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2009/2/19 (木) 20:01:21 徳翁導誉

> > 先代から見て、「親族外」から皇位を継いだ天皇が以下の5名存在します。
> > 他国の歴史であるならば、別系統としている所かも?

> 一応男系で繋がっていれば、同一の王朝と見るみたいです。

その基準で言いますと、
イギリスのランカスター朝やヨーク朝も、プランタジネット朝と同一王朝、
フランスのヴァロワ朝やブルボン朝も、カペー朝と同一王朝になりますからねえ。
例えば、ヴァロワ朝やランカスター朝の開祖は、
国王の孫であっても、別王朝として扱われていますし。


> でもやっぱり、
> 今上天皇までは万世一系の一直線である訳で、
> 感動ですね。

でもまあ、誰もが皆、誰かの男系男子の血を継いでいる訳で、
源氏や平氏を始め、天皇の血を継ぐ男系男子というのは、
日本中に数が数え切れないほど居るはずですけどね。

ただ、それを皇族内に限りと話は別で、なかなか厳しい状況ですよねえ。
皇族内の男子は、天皇を含めても8名しかいない上、
還暦未満の皇族男子は、皇太子と秋篠宮父子の3名しかおらず、
しかも、皇太子妃や秋篠宮妃の年齢を考慮すると、
まだ2歳の悠仁親王に、全てが託されている訳ですから。
本当に危機的な状況ですよ。

皇族外で、血統的に最も近い男系となりますと、
119代光格天皇の父・典仁親王に弟がいて、鷹司家へ養子に入っており、
そこから更に他家へ養子に入った人たちが居ますけど(西園寺公望もその1人)、
悠仁親王に後継男子が生まれず、そちらの方に後継者を求めたとして、
20親等くらい離れちゃいますので、国民の理解は得にくいでしょうね。
しかも鷹司家に入った事で、250年以上も前に臣籍降下しちゃってますし。

戦後に皇籍離脱となった11宮家の復帰も手段の1つですが、
既に断絶していたり、男系男子がいなかったりで、
現実的には、復帰できる宮家も半分くらいになってそうですけど・・・・
でも、昭和天皇の娘が嫁いだ東久邇宮家や、明治天皇の娘が嫁いだ竹田宮家などは、
女系ではあるものの、現皇族と血縁的に近いので、
男系での近親者を求める場合よりは、国民の理解を得やすいかも?
と言いますか、もしも女系天皇容認なんて方向に進んだ場合には、
現皇族の内親王たちが、こうした旧皇族との結婚を強いられるような気がするのですが・・・・
それはそれで、可哀想な気はするんですけどねえ。

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