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[22054] Re13:新ゲーム案返信 削除
2019/1/10 (木) 21:15:29 徳翁導誉

> > > > > > > > > > > ・赤い嵐大航海時代版(30年戦争版)
> > > > あと、南北朝の合一が1392年で、コロンブスの新大陸発見が1492年ですから、
> > > > 基本的には、南北朝と大航海時代は時代的に噛み合いません。
> > > > 日本史ですと、応仁の乱が1467〜77年ですから、むしろ、そちらの方が近いです。

> > > そうでしたか。
> > > でも、応仁の乱も面白そうです。

> > 世界マップの規模で、応仁の乱の動乱を表そうとしても、

> そこまでしようとしていませんよ。
> コロンブス直後の時代とかで、新大陸発見はされているけど、まだ全く植民されていないような状態がいいです。
> 存在する国は、明・オイラートかタタール・日本・ポルトガル・スペイン・
> イギリス・フランス・オーストリア・オランダ・ロシアなどあまり多くなく、あとは商人で。
> でもオランダは時代がちょっと違いますね。亡命政府にしましょうか。

その時代でも、国数は七年戦争版と大差ないでしょうから、
普通に設定しても、恐らく40ヶ国は越えるのでは無いでしょうか?
それに、新大陸の発見・開発は、占領・植民とほぼ同時進行なので、
中途半端な時期を選ぶくらいなら、新大陸の発見前で良いと思いますけどねえ。
その頃であれば、インカ帝国・アステカ帝国・マヤ王国とかも出せますし。

あと、新大陸発見とオランダ独立は1世紀近く時代が違うのですから、
強引に合わせようと言うのは不自然であり、どちらかの時代を選ぶべきです。
そもそも、大航海時代によって交易の中心が地中海から大西洋岸に移り、
スペインが新大陸より大量の銀を持つ込んだ事で、ネーデルラントが繁栄し、
そして宗教的な対立などもあって、オランダの独立に繋がる訳ですから、
その前提をゲーム的なifで覆すのに、史実から結果だけ抜き出すのは、おかしな話です。
また別に、1600年スタートとかでも、新大陸の植民地競争としては決して遅くはありません。
実際、史実においても、中米カリブ諸島を開発する西インド会社は、
フランスやオランダだけでなく、スウェーデンやデンマークも設立してましたし、
現在のニューヨークも、元々は蘭領ニューアムステルダムとして始まりました。
ちなみに、金融市場として名高いウォール街も、オランダ人が築いた城壁に由来します。

> > ・・・って、結局、ここまで感じの話ぶりですと、
> > 「この時代がやりたい」という、何らかの強い思いがあると言うよりも、
> > 「どの時代でも良いんで、新しいシナリオを」という事なのでしょうか?(笑)

> いや、大航海時代・幕末・平安時代の3つは他の時代より一層やりたい気持ちが強いんですが。
> 幕末はいいシナリオが思いつかないのです。

赤い嵐なら「帝国主義版」が、まさに幕末の頃なのですが・・・・
日本も徳川幕府と薩摩藩に分割してありますし(ついでに琉球も)。

あと、単に平安時代と言っても、794年から1192(or1185)年まで400年間もあり、
どの頃を選ぶかで、世界情勢だって大きく異なりますし、
そもそも日本史の区分で平安と言ったら、江戸時代以上の鎖国時代だった訳で、
敢えてそこを選んで、世界史のゲームにすると言うのはねえ・・・・
例えば、唐王朝とイスラム帝国が激突した「タラス河畔の戦い」をシナリオに選び、
その時、たまたま日本は平安時代だったというなら、まだしも。
それでも強いて挙げるなら、遣唐使や渤海使のあった平安前期か、
平清盛が日宋貿易を振興した平安末期でしょうか?

それと、本気で古代や中世を題材として扱うのであれば、
やはり舞台はユーラシア大陸に限定した方が良いでしょうし、
近代化度にしても、政治面と軍事面に分けるべきだろうと思います。
工業力が、国力や軍事力に直結しない時代である以上、
こうして二分する事で、農耕国家と遊牧国家の違いも表現できるでしょうから。
まあ、ネックがあるとすれば、時代的に国旗を制定していない国も多いので、
そこをどうするかでしょうか?(私が勝手にデザインするしか無いのかな・笑)

> > 後期倭寇が暴れ回った1500年代中盤の時代は、
> > 明や李朝は王朝の力が衰えてきており、日本は戦国時代のど真ん中でした。
> > 王直や鄭芝竜、浜田弥兵衛など、あの時代の海の男たちの物語は、結構面白いんですけどね。

> 浜田弥兵衛とは?

浜田弥兵衛は、1600年代の前期に、東シナ海で暴れ回っていた朱印船の船長ですね。
その当時、台湾はオランダ領で、明国との非公式な中継貿易で賑わっていたのですが、
浜田はオランダの科す関税を払わず、幕府と直接交渉しようとしたオランダの動きも妨害。
それに激怒したオランダ側は、浜田の船を渡航禁止にするのですが、
逆に浜田はオランダの台湾長官府を襲撃して、台湾長官ノイツを人質に取ると、
この衝突は日蘭間の対立にまで発展し、交易継続を重視したオランダは関税を撤廃しました。
また浜田は、呂宋(フィリピン)や安南(ベトナム)へも交易に出向き、
そこでレンズの製造方法を身に付け、眼鏡や望遠鏡を国産化した人物とも言われています。

ちなみに、人質にされた台湾長官ノイツは、日蘭間の人質交換で長崎に送られるも、
長崎代官であり、浜田の雇い主でもあった末次平蔵により、
人質交換の約束は反故にされて、今度は日本で監禁拘束され、
オランダ側もノイツを切り捨てて、この混乱の全責任を彼に負わせ、
その見返りとして、鎖国政策に進む日本との独占交易権を得る訳です。
まあ、浜田視点で見れば痛快劇ですけど、ノイツ視点で見れば悲劇ですよね・・・・


> > > > > > > > > ・赤い嵐2050年版
> > > > > > > > 歴史のように共通理解を得にくい分野なので、ゲーム的に不発になる恐れも・・・・
> > > > > > > > 以前、開催した「近未来2030版」が、まさにそんな感じでしたからねえ。

> > > > > > > あの場合は国さえも違うので、国だけはそのままだと言う設定にすればいいかもしれませんが。

> > > > > > でも、2050年スタートという事は、30年以上も先の世界な訳で、
> > > > > > そんな先まで、今の国がそのまま続いているとは限りません。

> > > > > かもしれませんね。
> > > > > そもそもどんな国が存在するのか…。

まあ単純に、2050年の人口予想やGDP予想などはありますから、
現在の国家枠組みが続いたと仮定して、
「未来版2050」ではなく、「現代版2050」という事ならアリかも?とは、
少し思うようにはなってきましたね。
日本やアメリカが相対的にどれだけ存在感を失い、新興国がどれだけ台頭しているかを、
ゲームを通して体感してみるのも、決して悪くないかも知れません。
ただ、やはり行うにしても、題材的に1回限りの単発企画でしょうか・・・・
もし仮に行うとすれば、内政アリかナシか、どちらが良いのでしょう?


> > > > > > > ・2人用グレートゲーム
> > > > > いろいろおもいつきはしますが、
> > > > > そうすると外国勢力がどうなっているのかが気になるんですよね(笑)

> > > > 史実を活かしつつのif設定であれば、例えば幕末ですと、
> > > > 「もしも攘夷を強行し、中国や東南アジアのように、欧米列強に分割競争されたら」とか、
> > > > 「もしも戊辰戦争で英仏に支援を頼み、欧米列強による代理戦争と化したら」などなら、
> > > > 日本を舞台としつつ、プレイヤーは外国勢力で暴れ回るゲームは可能です。
> > > > と言いますか、前者の中国版や東南アジア版は、実際に途中まで作ってました(笑)。

> > > 前者の方が、面白そうです。
> > > それより、外国はまだ支配直前状態で、雄藩や幕府、外国勢力が闘うのも面白そうです。
> > > 部隊は19世紀前半、水野忠邦くらいの時代で。

> > 別に、そこまで前に遡らなくても、ペリーの来航後、
> > 従来の譜代中心の幕政から、新たに雄藩連合を模索した、老中首座の阿部正弘のもと、
> > 開国派の井伊直弼と、攘夷派の徳川斉昭が、外交問題と将軍継嗣問題で激しく対立し、
> > 阿部の急死により、開国派が主導権争いに勝利したという史実があるのですから、
> > 時計の針を阿部の急死前まで戻して、史実のままの設定で、ゲームをスタートさせるか、
> > 「阿部、急死せず」or「攘夷派、主導権争いに勝利」のif設定で十分かと?

> 確かにそうですね。
> 薩摩・尾張・土佐・水戸・幕府・長州の攘夷派・仙台・紀州(ちょっと無理か?)などの夕飯を
> ww2オンライン大国扱いにするのも面白そうです。

いや別に、攘夷か?開国か?で主導権争いをしていただけですし、
WW2オンラインのシステムでは、群雄割拠の内戦になってしまいます・・・・
ハッキリ言って、幕末の動乱とは、時代的に全く合わないシステムですよ。
私にとっては、あくまで歴史が主であり、ゲームの方は従ですから、
時代に合わないシステムの流用というのは、ちょっと有り得ないんですよね。

> > とは言え、実際のシナリオ作りでは、知名度ではフランス革命&ナポレオンに劣るものの、
> > 世界史的には、更にダイナミックな時代であった
> > 1750-60年代の「七年戦争」の方を、先に選んじゃったんですけどね(笑)。
> > 日本史で言えば、田沼意次が台頭して、鎖国政策が緩められた時代でしたし。

> なるほど。
> じゃあ、「田沼意次が失脚していなかったら」というシナリオを使うのも面白そうです。
> 蝦夷地開拓なども行えますし。

いやいや、ですから、それが赤い嵐の「七年戦争版」ですよ(笑)。
「田沼が失脚しなければ」というifも、徳川幕府担当者のプレー次第です。


> > > > > > それでも、あくまで都道府県に拘るのであれば、地歴の勉強用にと、
> > > > > > 家紋の代わりに県旗を用い、武将は地元出身or縁の人物を揃えた
> > > > > > 信長の野望風のゲーム案も、かなり昔に考えた事はありますけどね(笑)。
> > > > > > (例えば新潟県なら、武将は上杉謙信・河井継之助・山本五十六・田中角栄など)

> > 以前も書きましたが、別に出身者だけに限らず、
> > 間宮林蔵や榎本武揚など、その地に由縁のある人物を含めても良いんです。
> > と言いますか、そうやって人材の分散を計らないと、
> > 首都である東京・京都・奈良に、人物が溢れてしまいますから(笑)。

> 特に東京は問題ですね。
> 縁がほとんどない全国の大名が参勤交代によってあふれてくる(笑)

出身者だけでは足りない場合、由縁者も加えるという話で、
何も最初から、由縁基準で選考しようという話ではありませんよ。
そういう意味ではなく、首都だと単純に、そこで生まれ育つ人物が増えますし、
特に奈良時代や平安時代の貴族は、そうした人物ばかりになるという話ですね。

> > またイエズス会は、豊後(大分)での布教活動に特に熱心でしたから、
> > ザビエルやフロイスなどは、大分由縁の人物として扱っても良いと思いますし、

> ザビエルは鹿児島・山口がいいのでは?

ザビエルやフロイスの布教活動は西日本各地に及んでおり、どこでも良いのですが、
イエズス会は日本を「下・都・豊後」という、3つの布教区に分けて活動してたんです。
下教区は九州、都教区は近畿&中国、そして豊後教区は大分1県なので、
これは大分が、イエズス会にとって、どれほど重要な地域だったかを表してもいます。
それに薩摩や長州は、ザビエルなど加えなくても、十分に人物が居ますしね(笑)。

> > そもそも大分であれば、中津に福沢諭吉や前野良沢、竹田に瀧廉太郎や広瀬武夫がいます。
> > あと、これらは武将ではなく、家宝みたいなアイテム扱いになるでしょうけど、
> > 青森なら遮光器土偶、鳥取なら因幡の白兎とかが、あっても面白いかと(笑)。

> 城跡などは都道府県大戦みたいに防御機能を上げるのも面白そうです。
> あと、神社もなんか効果あった気がします。
> アイテムかどうかはともかく、大仏も入れてはどうでしょうか?

不動産はアイテムとは違い、譲渡が出来ないので、
また別のゲーム的な効果が必要でしょうけどね。
それこそ、何か案はあるでしょうか?

> > 文学者や芸術家、科学者などは、代表作をアイテムとして初期保有してても良いでしょうね。
> 平賀源内…???多すぎて選べない(笑)

平賀源内と言ったら、普通はエレキテルなのでは?
でもまあ、教科書基準で行くなら、油絵の「西洋婦人図」でしょうか。
壊れたエレキテルを修理して、見世物に使ったり、
ウナギのキャッチコピーで「土用の丑の日」を用いたりとかは、
雑学ネタとしては面白くても、歴史的には、あまり意味がありませんし。

> > なので、やはり問題となるのは、過疎よりも過密の方でしょうね。
> > 特に奈良時代や平安時代は、都に人物が集中してますから、
> > この辺りの頃の人物は、伯耆守や因幡守など、その任地に分配しても良いかも知れません。

> 江戸時代の幕臣はどうしましょうかね?
> 小栗忠順は群馬、大久保長安は島根、無理やりだけど大岡越前は越前の守だから福井(笑)。

大久保長安は、武田信玄お抱えの猿楽師の息子なのですから、
そのまま、山梨(甲斐)の人物で良いでしょうし、
小栗忠順は上野介だからと言うより、所領地が群馬郡権田村だから群馬で、
同じく上野介の吉良義央も、主な所領が三河ですから愛知でしょうね。
でもまあ、日本史の全時代が対象なのですから、
人材的に困る県でも無い限り、この辺りのメンツを入れる必要は無いでしょうけども。

> というか、これは世界地理・歴史でも行ける気がしますね。
> まあ、もう少し、人数を少なくして。

もちろん、構想としては世界史版の方もありますよ。
歴史的人物も、現在の国々に紐付けした方が覚えやすいでしょうし、
各国の国民的英雄とかも、改めて認識する事が出来ますからねえ。
ゲームをプレーしていて、知らない人物の能力値が異常に高かったりしたら、
その人物の略伝を読む事で、遊びながら新たに知識量を増やす事も可能かと?
また、都道府県で争うより、世界各国で争う方が、感覚的にも解りやすいでしょうし、
気候や産業、宗教や言語の違いなども、世界史版の方が却って表現が容易で、
そして作成の都合的にも、赤い嵐のデータや画像が流用できますので。

まあ、強いて問題点があるとすれば、こちらも人材の偏りですね。
歴史の浅いアメリカなどは、意外と何とかなりそうですけど、
イタリア・フランス・イギリス辺りは、居すぎて選考が大変でしょうし、
それでも欧州はまだ、複数の国々に分かれ、栄枯盛衰があるから良いですけど、
現在の枠組みで中国を1国にしたら、人材的に1人勝ちになろうかと(笑)。
その逆に、アフリカや中南米辺りは、人物選考に苦労しそう・・・・
人数を揃えるだけなら、近現代史から適当に引っ張って来れば良いですけど、
人数的な問題からカットした、大国の偉人たちとのバランスもあるでしょうしね。

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