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[13103] Re2:参院選予想ページの返信返信 削除
2010/7/31 (土) 02:21:02 聖職者

▼ 徳翁導誉さん

> > だから、日本には二大政党制には合いません。
> この話だけでは無いですが、仮定や志向の話である以上、
> 結局は抽象的な水掛け論に終わってしまうので、
> まあこの辺は、ここらで止めておきましょう(笑)。
> どうやっても、結論は出ない訳ですから。


そうですね。止めておきますかね。

> > しかし、私は2大政党制支持者=議員定数の削減賛成者と言う方以外を知りません。
> う〜ん、それは単なる「改革カッコイイ派」かと?(笑)
> 二大政党制にも、議員定数削減にも、改革っぽいイメージがありますので。
> こういうタイプの人は、とにかく「規制撤廃」が大好きで、
> そもそも規制とは、その多くの場合、弱者を保護する為にあるものを、
> 「規制=既得権益=それを打破するのはカッコイイ」という思考で動きます。
> 確かに時代の変遷により、既得権益へと変質した規制も数多いですが、
> それを廃止するにも、変更するにも、その中身をよく精査する事が大事なのに、
> そこら辺を素っ飛ばして、「改革カッコイイ」で走ってしまうと・・・・
> 悲しいかな、そういう方が、有権者からのウケも良いですしね。


そうですね。特に近年は有権者のウケ狙いか。
「規制撤廃・規制緩和」がいろいろと行われていましたが、実際に既得権益化している各種規制には、ほとんど手が触れられず、
撤廃するのはどうかという規制が消えて行きましたからね。
タクシーはいい例ですよ。「規制撤廃・規制緩和」をしたら過剰競争になって、運転手の給料が減りました。
高速バスも規制撤廃・規制緩和」をしたら過剰競争になって、現場の運転手たちが酷使されていますからね。
改革は必要でしょうが、しなくてもいいところまで改革すると害をもたらします。
この20年間、この日本では様々な改革や「規制撤廃・規制緩和」が行われてきましたが、
社会等がよくなっているとは言い難いです。
いいかげん、改革はやめるか終らせる方がいい、改革疲れで日本は疲弊しているだから。


> > > 同じ考え方の政治家が改革しても、実現力が無くてデメリットが目立ち、
> > > 違う考え方の政治家が改革しても、実現力が有ってメリットが目立つなら、
> > > 私は迷うことなく後者を支持しますので。

> > 私なら前者かな、民主主義下で同じ考えの人を支持・支援しないというのはどうかなと、
> > 民主主義下では自分と同じ考えか近い人たちに有権者が投票して代弁者として議会に送りますからね。

> まあ結局、個々の政策の具体的中身とかは「手段」に過ぎず、
> 求めるのは、国民の幸福という「結果」だ・・・という考えなので、私は。
> 「よりマシ」を求めるのが民主主義ですしね。
> ちなみに理想を言うのであれば、私のそれは戦後昭和の「一億総中流」です。
> もっと言うと、江田ビジョン?(で、それを自民党が具現化したのが戦後昭和の日本?)
> 人類史の上でも、あそこまで大衆が幸福な社会って他に無いですよ。


まあ、あの時代はもう二度と訪れないでしょうが、確かに1億総中流という大衆が幸福な社会でしたな。
後は、イギリスの歴史家のエドワード・ギボンが「人類が最も幸福であった時代」と評したローマの五賢帝時代ぐらいかな?
正直、比べるのはどうかと思いますがね。

江田ビジョン?
アメリカの平均した生活水準の高さ
ソ連の徹底した生活保障
イギリスの議会制民主主義
日本国憲法の平和主義
の四要素のビジョンですね。これを社会党がうまく取り入れていれば、日本の歴史は変わったかも。
まあ、そんな力量も余裕もなかったでしょうがね。

「結果」を求めるなら独裁制でも他のあらえる政治体制でもいい。
何故なら、すべて民主制よりも実行力があるからだ。しかし、最も民衆の意を含むには民主制が一番いい。
「実際のところ、民主制は最悪の政治形態と言うことが出来る。これまでに試みられてきた、他のあらゆる政治形態を除けば、だが」
私はこの言葉の前半しかいつもは使わないのに、今回は全文を使わないといけないとは。

ポピュリズムへ向かわなければいいが。

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