【ドラマ】 葵徳川三代
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徳翁導誉
【採点:
55点
】
2007/12/29(土) 23:22
2000年に放送された39作目の大河ドラマ。
平均視聴率 18.5% 最高視聴率 22.6%
大河ドラマの低迷を打開する為、
「独眼竜政宗」「八代将軍吉宗」を手掛けたジェームス三木が、
再度起用された作品なんですが・・・・
正直なところ、成功したとは言えない作品ですね。
確かに今回も、前回の吉宗同様、豪華な役者陣です。
ただ、みんな、年を取り過ぎです。
まだ20歳そこそこ若夫婦である主役の徳川秀忠とお江からして、
既に50代の西田敏行と岩下志麻でしたからねえ。
しかも、そうした配役でホームドラマ大河をやるなんて、
違和感がバリバリに出ても仕方ないかと。
還暦に近い極妻の姐さんに、嫉妬する若妻を演じられても・・・・
続いて、ナレーションに関して。
吉宗の時に好評だった方法を、この葵徳川三代でも使用したんですが、
解説するのが水戸黄門というのはまだしも、
それを補佐する助さん格さんが女性で浮きまくり。
そして解説する事は、特にドラマの本筋と関係ないことばかり。
史実を重視したいと言うジェームス三木の考えも分かりますが、
かと言って、流れに関係ない情報を入れられた所で・・・・
確かに、吉宗ではその方法が好評ではありましたが、
それはあくまで、あまり知られていない
江戸中期の世相を解説するのが良かったのであり、
ただ単に、「この頃の何月何日にこんな出来事があった」と言われても、
「はい、そうですか。で、何?」としか思えなかったです。
また、この「史実通りに」と言う作りは、
第1話の関ヶ原の戦いでも現れていましたねえ。
各武将が身に着けている鎧兜から旗指し物まで、本当に忠実に再現してましたので。
うん、確かにこれは、再現劇としては凄い高レベルだったと思います。
第1話を見た時、正直に「おお、ここまで凝るかあ」と思いましたし。
ただしかし、ドラマとして魅せようと言う気持ちは皆無な作りで、
まさに本末転倒な仕事ぶりだったんですよねえ・・・・
だって、第1話でいきなり何の前振りもなく関ヶ原の戦いを描いたんじゃ、
視聴者も感情移入が出来ませんし、そもそも誰が誰だかも不明でしょ?
第1話で登場人物を紹介する事自体は悪くありませんが、
よりによってそれを、一番の見せ場である関ヶ原合戦で行うとは・・・・
で、第2話からは時代を少しさかのぼり、
関ヶ原合戦までの流れを10話も使って追っていくと。
そんなに話数を使って説明されても、関ヶ原は第1話で放送してしまった訳で、
視聴者は完全に置いてけぼりな感じの作りでしたねえ。
ここ数年の大河が地味な題材で、視聴率的に苦しんだ事もあり、
NHKとジェームス三木の目論見としては、新年一発目でド派手に魅せて、
視聴者をガッと掴もうと考えたんでしょうが、全く逆の展開に。
確かに、史実描写には忠実であろうとした作品です。
あまりに史実を蔑ろにし過ぎる作品も多い中で、
「歴史ドラマ」として、この点は評価できる所です。
しかし、「歴史」という名前が付いていても、やはり「ドラマ」なのですから、
肝心のストーリー構成が良くなければ、とても高評価は出来ません。
まあトータルで見れば、そこまで悪い出来だとは思いませんでしたが、
かと言って、別段良い出来だとも思いませんでした。
あれだけ史実にこだわる割に、中身はほとんど戦国ホームドラマでしたしね。
単純にドラマの面白さとして見た場合には、
平均の50点を少し下回る45点と言った所でしょうが、
関ヶ原の再現にあそこまで情熱を傾けた所を評価し、採点は「55点」ですね。
従順ようかん
【採点:
75点
】
2008/1/1(火) 22:16
江戸時代を扱う宿命のようなものですが、
後半はドンパチがないので前半の派手さとの落差でダレがちでした。
でもオープニングの曲や合戦シーンはかなり好きです。
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