるのは理想ですけど、まあ現実的には無理でしょうね(笑)。
そうした方法で、それなりに上手く行ってるのは、Wikipediaくらいしか無い気がしますし、
第三者による追加や投稿が可能なシステムにするにしても、
まずは根幹となる部分をキチンと作り上げる必要があるでしょうし、
やはりそれは、1人なり、少人数なりでなければ、なかなか難しいと思います。
とは言え、1人で「ああでも無い、こうでも無い」と考えた所で、自ずと限界があるので、
1人語りであれ、対話的であれ、イメージ像だけでも掲示板で語りつつ、
なんとな〜く、骨格となる「章や節の構成」だけでも出来れば・・・と考えています(笑)。

って、これだけでは話の中身が漠然とし過ぎていて、よく解らないと思いますので、
誤解を恐れずに言ってしまえば、もしも「人類史」の教科書を作るとして、
どういった章立てをして、各章をどんな節に分けるか?って事ですよね。
既存の「世界史」の教科書であれば、第1章は古代文明になっていて、
その節はオリエント・エジプト・ギリシャなどに分けられ、
更に、例えばギリシャの節であれば、政治・戦争・文化などの項目の記事が並ぶと。
だいたい、章が全部で10前後、節が全部で200前後くらいが、一般的なのかな?
なので、まず最初は、10個くらいの大きな章と、各章20個くらいの節を考えたい訳です。
まあ、それくらいなら、いろいろ意見も貰えるかな?と思いまして(笑)。

> > 続いて、「世界史国家図鑑」は、歴史上の英雄という個人の単位に対して、
> > 組織という集団の単位は、どうも人々の関心を呼び難い面があるのか、
> > 人物図鑑はあっても、国家図鑑というのは、あまり無いように思うんです。

> 私は関心がありますが、出回っている情報ではまとまっているのが少ないなとは思っていました。
> 図鑑とは違うのかもしれませんが、世界地図ベースでおおよその勢力範囲が細かい時代別にデータがあって、
> 動画形式ではなく任意にそれぞれの画像を同じページで見れて、
> 補足として各種文章が見れるというのがあればいいなと思ってはいました。
> 特に、なぜそうなった(とされている)かという解説があれば嬉しいですね。
> 歴史の資料集の最後に地域分けした国家の変遷が棒状の表現で載っていましたが、
> 北宋の次に南宋とあるのを見て、どういう意味で分かれているのか疑問に思いましたが当時は分かりませんでした。
> (先生に聞いても教えてくれなかったですし、当時はネット環境もなかったので。今は分かります)
> そういうところも、地図ベースで見ると意味が分かりやすくなると思ったのです。

動画のようでありながら、任意の時代もじっくり見られるとなると、
それこそ、銀英大戦の過去ログのような形式が適しているかと思います。
あれなら、好きな年代へ自由に飛ぶ事が出来ますし、
自動変遷機能をオンにすれば、動画のように流れを追い事も出来ます。
また、時間を止めて、都市などにカーソルを合わせれば、基本情報も見られ、
戦争や条約などもアイコンで表示すれば、それらの詳細情報も見られます。

で、こうした形式は、世界史を年単位で追っていくのも面白いでしょうけど、
戦国時代や世界大戦などを、月単位や週単位で追っても面白いと思います。
やはり、変化が目に見えて解る方が、題材的に向いているでしょうから。
逆に言えば、短い動乱の後、長い泰平が続き、
他国からの侵攻も、海外への派兵も少ない日本史は、
マップでの視覚的な変化に乏しい為、あまり向かないでしょうね(笑)。

> > ゲームを遊びながら、国家や君主を覚えていく形の案もありますね。
> なるほど、そのほうが堅苦しくなくて取っつきやすいでしょうね。
> 作るのは大変そうな気がしますが、あれば役に立つものだとは思います。

ゲーム・システムは、ナポレオンの野望を拡張すれば良いですし、
全世界マップの方は、赤い嵐のモノを使い回しても良いですけど、
一番大変そうなのは、時代ごとのシナリオ作り(データ入力)ですかねえ?
でもまあ、この辺も、この都市を領有したのは、
何年から何年まで国家A、何年から何年まで国家Bと、一旦入力してしまえば、
数千年分のシナリオを、1年単位で選び放題に出来ますからねえ!!
言い換えれば、シナリオ選択年を動かす事で、勢力圏の変化も追える訳です(笑)。

また、国家や人物の詳細情報に関しては、
手抜きをするなら、Wikipediaの各項目にリンクして、自由の参照できても良いですし、
能力値の部分に、試験頻出度(重要度)の情報も加えれば、受験対策にも活きるかも?
各国の君主だけでなく、首相・内務・外務・陸軍・海軍・文化・科学・宗教など、
各部門の担当大臣を配置できるようにすれば、大体の人物はカバー出来そうですしね。
あと、ここのゲームでは基本的に今まで入れてきませんでしたが、
大きな出来事は、強制的にイベント発生させるのも、勉強的には良いのかも知れません。
(もしくは、史実イベントを発生させる為に、条件を揃えさせたりとか・笑)

> > で、これも以前から思っている事なのですが、
> > 歴史の勉強と言うと、どうしても政治史や偉人史に偏り過ぎていて、
> > 私たちのような一般庶民が、各時代にどう暮らしてきたかは学ばないんですよね。

> あまり学ばないですね。私も欲しいと思いますが何故ないのか分かりません。

歴史の勉強が政治史中心の理由は、大きく2つあるかと思います。

まず第1に、「社会的に最も重要な事柄は政治だ」という考え方ですね。
もちろん、政治は現代社会においても、重要な事柄の1つですが、
それが断トツの最優先事項であると考える時代では、最早無くなっています。
逆に言えば、国民教育が始まった、帝国主義や世界大戦の頃の価値観が、
時代を経た現代においても尚、変わる事なく教科書に生き残っていると言えるかと。
つまり、時代的価値観の変化の速さに、教科書内容の変化が追い付けて無い訳です。

続いて第2に、歴史を研究する上での資料の充実度合いですね。
例えば市民生活において、あまりにも当たり前な事というのは、
改めて書き残す必要も感じませんので、意外と後世には残り難いんです。
一方で政治というのは、いろいろと責任問題が発生する分野ですから、
何かと文字にして残す傾向が強く、それらが後世に文献資料として残る訳ですね。
要するに、政治の分野は他分野に比べて、とにかく資料が豊富で研究がしやすく、
それで居て、やはり社会において非常に重要な分野ですから、更に研究が進むので、
こうして政治史だけが、圧倒的に深堀りされていく環境が出来ていると。

> > 何だかんだ言って、歴史で最も人気があるのは、
> > 戦国や幕末など、歴史が大きく転換する激動期なのですから、
> > 「日本史の転換期」という事で、おいしい所だけに絞って解説すると(笑)。

> 人気はありますが、それだけに解説している所が多い気がしますし、
> そこだけ改めて取り上げても旨味が少ない気はします。

う〜ん、どうやって書けば、話の意図が伝わりますかねぇ?
例えば、公民で地方自治の授業をしても、多くの生徒は興味を抱きませんし、
私たちの生活に密着する重要な話なのに、テストさえ終われば内容を忘れる訳です。
ですが、これを人気のある戦国時代の観点から切ってみたとします。
戦国大名というのは、ある意味、日本史上で「究極の地方分権」ですからねえ(笑)。

地方自治体が出す条例にしても、大名が出す分国法から見ていけば、
生徒は興味を持ってくれるかも知れません。
また、幕末維新と大戦前後の転換点でも、地方行政の変化を扱う事で、
現代の地方自治体がどんな組織で、どんな特徴や問題を抱えているかが解ります。
逆説的に言えば、長い月日を重ねて築かれた現在の地方行政は、
完成度は高いものの、それだけに複雑で理解しにくい為、いきなり現代から入るより、
「ケンカ禁止」みたいな校則レベルの分国法から、順に追っていくのが良いかな?と。

> (数学について)
> > いや、さすがに圏論までは・・・・
> > 20世紀の数学は、私の手に負える範囲かどうか?(苦笑)
> > とりあえずは、群論が目標ですね。
> > やはりガロアは、歴史上の数学者の中でも人気が高いですし、
> > いかにガロアが天才とは言え、200年前に、10代で導き出した理論ですから、
> > 21世紀の人間として、そこくらいには辿り着けたらなぁ、と(笑)。

> あっ、群論から圏論に発展したのですね。で、当時の概念としては群論と。
> よく分かっていませんでした。

だと思いますけど、私もよく解っていません(笑)。
逆に言えば、だからこそ、解るように勉強しようかな?と。

> (ピュタゴラスとその教団について)
> > 動的に連続するのが「天文学」、静的に連続するのが「幾何学」、
> > 絶対的に離散するのが「数論」、相対的に離散するのが「音楽」とされてました。

> 動的に連続:天文学・静的に連続:幾何学、という表現は何となく分かる気がしますが、
> 絶対的に離散・相対的に離散という表現はよく分からないですね。
> というかその並びだと、動的に離散・静的に離散という表現になりそうなんですが違うのですね。

確かに、本によっては「動的に離散」「静的に離散」と翻訳しているモノもありますね。
この場合、天文学・幾何学・数論・音楽の関係は、4分割の表で図示されています。
一方で絶対的/相対的に翻訳された場合は、ツリー構造で図示されています。
個人的には、後者の方が腑に落ちたので、そう表記しましたけど、
官さんは前者の方がしっくり来るのであれば、別にそちらでも良いと思います。

で、数論が絶対的に離散するというのは、
例えば自然数ですと、「1,2,3,4・・・」と続いていく訳ですが、
この1,2,3という数字は絶対的ですし、1ずつ離散していると。
一方で音楽は、音階が比によって決まるモノで、弦の長さで見れば、
ドとファは4:3、ドとソは3:2、ドと次のドは2:1の比になり、
比で表されるという事は相対的で、ドレミの音階は離散していると。

ちなみに、静的/動的で表現した場合には、
静的に離散するのが「数論」で、動対的に離散するのが「音楽」となります。
つまり、数論と幾何学は静的で、音楽と天文学は動的だと。
まあ個人的には、静的・動的という表現よりも、
抽象的・具象的という表現の方が、しっくり来ますけどね(笑)。

> (プログラミングとかについて)
> > って、官さんは光栄のゲームとかプレーされたりするんですか?
> > 一口に「KOEIから出ていたのと似た感じ」と言っても、
> > 武将風雲録あたりの時代を思い浮かべる私とは、イメージが異なる可能性も?(笑)

> 父親の影響で三國志VとWをやっていました。
> それ以外には、プレイはしていませんが
> Xと11のプレイ動画を見たりして、大体は掴んでいるつもりです。
> 信長の野望の方はほとんど知りません。

なるほど、三國志の3と4は「プレー経験あり」と。
個人的に4は、三國志シリーズの中で初めて&最もプレーした作品なので、
何かあった場合には、共通理解のある作品として引用できそうですね。

> でも説明がざっくり過ぎたかもしれませんね。
> もう少し細かく説明すると、こんな感じで考えています。
> ・コマンドで内政担当を配下の将(もしくは自身)に割り振って担当させる(実装)
> ・配下の配下とかが存在する、政治的な上下関係と軍閥的な上下関係が存在する(実装)
> ・戦闘は新史記みたいに1枚のマップ上に表現、ユニットで火計とかの発動も似た感じ、
>   ただしマス目はそれより粗く、基本1部隊同士で1部隊1マス(未実装)
> ・現在、中原は多くのマスに城(県城)がある(マスの密度は悩み中)
> ・薄く広く守るのではなく、拠点を選んで定める感じを想定
> ・指令するフェイズと実行されるフェイズを別々に(現状の範囲で実装)
> ・能力パラメータは知・文・武の3つ、それと特技という項目がある
> って書いてみたらあまり似てないような・・。
> これで伝わるか分かりませんが、こんな感じです。

う〜ん、解るような、解らないような(笑)。
ちなみに、この「マス」というのは、以前の書き込み内容から、
30×30くらいのサイズで、ほぼ全てに都市名を入れるって感じでしたっけ?
で、今回の内容を加味すると、それを1枚マップとして中国大陸を表し、
そこに直接、1マスに1ユニットを置き、ゲームを展開する感じでしょうか?
そして内政系に関しては、担当者を割り振るというのは、
コーエーの三國志シリーズと、似た感じにするという意味で取りました。

あと、少し気になったのは、指令フェイズと実行フェイズを分ける事ですかね。
これは単に三國志シリーズのように、指令時は担当者を決めるだけという狙いか?
それとも、そこにタイム・ラグを作る事により、何らかのゲーム効果を狙うのか?
例えば戦闘とかですと、指令と実行までに時間差をつける事で、
後から指令を出しても、先に実行できた事で、相手を上手く叩けたりとか、
指令を受け、実行の準備をしている最中に、攻撃されて打撃を受けるなど、
「指令即実行」とならない事で、様々な駆け引き要素が生まれたりしますからねえ。

> > 銀英伝は、今年放送された新作の方ではなく、30年前の旧作の方でしたか(笑)。
> > という事は、ガンダムの話とかも、世代的には近年の作品でも良さそうですが、
> > 実際は40年前の第1作が、未だにメインだったりするんですかねえ?

> 3部作と呼ばれる範囲(第3作まで?)がメインみたいです。

一応、初期の3作品であるファースト・Z・ZZは、ストーリーが繋がっていますけど、
第2作のZガンダムはまだしも、第3作のガンダムZZは正直人気薄なので、
この場合の「3部作」は恐らく、劇場版3部作を指すのだと思いますよ。
で、劇場版3部作とは、テレビ放映されたファーストの全43話を、
映画3本に再編集した総集編版の事なので、「3部作=第1作」という事になろうかと?

> あと、メールを送っていますので、ご確認をお願いします。
すみません。
あのメールは、基本的にチェックしていないもので・・・・
メールで返信しようかとも考えましたが、
却って掲示板の方が良いかと思い、コチラで返信しますね。

で、読ませて戴きましたけども、
う〜ん、それって本人が決める話で、私が判断する話では無いのでは?
官さん自身が公表したければ、公表すれば良いですし、
公表したくなければ、公表しなくて良い。
それだけの事だと思いますし、他人に決めて貰う事では無い気がします。

ただ、これだけは言えるのは、同じ様な問題を抱えてる方は、
このサイトを利用されてる方の中にも、結構おられるという事ですね。
私の家族の中にも経験者は居ますし、特に珍しい事ではありません。
また、逆説的に言いますと、特に珍しくないからこそ、
当人が気にする程には、周囲の人間は気にしていなかったりも(笑)。
ですので、そのこまで深刻に考え込む必要は無いと思いますよ。
軽い気持ちで対処した方が、当人的にも楽でしょうからね。


[22024] Re3:教科統合とデジタル教科書&数学の歴史返信 削除
2018/12/24 (月) 12:12:08

▼ 徳翁導誉さん
 (漢詩AIについて)
私の意図としては「人間レベル」を指して言っていました。

> AI側が人間レベルに合わせるか? 人間側がAIレベルに近付くか?
> 結局は、その2つしかありませんけど、まあ現実的には、
> 二者択一ではなく前者と後者の割合で、それは基本的に前者寄りになるのでしょうね。
> 後者を進めて行くには、脳と機械の融合という近未来のステップが必要かも知れません。

そう思います。
ただ個人的には、脳と機械の「融合」の時期が来るかは疑問です。
願望も入っているかもしれませんが、外付けで止まるのではと。

ついでにそういう話でいうと、別の方で話がありましたが、地球外に人類が進出するのかも疑問に思うようになりました。

> そして心とは、五感を中心とした「感覚」として脳内に入力されて、
> 喜怒哀楽などの「感情」として脳から出力されるモノだと思いますし、
> その「感覚から感情へ」の行程の中で、作用に影響(干渉)を与えるのが、
> 記憶であったり、芸術であったり、薬物であったりだと思う訳です。
> まあ時に、芸術や薬物などが、感覚の部分に直接作用するケースもあるでしょうけど、
> 基本的には、その流れは変わらないと思うんです。
> で、個人的には、そうした流れをフローチャート化、可能なら公式化したいくらい、
> この辺の話は凄く興味のある分野なのですが・・・正直、官さんは興味あります?(笑)

興味は全くない訳でもないですが、それほど深くもない、という感じです。
フローチャート化までなら興味はありますが、公式化は出来る気がしなくて興味が湧かないです。

(高校物理と微分積分)
> はい、微分・積分は高校数学の最後で習います。
> 逆に言うと、だからこそ高校物理は、微積抜きで習うんですよね。
> 数学で習ってから物理でとなると、もう高校は卒業してますので(笑)。

そうだったのですね、うーん、自分は当時理解できていたということなのかな?
高校時代は特にうつ状態が酷かったからか、何を習ったか具体的な記憶があまりありません。
(「運動方程式」と言われても、何のことだったけ、という状態)

> (新コンテンツ案について)
> う〜ん、軸という表現でしっくり来なければ、「タグ」という考えでも良いです。

自分はそのほうがしっくり来ました。

(世界史国家図鑑関連)
> 動画のようでありながら、任意の時代もじっくり見られるとなると、
> それこそ、銀英大戦の過去ログのような形式が適しているかと思います。

言われてみると、自分の求めているのはまさにそういうものだと思います。
変化が激しい時の場合は妥協して最大領域同士で表現して、領域は被ってもいいのでは、と思ったりします。

(世界史のゲーム表現について)
> 一番大変そうなのは、時代ごとのシナリオ作り(データ入力)ですかねえ?
確かにそうなる気がします。

> でもまあ、この辺も、この都市を領有したのは、
> 何年から何年まで国家A、何年から何年まで国家Bと、一旦入力してしまえば、
> 数千年分のシナリオを、1年単位で選び放題に出来ますからねえ!!

なるほど、そういう形式なら可能性が見える気はします。

(庶民の暮らしを学ばないことについて)
> まず第1に、「社会的に最も重要な事柄は政治だ」という考え方ですね。

> つまり、時代的価値観の変化の速さに、教科書内容の変化が追い付けて無い訳です。

> 続いて第2に、歴史を研究する上での資料の充実度合いですね。
> 例えば市民生活において、あまりにも当たり前な事というのは、
> 改めて書き残す必要も感じませんので、意外と後世には残り難いんです。

なるほど、大体解釈できた気がします。

> > > 「日本史の転換期」という事で、おいしい所だけに絞って解説すると(笑)。
> 「ケンカ禁止」みたいな校則レベルの分国法から、順に追っていくのが良いかな?と。

おいしい所だけ、と聞いて、そこだけに焦点を当てていると思いましたが、
もしかして現在への流れを分かりやすく示すために引用する、という意味でしたしょうか?

(ピュタゴラスとその教団について)
> 確かに、本によっては「動的に離散」「静的に離散」と翻訳しているモノもありますね。
> この場合、天文学・幾何学・数論・音楽の関係は、4分割の表で図示されています。
> 一方で絶対的/相対的に翻訳された場合は、ツリー構造で図示されています。
> 個人的には、後者の方が腑に落ちたので、そう表記しましたけど、
> 官さんは前者の方がしっくり来るのであれば、別にそちらでも良いと思います。

なるほど、説明ありがとうございます、両方の解釈で理解しました。

(作っているゲームについて)
> あと、少し気になったのは、指令フェイズと実行フェイズを分ける事ですかね。
> これは単に三國志シリーズのように、指令時は担当者を決めるだけという狙いか?
> それとも、そこにタイム・ラグを作る事により、何らかのゲーム効果を狙うのか?

後者ですね、情勢の刻々の変化を表現するためタイム・ラグをわざと作ります。
内政系の指令を出しても攻め込まれたら実行できなかったり、(光栄のもこうなってたりしてますが)
発見した有能な人材を登用しに行っても、移住していて会えない可能性があったり、を考えています。
そのために内部に情報を蓄えておかないといけないので、ちょっとプログラミングに手間はかかりますが。

(ガンダムについて)
> 映画3本に再編集した総集編版の事なので、「3部作=第1作」という事になろうかと?
そうだったのですね、分かっていませんでした。

(メールについて)
> 却って掲示板の方が良いかと思い、コチラで返信しますね。

> 官さん自身が公表したければ、公表すれば良いですし、
> 公表したくなければ、公表しなくて良い。
> それだけの事だと思いますし、他人に決めて貰う事では無い気がします。

了解しました。
ここで返信頂いたのは後押しと受け取りますし、書いておこうと思います。

かいつまんでの返信になりましたが、他に返信が欲しいという所があったら言って頂ければと思います。


[22031] Re4:教科統合とデジタル教科書&数学の歴史返信 削除
2018/12/27 (木) 20:48:23 徳翁導誉

>  (漢詩AIについて)
> 私の意図としては「人間レベル」を指して言っていました。

いえいえ、それは解ってますよ(笑)。
私が言いたかったのは、価値基準を「人間」が決める分野というのは、
その評価が非常に難しく、突き詰めると心や感情の問題に行き着くので、
恐らく官さんとしては、何気ない一言だったと思うのですが、
実は物凄く奥の深い、科学的で哲学的な問いであったという事ですね。
だからこそ、私も真剣に答えた場合には、凄くディープな話題になる為、
不躾ながらも、敢えて「興味あります?」と尋ねてみたと。
言うなれば、「心とは何か?」「AIに心は理解できるか?」という難問に、
繋がっていくような問いでしたからねえ。

> > AI側が人間レベルに合わせるか? 人間側がAIレベルに近付くか?
> > 結局は、その2つしかありませんけど、まあ現実的には、
> > 二者択一ではなく前者と後者の割合で、それは基本的に前者寄りになるのでしょうね。
> > 後者を進めて行くには、脳と機械の融合という近未来のステップが必要かも知れません。

> そう思います。
> ただ個人的には、脳と機械の「融合」の時期が来るかは疑問です。
> 願望も入っているかもしれませんが、外付けで止まるのではと。

まず始めに、私は、21世紀に起こる科学技術の大革新として、
「人体改造・宇宙開発・核融合炉」の3つを考えています。
で、この3つに関しては、早いか遅いかの違いだけで、
それらが到来する事自体に、ほとんど疑いを持っていません。
言うなれば、マグマの上昇と噴火の関係みたいなモノで、
技術的には現状でも、かなりの位置まで来ており、
いったん実現してしまえば、人類社会に与える影響は絶大ですからねえ。
上手く行けば、私たちが生きている間にも、その端緒と邂逅できるかも?
また、今後は学際領域こそ、技術開発の最先端になっていくと思うので、
教科に囚われない教科書の構想も、実はこの辺と少しリンクしていたりします(笑)。

ちなみに、私の指す「人体改造」というのは、
バイオ技術・情報技術・ナノ技術なども含めては広範囲のモノですが、
脳と機械の融合(接続)というのも、そこに入ってくる話ですね。
確かに最初は、嫌悪感や警戒感など心情的な壁が障害となり、外付けレベルに止まると思います。
しかし利便性や実用性で、埋め込んだ方がメリットがあるとなれば、それを試す層は必ずおり、
それにより利益の差が生じるようになれば、全体的にもそちらに流れていくのは必定なはずです。
例えば、DNA編集により、優秀な子供が産まれるようになったとして、
その技術を押しとどめる事は、本当に可能なのでしょうか?
どんな先進国が倫理面から制限を掛けても、既に中国は一歩踏み出してしまいました。
もちろん、最初は病気治療や障害克服などが名目とされる事でしょう。
ですが、それによって技術が蓄積され、「能力の向上」を約束される状態となれば、
人々の欲求にストップを掛ける事は、恐らく不可能だと思うんです。
そしてDNA編集は、CRISPR技術の登場により、ここ数年で驚異的な程に進んでいます。

で、機械を頭に埋め込み、電極を脳などに差し込む治療法も、既に行われている話なんですよね。
人工内耳は、補聴器では不十分な重度の聴覚障害者に対して、
マイクを頭皮内に埋め込み、音を電気信号に変え、蝸牛に挿入された電極を通して、
電気刺激として直接的に神経へ流し込む事で、聴力の回復を実現しました。
また、まだまだレベルは低いものの、視覚障害者に対しても、同じ様な試みは行われていますし、
脊髄損傷などで身体が動かせない人が、脳波でPCを直接操作する技術も既に誕生しています。
脳に直接電極を挿入し、パーキンソン病や筋萎縮硬化症の症状を抑える技術も普及していますね。
彼らにしてみれば、頭に機械を埋め込んだり、脳に電極を差し込む恐怖や嫌悪よりも、
それで障害が改善される現実の方が、遥かに大きい訳です。
そして、その技術が、健常者の能力を飛躍させるレベルに達した場合には・・・・
外付けしている限りは、データの入力時と出力時に、物理的な制限が必ず加わりますし、
処理速度に関しても、雲泥の差が現れるような気がしますからねえ。
そうした障害を取り除きたいと願う人が居れば、その技術に手を出すのは必然だと思うんです。
バイオ技術やナノ技術が進歩すれば、情報技術との接し方も、根本的に変わるのでは無いでしょうか?

> ついでにそういう話でいうと、別の方で話がありましたが、
> 地球外に人類が進出するのかも疑問に思うようになりました。

う〜ん、既に半世紀も前に、人類は月に進出してますけどね(笑)。
ライト兄弟が初めて空を飛んでから、わずか66年で月面にまで到達している訳です!!
これは人類の歴史においても、途轍もない事だと思うんです。
まあ現実的には、ソ連が月面到達を断念した事により、
経済的メリットが少なかった宇宙開発は、一転して50年間の停滞期に入るのですが、
もしも、あのまま宇宙開発競争が進んでいたら、とっくに火星まで到達していた気がしますし、
予算の問題さえ解決できれば、技術的には、そう遠くない未来に実現可能な話だと思うんです。
(技術はあっても予算の問題が実現の障害となるのは、リニア開発とかでも、そうですよね)
そして近年、宇宙開発の分野では、新たに中国が台頭しつつあります。
逆に言えば、今後の中国の頑張り次第で、再び宇宙開発競争が起こる可能性はあろうかと?

> > そして心とは、五感を中心とした「感覚」として脳内に入力されて、
> > 喜怒哀楽などの「感情」として脳から出力されるモノだと思いますし、
> > その「感覚から感情へ」の行程の中で、作用に影響(干渉)を与えるのが、
> > 記憶であったり、芸術であったり、薬物であったりだと思う訳です。
> > まあ時に、芸術や薬物などが、感覚の部分に直接作用するケースもあるでしょうけど、
> > 基本的には、その流れは変わらないと思うんです。
> > で、個人的には、そうした流れをフローチャート化、可能なら公式化したいくらい、
> > この辺の話は凄く興味のある分野なのですが・・・正直、官さんは興味あります?(笑)

> 興味は全くない訳でもないですが、それほど深くもない、という感じです。
> フローチャート化までなら興味はありますが、公式化は出来る気がしなくて興味が湧かないです。

では、フローチャート化から挑戦してみますか?(笑)
先ずは、ブラック・ボックス的な心の中での感情の処理より先に、
改めて、入力と出力に関して見てみたいと思います。
まあ、人間の入力デバイスとしてあるのは、
だいたい、「視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚」の五感で良いとして、
出力される方の感情としては、どんな感じに分けられますかねえ?

細かく分ければ、それこそ山のようにあるでしょうけど、
それらは、幾つかの基本的な感情の素の組み合わせだと思うんです。
喜怒哀楽の4分割では、ちょっと少ない気がしますし・・・・
それでも喜怒哀楽は、先述した基本的な感情の素だと思いますし、
この4分割は、「ポジティブ/ネガティブ」軸と、「静的/動的」軸から、
成り立っているような気がするんです。
つまり、ネガティブで激しい感情が「怒」で、ネガティブで沈んだ感情が「哀」、
ポジティブで高ぶる感情が「喜」で、ポジティブで心地よい感情が「楽」だと。
で、もう1つか2つほど軸が増やし、それぞれをプラスかマイナスの2分割、
もしくは、プラスとマイナスにゼロを加えた3分割にすれば、
かなりの感情を表現できるなじゃないかなぁ?・・・と。
でもまあ、先ずは必要最低限の軸数と、各軸の中身を定めたい所ですね。
そこが決まれば、個々の感情は自ずと、それぞれ適当な所に落ち着くと思いますし。

> (新コンテンツ案について)
> > う〜ん、軸という表現でしっくり来なければ、「タグ」という考えでも良いです。
> 自分はそのほうがしっくり来ました。

でもやはり、私のイメージ的には3次元の軸ですね。
歴史はしばしば、「糸を紡ぐ」という表現で例えられるように、
「時間軸」に沿って流れる、1次元的なモノです。
そして世界史というのは、時間の流れを1つの軸としつつ、
様々な地域で同時進行する「空間軸」を、もう1つの軸として編まれる、
言わばタペストリーの織物のような、2次元的なモノです。
そこへ更に、あらゆる教科・科目の「分野軸」を組み込むと、
それは3Dプリンターのような、3次元的なモノになるというイメージです。
で、同じ点でも、難易度により内容が異なるとなれば、最終的には4次元的かも?
まあ座標的に表せば、(時間,地域,分野,難易度)という感じであり、
タグというのも、その座標に与えられた数値・項目で検索するという事ですね。

とは言え、4次元的に自分自身で教科書をカスタマイズできる自由さと言うのは、
ともすれば、自由すぎて「何をしたら良いのか解らない」という迷宮にも繋がるので、
基準となりうる、1つのモデルとなるような形も作りたいというのが、
前回も書いた、大雑把な章や節の設定という話に繋がる訳ですね。
まあ言うなれば、立体的なデッサンみたいな感じでしょうか?
ただ、それ自体が、私自身もどう手を付けたら良いのかが見えてこないと・・・・
単に、世界史だけとか、○○の歴史みたいな感じなら、おおよそイメージできるのですが、
歴史を1つの軸としつつも、そこに様々な学問分野を結び付けようという構想なので、
どの分野を、どれだけピックアップして、どう繋げていけば良いものやら???
とりあえずは、各分野における重要な人物・発見・作品・物質などを選び出し、
それらを世界史という幹にリンクさせられれば良いのかなぁ・・・とか考えています。
もちろん、幹となる世界史の部分も、出来れば「人々の営み(生活史)」が中心となる形で。

> > > > > 科目の縦割りについては、ラングランズプログラムという言葉を聞いたことがあります。
> > > > > 学問の間に隙間はなく繋がっているとか、そんな意味合いで聞きましたね。

> > > > 「ラングランズ・プログラム」というのは、数学分野の統合だった気が・・・・

> > > 自分はテレビで学問全体についてのように使われているのを聞いたのですが、
> > > 元々は数学分野だけの概念だがそれを拡張した考え方、ということだったのかもしれません。

テレビで見たとなると、NHK教育で放送された、この番組↓でしょうか?
「数学ミステリー白熱教室 ラングランズ・プログラムへの招待」
https://www.nhk.or.jp/school-blog/300/230993.html
 第1回「数学を“統一”する!」
 第2回「数の世界に隠された美しさ 数論の対称性」
 第3回「“フェルマーの最終定理”への道 調和解析の対称性」
 第4回「数学と物理学 驚異のつながり」

面白かったという事でしたら、見てみようかとも思うのですが、
どうだったでしょうか?

> (世界史国家図鑑関連)
> > 動画のようでありながら、任意の時代もじっくり見られるとなると、
> > それこそ、銀英大戦の過去ログのような形式が適しているかと思います。

> 言われてみると、自分の求めているのはまさにそういうものだと思います。
> 変化が激しい時の場合は妥協して最大領域同士で表現して、領域は被ってもいいのでは、と思ったりします。

まあ、1枚の地図で当時に領域を表すなら、
建国時・隆盛期・最盛期・滅亡時の4つくらいでしょうかねえ?
あとは、政治体制・国教・首都・支配民族と主要民族(これが異なれば征服王朝?)など、
国家ごとに基本データを整理すれば、一覧表で見比べる事も可能です。

> (世界史のゲーム表現について)
> > でもまあ、この辺も、この都市を領有したのは、
> > 何年から何年まで国家A、何年から何年まで国家Bと、一旦入力してしまえば、
> > 数千年分のシナリオを、1年単位で選び放題に出来ますからねえ!!

> なるほど、そういう形式なら可能性が見える気はします。

と言いますか、最初の構想では、そこがゴール目標だったんですけどね(苦笑)。
システム自体は、頭の中でほぼ出来上がっていますし、
あとは詳細な世界マップを描いて、都市や国家のデータを入力して公開し、
人物の能力値や略説に関しては、投稿に頼ろうと考えていたんですよね。
当時はまだ、2chの学問板とかも、それなりに機能してましたから、
いったんゲームの雛形さえ完成してしまえば、協力者も多く得られるだろうと。

ただし実際は、構想段階で止まって十数年が経ってしまい、
今のネットの状況だと、そうした協力を期待するのは難しくなってしまいましたから、
人物まで入れるなら、山川出版の世界史用語集とかを片手に、そちらも私が行うか、
人物を入れるのは諦めるor君主だけに限定して、国家でプレーするかですよね。
年代の方も、1年単位が厳しければ、10年単位や50年単位とかでも、
それなりに勢力の移り変わりは追えるでしょうし。

ちなみに、企画コーナーにある「世界都市の人口変遷」や「数値で見る国力の推移」などは、
そんなゲーム構想案の残骸みたいなモノだったり・・・・
(こちらも10年以上前にアップしたモノなので、最新の数値を追加しても良いのでしょうけど)
http://www.geocities.jp/kingo_chuunagon/kikaku/city_population.html
http://www.geocities.jp/kingo_chuunagon/kikaku/kokuryoku.html
でもまあ、こうした表や数値を見るだけでも、個人的には楽しいのですが、
それは単に、私が歴史好きの理系だからかも知れず、
他の人から見た場合には、どんな感じなんでしょうかねえ?
もちろん、世界マップなどを利用して、より視覚的にした方が、
直感的に理解しやすくなるのは分かってますけども。

> (庶民の暮らしを学ばないことについて)
> > まず第1に、「社会的に最も重要な事柄は政治だ」という考え方ですね。
> > つまり、時代的価値観の変化の速さに、教科書内容の変化が追い付けて無い訳です。
> > 続いて第2に、歴史を研究する上での資料の充実度合いですね。
> > 例えば市民生活において、あまりにも当たり前な事というのは、
> > 改めて書き残す必要も感じませんので、意外と後世には残り難いんです。

> なるほど、大体解釈できた気がします。

でも本当、何を食べ、何を楽しみ、どんな家に住み、どんな服を着て、
どう働き、どう暮らし、どういう医療や教育、統治や福祉を受けていたのか?
一握りの上流階級の生活だけでなく、農民・町人・武士・僧侶などの生活の変遷も、
非常に重要な歴史であると思うんですよね、私は。
極端な話、小学生が学ぶ歴史は、そちらがメインでも構わないと思うんです。
生活史を追っていけば、どのみち、生活にまで影響を及ぼす大きな政治の変動も絡みますし、
小学生くらいの年代だと、より身近なモノとの比較の方が、深く理解できると思うんです。

例えば竪穴式住居など、従来の授業だと縄文時代や弥生時代のイメージですけど、
関東や中部では平安時代まで、東北では室町時代まで使われていた事や、
竪穴式住居から発展して、茅葺き屋根の古民家に繋がっていく事は習いません。
また、今の私たちが当たり前に享受している、料理や家電、生活様式なども、
実は、戦後や平成になってから定着したモノが、結構多かったりしますからねえ。
更に言えば、そうした現代と異なる、様々な時代の暮らしを
追体験できる施設や授業が、もっと有っても良いようにも思えます。

> > > > 「日本史の転換期」という事で、おいしい所だけに絞って解説すると(笑)。
> > 「ケンカ禁止」みたいな校則レベルの分国法から、順に追っていくのが良いかな?と。

> おいしい所だけ、と聞いて、そこだけに焦点を当てていると思いましたが、
> もしかして現在への流れを分かりやすく示すために引用する、という意味でしたしょうか?

「日本史のおいしい所」という意味ですね(笑)。
やはり一般的な人気で言いますと、戦国・幕末・大戦は図抜けているでしょうし、
それら3つのポイントは、中世と近世、近世と近代、近代と現代の転換点でもありますので、
例えば、300年近い江戸時代も、それをそのまま時間の流れに沿って扱うのではなく、
戦国のエピローグや、幕末のプロローグとして、江戸時代を転換点の両端から切り取ると。

ちなみに、日本史関連書籍の売れ筋としては、
「戦国>>太平洋戦争>幕末維新>>忠臣蔵(江戸)>源平(鎌倉)>>その他」って感じだそうです。
私のハンドル名の由来となった南北朝の人気など、圏外も良い所です(泣)。
同じ「その他」の中でも、優美な文化の平安や、古代の神秘がある飛鳥・奈良に比べると、
日本の有史において最も人気薄なのが、もしかしたら南北朝の時代なのかも知れません。

> (作っているゲームについて)
> > あと、少し気になったのは、指令フェイズと実行フェイズを分ける事ですかね。
> > これは単に三國志シリーズのように、指令時は担当者を決めるだけという狙いか?
> > それとも、そこにタイム・ラグを作る事により、何らかのゲーム効果を狙うのか?

> 後者ですね、情勢の刻々の変化を表現するためタイム・ラグをわざと作ります。
> 内政系の指令を出しても攻め込まれたら実行できなかったり、(光栄のもこうなってたりしてますが)
> 発見した有能な人材を登用しに行っても、移住していて会えない可能性があったり、を考えています。
> そのために内部に情報を蓄えておかないといけないので、ちょっとプログラミングに手間はかかりますが。

なるほど、敢えてタイム・ラグを作る感じですか。
ちなみに私も、多人数ゲームの方で、
遠方間の通信にタイム・ラグを生じさせようかと、考えた事があるのですが、
まどろっこしくなるだけかと思い、導入を見送った事がありました(笑)。
でもまあ、1人用ゲームの場合なら、そうした拘りもアリだと思います。
と言いますか、数値などは極力排除し、伝聞情報を中心に据えたゲーム案では、
そうした情報のタイム・ラグも、採り入れる構想ではありました。
特に幕末系だと、情報の鮮度と精度が重要になってきますからねえ。

> (ガンダムについて)
> > 映画3本に再編集した総集編版の事なので、「3部作=第1作」という事になろうかと?
> そうだったのですね、分かっていませんでした。

ちなみに、私が個人的にハマったアニメのランキングがこちら↓
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s20466#20466
ただ、この感じですと、
「何作くらい見てます?」と言うよりも、
「何作くらい知ってます?」という問いになりそう(笑)。

> かいつまんでの返信になりましたが、他に返信が欲しいという所があったら言って頂ければと思います。
う〜ん、どこに返信が欲しいと言うよりも、
官さん自身が、何か雑談してみたいテーマとか無いですかねえ?
ちょっと今の話題は、私の趣味に寄り過ぎてる気がしますし、
例えば、共通の関心事であろう「数学」や「中国史」とかを話題にしたり、
新たに何か、共通の話題となりそうな事を探してみたりした方が、
もう少し、雑談的にも盛り上がるような気がします(笑)。

まあ、私の方からだと、個人的に関心が深い分野というのは、
以前も言いましたが、「スポーツ・科学・歴史・文化」の4分野ですけど、
スポーツと文化(アートやサブカル等)に関しては、どうやら関心が薄いみたいですし、
科学方面だと数学、歴史方面だと中国史というのも、既に発見済みですからねえ。
官さんの方から、「自分はこれに興味アリ」という分野とか、ありませんか?

って、こんな話題の振り方だけでは、困ってしまうかも知れませんので、
私の方からも、少しネタを振ってみますと(笑)、
上記にもありますけど、歴史を題材にしたゲームがあるのだから、
数学を題材にしたゲームも、何か作れないかなぁ?とか、近年、たまに考えていますね。
「勉強は楽しんでナンボ」だと、個人的には思っていますし、
まあ、別に受験とかに直結しなくても、その分野の魅力に触れる1つの形として、
例えばゲーム形式などで、各教科・各科目を学べる方法は無いモノかと?

数学のゲームで言えば、昨年あたりから、一部の人たちの間で、
「素数大富豪」↓というゲームが、密かに流行っているんですけど、
https://dic.nicovideo.jp/a/%E7%B4%A0%E6%95%B0%E5%A4%A7%E5%AF%8C%E8%B1%AA
私も何か、そうしたモノが作れないかと考えているのですが・・・なかなか難しいです(笑)。
(和算と算額の話を振っていたのも、それが江戸時代には「娯楽」だったからですね)
オセロみたいに、「縦(x=α)」「横(y=β)」「斜め(x+y=γ)」で挟むのでは無く、
様々な関数を用いて挟んでみるゲームも考えてみたのですが、
視覚的には少し楽しいかも知れませんけど、ゲーム的には解り難そうで、
素数大富豪のように、シンプルで美しいゲームとは歴然の差ですからねえ・・・・
と言いますか、年の瀬が迫ると、来年の西暦は素数かなぁ?と気になったり、
街中で4桁の数字とかを見ると、ついつい素因数分解をしたりする私からすると、
素数が上手くゲームに落とし込まれてる時点で、もうヤラれてる感じかも?(苦笑)


[22035] Re5:教科統合とデジタル教科書&数学の歴史返信 削除
2018/12/31 (月) 21:35:37

▼ 徳翁導誉さん
(AIと心について)
> 私が言いたかったのは、価値基準を「人間」が決める分野というのは、
> その評価が非常に難しく、突き詰めると心や感情の問題に行き着くので、


> 言うなれば、「心とは何か?」「AIに心は理解できるか?」という難問に、
> 繋がっていくような問いでしたからねえ。

そこまで突き詰めて考えるというつもりは無かったです。
私から見れば徳翁導誉さんはそこまで先まで繋げて考えるのかと驚くことが多いです。
逆に徳翁導誉さんから見れば考えが手前で止まっているように見えるのかもしれませんが…。
疲れるからか、あまり深く考えなくなりました。

(脳と機械の融合について)
> 確かに最初は、嫌悪感や警戒感など心情的な壁が障害となり、外付けレベルに止まると思います。
> しかし利便性や実用性で、埋め込んだ方がメリットがあるとなれば、それを試す層は必ずおり、
> それにより利益の差が生じるようになれば、全体的にもそちらに流れていくのは必定なはずです。

言われてみればそうなる気がしますね。
大惨事になるようなことが何も起こらなければいいなぁ…、とは思うけど無理な気も。

(宇宙開発について)
> > 地球外に人類が進出するのかも疑問に思うようになりました。
> う〜ん、既に半世紀も前に、人類は月に進出してますけどね(笑)。

進出、では分かり辛かったかもしれませんが、定住を意図して言っていました。

(人間の入力から出力の流れについて)
> では、フローチャート化から挑戦してみますか?(笑)
> だいたい、「視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚」の五感で良いとして、
> 出力される方の感情としては、どんな感じに分けられますかねえ?

そちらから書かないで聞いたということは、
こちらからも発信に参加して欲しいということでしょうかね。
言葉、文字、その他動作、くらいしか浮かばないです。
対応を考えると聴覚・視覚・触覚まで入るとして、味覚・嗅覚は出力される感情とは縁がなさそうですね。

> 細かく分ければ、それこそ山のようにあるでしょうけど、
> それらは、幾つかの基本的な感情の素の組み合わせだと思うんです。
> で、もう1つか2つほど軸が増やし、それぞれをプラスかマイナスの2分割、
> もしくは、プラスとマイナスにゼロを加えた3分割にすれば、
> かなりの感情を表現できるなじゃないかなぁ?・・・と。

そういう考え方は少し好きかもしれません。
理想で言うと3分割にしたい気はしますが、でも面倒な気もします。

(新コンテンツ案について)
> で、同じ点でも、難易度により内容が異なるとなれば、最終的には4次元的かも?
> まあ座標的に表せば、(時間,地域,分野,難易度)という感じであり、
> タグというのも、その座標に与えられた数値・項目で検索するという事ですね。

イメージは湧きました。

> テレビで見たとなると、NHK教育で放送された、この番組↓でしょうか?
> 「数学ミステリー白熱教室 ラングランズ・プログラムへの招待」
> 面白かったという事でしたら、見てみようかとも思うのですが、
> どうだったでしょうか?

それでいうと見たのは「オックスフォード白熱教室」の方でしたね。
面白かったかどうかは、勧めるほどという感じはしませんでしたが、なんとなく見る分には悪くはなかったです。
でも「ラングランズ・プログラム」の言葉を聞いたのがそれだったかどうかは忘れました。

(世界史国家図鑑関連)
> まあ、1枚の地図で当時に領域を表すなら、
> 建国時・隆盛期・最盛期・滅亡時の4つくらいでしょうかねえ?
> あとは、政治体制・国教・首都・支配民族と主要民族(これが異なれば征服王朝?)など、
> 国家ごとに基本データを整理すれば、一覧表で見比べる事も可能です。

図鑑という言葉にはそちらの方が合ってますね。

(世界史のゲーム表現について)
> > > でもまあ、この辺も、この都市を領有したのは、
> > > 何年から何年まで国家A、何年から何年まで国家Bと、一旦入力してしまえば、
> > > 数千年分のシナリオを、1年単位で選び放題に出来ますからねえ!!

> > なるほど、そういう形式なら可能性が見える気はします。

> と言いますか、最初の構想では、そこがゴール目標だったんですけどね(苦笑)。

そうだったのですね。

> ちなみに、企画コーナーにある「世界都市の人口変遷」や「数値で見る国力の推移」などは、
> そんなゲーム構想案の残骸みたいなモノだったり・・・・
> でもまあ、こうした表や数値を見るだけでも、個人的には楽しいのですが、
> それは単に、私が歴史好きの理系だからかも知れず、
> 他の人から見た場合には、どんな感じなんでしょうかねえ?

私も見てて楽しいです。(以前見させてもらってました)
自分も歴史好きの理系になるのかもしれませんが。

(昔の庶民の暮らし)
> 例えば竪穴式住居など、従来の授業だと縄文時代や弥生時代のイメージですけど、
> 関東や中部では平安時代まで、東北では室町時代まで使われていた事や、
> 竪穴式住居から発展して、茅葺き屋根の古民家に繋がっていく事は習いません。

これは知りませんでした。

(アニメについて)
存在を知っていたのはこれかな。
> 2位 銀魂
> 4位 おじゃる丸
> 7位 新世紀エヴァンゲリオン
> 17位 一休さん
> 19位 銀河英雄伝説
> 28位 鋼の錬金術師
> 29位 進撃の巨人
> 30位 NARUTO -ナルト-


見たのだとこれでしょうか。
> 4位 おじゃる丸
> 19位 銀河英雄伝説


> う〜ん、どこに返信が欲しいと言うよりも、
> 官さん自身が、何か雑談してみたいテーマとか無いですかねえ?

今まで話題になってないことだと宇宙のことかな。(後述)

> ちょっと今の話題は、私の趣味に寄り過ぎてる気がしますし、
> 例えば、共通の関心事であろう「数学」や「中国史」とかを話題にしたり、
> 新たに何か、共通の話題となりそうな事を探してみたりした方が、
> もう少し、雑談的にも盛り上がるような気がします(笑)。

すみません、返信を考えるので手一杯でこちらからあまり発信できていなかった気がします。

> 数学のゲームで言えば、昨年あたりから、一部の人たちの間で、
> 「素数大富豪」↓というゲームが、密かに流行っているんですけど、

見た感じ、面白そうだと思いました。

・後述と書いた宇宙について
一般的にその分野の人たちがどう考えているかというのは詳しく知らないのですが、
私は、
・空間は空間自身から割合で増える(膨張)
・空間の膨張はその膨張程度に従いエネルギーを増やす
・エネルギーは物質(反物質含む)になったり物質からエネルギーに戻ったりする
・物質(反物質含む)は空間を消費する
を基本に、これを元に定数・係数や数式を変えてExcelでグラフをいろいろ書いたりしていたのですが、
(ちなみに他のパターンの考え方でも色々グラフを書いていました)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8
に出ている
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8#/media/File:CMB_Timeline300_no_WMAP.jpg
を後に見つけて、これに似ていたグラフを書いたことがあったので、
もしかしてこれはいい線行っているのでは、と思うと同時に、既にある考え方かどうかが気になっていました。
Excelでは不足になったので今ではプログラムを書いて色々シミュレートしてます。
調整が不足しているままになっていますが。
前に他のコミュニティでも同様のことを発言したことがあるのですが、
その時はその分野に詳しいという方から「物質(反物質含む)は空間を消費する」は否定されましたね。

知識の程度としては、
最初にグラフを書いていた時(3年くらい前)は、宇宙は等速で膨張していると思っていました。
今は、上に挙げた図を見たのでそのような経緯だと思っています。
反物質の方が物質より寿命が短かったりするらしい、というのを最近知りました。
こんな感じです。

1/1追記:思い出したのですがグラフを書いていた時も、膨張が加速したり減速したりしているという話は聞いたことがありました。
でも実際どういう推移とされているかは具体的には知りませんでした。
しかしwikipediaの図が観測に基づくものだと思っていましたが、理論に基づくものだとしたら似せても再発明にしかなりませんね。


[22055] 機械と生命・歴史と学習・宇宙諸々の話返信 削除
2019/1/10 (木) 21:16:17 徳翁導誉

> (AIと心について)
> > 言うなれば、「心とは何か?」「AIに心は理解できるか?」という難問に、
> > 繋がっていくような問いでしたからねえ。

> そこまで突き詰めて考えるというつもりは無かったです。
> 私から見れば徳翁導誉さんはそこまで先まで繋げて考えるのかと驚くことが多いです。
> 逆に徳翁導誉さんから見れば考えが手前で止まっているように見えるのかもしれませんが…。

う〜ん、私の場合は、幼稚園児の頃に誰もが通る「なんで? どうして?」期が、
卒業できないまま、大きくなってしまった側面が強いですからねえ・・・・
普通なら小学生の頃には卒業し、適当に折り合いを付けるのが大人になる事なので、
これはこれで、世間一般に対するズレから、生き辛さを感じていたりもします。
自分でも自覚してますけど、精神的にガキなんでしょうね(苦笑)。

> 疲れるからか、あまり深く考えなくなりました。
なるほど、ですから、その辺でギャップが生じていたのかも?
私の方は、言葉のキャッチボールを重ねながら、話題を広げたり深堀りしたいタイプなので、
数度のやり取りで話が終わってしまうと、官さんが乗り気な分野では無いのかな?と感じ、
何か食い付いて貰える題材は無いかと、振るネタをいろいろ増やしてみる感じでした。

あと個人的には、疑問があれば明らかにしたいですし、新しい事があれば知りたいですし、
自分と異なる見解があれば理解したいですし、自分に間違いがあれば修正したいですし、
縁遠かった分野は開拓してみたいですし、異なる分野も組み合わせたいですし、
頭の中の未整理な情報も整理したいですし、何か好奇心や制作意欲に火を付けて欲しい等々、
自らの欲求も込みで、雑談している面もありますからねえ(笑)。
ある意味では、知識や情報の餓鬼道に墜ちているのかも?
これは、満足感や達成感が、まるで得られない体質だからなのかも知れません。

また最近は、ここのサイト運営に関しても、なかなかモチベーションが上がらず、
自分から率先して、あれをしよう、これをしようと言うよりも、
新三国大戦の時のように、誰かから話を振って貰って、
それで気分が高まれば、ようやく動けるみたいな感じになってますし・・・・
以前にも書きましたが、どうせ新サーバーに移転するなら、
単に移転作業をするだけでは苦痛なので、
何か新コンテンツでも考えて、楽しみを持たせたい所なのですが、
現状だと、自分1人で奮い立たせるのは、なかなか難しいのが実際なんですよね(泣)。

> (脳と機械の融合について)
> > 確かに最初は、嫌悪感や警戒感など心情的な壁が障害となり、外付けレベルに止まると思います。
> > しかし利便性や実用性で、埋め込んだ方がメリットがあるとなれば、それを試す層は必ずおり、
> > それにより利益の差が生じるようになれば、全体的にもそちらに流れていくのは必定なはずです。

> 言われてみればそうなる気がしますね。
> 大惨事になるようなことが何も起こらなければいいなぁ…、とは思うけど無理な気も。

まあ結局は、世間的な倫理観と言いますか、慣れの問題ですよね。
例えば現在、日本の赤ちゃんの18人に1人は体外受精で生まれており、
そうして産まれた子供に対して、差別や偏見などは特にない世の中になってますけど、
40年前に初めて行われた際には、「試験管ベビー」などと呼ばれ、
神への冒涜だの、生命倫理に反するだの、非難囂々でしたからねえ・・・・

遺伝子組み換え作物にしても、飽食の時代に、経済的論理で押し切った為、
消費者が抱く嫌悪感や警戒感を強めてしまい、却って経済的に失敗した一方で、
戦後に広まった、作物に放射線照射して突然変異による品種改良を行う方法は、
食糧難や化学万能主義という、当時の時代背景もあって、
私たちの食生活にも、当たり前のように溶け込んでいます。
ですので結局の所、需要側が生じれば、早かれ遅かれ普及するモノだと思います。
技術的に言えば、DNAを1塩基単位から弄れるようになり、
遺伝子の設計図を、自由に描ける時代が遂に到来しましたからねえ。
そうして人工的に設計したDNAを細胞に移植し、増殖させる事には既に成功しており、
生命を化学的に合成して作れる時代は、本当に、もう目の前にまで迫っています。

あと、脳と機械とまでは行かなくても、身体と機械の接続は近年進んで来てますね。
例えば手足は、脳から発せられる電気信号を受けて動く訳ですが、
腕を失った人の精密義手は、その信号を機械的に読み取って義手を動かしますし、
車椅子の人の脚に、動力アシストする補助義足を着ける事で、歩けるようにもしています。
また逆に、脳の信号を読み取って、機械を動かすだけでなく、
機械から身体に信号を送る事により、不随患者の手足を動かす研究も進んでいますし、
センサーが計測したデータを電気信号に変換し、擬似的な触覚を得る技術などもあります。

まだ、これらの技術は、病人や障害者の支援目的で使われるのが主ですけど、
当然ながら、健常者であっても使用できる技術な訳ですから、
義手を自らの身体の延長感覚で遠隔操作する事で、宇宙や原発などで作業する事も可能です。
名医が地球の裏側から外科手術を行うなんて事も、今後は一般化するかも知れません。
そうした有益性が受け入れられれば、身体拡張も、そう遠い未来の話ではないかと?
まあ、現状ではまだまだ、福祉事業の一環かも知れませんけど、
全身不随の障害者がロボットを遠隔操作して、接客を行う喫茶店は既に東京にありますしね。

> (宇宙開発について)
> > > 地球外に人類が進出するのかも疑問に思うようになりました。
> > う〜ん、既に半世紀も前に、人類は月に進出してますけどね(笑)。

> 進出、では分かり辛かったかもしれませんが、定住を意図して言っていました。

いや、何となく意図は解っていたので、最後に「(笑)」を付けました。
ちなみに、この「定住」とは、やはり民間人や家族連れがという事でしょうか?
宇宙飛行士が、月面や火星の基地で生活する意味であれば、
それこそアメリカや中国の動き次第ですけど、生きてる内に見られるかも?
現在でも、宇宙ステーションだったり、南極基地には、
特別な存在ではありますが、それでも人間が住んでますからねえ。
火星有人飛行を実現させるなら、十分に有り得る話だと思います。

ただ、民間人が普通に暮らすとなると・・・話は別でしょうね。
費用対効果の面から見ても、宇宙で生活するメリットは乏しそうですし、
一般市民が生活できるレベルとなると、技術面の方もどうなのか?
仮に技術があったとして、火星をテラ・フォーミング(地球化)するとしても、
100年や200年で出来る事では内容に思えますからねえ。
でもまあ、指数関数的な人類の進化を考えると、
500年とか1000年の単位であれば、「もしかしたら?」とは思いますし、
そして中国人は、そうした長い単位で物事を結構進められる民族のような気がします。
例えば、ここまで長いスパンでは無いものの、香港・マカオの返還や1国2制度などは、
他の国では、ちょっと考え難いような期間を掛けて、物事を進めてますしね。
ですから、その完成を見る事は叶わずとも、着工は見られるかも知れませんよ(笑)。
実際、中国は基地建設を目指して、先日も月面の裏側に探査機を送り込みましたので。


> (人間の入力から出力の流れについて)
> > では、フローチャート化から挑戦してみますか?(笑)
> > まあ、人間の入力デバイスとしてあるのは、
> > だいたい、「視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚」の五感で良いとして、
> > 出力される方の感情としては、どんな感じに分けられますかねえ?

> そちらから書かないで聞いたということは、
> こちらからも発信に参加して欲しいということでしょうかね。

もちろん、このネタで話が盛り上がるのであれば嬉しいですけど(笑)、
一応、前回も、出力の一例として「喜・怒・哀・楽」を挙げてはいますね。
・・・って、有名な四字熟語だから、安易に引いちゃいましたが、
「喜」と「楽」の違いって、ちょっと解り難い所がありますし、
基本的感情の構成要素として、この4つが適切なのか否かについても、
実はしっかりと、考える必要があるのかも知れませんね?

よく知られる「プルチックの感情の輪」では、このように↓表されますけど、
https://swingroot.com/wp-content/uploads/2017/10/Wheel-of-emotion-n.png
この2次元的な表現が、個人的にどうも、しっくり来なくて・・・・
私が物理専攻だから、ついつい、こうした見方をしてしまうのかも知れませんが、
自然界の全ては、シンプルな式が幾つか合わさる事で、複雑な様相を示してると思うので、
感情というのも、幾つかの基本的感情が組み合わされる事で、
多種多様なモノを生み出している気がするんです。

また、こうした感情に、「笑う」とか「泣く」といった要素が、
どうすれば上手く組み込めるのか?というのも、考えたりはしますね。

> 言葉、文字、その他動作、くらいしか浮かばないです。
> 対応を考えると聴覚・視覚・触覚まで入るとして、味覚・嗅覚は出力される感情とは縁がなさそうですね。

五感の境界線というのは、実はかなり曖昧なのでは無いか?というのが、私の考えですね。
極端に言うと、全ては触覚では無いのか?という感じもしています。
要するに、視覚とは目が特化した光の触覚であり、
聴覚とは耳が特化した空気の振動の触覚であるという具合に(笑)。

特に味なんて、「甘味・苦味・塩味・酸味・旨味・辛味」の6つが基本要素とされますが、
味覚に該当するのは前の5つつで、辛味は舌への刺激、つまりは触覚なんですよね。
また、見た目(視覚)や風味(嗅覚)、食感(触覚)などによっても、
味の感じ方というのは大きく変化しますから、明確な線引きは困難かと?
視覚障害者の「見る」という感覚や、聴覚障害者の「聞く」という感覚は、
触覚など他の感覚による補完による、独特な感覚を持ち合わせているみたいですし、
文字や音に色が見えたり、形に味を感じるなどの「共感覚」というのもありますね。
音楽やアートにドラッグを交えたレイブも、五感の枠を溶かす所が肝なのかも知れません。

> > 細かく分ければ、それこそ山のようにあるでしょうけど、
> > それらは、幾つかの基本的な感情の素の組み合わせだと思うんです。
> > で、もう1つか2つほど軸が増やし、それぞれをプラスかマイナスの2分割、
> > もしくは、プラスとマイナスにゼロを加えた3分割にすれば、
> > かなりの感情を表現できるなじゃないかなぁ?・・・と。

> そういう考え方は少し好きかもしれません。
> 理想で言うと3分割にしたい気はしますが、でも面倒な気もします。

面倒かどうかよりも、より現実に即した形になるのが理想ですね(笑)。
ゼロの項目を入れると、構成要素である基本的感情が、グッと明確になろうかと?
と言いますか、そうしたシンプルな感情には、
それぞれ名称が付いてるでしょうから、それを表す手段ですよね。
例えば、「怒る」とか「悲しむ」といった感情は、
「怯える」とか「羨む」などと言ったモノより、ずっとシンプルでしょうし。

で、「陰と陽(ネガティブ/ポジティブ)・静と動・利と害(メリット/デメリット)」
という3つの軸は、基本的感情の構成要素としてあるとして、
それ以外にも、何かあるかなぁ?と言った所でしょうか。
「能動的/受動的」というのも候補ですけど、
「静的/動的」と被るような気もしますし・・・・
あと、人間は天国よりも地獄の方が、バリエーション豊富に想像できるように、
ポジティブな感情よりも、ネガティブな感情の方が、細かく種類分けされているかも?


> (新コンテンツ案について)
> > で、同じ点でも、難易度により内容が異なるとなれば、最終的には4次元的かも?
> > まあ座標的に表せば、(時間,地域,分野,難易度)という感じであり、
> > タグというのも、その座標に与えられた数値・項目で検索するという事ですね。

> イメージは湧きました。

で、まずは何処から始めたら良いかが五里霧中で、
結局は未だに、手を付けられずにいると(苦笑)。
何か取っ掛かりが出来て、スタートさえ切れれば、
あとは流れで、それなりに進めていけると思うんですけどねえ・・・・
逆に言えば、そうしたキッカケを何か掴めないものかと、話を振っている面はあります(笑)。

世界史を「幹」にして、人々の生活を「枝」とし、
偉人・物質・作品などを「葉」として、各教科を「果実」とする。
そんな感じで、全ての知識を1本の木に纏め上げるイメージでしょうか?
この場合ですと、「時間」は垂直方向に伸び、「地域」は枝葉の向く方角、
「分野」は果実や枝葉の種類で、「難度」は果実の色や味に相当するのかな?
・・・って、やはりイメージで語る段階だと、他者には伝わり難いですよね(苦笑)。

そうなると叩き台として、簡易な日本史や東洋史のバージョンを試験的に作るか、
最初はひょろひょろでも良いんで、いきなり世界史バージョンに挑んでみるか、
はたまた、ゲームなどの形を通して、親しみやすい所から入っていくか、
以前書いたように、章立て(上述の例で言えば果実の選択)から始めていくか。

> > テレビで見たとなると、NHK教育で放送された、この番組↓でしょうか?
> > 「数学ミステリー白熱教室 ラングランズ・プログラムへの招待」
> > 面白かったという事でしたら、見てみようかとも思うのですが、
> > どうだったでしょうか?

> それでいうと見たのは「オックスフォード白熱教室」の方でしたね。
> 面白かったかどうかは、勧めるほどという感じはしませんでしたが、
> なんとなく見る分には悪くはなかったです。

そちらの方でしたら、未見ですけど、どこかに録画したデータがあるはずなので、
悪くなかったという事でしたら、機会があれば探し出して見てみようかと(笑)。

> (世界史のゲーム表現について)
> > ちなみに、企画コーナーにある「世界都市の人口変遷」や「数値で見る国力の推移」などは、
> > そんなゲーム構想案の残骸みたいなモノだったり・・・・
> > でもまあ、こうした表や数値を見るだけでも、個人的には楽しいのですが、
> > それは単に、私が歴史好きの理系だからかも知れず、
> > 他の人から見た場合には、どんな感じなんでしょうかねえ?

> 私も見てて楽しいです。(以前見させてもらってました)
> 自分も歴史好きの理系になるのかもしれませんが。

普通の人にも楽しんでもらおうとなると、数値の羅列では厳しく、
やはり見せ方とかが重要になってきますよねえ。
一応、以下の2作↓は、私なりに工夫してみた動画ですけど、
  「工業生産で見る世界史」 https://www.youtube.com/watch?v=V-3emf5f2PY
  「近代日本の軍事費変遷」 https://www.youtube.com/watch?v=yKK3UwYkFNY
(この2作は、ニコニコ動画でコメントが流れる事も前提に作りました)
世界都市の人口変遷に関しても、何か良い方法はないかな?とは考えています。
あと、荒れそうなネタなので、実際に何か行うかは別として、
多民族国家であった戦前の日本の大都市ランキング↓なんかも、考えの中にはありますね。
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s20452#20452
(このまま安倍政権の移民促進政策が続けば、再び多民族国家になるかも知れませんし)

そして、昨今流行の「アクティブ・ラーニング(受動的から能動的な教育へ)」を踏まえると、
動画の視聴というのは受け身ですから、もっと自分から積極的に関わられる方が理想で、
そうなると、思いつくのは「ゲームかなぁ?」という感じはあります。
極端な話、全教科をゲーム化して、遊びながら学習が出来れば、
受験勉強の負担も、それなりに軽減できるような気がしますし(笑)。
数学ゲームの話を振ったのも、1つには、そうした理由がありました。

> (昔の庶民の暮らし)
> > 例えば竪穴式住居など、従来の授業だと縄文時代や弥生時代のイメージですけど、
> > 関東や中部では平安時代まで、東北では室町時代まで使われていた事や、
> > 竪穴式住居から発展して、茅葺き屋根の古民家に繋がっていく事は習いません。

> これは知りませんでした。

平等院鳳凰堂の寝殿造りだの、銀閣寺東求堂の書院造りだの、授業では習いますが、
それと同じ時代に、竪穴式住居に住んでいた庶民がいた事は習いません。
とは言え、誤解して貰いたくないのは、庶民の生活がそれほど悲惨だったのではなく、
竪穴式住居の居住性や利便性が、私たちの想像以上に良かったという事ですね(笑)。
やはり、そうした事は、実際に体感してみないと解り難い面もありますし、
だからこそ、体験学習は積極的に行った方が良いと思うんです。
また、同じ時代の庶民であっても、
町人であったり、西日本の住民などは、また異なる居住をしていた訳で、
そうした面から、地形や気候、文化などの違いを知って貰いたいと。
要するに、同じ日本であっても、個々に風土は特徴があるという事ですね。

人口の分布を見ても、狩猟採集の縄文時代は東日本の人口が多く、
稲作が始まった弥生以降は、栽培に適した西日本で人口が急増して、
土木技術の発達すると東日本の開墾が進んで、東北・北陸以外は満遍なくなり、
泰平の江戸の世になると、人口と田畑の増加、そして限界に達して停滞期を迎え、
明治になると近代文明により、再び人口が急増し、
戦後は東京への一極集中と、大都市への過密化が進んでいきました。
つまり、その時代時代によっても、日本の社会環境は異なった訳です。

> (アニメについて)
> 存在を知っていたのはこれかな。
> > 2位 銀魂
> > 4位 おじゃる丸
> > 7位 新世紀エヴァンゲリオン
> > 17位 一休さん
> > 19位 銀河英雄伝説
> > 28位 鋼の錬金術師
> > 29位 進撃の巨人
> > 30位 NARUTO -ナルト-

> 見たのだとこれでしょうか。
> > 4位 おじゃる丸
> > 19位 銀河英雄伝説

未見どころか存在も知らないという事で、個人的には、
「カウボーイビバップ」と「攻殻機動隊 S.A.C.シリーズ」を薦めてみたい所ですが、
前者は、火星や金星などがテラ・フォーミング化された世界の話で、
後者は、人類の電脳化・義体化が進んだ世界の話ですから、
今までの雑談の流れからすると、官さん的には食指の動かない分野なのかな?(笑)
一応、アニメに縁遠い大人でも、大丈夫な作品ではあるんですけどね。


> > ちょっと今の話題は、私の趣味に寄り過ぎてる気がしますし、
> > 例えば、共通の関心事であろう「数学」や「中国史」とかを話題にしたり、
> > 新たに何か、共通の話題となりそうな事を探してみたりした方が、
> > もう少し、雑談的にも盛り上がるような気がします(笑)。

> すみません、返信を考えるので手一杯でこちらからあまり発信できていなかった気がします。

いや、それ自体は全く構わないんですけど、
私から見ると、どうも返信に追われて、楽しく無さそうな感じを受けたので、
官さんのテンションが上がるような話題を、自ら振って貰った方が良いかと思いまして(笑)。
私としても、雑談のネタが何かというよりも、話自体が膨らむ方が楽しいですし。

> > う〜ん、どこに返信が欲しいと言うよりも、
> > 官さん自身が、何か雑談してみたいテーマとか無いですかねえ?

> 今まで話題になってないことだと宇宙のことかな。(後述)
> ・後述と書いた宇宙について

いや〜、一応専門は物理なんですけど、宇宙論は完全に門外漢ですね(笑)。
突っ込んだ話題になりそうなら、私も勉強しなければならないかな?
まあ、こうして何かキッカケがあれば、新たに学ぶ事も出来ますし。

> 一般的にその分野の人たちがどう考えているかというのは詳しく知らないのですが、
> 私は、
> ・空間は空間自身から割合で増える(膨張)

これは「宇宙は膨張している」って事ですよね。
このくらいなら、私もまだ解ります(笑)。
ハッブル望遠鏡の計測結果からも、それは恐らく正しいでしょうし。

> ・空間の膨張はその膨張程度に従いエネルギーを増やす
とりあえず、空間を膨張させる正体不明のエネルギー源として、
「ダーク・エネルギー」が存在するという仮説が立てられてますけど、
推測の域を脱していないと言うのが、現状でしょうね。
「何か解らないけど、何かあるのでは?」という段階ですから。

> ・エネルギーは物質(反物質含む)になったり物質からエネルギーに戻ったりする
これは、質量とエネルギーは等価で、表裏一体な存在であるという、
アインシュタインの有名な「E=mc2」の公式で知られるモノの事でしょうか?

> ・物質(反物質含む)は空間を消費する
う〜ん、これはもう少し説明して貰わないと、
何の事を言っているのか、意味が解らないですね・・・・

> を基本に、これを元に定数・係数や数式を変えてExcelでグラフをいろいろ書いたりしていたのですが、
> (ちなみに他のパターンの考え方でも色々グラフを書いていました)

ここから数式やグラフを起こすというのは、
具体的に、どんな感じのモノだったのでしょうか?

> https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8#/media/File:CMB_Timeline300_no_WMAP.jpg
> を後に見つけて、これに似ていたグラフを書いたことがあったので、
> もしかしてこれはいい線行っているのでは、と思うと同時に、既にある考え方かどうかが気になっていました。

まあ、少なくとも私自身は、
「自分が考えつく事など、絶対に昔の誰かが思いついてる」と思っていますし、
「どうせ、どこかに誤りがあるだろう」とも思ってますね(笑)。
だからこそ、「まずは調べる」という行動に移ると。
手元にキチンと道具を揃えず、あれこれ こねくり回しても、
きっと、まともな仕上がりには ならないでしょうからねえ。
そもそも私の理解力など、中学生レベルだと思ってますし、
だからこそ、機会さえ与えれば、私の知識量くらい中高生でも身に付く気がします。

> 1/1追記:思い出したのですがグラフを書いていた時も、
> 膨張が加速したり減速したりしているという話は聞いたことがありました。
> でも実際どういう推移とされているかは具体的には知りませんでした。

私も詳しくは知りませんけど、この辺はまだよく解ってないんじゃ無いですかねえ?
各観測データから予測される膨張速度は、どうもマチマチみたいなので、
結論を導くには、まだデータ量が足りないのかも知れませんし、
未だ適当な理論が作られてないのかも知れません。

また、宇宙空間が膨張しても、銀河の直径や惑星間の距離が広がらないのは、
膨張する力よりも、惑星が作り出す重力の方が強い為であり、
観測結果が、加速したり減速したりして見えるのも、
ひょっとしたら、そうした力が作用している可能性もあるかも知れません。

> しかしwikipediaの図が観測に基づくものだと思っていましたが、
> 理論に基づくものだとしたら似せても再発明にしかなりませんね。

このWikipediaの図って、単なるイメージ図のような気が?
まあ物理は基本的に、実験・観測から法則を見つけ出すか、
理論を予測して実験・観測で証明するか、その2パターンなので、
まだ説止まりの段階であれば、観測よりも理論に基づくモノかも知れませんね。
ちなみに、宇宙が膨張する速度に関しては、
理論値と観測値が乖離していて、いろいろ模索している状況かと?


P.S.
この正月休み、とりあえず数論に手を出してみたのですが、
表現が抽象的で、いまいち解ったような?解らないような?といった具合で、
このまま先に進んで良いモノかと、何だか足踏み状態になっちゃいましたね(苦笑)。
少なくとも、私自身がこんなモヤモヤした理解では、他人に教えるなんて絶対に無理ですしね。
恐らく、数学専攻の人だと、そのまま進んでしまえるのでしょうけど、
何だか感覚的にしっくり来なくて、やはり物理って具象的なのだと再認識させられました。

とりあえず、ルービックキューブや15パズルなどの、より具体的な実例を用いたり、
まずは、ブルーバックスや数学ガールあたりの啓蒙書でイメージを掴んだりなど、
別角度から、群論を再スタートしてみようかと模索中です。
・・・って、こんな現状なのに、目標を圏論まで伸ばしてみようかとも?(笑)
どうも、群論で止まるより、圏論まで行った方が、実用性は高そうなので。


[22068] 宇宙の体積の推移についての自作計算式返信 削除
2019/1/16 (水) 00:35:24

▼ 徳翁導誉さん
もっと似てるグラフを書ける数式もあるのですが、理屈も一番変でないと思う数式で、となると以下の感じで書いていました。

<パラメータ>
"空間量初期値":5E-10
"ブラックホール初期値":0
"エネルギー初期値":5E-15
"膨張係数":1.03
"エネルギー産出係数":0.01
"物質変換係数":0.05
"エネルギー変換係数":0.95
"ブラックホール生成開始ステップ数":0
"ブラックホール拘束係数":0.0001
"新規ブラックホール係数":0.000001
"物質空間消費":0.02
<列>
[空間量]:
 1行目:"空間量初期値"
 2行目以降:前の行の[減少後膨張前空間量]*"膨張係数"
[空間増加量]
 1行目:0
 2行目以降:[空間量]-前の行の[空間量]
[増加ブラックホール量]
 全行:"ブラックホール生成開始ステップ数"<現在行 なら 前の行の[ブラックホール質量]*前の行の[空間物質密度]*"ブラックホール拘束係数"+前の行の[物質量]*前の行の[空間物質密度]の2乗*"新規ブラックホール係数"
        違ったら 0
[ブラックホール質量]
 1行目:0
 2行目以降:前の行の[ブラックホール質量]+[増加ブラックホール量]
[産出エネルギー量]
 1行目:0
 2行目以降:[空間増加量]*前の行の[エネルギー量]*"エネルギー産出係数"
[エネルギー→物質]:前の行の[エネルギー量]*"物質変換係数"-前の行の[物質量]*"エネルギー変換係数"-[ブラックホール質量]
[エネルギー量]
 1行目:0
 2行目以降:前の行の[エネルギー量]+[産出エネルギー量]-[エネルギー→物質]
[物質量]
 1行目:0
 2行目以降:前の行の[物質量]+[エネルギー→物質]
[空間物質密度]
 全行:[物質量]/[空間量]
[減少後膨張前空間量]
 全行:[空間量]-[物質量]*"物質空間消費"

上の意味の計算式を1万行ほどに入れます。(環境によっては動作重くなるかも)
[空間量]などを折れ線グラフ化すると、概形が見れます。
余裕があったらパラメータを調整してみるのもいいと思います。

完全に納得できた数式ではないので、もし意見があれば下されば嬉しいです。
変な所があったらすみません。
この数式だと反物質が計算に入っていなかったり、単位が項目ごとに違ったりと荒削りで、現在も調整途中です。


[22075] Re:宇宙の体積の推移についての自作計算式返信 削除
2019/1/17 (木) 19:57:53 徳翁導誉

> > う〜ん、私の場合は、幼稚園児の頃に誰もが通る「なんで? どうして?」期が、
> > 卒業できないまま、大きくなってしまった側面が強いですからねえ・・・・
> > 普通なら小学生の頃には卒業し、適当に折り合いを付けるのが大人になる事なので、

> 私も割と「なんで?」は思いますけど、折り合いをつけるというよりは面倒になったのが要因な気がします。

面倒になり、「まあ、これで良いや」となる事が、
「適当に折り合いを付ける」という事なのだと思いますが?

> > 何か食い付いて貰える題材は無いかと、振るネタをいろいろ増やしてみる感じでした。
> 正直言うと、文章がもう少し少ない方が助かります。(こちらの要望に付き合って頂いているというのにすみません)
> 文章が多いとこちらからまともに振れる余裕が出ないです。

一応、長文癖のある私としては、これでも削ってる方なので、
返信時にザックリと削って貰った方が、手っ取り早いかも知れません(笑)。
別にコチラは、それで嫌な思いとかはしませんので。

> > あと個人的には、疑問があれば明らかにしたいですし、新しい事があれば知りたいですし、
> > 〜
> > ある意味では、知識や情報の餓鬼道に墜ちているのかも?

> いわゆる好奇心旺盛という感じですかね、実行が億劫で手前にいる私からは羨ましいです。

多分、そんなポジティブな感じじゃ無いと思います(苦笑)。
恐らく、病気に近い感じじゃないですかねえ・・・・

> > また最近は、ここのサイト運営に関しても、なかなかモチベーションが上がらず、
> それが伝わってきているので、要望とかがあるにはあるのですがなかなか言い出しづらいのですが、
> 言った方がいいのでしょうか?

要望は幾ら出してもらっても、全然、構いませんよ!!
絶対に聞き入れなきゃならないとも思ってませんし、
無理なモノなら無理と反応するので(笑)。


> > > > > 地球外に人類が進出するのかも疑問に思うようになりました。
> > > > う〜ん、既に半世紀も前に、人類は月に進出してますけどね(笑)。

> > > 進出、では分かり辛かったかもしれませんが、定住を意図して言っていました。

> > いや、何となく意図は解っていたので、最後に「(笑)」を付けました。

> そういうことでしたか。
> 自分の読解力の問題かもしれませんが「(笑)」の意図が分からないことが多いです。

まあ、そもそも、文章で細かいニュアンスまで伝えるのって難しいですからねえ。
私もそこまで、文章が上手い訳ではありませんし・・・・

> > ただ、民間人が普通に暮らすとなると・・・話は別でしょうね。
> > でもまあ、指数関数的な人類の進化を考えると、
> > 500年とか1000年の単位であれば、「もしかしたら?」とは思いますし、

> 確かに言われればそうかもしれないなとは思います。
> 可能か不可能かで言えば可能でしょうね。
> あえてやる意味があるかどうかはちょっと想像できませんが…。

SF設定でよくあるのは、地球への隕石衝突でしょうか。
観測や計算により、隕石の衝突は予想可能だとしても、
物理的に排除したり、軌道を変えたりするのは、まず不可能でしょうからねえ。
そうした場合、宇宙へと避難する事も選択肢の1つになるでしょうし、
地球が人類の住めない星となれば、月や火星に大地を求めるケースもあろうかと。

あとは、科学的な好奇心であったり、開拓的な野心であったりでしょうか?
火星が地球化され、生物が暮らせる星となれば、単純に面白いじゃないですか(笑)。
ここに、国家の威信や企業の投資が加わると、やる意味が生じるでしょうし、
どこかが始めれば、それを無視できず、競争化するでしょうからねえ・・・・
それこそ、中国が現在進めている月面基地建設など、実現性が高まれば、
アメリカが黙っているはずがなく、欧州や日本もアクションを起こすはずで、
ロシアやインドなども何らかの反応を示すはずですから。

> > > > 細かく分ければ、それこそ山のようにあるでしょうけど、
> > > > それらは、幾つかの基本的な感情の素の組み合わせだと思うんです。
> > > > で、もう1つか2つほど軸が増やし、それぞれをプラスかマイナスの2分割、
> > > > もしくは、プラスとマイナスにゼロを加えた3分割にすれば、
> > > > かなりの感情を表現できるなじゃないかなぁ?・・・と。

> > > そういう考え方は少し好きかもしれません。
> > > 理想で言うと3分割にしたい気はしますが、でも面倒な気もします。

> > 面倒かどうかよりも、より現実に即した形になるのが理想ですね(笑)。
> > ゼロの項目を入れると、構成要素である基本的感情が、グッと明確になろうかと?
> > と言いますか、そうしたシンプルな感情には、
> > それぞれ名称が付いてるでしょうから、それを表す手段ですよね。
> > で、「陰と陽(ネガティブ/ポジティブ)・静と動・利と害(メリット/デメリット)」
> > という3つの軸は、基本的感情の構成要素としてあるとして、
> > それ以外にも、何かあるかなぁ?と言った所でしょうか。

> 考えてちょっと思ったのですが、分割したそれぞれに名前を振るより、軸(-1.0〜1.0の範囲?)に名前を振って、
> それぞれの感情が大体これくらいの位置、とか逆にここら辺はどういう感情か、と当てはめていく方がいい気がしてきました。
> (領域を有限個分割した場合、それにピッタリ当てはまる表現があるかどうかが怪しいので)
> そう考えていくとキリがなくなるかもしれませんが…。
> それで、問題は軸の名前ですね。
> 「外向的/内向的、ネガティブ/ポジティブ、強/弱」しか自分は浮かびませんでした。

基本的感情というのは、言うなれば、「感情の素数」だと思うんですよ。
そして、複雑な感情というのは、それら素数の積であると。
ですから逆説的に言えば、いろいろと感情を素因数分解していけば、
その中から、心の根幹を成す、基本的感情が見つかるような気がしますし、
下手に言葉で定義するよりも、より感情を明確に表せるような気がするんです。

また、別の方法としては、
感情ごとの脳の働き具合から、規則性や法則を見出す事ですね。
大脳は大きく分けて、中から順に大脳基底核・大脳辺縁系・大脳皮質とあり、
内側に近いほど、原始的な欲求で活発に働き、
外側にあるほど、思考的な感情で活発に働く傾向があります。

まあ結局の所、脳だ心だと言ったって、
全ては化学反応であり、物理法則(量子力学)に従っているので、
厳密にやれば、何ならかの公式は絶対にあるはずだと思いますし、
ザックリと概算しても、シンプルな公式が求まるのでは?と考えています(笑)。


> (新コンテンツ案について)
> > で、まずは何処から始めたら良いかが五里霧中で、
> > 結局は未だに、手を付けられずにいると(苦笑)。
> > そうなると叩き台として、簡易な日本史や東洋史のバージョンを試験的に作るか、
> > 最初はひょろひょろでも良いんで、いきなり世界史バージョンに挑んでみるか、
> > はたまた、ゲームなどの形を通して、親しみやすい所から入っていくか、
> > 以前書いたように、章立て(上述の例で言えば果実の選択)から始めていくか。

> モチベーションを維持できるようにと考えると、概観が見えた方がいいと思うので、
> ひょろひょろでも世界史バージョンに挑む、がいいのではと自分は思います。

話題を絞るという事であれば、個人的に優先したいのは、このネタですね。
ただ、官さんの反応からすると、あまり興味のないネタかな?とは思いますが(笑)。

とりあえず私としては、いま持っている知識の端切れを、
繋ぎ合わせて、言うなればパッチワークのように仕上げたい訳ですけど、
どこから手を付けて良いかが、まるで見えて来ないんですよねえ・・・・
例えば、糖が重合すると綿になり、綿がニトロ化すると火薬や接着剤になるので、
それを化学的に解説しつつ、砂糖や綿花が植民地政策に与えた影響や、
火薬が戦争に、接着剤が工業に与えた影響など、話を展開する青写真は描いていますが、
全体像として、どう組み込んで行くかが、未だ見えていないと。
いっその事、オマケ要素的にしか見ていなかったゲーム化の部分を先行させ、
そこから繋ぎ合わせていくのも、1つの方法かな?と考え始めたりもしていますね。


> (宇宙について)
> > > ・空間は空間自身から割合で増える(膨張)
> > これは「宇宙は膨張している」って事ですよね。
> > このくらいなら、私もまだ解ります(笑)。
> > ハッブル望遠鏡の計測結果からも、それは恐らく正しいでしょうし。

> 引用した図とかからだと直接分かりづらいですが、
> 特に言いたいのは指数関数的増加をするのでは、という点ですね。
> 物質の割合が少しずつ増えてきたら飽和モードになりますが。

う〜ん、これは恐らくインフレーション宇宙論の事だと思うのですが、
引用された図を見ると、初期の宇宙が、確かに指数関数的に急膨張しているのが解りますけど、
話はそう単純ではなく、現在の宇宙が、ラッパの口のように少し広がってるのも見えるはずです。
宇宙を観測した結果、飽和モードで膨張速度が落ち着くどころか、
数十億年ほど前から、膨張する速度が再び増しているんですよねえ・・・・
これを、第2次インフレーションとか言ったりします。

> > > ・空間の膨張はその膨張程度に従いエネルギーを増やす
> > とりあえず、空間を膨張させる正体不明のエネルギー源として、
> > 「ダーク・エネルギー」が存在するという仮説が立てられてますけど、
> > 推測の域を脱していないと言うのが、現状でしょうね。
> > 「何か解らないけど、何かあるのでは?」という段階ですから。

> 空間が膨張するのは何故かについては自分は踏み入れていません。(そういうものだと思っている)

「なぜ膨張するか?」というよりも、
「なぜ加速膨張しているか?」という問いですね、これは。
宇宙膨張の速度が一定であったり、減速していたりなら解るのですが、
加速しているという事は、何らかのエネルギー源が必要ですからねえ。

> > > ・物質(反物質含む)は空間を消費する
> > う〜ん、これはもう少し説明して貰わないと、
> > 何の事を言っているのか、意味が解らないですね・・・・

> 座標点である空間自身も粒子のように流動的なものと考えているということです。
> まだ式に整合性があるか考えていないので分かりませんが、
> 重力は周りの空間を吸い込んでいるから起きているのではと思っています。

重力は、空間を吸い込むというよりも、空間を歪ませるという方が正しいですね。
これが、名前だけは凄く有名な「相対性理論」です(笑)。

例えば、ゴム製の布をピンと張って、その上に鉄球を転がすと、
布は鉄球の重さにより、ビヨ〜ンと伸びて沈みますよねえ?
そして、更にビー玉を転がし、沈んで出来た穴の方に近付くと、
そのビー玉は、鉄球に向けて落ちていきます。
重力を2次元で表現すると、まあ、そんな感じですね。
ブラック・ホールとかも、何でもかんでも吸い込む穴がある訳ではなく、
物凄く強い重力を持つ星があって、何でもかんでも引き付けてしまうんです。

> > > を基本に、これを元に定数・係数や数式を変えてExcelでグラフをいろいろ書いたりしていたのですが、
> > > (ちなみに他のパターンの考え方でも色々グラフを書いていました)

> > ここから数式やグラフを起こすというのは、
> > 具体的に、どんな感じのモノだったのでしょうか?

> もっと似てるグラフを書ける数式もあるのですが、理屈も一番変でないと思う数式で、となると以下の感じで書いていました。
>
> <パラメータ>
> "空間量初期値":5E-10
> "ブラックホール初期値":0
> "エネルギー初期値":5E-15
> "膨張係数":1.03
> "エネルギー産出係数":0.01
> "物質変換係数":0.05
> "エネルギー変換係数":0.95
> "ブラックホール生成開始ステップ数":0
> "ブラックホール拘束係数":0.0001
> "新規ブラックホール係数":0.000001
> "物質空間消費":0.02
> <列>
> [空間量]:
>  1行目:"空間量初期値"
>  2行目以降:前の行の[減少後膨張前空間量]*"膨張係数"
> [空間増加量]
>  1行目:0
>  2行目以降:[空間量]-前の行の[空間量]
> [増加ブラックホール量]
>  全行:"ブラックホール生成開始ステップ数"<現在行 なら 前の行の[ブラックホール質量]*前の行の[空間物質密度]*"ブラックホール拘束係数"+前の行の[物質量]*前の行の[空間物質密度]の2乗*"新規ブラックホール係数"
>         違ったら 0
> [ブラックホール質量]
>  1行目:0
>  2行目以降:前の行の[ブラックホール質量]+[増加ブラックホール量]
> [産出エネルギー量]
>  1行目:0
>  2行目以降:[空間増加量]*前の行の[エネルギー量]*"エネルギー産出係数"
> [エネルギー→物質]:前の行の[エネルギー量]*"物質変換係数"-前の行の[物質量]*"エネルギー変換係数"-[ブラックホール質量]
> [エネルギー量]
>  1行目:0
>  2行目以降:前の行の[エネルギー量]+[産出エネルギー量]-[エネルギー→物質]
> [物質量]
>  1行目:0
>  2行目以降:前の行の[物質量]+[エネルギー→物質]
> [空間物質密度]
>  全行:[物質量]/[空間量]
> [減少後膨張前空間量]
>  全行:[空間量]-[物質量]*"物質空間消費"

何だか唐突に、ブラック・ホールが登場しましたね。
また、エネルギー→物質というのも、宇宙の膨張に大きく影響するという考えでしょうか?
(そもそも論で言いますと、物質と質量は別物です)
まあ、未だ定まった説が無い分野ですから、いろいろ説は出て良いと思いますけど、
少なくとも、計測データを踏まえるなり、
理論(この場合は一般相対論?)に基づくなりしないと、
「私はこう考える」と言われても、第三者は「ああ、そうですか」としか言えないので・・・・
ぶっちゃけた言い方をすると、「根拠は何?」って事ですね。


[22091] 新コンテンツ案について返信 削除
2019/1/23 (水) 22:47:09

▼ 徳翁導誉さん
> 全体像として、どう組み込んで行くかが、未だ見えていないと。
最初から組み込み方ありきではなく、とりあえず書いてみるというのはどうでしょうか。
こちらは現状では像が上手く見えていないので、へたに発言できないというのもあります。
ちなみに私は知識は少ないと思うので、具体的な中身を書くのに協力できるかどうかは微妙かもしれません。

> いっその事、オマケ要素的にしか見ていなかったゲーム化の部分を先行させ、
> そこから繋ぎ合わせていくのも、1つの方法かな?と考え始めたりもしていますね。

ちょっと手間が多いのではと思ったりしましたが、
ゲーム化であれば、他の方も協力しやすそうですし、私も協力できそうです。
管理人さんがプログラムに必要なデータを明示し、こちらがその形式に合わせて提案するのなら、
進めていけるような気が私はしてきました。
それに、食いつきもゲームの方が良さそうですし。
管理人さんが乗り気であれば、協力したいと思います。


[22096] Re:新コンテンツ案について返信 削除
2019/1/24 (木) 19:49:50 徳翁導誉

▼ 宇宙の体積の自作計算式について
> 文章を見るに、数式を再現されてないみたいですが、
> ここでは図もファイルも上げられませんし、表現はこれが目一杯でした。
> Excelファイル(容量数メガ)をメールで差し上げても迷惑でないならそれも手段ですが…。

ぶっちゃけた話、私は自宅でほとんどOfficeを使わないので、
PCを初期化した際に、再インストールしてないままなんですよね(笑)。

> 今の自分の知識だと数式にできない(数式に落とすことが可能かも判別できない)ので、
> そこが今悩むところでしょうか。
> > > [空間量]:
> > >  1行目:"空間量初期値"
> > >  2行目以降:前の行の[減少後膨張前空間量]*"膨張係数"

まず、この箇所↑に関しては、
ブラックホールやエネルギーによる増減を考慮しなければ、
単純に、こうじゃ無いんですか?

Xn=Xo(1+b)^n

 Xn:経過空間
 Xo:初期空間
 b :膨張率
 n :経過時間

> あと、最初からある程度構想はありましたが、グラフの形を似せるのが主な目標で、
> 似たのができたと思ったので、その数式を解釈して、そういう感じなのかなと思っているだけで、
> 一貫してこのような理論を信奉している訳ではありません。
> というか、この数式を作ること自体、何となく書き始めたものなので、
> そこまで熱意を持ってやっていた訳ではありません。

グラフの形に似せた式を作るのが目的なんですか!?
う〜ん、正直な所、それを行う意図が、私には解らない・・・・
もうこれは、「数学科だから」という事なのでしょうか?(苦笑)

そもそも、お互いに「指数関数的」という言葉を用いてる所からして、
宇宙のインフレーション自体は、それこそ指数関数の式を使えば、
いくらでも似た形の式が作れるような気がしますし、
また、第2次インフレーションを加味するにしても、
時間経過か空間増加に関わる式を、追加すれば良い話ですよねえ?

ちなみに、例のグラフに関しては、私もよくは解りませんけども、
フリードマン方程式に基づき、描かれたモノなのでしょうか?

> でもせっかくなのでとりあえずグラフは見て欲しいという思いはあるので、
そこまで思われるのであれば、自PC上に図示したグラフをPrintScreenして画像化し、
この掲示板に貼り付けるなり、メールで送るなりした方が、手っ取り早いのでは?
とりあえず、画像も添付可能な設定に変更しておきましたので、
掲示板の投稿時に「ファイルを選択」で選んで貰えれば、画像も投稿できます。

> >(そもそも論で言いますと、物質と質量は別物です)
> というのはどういう意味でしょうか?
> 書いた数式では、質量を持つものが物質で、重力の影響を考慮しない量を物質量としていました。
> また、重力の発生しない状態をエネルギー、発生する状態を物質と解釈していました。

いざ説明するとなると、意外と難しいものですね(笑)。
う〜ん、何と言えば良いのかなぁ?

質量を持つモノが物質というのは、ある意味で間違ってはいないのですが、
物質とは存在そのもので、質量とは物質が存在する事で時間・空間を歪ませる力であり、
切り離せないものではあるものの、物質と質量はイコールではありません。
また、エネルギーと等価なのは質量の方なので、
物質がエネルギーになったり、エネルギーが物質になる訳でもありません。
誤解を恐れず言うなら、質量はエネルギーの一種といった感じでしょうか?
例えば、物質を加熱や加速すれば、そのエネルギーで質量は僅かに増しますし、
物質の質量が欠損すれば、莫大なエネルギーが生じますけども、
それは質量が増減するのであって、別に物質が増減する訳では無いという事ですね。

あと、物質量というのは、文字通り、単に物質の量の事ですね。
原子や分子といった、粒子数の個数です。
なので、重力の影響云々は関係ないと思います。

ちなみに、私も聞き囓りですけど、
この宇宙に占める質量・エネルギーの割合は、おおよそ、
通常の物質が5%、暗黒物質(ダーク・マター)が25%、
暗黒エネルギー(ダーク・エネルギー)が70%ほどらしいです。
「暗黒○○」というのは、何やら中二心をくすぐるネーミングですが(笑)、
単純に、未知とか、未観測くらいの意味合いですね。
要するに、現状の理論だと、その解釈が成り立つためには、
未知の物質やエネルギーが、それくらい必要になると。

> > 理論(この場合は一般相対論?)に基づくなりしないと、
> > 「私はこう考える」と言われても、第三者は「ああ、そうですか」としか言えないので・・・・
> > ぶっちゃけた言い方をすると、「根拠は何?」って事ですね。

> 根拠という根拠を持っている訳ではないです、似るグラフが書けたという程度で。
> 一応、拾ってきた知識とは矛盾はしないようにはしたのですが、結局グラフありきで考えていたので。
> 信奉しているように聞こえたなら書き方がまずかったのかもしれませんが、
> 上にも書きましたが、「こういう数式で書くと似るグラフが書けるよー、程度」です。
> でもできれば誰かに見てもらいたい、という思いはありますね。

たぶん、この辺の感覚の違いが、凄く大きいんでしょうねえ・・・・
中途半端に科学の概念を採り入れつつ、中身は独自理論で、
論理的で無いのに、見た目だけは科学っぽいモノを、
科学をやってる人間は、病的なまでに嫌う傾向があるんです。
悪い例で言うと、疑似科学なんかが、まさに典型例ですね。

「信奉している訳ではない」と言うのは理解してますし、
どちらかと言うと、信奉的な感情が交じってるのは私たちの方なのですが、
こればかりは立ち位置の問題なので、どうしようも無いかも知れません。
官さんに関しては、そうで無いのは解ってますけど、
しかし、こうした手法というのは、多くの場合、
新興宗教の勧誘や、怪しげな健康食品、ニセ医学などで使われ、
科学の成果は、それをカモフラージュさせる為に誤用・悪用されるので、
世間的には「そんな目くじら立てなくても」と思われても、反発せざるを得ないんです。


▼ 新コンテンツ案について
> > 全体像として、どう組み込んで行くかが、未だ見えていないと。
> 最初から組み込み方ありきではなく、とりあえず書いてみるというのはどうでしょうか。
> こちらは現状では像が上手く見えていないので、へたに発言できないというのもあります。

他の人から、「像が上手く見えない」と言うのは、そうだと思います。
そもそも、私自身も上手く見えてませんからねえ(苦笑)。
ただ、「とりあえずやってみる」という方法では、
上手く形にならないであろう事も、ある程度は見えているんですよねえ・・・・
ボンヤリとでも完成像を浮かべずに、ただ端切れを縫い合わせているだけでは、
継ぎ接ぎが、ただ大きくなっていくだけで、パッチワークにはならないので。

だからこそ、雑談を交わしながら、私の頭の中を整理したり、
何か発想の取っ掛かりにでもならないかと、話を振ってた訳ですけど、
「下手に発言できない」となると、八方塞がりになってしまう為、
結局は、自分1人で煮詰めるしかないか・・・って展開になっちゃうんですよね。
いや勿論、「そんな漠然と話を振られても」というのも解るのですが(笑)。

> > いっその事、オマケ要素的にしか見ていなかったゲーム化の部分を先行させ、
> > そこから繋ぎ合わせていくのも、1つの方法かな?と考え始めたりもしていますね。

> ちょっと手間が多いのではと思ったりしましたが、
> ゲーム化であれば、他の方も協力しやすそうですし、私も協力できそうです。
> 管理人さんがプログラムに必要なデータを明示し、こちらがその形式に合わせて提案するのなら、
> 進めていけるような気が私はしてきました。
> それに、食いつきもゲームの方が良さそうですし。
> 管理人さんが乗り気であれば、協力したいと思います。

いや〜、最後のデータ入力を行う段階というのは、
ゲーム作成的に言うと、もう実質完成している状況ですからねえ(笑)。
そこまで進んで、尚かつ、データ作成が大変であれば、
私も普通に、公開して、最後の詰めを有志に託す可能性もあると思います。
でも現段階では、「どんなゲームが面白そうでしょ?」と考えてるレベルですね。

社会であれば、既存のゲームがあるので、イメージしやすいですし、
理科の方も、漠然とながら、何となくイメージはできるのですが、
数学など、その他の教科は、それすら出来ないため、
「素数大富豪」など、既にあるゲームを出しつつ、話を振っていたと。


[22104] Re2:新コンテンツ案について返信 削除
2019/1/24 (木) 22:02:39

▼ 徳翁導誉さん
> ブラックホールやエネルギーによる増減を考慮しなければ、
> 単純に、こうじゃ無いんですか?
> Xn=Xo(1+b)^n

それはそれで間違ってないのですが、エネルギーなどの推移による増減を考慮しなかったら意味が無いと思います。

> グラフの形に似せた式を作るのが目的なんですか!?
最初は色々なモデルを自作していましたが、グラフを見つけてからはそうなってますね。

> もうこれは、「数学科だから」という事なのでしょうか?(苦笑)
それと関係があるかどうかと言われると、違うような…。

> 宇宙のインフレーション自体は、それこそ指数関数の式を使えば、
> いくらでも似た形の式が作れるような気がしますし、
> また、第2次インフレーションを加味するにしても、
> 時間経過か空間増加に関わる式を、追加すれば良い話ですよねえ?

ええ、そうだと思います。

> そこまで思われるのであれば、自PC上に図示したグラフをPrintScreenして画像化し、
> この掲示板に貼り付けるなり、メールで送るなりした方が、手っ取り早いのでは?
> とりあえず、画像も添付可能な設定に変更しておきましたので、
> 掲示板の投稿時に「ファイルを選択」で選んで貰えれば、画像も投稿できます。

ありがとうございます、これからやってみます。

> たぶん、この辺の感覚の違いが、凄く大きいんでしょうねえ・・・・
> 中途半端に科学の概念を採り入れつつ、中身は独自理論で、
> 論理的で無いのに、見た目だけは科学っぽいモノを、
> 科学をやってる人間は、病的なまでに嫌う傾向があるんです。

知識は少ないので独自理論ですが、論理的な考え方ではあると思っているのですけどね。
まあ知識増やせと言われそうですが、あまり頭を突っ込みたい分野でもないですし。(派閥感を感じるので)

> しかし、こうした手法というのは、多くの場合、
> 新興宗教の勧誘や、怪しげな健康食品、ニセ医学などで使われ、
> 科学の成果は、それをカモフラージュさせる為に誤用・悪用されるので、
> 世間的には「そんな目くじら立てなくても」と思われても、反発せざるを得ないんです。

なるほど、そういう経験則があるのですね。
何か当たりが強い・信用されていない感を感じていましたが、そういうことでしたか。

多分、この数式の件は私が数学として捉えている・管理人さんは物理として捉えている為、そうなったのかもしれません。
ただ、理解してくれようともしていない感じを受けるのは寂しいです。
こちらの考えを理解した上で、間違っている所を言ってくれるなら次に進めるので嬉しいですが、
ズレた否定をされただけだと感じたので。
でも立場が逆だったらと考えると、自分もしっかり理解するのが面倒に思ったかもしれないですね。

とりあえず、ややこしい理論を用いず途中で理屈が変わらない制約でグラフが似る物が書けた、と言いたかっただけです。
(と言いつつそこまで似ているかと言われると疑問符が付きますが)


> 他の人から、「像が上手く見えない」と言うのは、そうだと思います。
> そもそも、私自身も上手く見えてませんからねえ(苦笑)。

うーん、そうですか…。
どういった構成にするかも浮かばないのでしょうか?
自分だったら「とりあえずやってみる」になりそうですが…。
まずは目次だけ(大雑把で参照先がない状態で)でも作れたりしないのですか?

> でも現段階では、「どんなゲームが面白そうでしょ?」と考えてるレベルですね
取っ掛かりも少ないですし、ちょっとこの状態ではこちらとしてはお手上げですね…。


[22105] 自作宇宙理論グラフ(画像)返信 削除
2019/1/24 (木) 23:12:15

複数は選択できないようなのでpng画像6枚をzipにしてあります。
もし興味があって、意見がある方がいれば、意見下されば嬉しいです。


[22106] Re:自作宇宙理論グラフ(画像)返信 削除
2019/1/24 (木) 23:18:07

上げたものを見れるかどうか確かめようとしたら、
[500 Internal Server Error]が出ました。
見れないようです。


[22117] Re2:自作宇宙理論グラフ(画像)返信 削除
2019/1/31 (木) 21:48:31 徳翁導誉

▼ 宇宙の体積の自作計算式について
> > > 今の自分の知識だと数式にできない(数式に落とすことが可能かも判別できない)ので、
> > > そこが今悩むところでしょうか。

> > ブラックホールやエネルギーによる増減を考慮しなければ、
> > 単純に、こうじゃ無いんですか?
> > Xn=Xo(1+b)^n

> それはそれで間違ってないのですが、
> エネルギーなどの推移による増減を考慮しなかったら意味が無いと思います。

えっ、私が数式化をするって話なんですか!?(笑)
次段では、こう語ってる↓ように、
> > 宇宙のインフレーション自体は、それこそ指数関数の式を使えば、
> > いくらでも似た形の式が作れるような気がしますし、
> > また、第2次インフレーションを加味するにしても、
> > 時間経過か空間増加に関わる式を、追加すれば良い話ですよねえ?

> ええ、そうだと思います。

まずはこうして、基本となるインフレーションの式を示した上で、
次に、増減を加味した追加の式を加えては?という主旨だったのですが・・・・

例えば、ブラックホールやエネルギーによる増減を「 Y[n] 」と置き、漸化式で表せば、
 X[n+1]=b(X[n]+Y[n])
と、恐らくは表せる訳ですよねえ?
で、「 X[n]=X[0]・(1+b)^n 」なのですから、
あとはY[n]の中身を整えれば、
とりあえず不完全でも、一応の式は出来るのでは無いかと?
増加量とか密度の式は、普通に計算すれば出る部分でしょうし。

> > > でもせっかくなのでとりあえずグラフは見て欲しいという思いはあるので、
> > そこまで思われるのであれば、自PC上に図示したグラフをPrintScreenして画像化し、
> > この掲示板に貼り付けるなり、メールで送るなりした方が、手っ取り早いのでは?
> > とりあえず、画像も添付可能な設定に変更しておきましたので、
> > 掲示板の投稿時に「ファイルを選択」で選んで貰えれば、画像も投稿できます。

> ありがとうございます、これからやってみます。
>
> 複数は選択できないようなのでpng画像6枚をzipにしてあります。
> もし興味があって、意見がある方がいれば、意見下されば嬉しいです。
>
> 上げたものを見れるかどうか確かめようとしたら、
> [500 Internal Server Error]が出ました。
> 見れないようです。

う〜ん、サーバー側の設定の問題なんですかねえ?
すみません、私も、この機能を使うのは初めてなもので(笑)。
ファイル自体はアップされていたので、私は中身を確認できたのですが、
アドレスも間違えてないのに、ダウンロードが出来ないとなると、
もしかしたら、圧縮ファイルは落とせない仕様にしてあるのかも知れません。

とりあえず、画像ファイルでしたら、アップに問題は無いので、
最も重要であろう空間量のグラフだけでも、
実験がてら、私の方から再アップしてみます(笑)。

> > もうこれは、「数学科だから」という事なのでしょうか?(苦笑)
> それと関係があるかどうかと言われると、違うような…。

いや、でも、同じ理数系として共通認識があると思って話していたのが、
実は違っていたと感じたので、これは数学系と理科系の違いなのかな?と。
理科系の感覚ですと、まず最優先されるのは、現実の事象であり、
あくまで論理は、それに付随するモノですからねえ。
例えば量子力学も、マクロな人間の感覚からすると「何だこりゃ?」って感じですが、
実験すると、現実はそうなっているから、受け入れるしか仕方がないという具合です。

一方で官さんの場合、単に数式として弄るだけなら、
確かに、それ自体は論理的な考えなのだろうと私も思います。
しかし、「物質→エネルギー」とか言われると、物質は現実に存在するモノなので、
そうである以上は、まずは現実に即さないと、論理的では無いという感じでしょうか?
そもそも宇宙というのは、こうして実際に存在するモノですからねえ。
つまり、宇宙とは理科系に属する分野なので、
その方法論として、数学的には間違っていなくても、
やはり現実に即していないと、数学的正しさだけでは不十分であると。

う〜ん、何と言えば良いのか・・・・
例えばこれが、宇宙の式だと言い切らず、宇宙っぽい式という表現であれば、
別に現実重視でなくても、頭の中の数学的な理論だけで良いとは思いますし、
解らないモノは解らないとして、「物質は空間を消費する」とか言わずに、
「謎のエネルギー」といった表現であれば、そんなに問題も無かったんですよね。
(前回、暗黒物質とかの話を出したのも、それを伝えんが為でした)
で、理科系ですと、その辺を拘るのは当たり前な感覚なのですが、
返信からは、「何で、そんな事に拘るの?」と感じてる印象を受けたので、
理数系であっても理科系ではない、つまりは数学系だからかな?と。
そして、私が聞く耳を持ってないように感じたのであれば、
それは恐らく、「宇宙は科学の範疇」という大前提で、私が話してるからでしょうね。

> とりあえず、ややこしい理論を用いず
> 途中で理屈が変わらない制約でグラフが似る物が書けた、と言いたかっただけです。

でもまあ、宇宙膨張の式って、最もシンプルな形で表すと、
「空間は時間の2/3乗に比例する」って感じらしいですからねえ。
なので、そもそもが、ややこしい理論でも無い気はするんです。
式に表すとすると、係数をDとして、こんな具合でしょうか。
 X(t)=D・t^2/3

> (と言いつつそこまで似ているかと言われると疑問符が付きますが)
実際にグラフを見てみての感想としては、
確かに、突然ポンっと上がって、再び安定するグラフ自体は面白いと感じましたが、
でも、これが宇宙の空間膨張のグラフに似ているかとなると、個人的には・・・・

急上昇が始まる所は、ビッグバンと考えれば、まだ納得できるのですが、
その後の滑らかな減速期が、急ブレーキが掛かる感じで、かなり不自然なのでは?
仮に、急ブレーキ説を唱えるのであれば、何らかの見解が必要になるでしょうし、
その説明や解明を行う為にも、数式化は必要なのかも知れません。
あと、ブレーキ後の安定部分も、確かに僅かながら増加してますけど、
安定的だったのは膨張速度であり、空間自体はもっと増えてる印象がありますし、
(この辺りは、あまり知識がないので、私も自信が無い所ではありますが)
膨張速度が減速から加速に転じる所とかも、表現されてない気がするんです。

そして、再び感じたのは、前出のこのグラフの形↓を、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8#/media/File:CMB_Timeline300_no_WMAP.jpg
本当に、似せようとしてるだけなんだな・・・って事ですね。
だってこれ、繰り返しに為っちゃいますけど、
4次元を3次元的に2次元で表現してますから、やはりイメージ図に近いですよねえ?
横軸は時間で良いとしても、縦軸は空間の体積を正確に表しているのでしょうか?
もっと言うと、体積と面積をイコールで結んでしまっている印象がして、
その辺りも、正直、腑に落ちてない所ではあります・・・・

でもまあ、ぶっちゃけた話、宇宙はまだまだ解らない事だらけなんですよね(笑)。
十数年前までは、宇宙の膨張速度は減速しているという意見が主流で、
そのまま空間が安定するのか? はたまた、今度は逆に縮小していくのか?
という感じでしたけど、20年ほど前に新たな研究発表がされて、
「膨張速度は減速する所か加速している」となり、一変しましたからねえ・・・・
ちなみに、宇宙の加速膨張を発見した研究者たちは、
その功績により、2011年にノーベル物理学賞を受賞しました。


▼ 新コンテンツ案について
> > 他の人から、「像が上手く見えない」と言うのは、そうだと思います。
> > そもそも、私自身も上手く見えてませんからねえ(苦笑)。

> うーん、そうですか…。
> どういった構成にするかも浮かばないのでしょうか?
> 自分だったら「とりあえずやってみる」になりそうですが…。
> まずは目次だけ(大雑把で参照先がない状態で)でも作れたりしないのですか?

まあ、目次まで出来てしまえば、あとは淡々と作業を進めるだけの段階ですけどね(笑)。
逆に言えば、その目次作りこそが、基礎となる「幹」の部分でしょうし、
だからこそ、その根幹部分は雑には作れないと・・・・
自分で言うのも何ですが、このサイトにおいても、動画やゲームなどを作ってきて、
時には、「とりあえずやってみる」方式でやってみた事もありますけど、
この方法だと、やはり、それなりのモノしか出来ないんですよねえ。
なので、枝葉の部分はそれでも良くても、幹の部分でそれはダメだと思います。

あと、私としては、話ながらでも何か見えて来ないかと思って、
硝石の話であったり、糖・綿・TNTの話であったりを振ってみたり、
生活史を軸にとか、ゲームを軸にとか、偉人伝を軸にとか挙げてみたり、
座標的に表せば、(時間,地域,分野,難易度)という感じとイメージ像を出したり、
いろいろと話題にしてみてる気ではいるんですけどねえ(苦笑)。
もちろん、自分1人で考えて、作り上げても良いのでしょうが、
こうした発進型の一夫通行的なコンテンツは、やはり受け手あってモノなので、
いろいろと意見をもらいつつ、進められたら理想ではあろうかと・・・・

でもまあ、それでも、数多くの意見を募ろうと思えば、
それなりに概要が見えてこないと、なかなか発言できる人は居ないでしょうし、
となると、「とりあえずやってみる」方式で言うなら、
手間は掛かりますけど、思い付く幾つかの幹で作ってみて、
それをパキラの木のように、数本の幹を編み込んで、
1本の木のようにしてしまう方法も、有るには有るんですけどね。
仮に、その方法で行くなら、何本かの軸を出してみて、
その軸ごとに、まずは目次を作ってみる感じになるのでしょうか?

もしくは、いきなり世界史だと、やはり分量が多すぎるので、
まずは試しに、日本史や東洋史に限定してやってみるとか?(笑)
分量的には「日本史<東洋史」となりそうですけど、
自国史ゆえに濃くなりがちなので、敢えてザックリと東洋史にして、
日本の事も軽く触れつつ、アジアの中の日本という視点で描くのも良いかも?
東洋という客観的視点から見る事で、日本史という主観的視点からでは見え難かった、
日本史における、大陸からの影響度の大きさというのも、自然に描ける気がしますし。

また中国史にしても、長城の内側だけに視点を取られると、見え難い事も、
東洋史として、中国史だけでなく、中央アジア史も同等に扱い、
遊牧民と農耕民のシーソ−・ゲームと捉えれば、案外スッキリと物事が見えますし、
直接の興亡には関わらずとも、その遠因を作る、海からの日本という存在も、
思われている以上に、東洋史における重要度の高さが見えてくるように思うんです。
例えば、中国王朝の衰退を見ても、日本が直接滅ぼしてはいないものの、
元王朝の元寇、明王朝の倭寇&朝鮮出兵、清王朝の日清戦争、中華民国の日清戦争など、
日本の存在を抜きには、語れない部分がありますからねえ・・・・

で、話題を元に戻し、目次作りの話を続けると、
教材用&教科統合に重点を置き、世界史を軸に据えるのであれば、
世界史を始め、各教科の目次を、教科書や参考書から纏め出し、
世界史の各項目に、他教科の項目をそれぞれ突っ込んでいく方法ですかねえ?
それでも、どうしても上手くハマらない項目があれば、
その分野の中心人物を、偉人枠として世界史に捻じ込んだり、
世界史の項目自体を、上手くハマるように弄ったりでしょうか。

例えば前者の方は、物理学者のアインシュタインや、化学者のハーバーを介して、
20世紀に大きな影響を与えた科学の存在を、世界史的に扱いつつ、
彼らの研究や成果を通して、物理や化学についても学んでいくという感じですね。
そして後者は、例えば唐王朝の中期を、政治ではなく文化の面から読み解き、
そこに、国語の漢詩の内容を触れていくといった具合です。
唐の前期なども、気候変動により生じた民族の大移動が、五胡十六国の動乱を招き、
それが南北朝・隋を経て、唐により民族の融合が果たされていく時代なので、
そういった意味では、文化人類学的にも、非常に重要な時代だったりしますし、
そこで生まれた律令制度が、遣隋使・遣唐使を通じて日本に伝わった事を思うと、
各国史に分けていては見えないモノが、全体を通す事で感じ取れる気がするんです。

> > でも現段階では、「どんなゲームが面白そうでしょ?」と考えてるレベルですね
> 取っ掛かりも少ないですし、ちょっとこの状態ではこちらとしてはお手上げですね…。

だからこそ、数学のゲームで言えば、
算額の面積計算なり、素数大富豪なり、
様々な関数で挟むオセロなどの話を出してみたんですけどね・・・・
「ゲームを作る」というのは、そのレベルから始める話だと思うんですよ。
既存のゲームから、パラメーターやコマンドを少し弄るレベルの話は、
クリエイターと言うよりも、プレイヤーの発想段階だと思いますし。

でもまあ、それでも話を詰めていくとすれば、
まずは、数字を扱うゲームなのか? 図形を扱うゲームなのか?を決め、
そこから、カードゲームなのか? ボードゲームなのか?と進み、
その後に、こういう感じで?とか、ああいう感じは?となる具合でしょうか。
もしくは、全く逆の発想方法で、
既にあるメジャーなゲームに、強引に数学要素を加える感じですかねえ。
具体的には・・・う〜ん、例えば、素数と麻雀とか?(笑)
って、単純に麻雀と組み合わすなら、
化学記号や歴史偉人の方が、相性的には良さそうですけどね。

あとは、数学のゲーム教材みたいな感覚で攻めるなら、
それこそ中高で習う、微分積分なり、代数幾何なりを、
何かの形で、ゲームっぽく出来ないかな?という発想法でしょうね。
例えば因数分解とかは、数字以外を用いる事で、かなりゲームっぽく出来る気がします。


[22124] Re3:自作宇宙理論グラフ(画像)返信 削除
2019/1/31 (木) 23:26:07

▼ 徳翁導誉さん
理論の問題点を見つけていきながら改善していければなと思っていましたが、そういう流れでもないみたいですね。

完全に正しい理屈だとしても無数にありますし、
近似を含めたらもっと無数にあります。
でも、全てから見たら似ているように見えるものもごくわずかです。
人間ができるのは近似までですし、近似できていると思った喜びを共有したいと思ったので話しました。
もちろん近似の優劣はありますけどね。

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