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【ゲーム】 信長の野望 覇王伝

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(可もなく不可もなくで50点 最高傑作のみ100点)
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徳翁導誉 【採点:35点
2007/9/22(土) 13:11
「信長の野望」シリーズの第5作目。
家庭用版では年末年始にテレビCMを打つなど、
光栄的には力が入っていた作品なのかも知れませんが、
出来の方は、あまり良くなかったですねえ。

8作目までの信長シリーズは、
奇数作品で雛形を作り、偶数作品で完成度を上げる方式でしたので、
名作の誉れ高い第6作目の「天翔記」の土台となった作品でもあります。
そう言った意味では、不遇な作品かも知れません。

前作の「武将風雲録」までは国単位だったモノを、
1つの国に複数の城を配置する城単位のゲームへと移行し、
城や武将の数が一気に増えたのは、
歴史ファンからすると良い点だったかも知れませんが、
陥落させるべき対象が増大したのに、
1回の戦争に掛かる時間までもが前作以上に増えており、
物凄くテンポが悪いゲームとなってしまい、評判は散々でしたね。

しかし、奪い取った領地を家臣に配分するなど、
面白い要素も加わり、そう言った要素を評価するプレイヤーも居ましたが、
如何せん、テンポの悪さが全てを台無しにしてしまったので・・・・
更に次回作以降に、領地分配などの評価されていた要素も切り捨てられ、
本当に不遇に終わってしまった感じです。
もっとテンポがよく、操作性もよい作品であれば、
また違った評価がされていたでほうし、残念な一作ですね。
大名は絶対的な君主ではなく、多くの家を束ねる盟主であった史実を、
もっとも意欲的に表現しようとした作品でしたので。


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