仕様的には、「赤い嵐オンライン・キューバ危機版」とほぼ同じなので、
基本的なルール等は、コチラをご覧ください。
ここでは、キューバ危機版とは異なる箇所を列記するに留めます。



 1.このゲームでは、植民地政府や傀儡政権にあたる「従属国」という概念が存在し、
   従属国は権限の大きい順から、「自治国」「保護国」「支配国」に分かれます。
   (以降、従属国の親分は「宗主国」、同盟国の親分は「盟主国」と表現)
   自治国は、通常の独立国とほぼ同じ権限を持ちますが、
   保護国は、同じ陣営内でしか通信が行えず(外交制限)
   支配国は、外交制限の加えて、他国への占領・空爆などが行えません(軍事制限)
   また従属国は等しく、同陣営以外への「他国援助」「燃料支援」が禁止されており、
   自国の「領土割譲」や「独立国化」も、盟主国に全て権限を握られています。
   ちなみに従属国になるには、同盟国になってから「従属移行」コマンドを実行です。
   この概念があるのは、「赤い嵐:WW2版」のプログラムを元に改造した為ですね。

 2.このゲームでは、4ターンで1年(春・夏・秋・冬)となっており、
   北極圏海域での凍結は、冬にのみ発生するモノとします。
   またこのゲームでは、キューバ危機版にあった「超大国」の概念は無く、
   現代版と同様に、「軍事同盟(陣営)」がその代わりに当たり、
   同盟を結び盟主となった国は、その相手国へ軍隊を駐留させる事が出来ます。
   それと、本国扱いになる同一民族エリアの設定範囲に関しては、
   ログイン中にマップ上でエリア情報を見ると、「※同族※」と表示されます。

 3.このゲームでは、陣営ごとの「生産値(現状値)の合計」で勝敗を決します。
   盟主国とその従属国は、生産値がそのまま加算されますが、
   独立国である同盟国は生産値を2等分して、自国と盟主国とにそれぞれ加算されます。
   1位の陣営がターン更新時に、2位の陣営を「2倍」以上突き放しており、
   尚且つ1位の合計値が全陣営の半分に達した場合、その陣営の優勝でゲームが終了。
   もしくは、「2040年」を過ぎるとランダムで終了し、1位の陣営が優勝となります。
   ちなみに、その時点での上位9陣営は、ログイン・ページに棒グラフで表示されます。

 4.核兵器は、核技術が「100%」に達すると製造が可能となります。
   現代版とは異なり、他国への核技術の提供は行う事が出来ません。
   ちなみにゲーム開始時の核保有国は、現時点での保有9ヶ国である
   アメリカ・ロシア・イギリス・フランス・中国・インド・パキスタン・北朝鮮・イスラエルです。

 5.このゲームでは、現代版同様に「訓練値」の概念が導入されており、
   「全軍共通で1個師団につき行動力1、更に海軍と空軍は石油1」
   という、軍隊の維持費(訓練費込み)がキチンと払われれば、
   ターン更新時に、各部隊の訓練度が「10%ずつ」アップしますが、
   逆にそれが足りない場合は、不足分に応じて訓練度がダウンします。
   また、「近代化度」の維持の為にも石油は必要で、
   毎ターン、基本生産値に近代化率を掛けた合計分を必要とし、
   ターン更新時に不足すると、1ずつ近代化度が減少します。

 6.このゲームでは、占領返還に代わって「領土割譲」を導入しています。
   キューバ危機版や現代版と違い、外交コマンドは相手国を「首都」で指定します。
   (首都でないエリアは、今まで通りに領有国が指定されます)
   これは、国土を回復したり、援助を受けたり、所属する陣営を代えたりなど、
   亡命政府が外交活動を出来るようにする為の仕様変更ですね。
   ですので、例えば他国を勝たせる為に自国の領土を全て割譲するなど、
   そういった「利敵行為」目的での外交コマンドの悪用は禁止です。
   ちなみに亡命政府は、自由な外交活動を保証する為に、
   亡命政府は全て「独立国」扱いとなります(従属国でもターン更新時に処理)。
   また、領土割譲の権限は「宗主国」が一括して握っている為、
   「従属国」の意思に反して、勝手に従属国の領土が割譲される事もあります。

 7.同一民族地域(初期領有で他国でも本国扱いになるエリア)は、以下の表の通りです。
朝鮮民族ソウル・平壌・清津
漢民族瀋陽・北京・南京・西安・重慶・昆明・上海・大同・台北
アラブ民族バグダッド・ダマスカス・アンマン・リヤド・ジッダ・マスカット・アデン・サヌア
カイロ・ハルツーム・トリポリ・チュニス・アルジェ・ラバト



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