【ドラマ】 秀吉
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徳翁導誉
【採点:
75点
】
2007/12/29(土) 23:19
1996年に放送された35作目の大河ドラマ。
平均視聴率 30.5% 最高視聴率 37.4%
う〜ん、これは評価が難しい作品ですよねえ。
「秀吉」と言う1つの作品として見た場合、確かに面白い。
「上げ潮じゃー!!」の掛け声のと共に、成り上がっていく前半部分は特に。
小汚いが活力溢れる秀吉(竹中直人)、そんな兄に従う実直な弟・秀長(高嶋政伸)、
思慮深げな中年の竹中半兵衛(古谷一行)に、粗野で剛力の蜂須賀小六(大仁田厚)と、
それぞれ個性の異なる4人が、一丸となって秀吉の出世を後押ししていくのは、
やはり、見ていて楽しかったですからねえ。
また渡哲也の信長をはじめ、市原悦子の母・なか、真田広之の石田三成など、
脇を固めるそれぞれの配役も、おおむね好評でしたし。
(個人的に渡の信長は、年齢が高過ぎて少し違和感がありましたが)
そう、確かに面白いんです、この作品は。
では何故、最初に書いたように「評価が難しい」のかと言えば、
あまりにも、娯楽作品に徹しきってしまっているんです。
特に、主役の秀吉を演じた竹中直人のオーバーリアクションな演技は、
重厚さが付き纏う大河ドラマのイメージを完全に破壊し、
かなり喜劇に近いモノに仕上がってましたからねえ。
「大河ドラマ」の定義はまあ良いんですが、
少なくとも「歴史ドラマ」ではあったのかと問われると・・・・
まあそれでも、あれが「成り上がり一代記」で終わるなら、
それはそれで、このような作りもOKだとは思うんですよ。
ただし、信長が本能寺で倒れた後、
秀吉が天下を目指し、そして天下を握った後には、
こうした喜劇では描ききれない、負の面の秀吉が出てきますからねえ。
そうした面もうまく描ききったのであれば、
私もこの作品に高得点を付けられるんですが、
残念ながら、本能寺の変以降のストーリーは、
かなりグダグダになって行くんですよねえ・・・・
千利休や甥・秀次を自害に追い込む所や、朝鮮出兵などは、
ほとんど描かずにスルーしてしまいましたからねえ。
けれど、やっぱりドラマとしては面白い。
それを示すように、この作品は久しぶりに平均視聴率が30%を越えるんですよね。
で、上記のような問題点を生み出しながらも、
高視聴率がそれを有耶無耶にし、
「この路線が良いんだ」と、NHKに思わせてしまった作品でもあります。
この作品を境に大河ドラマは、数百年前の人物を描くドラマから、
数百年前を舞台に、現代人の感覚を持つ人物を描くドラマに変質していきます。
まあドラマである以上、ある程度の分かり易さを求めるのは理解できるんですが、
歴史をほとんど鑑みず、ドラマとしてウケが良ければ良いという方向性には、
正直言って疑問なんですよねえ。
でもまあ、それはあくまでNHKの責任であり、
この作品自体に、そうした責任を被せてしまう気はありませんけどね。
と言う事で、純粋に作品として評価する限りでは、
前半だけならかなりの高得点を付けられるんですが、
後半があまりにも酷かったので、採点は「75点」って所ですね。
wing
【採点:
90点
】
2007/12/31(月) 22:48
竹中直人の印象が強いのは確かですね
私の年代だと秀吉のイメージはこの作品なのではないでしょうか
ただ前半の流れはすばらしいですが後半は全然記憶にありません(笑
あと千利休をけっこう重要な位置に置いてましたよね
なんか違和感を感じました
個人的にはとてもおもしろく毎週欠かさず見てました
のでこの点数です
カテナチオ
【採点:
60点
】
2008/1/1(火) 02:03
コミカルな作品でしたが、
武田信玄が上洛してきたあたりで、
今までを裏返すひじょうにシリアスなシーンがあったと記憶してます。
対比的な構造があったのは良かったと思います。
内容を正確に憶えているわけではありませんが、
豊臣秀吉は朝鮮の出兵に対して責任を負っている人物です。
そのあたりの大事なことをスルーしてしまったというのはとても残念ですね。
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