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2010/6/6 (日) 18:38:17 徳翁導誉

> > たった1人の「病的な八方美人と自己愛」によって、再浮上してこようとは・・・・
> 細川内閣にと同じく一年持たず辞任してしまいました。

まあ、細川政権の時とは、状況があまりに違い過ぎますけどね。
今回の「民主党+α」という連立ではなく、
あの時は中小政党8党派による連立だった為、
首相と官房長官が、それぞれ別の政党の党首である事で、
補佐すべき所を、逆に足を引っ張ったりとか有りまして・・・・
でも、首相の堪え性の無さが原因と言う面では、同じ様なモノかな?(笑)

> 辞任事態は当然ですが、どうしてこうなったOTL
辞任が当然かどうかはさて置き、鳩山の資質的な部分を除けば、
一番大きかったのは、官房長官の人事だったように思います。
言うなれば、「側小姓を家老に据えて大失敗」と言った所でしょうか?
下手をすれば、首相以上に重要な官房長官という役職に、
鳩山への忠誠心は凄いが、無能な上に権力欲の強いタイプを起用した為、
改革方針の次々に潰すは、官僚やマスコミに良いように踊らされるはと、
鳩山政権にとって、まさに「獅子身中の虫」となってましたからねえ。
しかも平野本人にも鳩山にも、その自覚が一切ないという喜劇的な展開(笑)。
普天間の件でも、一番頑張ったのが平野なら、一番足を引っ張ったのも平野です。
「普天間の住民を移住させれば、万事解決じぇね?」などという、
最も有り得ない発言をした平野に、全てを丸投げした鳩山の政治センスは・・・・

でも結局、こんな人間を一番の頼りにして鳩山と言う政治家の資質に、
最終的には行き着く話なのかもしれませんが・・・・
本人も希望したんですし、無難にそのまま菅を官房長官に据えていれば、
普天間の件はあれとしても、ここまでグダグダにはならなかったかも?
逆に言えば、だからこそポスト鳩山を見据えて一線を引いた菅が、
次の首相になれたという事でもあるのですがね。


> 今回の参議院選はどうでしょうねえ?
鳩山の辞任により、流れも大きく変わりそうですが、
果たして、どうなりますかねえ?
取り敢えず、国会も延長するみたいなので、
参院選とW杯の日程が丸被りする事が防がれるのであれば、
今回はどうするか悩んでいた参院選の予想大会も、やる方向になるかも?

> > そうそう、教科書に載るような出来事と言えば、
> > 「人工細菌」が作られたという報道がありましたね。
> > http://www.asahi.com/science/update/0520/TKY201005200555.html

> 人工細菌ですか・・・ついにシャーレの上で人間が生命を創造する時代の到来を
> 告げるのでしょうか?

「告げる」と言うよりも、「告げた」と言うニュースですね。
まあ、まだ、既存の細菌のゲノムを真似て、DNAの断片を化学合成し、
それの他の細菌の力を借り、繋ぎ合わせて増殖できるようにしただけですけど。

> こちらも気になりました。もうSFの世界ですね。
> http://wiredvision.jp/news/201004/2010042123.html

う〜ん、まあこの辺は、脳と耳との違いはあれど、
人工内耳とかの延長線上にある技術じゃないですかねえ?
また、脳に電極を埋め込む手術なども、昨今では珍しくありませんし。

> 任命制と選挙制の混合にしてはどうでしょう。
> 地方自治体の代表として各県から選出される議員と、衆議院議長から任命された少数派代表議員を混在させます。

地方分権を進め、連邦制に近い形にするのであれば、
それもアリだと思いますよ(もちろん、憲法改正が必要となってきますが)。
例えば、アメリカでは大統領と副大統領がセットで選ばれるように、
知事選時に、知事と参院がセットで選ぶとかにしても面白いかも?
でもまあ、その前に、こういう話をする場合は、
地方自治の在り方を考える方が先なのかな?
ちなみに個人的には、道州制への移行は賛成です。

> そして、参議院は党議拘束から外れて会派はあっても政党の拘束は受けないようにする。
それをどのようにシステムで実現させるかが問題ですよね。
もともと参議院の設立当初は、良識の府として政党色が避けられ、
全体の半数の議員が、無所属や諸派で構成されていたものが、
参議院の権限が強すぎる為に、安定的な政権運営を行う目的で、
ドンドンと政党化が進められて、結局、現状のようになってますからねえ・・・・

> それに現議員が賛同するかとなると、難しそうですが・・・。
こう言うのは、「施行は10年後」などとすれば、
結構、抵抗も少ないモノですよ。
それを決めた議員は、10年後にはあまり残ってませんので。

> 小泉元総理は去年の12月に「6月上旬に鳩山・小沢が退陣する」と予言して今話題になってますね。
> http://www.asahi.com/politics/update/1205/TKY200912040522.html
> http://twitter.com/HeizoTakenaka/status/15232948902

2つの記事からでは、既に普天間でゴタゴタしていた鳩山は別として、
昨年12月の段階で、「6月上旬に小沢が辞める」とは言ってないのでは?
竹中は、「数ヶ月前に」としか書いてませんし、
陸山会事件が起きた後なら、昨年の代表辞任を鑑みれば、
この時期の小沢退任は、私でもある程度予測できてましたので。
逆に言えば、元々参院選直前には辞める予定であった上、
鳩山が党首を辞めれば、自動的に幹事長も辞める事になるものを、
道連れ心中かのように演出して、民主党の支持率回復に繋げたのは見事です。
と言いますか、昨年の内に小泉が、小沢の一件すら予言していたのだとしたら、
噂されている小泉と検察の癒着関係を、自ら認めるようなものですしね。

> ただ、ガッカリだったのは鳩山が4年の任期を務め上げなかったことですね・・・。
> イギリスではどれほど人気の無い党首でも選挙で選ばれた党首は首相として任期を務め上げる暗黙の了解があるので。
> 自民党も民主党も安易な首の挿げ替えで擬似政権交代をするのは、好ましいと思いません。

イギリスはまさしく、日本で言う所の「憲政の常道」が根付いている国ですからねえ。
と言いますか、日本の場合、天皇による首相任命は本当に形式上の事ですが、
イギリスの場合、何だかんだで実際に国王が首相を任命しているので、
名目的な存在である、実権なき貴族院との二院制も相俟って、
憲政の常道を守られるようなシステムになっているとも言えますがね。
敗戦後は、戦前のような天皇による首相任命は無理にしても、
もしもマッカーサー草案のままに、日本の国会が一院制となっていたら、
ここまでコロコロと、首相が代わる事態も無かったのかも知れませんね?
でもまあ、二院制にしたのも、参院に衆院とほぼ同等の権限を与えたのも、
最終的に日本国憲法を仕上げた日本人自身ではありますが。

ただそれでも、今回の鳩山から菅への総理交代も、
副総理の総理昇格で、閣僚もほとんどが居抜きと言う形であり、
このまま3年後の衆院選でも、その形が継続しているのであれば、
まあ幾らかでも、憲政の常道が定着する方向に進みはするのかな?
と、淡い希望も(笑)。
あとは本当、国民の姿勢次第でしょうけどね。
今の日本人は首相を代える事に、あまりにも慣れ過ぎており、
マスコミもそれを煽るかのように、騒ぎ過ぎている所がありますので。
政局は語れても、政策は語れない記者が溢れる日本のメディアで、
最近の池上彰によるニュース解説人気と言うのは、
(ゴールデンウィークの3時間特番も、視聴率22.3%でダントツ1位)
視聴者の求める報道内容に、変化が出始めている証のようにも感じます。

> 何よりこの半世紀の経験で日本人に染み付いた平和主義はやすやすと崩れるものでは無いと思いますよ。
> 平和主義に基づいた憲法は国際的潮流になっている以上、日本が大きく逸脱するのは、現段階では考えにくいです。
> 私は平穏な民主主義下の世論的変動よりも、危機的状況に直面したときの世論変化の方が恐ろしいですね。
> 大正時代の反軍的風潮からの軍部の反動化、満州事変による国民意識のコペルニクス的転回。

大正から昭和に至るような大転換では無いものの、
2000年あたりを境に、潮目が変わって来ているように感じるんですよ。
1990年〜2000年の10年間と、2000年〜2010年の10年間は、
私の肌感覚からしてでも、明らかに違いますしね。
ちなみに、前回書いた「安直な改憲派」とは、
「WiLL」が売れて「諸君」が休刊するような状態になっている保守の事です。

> > まあ、国連による全世界的な集団安全保障は、今はまだ難しくとも、
> > アジア太平洋にNATOのような地域的な集団安全保障を築ければ、

> NATOの北大西洋条約第五条を見ていただければ一目瞭然ですが、集団的自衛権はきちんと明記されております。
> 集団安全保障と集団的自衛権は補完・代替的関係にあって、集団安全保障を切り離して運用する事は現代では非現実的です。
> 集団安全保障のみに依拠した地域的安全保障に、日本以外の一般的な国が参加したがるかと言えば・・・

あ〜、やはり、NATOという単語は用いない方が良かったかなあ・・・・
抽象的な話をしても何なので、イメージしやすいように用いた例であって、
別にアジア太平洋でNATOそのものを作れという話ではなかったんですけどね。
う〜ん、何と表現すれば良いのかなあ?
もう、ぶっちゃけた話をしてしまえば、
「集団的自衛権が無ければ、日本は自国を守れないのか?」って話と、
「中国による核攻撃の危険性を如何に排除するか?」って話です。
広島・長崎に続くのが、また日本の何処かの都市で、
しかもそれが、米中対立の巻き添えとして起こるシナリオを、
私としては最も避けたいと考えているんです。
また、仮にその危険性を引き受けるのなら、それに見合うリターンが欲しいと。

> ファルコン9も打ちあがりに成功したようです。
> 有人ロケットは予算の問題がありますし、国民や政府がどれほど理解度があるか、かなり厳しいかもしれないですね。
> 商用ロケットの実現から始めて、低予算・高安全・高成功率・高機能のロケットを開発できれば・・・。

本当にアメリカは、ロケットまで民間に任せちゃうんですね。
日本では・・・となると、ホリエモンが「2014年の実用化」を目標に、
結構真剣に、ロケット開発をしているみたいですね。
まあ、実際にどうなるかは解りませんけど。

> 個人的な関心は準天頂衛星「みちびき」の打ち上げ日程の方がw
打ち上げ日程って、決まったんですか?

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