| > > 「イジメをなくせ」と声高に叫ぶ層にこそ、イジメを作る人間が多いように思えるんですよね。
> 外交もののサイトでこう言うのもあれですが、
> 善の取り合いというのは大抵醜いものですよね。
何事でもそうですけど、仮に同じ行動をとるにしても、
自覚しつつ行うのと、無自覚なまま行うのとでは、そこに大きな差があると思います。
そして個人的には、行動自体の問題性よりも、その無自覚さの方が怖かったり・・・・
> 自分の気持ちが無視される場所に、自分なんて存在しないですから。
> その状態が「今」だけじゃなくて「永遠」に続くなら猶更でしょうね。
う〜ん、この「永遠に続く」という感覚こそが、
未成年の自殺における最大のポイントじゃないですかねえ?
例えば学校でイジメがあっても、1年すればクラス替えですし、3年すれば卒業です。
ただ、大人には数十年の中での1年であっても、子供には十数年の中での1年なので、
同じ1年であっても、それを永遠かのような長い時間に感じてしまうと・・・・
家族にしたって、進学・就職・結婚などで、環境など幾らでも変わっていきますからねえ。
だからこそ、それを当人が、そして周囲の環境が、いろいろとやり過ごせる道筋を、
出来るだけ多く作っておける事が、社会としての役割だとは個人的に思うんですけどね。
> 仮にもしこの問題に社会的な正義があるとしたら、
> 「大津事件の少年の自殺を止められる社会に成る」こと以外には存在しないですが、
> 事件の顛末はこれですし、
それこそ第三者委員会には、事件の真相を追究するのは勿論の事、
事件に巻き込んでしまった生徒たちの精神的なケアや、
イジメ問題に対する現実的な方策の考察なども行って欲しかったんですけどね。
あれでは、社会が抱える現状の問題を変えない方向で後押ししているだけですし・・・・
アステカの例のように、先述の主観と客観の話で言うならば、
「イジメをなくせ」と理想論を唱えつつ、悪者探しをするよりも、
イジメはあるものと考えて(もちろん減らせるに越した事は無いですけど)、
当人・相手・学校・社会が、それにどう対処できるかを論じる方が建設的な気がします。
> 事件の詳細をここで読まなかったら、
> 単に加害者が悪いって言ってしまいそうなので、
> 駄目駄目ちゃんなんだろなぁ。
でもまあ、それは仕方の無いことだと思いますよ。
これだけニュースや情報が氾濫する昨今にあっては、
どうしたって、右耳から左耳に流れていく事ばかりでしょうし。
私にしても、そんな中から引っ掛かったニュースなどを調べてみて、
報道や世論との差異を抱く事なんて、年に2〜3件くらいのモノですから、
その他の大部分に関しては、私もそちらの方へと組してるんだと思います。
ただ、本当に引っ掛かるニュースがあって、その気になったのであれば、
今は昔と違ってネットがあるので、かなりの事を調べられる時代になったのですが、
その一方で現状では、自分にとって都合の良い情報ばかりを掻き集める
「確証バイアス」の問題が急拡大して来ているんですよねえ・・・・
そうした種類の認知バイアス自体は、誰にでも多かれ少なかれある事とは言え、
ここでもやはり、その存在を自覚してるか無自覚かで、大きな差が生じると思います。
> 多少推敲しましたが、
> 文章力不足で読みにくかったらすみません><
いえいえ、話の内容が内容ですから、返信するにも勇気が必要だったと思いますし、
推敲どころか読み直しすらせず投稿して、誤字・脱字だらけな私のよりも、
ずっと読みやすい文章だったと思いますよ(笑)。
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