▽ 2010/12/26 (日) 16:24:54 ▽ 徳翁導誉 |
| > 私の行ってた中学校では文化観賞会で漫才コンビ(笑い飯とブラックマヨネーズ)
> を呼んだりしてましたからねぇw
> 他の学校でもあったようですけど…
> やっぱりこれは関西ならではなのではないでしょうかね。
学園祭で呼んだりって事じゃなくてですか!?
そう言うのは、私も初めて聞きました。
精々あっても、落語とかですよね(私は経験ありませんが)。
う〜ん、凄いなあ・・・・
> > 笑点で見られる風刺ネタなどは、政治の都である江戸・東京という下地が根源で、
> > 商都であった大阪では、捻ったり予備知識のいる笑いはあまり好まれません。
> > テンポの良い会話(ボケとツッコミ)と、ストレートで分かり易い笑いが好まれます。
> > ただ、そのストレートさが、関西以外の地域からは「下品」と映る事もありますね。
> > 「すぐにカネの話をする」とか、「悪口や下ネタ言えば面白いと思ってる」とか。
> 確かにそうですね。
> 笑点なんかはうまく言ってるなと感心しても、
> お腹を抱えて笑うといったようなことはまずないですし、
> 一方関西では多少下品でも良いから大爆笑を求めるように思います。
漫才ブームにより、大阪の笑いが東京の方にも輸出され、
それと同時に、萩本欽一とも異なるテレビの笑いのスタイルが生まれた事で、
昔堅気な「俺の腕で客を笑わせてやる」という東京の芸人スタイルは、
一気に廃れて行ったとも言えるかも知れません・・・・
で、そんな中でも、時代の変化を上手く取り入れて活躍し出したのが、
浅草芸人出身のビートたけしと言えますかねえ?
何と言いますか、東京の芸風を下地にしながらも、
不謹慎で毒舌で下品なネタを言う様が、却って斬新で画期的に映ったと。
たけしとは毒の種類は違いますし、下ネタも少ないですが、
爆笑問題の太田光や、ラジオの時の伊集院光が、それと同系統なのかな?
> そういえば島田紳助なんかも京都出身の芸人ですが…
紳助の場合、本人自身の出身地は京都でも、
芸人としても出身地は大阪のような気もします・・・・
ただ、大阪をネタをする時には、京都人の地が出る感じも(笑)。
あと政治の都は、風刺や反骨の気風を生む一方で、
強い者におもねる気風も生んでおり、
どちらかと言って紳助は、後者のタイプのような気がします。
> > > 肉まんと豚まんが違うのですか…
> > 「関東では肉=豚、関西では肉=牛」という傾向から、
> これは初耳ですねぇ…
> 肉といえば牛は当然だと思ってましたw
解り易い話をすれば、関西には「肉うどん」ってありますよねえ。
この肉は御存じの通り「牛肉」ですが、あれは関東には無い食べ物なんです。
で、あの肉を御飯に乗せれば、「牛丼」と呼ばれますよねえ?
何故わざわざ牛肉を強調するかと言えば、牛丼の発祥が関東だから。
ですので、カレーや肉じゃがの肉も、関東は豚肉、関西は牛肉が多いです。
(ちなみにウチは、両親が関東出身でありながら、肉と言えば牛肉でしたが)
まあ、近年は消費量の差も、かなり縮まったみたいなんですけども、
それでもまだ、総務省の統計データを見ると、
豚肉の消費量は関東の方が多く、牛肉の消費量は関西の方が多いですね。
> 関西で豚まんといえば551なんですけど関東では食べられないということですか…
551の店舗は、関西にしかありません。
ですので関東で食べようとすると、冷凍を宅配となります。
あと、餃子の王将や天下一品も、店舗数のほとんどが関西に集中してますが、
それでも近年、全国規模で店舗数が増えて来ているように感じます。
その逆に、ヨドバシカメラが梅田に、ビックカメラがなんばに進出してますよね。
こうやってドンドン、日本は画一化されて行くのかも知れません・・・・
あっ、そうそう。
数年くらい前から、関東でもタケモト・ピアノのCMが流れ始めました。
CM見て泣きやむ赤ちゃんが、関東にも増えたんでしょうかねえ?(笑)
> > > 夕方くらいにやってた枠も減ってる気がします。
> >あっと言う間に夕方枠が塗り変わってしまったと・・・・
> > 今や2〜4時の旧ワイドショー枠も、韓流ドラマ垂れ流し枠に移行しつつありますし、
> 夕方って…私の中ではちょっと昔の流行ったドラマやってるイメージですねぇ。
> この時間関西ではローカル番組が多いかも。
あまり詳しくは解りませんが、数年くらい前まで、
関西テレビの夕方は、アニメの再放送をやってませんでしたか?
> > 金融危機によるCM収入の落ち込みで、各局赤字な昨今、
> > 出来るだけ製作費を抑えようと、こうした傾向は一層加速するかも知れません。
> ん〜やっぱりテレビも徐々に過去のメディアになりつつあるんですかねぇ…
過去のメディアかどうかは別として、予算の削り方とか凄いですよ。
年末年始の特番時期でも、ここ数年はドラマの一挙再放送が増えましたが、
ついに今年はTBSが、それをゴールデン・タイムに持ってきましたし、
大晦日のゴールデン・タイムも、ドリフの総集編です(笑)。
電波使用料もろくに払っていない現状に関わらず、
これで赤字だと言うのですから、本当に信じられません・・・・
> テレビがネットに取り替わられるという時代は来るのでしょうか?
テレビがネットに取って替わると言うより、
同じ「通信」としての融合が、欧米では既に始まってます。
例えば英国のBBCなど、国内からは無料で、国外からでも確か月額1000円くらいで、
直近1週間の番組や放送中のドラマ全話などが、ダウンロードから1ヶ月間、
PCやCATV、携帯電話、ゲーム機などから視聴可能と言うサービスを始めています。
まあ、制作した番組こそがメインであり、その伝達手段は何でも良いですからねえ。
ですのでBBCは既に主軸を、地上波からネットへと移行してきているとか。
そこでNHKもBBCと同じ事を、受信料を払う家庭は視聴無料でやろうとしましたが、
民放連の強硬な反対に遭って、結局は高めの有料設定で始まり、
現時点では、NHK視聴世帯の0.1%に満たない世帯数しか利用していないと・・・・
それに日本では、放送とネットとの権利関係が、まだキチンと整理されておらず、
また、通信回線で放送を行うには、かなり大容量な回線が必要ですが、
郵政族の小渕が推進した「ペタネット構想」は、その死により立ち消えとなり、
昨年の政権交代で総務大臣となった原口が、放送利権に手を突っ込むと共に、
孫正義と手を組んで、全国への大容量回線の敷設を行おうとするも、
結局はヘタレて碌な進捗は見られず、続いて菅になってクビを切られたと。
現在、ソフトバンクのCMで「光の道」がどうのと、意味不明な事を訴えるのは、
原口クビで梯子を外された孫が、錯乱している様子を見せている気がします。
> > まあここ最近は、金融危機の影響や深夜アニメの飽和状態で、
> > 多少は減少傾向にあるものの、それでも同時期に30本もやってたりします。
> 30本ですか…
> 凄いですねぇ。というかアニメってそんなに簡単に作れるもんなんでしょうか?
> 宮崎アニメとかは一枚一枚手書きでめちゃくちゃ時間がかかってたような…
> それともやっぱり今はそんな作り方ではないんでしょうかねぇ。
宮崎作品で言えば、1997年の「もののけ姫」からCG作画に移行しています。
ですので、手書きで最後の作品となるのは1992年の「紅の豚」ですね。
で、アニメが簡単に作れるかと言う話は、CG導入により結構簡単になりました。
とは言え、放送局と広告代理店がかなり中抜きするので、
現場まで回ってくる制作費は激安で、仕上げ以外は基本的に韓国・中国へ外注です。
だって平均時給が、監督で1412円、原画で689円、動画で298円だそうですからねえ。
そもそも、日本で初めてアニメを作る時に、
「鉄腕アトム」をやりたくて、手塚治虫が超格安の製作費で請け負った為、
「アニメ=格安」という構図が、スタート時点で出来あがってしまい、
それが深夜アニメともなれば、更に制作費が削られて、こんな有り様に・・・・
ですので手塚が亡くなった時、多くの関係者がマ彼の業績を手放しで讃える中、
共産主義者であった宮崎駿だけが、劣悪な環境を作った責任者と批判したと。
スタジオ・ジブリなんか、その辺の環境は拘ってますからねえ。
その一方で、冷戦終結後の社会主義の崩壊と、自らの現状を揶揄して作ったのが、
「紅の豚(紅=赤=共産主義・豚=宮崎本人)」だと言われています。
> > とは言え、特にブルーレイ・ソフトの売り上げなどは、
> > そうしたアニメ需要が、その大部分を担っているのも事実なんですよねえ。
> > CD業界なんかでも、90年代に比べてJ-POPが壊滅的な状況な中、
> > ジャニーズ・AKB・アニメソングと固定客を掴んだ層は大健闘してますし。
> う〜ん…確かにそう言われればそうなのかも。
> DVDとかは100人に一人絶対買う人がいれば売れると聞きますし、
> その点でいえばアニメが好きな人も絶対買う人の部類に入るんでしょうしね。
とは言え、1人の客に5枚も10枚も買わせるAKBの特典商法は、
個人的にちょっと、感心しませんけどね。
で、ちなみに、こちら↓が2010年のCDシングル売上ランキング
1位 95.4万枚 AKB48「Beginner」
2位 71.3万枚 AKB48「ヘビーローテーション」
3位 69.8万枚 嵐「Troublemaker」
4位 69.6万枚 嵐「Monster」
5位 65.9万枚 AKB48「ポニーテールとシュシュ」
6位 65.6万枚 嵐「果てない空」
7位 62.0万枚 嵐「Lφve Rainbow」
8位 59.6万枚 AKB48「チャンスの順番」
9位 59.1万枚 嵐「Dear Snow」
10位 51.6万枚 嵐「To be free」
> > 劇場版クレヨンしんちゃんの2作品は、一見の価値アリかと。
> > 劇場版での監督がこの2作で最後と言う事もあり、監督が自分好みに作った結果、
> > オトナ帝国は、付き添いで見に行った親の方が泣きながら劇場から出てきたり、
> > アッパレ戦国は、大河ドラマとは比較ならないくらい戦国時代を忠実に描いたりと、
> > クレヨンしんちゃんという設定を借りて、本当に好き勝手作ってます(笑)。
> 年が明けたくらいに借りてみましょうかね。
> ただ、この年になるとクレヨンしんちゃんのビデオを借りに行くのは若干の勇気が必要ですが(笑)
なので私はテレビで見ました(笑)。
でもまあ、この辺の子供向けアニメなら、
いい年の大人が借りても、子供や弟の為に借りてるようにも見えますし、
年明けであれば、それに親戚の子供が加わります。
自分自身では気になっても、まず他人は気にしないかと。
それに最近は、アニメ好きを公言する大の大人も増えてきましたからねえ。
あの中日監督の落合も、かなりのアニメ好き↓として一部では有名ですし(笑)。
http://2chart.fc2web.com/ochiaigundam.html
http://temple-knights.com/archives/2010/10/ochiai-anime-clannad.html
> > そう言えば以前、批評ページに大河の感想を大量アップしたなあ、と思い出し、
> > 改めて見てみたら、2007年の「風林火山」まで書いてますね↓
> > http://f25.aaa.livedoor.jp/~douyo/review/hihyou.cgi?mode=saiten_jump
> > 「篤姫」「天地人」「龍馬伝」の追加でも、してみようかなあ?
> 是非ともお願いしたいですね。
> 今年の龍馬伝の評価は気になるところです。
> まぁ、私は天地人しかみてないですが。
まあ、書いたとしても年明け以降ですね。
> > ちなみに、歴代大河の視聴率はこんな感じ↓です。
> > http://www.videor.co.jp/data/ratedata/program/03taiga.htm
> 篤姫の高さに驚きです。
> 個人的には合戦シーンあってこその大河だと思ってますので、
> 大奥ものは止めて欲しいんですけどねぇ…
ただ、視聴率を獲得しようとすると、ああ言う題材は良いんですよねえ。
そもそも大河って、中高年の男性が既に固定客としてあり、
視聴率アップを狙うには、他の層を取り込む必要があります。
で、ホームドラマ路線を取り入れて、中高年の女性層を取り込んだと。
「利家とまつ」や「功名が辻」が視聴率的に成功したのも、それが理由です。
そして来年の大河「江」も、篤姫の女性脚本家が、原作・脚本を担当しています。
> そこは民放に任せてNHKはもうちょっとマニアックでこれはNHKしかできないっていうのをやってほしいです(笑)
「坂の上の雲」のカネの掛け方は、民放には真似が出来ないモノかと(笑)。
1話あたりの制作費が2億4000万円(ちなみに龍馬伝は6000万円)ですからねえ。
って、それはマニアックと言うのとは違いますか・・・・
では、現在上映中で地味にヒットしている「武士の家計簿」のドラマ化とか?
あれは元々、4〜5年ほど前にNHK教育で同名タイトルの歴史講座があり、
それが好評(私も録画しました)でしたので、
NHKの土曜時代劇枠あたりで、ドラマ化してみても面白いかと。
時代も、江戸時代末期から明治初期まで激動期の史料であり、
「一般武士の目線から見た世の移り変わり」というサブ・テーマも持てますので。
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