【ドラマ】 天地人
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(可もなく不可もなくで50点 最高傑作のみ100点)
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徳翁導誉
【採点:
50点
】
2011/5/22(日) 07:45
2009年に放送された48作目の大河ドラマ。
平均視聴率 21.2% 最高視聴率 26.0%
12月にスペシャル大河の「坂の上の雲」が放送された為、
例年よりも、放送話数がちょっと少な目だった大河ドラマ。
って、この作品は何処から語れば良いのやら・・・・
正直な所、良くも悪くも全く印象に残らない作品だったんですよねえ。
直江兼続の兜の前立てにある「愛」の一文字を、
「愛=LOVE」の意味で押し切った事は、いろいろと物議を醸したものの、
個人的には1周しちゃって、もうどうだって良かったですし(笑)、
「愛でる(めでる)」「愛しむ(いつくしむ)」という意味は既に有りましたしね。
2年続けて女性向け(と言うか、対象年齢が下がり「スイーツ大河」の異名も)は、
さすがにキツい印象はあったものの、その辺も風化すると、まさに印象的に空気。
現代的な価値観で描かれて云々という話も、ここまでそうした作品が続くと、
余程じゃない限り、そこまで気に触るモノでも既に無くなって来てますしね。
とは言え、シナリオ的には本当に面白味が欠けてたんですよねえ・・・・
ただただ退屈な脚本の作品を、淡々と退屈に作った感じで、
私が最低点を付けている「武蔵」にあった不快感すら湧かないと言う、
ある意味では、武蔵以上に創作物としてダメダメな作品でした(笑)。
出来が良かろうが悪かろうが、創作物とは本来、
制作者の思いや熱意みたいなモノが込められているのですが、
この作品からは、それを感じ取る事も出来ませんでした・・・・
信長の最期とか「何だ、そりゃ」って感じのシーンも散在しましたが、
何かそれ以上に、印象に残るようなモノでも無かったですし、
兼続の見せ場と言えば「直江状」ですが、それもインパクトに欠けていて・・・・
まあ役者の方は、そんなスタッフ陣の中にあっては頑張っていたと思いますが、
如何せん、主役の直江兼続役を演じる妻夫木聡を始め、若い役者が多く、
ベテラン俳優陣ですら魅力をなかなか発揮できないシナリオの中では、
さすがに彼ら若手俳優陣に、シナリオの不出来を補えるような演技力は無く、
「可も無く、不可も無く」という印象を残すのが精一杯という感じでした。
ただ、そんな中でも、笹野高史の演じた豊臣秀吉は良かったですね。
信長に仕える若い時期は、年齢的にさすがにキツかったものの、
天下人になって以降の秀吉役は、まさにハマリ役だったように思います。
あと、これは個人的な事なのですが、私が好きな「石田三成」が、
ここまで出番が多く、ここまで良い感じに描かれた作品は、
過去の大河の中でも、他に無かったように思います。
三成役を演じた小栗旬の演技自体は、上記同様に「悪くは無い」程度でしたが、
何だかんだ言って、こんなシナリオでも結構この作品を見続けたのは、
私の場合、石田三成の存在が大きかったように思います。
あ〜、いつの日か三成主人公で大河とかやらないかなあ?(笑)
以上、「面白くなかったが、酷評する気は起きない」という事で、
創作物としては、ちょっと壊滅的な評価なのですが、
純粋な採点の方は、まあ「45点」くらいでしょうか?
で、これに三成要素が加点され(笑)、最終評価は「50点」とします。
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