| ▼ 徳翁導誉さん
> ただ、ここで大きな問題となったのが『石原慎太郎』という存在だったのかと。
> 「自分=国家」と捉える事で、自分までも大きくなったかのように錯覚し、
> 錯覚に現実感を持たせる為、強権的なモノに賛同して満足感を得る人たちにとって、
> シナや三国人という言葉を敢えて使い、強権的な政策を行う石原という存在は、
> 「叩く」一辺倒ではなく、まさに「持ち上げる」記号として機能しました。
>
> しかし「漫画アニメの表現規制」の問題で、その構図が崩れてしまいます。
> 強権的なやり方を賛美していたら、今度はその矛先が自分たちに向いたのですから。
> それにより「石原慎太郎」という記号は、「愛国」から「反日」へと一変。
> 一方で、彼らの中でも全員が全員、漫画・アニメが好きという訳でも無いので、
> その人たちは今まで同様に規制賛成で、記号としての石原も「愛国」のままだと。
> 結局の所、そこのwikiサイトで生じた対立というのは「保守」とかどうとかでは無く、
> 基本的に「漫画アニメが好きか、関心が無いか」の対立だったのだろうと思いますよ。
> そもそも一般的な戦後の保守層は、親米反共の立場から「親韓反朝・親台反中」で、
> 「嫌韓」を1つの基軸にする彼らとは、基本部分でのズレがありますしね。
保守というのはそういった規制強化論者の集まりですので、石原の反応も当たり前と言えば当たり前ですし、
私も少年誌や少女漫画規制賛成派(≠表現規制賛成)ですので、石原の言も分からなくはないです。
で、表現の規制をなるべく少なくするという立ち位置は本人たちが嫌いな左派、リベラルの人間ですが、そういう事を
分かっている人間というのが何人いるのか・・・。 |
|