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[22819] Re:私の歴史小説の読書履歴返信 削除
2019/12/15 (日) 17:36:37

▼ 徳翁導誉さん
> う〜ん、「楽しいから学ぶ」「必要だから学ぶ」「役立つから学ぶ」など、
> 目的があるから学ぶモノだと、私は思うのですが、
> そういうのが無くても学ぶというのは、どんな場合なんでしょ?
> 強いて言えば、「受験勉強」とかが、そんな感じでしょうか。
> (まあそれでも、必要だから学ぶには該当しそうですけど)
>
> ちなみに、「学習」と「勉強」の違いというのを語りますと、
> まず学習の方は、学び習うモノなので、基本的に自発的でなくては身に付きませんが、
> 勉強の方ですと、「勉める」は「努める」と同じく「力を尽くして頑張る」、
> しかも、それが「強く」行われるのですから、「凄く頑張る」って事ですね。
> そういう意味では、学習がメインで、勉強にも役立つ形を、
> 言うなれば、急がば回れな感じの事を、私は考えていますが、
> 勉強の方をメインに考えるとなると、それはまた難しい問題ですよねえ。


「必要だから学ぶ」「役立つから学ぶ」を目的があって学ぶの方に
「楽しいから学ぶ」を目的がなく学ぶの方に入れておりました。

> 専門が「物理学」で、趣味が「歴史学」だからと言うのも、大きいのかも?
>
> まず物理学は、あらゆる科学の根幹を扱う学問ですから、
> 理学であれ、工学であれ、理系のあらゆる分野とリンクしますし、
> 昨今では、経済物理学や社会物理学など、
> 文理の枠さえ越えた分野まで生まれているんですよね。
>
> そして歴史学は、人類が築いてきた分野には全て歴史がありますから、
> それこそ文系分野だけに囚われず、科学史であったり、文化史であったりなど、
> 人類の足跡は全て歴史として扱えますし、
> ニュースで報じられる現在進行形の事柄さえ、私には現代史の範疇です。
>
> そういう意味では、物理学と歴史学という、
> 理系と文系で汎用性の高い両分野をモノサシに、全ての物事を見ているので、
> 興味の方向性が、様々な分野とリンクしているとも言えます。
> でもまあ、この辺は「卵が先か?鶏が先か?」みたいな話で、
> いろいろな分野に興味があるからこそ、物理と歴史に惹かれた面もあるかも?
>
> それと、経済学と物理学を合わせてしまう分野があるのなら、
> 個人的には、歴史学と物理学を合わせた「歴史物理学」なんてモノも、
> あっても良いのではないか?と、考えたりはしてるんですけどね(笑)。
> 学際領域である生物物理学の分野では、生態系を数理モデル化する試みがあり、
> それが動植物で可能なら、人類史だって必然的な部分はモデル化できる気がするんです。
> 例えば中世であれば、農耕民と遊牧民との相克により、歴史が作られてますしね。


しっかり調べる時間がないので、印象での答えになりますが
王朝の興亡にも、種の繁栄絶滅にも惹かれるところがあるので気になりますね。

> ちなみに、私が物理と歴史に興味を抱くキッカケを話しますと、
> まず物理の方は、小学生の時に「野球が上手くなりたい」、
> より具体的には「変化球を投げたい」というのが理由でした。
> どうすればボールが変化するかは、どのような回転を掛けるかという、
> まさしく物理の範疇でしたからねえ。
> そして中学生となり、そうしたモノの考え方(物理学)が、
> 極限までサイズを大きくすると、宇宙に繋がり、
> 極限までサイズを小さくすると、量子に繋がるという、
> その壮大さに惹かれた所があったのだと思います。
>
> 続いて歴史の方は、これまた小学生の時に、
> 修学旅行の事前学習で、法隆寺に興味を持ったのが最初でしょうけど、
> 本格的には、高校生の時に「信長の野望」というゲームにハマり、
> その流れで、父の本棚にあった司馬遼太郎の歴史小説を読み始めたのが、
> 歴史を学び始めたキッカケであり、読書を始めたキッカケでしたね。
> そして大学生になると、小説は卒業して、新書や専門書を読み始めると。


私の場合は祖母の日本史と父の宇宙の話を聞かされて
文系、理系にとらわれず興味を持つようになりましたが
結局のところ浅い雑学の域を出ないです。

> あとは、教科とか分野とかは、人為的に作られた線引きであって、
> 宇宙から地球を見れば、そこには国境線など無いのと同じで、
> 調べれば疑問が生まれ、それをまた調べれば、また新たな疑問が生まれと、
> そうして、あちこちと歩き回ってる内に、国境線を越えてる感じですかね。
> それと、私は精神年齢が小学4年生くらいで止まっているので(苦笑)、
> 「何で? どうして?」が、大人になっても続いてる面があります。
> とは言え、大人というのは、上手く折り合いを付けて生きていくものなので、
> こうした部分というのは、非常に生き辛くはあるんですよね・・・・


私も周りよりは小4の期間は長かったと思いますが……
どうして終わってしまうんでしょうね。
小4の頃というと、知識が多くなれば多くなるほど立派な人物になれる
という方程式が壊れるころでしょうか

> まず、前提が崩れちゃうかも知れませんけど(笑)、
> 歴史題材の七並べ風ゲームという事であれば、
> 何も人物だけでなく、事件や出来事などが対象でも良いかな?と。
> 例えば、縦軸が「1501〜1600年」「1601〜1700年」という時代区分で、
> 横軸が「日本」といった地域区分だった場合、
> 「関ヶ原の戦い」カードや、「江戸幕府の創設」カードを置く感じですね。
>
> で、続いて思い付いたのが、人物版とか出来事版とかでゲームを分けず、
> 1つのゲームに、人物カードも、出来事カードも、共存してあって良いかな?と。
> 要するに、時代区分と地域区分で決まる各枠には、
> どちらのタイプのカードも置けるようにする訳です。
> ただし、先にカードが置かれていた場合には、条件があって、
> 人物カードが先に置かれていれば、その人物に関わる出来事カードしか、
> 出来事カードが先に置かれていれば、その出来事に関わる人物カードしか、
> その枠には追加で置けないというルールは、どうでしょう?
> 上記の例で言えば、関ヶ原や江戸幕府の出来事カードに合わせて、
> 「徳川家康」の人物カードを置くようなイメージです。
>
> また、人物カードにも、出来事カードにも、それぞれ「重要度」が設定されていて、
> 重要度が高いカードであれば、同じタイプ(人物or出来事)のカードであっても、
> 上書きを出来るような感じですね。
> ちなみに、各プレイヤーの得点は、各枠に置かれたカードの重要度の合計値とします。
> 例えば、「1501〜1600年」の「日本」であれば、
> 関ヶ原カードの他に、「川中島の戦い」カードとかも、あって良いと思いますが、
> 歴史的な重要度で言えば、川中島よりも関ヶ原の方が重要なので、
> 先に川中島カードが置かれていても、後から関ヶ原カードで上書きできると。
> 上書きされた場合、川中島カードを置いたプレイヤーの得点は消滅します。
> ただし、単に重要度だけで決めてしまうと、カードの強弱が一方的なので、
> 人物カード&出来事カードが揃った枠は、上書き不可とかすると、
> ゲーム的には、戦略性が生まれて面白いかと思いますが、どうでしょう?


それを聞いてしまうと、そちらのほうが断然いいように思えます。

> あと、題材的に言うと、世界史・日本史・中国史などに拘らず、
> 例えば「平成サブカル史」みたいな感じで、
> 時代区分が「平成元年」から「平成31年」まで、1年おきに区切り、
> テーマ区分が「ゲーム」「アニメ」「ドラマ」「J-POP」「ネット」みたいな感じでも、
> それはそれでも面白いかも知れません(笑)。
> 七並べ風のゲームという事であれば、ルールは共通にした上で、
> 時代区分やテーマ区分、そしてカードを変えるだけで、レパートリーは様々に作れますし、
> どういうカードを作るかの話し合いも、それはそれで盛り上がりそうな気がします!!
> 極端な話、題材をTVゲームに限定して、テーマ区分の方も、
> 「RPG」「SLG」「アクション」「パズル」「ギャルゲー」などに分ければ、
> マニアックなモノにも対応可能なシステムだとは思うんです。
>
> それと、きちんとルールが固まれば、そのルール説明に関しては、
> いっその事、動画化してYouTubeに上げるのも手かな?と。
> 今の時代は、文章で説明されるよりも、動画で説明される方が合うでしょうし、
> 場合によっては、YouTubeの方から、ゲームの方に流れてくる可能性も生まれますので。


何にでも応用できるのはいいことですね。
まぁあまりマニアな方向に行くならば、カードは抜きでクイズゲームにした方がいいかもしれませんが。


> う〜ん、すみません。
> イメージが湧かないので、もう少し詳しくお願いします(笑)。
> 例えば「5×5の枠」を、こう置くとします。
>
>   1A 1B 1C 1D 1E
>   2A 2B 2C 2D 2E
>   3A 3B 3C 3D 3E
>   4A 4B 4C 4D 4E
>   5A 5B 5C 5D 5E
>
> で、最初に配られたカード5枚を、斜めに並べる。
> 要するに、「1A・2B・3C・4D・5E」に置く感じですかねえ?
> そして、その後、どう進んでいく感じでしょうか?


初期カードの配置はその通りです。
そして次に例えば2Aに置くならば、1Aの時代、地域、属性から一つ
2Bからも時代、地域、属性から一つ共通するカードしか置けません

そして2Aに1Aの時代の2Bの地域の人物を置いた場合、Aの列が同時代に固定され
2の列が同地域に固定

そしてどうしても置けないならば、既存のカードとの共通点が一つで済む
6の列やFの列に置いても構わない
ただしその場合はもらえる得点が、通常の置き方の半分となり
次以降のプレイヤーが置きやすくなるうえに6やFに置いても減点されなくなる
外側に新たに開拓してしまったプレイヤーだけが減点され
開拓済みであれば、5×5の外側でも構わない
如何に他プレイヤーを開拓に追い込むか……というゲームを考えていました。

> ぶっちゃけ、この掲示板では、もう何年も、
> まともに歴史の会話をした記憶がないので(泣)。


その点は……
歴史は好きですが、管理人さん相手に語れる自信はないです。
申し訳ありません。

> 何だか、こんな事を書いていたら、急に、
> 今まで読んできた歴史小説を、振り返りたくなりました(笑)。
> 読書履歴を記録している訳ではなく、記憶を頼りに思い出したので、
> 恐らく、抜けてる本があったり、微妙に順番が違ってたりするでしょうけど、
> おおよそ、こんな順番で読んだかと思います。
>
> その時の「興味や疑問の発生」が、次の「行動の理由」に繋がり、
> それが「記憶の紐付け」へと結び付いているので、意外と思い出せますね。
> 「何故、その本を選んだか?」も、だいたい説明できます。
> 逆に言えば、繋がりや結び付きがあるから、思い出せるのかと?
> ちなみに好奇心の向き方とかも、根本的には、これと同じ構図でしょうね。


圧倒されました。
何というか頭の出来が違うというか
私は遅読の上に、ちょっと時間が空くと前の内容を忘れてしまう体たらくなため
自分の読書履歴をずらっと並べることは到底出来ません。

> こうして思い返してみると、個人的に気に入ってる作品は、
> 「やっぱ司馬作品が多いなぁ」「陳&宮城谷が意外と少ない」という感想。
> そして、長編小説よりも、短編集が多いんだなと知りました。
> 司馬遼太郎なら「豊臣家の人々」や「酔って候」「王城の護衛者」。
> 陳舜臣なら「中国傑物伝」、宮城谷昌光なら「長城のかげ」ですか。
> 長編小説だと、私が元々好きだった人物を扱った作品。
> 具体的には、「獅子王アレクサンドロス」や「道誉なり」は良かったですね。
>
> あと、他人に薦めるならば「小説 十八史略」になるでしょうか。
> 私の中国史知識の基礎は、この作品で作られたと言っても過言で無いかと。
> 殷周革命から南宋滅亡までの流れを、小説で追っていけるので、本当にオススメ!!
> やはりストーリー性がある方が、理解も記憶もしやすいですからね。
> ただ、その一方で、歴史小説を読まなくなるのも、この本がキッカケだったかも?
> それまでは「小説で流れを押さえ、専門書などで補正する」という形で来ましたが、
> この作品は、小説と専門書の中間みたいな内容で、却って補正が難しく、
> もう最初から、創作箇所の補正を必要としない、史実から入るようになっていきました。


おすすめありがとうございます。
時間を見つけて読んでみたいと思います。

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