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[5312] Re2:泡の夢返信 削除
2008/2/11 (月) 11:25:55

▼ 徳翁導誉さん
> > > 満州国なんかは、もし現代まで存続していたら、
> > > 一体どんな国になっているのか、想像するのは少し面白いですしねえ。

> > 終戦時の状況を鑑みるに赤くなるんですかね?日民の方の満州国みたいに。

> 終戦時から歴史が分岐して、満州国が残るのならば、
> まず間違えなく、モンゴルと同様にソ連の衛星国となっていたでしょうけど、
> あの歴史の流れで終戦まで来てしまったのでは、
> まあ、満州国存続と言うシナリオ自体が無いでしょうけどね。
>
> 満州国存続のシナリオを考えるならば、
> やはり、「日本が第二次大戦に参戦しなければ」になると思います。
> そうなると、大日本帝国も存続って事になり、
> そちらのネタの方が、強くなってしまうかも知れませんが。
> 現実の香港みたいに、1997年には関東州返還の式典もやるんですかねえ?
>
> > 帝国のままでは溥潔のあとの皇位継承問題とかで日本より早く女性皇帝問題がでてきそうですね。
> 満州国の場合、正式には「皇位」ではなく「帝位」ですね。
> 皇后ではなく帝后、皇族ではなく帝族、皇室ではなく帝室と呼ぶ事で、
> 日本国の「天皇」と、満州国の「皇帝」との、明確な区分化を狙っていたみたいです。
> 溥儀は「同じ皇帝なのだからは、天皇に仕えるように私に仕えろ」と主張し、
> 関東軍は「天皇は皇帝よりも上」と主張したと。

そうしてたんですか。天皇が皇帝よりも上…と。
今では皇帝自体が居ないのでどうということもありませんが、
そうすれば宗主国としての日本の立場もはっきりしてきますし、
当時はそう考えた方が都合が良かったんですね。

> それと、帝位継承に関してですが、
> 実のところ、弟の溥傑は満州皇帝の帝族には入ってないんですよ。
> 帝位継承法で「帝位継承は溥儀の男系男子に限る」とした為、
> 溥儀には子供が居なかった事から、満州国帝室には、
> 皇帝の溥儀と3人の妻たちの計4人しか居ないんです。

へえ…そうだったんですか。
> だからこそ、後継者無き(と言うか、敢えて設けなかった)帝国を、
> 一体どうして行くつもりだったのか?って疑問が残るんですよねえ。
> 溥儀に子供が居ない状態で、弟の溥傑と華族出身の嵯峨浩を結婚させた以上、
> 後々は溥傑と浩の間に生まれる男子に、満州国の帝位を継がせると考えたなら、
> 帝位継承の仕組みが、何だかスッキリしないんですよ。
> そうなると、考えられるのは主に3つ。
> 敢えて断絶させる事で、溥儀の養子として皇族を送り込む構想だったのか?
> はたまた、継承が問題などになる前に、早々と日本へ併合する構想だったのか?
> もしくは、傀儡国家など簡単に処理できるので、まともな構想など無かったのか?
>
> 1つ目のは、おそらく違うと思うんですよ。
> 溥儀は弟の嫁である嵯峨浩と折り合いが悪く、
> 彼女が男子を生んでも、帝位は継がせたくないと考えていたみたいです。
> また、皇帝である自分を軽んじる関東軍などに対しても不満があり、
> 本当に皇族から養子を迎え、その父として振る舞う事で、
> 皇帝として、然るべき扱いを受けたいと言う思いもあったらしいです。
> 溥儀自身にこうした思いがあったのに、それが行われなかった事を考えれば、
> 満州国の皇帝に皇族を送り込むという構想では無いのかと。

溥潔は帝族じゃなかったんですか…。なるほど。。
溥儀が崩御して後継者がいない→日本と同君連合とか(笑)。
思いっきり中世の思考回路ですね。
> って、満州国もネタが豊富なので、書いているときりがないですから、
> 今回はこの辺で、打ち止めとしておきますか(笑)。
> ちなみに、私の満州国サイトでは、
> 在命中のこの人↓を勝手に現皇帝にするつもりでした。
> http://www.pressnet.co.jp/aixin/Japanese/sakusya/PuRen.htm

溥儀の弟がまだ生きてたんですね…。89歳ですか…
激動の時代を生きてきたような人ですね。
> > > ちなみに、「満洲国臨時政府」なるサイトは存在します。
> > > http://www.manchukuo.org/index31.htm

> > これは…本気なんでしょうか?常任理事国を敵に回しての国連加盟とは…
> > しかもロシアにまで領土主張してますし。。。さすがに無謀としか言いようがないですね…。
> > 他に考えられるのは、建国を語った金儲けとか…はさすがにないでしょうけど…

> 基本的にはジョークだと思いますよ。
> 義捐金に関しては、ネタを楽しんでくれた人からチップを受け取ろうくらいの事かと。
> って、実は本気だったりして(笑)。

やっぱりジョークですか。本気でお金を振り込んだ人ってやっぱ居るのか、
ちょっと知りたいですけど(笑)。
> 中国国内には1000万人以上の満州民族が暮らしていますが、
> それだけの人口があるのに、自治州すら与えられていませんからねえ。
> まあ、清朝や満州国の滅亡、文化大革命など、
> 旧支配者である異民族と言う弾圧される立場であった為、
> 名前や生活習慣を中国風に変えたりと、かなり同化が進んでいるらしいですが。
> 満州語なんかも、ほとんど消滅寸前ですし。

そうなんですか…地図帳で中国の民族分布を見ると満州族だけ点々になっているのって、
そういう理由だからなんですかね。
日本でたとえると、アイヌみたいな?

> ちなみに、係争しているロシア領というのは「外満州」の事ですね。
> ロシアに割譲されたのが150年前ですので、
> 全く根拠がない要求という程では無いですね。
> 実際、史実に於いても毛沢東は、
> 外満州の割譲を、清朝による不平等条約として認めていませんでしたし、
> 中国が正式に外満州奪還の断念したのは、2001年の中露友好条約の締結時です。
> 正式に外満州を諦めた事で、当時ネット上では中国人の不満が大きかったとか。
> 臨時政府としても、彼らと同じスタンスなんでしょうね(笑)。
> それに実際問題、ウラジオストクの有無は満州にとって大きいでしょうし。

あきらめちゃってたんですか。中国らしくない…
ウラジオストク、ロシアが夢にまで見た不凍港ですからね。
ロシアとしても渡さないのが目に見えてますし、
やっぱりネタ…
 
> > 日本が核を持てば中国はおとなしくなるから、
> > 核武装すべきだって意見を聞いたことがあるんですけど、
> > それって国益にかなうんでしょうかね。

> う〜ん、あまりならないんじゃないですかねえ?
> 核1発当たりに受ける被害を考えれば、
> 中国よりも日本の方が大きいですし、
> 本当に中国が核を打つ程の状況に追い込まれたなら、
> 日本に核が有ろうが無かろうが、あまり大差ないと思いますよ。
>
> それと、今の世界情勢で核を持とうとすれば、
> 余程うまく根回ししない限り経済制裁を受けますし、
> 輸出入に大きく頼っている日本が、それに耐え得るかと言えば・・・・
> そもそも、核の原料であるウランにしても輸入に頼ってますし、
> 核兵器を持つ前に原子力発電が停止しそう・・・・
>
> あと、日本の何処で核実験を行うんだ?って話もあります。
> どう考えても、日本国内での核実験なんて難しいでしょうし、
> 北朝鮮やイスラエルみたいに、海外で外国と協力しと言うのも・・・・
> 現在で言えば、イランとかと協力すれば、
> 核開発だけを考えれば、日本とイランの双方に利益がありそうですが、
> それで受ける国際政治と国際経済での打撃が破壊知れないですよね。

そういやウランは輸入でしたね…というか、
日本はほとんどを輸出入に頼ってますもんね。やっぱり、
核を持ったら経済的な打撃は計り知れないと…
実験場のことは、盲点でした。
そりゃあ、こんな狭い国でできる場所があるわけない…

> 結局、軍や核では五大国と対峙するのが難しい以上、
> 「平和」という武器を全面に打ち出して言った方が、
> 今の日本にとっては、核を持つ以上の国益になろうかと思います。
> って、「平和を武器に」と言っても、
> 自衛隊を解散しろとか、そう言う事を言っている訳ではないですよ(笑)。
> アメリカが「人権」や「民主主義」と言う言葉を利用するが如く、
> 日本は「平和」と言う言葉を利用しようと言う意味です。
> まあ、これも長くなりそうなので、こちらもこの辺で打ち止めに。

核なんて持ったら国際的な信用もがた落ちですしね…
無闇に核などに頼らずに、「平和」を掲げていった方が日本の国策に良いわけですね。

> > 大冷害は1993年ですよ。私の生まれた年ですので。
> 若ッ!!(笑)
> あの大冷害を知らないと言う事は、
> 実際に「ブレンド米」とかも知らないんですよねえ?
> 米不足のため、日本米にタイ米をブレンドして売ってたんですよ。
> 初めのうちは、日本米とタイ米をセットで売ってたんですが、
> 日本米だけ食べて、タイ米を捨ててしまう人が多く、社会問題になったんですよ。

タイ米って、ぱさぱさしてたらしいですね。
タイと日本ではお米の種類からして違いますし。
タイ米と日本米を混ぜて売った結果、タイ米のまずさが強調された…
とかは聞いてます。

> タイ米に餅米を混ぜて炊くと日本米に近くなると言う裏技も出回っていました(笑)。
そうなんですか!?水分が多いのと少ないのでちょうど良くなるんですかね。

> それにしても、1993年生まれとなると、
> 以前、私も弟に言われて驚いた
> 「阪神大震災もオウム事件も、教科書の中の出来事」って世代なんですよね。
> そうなると、ギリギリ冷戦を知ってる私なんかの世代とは、
> 共和国サイトでの、ネタの受け取り方とかが違ってくるのかなあ?

ネタの受け取り方の違い…といわれても冷戦時代の人の受け取り方を知りませんので(笑)。
まあ、私は日民を通じて共産主義の主義、主張を知りましたよ。
共産主義や社会民主主義を調べるきっかけになりましたし。
余談ですが、教科書には阪神淡路大震災は乗ってますけど、サリン事件は載ってませんでした。

> 私の祖父母なんて、両方とも100歳近くまで生きていたので、
> 20世紀の全てが妙に生々しく感じて・・・・
> ちょっと歴史と割り切れない感情があるんですよねえ。

100歳近くまで生きておられたんですか。
すごい長生きしていらしたんですね。


見返してみると、私の文才のなさが際立って見えますね…


[5322] Re3:泡の夢返信 削除
2008/2/11 (月) 19:16:55 徳翁導誉

> > 日本国の「天皇」と、満州国の「皇帝」との、明確な区分化を狙っていたみたいです。
> > 溥儀は「同じ皇帝なのだからは、天皇に仕えるように私に仕えろ」と主張し、
> > 関東軍は「天皇は皇帝よりも上」と主張したと。

> そうしてたんですか。天皇が皇帝よりも上…と。

あくまで、関東軍はそういう解釈をしたと言う事ですね。
「天皇は皇帝よりも上」と、明文化されている訳ではありません。
まあ、溥儀にも、関東軍にも、それぞれの立場があり、
自身が有利になるような解釈をした訳ですね。
例えば溥儀の来日時など、昭和天皇は東京駅のホームで出迎えましたが、
「天皇は皇帝よりも上」という考えがあれば、そこまでしないと思います。
http://jp.youtube.com/watch?v=hsRk27sbWEg

> 今では皇帝自体が居ないのでどうということもありませんが、
> そうすれば宗主国としての日本の立場もはっきりしてきますし、
> 当時はそう考えた方が都合が良かったんですね。

実は現在でも、似たような事があります。
外務省の正式な文章では今でも、
相手国の国王に対して「皇帝」と言う呼び名を使用しているはずです。
確か戦前だったと思いますが、
日本側は「皇帝」、相手国側を「国王」と扱った事で、
トラブルになった事があったそうなんです。
なのでそれ以降、正式な外交文章では常に「皇帝」を用いる事になったとか。
天皇を王に格下げする訳には行きませんしね。


> 溥潔は帝族じゃなかったんですか…。なるほど。。
そうなんですよ。
ですので、溥傑の妻である嵯峨浩も「流転の王妃」と呼ばれていますが、
正式には、「王妃」では無かったんですよね。
清朝の方の王妃だとしても、結婚した時には既に清朝は滅んでますし。

> 溥儀が崩御して後継者がいない→日本と同君連合とか(笑)。
> 思いっきり中世の思考回路ですね。

別に、そこまでおかしくは無いですよ。
1877年に、英国女王はインド皇帝になってますし、
1936年に、イタリア国王は東アフリカ皇帝になってます。
ついでに米国皇帝ノートンも、後にメキシコ護国卿を兼務しています(笑)。

しかし、養子の件を断ったのが本当に真実だとしたら、
そうした線は、かなり少ないでしょうね。
それよりも、大韓帝国の併合と同じ路線を取る可能性の方が高かったかと。
そもそも、満州国を途中で帝政に移行させたのも、
皇帝の一存で国の方針を決められる帝国の方が楽だからでしょうし、
満州皇帝である溥儀了解の元、「日満合邦」と言うシナリオも・・・・
そして溥儀たち満州帝族は、韓国皇族同様に「王公族」になると。
元々、満蒙領有計画からスタートし、
国際情勢から、満州国建国へ軟着陸した経緯がありますしねえ。


> > 中国国内には1000万人以上の満州民族が暮らしていますが、
> > それだけの人口があるのに、自治州すら与えられていませんからねえ。
> > まあ、清朝や満州国の滅亡、文化大革命など、
> > 旧支配者である異民族と言う弾圧される立場であった為、
> > 名前や生活習慣を中国風に変えたりと、かなり同化が進んでいるらしいですが。
> > 満州語なんかも、ほとんど消滅寸前ですし。

> そうなんですか…地図帳で中国の民族分布を見ると満州族だけ点々になっているのって、
> そういう理由だからなんですかね。

恐らく、その「点々」は「満族自治県」を現していると思います。

> 日本でたとえると、アイヌみたいな?
アイヌ民族・・・よりは多少マシなのかな?
何だかんだで中国は、1億人近い少数民族を抱えていますし、
その一方で日本は、「単一民族国家」との認識が強いですからねえ。
って、何処に基準を置くかで、見方はいろいろ違ってくるでしょうけど。


> > 実際、史実に於いても毛沢東は、
> > 外満州の割譲を、清朝による不平等条約として認めていませんでしたし、
> > 中国が正式に外満州奪還の断念したのは、2001年の中露友好条約の締結時です。

> あきらめちゃってたんですか。中国らしくない…

その代わり、ソ連崩壊後に中国人が大量に流入してますけどね(笑)。
逆にロシア人は、住み易い西へ西へと移っちゃってますし。
現状では、沿海州のロシア領有は認めざるを得ないでしょうが、
100年後くらいには、どうなっているかは分かりません。
そう言うやり方は、悠久の歴史を持つ中国人らしい方法です(笑)。

ついでに、沿海州には「高麗人」も集まってきてますね。
高麗人とは、沿海州周辺に住んでいた朝鮮民族なんですが、
日本との内通を恐れたスターリンにより、中央アジアへ追放されました。
そうした人たちが、ソ連の崩壊により沿海州へと戻り始めており、
韓国はそんな彼らを、在外同胞として扱い支援を行っています。
ひょっとしたら、「沿海州は東アジアの火薬庫」と呼ばれる日も来るかも?

え〜と、あとついでに、もう1つ主権承認のネタを。
これは中国でも中華民国、つまりは台湾の事ですが、
台湾はまだ正式に、日本の沖縄領有を認めていません(笑)。
沖縄はもともと、琉球王国として中国の朝貢国でしたし、
中国が沖縄領有を認めたのは、日清戦争の敗戦後の事なので、
外満州同様、これは敗戦による不平等条約によるモノだと。
その為、台湾は大使館にあたるものを東京と那覇に置いています。
ちなみに台湾は、モンゴルの独立も正式には認めていません。

> ウラジオストク、ロシアが夢にまで見た不凍港ですからね。
温暖化が進んでいる現在はよく分かりませんが、
ウラジオストクは、冬には流氷が流れ込んできますし、
厳密な意味での「不凍港」と言うには、少し難しいですけど。
だからこそ、大連へと更に南下した訳です。
日露戦争に勝利していれば、それこそ「念願の不凍港」って感じだったでしょうね。

そう言った意味では、
「もしも日本が日露戦争で負けていれば」って「if世界」も面白いかも?
もしくは、日露戦争にすら到らない「幕府存続if」とか(笑)。


> そういやウランは輸入でしたね…というか、
> 日本はほとんどを輸出入に頼ってますもんね。やっぱり、
> 核を持ったら経済的な打撃は計り知れないと…

ウランは一応、人形峠で採れますけどね。
まあ、品質はあまり良くありませんが。

それと、核ミサイルで用いられるプルトニウムに関しては、
原子炉から輩出されたものが貯まっており、
既に日本のプルトニウム貯蔵量は、核兵器5000発分を越えています・・・・
核開発を目指す国からすれば、喉から手が出るほど欲しいでしょうが、
日本としては、処理するのに困っていると(笑)。

> 実験場のことは、盲点でした。
> そりゃあ、こんな狭い国でできる場所があるわけない…

まあ、北朝鮮も国内でやっちゃってますから、
東北地方の山中や、小笠原諸島などで出来ない事も・・・って、
現状では、まず無理でしょうけどね(笑)。
インドやパキスタンでも、周辺住民に影響が出ているみたいですし。
ちなみに、大日本帝国が続いていれば、
最初の核実験は満州北部で行い、
その後に南洋諸島での海底地下実験って感じだったんでしょうかねえ?

あと、核実験をやらずに作ると言う方法もありますが・・・まあ、やらないでしょうね。
プルトニウムを使用した核兵器には、爆縮技術が必要ですが、
日本は戦後、ほとんどそれらの研究を行ってきませんでしたし、
やはり実験を行わないと、実際に使えるのか分かりませんからねえ。
「シミュレーション実験で対応可能」なんて話もありますが、
日本には核実験に関する充分なデータやノウハウが無いですし、
「イスラエルが核実験をやらずに装備している」と言う話もありますが、
南アフリカと共同で核実験を行った可能性が高いですし。
本当に爆発するか分からない兵器を、
数十発から数百発も製造するとは、ちょっと思えませんからねえ。

> 核なんて持ったら国際的な信用もがた落ちですしね…
> 無闇に核などに頼らずに、「平和」を掲げていった方が日本の国策に良いわけですね。

「がた落ち」って程では無いでしょうけど、
核を持つ事で、国際的な発言力を強めたい国が多い中、
簡単に核を持つ事が出来るのに、敢えて持たない姿勢を強調する方が、
日本という国の場合は、プラス面が大きいでしょうからねえ。


> まあ、私は日民を通じて共産主義の主義、主張を知りましたよ。
> 共産主義や社会民主主義を調べるきっかけになりましたし。

キッカケになる分には良いんですが、
あそこで止まって、
「これが共産主義の主義か」とか思われても困るんですけどね(笑)。
私は共産主義者じゃありませんし、
真面目な口調の時でも、ネタを交えて書いたりしてましたので。

> 余談ですが、教科書には阪神淡路大震災は乗ってますけど、サリン事件は載ってませんでした。
そうでしょうね、難しい問題ですし。
安保闘争だとか、日本赤軍だとかも、
教科書にはまともに載ってないでしょ?
少なくとも、私の頃は載ってませんでした。
天災と違って、人間が大きく絡んでますし、
そうした人たちが、まだまだ大勢生きてますからねえ。
100年くらいは経過しないと、キチンと教科書に載らないんじゃないですかねえ?

ちなみに、「教科書の中の出来事」というのは、
「歴史上の出来事」と言う時のあくまで比喩ですので、
本当に載っているかどうかは知りません(笑)。


[5335] Re4:泡の夢返信 削除
2008/2/12 (火) 17:08:08 プロイセン

▼ 徳翁導誉さん
> しかし、養子の件を断ったのが本当に真実だとしたら、
> そうした線は、かなり少ないでしょうね。
> それよりも、大韓帝国の併合と同じ路線を取る可能性の方が高かったかと。
> そもそも、満州国を途中で帝政に移行させたのも、
> 皇帝の一存で国の方針を決められる帝国の方が楽だからでしょうし、
> 満州皇帝である溥儀了解の元、「日満合邦」と言うシナリオも・・・・
> そして溥儀たち満州帝族は、韓国皇族同様に「王公族」になると。
> 元々、満蒙領有計画からスタートし、
> 国際情勢から、満州国建国へ軟着陸した経緯がありますしねえ。


対ソの防疫線、つまり共産主義の南下を防ぐ為に存続させませんかね。
完全に衛星国になってそうですけど。
溥儀も清朝の復興を図ってたみたいですし、なりふり構わず国を存続させようとする
気もします。
冷戦終結と共にユーゴ内戦が再現される気もしたり。
でも、満州国存続=大日本帝国存続=太平洋戦争でフルボッコにされてない
=アメリカと日米安保条約締結してない
って事になるので、脳内補完が難しそうです。
敵の敵は味方の理論で西側になったのでしょうか。
でも帝国だからしっかり介入してそうだし・・・・・・・・・。


[5343] もう一つの大戦返信 削除
2008/2/13 (水) 11:52:03 物秦

> 対ソの防疫線、つまり共産主義の南下を防ぐ為に存続させませんかね。
> 完全に衛星国になってそうですけど。
> 溥儀も清朝の復興を図ってたみたいですし、なりふり構わず国を存続させようとする
> 気もします。
> 冷戦終結と共にユーゴ内戦が再現される気もしたり。
> でも、満州国存続=大日本帝国存続=太平洋戦争でフルボッコにされてない
> =アメリカと日米安保条約締結してない
> って事になるので、脳内補完が難しそうです。

2・26で皇道派勝利&対米以外の連合国(英仏蘭蘇)と先に戦闘して撃破。
第二次世界大戦終結。
その後日米VS独伊の第三次世界大戦(発端はユダヤ人問題)で日米連合勝利。
その後共和国(米国)VS立憲国(日本)の冷戦が発生が現実的では?


[5355] Re:もう一つの大戦返信 削除
2008/2/13 (水) 19:43:53 プロイセン

▼ 物秦さん
> 2・26で皇道派勝利&対米以外の連合国(英仏蘭蘇)と先に戦闘して撃破。
> 第二次世界大戦終結。
> その後日米VS独伊の第三次世界大戦(発端はユダヤ人問題)で日米連合勝利。
> その後共和国(米国)VS立憲国(日本)の冷戦が発生が現実的では?


でもアメリカは最初からイギリスに恩を売るつもりで参戦の糸口を探していたところに
日本がいたので、ちょっと挑発して向こうから殴りかかってきたからラッキー。
という経緯(一説に過ぎませんが)がある為どちらにしろアメリカが殴ってきそうですが。
フランクリンとかじゃ無かったらモンロー一直線だったのでしょうか。


[5350] Re5:泡の夢返信 削除
2008/2/13 (水) 19:19:10 徳翁導誉

> > それよりも、大韓帝国の併合と同じ路線を取る可能性の方が高かったかと。
> > そもそも、満州国を途中で帝政に移行させたのも、
> > 皇帝の一存で国の方針を決められる帝国の方が楽だからでしょうし、
> > 満州皇帝である溥儀了解の元、「日満合邦」と言うシナリオも・・・・
> > 元々、満蒙領有計画からスタートし、
> > 国際情勢から、満州国建国へ軟着陸した経緯がありますしねえ。

> 対ソの防疫線、つまり共産主義の南下を防ぐ為に存続させませんかね。
> 完全に衛星国になってそうですけど。

確かに、衛星国として存続させるシナリオも無くは無いでしょうけど、
如何せん、大日本帝国ですからねえ・・・・
実際に大韓帝国も、衛星国化ではなく併合されてますし、
満州の「領有できなかったから建国」と言う流れを見ても、
併合できる状況に有れば、併合しちゃったんじゃないですかねえ?

それに、対ソ連を考えた場合にも、
如何に傀儡国家とは言え、
間接統治よりは、直接統治の方が何かと便利でしょうし。
と言うか、傀儡国家だからこそ、直接統治の方が能率が良さそう。
衛星国化が最適なのは、対象国にそれなりの統治能力が有る場合でしょうから。


> 溥儀も清朝の復興を図ってたみたいですし、なりふり構わず国を存続させようとする
> 気もします。

溥儀が願っていたのは、清朝の復興以上に、
自らの皇帝返り咲きだと思います。
満州国の建国時でも、
「清朝」ではなく「満州国」である事より、
「皇帝」ではなく「執政」であった事の方に、
溥儀の不満が強かった印象を受けますし。

それに溥儀は、自己保身と権威欲が強い人でしたので、
それさえ満たしてあげれば、結構簡単に折れそうな感じがします。
何よりも、権力が無いので駄々をこねた所で無意味ですからねえ。
実際、意に反する事があっても、最後には受け入れ続けている人ですし。

って、本当に日本が「清朝復辟」なんて掲げ始めたら、
それこそ、収拾が付かなくなりそうですけどね(笑)。
清王朝とその名義上の服属国ともなれば、
東アジアに留まらず、東南アジアや中央アジアにまで広がってしまいます。
範囲としては、大東亜共栄圏以上でしょ?


> 冷戦終結と共にユーゴ内戦が再現される気もしたり。
ユーゴの紛争みたいになるには、
満州に於ける漢民族の比率が圧倒的すぎます。
その「冷戦終結」というのが、どういう設定によるものかは分かりませんが、
日本やソ連の干渉を受けなければ、
漢民族に一気に押し流されてお終いだと思いますよ。

って、ユーゴ崩壊後の内戦も、もう15年以上前の事なんですね。
いったん、Flashで流れを整理したい考えもあるんですが、
コソボの独立問題など、まだ現在進行形の出来事ですしねえ。
年内にも、独立宣言が行われそうな感じですし。


[5356] Re6:泡の夢返信 削除
2008/2/13 (水) 19:48:14 物秦


> 清王朝とその名義上の服属国ともなれば、
> 東アジアに留まらず、東南アジアや中央アジアにまで広がってしまいます。
> 範囲としては、大東亜共栄圏以上でしょ?

 対蘇睨みの清朝復興だったら大義名分にはもってこい?大亜細亜共栄圏!
> > 冷戦終結と共にユーゴ内戦が再現される気もしたり。
> ユーゴの紛争みたいになるには、
> 満州に於ける漢民族の比率が圧倒的すぎます。
> その「冷戦終結」というのが、どういう設定によるものかは分かりませんが、
> 日本やソ連の干渉を受けなければ、
> 漢民族に一気に押し流されてお終いだと思いますよ。

 史実では挫折した独立朝鮮国が有ったならば干渉するでしょうね・・・
> って、ユーゴ崩壊後の内戦も、もう15年以上前の事なんですね。
> いったん、Flashで流れを整理したい考えもあるんですが、
> コソボの独立問題など、まだ現在進行形の出来事ですしねえ。
> 年内にも、独立宣言が行われそうな感じですし。

 EUVSCIS(ロシア)で白熱してたのですが・・・
円満解決?


[5357] Re7:火薬庫返信 削除
2008/2/13 (水) 19:53:56 プロイセン

▼ 物秦さん
> > 年内にも、独立宣言が行われそうな感じですし。
>  EUVSCIS(ロシア)で白熱してたのですが・・・
> 円満解決?

いや、何か無理矢理みたいですよ。
1月あたりからずっと言ってましたが、もう一度内戦ですかね。


[5437] Re8:火薬庫返信 削除
2008/2/19 (火) 19:18:20 徳翁導誉

> > > コソボの独立問題など、まだ現在進行形の出来事ですしねえ。
> > > 年内にも、独立宣言が行われそうな感じですし。

> >  EUVSCIS(ロシア)で白熱してたのですが・・・
> > 円満解決?

> いや、何か無理矢理みたいですよ。
> 1月あたりからずっと言ってましたが、もう一度内戦ですかね。

一応、「年内」と含みを持たせて書きましたが、
予定通り、昨日、独立を宣言しましたね。

紛争は・・・まず当分無いでしょ。
依然として、NATO軍は駐留を続けますし、
現在では、コソボへのセルビアの侵攻を防ぐ以上に、
コソボ内のセルビア人を保護する意味合いの方が強そうですから。
ロシアにしても、本質的には自身のメンツ的な問題だけでしょうし。

あまり良い方法だとは思いませんが、
サラエボの時みたいに、コソボ内にセルビア人の自治区を作るのが、
取り敢えず平穏化させるには、一番手っ取り早い気もします。
それでセルビアとコソボの一応の和解が成立すれば、
ロシアの拒否権を受けないので、コソボも国連に加盟できますし、
セルビアも、EUへの加盟審査が進む事になるでしょうから、
その辺が落とし所になろうかと。
って、そんな簡単に進む事柄でも無いでしょうけど・・・・
ただ、NATO軍の駐留経費もバカになりませんからねえ。

もしも今後、旧ユーゴで紛争が起きるとすれば、
セルビアとコソボの戦いが再燃よりは、
マケドニアかヴォイヴォディナじゃないですかねえ?
マケドニアは、人口の3割がコソボと同じアルバニア人ですし、
独立や、アルバニア本国と統一を求める動きが大きくなれば、
火の手が上がる可能性はあります。
まあ、その可能性はそこまで高くは無いでしょうけれど。
統一されれば、同じ民族とはいえ本国から支配される訳で、
それでしたら、自治権を受け取って自分たちで統治した方がマシですからねえ。

ヴォイヴォディナも、当分は問題ないでしょうね。
旧ユーゴを構成した6つの共和国と2つの自治州のうち、
唯一、独立を果たしていない地域ですが、
如何せん、人口の3分の2がセルビア人ですからねえ。
マジャール人(ハンガリー人)は、自治州全体の15%ほどですし。
でもまあ、第一次大戦で国土を削減された事により、
セルビアやルーマニア、スロバキアなど、ハンガリー周辺国に住むマジャール人は、
全マジャール人の3分の1にも上りますし、
その辺の事で問題が生じれば、ヴォイヴォディナにも飛び火してくる事はあるでしょうね。
だからこそ、今回のコソボの独立宣言に対し、
賛成が多数を占めるEU内で、マジャール人を抱えるスロバキアが、それに反対してました。


[5358] Re6:泡の夢返信 削除
2008/2/13 (水) 20:07:55 プロイセン

▼ 徳翁導誉さん
> って、本当に日本が「清朝復辟」なんて掲げ始めたら、
> それこそ、収拾が付かなくなりそうですけどね(笑)。
> 清王朝とその名義上の服属国ともなれば、
> 東アジアに留まらず、東南アジアや中央アジアにまで広がってしまいます。
> 範囲としては、大東亜共栄圏以上でしょ?


それを太平洋戦争中掲げたら、実際手は下せないまでも反乱が起こった
かもしれませんね。
まぁでも既にイラクとトランス・ヨルダンは属国ながらもイギリスから独立してましたし
アフガニスタンやペルシャも健在だったのでそれ程影響は無いと思います。
因みに自分は結構大東亜共栄圏構想が好きだったりします(笑)

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