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[2382] 世界戦場第3の事返信 削除
2007/8/13 (月) 12:42:07 プロイセン

世界戦場第3ですが、ベルギー、デンマーク、ポルトガルは
本国領のみとなっております。
なのでベルギーは自国の首都領土もあるオランダを(オランダの首都である
オランダです)、デンマークは自国の首都領土があるベルリンを、
ポルトガルは自国の首都領土があるスペインを、それぞれ領有した場合は
首都領土としてもらえないでしょうか?


[2455] Re:この場を借りて質問します返信 削除
2007/8/15 (水) 08:01:35 犬飼

まずは世界戦場でも小国プレイ導入お疲れ様です管理人様。

私は世界戦場3に参戦してませんので外野からの要望なのですが。
意見をお聞きします。
世界戦場3のアメリカなのですが元々アメリカは
初期生産が100だけど、メキシコ、南米の併合を前提として
生産力174となりこれで最強の勢力になるという趣旨?
だと理解しています。
ですが小国に中の人がいると理由も無いのに軍事占領してしまうと
周りから好戦的国家だという事で餌食なりやすいのであまり
南米攻略が進まないと思うのですよね。
これはシステム上簡単に処理出来るならアメリカ西部、中部、南部、ハワイ
アラスカなどのアメリカの植民地とは言えない地域の生産を2倍にしてみるとかは
どうでしょうか?
逆にアメリカがメキシコと南米を制圧したら強くなりすぎるかもしれませんが。


[2507] Re2:この場を借りて質問します返信 削除
2007/8/15 (水) 19:13:43 徳翁導誉

> 世界戦場3のアメリカなのですが元々アメリカは
> 初期生産が100だけど、中米、南米の併合を前提として
> 生産力174となりこれで最強の勢力になるという趣旨?
> だと理解しています。
> ですが小国に中の人がいると理由も無いのに軍事占領してしまうと
> 周りから好戦的国家だという事で餌食なりやすいのであまり
> 南米攻略が進まないと思うのですよね。
> これはシステム上簡単に処理出来るならアメリカ西部、中部、南部、ハワイ
> アラスカなどのアメリカの植民地とは言えない地域の生産を2倍にしてみるとかは
> どうでしょうか?

まあでも、小国が居るので思うように進まないのは、
他の列強諸国も条件は同じでしょうし、
初期生産値が100だと言っても、中南米諸国と比して十分に高いでしょうし、
ユーラシア大陸と海で隔てられている事を考えれば、
まあ、今のままでも良いんじゃないでしょうかねえ?

いや、そこまで深く考えて設定してある訳ではないですけど。


[2521] Re3:この場を借りて質問します返信 削除
2007/8/15 (水) 22:33:10 犬飼

▼ 徳翁導誉さん
> まあでも、小国が居るので思うように進まないのは、
> 他の列強諸国も条件は同じでしょうし、
> 初期生産値が100だと言っても、中南米諸国と比して十分に高いでしょうし、
> ユーラシア大陸と海で隔てられている事を考えれば、
> まあ、今のままでも良いんじゃないでしょうかねえ?

史実のアメリカがあれなので、生産力が多い方がいいかなと思ったり
あと日本とアメリカが、同等なのは少し違和感があったので言ったのですが、
(ついでに日本が結構有利になっている気がするので)
でも別に、私が言った案を導入しなければゲームバランスが崩れるわけではなく
アメリカが強すぎて興を殺ぐかもしれないのもありますし
管理人様が現状でいいと判断しているのでそれでいいと思います。

> いや、そこまで深く考えて設定してある訳ではないですけど。
そうなんですか、私は各国の国力差とかには深甚な意味があると思ってましたよ。
あと地政学ページを見ると結構考えて設定を作っているんだなと
前は勝利条件が300ポイントだったみたいですが、アメリカ大陸を制圧して
195ポイントの生産力が確保できるので、これでアメリカの
オニのような強さをゲーム内で再現しているんだなと感心したり、
フランスがドイツより生産が高いのは1936年では、ドイツの軍備の脆弱さを考慮して
いるんだろうとか。色々勝手に考えていまして。


[2589] Re4:この場を借りて質問します返信 削除
2007/8/17 (金) 19:15:16 徳翁導誉

> 史実のアメリカがあれなので、生産力が多い方がいいかなと思ったり
> あと日本とアメリカが、同等なのは少し違和感があったので言ったのですが、

それは、何処かにも書きましたが、完全にゲーム的事情です。
ここのレス↓に書いた工業値比較のデータをそのまま導入したりしたら、
http://f25.aaa.livedoor.jp/~douyo/bbs03/bbs.cgi?tree=c657
それこそ、ゲームとしてはバランスを崩しちゃいますので。

全世界の3分の1を占める工業大国であり、
当時の石油生産高では、全世界の6割がアメリカ本国から吹き出し、
ミシシッピ流域は世界有数の大穀倉地帯となっており、
更には2つの大洋によってユーラシア大陸から隔絶され、かなり安全な立場にある。
こんな国、ゲーム的に考えれば、そのまま表現は出来ませんよ(笑)。

> > いや、そこまで深く考えて設定してある訳ではないですけど。
> そうなんですか、私は各国の国力差とかには深甚な意味があると思ってましたよ。

いや、小国導入にあたり、特にバランス調整などはしていないと言う意味です。
大元のゲーム自体は、それなりに考えながら設定してますよ(笑)。


[2631] Re5:この場を借りて質問します返信 削除
2007/8/18 (土) 01:49:03 犬飼

▼ 徳翁導誉さん
> それは、何処かにも書きましたが、完全にゲーム的事情です。
> ここのレス↓に書いた工業値比較のデータをそのまま導入したりしたら、
> http://f25.aaa.livedoor.jp/~douyo/bbs03/bbs.cgi?tree=c657
> それこそ、ゲームとしてはバランスを崩しちゃいますので。
>
> 全世界の3分の1を占める工業大国であり、
> 当時の石油生産高では、全世界の6割がアメリカ本国から吹き出し、
> ミシシッピ流域は世界有数の大穀倉地帯となっており、
> 更には2つの大洋によってユーラシア大陸から隔絶され、かなり安全な立場にある。
> こんな国、ゲーム的に考えれば、そのまま表現は出来ませんよ(笑)。

いや別に史実のアメリカをそのまま表現してもらいたいわけじゃないですが。
だから160くらいにすればいいかなと思ったわけで。
個人的に統制経済で国が傾き始める日本と上記のような超大国アメリカを比べると
どうなんだろうと思ってましたが。
そもそも史実では〜と言うのは何だか無粋な気もしてきました。
それと小国プレイありなんだからアメリカ強大化して小国の勝率減らすのも
そうなんですが。

> いや、小国導入にあたり、特にバランス調整などはしていないと言う意味です。
> 大元のゲーム自体は、それなりに考えながら設定してますよ(笑)。

そうですよね、失礼しました。


[2642] Re6:この場を借りて質問します返信 削除
2007/8/18 (土) 16:27:11 徳翁導誉

> いや別に史実のアメリカをそのまま表現してもらいたいわけじゃないですが。
> だから160くらいにすればいいかなと思ったわけで。

まあこのゲームは、「地政学」を念頭に作られてますので、
両大洋に囲まれ、大陸全体を島国として扱えるアメリカって、
設定的にかなり有利なんですよ。
アメリカだけで160となると、やはりゲームとしては、
あまりに飛び抜けすぎた存在になってしまうと思います。

って、まあ世界戦場も3つある訳ですから、
1つくらいは完全史実版って感じで、
強力すぎるアメリカが登場する戦場もありかも?(笑)
日本が当時受けていたアメリカの圧力も、結構感じられそうですし。


[2655] Re7:この場を借りて質問します返信 削除
2007/8/18 (土) 22:05:40 ほのぼのさん

▼ 徳翁導誉さん
> > いや別に史実のアメリカをそのまま表現してもらいたいわけじゃないですが。
> > だから160くらいにすればいいかなと思ったわけで。

> まあこのゲームは、「地政学」を念頭に作られてますので、
> 両大洋に囲まれ、大陸全体を島国として扱えるアメリカって、
> 設定的にかなり有利なんですよ。
> アメリカだけで160となると、やはりゲームとしては、
> あまりに飛び抜けすぎた存在になってしまうと思います。
>
> って、まあ世界戦場も3つある訳ですから、
> 1つくらいは完全史実版って感じで、
> 強力すぎるアメリカが登場する戦場もありかも?(笑)
> 日本が当時受けていたアメリカの圧力も、結構感じられそうですし。


まあ完全に雑談ですが、大陸全体が島国であるアメリカと、
一領土のみが島国である日本、イギリスを比べると、このゲームでは
後者の方が有利かもしれないですね。
日本、イギリスを落とすにはそれなりの海軍が必要ですが、アメリカ攻略は
海軍5あればワシントンの隣の地に自軍空軍を集結させられるので・・・。
なので、世界戦場3のアメリカは日本と比べてそれほど強くないのかなあ、と。
逆に、アメリカ160、日本100くらいでようやくアメリカと日本との戦力的な均衡が
取れているかと思います。それくらい日本は有利だと思いますよ。
強力すぎるアメリカが登場する戦場ってのは、面白そうですね。

さらに個人的には、国別の難易度は、
易・・・日本>フランス>アメリカ>イギリス>イタリア>ソ連>ドイツ>中国・・・難
かと思ってます。このあたり、他のプレーヤーの方々はどのように思っているのでしょう?


[2658] Re8:この場を借りて質問します返信 削除
2007/8/18 (土) 22:55:10 Bernstein

▼ ほのぼのさん
> さらに個人的には、国別の難易度は、
> 易・・・日本>フランス>アメリカ>イギリス>イタリア>ソ連>ドイツ>中国・・・難
> かと思ってます。このあたり、他のプレーヤーの方々はどのように思っているのでしょう?

日本は一見不利そうに見えて案外、潜在的な成長力を秘めていますから
結構強くなることは多いですね。
日本は首都の守りが堅い大陸国家となる傾向があるようです。

私が考える難易度としては
易・・・米>日>英>ソ>仏>独>伊>中・・・難
と考えています。

アメリカは確かに日英に比べれば首都の防衛力は下がりますが、
他の国家と比べてある程度距離を置いた外交ができるので
生存性はやはり高いかと思います。
基本的に海洋国家は守りが固めなので難易度は低めです。

一方、大陸国家は基本的に崩壊しやすいところがあるので
難易度は高くなりがちですが、ユーラシア全域に影響力を
及ぼすことのできるソ連が比較的有利かと思います。

独伊あたりになってくると自国の首都のすぐ近くに
他国の首都が存在しているので、長期的な成長を見込むことが
難しくなりがちです。
独は東方へ、伊はアフリカへ進出するなどして
崩壊しやすいという弱点を補わなければならない訳ですが
その結果として英仏ソとの対決という構図が導かれて来ますので
このハードルを越えなければならない点が難易度を高くしているかと思います。

中国は最初に進出できる拠点が限られていること、
そして日本やソ連に狙われやすいという地理的条件が
難易度を高くしているものと思います。

日本にとってはシーレーンの確保と、首都に近いことから
真っ先に倒したくなる相手ですし、
ソ連にとっては中国を片付けておくことで
欧州に集中することが可能となるので、
早めに片付けておくと負担が大きく減少します。

このことが日ソの利害を一致させ、中国滅亡という
シナリオに導かれやすいものと思います。
おまけにこの両国を倒すために連携すべき相手である
米独は往々にして他に目が向いていることが多いので
孤立しがちという面もあります。
まあ、中国が絶対的に不利とまでは言いませんが
易しくはないものと思います。

まあ、強力過ぎるアメリカというのもなかなか興味深いですね。


[2660] Re9:あとついでに返信 削除
2007/8/18 (土) 23:11:25 Bernstein

英仏について触れてませんでしたが
英仏とも領土を分割しやすいという面があるので
序盤で崩壊することは往々にしてありますが、
一方で終盤まで生き残れた場合は世界各地に拠点があるので、
終盤においてはかなり強力な勢力となります。

違いとしては
英国は首都の防衛力が高く植民地が分散していること、
フランスは植民地が比較的、首都の近場に存在していること
くらいでしょうか。
首都の防衛力が低いため、全体としてはフランスの方が崩壊しやすいですが、
一方で英国は個々の植民地が他国との衝突を生み出す原因となることが多いといえます。
特にカナダやインドなどはこれに該当することかと思います。

どちらにしても、初期の領土を固守するよりは
状況に応じて領土を交換してしまった方が生き残りやすいかと思います。


[2661] Re10:あとついでに返信 削除
2007/8/19 (日) 00:11:37 あじゅ

楽しそうな話題なので、久しぶりにコメントを(笑)
私のイメージは、日>仏>米>伊>ソ>英>独>中です。
もっとも、世界戦場は伊、ソ、仏しかやってないので半分以上は主観じゃないですが(^_^;)

日本は島国で守りやすい上、中国を除いて他国首都が遠いというのが利点ですね。
英国と違って、外交面も絞りやすいので楽ですが、奇抜なことやろうとすると選択肢が少ないかと。
アメリカが初心者向けで勝ちやすいのは皆納得のところでしょうが、小国化でかなり苦労するみたいですね。
このあたりは英国も同様な気がします。海外の飛び地はますます守りにくい気がしますし。
そんな狭間で、アイスランドとか極小国ですがかなりプレイに魅力ある国になってるな…とか思います。
あと、タイとか。

個人的にやった中ではフランスがやりやすかったです。
戦略の自由度も高いし、自国のやりたいこともある程度できる国力もあるし。
イタリアは自分がやった実感では、そんなに辛いイメージはないです。
地中海=アフリカ戦略は必須ですが、外交力が一番発揮できる、ある意味「楽しい」国だと思います。
ソ連は難易度という点では中程度だと感じますが、やってみて感じたのは疲れる国(笑)。
ただ、守りにくいと思える広大な国土は意外と戦ってみると守りやすいです(私見ですが)。
包囲網にはどうしようもないですけどね(笑)

独はじっと我慢の子が強いられるので、忍耐力が必要でしょうね。
ただ、欧州でうまく同盟国を作れれば、中盤以降は日英と同様な守りやすさが発生しますね。
これはドイツに限らず、仏伊にも言えますが、欧州半島制覇がなされれば、世界制覇は近いです。

中国は…もうこれはMな人向けか?(笑)
序盤国力はない、国土は守りにくい、国境線は長い、周囲に安パイな小国がない…
しかも、どちらに進出してもさらに守りにくくなっていくという国でしょう。
日本をとれば国力が陸海に二分されますし、インドに出ればさらに国境が伸びます。
シベリアへ出るのが唯一後背地確保が可能ですが、さほどPもでかくないし。

総じて、やはり日、米は易しいというのは間違いないようですね。
外交力に自信があるプレイヤーならば、仏、伊、独はもっと易しい気がします。
また、戦争に自信があるプレイヤーならば、伊、ソ、英はもっと易しくなる気がしますね。
中国は…ノーコメント(笑)
好んで中国をプレイされているような方がいましたら意見を聞きたいですね。


[2720] Re11:あとついでに返信 削除
2007/8/20 (月) 23:41:38 ほのぼのさん

Bernsteinさん、あじゅさん、各国の有利度についてどうもです。とても参考になります。
各国について、対外的な関係から更に詳細に私見を述べてみます。
(◎相性抜群、○相性良好、△普通、×宿敵)

・日本(難易度:易)
対米国(△)・・・日本からみて米国は太平洋を隔てた隣国だが、いかんせん東京からワシントンへの道のりは遠い。
 米国と対決するなら、欧州国家の支援が必要となってくるであろう。逆に、日本と米国が組んで日本はアジアへ、
 米国は欧州へ目を向ける戦略も十分ありうる。
対中国(×)・・・日本にとって中国は有無をいわさず滅ぼすべき相手。中国を滅べば自国を脅かす勢力はアメリカ1国に
 なるし、そもそも中国が生き残った状態では日本の進出先は非常に限られてくる。
対ソ連(○)・・・序盤は対中国で組むべき相手。しかし、中国滅亡後は日本の進出先は自然とソ連になってくるであろう。
 逆に、ソ連からは日本を狙いにくいので、ソ連に対しては日本は優位だといえる。
対英国(◎)・・・日本にとって英国は対米、対中を考えても是非とも組みたい相手。日英同盟はゲーム序盤から
 終盤近くまで有効に機能するであろう。
対仏国(○)・・・英国ほどではないが、組んでいて損はない国。しかし、対米、対中を考えると
 イギリスほどは利害が一致しないであろう。
対独国(○)・・・ヨーロッパ諸国は、基本的には序盤〜中盤と仲良くやっていくべきであろう。
 特にドイツは中盤以降の対ソで利害が一致するであろう。
対伊国(△)・・・日本にとってイタリアは最も縁が遠い国であろう。終盤にイタリアが欧州で生き残れば、
 そのときにようやく接点が出てくるくらいか。

・米国(難易度:易)
対日本(△)・・・米国にとっては日本は西の目障りな国。ただし、日本との友好という選択肢もありえる。
 日本と棲み分けは可能だが、早期に日本を潰しておくと後々楽かも。
対中国(○)・・・中国にとって米国は必須の友好国だが、米国にとっては中国はそれほど比重は大きくない。
 しかし、中国が滅ぶと日本に重石をつける国がなくなるので、中国が滅びないような戦略は必要だろう。
対ソ連(◎)・・・地政学的に、ソ連は米国にとって最も相性がいい国。ソ連とは、アジア地方では日中同時攻撃、
 ヨーロッパ地方では欧州諸国への共同作戦と、米ソが組めば幅広い戦略が可能だろう。
対英国(×)・・・英国は米国にとって最初から最後まで敵として立ちはだかるであろう。
 米国にとって自国を脅かす国はどこまでも英国である可能性が高い。
 英国包囲網が、南米攻略後の米国の最初の目的となるであろう。
対仏国(△)・・・英国がいるうちは仏国は味方だが、英国滅亡後は仏国は米国にとってヨーロッパで
 最初に攻略すべき相手になるであろう。
対独国(○)・・・序盤〜中盤にかけては、米独は強力な同盟を結ぶことができるであろう。
 しかし、終盤においてヨーロッパをドイツが制覇したときは、米国にとって最強の敵となるはずだ。
対伊国(○)・・・こちらも序盤〜中盤にかけては、フランスを牽制すべくイタリアは米国にとって友好国になりうる。
 しかも、アフリカに展開するイタリアは、基本的には米国と利害がそう錯綜することはなかろう。

・中国(難易度:難)
対日本(×)・・・奇襲を含めて、日本は常に中国を狙ってくると考えていいであろう。
 中国にとって、日本をいかに排除するか、それが中国の命運を握っている。
対米国(◎)・・・日本、イギリスへの牽制を考えると、米国との同盟は中国にとって生命線となるであろう。
 米国が早期滅亡したときには、中国は非常に苦しい立場に追い込まれる。
対ソ連(△)・・・ソ連にとっても中国は目障りな国。ソ日が組んで中国に攻め込むことを常に頭の片隅に
 おいておく必要があろう。逆に、欧州諸国と組んでのソ連包囲網を先に仕掛けるのも十分有効だ。
対英国(×)・・・インドの利権を考えると、イギリスにとって中国は目障りな国。
 逆に、英国包囲網で最も大きな利益を受けるのは中国だ。その意味でも、英国包囲網は米中の悲願だ。
対仏国(△)・・・ベトナムの扱いが難しいが、基本的に仏国は中国にとって数少ない味方になってくれる
 可能性が高いであろう。
対独国(○)・・・ソ連包囲網を考えると、中独は組むのに相性がいい国だ。
 ドイツもソ連と相性が悪いので、ソ連包囲網にドイツも食指を動かすはず。
対伊国(△)・・・イタリアとはそう利害がからむことはないが、組んでいてそう損はないであろう。
 しかし、序盤の日英ソに包囲された状態で、イタリアと組むのはあまりに力不足だ。

・ソ連(難易度:普通)
対日本(△)・・・ソ連のアジア政策は難しい。日中どちらかの国が生き残れば、その生き残った強大な国は
 ソ連の東方を脅かすであろう。ソ連にとって、日中共存→日中同時滅亡という戦略が最も効果的だ。
 そのためには、アメリカの協力は欠かせない。
対米国(◎)・・・ソ連にとっても米国は最も組むのに利害が一致する国だ。ソ米が連携を密にすれば、
 そうそう窮地に陥るものではない。しかし、第1回優勝者大会のように、ソ米vs他の国という体制に
 ならないような注意も必要だ。
対中国(△)・・・中国はソ連にとって当面の東の脅威。しかし、中国を滅ぼしても日本が東の脅威に
 置き換わるだけなので、中国がいなくなれば何とかなるというわけではない。
対英国(△)・・・ヨーロッパ戦線では組んで損はない相手。しかし、英国包囲網もソ連にとって
 それなりの利益がある。臨機応変の対応が必要だ。
対仏国(○)・・・ヨーロッパ諸国の中で最も組みたい相手。ソ仏同盟により、対独、対伊で盤面を
 優位に進めることができるであろう。ディプロでもWW2onlineでも、ソ仏は相性がいい。
対独国(×)・・・ソ連にとっては西の脅威。ドイツがヨーロッパで勢力を伸ばすのはソ連にとって
 悪夢に過ぎない。フランスやイギリスと組んで早期に滅ぼすべし。
対伊国(△)・・・ヨーロッパ諸国の中では組んでもいいし早期に滅ぼしてもいいし、
 ソ連にとってイタリアの重要性はそう大きくないであろう。


残りの国についてはまた今度ということで・・・。



[2724] Re12:あとついでに返信 削除
2007/8/21 (火) 00:18:31 あじゅ

▼ ほのぼのさん
素晴らしい分析、感嘆しますね。
分析内容はほぼ同意です。
日・米・中についてはプレイしてないので客観論ですが。
ソについては私見としては仏◎>米○という感じがしています。
第一回優勝者大会の失敗を教訓として、米ソの同盟はかなり他国にとっては脅威を呼びます。
同盟自体はかなり有効ですが、有効すぎることが危険だと思います。
絶対に悟られない秘密同盟ならば良しですが…難しいでしょうね。
ソ連の東西戦略の基本は、東を日中均衡させて維持し、そのうちに独伊打倒でしょう。
仏との同盟は公然化しても、独伊間も疑心暗鬼で中々真の連携はできないので、
ソ仏同盟にとっての唯一の邪魔者は英国となると思います。
その牽制の意味で米国との連携は必要で、あまり米ソに傾倒するのはむしろ×という気がします。
そんな意味で、仏米は逆かな?というのが自説です。

残りの分析も期待して待ってま〜す(^_^)

PS.こういう論議って楽し〜い(爆)


[2753] Re13:あとついでに返信 削除
2007/8/21 (火) 19:59:06 徳翁導誉

> 残りの分析も期待して待ってま〜す(^_^)
面白かったで〜す。
私も続編を期待(笑)。

自分で言うのも何なんですが、
結構、史実的に合うバランスになってますよねえ?(笑)
私自身はプレイした事が無いので、尋ねる事しかできないんですけど。
まあでも、少なくとも「外交は地理に関連する」と言う、
このゲームを作った主旨を、それなりに具現化できたとは思っています。

ただ、以前から疑問に思っていることが1つあるんですが、
それは「アメリカとイギリス」の関係の事です。
史実では、米英両国は兄弟国として2つの大戦を共に戦ってきましたが、
このゲームだと、どうも対立する間柄にあるんですよねえ。
この部分に関しては、どうも史実と反してしまうんですが、
これって、ゲーム上の条件付け等に失敗してるんですかねえ?
それとも、地政学的には不仲となる間柄だったんですかねえ?

日露戦争後、アメリカが日英同盟の存在を恐れていたのは確かなので、
そう言った意味では、地政学的には間違ってないような気もするんですが、
英語を母国語とする兄弟国と言う付加価値があるとは言え、
安易にそれだけでは済ませられない何かがあるのでしょうか?
アメリカとイギリス、この辺が少し気になっています。


> PS.こういう論議って楽し〜い(爆)
私も実際、ああだこうだと論を言い合う過程が1番好きですね(笑)。
と言うかある意味では、その為にこんな事をやっている側面もあります。
大元は、既存の歴史ゲームを分析したり、新たな案を出し合ったり、
そう言った事ばかりをやっていた掲示板から派生して出来たサイトですので。
ただ、そう言った掲示板も次々と消えていき、
なかなかそう言う機会がなくなってしまったのが寂しいんですよねえ・・・・

それと正直、私のプログラム能力は高くないので、
私が構想したモノですら、1割程度も具現化できていない現状では、
自由に出し合える案の練り込みこそが楽しいと言うのも有りますね。
まあ私が、ゲームに参加しないと言う事も関連しているのかも知れませんが。


[2762] Re14:あとついでに返信 削除
2007/8/21 (火) 21:42:18 ほのぼのさん

▼ 徳翁導誉さん
> 自分で言うのも何なんですが、
> 結構、史実的に合うバランスになってますよねえ?(笑)


ほんと、そう思います。アジアでもヨーロッパでも、第二次世界大戦勃発前の雰囲気がとてもよく出てるかと思います。
史実と大きく異なるのは、米英関係くらいでしょうか(笑)?


ではでは、残りの国(欧州諸国)についても検討してみましょう。

・イギリス(難易度:普通)
対日本(◎)・・・宿敵たるアメリカを倒すためにも、日本との連携は最低条件かつ必須のもの。
 また、中国を追い落とすためにも日本の協力は欠かせない。日英同盟は史実でもこのゲームでも
 イギリスにとって大きな利益を与えることになりそうである。
対米国(×)・・・アメリカとはカナダ領有、オセアニア植民地の防衛、そして中国の帰趨について
 イギリスと激しく利害が反するであろう。カナダ無条件譲渡も手だが、そうなるとアメリカにとって益々
 ヨーロッパ進出のチャンスが増えるだろう。
対中国(×)・・・中国の当面の進出先として、インド地方のイギリス植民地が選ばれることが多い。
 アメリカと中国は一体的に動くと考えていいだろう。中国に対しては機先を制しないとアジアの足掛かりを失うだろう。
対ソ連(△)・・・イギリスとソ連との相性はそう悪くはない。しかし、首都同士は決して遠くは離れていないので、
 イギリス包囲網ができたときにソ連がこれに加わる可能性も高いであろう。
対仏国(△)・・・イギリス海峡を隔てた隣接国だが、ゲーム序盤は植民地交換等で友好的な外交を行うことができるであろう。
 しかし、それはあくまで序盤のみ。中盤からはフランスにとってイギリス攻略は一つの選択肢となりうる。
対独国(△)・・・これまた北海を隔てた隣接国であり、ヨーロッパの覇権争いで英独が対決する場面も
 必然と出てくるであろう。しかし、反仏、反ソで独英が結束することも十分に可能だ。
対伊国(○)・・・イタリアはイギリスにとってヨーロッパ諸国で唯一の相性のいい国だ。
 イタリアの早期滅亡はイギリスにとっても苦しくなるであろう。しかしイタリアの進出先はアフリカなので、
 アフリカの領土割譲等、柔軟な対応が必要だ。

・フランス(難易度:易)
対日本(○)・・・フランスにとって日本はそう利害が対立することはない。地政学的にも、
 序盤〜終盤にかけて日本はいい盟友になれるであろう。
対米国(△)・・・こちらも基本的には利害が対立することはそうないが、アメリカのヨーロッパ進出の
 第1歩はイベリア半島→フランスとなるのが定石なので、アメリカをノーマークにするとフランスが
 真っ先に飲み込まれる可能性が高い。
対中国(△)・・・ベトナム問題が喉に引っかかった魚の骨のようだが、フランスにとって
 ベトナムを諦めれば、中国は中盤以降、戦略的なパートナーとなれるであろう。
対ソ連(◎)・・・フランスにとってソ連は対独、対伊を考えるとどうしても組みたい相手。
 ソ連が東を向いているときは、ヨーロッパの中でも孤立も覚悟する必要があろう。
対英国(△)・・・イギリスを担当した場合と同様、ゲーム序盤はイギリスと仲良くできるが、
 中盤以降はどうしても相手を意識してしまい、共同作戦を取るのは難しいと思われる。
対独国(×)・・・首都が隣り合う同士の国はどうしても宿敵になってしまうのは仕方のないところ。
 ドイツはゲーム開始時に植民地がないので、そのままドイツとの対決は避けられないであろう。
対伊国(×)・・・こちらもフランスにとっては厄介な国。フランスはヨーロッパ、イタリアはアフリカと
 棲み分けも可能かと思われるが、常にイタリアはパリを狙っていると考えたほうが良さそうだ。

・ドイツ(難易度:難)
対日本(△)・・・ゲーム序盤から中盤にかけてはゲーム上ドイツと関係することはそうないだろう。
 終盤にドイツが生き残っていれば、独日は友好的な関係を築くことができよう。
対米国(○)・・・フランスを牽制するという意味では、独米同盟は大きな力を発揮しよう。しかし、
 ドイツがヨーロッパ制覇するまで、アメリカが見逃してくれるかというとそう甘くはない。
対中国(○)・・・こちらは対ソを考えると是非とも組みたい相手。ドイツは英仏ソ伊に囲まれているので、
 近攻遠交というように遠隔の国との外交が重要となってくる。
対ソ連(×)・・・ワルシャワを挟んで隣接する国。ソ連にとってもドイツは目障りなので、
 できればソ連包囲網を中国や他の国と形成して序盤〜中盤には葬り去りたい。
対英国(△)・・・ソ仏ほどではないにしても、なかなか友好関係を築くのが難しいのがイギリスという国だ。
 だが、イギリス包囲網が形成されたとしても、ドイツにとって美味しいところは何もない。
対仏国(×)・・・首都が隣り合う関係もあって、どうしてもフランスは対決しなければならないであろう。
 しかし、フランス領をそのまま飲み込めば、ドイツにとって光が見えてくるはず。
対伊国(△)・・・ソ仏に比べると共存は可能だ。しかし、終盤までイタリアを残しておくのは得策ではなく、
 ゲーム中盤あたりに滅ぼしたいところ。

・イタリア(難易度:難)
対日本(△)・・・ドイツと同じく、ゲーム終盤まではイタリアの外交に日本が絡んでくることはそうないだろう。
 情報交換を行うくらいがせいぜいだが、関係は細々とでも続けたほうが良さそうだ。
対米国(○)・・・対フランスという観点からは協力関係になることもできそうだが、
 いかんせん米国にとってイタリアはどうでもいい国なので、積極的なアプローチが必要だ。
対中国(△)・・・基本的に、アジアの国はイタリアにとってそう重要ではない。
 しかし、仏中や米中の対立を引き出すことができればしめたものだ。
対ソ連(△)・・・対ドイツという観点からは協力関係になることもできるが、
 ソ連にとってイタリア攻撃もドイツ攻撃と同じくらい魅力的であることは自覚すべきであろう。
対英国(○)・・・イタリアにとって英国はヨーロッパ諸国の中で唯一組める国だ。
 英国と共にフランス攻撃を行い、アフリカの仏植民地を攻略するのがポピュラーな戦略か?
対独国(△)・・・首都こそ接していないものの、ドイツにとってイタリアは不気味な国だ。
 逆に、ドイツを滅ぼしてベルリンの生産力50を手に入れれば、イタリアの飛躍につながるであろう。
対仏国(×)・・・しかし、イタリアにとってはやはりフランス攻撃を最優先させたい。
 イタリアの優勝は、いかにして早期にフランスを滅亡させるかにかかっている。


○ソ連にとっての米、仏との関係について
あじゅさんのおっしゃるように、米ソの強力な同盟は他国にとって脅威となりますねー。
米ソ同盟はあまり表立たせないというのに賛成です。
基本的にソ連にとって、東方政策は米国と組み、西方政策はフランスと組み、
ヨーロッパでフランスだけが残ってしまえば米国と組んでフランスをサンドイッチするというのが
ソ連の基本戦略になりそうですね。

○米英関係について
アメリカとイギリスについてですが、やはりカナダの存在は大きいと思います。
カナダが中立地であれば、米英はそう争うことはなかったかも。
あと、やはり日英が組むと両国にとって有利に働いてしまうので、米国は自然と
日英と対立する方向にいってしまいますね。
さらにイギリスをプレーした者とすれば、イギリスにとって中国は何気に目障りな国なので、
米中が相性のいい国であることを考えると、アメリカの影響力を抑えたくなりますね。

史実だと、イギリスがドイツ相手に苦しんでいても、アメリカがパールハーバーまで欧州戦線に
加わらなかったことを考えると、大戦序盤〜中盤にかけてアメリカにとってイギリスは
そう大した友好国ではなかったのかも。イギリスにとってはアメリカは命綱だったのでしょうが・・・
そう考えると、史実上で日本にとって日英同盟破棄は拙い政策でしたね。

> > PS.こういう論議って楽し〜い(爆)
> 私も実際、ああだこうだと論を言い合う過程が1番好きですね(笑)。
> と言うかある意味では、その為にこんな事をやっている側面もあります。


いやあ、私もゲームに実際に参加しているよりも、こうやって議論しているほうが楽しいですなー。
WWonline2で、一冊攻略本が書けそうな感じですし。まあ、書きたいことはゲーム中や今回で
あらかた書いてしまいましたが。


[2848] Re15:あとついでに返信 削除
2007/8/24 (金) 13:11:56 犬飼

▼ ほのぼのさん
> ▼ 徳翁導誉さん
> > 自分で言うのも何なんですが、
> > 結構、史実的に合うバランスになってますよねえ?(笑)

>
> ほんと、そう思います。アジアでもヨーロッパでも、第二次世界大戦勃発前の雰囲気がとてもよく出てるかと思います。
> 史実と大きく異なるのは、米英関係くらいでしょうか(笑)?
>
>
> ではでは、残りの国(欧州諸国)についても検討してみましょう。
>
> ・イギリス(難易度:普通)
> 対日本(◎)・・・宿敵たるアメリカを倒すためにも、日本との連携は最低条件かつ必須のもの。
>  また、中国を追い落とすためにも日本の協力は欠かせない。日英同盟は史実でもこのゲームでも
>  イギリスにとって大きな利益を与えることになりそうである。
> 対米国(×)・・・アメリカとはカナダ領有、オセアニア植民地の防衛、そして中国の帰趨について
>  イギリスと激しく利害が反するであろう。カナダ無条件譲渡も手だが、そうなるとアメリカにとって益々
>  ヨーロッパ進出のチャンスが増えるだろう。
> 対中国(×)・・・中国の当面の進出先として、インド地方のイギリス植民地が選ばれることが多い。
>  アメリカと中国は一体的に動くと考えていいだろう。中国に対しては機先を制しないとアジアの足掛かりを失うだろう。
> 対ソ連(△)・・・イギリスとソ連との相性はそう悪くはない。しかし、首都同士は決して遠くは離れていないので、
>  イギリス包囲網ができたときにソ連がこれに加わる可能性も高いであろう。
> 対仏国(△)・・・イギリス海峡を隔てた隣接国だが、ゲーム序盤は植民地交換等で友好的な外交を行うことができるであろう。
>  しかし、それはあくまで序盤のみ。中盤からはフランスにとってイギリス攻略は一つの選択肢となりうる。
> 対独国(△)・・・これまた北海を隔てた隣接国であり、ヨーロッパの覇権争いで英独が対決する場面も
>  必然と出てくるであろう。しかし、反仏、反ソで独英が結束することも十分に可能だ。
> 対伊国(○)・・・イタリアはイギリスにとってヨーロッパ諸国で唯一の相性のいい国だ。
>  イタリアの早期滅亡はイギリスにとっても苦しくなるであろう。しかしイタリアの進出先はアフリカなので、
>  アフリカの領土割譲等、柔軟な対応が必要だ。
>
> ・フランス(難易度:易)
> 対日本(○)・・・フランスにとって日本はそう利害が対立することはない。地政学的にも、
>  序盤〜終盤にかけて日本はいい盟友になれるであろう。
> 対米国(△)・・・こちらも基本的には利害が対立することはそうないが、アメリカのヨーロッパ進出の
>  第1歩はイベリア半島→フランスとなるのが定石なので、アメリカをノーマークにするとフランスが
>  真っ先に飲み込まれる可能性が高い。
> 対中国(△)・・・ベトナム問題が喉に引っかかった魚の骨のようだが、フランスにとって
>  ベトナムを諦めれば、中国は中盤以降、戦略的なパートナーとなれるであろう。
> 対ソ連(◎)・・・フランスにとってソ連は対独、対伊を考えるとどうしても組みたい相手。
>  ソ連が東を向いているときは、ヨーロッパの中でも孤立も覚悟する必要があろう。
> 対英国(△)・・・イギリスを担当した場合と同様、ゲーム序盤はイギリスと仲良くできるが、
>  中盤以降はどうしても相手を意識してしまい、共同作戦を取るのは難しいと思われる。
> 対独国(×)・・・首都が隣り合う同士の国はどうしても宿敵になってしまうのは仕方のないところ。
>  ドイツはゲーム開始時に植民地がないので、そのままドイツとの対決は避けられないであろう。
> 対伊国(×)・・・こちらもフランスにとっては厄介な国。フランスはヨーロッパ、イタリアはアフリカと
>  棲み分けも可能かと思われるが、常にイタリアはパリを狙っていると考えたほうが良さそうだ。
>
> ・ドイツ(難易度:難)
> 対日本(△)・・・ゲーム序盤から中盤にかけてはゲーム上ドイツと関係することはそうないだろう。
>  終盤にドイツが生き残っていれば、独日は友好的な関係を築くことができよう。
> 対米国(○)・・・フランスを牽制するという意味では、独米同盟は大きな力を発揮しよう。しかし、
>  ドイツがヨーロッパ制覇するまで、アメリカが見逃してくれるかというとそう甘くはない。
> 対中国(○)・・・こちらは対ソを考えると是非とも組みたい相手。ドイツは英仏ソ伊に囲まれているので、
>  近攻遠交というように遠隔の国との外交が重要となってくる。
> 対ソ連(×)・・・ワルシャワを挟んで隣接する国。ソ連にとってもドイツは目障りなので、
>  できればソ連包囲網を中国や他の国と形成して序盤〜中盤には葬り去りたい。
> 対英国(△)・・・ソ仏ほどではないにしても、なかなか友好関係を築くのが難しいのがイギリスという国だ。
>  だが、イギリス包囲網が形成されたとしても、ドイツにとって美味しいところは何もない。
> 対仏国(×)・・・首都が隣り合う関係もあって、どうしてもフランスは対決しなければならないであろう。
>  しかし、フランス領をそのまま飲み込めば、ドイツにとって光が見えてくるはず。
> 対伊国(△)・・・ソ仏に比べると共存は可能だ。しかし、終盤までイタリアを残しておくのは得策ではなく、
>  ゲーム中盤あたりに滅ぼしたいところ。
>
> ・イタリア(難易度:難)
> 対日本(△)・・・ドイツと同じく、ゲーム終盤まではイタリアの外交に日本が絡んでくることはそうないだろう。
>  情報交換を行うくらいがせいぜいだが、関係は細々とでも続けたほうが良さそうだ。
> 対米国(○)・・・対フランスという観点からは協力関係になることもできそうだが、
>  いかんせん米国にとってイタリアはどうでもいい国なので、積極的なアプローチが必要だ。
> 対中国(△)・・・基本的に、アジアの国はイタリアにとってそう重要ではない。
>  しかし、仏中や米中の対立を引き出すことができればしめたものだ。
> 対ソ連(△)・・・対ドイツという観点からは協力関係になることもできるが、
>  ソ連にとってイタリア攻撃もドイツ攻撃と同じくらい魅力的であることは自覚すべきであろう。
> 対英国(○)・・・イタリアにとって英国はヨーロッパ諸国の中で唯一組める国だ。
>  英国と共にフランス攻撃を行い、アフリカの仏植民地を攻略するのがポピュラーな戦略か?
> 対独国(△)・・・首都こそ接していないものの、ドイツにとってイタリアは不気味な国だ。
>  逆に、ドイツを滅ぼしてベルリンの生産力50を手に入れれば、イタリアの飛躍につながるであろう。
> 対仏国(×)・・・しかし、イタリアにとってはやはりフランス攻撃を最優先させたい。
>  イタリアの優勝は、いかにして早期にフランスを滅亡させるかにかかっている。
>
>
> ○ソ連にとっての米、仏との関係について
> あじゅさんのおっしゃるように、米ソの強力な同盟は他国にとって脅威となりますねー。
> 米ソ同盟はあまり表立たせないというのに賛成です。
> 基本的にソ連にとって、東方政策は米国と組み、西方政策はフランスと組み、
> ヨーロッパでフランスだけが残ってしまえば米国と組んでフランスをサンドイッチするというのが
> ソ連の基本戦略になりそうですね。
>
> ○米英関係について
> アメリカとイギリスについてですが、やはりカナダの存在は大きいと思います。
> カナダが中立地であれば、米英はそう争うことはなかったかも。
> あと、やはり日英が組むと両国にとって有利に働いてしまうので、米国は自然と
> 日英と対立する方向にいってしまいますね。
> さらにイギリスをプレーした者とすれば、イギリスにとって中国は何気に目障りな国なので、
> 米中が相性のいい国であることを考えると、アメリカの影響力を抑えたくなりますね。
>
> 史実だと、イギリスがドイツ相手に苦しんでいても、アメリカがパールハーバーまで欧州戦線に
> 加わらなかったことを考えると、大戦序盤〜中盤にかけてアメリカにとってイギリスは
> そう大した友好国ではなかったのかも。イギリスにとってはアメリカは命綱だったのでしょうが・・・
> そう考えると、史実上で日本にとって日英同盟破棄は拙い政策でしたね。
>
> > > PS.こういう論議って楽し〜い(爆)
> > 私も実際、ああだこうだと論を言い合う過程が1番好きですね(笑)。
> > と言うかある意味では、その為にこんな事をやっている側面もあります。

>
> いやあ、私もゲームに実際に参加しているよりも、こうやって議論しているほうが楽しいですなー。
> WWonline2で、一冊攻略本が書けそうな感じですし。まあ、書きたいことはゲーム中や今回で
> あらかた書いてしまいましたが。


何か来ない間にほのぼのさんが素晴らしいものを書いてますね。
イタリアの仇敵はフランスというのは、そのとおりだと思います。
正直イタリアの難しさは単に、ドイツプレイヤーのゲームへの習熟度にかかっているかと
思います。イギリスと組んで独仏同時撃破を狙うなら話は別ですが。
まずイタリア・ドイツがオーストリアの領有でこじれるとアウトです。
聞くところによるとあそこはユーゴスラヴィアでも良かったそうですが
地域名がオーストリアなので、アンシュルスを知っていればドイツのものだという
先入観がありますからね・・・。
取りあえずドイツプレイヤーが、イタリアは潰し易いから強いフランスと組んで
目先の生産ポイント獲得しか考えてないようだったら、イタリアの前途は多難でしょうね。
そんな訳で戦略が他国に強く左右されるのがイタリアなのではなかろうかと思います。
実際、史実のイタリアも火事場泥棒的にフランスやギリシャに攻め込んでは負けていますから
そんなものではなかろうかと。

あと、日英同盟の破棄にはカナダ、オーストラリアなども破棄賛成だったので
一概には言えませんが、日本の致命的な失策だったでしょうね。
イギリスにとっても、日本が東南アジアを引っ掻き回したおかげで、植民地は英連邦として一応繋ぎ止めましたが、
大英帝国の栄光は見る影もなく凋落したので被害受けていますね。
しかし日本は焼け野原になり海外領土と北方領土も喪失。おまけに朝鮮は日本に敵意を持っていますし。(今でも)
完全に舵取り間違えましたね。
直接的には英米一体論なんていってアメリカにもけんかを売ったのが運の尽きでしたが、
日英同盟があれば、イギリスに武器弾薬売って一儲けできたかもしれませんね
ただ、アメリカの参戦はかなり延びるでしょうからドイツの延命にもなるでしょうが。

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