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[9623] ネタ系Flashを2本+α追加返信 削除
2009/1/7 (水) 22:00:38 徳翁導誉

既にアップしてあるんですが、
ネタ系Flashを2本追加しましたので、一応ここにも書いておきますね。

1本目は、中国近代モノを作ってみたいが大変なので、そのお茶濁しにw
http://www.geocities.jp/flash_okiba4/flash/a_team.html
2本目は…思いっきり下ネタなんで、嫌いな方は予め御遠慮下さい。
http://www.geocities.jp/flash_okiba4/flash/romantica.html

あと、別にだけにFlashに拘っている訳ではないので、
試しに先日、初めてWindowsムービーメーカーも弄ってみたんですが、
動画だと本当、なんか作品を作ると言うよりも、
ただ編集してるだけって感じになりますね。
http://jp.youtube.com/watch?v=dAqtKpNMMWE
まあその分、労力が少なくて済むのは良い点かな?
自分で素材を撮ったり、3Dで作るなどすれば、また話は別ですが。
って、そのレベルの話になると、そもそもFlashにしたって、
本来は2Dアニメ作製に特化したソフトなんですけどね(笑)。

そろそろ、YouTubeに本格参入してみようかなあ?
上記の動画にしても、その容量から言って個人サイトでは上げられませんし、
何より、多くの人に見てもらえる場ですからねえ(海外も込みで)。
ニコニコ動画も考えたんですが、あそこに歴史系を貼っても、
荒れるか、過疎っているかの、どちらかでしょうからねえ。
でも、非アジア系の歴史Flashくらいは貼ってみようかな?

まあ逆に、煽るような動画を上げて反応を楽しむ遊びも出来るかも知れませんが(笑)。
それはYouTubeでも同じで、こっちはこっちで、世界規模で釣り堀を作れますしねえ(笑)。
って、別に敢えて煽るような内容にしなくても、
以前あったスレッドのように、普通の意見として、
「国政改正法賛成」という動画を作るだけで良いのかな?
メッセージ系の動画って、制作者に自覚があるかは別として、
基本的に、煽ってるモノがほとんどですし。

それと、ついでなんで、
「パズルで辿る明治」も、もう一回だけ貼っておきます。
http://www.geocities.jp/meiji_puzzle/


[9705] 戦前の日本絵画、ネタ系Flashを2本+α追加返信 削除
2009/1/20 (火) 01:24:07 ミクシャ

> まあほとんど、一方通行に近い関係と言う事ですね。
そうでしたか。パリ留学以降の藤田について、黒田は何か感想を
述べていますかね?それともその後は接点も無かったのでしょうか。

> 光の溢れる「外光派」と呼ばれた黒田の絵に対し、
> 正岡子規は「陰にすら紫を使う」といって「紫派」と揶揄しましたが、
> 藤田は「外光派=西洋画」という学校での指導に違和感を覚え、
> 卒業制作に黒色をふんだんに使った絵を描いたら、黒田にボロクソに批評されたのだとか(笑)。

それはかわいそうにw
黒田に師事した和田英作の『渡頭の夕暮れ』を見ると、ミレーの晩鐘を見るような気がします。
当時の本場西洋といえば、ゴッホやセザンヌの後期印象派、アールヌーヴォーの頃ですから、
ちょっと古臭いのかもしれませんねえ。

> 海外の絵に例えるなら、ダ・ビンチの「モナリザ」に近いかも?
なるほど、そういう見方もあるのですね。
陰鬱なイメージが強く残って、微笑も薄笑いに見えてしまいました。
言われてみればそうかもしれません。

> レオナルド・ダ・ビンチのフランス語読みから取ったそうです。
ミニ情報勉強になります。

> 状況が状況ですし、余程強いポリシーを持った人でもない限りは、
> 積極的か否かは別にして、基本的に協力姿勢だったんでしょうね。

大戦時は民衆の方から、親独志向や反西洋的機運が盛り上がっていたみたいですからね。
「敵性語」排斥や外人に石を投げつける、といったことは自発的に生まれた現象だそうで。

> 1本目は、中国近代モノを作ってみたいが大変なので、そのお茶濁しにw
> http://www.geocities.jp/flash_okiba4/flash/a_team.html

2ちゃんの第一回全板人気トーナメント時に作られた、世界史板応援FLASHを
思い出しました。それに習ったものでしょうか?
最後が張之洞でしたが、袁世凱を期待してました・・・。

> 2本目は…思いっきり下ネタなんで、嫌いな方は予め御遠慮下さい。
> http://www.geocities.jp/flash_okiba4/flash/romantica.html

これは・・・w
画材をよく集められましたね。これは春画に相当するのでしょうか?

> でも、非アジア系の歴史Flashくらいは貼ってみようかな?
個人的には逆に、太平洋戦争を真っ向から扱ったFLASHを見てみたいですね。
管理人様なら公平・客観的視点から作ることができると思います。日本人としての
アイデンティティやナショナリズムを考える上で、先の大戦は、抜かすことのできない
重要性を持ちますからね。

> まあ逆に、煽るような動画を上げて反応を楽しむ遊びも出来るかも知れませんが(笑)。
> それはYouTubeでも同じで、こっちはこっちで、世界規模で釣り堀を作れますしねえ(笑)。

「tex daddy(テキサス親父)」という有名な方がいますね。共和党寄りに見えましたが、
日本に好意的な発言をしているので、ニコニコでもアップされているようです。
あんな感じでも良いのでは?


[9719] Re:戦前の日本絵画、ネタ系Flashを2本+α追加返信 削除
2009/1/21 (水) 20:21:21 徳翁導誉

> > まあほとんど、一方通行に近い関係と言う事ですね。
> そうでしたか。パリ留学以降の藤田について、黒田は何か感想を
> 述べていますかね?それともその後は接点も無かったのでしょうか。

少なくとも、私の読んだ本の記述では、
現在発見されている黒田の文章などに、「藤田」の名はないとの事です。

まあ、黒田は1924年に亡くなっていますからねえ。
で、藤田がフランスで名声を勝ち得るのは1920年代の前半ですし、
フランス留学後に初めて帰国した時には、黒田は既にこの世の人ではなかったので、
黒田としては、本当に全く藤田の事を知らなかったのかも知れません。


> > 光の溢れる「外光派」と呼ばれた黒田の絵に対し、
> > 正岡子規は「陰にすら紫を使う」といって「紫派」と揶揄しましたが、
> > 藤田は「外光派=西洋画」という学校での指導に違和感を覚え、
> > 卒業制作に黒色をふんだんに使った絵を描いたら、黒田にボロクソに批評されたのだとか(笑)。

> それはかわいそうにw
> 黒田に師事した和田英作の『渡頭の夕暮れ』を見ると、ミレーの晩鐘を見るような気がします。
> 当時の本場西洋といえば、ゴッホやセザンヌの後期印象派、アールヌーヴォーの頃ですから、
> ちょっと古臭いのかもしれませんねえ。

黒田というのは、鹿鳴館時代の人ですからねえ。
藤田のように、「新しいモノを自ら生み出す」というよりも、
「とにかく西洋に追い付き、彼らに認めてもらおう」という潮流の中では、
既に評価が定まっていた印象派の絵を、必死に追い掛けたのも解らなくはないです。

確かに、「鹿鳴館」のような表面的な猿真似は、
時が経った現代から見れば滑稽ですし、当時の西洋人からも馬鹿にされる有様でしたが、
そうした下地があってからこそ、藤田のような考えを持つ人間も生み出せる訳で、
一概に、批判のみに終始する事も出来ないんですよねえ、実際問題。


> > 状況が状況ですし、余程強いポリシーを持った人でもない限りは、
> > 積極的か否かは別にして、基本的に協力姿勢だったんでしょうね。

> 大戦時は民衆の方から、親独志向や反西洋的機運が盛り上がっていたみたいですからね。
> 「敵性語」排斥や外人に石を投げつける、といったことは自発的に生まれた現象だそうで。

ぶっちゃけ、日本を開戦へと導いたのは、
陸軍でも、海軍でも、政府でも、国民でも、マスコミでもなく、日本全体の「空気」ですからねえ。
1年ほど前に「KY」なんて言葉が流行りましたが、
結局それって、良くも悪くも、日本人の国民性が全く変わってないって事ですし、
最近の脊髄反射的な在日叩きや国籍法改正反対の動きなどを見てますと、
また日本人は、倉場富三郎の悲劇みたいな事を平気で繰り返しそうな気がして・・・・
ここ10年で本当に日本の空気は、左から右へと大きく舵を切りましたからねえ。
同じ主張をしても、10年前は右だと叩かれたものが、今では左だと叩かれますし。

あと、ちなみに、敵性語に関しては、
陸軍がその運動に乗っかった事で、大きな動きとなったんでしょうね。
まあ海軍の方は、外国語が出来ないと話になりませんし、
一般国民にとっても、外来語を全て排除なんて出来る訳ありませんから、
対応も各所でバラバラだったそうですけど。

よく例えで上げられる野球用語も、ストライクやボールと普通に使ってた話も聞きますし、
その一方で、選手宣誓の「スポーツマンシップに則り」という決まり文句が、
「武士道精神に則り」と言い換えられた例も聞いたこともあります。
まあ、何処まで本当かは解りませんがね(笑)。
それと、野球好きの私としましては、
戦場に散ったプロ野球選手たちのFlashも、作ってみたい題材の1つではあります。

手榴弾の投げ過ぎで肩を壊し、台湾沖で散った伝説の大エース・沢村栄治、
初代ミスタータイガースと呼ばれ、フィリピン山中で行方不明となった景浦将、
戦前プロ野球で最後のノーヒットノーランを記録し、特攻隊として散った中日の石丸進一、
あのインパール作戦に参加して死亡した巨人の正捕手・吉原正喜・・・・
前回のWBC直前、そのような時代も経て遂に、
多くの野球人の念願であった「世界大会」が開かれるんだなあと思い、
作ってみようかと考えた題材なんですが、結局あの時は作れませんでした。


> > 1本目は、中国近代モノを作ってみたいが大変なので、そのお茶濁しにw
> > http://www.geocities.jp/flash_okiba4/flash/a_team.html

> 2ちゃんの第一回全板人気トーナメント時に作られた、世界史板応援FLASHを
> 思い出しました。それに習ったものでしょうか?

第1回の応援Flashは、ナポレオンさんのこれ↓で、
http://www.geocities.jp/napowhis01/whis.html
2chで最初の世界史ネタFlashが、これ↓だったかと。
http://www2.veldia.net/~jyo_ho/1/sw/sovi.swf

第1回のを参考に作ったのは、第3回の応援Flashの方で、
http://www.geocities.jp/flash_okiba3/flash/whis3.html
今回のAチームは、ネタ的には「ソヴィエト野郎Aチーム」と被るものの、
直接的に影響を受けたのは、こちら↓のナポレオンさんの作品ですね。
http://www.geocities.jp/napowhis01/opium.html

> 最後が張之洞でしたが、袁世凱を期待してました・・・。
いや、最後は李鴻章ですよ。
「曽国藩・張之洞・左宗棠・李鴻章」の4人は、
晩清「四大名臣」と言われているそうなので、この組み合わせとなりました。
もしも袁世凱を入れるなら、孫文とかと一緒に「中華民国Aチーム」になるでしょうね(笑)。
Aチーム・ネタは、奇麗にまとまる上に作りやすいので、
簡単に色々と作れそうなんですが、如何せんAチーム自体の知名度が・・・・

19世紀中盤から20世紀中盤までの100年って、
幕末から維新、そして敗戦へと続く日本でも、かなりの激動期なんですが、
それに輪を掛けて、中国は日本以上に激動する時代なので、
大変ではあるものの、扱ってはみたい題材なんですけどね。
ただ、なかなかその期間にピタリとはまる人物が居ないんですよねえ・・・・
日本ですと、西園寺公望なんかが居るんですけど。
毛沢東や朱徳、蒋介石などですと、日清戦争の頃はまだまだ子供ですし、
日清戦争から中華人民共和国建国までとなりますと、
張景恵くらいしか浮かばないんですよねえ。
誰か適材は居ますでしょうか?

でもまあ、既にチャンドラ・ボースも作った事ですし、
いっその事、「大東亜会議」に参加した7名のFlashを、
作っても、面白いかも知れないんですけどね。
(参加できなかったインドネシアやベトナムなども含めた方が良いかな?)
「自分の生命を賭してまで、国家を何とかしよう」という人物たちは、
その立ち位置はどうあれ、やはり強固な意志を感じさせる生き方をしてるんですよねえ。


> > 2本目は…思いっきり下ネタなんで、嫌いな方は予め御遠慮下さい。
> > http://www.geocities.jp/flash_okiba4/flash/romantica.html

> これは・・・w
> 画材をよく集められましたね。これは春画に相当するのでしょうか?

春画と言って良いと思いますよ。
かなり前には、こっち系の春画を集めた研究サイトもあったのですが、
ネット初期の良質なサイトも、今となっては多くが姿を消してますね。
ひょっとしたら、この本↓を書いた人が、そのサイトの作者だったのかも?(笑)
http://www.amazon.co.jp/dp/4309902855


> > でも、非アジア系の歴史Flashくらいは貼ってみようかな?
> 個人的には逆に、太平洋戦争を真っ向から扱ったFLASHを見てみたいですね。
> 管理人様なら公平・客観的視点から作ることができると思います。日本人としての
> アイデンティティやナショナリズムを考える上で、先の大戦は、抜かすことのできない
> 重要性を持ちますからね。

YouTubeで、世界に向けて発信するのであれば、
「アジアの植民地化と独立」とか、面白いかなあ?とは考えてます。
取り敢えず現在は、「月を目指した熱き冷戦」を英訳中。
って、私は英語が本当にからっきしダメなんですけどね(笑)。
もしも純粋に「日本史」として行くなら、
「戦国時代」や「幕末維新」を、通史的に描いた方が良いかと考えています。
部分的に切り取っても、世界の人には伝わり辛いでしょうから。
それでも敢えてとあれば、「薩英戦争」や「関ヶ原」ですかねえ?
1つの戦いの中にも、大きなストーリーがありますから。

逆に、日本人へ向けてという事ですと、
「台湾の百年史」をやってみたいという考えはありますね。
どうも最近は、「日本は台湾で良い事をした」みたいな論調が幅を利かせているので、
当時の台湾人の視点から、描きたいという気持ちはあります。
良い面も、悪い面も、それぞれあった訳ですが、
植民地支配をした側の国民が、自国がした良い面のみを見ていたのでは、
真の「友好」とは言えませんからねえ。

日本人として、「太平洋戦争」のみに焦点を当てるとなると、
私には、「空気」によって開戦まで流されていく部分しか、描けないと思います。
戦争の中身までとなると、私の器には収まりきりませんからねえ・・・・
祖父母が体験し、その残り香を直に嗅いでしまった私には、
「歴史」として割り切って描く事も出来ず、「体験していない現実」として、
「体験した現実」以上に、取り扱いが難しい存在になってますので。
もちろん私には私なりの、知識なり、史観なり、思いなりは有りますけど、
それを作品として表現するのは、やはり難しいと思います。
まあ、また何年か経てば、考えも変わってくるのだとは思いますが。
実際、祖父母が生存していた頃の心情ですと、「進めデリーへ」すら作れていないと思います。
こうして、時の経過と共に、出来事も次第と歴史になっていくんだろうなあ、と・・・・
ちなみに、「大正天皇」の作品の時代は、
ちょうど祖父母が東京で、新婚生活を始めた時代でもあり、
「ああ、あの時代を生きたんだ」と、少しセンチメンタルな思いも籠もってたりします(笑)。


> > まあ逆に、煽るような動画を上げて反応を楽しむ遊びも出来るかも知れませんが(笑)。
> > それはYouTubeでも同じで、こっちはこっちで、世界規模で釣り堀を作れますしねえ(笑)。

> 「tex daddy(テキサス親父)」という有名な方がいますね。共和党寄りに見えましたが、
> 日本に好意的な発言をしているので、ニコニコでもアップされているようです。
> あんな感じでも良いのでは?

う〜ん、あんな素朴には出来ないかも?(笑)
直接的な表現をしなくても、どうも私の作るモノには、
感傷的な要素や説教臭さが混じっちゃいますし・・・・


[9754] YouTubeに英語版「月を目指した熱き冷戦」をアップ返信 削除
2009/1/24 (土) 17:32:14 徳翁導誉

> 取り敢えず現在は、「月を目指した熱き冷戦」を英訳中。
> って、私は英語が本当にからっきしダメなんですけどね(笑)。

と言う事で、YouTubeに英語版「月を目指した熱き冷戦」をアップしてみました。
ぶっちゃけ、英語の方は滅茶苦茶ですけどね(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=Uv-YEURfYvI

それにしても、高画質版をアップしようとすると、物凄く時間が掛かりますね。
80MBの動画をアップするのに、1時間半くらい待ちましたよ。
まあ、これでどれくらい画質が良くなるか、正直な所、解りませんが。
一応YouTubeの方には、「1Gまでアップ可能」とか書いてあるんですけど、
「1MB=1分」で計算すると、1Gでは16時間以上掛かるんですが・・・・
しかも、途中で回線が切れたり、処理エラーが起きたりする事も考えられますしね。
本当に1Gの動画なんて、上げている人は何人いるんでしょ?


[9796] Re2:戦前の日本絵画、ネタ系Flashを2本+α追加返信 削除
2009/1/31 (土) 21:39:05 ミクシャ

▼ 徳翁導誉さん
> 黒田としては、本当に全く藤田の事を知らなかったのかも知れません。
なるほど、そうですか。ありあとうございます。

> > ちょっと古臭いのかもしれませんねえ。
> そうした下地があってからこそ、藤田のような考えを持つ人間も生み出せる訳で、
> 一概に、批判のみに終始する事も出来ないんですよねえ、実際問題。

教える立場からすると、評価が終わっていて安定していますしね。批判とは私は言いませんが、
彼らに否定的評価を下すことは、鹿鳴館世代から学んだ芸術家にとって、自己を確立する
親離れのようなものかもしれません。例えそれが今日の私たちから見て五十歩百歩だとしても、
近代文明を日本人の血肉とした原動力であると思います。
世相でも文明開化の波の後には復古主義が昂揚しましたからね。

> > 大戦時は民衆の方から、親独志向や反西洋的機運が盛り上がっていたみたいですからね。
> > 「敵性語」排斥や外人に石を投げつける、といったことは自発的に生まれた現象だそうで。

> ぶっちゃけ、日本を開戦へと導いたのは、
> 陸軍でも、海軍でも、政府でも、国民でも、マスコミでもなく、日本全体の「空気」ですからねえ。

言わんとされることは感覚的に理解できますが、理論としてはちょっと分からないんですよね。
「空気」についてはっきりと明示した理論が無いので、例えばそれを「日本人的気質」とか「国民性」と
形容しても、それがどのように生まれて、どのような影響を及ぼしているのか、関わってきたのか。
それについては興味があるところです。戦争への主要因は「空気」ではありますけど
学問的にはそれで説明はまだできていないんですよねえ。

> 1年ほど前に「KY」なんて言葉が流行りましたが、
> 結局それって、良くも悪くも、日本人の国民性が全く変わってないって事ですし、
> 最近の脊髄反射的な在日叩きや国籍法改正反対の動きなどを見てますと、

うーん、過激な主張のみが聞こえてきているのかもしれないですけどね。40年以上前の学生運動の
時代で見れば、マルクス主義に近い先生の中で煽っているような人も居ましたが、大人たちは
概して冷淡だったのですし。現在はインターネットを通じて社会の深くまで、広くまで考えを
伝えられるようになったことは確かですが、パソコンは若年層を中心に使われていることを考えると、
全体的にはまだまだだと思います。こうした風潮が20年や30年続いてくれば本当に危ないですが、
現若年層の次の世代からカウンターとして左傾化世代が生まれることは十分に有り得ます。

> また日本人は、倉場富三郎の悲劇みたいな事を平気で繰り返しそうな気がして・・・・
それはあるかもしれないですね。先の話で言いますと、韓国の教育界は現代の日本にとっても
他人事とは思えなくなっています。草の根で広がる修正された歴史教育だったり、
全教組では韓国の現状を米日に従属した独裁だったとして否定的に評価しながら、北朝鮮を
自主的として高く持ち上げるなど、少し前は考えられない事態になっていましたからね。
未来の日本が90年代の韓国のように迷走するということも起こるかもしれません。

> 陸軍がその運動に乗っかった事で、大きな動きとなったんでしょうね。
> まあ海軍の方は、外国語が出来ないと話になりませんし、

陸軍が進めたんですか。海事は今でも英語は必須ですからね。

> 戦場に散ったプロ野球選手たちのFlashも、作ってみたい題材の1つではあります。
それは見てみたいですね。オリンピック選手も南京戦やフィリピン、硫黄島などで
倒れているので、本当に根こそぎ動員だったんですよね。
それでも44年までプロ野球は続けられていたらしいですから、驚きです。

> > > 1本目は、中国近代モノを作ってみたいが大変なので、そのお茶濁しにw
> > > http://www.geocities.jp/flash_okiba4/flash/a_team.html

> > 2ちゃんの第一回全板人気トーナメント時に作られた、世界史板応援FLASHを
> > 思い出しました。それに習ったものでしょうか?

> http://www2.veldia.net/~jyo_ho/1/sw/sovi.swf

ああ、これですね。最後の「世界史板に一票を!」というフレーズが
印象に残っていたものですから。応援FLASHを兼ねて作ったものと記憶していました。

> > 最後が張之洞でしたが、袁世凱を期待してました・・・。
> もしも袁世凱を入れるなら、孫文とかと一緒に「中華民国Aチーム」になるでしょうね(笑)。

こんなのがありましたので、もう作れないですねw
http://jp.youtube.com/watch?v=01AaRNrerD4&translated=1
昔からだと思いますが、FLASH作品も世界史のMAD系はどんどん作られますけど、
管理人様やRグループさんが作るような世界史フラッシュはなかなか見かけないですねえ。

> 誰か適材は居ますでしょうか?
陳独秀ぐらいしか思いつかないですねえ。1880年前後に生まれた人物となりますと・・・
陳も43年に死んでいるので、人民共和国は見ていないのですけどね。マイナーな将軍なら
進士から人民共和国まで生き残り続けた人はいるのですが、メジャーでの知名度を
考えますと・・・。やっぱり張作霖・学良親子とかで作らないと、人民共和国までは
収められませんね。

> いっその事、「大東亜会議」に参加した7名のFlashを、
> 作っても、面白いかも知れないんですけどね。

そうですね。東條は作るのが大変だと思いますが。
ここで参加した指導者の多くが終戦直後に処罰されていますから、
内容の傾向が似通ってしまうのが少し心配です。

> ひょっとしたら、この本↓を書いた人が、そのサイトの作者だったのかも?(笑)
> http://www.amazon.co.jp/dp/4309902855

買っても家に置いておける気はしませんねw
どうもです。

> YouTubeで、世界に向けて発信するのであれば、
> 「アジアの植民地化と独立」とか、面白いかなあ?とは考えてます。
> 取り敢えず現在は、「月を目指した熱き冷戦」を英訳中。
> って、私は英語が本当にからっきしダメなんですけどね(笑)。
> もしも純粋に「日本史」として行くなら、
> 「戦国時代」や「幕末維新」を、通史的に描いた方が良いかと考えています。

アジアの植民地化と独立ですか。日本だと歴史観の左右合戦が始まってしまいますが、
外国人に紹介するならアリですね。ヨーロッパの方には、アフリカの方が知名度が高いので良い機会です。
戦国時代については、英語版のWikipediaを見たときにイメージとして某光栄の○○無双の
グラフィックをそのまま使っていたのには打ちのめされました。徳川家康は江戸300年の開祖ですから
東洋史をかじったことがあれば知っているでしょうね。(Civシリーズでは日本文明の指導者ですしw)
幕末は近代化・西洋化を成し遂げた日本の原点ですので重要だと思いますが、如何せんヤヤコシイ。
佐幕・倒幕・公武合体から志士も雄藩も公家もホント目まぐるしいですね。外人が東洋史を勉強すると
中国の易姓革命はすんなり理解できても日本史になると止まってしまうとは聞きますし。
 
> 逆に、日本人へ向けてという事ですと、
> 「台湾の百年史」をやってみたいという考えはありますね。

台湾なら良い材料になりそうですね。どのように料理されるか楽しみです。
 
> 日本人として、「太平洋戦争」のみに焦点を当てるとなると、
> 私には、「空気」によって開戦まで流されていく部分しか、描けないと思います。

ナポレオンさんの「春よ、来い」のように切り取ってみるのも無理でしょうかね。
あるいはアメリカから見た太平洋戦争とか。視点の問題では無いのかも知れませんが・・・。
残り香を嗅いだ、というのは聞かされて育ってきたということでしょうか。
私の祖父も終戦直後、短い間でしたが大陸に抑留されていたそうです。今はすっかり体験談も
NHKや被害にあった場所(沖縄、広島など)と博物館などでしか聞こえなくなりましたからね。
ラテン系の国だと暗い歴史も「あんなこともあったけど今は今。」という感じでかなり割り切っているようです。
日本人が殊更意識しすぎるのか、あるいはそれほど大戦の実情が悲惨で甚大なものだったのか。
大正時代といえば、都市化が進んで明るいイメージがありますね。学校が全国にどしどし作られた時期なので。
 
> う〜ん、あんな素朴には出来ないかも?(笑)
> 直接的な表現をしなくても、どうも私の作るモノには、
> 感傷的な要素や説教臭さが混じっちゃいますし・・・・

テキサス親父は日本語の通称で、「propaganda buster」が向こうでの通し名でしたね。
世界中の人を相手にすると、それぐらいで良いと思いますよ。すんなり受け入れてくれる
人の方が多いような気がします。日本だと議論になると、簡素さとかを重視して
回りくどい言い方や、説教臭いことを敬遠しがちですが、外国だとまた違うと思いますし。


[9805] ネタ系Flash「毛沢東の野望」返信 削除
2009/2/1 (日) 20:11:58 徳翁導誉

> > > ちょっと古臭いのかもしれませんねえ。
> > そうした下地があってからこそ、藤田のような考えを持つ人間も生み出せる訳で、
> > 一概に、批判のみに終始する事も出来ないんですよねえ、実際問題。

> 教える立場からすると、評価が終わっていて安定していますしね。批判とは私は言いませんが、
> 彼らに否定的評価を下すことは、鹿鳴館世代から学んだ芸術家にとって、自己を確立する
> 親離れのようなものかもしれません。例えそれが今日の私たちから見て五十歩百歩だとしても、
> 近代文明を日本人の血肉とした原動力であると思います。
> 世相でも文明開化の波の後には復古主義が昂揚しましたからね。

う〜ん、私の書き方が不味くて、勘違いさせてしまったかも?
簡単に言いますと、藤田のFlashを見て、
「黒田は悪い」と一概に言って欲しくなはいという意味で、
「批判のみに終始する事も出来ない」と書いた訳です。
それぞれの人には、それぞれの事情や立場がありますからねえ。
ミクシャさんは大丈夫だと思いますが、最近はどうも、
「主人公と反対側の人物=悪いヤツ」みたいな感想を受ける事が多いので・・・・

> > ぶっちゃけ、日本を開戦へと導いたのは、
> > 陸軍でも、海軍でも、政府でも、国民でも、マスコミでもなく、日本全体の「空気」ですからねえ。

> 言わんとされることは感覚的に理解できますが、理論としてはちょっと分からないんですよね。
> 「空気」についてはっきりと明示した理論が無いので、例えばそれを「日本人的気質」とか「国民性」と
> 形容しても、それがどのように生まれて、どのような影響を及ぼしているのか、関わってきたのか。
> それについては興味があるところです。戦争への主要因は「空気」ではありますけど
> 学問的にはそれで説明はまだできていないんですよねえ。

もう四半世紀以上も前に出版された本ですけど、
山本七平の「空気の研究」とか、どうです?
http://www.amazon.co.jp/dp/4167306034
それでは古すぎるとなれば、
最近ですと、猪瀬直樹の「空気と戦争」とかですかねえ?
http://www.amazon.co.jp/dp/4166605836
って、両方とも斜め読みした程度で、ちゃんと内容を覚えていないので、
別にオススメの本とかいう訳ではないのですが(笑)。

> うーん、過激な主張のみが聞こえてきているのかもしれないですけどね。
> 40年以上前の学生運動の時代で見れば、
> マルクス主義に近い先生の中で煽っているような人も居ましたが、
> 大人たちは概して冷淡だったのですし。

戦前のドイツにしても、日本にしても、そんな感じじゃなかったでしたっけ?
いや別に、これからの日本が、
再び、そうした道を辿ると言っている訳じゃないですけど。

> 現在はインターネットを通じて社会の深くまで、
> 広くまで考えを伝えられるようになったことは確かですが、
> パソコンは若年層を中心に使われていることを考えると、全体的にはまだまだだと思います。

ネットにより、簡単に多くの情報を得られるようになった事は、
本当にすばらしい事だと私も思っているんですが、
それはすなわち、自分にとって都合の良い情報もたくさん得られる訳で、
そう言った人たちが目に付くのが、不安だと言った所でしょうか?

テレビや新聞の報道を無条件に信じてしまう人も、
ネットのコピペを安易に信じてしまう人も、精神構造的には同種だと思うのですが、
どちらがより危険かと言えば、明らかに後者でしょうからねえ。
しかも、ネットのコピペを見られると言う事は同時に、
ネットでそれについて調べる環境がある訳で、
それをしないで受動的な姿勢でいるように感じます。

「強大な発信力と多数の受信者」というのは、良くも悪くも大きな力であり、
ラジオ、テレビ、ネットと、その新たなメディアの誕生時には、
未だ免疫が乏しい為、人々がそれに酔い、時として大きな潮流を生みます。
ラジオがヒトラーを生み、テレビがケネディを生んだように、
アメリカで初の黒人大統領となったオバマの誕生もまた、
ネットの存在なしには有り得なかったでしょう。
そうした新たな力とは、結果の善し悪しに関係なく、人間社会に大きな影響を与えます。
って、まあ簡単に言ってしまえば、「悪酔いするなよ」ってだけの事なんですけどね(笑)。

あと、もう3年ほど前の調査なんですが、
ネット利用者の年代構成比って、結構バランスが取れて居るみたいですよ。
http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/Newsrelease11072006_J.pdf
10代:20.9%
20代:11.9%
30代:24.0%
40代:24.0%
50代:11.8%
60代: 7.4%

> こうした風潮が20年や30年続いてくれば本当に危ないですが、
> 現若年層の次の世代からカウンターとして左傾化世代が生まれることは十分に有り得ます。

20年や30年続いちゃえば、逆に怖くないかも?(笑)
それだけ続けば、人間、落ち着くところに落ち着くでしょうし。
それよりも怖いのは、思わぬ所からの突風です。
右だ左だと蛇行運転している時よりも、
急にハンドルを右や左に切った時の方が、事故する可能性も高いでしょうから。

> > 陸軍がその運動に乗っかった事で、大きな動きとなったんでしょうね。
> > まあ海軍の方は、外国語が出来ないと話になりませんし、

> 陸軍が進めたんですか。海事は今でも英語は必須ですからね。

陸軍は憲兵を持ってましたからねえ。

> > 戦場に散ったプロ野球選手たちのFlashも、作ってみたい題材の1つではあります。
> それは見てみたいですね。オリンピック選手も南京戦やフィリピン、硫黄島などで
> 倒れているので、本当に根こそぎ動員だったんですよね。

五輪選手ですと、馬術競技で金メダルを取った西竹一などは、
題材として作りやすそうですね。

> > > > 1本目は、中国近代モノを作ってみたいが大変なので、そのお茶濁しにw
> > > > http://www.geocities.jp/flash_okiba4/flash/a_team.html

> > > 2ちゃんの第一回全板人気トーナメント時に作られた、世界史板応援FLASHを
> > > 思い出しました。それに習ったものでしょうか?

> > http://www2.veldia.net/~jyo_ho/1/sw/sovi.swf

> ああ、これですね。最後の「世界史板に一票を!」というフレーズが
> 印象に残っていたものですから。応援FLASHを兼ねて作ったものと記憶していました。

あっ、すみません。私の記憶違いですね(笑)。
第一回トーナメントの直前に公開されたと勘違いしてました。


> > > 最後が張之洞でしたが、袁世凱を期待してました・・・。
> > もしも袁世凱を入れるなら、孫文とかと一緒に「中華民国Aチーム」になるでしょうね(笑)。

> こんなのがありましたので、もう作れないですねw
> http://jp.youtube.com/watch?v=01AaRNrerD4&translated=1

いや、何かもう勢いで、既に作っちゃいましたよ(笑)。
「毛沢東の野望」
http://www.geocities.jp/flash_okiba4/flash/mao.html
あと、YouTubeにアップしたものの、
まだ掲示板では未紹介だったので、これもついでに貼っておきます。
「日本最初の漫画:鳥獣戯画」
http://jp.youtube.com/watch?v=qQkANTB4ECk

それにしても、ギャルゲーやエロゲーのオープニングは、
意外と、こう言ったMADに合い易いですよねえ。
登場人物が次々に紹介されていく映像って、
そういった系統のゲーム・オープニングに多いですし。
ただ私の場合、ゲームのタイトルくらいは知っていても、
実際にプレイするのは歴史SLGくらしですからねえ・・・・
まあ、最近は全くゲームもプレイしてませんけど。
やはり、そこそこ思い入れがないと、パロディーも作れませんし。
って、「赤軍ウラー」なんて、元ネタ知らずに作りましたが。
作った後から知ったんですが、あれもエロゲーなんですね。
となると、気持ちさえ乗れば、意外と作れるのかな?

> 昔からだと思いますが、FLASH作品も世界史のMAD系はどんどん作られますけど、
> 管理人様やRグループさんが作るような世界史フラッシュはなかなか見かけないですねえ。

まあ、元ネタがあってパロディーを作るのは、
構成や演出、歴史考察などをする手間がほとんど省けますからねえ。
同じ長さのモノを作るにしても、制作の大変さは大きく異なります。

> > 誰か適材は居ますでしょうか?
> 陳独秀ぐらいしか思いつかないですねえ。1880年前後に生まれた人物となりますと・・・
> 陳も43年に死んでいるので、人民共和国は見ていないのですけどね。

その辺の政治家ですと、顧維鈞なんかも良いんですが、
どうも清朝期のインパクトが弱いんですよねえ。

> マイナーな将軍なら進士から人民共和国まで生き残り続けた人はいるのですが、
> メジャーでの知名度を考えますと・・・。

例えば、誰とかでしょうか?
まあ、私が知らない人物である可能性も高いですが(笑)。
でも却って、軍人の方が扱いやすい面もあるかも知れません。
ただ、朱徳にしても日清・日露には絡められませんし、
劉永福なんかも面白いんですが、こちらも第一次大戦までで、
日清日露戦争から人民共和国建国までとなりますと、張景恵しか思い付かないんです。
その「激動さ」を如実に現すには、1人に焦点を当てるのが最適ですので。

> やっぱり張作霖・学良親子とかで作らないと、人民共和国までは収められませんね。
親子方式ですと、近代日本史の方では考えてはいます。
具体的に言いますと、「大久保利通・牧野伸顕・吉田茂」の3代で、
幕末から戦後までを描けるかなあ、と。
最後は麻生首相に繋げられますしね。
って、それをもしやるなら、早く作らないと首相じゃなくなっちゃいそうですが(笑)。

> > いっその事、「大東亜会議」に参加した7名のFlashを、
> > 作っても、面白いかも知れないんですけどね。

> そうですね。東條は作るのが大変だと思いますが。
> ここで参加した指導者の多くが終戦直後に処罰されていますから、
> 内容の傾向が似通ってしまうのが少し心配です。

いや、戦後はそこそこ千差万別ですよ。


> > YouTubeで、世界に向けて発信するのであれば、
> > 「アジアの植民地化と独立」とか、面白いかなあ?とは考えてます。
> > もしも純粋に「日本史」として行くなら、
> > 「戦国時代」や「幕末維新」を、通史的に描いた方が良いかと考えています。

> アジアの植民地化と独立ですか。日本だと歴史観の左右合戦が始まってしまいますが、
> 外国人に紹介するならアリですね。ヨーロッパの方には、アフリカの方が知名度が高いので良い機会です。

欧米人の反応よりも、アジア人の反応の方が気になるかも?
もしも作るとしたら、東は日本から西はトルコまで、
アジアがどのように抗い、支配され、独立したかって形になると思いますし、
そこでの日本の維新と戦争は、アジア版「フランス革命とナポレオン戦争」のように、
功罪ともに、アジアへ大きく影響を及ぼしたように描くでしょうから。
海外向けに作るなら、日本人の反応はあまり意識しないかも?

> 戦国時代については、英語版のWikipediaを見たときにイメージとして某光栄の○○無双の
> グラフィックをそのまま使っていたのには打ちのめされました。徳川家康は江戸300年の開祖ですから
> 東洋史をかじったことがあれば知っているでしょうね。(Civシリーズでは日本文明の指導者ですしw)

戦国後期を描くなら、まさに家康なんかは適材なんですよね。
以前、英BBCが制作した6人の歴史人物ドキュメンタリーでは、
スパルタカス・コルテス・リチャード1世・アッティラ・ナポレオンと並び、
何故か非欧州系からただ一人、徳川家康が選ばれてましたし。
http://en.wikipedia.org/wiki/Heroes_and_Villains_(TV_series)
ちなみに、こちら↓がその番組のCMだそうです。
http://jp.youtube.com/watch?v=m5HR8Ka1SAs

> 幕末は近代化・西洋化を成し遂げた日本の原点ですので重要だと思いますが、如何せんヤヤコシイ。
> 佐幕・倒幕・公武合体から志士も雄藩も公家もホント目まぐるしいですね。外人が東洋史を勉強すると
> 中国の易姓革命はすんなり理解できても日本史になると止まってしまうとは聞きますし。

う〜ん、難しいですかねえ?
神聖ローマ帝国を例に、「教皇=天皇」「皇帝=将軍」と見れば、
そこまで複雑でもないと思うんですけどねえ。
まあ逆に、そう言った現状であればこそ、やってみる価値もあるのかも知れません。
「如何に現在の日本が作られたか」を、幕末から戦後まで描くのも良いかも?

> > 日本人として、「太平洋戦争」のみに焦点を当てるとなると、
> > 私には、「空気」によって開戦まで流されていく部分しか、描けないと思います。

> ナポレオンさんの「春よ、来い」のように切り取ってみるのも無理でしょうかね。

いや、部分的に切り取るくらいなら、出来なくはないかと思うんですが、
「あの戦争は何だったのか」っていうのは、難しいでしょうね。
個人的な歴史とは、物心の付く前の出来事だが、
社会的な歴史とは、それを直接知る人が存在しなくなる事で、
つまりは、「100年経たなきゃ歴史にならない」と私は思ってますからねえ。

まあ、私にとっては歴史なので、個人的な解釈は持ってますし、
それを誰かに尋ねられれば、答える事も有るかも知れませんが、
誰が見ているか分からないネット上へ、自発的に発信するのは・・・・
もちろん、他の人がその人の意志で、それをやるのは問題ないと思いますが、
個人的には、実際にそれを体験した人がいるかも知れないのに、
聞かれてもいないのに、自分からどうこう言うのは気が引けますので。
だからこそ、題材としては遠い時代よりも個人的に扱いにくいと。

逆に言いますと、私が見てきたモノで、
最近の中高生などが知らない題材は、作ってみたいんですけどね。
私にとっては記憶のある出来事でも、
一番下の弟なんかにとっては、歴史のような存在ってありますし。
具体的には、オウム事件とか、ソ連崩壊とか、55年体制崩壊後の政党史とか。

> あるいはアメリカから見た太平洋戦争とか。視点の問題では無いのかも知れませんが・・・。
結構、そんな問題かも?(笑)
ボースのFlashにしても、「インド人視点だから作れた」って面はありますし。

> 残り香を嗅いだ、というのは聞かされて育ってきたということでしょうか。
まあ、事細かに聞いたと言うよりも、
たまにポロッと漏れてきて、逆にそれが現実感を味合わされると言いますか・・・・

> 日本人が殊更意識しすぎるのか、あるいはそれほど大戦の実情が悲惨で甚大なものだったのか。
> 大正時代といえば、都市化が進んで明るいイメージがありますね。学校が全国にどしどし作られた時期なので。

意識しすぎかどうかは解りませんが、
「負けた」というのは、非常に大きいと思いますよ。
でも逆に言えば、負けなければ次への飛躍は出来ないので、
それはそれで、戦勝国よりも得をしている面だと思いますよ。
現状のままでは、アメリカや中国などが反省するなんて事はないでしょうし。

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