| > つまり追撃の判断にどれだけ正確な判断ができるか、
> お互いが計りあってるみたいな感じです。
> こういう名将同士のお互いの読みあいみたいな部分が好きなんで、それは追撃戦へのお互いの可否判断を取っているものと思っています。
では、戦国時代では島津とかがお気に入り?
「釣り野伏せ」や「捨てがまり」をお家芸とするだけあって、
島津は、撤退戦も追撃戦も上手いですよねえ。
追撃戦と言う事であれば、特に耳川の戦いなどは、
擬退して大友軍を引きずり出し、そこを取り囲んで大いに叩いた後、
撤退する大友軍に追撃を掛け、耳川に追い込み殲滅してますからねえ。
あと名将同士の撤退追撃戦となると、関ヶ原での島津義弘と井伊直政ですか。
ただ、この時の島津軍は兵力1000人くらいの小勢でしたし、
もっと大規模なモノとなると、やはり朝鮮出兵とかになりますかねえ?
秀吉や家康以外だと、大規模な用兵って基本的に朝鮮出兵に限られてきますが、
泗川から露梁へと至る島津義弘の撤退戦や、碧蹄館の戦いでの小早川隆景の追撃戦など、
大規模な用兵でもキチンとそれが出来ている所を見ると、
彼ら2人は、戦国時代でも有数の名将と言って良いかも知れませんね。
・・・って、名将を語るのに、別に戦国時代に拘る必要もないのですが(笑)。
いっその事、「世界史名将ランキングTOP100」とか、個人的にやってみようかなあ?
東アジア枠30名・ヨーロッパ枠30名・その他の地域30名・調整用フリー枠10名って感じで、
地域的な偏りが出ないように、まずは名将100名をピックアップしてから、
「歴史的戦果」「戦争の勝数」「戦術の革新」「実際の用兵」「後世の名声」の項目ごと各20点、
合計100点満点でランキング化するって流れで。
> しかし、既存のメデイアは第一撃の成功で可否判断をしてしまうことのほうが多く
> それは、第一撃の成功で大成功としてしまい、数多の海戦で追撃戦を行わなかった旧日本海軍の失敗が、
> 現代には活かされていない。というか、活かす気はないのかな。
> と思っています。
でもまあ、まずはその第一撃での成功がなければ、その後の追撃戦だってない訳ですし、
自衛隊などの国防のプロがそれでは困りはしますけど、
一般向けであるメディアでは、ある程度仕方のない事だとも思いますけどねえ。
って、現実的に日本の国防を考えた場合、
そうしたケースに最も遭遇する機会が高いのは海自でしょうけれど、
具体的に沖縄諸島近海で中国海軍と・・・ってなったとして、
実際問題、どれくらいの事が出来るんですかねえ?
何年か前の日米合同図上演習ヤマサクラで、実際に題材となったという話は聞いてますけど。
いっその事このサイト内でも、図上演習とかやったら面白いのかなあ?
ゲームという形式ではなく、お題と地図のURLを用意して、
それについて、実際に議論してみるって感じで。
> 少なくとも自分は、そういうメディア媒体の軍事関連の説明は
> 面白いとは思いません。
最近見たモノだと、こんなのとかどうですかねえ?
「歴史群像アーカイブ第2巻 ミリタリー基礎講座戦術入門WW2」
http://www.amazon.co.jp/dp/4056051569
まあ最近とは言っても、もう数ヶ月も前に読んだモノなので、
ちょっと記憶は曖昧ですが、確か追撃戦の事とかも少し触れていたかと。
> 自分の作風は
> 現在にある、あまたの軍事関連メディアの説明への反発意欲が創作に繋がっているという部分もあるかと思います。
まあ多かれ少なかれ、モノを作る以上は、
そうした個人的内面の発露が行われるモノだと思いますよ。
逆にそうした熱源が無いと、良い作品も出来ないでしょうし。
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