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[12972] Re:まとめレス返信 削除
2010/6/12 (土) 16:47:50 ミクシャ


> 今回はどうするか悩んでいた参院選の予想大会も、やる方向になるかも?
それは楽しみですね。そのときはライト版の設置もお願いしたいところです。

> > > そうそう、教科書に載るような出来事と言えば、
> > > 「人工細菌」が作られたという報道がありましたね。
> > > http://www.asahi.com/science/update/0520/TKY201005200555.html

> > 人工細菌ですか・・・ついにシャーレの上で人間が生命を創造する時代の到来を
> > 告げるのでしょうか?

> 「告げる」と言うよりも、「告げた」と言うニュースですね。
> まあ、まだ、既存の細菌のゲノムを真似て、DNAの断片を化学合成し、
> それの他の細菌の力を借り、繋ぎ合わせて増殖できるようにしただけですけど。

そういえば、こういった部分でのバイオエシックスはどうなっているのでしょう?
研究者が考えることでは無いのかも知れませんが・・・。
『爆笑問題の日本の教養』でメス同士で交配させることに成功した河野友宏教授が出たときに
そうした問題にも触れられてましたねえ。

> > こちらも気になりました。もうSFの世界ですね。
> > http://wiredvision.jp/news/201004/2010042123.html

> う〜ん、まあこの辺は、脳と耳との違いはあれど、
> 人工内耳とかの延長線上にある技術じゃないですかねえ?
> また、脳に電極を埋め込む手術なども、昨今では珍しくありませんし。

人工内耳。。。マトリックスの時代にはまだ遠いでしょうかw

> ちなみに個人的には、道州制への移行は賛成です。
道州制の議論は目に見える形でマスコミに出てこなくなりましたね。
昨年の衆院選頃は地方自治体の動きがかなり活発だったのですが。

> > そして、参議院は党議拘束から外れて会派はあっても政党の拘束は受けないようにする。
> それをどのようにシステムで実現させるかが問題ですよね。

例えば、立法は議員立法のみとする、とか政党加入の禁止でしょうか。
それと共に、参議院と内閣の関係は、議員内閣制を外してしまえば・・・。
具体的には参議院の完全独立化ですね。アメリカ議会のように。衆参では衆議院が優越しますが。

> > それに現議員が賛同するかとなると、難しそうですが・・・。
> こう言うのは、「施行は10年後」などとすれば、
> 結構、抵抗も少ないモノですよ。
> それを決めた議員は、10年後にはあまり残ってませんので。

なるほど。消費税増税も国民に対して同じ手法が使えますかね?

> > ただ、ガッカリだったのは鳩山が4年の任期を務め上げなかったことですね・・・。
> > イギリスではどれほど人気の無い党首でも選挙で選ばれた党首は首相として任期を務め上げる暗黙の了解があるので。
> > 自民党も民主党も安易な首の挿げ替えで擬似政権交代をするのは、好ましいと思いません。

> イギリスはまさしく、日本で言う所の「憲政の常道」が根付いている国ですからねえ。

序でに言わせて頂ければ、鳩山内閣成立時点で、政党内の実力者たる小沢が入閣していないのも
イギリスから見れば奇異に映るでしょうね。
西松問題が後を引いていたとは言え、彼はバックベンチャーの最たる化身であり、選挙の功労者ですから
幹事長のみに据えるよりは、副総理なり、国家戦略相なり与えれば良かったのですが。
彼を幹事長にしてしまったからこそ、自民党と同じ轍を踏む政府-与党の二元化が起きてしまったのですから。
イギリスでは政府閣僚=与党幹部ですからねえ。

ネットでは著名な中国ウォッチャーのブログですが、中国人の鳩山辞任に対する見方は興味深いですね。
こういう人たちがいるから中国は侮れません。
http://blog.goo.ne.jp/dongyingwenren/e/34f02caae79ff7865deed3436cee43e2

> ただそれでも、今回の鳩山から菅への総理交代も、
> 副総理の総理昇格で、閣僚もほとんどが居抜きと言う形であり、
> このまま3年後の衆院選でも、その形が継続しているのであれば、
> まあ幾らかでも、憲政の常道が定着する方向に進みはするのかな?
> と、淡い希望も(笑)。

どうでしょうね?そんなこと当の政治家は考えていないかもしれませんよ。
社民は連立離脱、共産公明は組織票を保ち、自民から割れた新党がポロポロ出てきている状況ですからね。
小選挙区制度導入も初の政権交代も、通過儀礼として過ぎましたが、憲政の常道が成り立つのはまだ遠いようです。

> あとは本当、国民の姿勢次第でしょうけどね。
> 今の日本人は首相を代える事に、あまりにも慣れ過ぎており、
> マスコミもそれを煽るかのように、騒ぎ過ぎている所がありますので。
> 政局は語れても、政策は語れない記者が溢れる日本のメディアで、
> 最近の池上彰によるニュース解説人気と言うのは、
> (ゴールデンウィークの3時間特番も、視聴率22.3%でダントツ1位)
> 視聴者の求める報道内容に、変化が出始めている証のようにも感じます。

テレビ離れは進んでいますからね。報道の劣化も視聴者が離れている要因でしょう。
変化の兆しと言うには、もう少し国民の動向を注視しないと・・・
あくまでブームで終わる可能性も含んでいるのですし。

> > 私は平穏な民主主義下の世論的変動よりも、危機的状況に直面したときの世論変化の方が恐ろしいですね。
> > 大正時代の反軍的風潮からの軍部の反動化、満州事変による国民意識のコペルニクス的転回。

> 大正から昭和に至るような大転換では無いものの、
> 2000年あたりを境に、潮目が変わって来ているように感じるんですよ。
> 1990年〜2000年の10年間と、2000年〜2010年の10年間は、
> 私の肌感覚からしてでも、明らかに違いますしね。
> ちなみに、前回書いた「安直な改憲派」とは、
> 「WiLL」が売れて「諸君」が休刊するような状態になっている保守の事です。

大転換は昭和初期だけでなく、幕末もそうですし、律令体制から中世への転換期にも現れております。
潮目の変化は10年毎のスパンで見れば、それ以前にも当てはまるような気もしますが、、、
「諸君」休刊については、保守が「WiLL」に乗り換えた結果という見方だけでなく、
近年の出版不況による業績の低迷も考えられるかと。また諸君購読層とWiLL購読層がどれだけ被っているでしょうか。
安直な改憲派の動向を推し量る材料としては手がかりになりますが、落日の出版界ですし
「安直な改憲派」に属してなくとも「この人の連載を読むために買う」という層もいるでしょう。
それにWiLLの発行部数も、10年前当時の保守層が読むような雑誌の部数と比べれば見劣りします。
こうした「安直な改憲派」は社会の中で一定数はいるものですし、規模が縮小して濃度の高い保守層が出来たに過ぎないかと。

> > > まあ、国連による全世界的な集団安全保障は、今はまだ難しくとも、
> > > アジア太平洋にNATOのような地域的な集団安全保障を築ければ、

> > NATOの北大西洋条約第五条を見ていただければ一目瞭然ですが、集団的自衛権はきちんと明記されております。
> > 集団安全保障と集団的自衛権は補完・代替的関係にあって、集団安全保障を切り離して運用する事は現代では非現実的です。
> > 集団安全保障のみに依拠した地域的安全保障に、日本以外の一般的な国が参加したがるかと言えば・・・

> 「集団的自衛権が無ければ、日本は自国を守れないのか?」って話と、

無理だと思いますよ?
「自国」を領土領海領空経済水域と国民・主権に限って
外の事はもう知らないと言って引きこもるなら、それで構いませんが
危険地域にいる同盟国の生命や財産、シーレーン、諸外国の外交的信頼関係等等まで含めて
「自国(と不可分の利益)」と考えるのであれば、集団的自衛権が行使出来なければ守れませんね。
また、日本周辺で軍事衝突が起きた場合、日本は積極的に介入せざるを得ない地理的位置にありますから。
法的状況が現実から剥離してるので、超現実主義の国際社会で集団的自衛権をオプションとして持たないなら
日本の安全保障政策は蹉跌する可能性が高いでしょうね。

> 「中国による核攻撃の危険性を如何に排除するか?」って話です。
核抑止についてはこちらも持つと言うのが古典的かつ最終的解決になりますが、これはNPTを大きく引き戻す
時代錯誤であり、日本に対してイランのような経済制裁が加えられ干上がりますから選択から排除するとして、
一番現実的なのがMDですね。日米だけでなく、韓国やフィリピン、豪州(できれば台湾)を交えた
精度の高いMDシステムの構築を西太平洋に広げる事が肝要です。
中国の核兵器は米ロに比べるとまだまだ少ないですし、戦略核はソ連に比べれば全然未整備です。
ちなみにNATOでは核のシェアリングを行っています。三原則を有する日本では出来ない芸当ですが。

> 広島・長崎に続くのが、また日本の何処かの都市で、
> しかもそれが、米中対立の巻き添えとして起こるシナリオを、
> 私としては最も避けたいと考えているんです。
> また、仮にその危険性を引き受けるのなら、それに見合うリターンが欲しいと。

仮定ですので、どこまで起きるかは予測できませんが
米中対立の巻き添えになるのは、日本だけでなく米中間に位置する国は押しなべて危険性を持っていますし、
また米ソ冷戦のさなかに欧州諸国は危険性に見合ったリターンを受けられたかと言えば。
憲法九条で米中と渡り合える技量も度胸も現在の日本人は持ち合わせていないでしょう、、、
であれば、政治的アクロバットを続けていないで、改憲して世界標準にもどるのが安全確実だと思っています。

> > ファルコン9も打ちあがりに成功したようです。
> 本当にアメリカは、ロケットまで民間に任せちゃうんですね。
> 日本では・・・となると、ホリエモンが「2014年の実用化」を目標に、
> 結構真剣に、ロケット開発をしているみたいですね。
> まあ、実際にどうなるかは解りませんけど。

運搬などに限れば民間に任せても良い時代になったということでしょう。
最先端はやはり国が主導するのでしょうけども。
羅老については打ち上げが失敗したようで。

> > 個人的な関心は準天頂衛星「みちびき」の打ち上げ日程の方がw
> 打ち上げ日程って、決まったんですか?

いえ、決まってないから、いつごろかと予想するのが楽しみなんです。

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