▽ 2011/2/6 (日) 09:20:01 ▽ 徳翁導誉 |
| > > > 元々落語家だったのとかも影響してるんですかね。
> > 伊集院が元・落語家とか、よく知ってましたねえ!?(笑)
> 伊集院が落語家というのは何かのテレビでいっていたのを聞いたことがあったので、
> 結構有名だと思ってたんですが…
いや、そこまで頻繁には話してないと思いますよ。
やはりそこは、落語家である事を隠して別の芸名でラジオに出ると言う、
自らの不始末によって、落語家を廃業した身にありますからねえ。
(ちなみに私は、そのラジオで伊集院のファンになりました)
まあ、師匠の三遊亭楽太郎と共演する事もある「Qさま」とかだと、
番組側の方から、そういうネタ振りが多い事も有りますが。
> > 以前、「江戸の笑い=風刺」と書きましたが、
> > ふと思い出したコレ↓とかも、風刺の部類に入るんですかねえ。
> > http://www.dailymotion.com/video/x9g0to_yyyyyyqqqyqyq-40_fun
> しかし、このラジオは凄いですねぇ。
> コナミとかもう(笑)
その一方で、こういうネタ↓もやると。
http://www.youtube.com/watch?v=dqwROYkrWyg&p=CB0A3D18B71C03FB
って、まあコチラは全部で1時間半もあるので、気が向けばって事で一応紹介。
さすがに1時間半だと、「ちょっと聞いてみて」と言う訳にも行きませんからねえ。
> > > 個人的に萩本の笑いが分からないんですよねぇ…
> > > 最近の萩本はどうも笑いから離れていってる気がして…
> > いや、萩本はほとんど変わって無いんだと思いますよ。
> > 変わったとしたら、それは世間の方で。
> う〜ん…変わってないんですか…
> とすると私には欽ちゃんの笑いは理解できないのかもしれません。
> あれが面白いとはどうしても思えないので…
って、私もあれを面白いとは感じていませんよ(笑)。
ただそれでも、「テレビお笑い史」という視点で見た場合には、
本当に凄い人物であるとは思っていますが。
まあ結局、完全に「戦後昭和の芸人」って事だとも思います。
> > まあ大阪には、「お笑い百万票」と揶揄される政治風土が有りますからねえ。
> > 橋下知事の提案や発言なども、具体的に中身を精査するよりも、
> > 橋下本人が好きか嫌いかで語られる事が、多いようにも感じますし。
> う〜ん…個人的にはお笑い百万票と橋本知事はあまり関係ないと思うんですけどねぇ。
> 橋本知事のやり方はどちらかというと小泉元首相のやり方と似てると思います。
いや別に、「お笑い百万票が橋下に流れた」とか言う話をしているのでは無く、
「政治」というモノを、生活に密着した重要な事であるとの認識が、
ただでも薄い日本の中で、大阪は特に薄いという政治風土についての話ですね、これは。
ですので政治手法に関しては、橋下と小泉が似ているというのは、私も同意見です。
> う〜んもちろん教科書に載ることと一般的な知名度は違うんでしょうけど、
> 私たちの世代になると黒澤は知っていても小津や溝口を知っている人はほとんどいないんですよねぇ。
そもそも、物心ついた時からカラー映像のみだった世代は、
「白黒作品」というだけで、ほとんど見る人が居ないような気がします・・・・
と言うか、黒澤明の名前は知っていても、
その作品を見た事がある人は、結構少ないんじゃないですかねえ?
「七人の侍」「用心棒」「赤ひげ」「天国と地獄」「生きる」など、
娯楽性に富み、誰もが聞いた事あるようなタイトルは、全て白黒作品ですし、
カラー作品は黒澤の芸術性や思想性が出ていて、一般受けするとは言い難いですので。
白黒だろうと、カラーだろうと、面白いモノは面白いんですけどねえ・・・・
白黒アニメでも「佐武と市」とかは、かなり面白いですし。
って、最近は「PC作画じゃないアニメは汚くて見れない」という層も出てきてますし、
そのうち「2Dなんか見れない」という層が、世の中を席巻していく可能性も?(笑)
> > > > って、ちょうど先日もテレビで「千と千尋の神隠し」をやってましたけども、
> > > > そう言う感じで、想像を逞しく宮崎作品を解釈してみると、
> > > > あれってどう見ても、「売られたソープ嬢」の話に見えるのですが(笑)、
> > > > 宮崎駿は一体、どういう思惑であの作品を作ったのでしょうかね?
> > > そういう取り方は(笑)
> > > う〜んでも「売られたソープ嬢」的要素も確かにありますねぇ…(笑)
> > 現代風にソープ嬢と言うから解り難くなりますが、
> > あの描写は、「遊郭」以外の何物でも無いですからねえ・・・・
> 確かにそう言われるとそのようにしか思えなくなってきます。
って、実を言うと、ジブリの鈴木プロデューサーが宮崎監督に話した
「ろくに挨拶も出来ない女の子が、キャバクラで働いて成長する事がある」という話から、
あの作品の構想がスタートしているらしいんですよ。
でも何で、よりによってキャバ嬢からソープ嬢にクラス・チェンジを?(笑)
まあ、検索したらこんなの↓があったので、ついでに貼っておきます。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040314
ただこの映画評論家は、いつも正確さより面白さを選ぶタイプなので、
話としては面白いものの、内容の方は話半分程度に受け取って下さい(笑)。
> > 昨年、全話見たアニメって、これとCSでやってた「はじめの一歩」だけなので、
> > そう言う意味では、私も「ハマった」部類に入るのかも知れません。
> 去年は全部見たアニメってないですねぇ…
> というか毎週欠かさず見たアニメはガンダムSEED DESTINYまで遡らないとないかも…
「私が好きなアニメBEST10」みたいな企画も、
以前より、やってみたくはあるんですけどね。
って、ランキング企画が好きなだけで、別にアニメでなくても良いのですが、
ゲームや漫画と比べても、アニメの方が間口が広いですし、
書籍だの、絵画だの、名将だのでやっても、参加者が少なそうですからねえ(笑)。
> > ちなみにNHKのこんな番組↓では、見たい大河の1位が長宗我部元親でした。
> > http://www.nhk.or.jp/nettyu/2008/sengokubusyo/0501/index.html
> この中でいえば石田光成とかも今までは悪役でしたね。
個人的に石田三成はちょっと好きなので、
一度、大河の主役として、見てみたい気もしますね。
> 個人的には明智光秀とかも良いとは思うんですが、
> 彼は前半部が不明な点が多いらしいでしょうし難しいでしょうね。
実は1973年の「国盗り物語」で既に、明智光秀の主役はあるんですがね。
って、斎藤道三・織田信長と一緒での「3人主役」なので、
大河自体は見ていないものの、きっと扱いは軽かったでしょうけど・・・・
> > 続いて、今川義元の方は・・・義元本人はちょっと難しいですが、
> > 母親の「寿桂尼」であれば、大河化も不可能では無いと思います。
> > 公家の娘に生まれながら、戦乱の荒廃で駿河の今川家に嫁ぐも、
> > 旦那の叔父(母の弟)で、今川家から半独立状態の北条早雲が居たり、
> > 幼い子供を残して旦那に先立たれ、女戦国大名として今川家を切り盛りし、
> > 長男が成長して実権を譲れば、数年後に長男・次男が立て続けに他界して、
> > 三男・義元と側室の子供との間で、家督争いが起こったり、
> > 隣国の後継者・武田信玄と、同じく公家である三条の姫との縁談をまとめたり、
> > ようやく今川家が安定したと思ったら、桶狭間で義元が戦死したりして、
> > 孫の氏真を支えながら死んで行くという、波乱に満ちた物語が描けるかと。
> > ちなみに今川家は、寿桂尼が死ぬの、その年の内に滅亡・・・・
> なかなか面白そうですね。
> 今川義元はきちんとおしろいをしてやってもらいたいですね。
何だか、「公家風=軟弱」というイメージが強いですけど、
当時の感覚だと、「公家風=高貴な身分」って事なんですけどね(笑)。
前述のように、義元の母・寿桂尼は公家(しかも大納言)の娘ですし、
実家の今川家も足利将軍家の一門でしたから、まさに名門中の名門です。
> 一時期白塗りの役が続いた松山ケンイチとかがやっても面白いかも(笑)
解ってて書いているのかも知れませんが、一応言っておきますと、
その松山ケンイチが、来年の大河の主役です。
ちなみに来年は「平清盛」をやるそうですよ。
作品のイメージは、「平安のゴッドファーザー」なんだとか(笑)。
> > 「こんな世知辛い今の世だからこそ、ズル賢く世渡り上手な高虎を!!」
> > という招致活動の宣伝文句には、ちょっと笑いました(笑)。
> > まあ、やってくれれば面白ですが、昨今の大河の路線とは大きく違いますよね。
> > ただし、その路線が有りなら、松永久秀とか見てみたい気も・・・・
> 松永久秀は…
> 光成や光秀、義元と違って本当に悪人という感じなので主人公は難しい気が…
だからこそ、人気もあると。
何本か、松永久秀が主役の小説も出ているくらいですし。
最近の大河は、ベビーフェイスな作風になり過ぎてますし、
バランスを取る意味でも、ここらで一発、ヒールな主人公も・・・・
毛利元就が美化できるのですから、そちらの路線でも行けるかも?
話は簡単、裏切った相手を全て悪人にすればOKです!!(笑)
いや、そこまでやらずとも、三好三人衆を悪役にすれば済む話ですけどね。
まあ逆に、三好長慶を主人公にして三好四兄弟の絆を描きつつ、
そのヒール役として、松永久秀を思う存分「悪役」に描くのも面白いかと。
って、こちらも「悪人」のイメージが付いているだけで、
真っ当に描けば、それなりにドラマを作れると思いますよ。
領内では善政をしてましたし、風流人でもありましたし、
それに何より、優れた武将であった事は、十分に知られていますからねえ。
見方によっては、脆弱な三好政権をいろいろと支えたとも言えますし、
武勇に優れ、誠実な人柄であった弟・松永長頼が先に出世して行き、
その後援を受けて久秀が能力を発揮して行く所など、人情話にも出来ますので。
ちなみに、大河にするには知名度的にかなり厳しいものの、
波乱万丈の人生でドラマ的に面白いのが、松永長頼の息子「内藤如安」ですね。
三好家が上洛すると、長頼は京と山陰の出入り口である丹波平定に派遣され、
零落していた丹波守護代・内藤氏の娘を貰い、婿養子に入ります。
そこで産まれたのが如安で、京で学ぶ中でルイス・フロイスより洗礼を受けます。
名前の「如安」とは、洗礼名「ジョアン」の当て字ですね。
洗礼の前後、主家の三好長慶が病死し、続いて父の松永長頼が戦死するなどし、
如安は16歳で内藤家を継ぐのですが、その後はもう苦難の連続・・・・
盆地が入り組み、ただでも独立の気風が強い丹波で、長慶・長頼と2人を失い、
キリシタンとして寺社勢力の反発も強い中、こんな若い当主では厳しいですからねえ。
その後、足利義昭を擁して信長が上洛すると、それに呼応して勢力を挽回するも、
義昭と信長が対立し始めると、丹波守護代として義昭側に加担。
結局、信長に丹波平定を命じられた明智光秀により、内藤家は滅亡となり、
如安は堺に逃れていた義昭の元に参じると、共に毛利領の鞆へと落ち延びます。
ですがそこで、鞆出身の堺商人・小西隆佐の子で、
当時は秀吉に仕えていたキリシタン武将・小西行長と知り合うと、
小西家と内藤家が遠縁であった関係もあり、義昭が秀吉に許されると、
如安は小西行長に仕える事となり、一門に準じる存在として小西姓を受けます。
その後、秀吉が朝鮮出兵を行うと、漢籍の素養があった如安は、
行長の名代として北京の紫禁城を訪れ、明国との休戦協定を締結し、
秀吉の死後に関ヶ原の戦いが起きて、行長が当地へ出陣すると、
本国の防衛を任され、加藤清正の攻撃から小西家の領地を守り抜きます。
ですが関ヶ原では、行長が加わった西軍が徳川家康の前に敗北し、
主人・行長が斬首される中、如安は同じキリシタンである有馬晴信に匿われ、
その後、加藤清正や前田利長の客将となりますが、
大坂の陣を前に家康からキリシタン追放令が出されると、
如安はルソンへと追放され、その地で日本人町を築き、同地で亡くなります。
あの松永久秀の甥っ子が、あの時代に紫禁城を訪れ、フィリピンで死ぬのですから、
まさに「波乱万丈」な人生であったと言えるかと思います。
> > 天皇絡みで同じく扱い難い題材なら、いっそ「壬申の乱」が見たいかも?
> > 以前NHKで特別ドラマでやる予定だったのが、流れてしまいましたし・・・・
> 壬申の乱で一年は厳しくないですかねぇ…
> 大化の改新辺りから描いていくことになるんでしょうか。
もちろん、「乱」だけで1年保たせるのは無理ですから(笑)、
天智天皇と天武天皇の兄弟が主人公のドラマになるでしょうねえ。
蘇我氏の専横から始まり、乙巳の変、大化の改新と続き、
白村江の戦いがあり、天智帝の死があって、壬申の乱へと至り、
天武天皇によって、律令国家への改新が成ると。
・・・そう考えると「大化の改新」の方が、タイトルとして適当かも?
以前、NHKが「大化改新」として、単発の正月歴史ドラマをやりましたが、
大化の改新に入る前の乙巳の変(蘇我氏暗殺)で、話が終わりましたし・・・・
ただ天武天皇は、兄の死後に、兄の子である大友皇子を殺して即位してますし、
また天智天皇も、天武天皇の妃である額田姫王を寵愛するなど、
昨今のホームドラマ路線どころか、完全にドロドロの昼ドラ路線に(笑)。
それを天皇家でやろうと言うのですから、それこそ制作者には決意が必要かと。
> > ちなみに、この応仁の乱の時代は、日野富子が主人公だった
> > 1994年の大河ドラマ「花の乱」で扱われていますね。
> 応仁の乱って期間も10年間ですしそもそも主人公になりそうな人が…
> 日野富子も一般的には悪女の認識が強いでしょうし。
んん?
応仁の乱は既に、日野富子が主人公で描かれたという話をしているのですが?
西軍大将の山名宗全を演じた萬屋錦之介も、
東軍大将の細川勝元を演じた野村萬斎も、なかなか味があって良かったです。
ただストーリーの方は、ただでもゴチャゴチャして分かり難い時代を、
更に分かり難くする幻想的な表現で描いた為、一般的には不評でしたけど。
まあでも、応仁の乱を真正面から描こうとするのなら、
「畠山義就」あたりが主人公に適当ですかねえ?
そもそも室町幕府は、足利一門の筆頭である細川・畠山・斯波の3家から、
幕府を取り仕切る管領職を1人選んで、政治を行っていたのですが、
その畠山家の当主には子が出来ず、養子を取って跡継ぎに決めていたものの、
当主が大名御用達の高級娼婦とヤッた所、子供が出来てしまったと・・・・
その子供こそ畠山義就なのですが、成長すると実子と養子で家督争いが起き、
父の死後に家督を継いだ義就は、養子側を認めた幕府に当主の座を奪われます。
(家督争いの最中に養子は死去し、養子派は養子の実子・政長を擁立)
その決定に不服な義就は籠城して、幕府の大軍を相手に何年も持ちこたえます。
わずかな兵しか持たない20代前半の若者に、ここまでやられた事で、
幕府の権威は大きく損なわれ、反対に逃げ落ちた義就の武勇は天下に轟くと。
ある意味、ここから戦国時代は始まったとも言えるかも?
その後、実力者である山名宗全に擦り寄って、幕府より当主の座を認められると、
家督を奪われた政長側が細川勝元を頼り、ここに応仁の乱が始まる訳です。
10年も続いた乱の中で、宗全も勝元も途中で死去するのですが、
義就はずっと戦い続け、義就が政長を討つべく京都を離れた事で乱は終結。
しかし、その後もずっと政長を討つべく、戦い、戦い、戦い続けると・・・・
まあ、戦国初期を代表する名将・・・と言うか、戦争続きな人物ですね。
う〜ん、応仁の乱を描くには適当でも、大河の主役には適当ではないかな?
> > 「レッド・クリフ」じゃないですが、三国志人気は日本でも高いですし、
> > (ちなみにレッド・クリフは、中国・香港・日本・韓国・台湾の共同制作)
> > 日中共同で、三国志とかのドラマを作れませんかねえ?
> > 何だったら、金城武をそのままの配役で主役にした「諸葛孔明」とか。
> > まあ、三国志だと舞台が中国なので、中国比率が高過ぎるとなれば、
> > 日中ハーフの「鄭成功」とかでも良いですしね。
> > って、日中ハーフで台湾育ちと言う事を考えると、これこそ金城武が適役?
> レッドクリフはなかなか良かったですね。
> まぁところどころそれはないだろというのがありましたが。
> 鄭成功は確かに映画にしたら面白そう。
あっ、解り辛くて、すみません。
「レッド・クリフ」というのは、共同制作の例えとして上げただけで、
見てみたいと言うのは、映画ではなく「ドラマ」の話ですね。
出来れば大河で・・・というは、ちょっと難しいかも知れませんけど。
ちなみに、昨日からNHKのBS-hiで、
「ダークエイジ・ロマン 大聖堂」が放送を開始。
原作は世界で2000万部、制作の総指揮はリドリー・スコットなんだとか。
http://www.nhk.or.jp/bs/movie/sub/daiseidou.html
まあ、まだ録画しただけで、見るのはこれからなのですが、
韓国や中国の歴史ドラマだけでなく、
「ROME」のような英米の超大作な歴史ドラマも、
個人的にはもっと、テレビで放送して欲しいものですね。
> でも、鄭成功のイメージは個人的には金城武ではないですね。
> もうちょっとがっちりしてるイメージがあります。
まあ鄭成功は、海賊であり貿易商であった鄭芝龍の息子ですけど、
当人は科挙合格を目指して、南京や北京の国立大学で勉学を積み、
そこで銭謙益に教えを受けるなど、完全に文人タイプですからねえ。
であればこそ、父の鄭芝龍は日の出の勢いの「清王朝」に付き、
息子の鄭成功は、没落する「明王朝」に殉じた訳ですし。
あと、ついでなので、写真と肖像画を貼っておきます。
金城武 http://nikoigo.img.jugem.jp/20080629_302807.jpg
鄭成功 http://www5e.biglobe.ne.jp/~tianduan/IM0811.jpg
ちょっと似て無くも無いかも?(笑)
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