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[13059] Re:参院選予想ページの返信返信 削除
2010/7/17 (土) 20:33:45 聖職者


> ちょっと思ったのですが、その「少数派」とは、
> 具体的にどのような意見を持つ少数派なのでしょうか?
> 「私の意見と完全一致する政党が無い」などと言い出せば、
> それこそ、1億2000万国民の全てが少数派な訳ですし、
> 間接民主制である以上は、「よりマシ」という選択を強いられますよ。
> 二大政党と言っても、その中には様々な主張を持つ派閥がある訳ですし。


私が納得できる範囲での少数派と言いたいですが、それでは抽象的すぎるので、
はっきりと言えば、間接民主制内で妥協できる範囲
(余計、わけがわからなくなり申し訳ないです。しかし、私はかなりの分野で少数派なので、
政治的には困っている人間です。もっと選択肢が増えないと私は民主制を否定しないといけなくなります。)


> > もしも、連立相手が無茶な要求をしてきたら有権者も見ていますから
> > 次の選挙でそういう政党は有権者によって消されていきます。

> それが消されにくい制度こそ、多党制なのだと思いますが?
> 「自民+公明」→「民主+公明」→「新党+公明」→・・・
> みたいに、連立政権が変遷する可能性だってある訳ですし、
> また例えば、人権擁護法や児童ポルノ禁止法という名称の要求が、
> 有権者に「排他すべき無茶な要求」と写るでしょうか?


「自民+公明」→「民主+公明」→「新党+公明」→そして「新党+新党」になれば問題はないです。
ドイツでの自由民主党や緑の党の例もありますが、何回もキャスティングボードを握っていれば結局ははぷられてしまいますよ。
別に巨大政党が単独で政権を握ってもいいですが、その巨大政党内で私が支持している派閥が主流派にならなければ私には意味がないのです。
だから反対しています。なぜ、自分が支持していない奴を首班指名しようとする者達を私は支持しなければならないのでしょうか?
人権擁護法や児童ポルノ禁止法という名称の要求が、有権者に「排他すべき無茶な要求」と写っていないのは、
反対派のアピール不足が問題であり、結論を出すにはまだ時間がかかると思います。
というより、それが選挙の争点にならないとそのように言うのは意味がないです。
なので某政党らがその点でぼかしているのは正解です。


> > 形だけ取り入れて魂が入らなければ、どんな制度も機能しない訳ですから、
> > 2大政党制も多党制もうまくいくかは分かりません。

> いや、「やってみなきゃ解らないから、どれでも一緒」という事は無いですよ。
> そもそも日本は、イギリスの議会政治を手本に百数十年間やって来た訳で、
> それが現在、ようやく形に成り掛けようとしている所なんです。
> 私だって別に、「二大政党制が最高だ」などとは全く思っていませんが、
> まずはこれを体感し、民主主義とはどんなモノなのか理解しないと、
> 日本に適したあり方を模索するにしても、良いモノは求められませんよ。
> 例えば、党議拘束の無いアメリカの制度をそのまま導入したとしても、
> 歴史的に経て来たモノが違うので、党議拘束が無くなる事は無いでしょうし。
> 選挙制度とはあくまで、どういった政治体制を築くかの道具に過ぎません。


だから、日本には二大政党制には合いません。米英とは歴史的に経て来たモノが違うのですから・・・・・・
と思いますが、日本に合った二大政党制はいずれできるかもしれませんが私はそれを阻止する。
日本は村社会で長年、なあなあでやってきた国です。なので責任が完全に問われる二大政党制は合いません。
無論、村社会を打破するために二大政党制は必要かもしれませんが、
私は賛成しかねます。
小さな声を集めれば大きくなりますが、大きくなった声にかき消されてしまいます。
ならば、鶏口(けいこう)となるとも牛後(ぎゅうご)となるなかれの道を選びます。
自分の声を代弁できる者を議会に送るのが民主制における有権者の責任だからです。

> > 政治には理想はいります。理想があり、理念がある所に政党はできます。
> > 問題なのはその理想が形骸化していくことです。

> でもまあ、理想じゃメシは食えませんけどね・・・・
> メシを食う為に追い求める理想なら賛成も出来ますが、
> メシを我慢してでも追い求めるような理想なら反対です。
> 大多数の市民にとっては、平和で安心して暮らせる事が理想な訳ですし、
> 歴史的に見ても、理念だの、思想だの、宗教だのは、
> 一般市民には基本的に、それを求める為の依り代に過ぎませんので。


確かに理想じゃメシは食えませんね。
メシを我慢してでも追い求めるような理想なら大多数の有権者は無視するでしょうから問題にはなりません。

> > 日本の諸政党には自らが掲げた政党の理念・理想を振り返っていただきたい。
> > 特に党の綱領がないと噂されている民主党はね。

> 「綱領がないと噂されている」って、そこまで理念や理想に拘るのであれば、
> その噂が嘘か本当か、実際に調べれば良いのでは?
> ネットがあれば、それが簡単にできる訳ですし。
> まあ結論から言ってしまえば、民主党は「綱領」ではなく、
> 「基本理念・基本政策」と呼んでいるだけの話です。
> http://www.dpj.or.jp/policy/rinen_seisaku/index.html
> http://www.dpj.or.jp/policy/rinen_seisaku/seisaku.html
> 抽象的過ぎるという意見もありますが、他の党も正直似たり寄ったりですし、
> 確固たる綱領を持つのは、イデオロギー政党である共産党くらいですかねえ?


まったく、イデオロギーで食える時代は終わりましたからね。
どこの政党に行ってもぱっととしないことばかり、共感できる政党はないです。
民主党の理想を批判しているわけではなく、もっと国民に自分たちの目指している事を宣伝すればいいのに考え、
述べました。
URLの方は参考になりました。ありがとうございました。


> > そもそも、外交は内政の延長だとか、外交は内政に左右されるといわれていますし、
> > 別に偏っていてもそれは有権者の声ですから、すべては選択した有権者の連帯責任になります。

> 外交と言うのは、下手をすれば国民の生命と財産に直結する話ですし、
> それを偏った意見で決め、更には連帯責任を強いると言う事に、
> いったい、どれだけのメリットが国民にあるのでしょうか?
> とは言え現状でも、条約の承認は小選挙区制の衆議院に優越権があるんですけどね。
> 極端な仮定の話をするなら、「東アジア共同体」の名の下に、
> 往来の自由化や通貨統合など、EU並みの国家統合を中国と行おうとした場合、
> 衆議院で圧倒的な議席数を持つ民主党さえ賛成すれば、
> 例え大多数の国民が反対しても、実質的な「中日併合」を行えてしまいます。
> これって、本当に良い事なんでしょうかねえ?
> 国家の大事に関わる事は、国民投票に掛けた方が無難だと思いますし、
> それが出来ないのなら、せめて比例制の方に優越権を与える方が妥当ではないかと。


偏ったといってもそれは有権者の民意です。
であるから有権者である国民がそれにより被る被害については連帯責任になるのは当たり前かと。

それだと憲法が改正が必要ですね。
というより、そろそろ日本国憲法を見直すべきだと思う。
いろいろと入れてほしい条項はありますからね。


> > 後、徳翁導誉様は2大政党制支持者なのに、定数の削減については微妙な事を述べられていますね。
> > 私は2大政党制支持者=議員定数の削減賛成者だと考えていたので、意外でした。
> > もしかすると議員定数の削減には賛成だが、今の議員定数削減の流れには反対とかでしょうか?
> > 答えていただければありがたいです。

> そもそも、二大政党制と議員定数削減が何故イコールになるのかが・・・・
> 確かに両者は、「広範な意見を取り入れにくい」というデメリットを持ちますが、
> メリットを共有するから組み合わせる事はあっても、
> デメリットを共有するから組み合わせる事はありませんよねえ?
> デメリットがあるなら、組み合わせでそれを打ち消そうとするのが普通ですし。
> まあ別に議員定数の削減は、何が何でも反対だという事はありません。
> 要は、メリットとデメリットとのバランスの問題であり、
> 現在言われている「経費の削減」などと言う目的の為であるのなら、
> 大した額の削減(メリット)にはならないので、私は反対です。
> その意味では、「議員定数の削減には賛成」というのはノーですが、
> 「今の議員定数削減の流れには反対」というのはイエスですね。


しかし、私は2大政党制支持者=議員定数の削減賛成者と言う方以外を知りません。
著名な2大政党制支持者で議員定数の削減反対者と言うのがいるのでしょうか?
目指すのは共に単独政党が単独で政権獲得可能と言う政治体制なはずですから、
組み合わせる事は可能だろうと考えていていましたが、私の考え不足だったようですね。


> でもまあ、削減するにしても「どう削減するか」が全てです。
> それこそ、メリットとデメリットとのバランスの問題であろうかと。
> 私には私の考えが有りますが、その政策と合う合わないよりも、
> 実現性と損得(メリットとデメリットとのバランス)を重要視してまいす。
> 様々な考えには、それぞれのメリットとデメリットがあり、
> 同じ考え方の政治家が改革しても、実現力が無くてデメリットが目立ち、
> 違う考え方の政治家が改革しても、実現力が有ってメリットが目立つなら、
> 私は迷うことなく後者を支持しますので。


私なら前者かな、民主主義下で同じ考えの人を支持・支援しないというのはどうかなと、
民主主義下では自分と同じ考えか近い人たちに有権者が投票して代弁者として議会に送りますからね。
まあ、私もデメリットが目立つのは困りますから、一有権者、同じ考えを持つ者として、
その政治家に修正等をされたらどうだろうかと嘆願しますがね。
それを聞きいれられなかったら次の選挙から支持する政治家・政党を変えることにします。

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