ウプレカス 【採点:80点】2008/1/13(日) 14:24 - CGIゲームには銀凡伝や銀英大戦があるのに、ここには項目が無いのはおかしいと思い追加。
今回はあえて歴史タグなしで。 ご存じ、和製ミリタリー・スペースオペラの金字塔、通称銀英伝です。 最近新装版が出ているので、書店で見かける機会も多いかと。
時は今から約1600年後の未来。 銀河系宇宙に進出した人類は、帝国と同盟の二大陣営、そして通商国家フェザーンの三つの勢力に分かれ、 100年以上にわたる惰性的抗争を繰り広げていた。 長きにわたる戦争で人類全体が疲弊し、社会が活力を失っていく中、 帝国と同盟、それぞれに時を同じくして生まれた二人の英雄、
「常勝」の天才 ラインハルト・フォン・ローエングラム 「不敗」の魔術師 ヤン・ウェンリー
この二人を軸に、戦争という巨大な運命の中で繰り広げられる一大群像劇。 歴史が動くとき、人はいかに生き、いかに死ぬのか……。
ライトノベル界随一の女っ気のなさと文章の硬さを誇る、SF的大河小説です。 全体の構成は、さらに未来から見た歴史書という形を取っており、歴史小説好きなら簡単に入れます。 20年も前の作品にもかかわらず、いまだに人気が高い作品であり、 キャラクターへの思い入れの強さでは、他のライトノベルの追随を許さないものがあります。 漫画版やアニメなども高い評価を得ているので、そちらも是非。 ただし欠点として、歴史設定が詳細な割にはSF的設定が寂しく、 また、作者の思想的偏りが指摘されている作品ですので、読む際にはその点にご注意を。
この小説を読んだ後は、同じくライトノベル分野から、豪屋大介著『A君(17)の戦争』をどうぞ。 アナタの心に、萌えと軍事ロマンティシズム、設定マニア魂を取り戻せます。
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西暗刻 【採点:80点】2008/1/14(月) 00:38 - 好きな作品でした。
兄から紹介されて読み始めたのがキッカケでした。 懐かしいです。
未来の銀河を舞台にした物語でしたが突飛な科学力で世界のバランスが 崩れる事が無いので、好きな作品でした。 提督が艦隊を率いた戦術とか戦略は読んでいて面白かったです。
同じ著者では「マヴァール年代記」が一番のお気に入りです。
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神楽 【採点:80点】2008/3/8(土) 15:09 - 初めて読んだときの衝撃は忘れ難いものです。
個人的なお気に入りはアンスバッハやグエン等。 これら脇が個性的なのも高評価(笑
ただ、読んだ当時の衝撃に比べ、 今読んだり考えたりしてみるとミスや粗にも気付いてしまいます。 (有名どころでは、要塞ワープの件や平面的な戦闘等) でも面白い事には変わりないので、80点!
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D(D5) 【採点:75点】2008/3/10(月) 00:59 - 田中芳樹先生の作品は世界観が好きでして、アニメ版などはものすごく好きなんです。
ですが、小説となると、どうにも奥行きが足りなく思えまして、あまりのめりこむことが出来ませんでした。 文章を書くよりも頭の中で構想を組み立てる方が得意な方なのでしょうか、 田中芳樹先生原案、荻野目悠樹先生著の、「野望円舞曲」を読むとその辺りがわかる気がします。 まぁ、好みの問題かもしれませんがね^^;
点数は、世界観50/50点、文章25/50点で75点あたりでしょうか?
SF畑のライトノベルとしては、「星界の紋章」シリーズや、「でたまか」シリーズもお勧めですね。 その辺りの紹介はいずれ・・・。
話は変わりますが、次のゲームは成功させて欲しいものですね・・・。
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カテナチオ 【採点:90点】2008/4/21(月) 00:50 - 現代日本小説の名作。
100年後の人も読んでるかも知れませんね。
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