| 「マップ上部のリンク群」「軍隊の移動に掛かる行動力」「歴史記録の表示」
以上に関しては、アップ当日の就寝前に確認した際、
不具合に気付いた部分のみ、その時に直しておきました。
> 盟主国の軍議にレスがあったとき普通ならば、盟主軍議に新着
> 表示が出るのですが、現在、自国軍議に新着表示が出てます。
凄く単純な表示ミスですね(笑)。
修正しておきました。
> 地域在住の民族をマップ上で表示してほしいです。
ゲーム的には、「同族」表示だけで十分じゃありませんか?
どうしても欲しいという事であれば、考えますけど。
> エジプトがイギリスに従属したのですが、
> なぜかイギリスが自治国に降格しエジプトは同盟国扱いのままです。
間違えて、盟主側の従属データを書き換えてますね。
プログラムもデータも修正しておきました。
> 海軍を増設すると海軍だけでなく同じ地域にいる空軍も訓練度が下がるようです。
単なる表示ミスですね。
修正しておきました。
> またターン更新して条件は満たしているはずなのですが訓練度が上がらないようです。
訓練度アップの処理だけして、それを書き込む処理を忘れてました(笑)。
修正しましたので、次のターン更新時からアップするかと思います。
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以下、設定に関する疑問・質問への回答
1.「マップのエリア割り」に関して
マップは完全に、キューバ危機版のモノを転用です(笑)。
昨年のPCクラッシュにより、マップのひな型も飛んでしまい、
今更、新しくマップを作るのが面倒だったもので・・・・
もしゼロから作るなら、ポーランドとかは2エリアに分割でしょうし、
「タンヌ・トゥバ」とか、今は亡き国家も嬉々として入れていたかと。
でもまあ当初から元々、WW2版との兼用も少しは考えており、
フランスや満州の区割りには、それが解り易く出ているかと思います。
2.「第四インターナショナル」に関して
国家一覧の顔画像表示の関係から、国数を3の倍数にする必要があり、
最初の77ヶ国から、「もう1ヶ国どこ増やそう?」となった時、
ゲーム名も「赤い嵐」ですし、私の趣味でコイツを入れちゃおうと(笑)。
最初は、「世界革命」を目指すインターナショナルと言う事で、
陸上エリアの全てを本国扱いにしようかとも考えてましたが、
それをやると世界への影響力が、史実と掛け離れ過ぎるので止めました。
実際、大戦における第四インターの影響度なんて、ほぼ皆無でしたし。
でもまあ、当時の共産主義思想の影響力は凄まじかったですし、
ソ連と共に「共産ボーナスを入れようかな?」とは、まだ少し考えますが。
3.「開始時の首都設定・陣営設定」に関して
ゲームの仕様上、「1エリア1首都」と設定した為、
首都エリアが被る国に関しては、一方を他エリアに移しています。
この辺はゲーム上の事なので、まあ我慢して下さいね。
ちなみに、韓国亡命政府がアメリカ陣営なのは、
上海(後に重慶)にあった韓国臨時政府の組織自体よりも、
アメリカ亡命中の李承晩(臨時政府の初代大統領)を重視した為です。
李東寧をリーダーにして、国民党陣営の所属でも別に良いんですけど、
まあ亡命政府の選定や設定は、かなり私個人の趣味に左右されてますね。
4.「ドイツ・イタリア・フランス産出の石油」に関して
これは石炭の液化、いわゆる「人造石油」ってヤツですね。
ドイツの場合、これとルーマニアの油田で結構賄えたそうです。
ちなみに日本も、戦前から人造石油を作ろうとしてましたが、
大戦に間に合わず、木炭ガスで自動車とか走らせてました。
さすがは日本、半世紀も前から「エコ・カー」を先取りです(笑)。
ちなみに生産値データは、別に工業生産に特化した数値ではありません。
国内総生産(GDP)にしたって、工業だけを表す数値では無いですしね。
参考までに「当時の各国GDP」↓(そのままゲーム・データ化はしてません)
http://www.geocities.jp/kingo_chuunagon/kikaku/kokuryoku.html#gdp
5.「石油の自動輸出」に関して
現代版の貿易システム同様、最初は自動輸出を入れようかと思いましたが、
その国の陣営に属せば、自動的に盟主国へ石油が入りますし、
(従属国は全額・同盟国は半額とか、上納率を分けた方が良かったかな?)
アメリカやソ連ほど石油があれば、まとめて譲渡で良いですし、
独立国なら、やる事も少ないのでチマチマ譲渡も逆に良いだろうと考え、
今回は自動輸出の導入を見送りました(意見次第で再考の余地あり)。
6.「サウジアラビアとチリの元首」に関して
サウジとチリの元首が、キューバ危機版と同じとの指摘がありましたが、
サウジの国王は、初代も2代目も「サウード」なんですよ。
って、顔写真を間違えて使い回してますね・・・・
写真を替えると共に、初代と解るよう「イブン」を付けておきました。
で、続いてチリの大統領の方なんですが、
WW2版のは「アルトゥーロ・アレッサンドリ」、
キューバ危機版のは「ホルヘ・アレッサンドリ」で、
単に名字が同じというだけの、完全なる別人です。
7.「中国の民族設定」に関して
このゲームでは、「満州」は漢族エリアで、
「内蒙古・雲南・ウイグル・チベット」は非漢族エリアとなっています。
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まず、満州国ならびに満州エリアが「満州族」の設定になっていないのは、
当時の日本が「満人」と呼んで登用したのは、「満州在住の漢族」であり、
満人が話す中国語の事も「満州語」と呼ぶなどしていて、
満州国内における満州族の存在感は、かなり希薄なモノだったからです。
また、溥儀やその取り巻きは、「清朝の復活」を望んでいた為、
そう言った意味でも、中国本土と同族設定が良いと思い、そうしました。
実際、清朝による中国支配の中で、満州族と漢族の同化も進んでましたしね。
今でも満州語を使えるのは、400年前にウイグルへ駐屯したシベ族くらいかと。
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続いて内蒙古は、この頃から既に同地在住の漢族も数多く居ましたが、
「蒙古連盟自治政府」時代は、漢族の多い地はあまり含みませんでしたし、
(それらの地が含まれるのは、1939年に「蒙古連合自治政府」になって以降)
トップの徳王がモンゴル族であり、「モンゴルの統一」を掲げていた以上、
迷う事無く、内蒙古エリアを外モンゴルと同族の設定にしました。
モンゴル族の人口も、外モンゴルより内モンゴルの方が多いですからね。
そして現在では漢族が8割に達し、現代版では漢族エリア扱いになったと。
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次に雲南は、もともと南詔や大理国などチベット系の王国が続いた地で、
中国に呑み込まれた明・清の時代に、同地へ多くの漢族が流入しましたが、
北京も現地の民族を服属させる事は、なかなか上手く出来ませんでした。
で、この時代、蒋介石を支持するものの、雲南への干渉は許さず、
雲南王と呼ばれた「竜雲」は、現地最大のチベット系民族「イー族」であり、
漢族の住民を保護し、漢族の優秀な人材を多く登用・育成したものの、
必ずしも竜雲は、漢族の国を作っていた訳ではありませんし、
当時の雲南の独立性を表現する為にも、敢えて非漢族の設定にしました。
雲南独自に、フランスから関税自主権を奪還するなど、結構凄いですよ。
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最後に、ウイグルとチベットは、近年の暴動を見るまでも無く、
今ほど漢族が流入していない当時では、非漢族エリアで良いですよね。
強いて言うなら、盛世才政権の民族設定(ウイグル族と設定)ですか。
盛世才は同地出身の人間でもなく、イスラム教徒でもありませんが、
独立蜂起した東トルキスタン大統領のホージャ・ニヤーズを、
省政府の副主席に据えて、現地の独立派を取り込んでいたりしたので、
敢えて、「植民地政府」のような設定にはしませんでした。
東トルキスタンを別途、亡命政府として作ろうかとも考えましたが、
ウイグル・エリアは1つしかないので、首都設定の関係で諦めました。
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それにしても、この時代の中国はやはり凄く濃いですよ。
日本史に例えるなら、戦国時代と幕末維新と太平洋戦争を、
1つの時代でやってるみたいなモノですからねえ・・・・
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