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[23173] オススメの新刊 「室町の覇者 足利義満」返信 削除
2020/7/8 (水) 19:43:51 徳翁導誉

> > いや〜、こんな偶然ってあるんですねえ(笑)。
> >  6/19(金) 深24:20- テレビ朝日
> >  タモリ倶楽部「振り返れば誰もいない!孤高のマニア列伝」
> > 過去に登場したマニアな一般人の中から、5名を厳選して紹介する総集編企画のようで、
> > その1人に、架空地図・中村市の地理人さんと思われる顔もあったと。
> > この話題をしている時に、たまたま40年分の放送回から選ばれるなんて、
> > これは本当に、凄い確率かと思います!!(笑)

> 情報ありがとうございます。
> 録画しましたので、時間の取れた時に見ようと思います。

5名のマニアを紹介したので、空想地図に関しては4〜5分くらいだったかな?
でもまあ、動画だからこそ伝わる内容というのもありますし、
ブラタモリの時とは少し違う、タモリの姿も見られるかも?

> > 2001年となると・・・「北条時宗」からですか!?
> > 客観的な評価としては低くなるものの、個人的には、
> > 三谷が手掛けた「新選組!」と「真田丸」の2作品を除けば、
> > 21世紀の大河の中だと、1・2にハマった作品ではありました。
> > ログは消滅してますけど、掲示板でもよく話してたんですよ(笑)。

> 間違えました。
> 次の年の「利家とまつ」からでした。

放送年を間違えてたんですか!?
いや〜、ちょっと熱く語っちゃったじゃないですか(苦笑)。
でも、麒麟がくるの放送休止に伴い、現在放送中の大河ドラマ特別総集編では、
ちょうど前回が「利家とまつ」でしたし、世間的には人気がある作品なのかな?

ちなみに、この前挙げた金沢の尾山神社は、その利家とまつを祀る神社ですね。
加賀藩の藩祖夫妻を祀る由緒正しい神社なのですが、
和・漢・洋の3つの建築様式が用いられた、珍しい佇まいで、
日本最古の避雷針があるなど、なかなか面白い所でしたよ。
こぢんまりとはしてますが、池の作りも良かったですし。

> > ちなみに、2001年から大河を見始めたというのは、何かキッカケがあったのでしょうか?
> > また、そこから見てきた大河の中で、最も気に入っていた作品で、何があります?

> 自動的にNHKがついている家庭なので、物心……というほかないですね。
> 断片的でいいのであれば、徳川慶喜の記憶もあることはあるのですが

なるほど、ご家庭ではそれ以前から大河を視聴していて、
弁さん自身の記憶に残っているのが、「利家とまつ」の頃からという事ですね。
でもまあ、子供の内から大河ドラマを視聴しているケースとなると、
そういったパターンが、やはり一番多いんですかね?
実際、私もそんな感じですので(笑)。
ちなみに、私にとってのそれは、1987年の「独眼竜政宗」であり、
ちょうど例の大河総集編の特番でも、第1回がこの作品でしたね。

> 気に入った作品ですか……
> 記憶力に乏しいので、語るのであれば再確認とかしておきたいところですけど
> 大河ドラマはなかなかそうもいきませんね。

でしたら、再確認できるモノで、何かお気に入りがありましたら、
話題の方は、何でも結構ですよ!!
まあ贅沢を言えば、私の方でも確認できれば、尚更理想ですけど(笑)。

> 一応印象に残った順にあげるならば
> 真田丸、平清盛、新選組、風林火山、八重の桜
> ですかね

この中ですと、昨年の「いだてん」が記録を更新するまで、
視聴率ワースト作品だった「平清盛」が入っているのが、目立つ所でしょうか?
まあ私自身も、世間の低評価の割には、そこまで悪い作品でも無かったと思いますけど、
特に、どのあたりが記憶に残ってるとかありますかねえ?

あと、「新選組!」と「真田丸」が入っているという事は、
三谷作品は賛否両論ありますけども、弁さん的には「アリ」の側だったんですね(笑)。
もちろん前述の通り、私もアリの側です!!
ですから「鎌倉殿の十三人」も、今から楽しみにしてますよ。

> > > > もちろん、今までで最も記憶に残ってるNHKの番組を挙げてもらっても良いですし、
> > > > 話題を絞るなら、それこそ、NHKスペシャルの大型シリーズとかでも構いませんよ。
> > > > ともかく、アニメの時のように、いくつか具体的に名前を挙げて戴けると、
> > > > 共通の話題として、雑談的に扱いやすくなりますので(笑)。

> > > 悩みましたが、上手く書けませんでした。
> > > 番組含む、いろいろな感想文を定期的に書いていた頃もあっただけに現状はとても歯痒いです。

> > 「書いていた」というのは、ブログか何かでですか?

> ブログではないですね。
> 単身赴任時期の父とのメールのやり取りです。

メールでしたら、ログとか残されてないんですか?
って、昔は今ほど容量も無かったですし、
保存する手間とか考えると、意外の残してないものですかねえ。
そう考えると、13年分のログが残されてる この3代目・掲示板は、
何だかんだで、ちょっとは貴重なデータ群なのかな(笑)。
(逆に言うと、最も活気のあった2代目・掲示板のログが残ってないのは残念至極)
ちなみに13年というと、弁さんの当サイト歴に等しいのかな?
ゲストブックへの書き込みが、3代目・掲示板が設置された頃みたいなので。

> > > > だとすると、「BSマンガ夜話」とかも厳しい感じでしょうか?
> > > BSマンガ夜話は、あんまりマンガは読む家庭ではなかったので
> > > あんまり見てはいませんが、いくつかは見たと思います。

空想地図に引き続き、タイミングが良いんだか悪いんだか(笑)、
ちょうど先週、BSマンガ夜話の司会を務めていた民俗学者の大月隆寛さんが、
昨今の留学生問題を告発して、大学教授をクビになる事態が発生したそうで!?
ほとんど話題になってませんけど、これは凄いと言うか酷いな・・・・

「札幌国際大、大月隆寛教授を懲戒解雇 運営法人批判の会見に同席」
https://mainichi.jp/articles/20200630/k00/00m/040/031000c


> > > > いっその事、「見てみたい大河」案とかなら、視聴に関係なく話せますがね(笑)。
> > > 見たい大河ならば、あまり扱われていない時代が見たいですね。
> > > 平安中期以前は全く手つかずですし、それ以降でも北条泰時、足利義満辺りが手つかずなのは気になりますね。

> > 足利義満あたりは、意外と面白い題材かも知れませんね!?
> > 義満というと、一般的にはアニメ一休さんのイメージが強そうですが、
> > 生まれ育った頃は、末期とは言え、未だ南北朝の最中でしたし、
> > 南北朝の合一を果たすと共に、土岐・山名・大内など有力大名を征討して、
> > 短くとも、室町幕府に安定期をもたらしたのが、義満でしたからねえ。
> > 8代将軍・義政の東山文化は、幕府衰退の象徴として、マイナスに見られがちですけど、
> > 3代将軍・義満の北山文化は、幕府繁栄の象徴として、プラスに映りそうかも。
> > 侘び寂びに通じる銀閣寺の渋さに比べると、金閣寺はまさに絢爛豪華ですし(笑)。

この話題がキッカケとなり、前回投稿の後、こんな本を読んでしまいました(笑)。

「室町の覇者 足利義満(ちくま新書)」
https://www.amazon.co.jp/dp/4480072799

今年1月に出版された若手学者の新刊で、Amazonレビューの評価も結構良かった事もあり、
この本を選んでみたのですが、いや〜、なかなかの掘り出し物でしたねえ!!
3年前の2017年に、「応仁の乱」150年という事で、ちょっとしたブームが起こり、
続いて、文春新書と中公新書から立て続けに、「承久の乱」が発売されるなど、
昨今の新書界では、中世題材の掘り起こしが始まっているのは、何となく気付いてましたけど、
(この現象は、再来年の大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」決定にも、少なからず影響してそう)
それらの中でも、これは特に良い1冊だったと思います。
中公新書の「足利義満 公武に君臨した室町将軍」の方も、直後に斜め読みしたのですが、
個人的には、ちくま新書の方がお気に入りでしたね。
とりあえず、今年読んだ本の中では1番だったかな?

いきなり冒頭から、足利義満が「室町時代にVR空間を作った男」と始まる所など、
偶然ながら、まさに今までの雑談内容に符合してましたし(笑)、
義満を題材としつつも、初代の尊氏(厳密には弟の直義)から始まり、
息子の義持・義教まで話が及んでいたので、南北朝から応仁前夜までの室町前半を、
通して理解できるのも、なかなかのオススメ・ポイントでした。

その他にも、義満の朝廷対策・大名対策・南朝対策に関して、
それぞれ個別には把握していたのですが、それらを一繋がりで再認識できたのは収穫でしたし、
幕府の傀儡という事で、私的には今まで軽視していた北朝の存在も、
思ってた以上に重要だった事を知れて、少し自省する感情も湧きましたね。
また、後に粛清される山名や大内に、和泉・紀伊を与えていた理由が、
南朝対策だったというのは、私としても盲点(長年の疑問でした)でした。

あと、金閣寺のある北山も、今では京都市街の一角ですけど、当時は京都の郊外であり、
(新宿や品川にしたって、江戸時代は郊外の宿場町でしたからねえ)
言うなれば、フランス王国におけるヴェルサイユ宮殿みたいな存在だったのも気付きました。
日本史で言うなら、政策スケールの大きさに、平清盛や豊臣秀吉と通ずる所を感じましたね。
武家勢力でありながら、朝廷権力と一体化しようとしたのも、この3人の共通点かも?
大規模な街作りや海外交易を進めた点も似通ってますし、こうなると、
義満の経済政策というのも、少し興味が湧きました(そこは本書で触れられてなかったので)。
ちなみに以前、再建して欲しい建築物の話を、少ししましたけども、京都であれば、
本書にも登場する「相国寺七重塔」や「法勝寺九重塔」は見てみたいですね!!
両方とも、高さで言えば東寺五重塔の倍、体積的には10倍近くある巨大建造物ですから。

という事で、私も足利義満の大河ドラマを見てみたくなりました!!
(前にも書きましたけど、鎌倉・室町・江戸の「将軍列伝」という形式でも面白そう)
また、この本を読むキッカケを与えて下さい、ありがとうございました。
そして逆に、もしも未読でしたら、オススメの1冊ですよ(笑)。
繰り返しとなります、南北朝から応仁前夜までの流れが、非常に良く解ります。
・・・って、こんな話をしていたら、メールや掲示板のログの話じゃないですけど、
今までの新書・文庫の読書履歴とか、簡潔なレビューなども込みで、
オススメ・リストみたいな形で、まとめてあれば良かったなぁと、私の方も思いました。
と言うか、「なんでも批評ページ」とか、企画として軌道に乗れていれば、
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/review/hihyou.cgi
私としても、いろいろ投稿してみようかな?という気持ちが、当時は少しあったのですが、
昨今のネット事情とかも含め、発信者と消費者が明確に別れてしまった印象ですね・・・・

正直、私自身はとてもじゃないですけど、発信者向きな人間では無い上に、
出来る事であれば、いろいろと聞く側に回りたい所ではありますが、
しかし周囲が更に受け身な状況だと、もう割り切って、そちら側に回るべきなのかな?
いくら待っていても、昔のマニアなネット上の雰囲気が、独りでに訪れる事は無いでしょうし、
であるのなら、向いていようが無かろうが、自分から動くしか無いのかも知れません。
それこそ雑談にしても、相手から話題を引き出そうとするだけでなく、
自ら率先して話題を振り、そこに興味を持たせる積極的な振る舞いも必要なのかも?

> > もっと言うと、テレビ番組に限らず、これが好きだ!という話題は何かありませんか?
> えっと……
> あと話していない好きなものというと野球とテニスの観戦ぐらいでしょうか
> どちらも深く語れる自信はありませんが

すみません、私もコミュ障なもので、どうも上手く話を引き出せず・・・・
コミュニケーション上手な人というのは、どうやって話を転がすモノなのでしょう?
どうも私の場合、オタク的と言うか、創作的と言うか、学術的と言うか、
考察してみるとか、新案を考えてみるとか、ランキングやリストを選んでみるとか、
要するに、深堀するか? 開拓するか? 整理するか? とかしか、
どうしても、そうした方向にしか話題を進められないんですよね。
(あとは、ひたすら話題が脱線し続けていくとか・苦笑)
マニア向けで、一般ウケは難しいのは、自覚しているものの、それ以外に方法を知らないので。
可能であれば、その人のマニア分野の聞き役に回れれば理想なんですけども、
誰もが皆、マニアな分野を持っている訳では無いみたいですからねえ・・・・
(持っていたとしても、語りたくなかったり、語るのが苦手なケースもありますが)

まあ、それはさておき、「野球」という新しい話題を振ってもらえたので、
今回は、そこから話を膨らましてみましょうかね?(笑)
と言いつつも、例年ならそろそろ、夏の地方予選が始まる時期ですけど、
今年は甲子園大会が、開催中止となってしまいましたし、
ようやく開幕したプロ野球も、個人的には、どうもテンションが上がってこない・・・・

いま、私自身が野球で気になってるネタとしては、
来春に迫った第5回・WBCなんですけど・・・この調子だと、こちらも延期でしょうね。
そもそも、予選が行えてませんし(好成績の日本は常に予選免除)。
今大会から、出場国が16ヶ国から「20ヶ国」に増える一方、
2次ラウンドは廃止され、ベスト8から決勝トーナメントに突入する方式となり、
この変化がどう現れるのか、ちょっと気になっていただけに残念です。
あとは、前回大会、怪我で出場辞退となった大谷が、
今回こそ、二刀流で出場してくれないかと、淡い期待があったんですけどね。
と言いますか、ここ2大会ほど、各国はメジャーリーガー参加が増えてきているのに、
逆に日本は、国内組ばかりになりつつあるので、ここらで大物に出場して貰いたい所!!

と、ここまでマニアな話題に流れていくと、どんなメンバーを見たいだとか、
その前に、まずは東京五輪の方が先だろ、という話になりそうですけど、
前述の反省を活かし、とりあえずは弁さんのリアクション待ちとします(笑)。
って、もちろん代表に限らず、プロ野球や高校野球、
いっそ東京六大学野球など、アマ球界の話をされても構いませんよ!!
何なら、アフター・コロナ時代の「スポーツ観戦のあり方」なんて話題でもOKですけどね。
ネット時代だからこそ、リアルの集客ビジネスというのも、近年は価値を高めてましたが、
今回のコロナ禍によって、その状況も一変しそうですからねえ・・・・
テレビ観戦していても、やはり無観客試合だと、どうもテンションが上がって来ませんし。

> > 先日、たまたまtogetterで、こんなまとめ記事を発見。
> > 『間違えるのは誤解ではなく"認知"の問題』
> > https://togetter.com/li/1538542
> > ちょっと話題の方向性としては異なりますけど、
> > 「入力→処理→出力」の流れに関して、解りやすくまとめられているかと。

> 読みました。
> 入力に関しては私もかなり苦手意識を感じるところですので
> 興味深く見させていただきました。

先日、Abemaニュースの方で、VtuberによるAVや風俗の話題を扱っており、
これはこれで、今まで話題にしてきた「新しい表現方法」の1つかと思いましたので、
弁さん的に、エロ絡みのネタはNGかな?と思いつつ、とりあえず紹介しておきます(笑)。
https://www.youtube.com/watch?v=DYjeynmbR4c

とは言え、こうした試み自体は、既に10年も前から行われていて、
それこそ当時は「ラブプラス」とかが流行ってましたけども、
PCの方では「らぶデス555」など、エロゲMMOというモノが存在してました!?
http://asitagamienai.blog118.fc2.com/blog-entry-810.html
https://web.archive.org/web/20101127153103/http://www.game-style.jp/soft/201010/19/01ld5_tt.php
まあ当時は「セカンドライフ」とか、ネット上で生まれた仮想世界が、
新たな時代を作ると期待された一方、実際には泣かず飛ばずでしたけども、
回線も処理速度も向上し、ネット人口も大幅に増えた現在、
このコロナ禍の中で、今度こそ本当に、そうしたVR空間が普及しつつあるのかも?

それこそ、ネットでのスポーツ観戦なんて、やり方次第では、
もっと様々な楽しみ方の可能性が、いろいろと秘められてる気がするんです!!
ただ一方で、仮に技術力はあっても、それを実現させる行動力を持った企業って、
今の日本に存在するんですかねえ・・・・
そうでないと結局、海外から食い物にされるだけの国に落ちていきそうですし、
いや本当、もともと「楽しさから儲けを生む」能力は乏しかった日本ですけど、
今では「楽しむ活力」自体が、ドンドン失われている気がするんです(泣)。
アニメやゲームと、ネットとの親和性の高さから、
アメリカの巨大資本先導による娯楽産業とは異なる、また別なモノが、
日本から生まれてくる事を期待してたんですけども・・・・


> > Vtuberでは無いですし、民放臭がしない訳では無いのですが、
> > 雑学系という事であれば、オリラジ中田の「YouTube大学」とか、どうなんでしょう?
> > https://www.youtube.com/channel/UCFo4kqllbcQ4nV83WCyraiw
> > 民放を見ないとなると、芸人の事とかも、あまり御存知無いですかねえ?
> > 一世を風靡した事のある高学歴芸人が、1年前から教育系YouTuberに転身してまして、
> > まあ、「正確さは7割」といった感じで、いろいろとツッコミも受けてはいるものの、
> > 解りやすく、そして面白く伝えるという点では、やはりプロの芸人の力を感じさせます。

> オリラジ中田のYouTubeでの活動は、動画の不正確さに怒っている人を見て知っていました。

オリラジ中田のYouTube動画に、リアルで怒っている人を見るのは結構レアかも?と思いましたが、
この「見る」というのは、リアルの話ではなく、ネット上の事ですかねえ?
まあ、ああいうのって、言うなれば「おかゆ」みたいなモノですから、
確かに、米の味や臭いなどを考えれば、以ての外なのでしょうけど、
一方で幼児や病人にとっては、接種しやすくて栄養もあると。
また、食べやすいように、ジャンクなトッピングも為されているので(笑)、
健康志向で おかゆを食べる層などからも、反発はありそうですけども、
言ってしまえば、そもそもターゲットと目的が異なるんですよね。
個人が本格志向に拘るのは結構ですけど、幼児や病人の存在を無視するのは良くないですし、
日本の専門家が「研究」を偏重して、「教育」や「啓蒙」を疎かにしてきた歪みを、
これらは解消しようとする動きでもある訳で、「どの口で批判を」と思わせるケースもあります。

ただ、雑談動画という事で、前回はコチラを紹介しましたけども、
よくよく考えてみると、弁さん的には、BGM替わりに ながら見という主旨だったかも知れず、
そうであれば、講義的な動画は不向きだったのでは?と、後から少し反省しました。
私の場合で言うと、将棋中継や、ロード自転車のツール・ド・フランスなど、
動きが少ない割に、放送が長時間に及ぶ番組の方が、対象として適当だったかな?と。
この辺の番組は、それこそ ずっと雑談してますからねえ(笑)。
・・・って、共通の話題になりそうで、YouTubeみたいなネット配信で視聴可能となると、
それこそ「歴史ゲーム実況動画」になるでしょうから、話題的にはループしちゃうのかな?

> 民放臭にちょっと怖気づくところはありますが、時間があるときに見てみたいと思います。
今までは私も合わせて、漠然と用いてきましたけども、
「怖じ気づく」とまで言われてしまうと、そもそも、
その「民放臭とは何なの?」という、根本的な疑問も湧いてきますね(笑)。
確かに、NHKと民放、地上波とBS、無料放送と有料放送など、
それぞれに番組的な特徴の違いは存在しますけども、
個人的には、そこに「怖じ気づく」とかいう要素が皆無なモノで・・・・

あと、YouTube大学に関しては、私のオススメと言うよりも、
ただ単に「こういうのがあります」という紹介目的でしたから、
別にそこまでして、見てみる必要は無いかも知れませんね(苦笑)。
もちろん、既に批判の存在を御存知だという事であれば、
とりあえず見てみて、自分なりに判断してみるのは良いかも知れませんけど。
内容的に言っても、賛否両論はあって当然の動画だとは思いますし。
ちなみに、こうした批判は主に3つのタイプに大別されると思いますが、
それを語り出すと、また話が脱線しちゃうので、今回は止めておきます(笑)。
また、この語る能力に加えて、問題意識や行動力の高さを見ると、
山本太郎じゃないですけど、そのうちオリラジ中田も政治家に転身するかも?

> > 私も先日、「Bad Apple」の影絵版PVを久しぶりに見まして、
> > これが10年以上前の作品かと、改めて感嘆したんですよね。
> > 逆に言うと、日本が誇っていた、そうしたクリエイティブな文化というのが、
> > ここ5年10年で、急速に凋んできたと言いますか、物凄い停滞感があるんですよね・・・・
> > 卵が先か? 鶏が先か? みたいな事かも知れませんけど、
> > ニコ動の衰退というのも、その辺りが少なからず絡んでる気がするんです。
> > そして、その原因と言いますか、理由を知りたい気持ちがあると。

> 今でもクリエイティブな人たちはいるとは思うのですが
> 様々な場所に分散してしまっている感じはしますね。
> 傑作が生まれにくくなっているのもあるかもしれませんが
> せっかく傑作の苗木が生まれ出ても、それがなかなか知られずに養分を得られない
> そんなイメージはありますね。

今にせよ、昔にせよ、愛好的な素養をもつ層というのは、一定割合で存在すると思うのですが、
絵であれば「pixiv」とか、文章であれば「小説家になろう」とかもそうですけど、
プラットホームというか、愛好家が集える場所がある事で生じる
相乗効果的なモノはモノは、やはりあると思うんですよねえ・・・・

一昔前なら、日本のネット上で、その最大の場所こそ「ニコニコ動画」だったと思うのですが、
現在の「YouTube」だと、規模自体は格段に大きくなっておいても、
相乗効果を生みにくい土台や、あまりにビジネス寄りな印象が拭えず、
それが海外に依存した環境である事もあり、どうも忸怩たる思いはあるんですよね。
簡単に言うと、どんなに数や質が高くても、根本的な面白味や爆発性に欠けると。

その一方で、ニコニコ動画の流れを汲む中国の「ビリビリ動画(bilibili)」が、
本家である日本の苦戦を後目に、昨年は1000億円を超える売り上げを出したりしてますし、
2chの画像掲示板から派生した「4chan」も、欧米圏で独自進化を遂げているんですよね。
今までは、海外の文化を独自にアレンジして活用するのが、日本の特徴でしたけども、
現在では、日本の文化が海外でアレンジされる一方、本国では下火というのが・・・・
でもまあ考えようによっては、海外の一部の層だけとは言え、
それだけ日本文化も広まったのだと、ポジティブに捉えても良いのかな?(笑)
それならそれで、何か活用できないか?考えてみたくもなりますけどね。


P.S.
余談ながら、コロナ禍による世界的な「試合休止&外出自粛」の流れの中、
「World Cup At Home」という事で、2〜3ヶ月ほど前に、FIFAのYouTubeチャンネルが、
過去のW杯の試合フル動画をアップしていた事を、今更ながらに知りました(笑)。
まあ私自身も、確かに試合観戦が出来ずに退屈だったくらいなので、
それがサッカーともなれば、その影響は世界規模でしたからねえ・・・・

ラインナップとしては、選りすぐられた21試合が公開された感じで、
言うなれば「W杯の名勝負数え歌」といった所なのでしょうけど、
やはりと言いますか、記憶に新しい前回のロシアW杯とかが好評みたいですね。
逆に、20〜30年前の伝説の試合とかは、あまり再生数が伸びてませんので。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLCGIzmTE4d0g2ZpaT5jiaOXSjt9KixbDw
  163万再生 2018年 「フランス 4-3 アルゼンチン」  ロシアW杯 ベスト16
  155万再生 2006年 「フランス 1-0 ブラジル」  ドイツW杯 準々決勝
  129万再生 2018年 「ポルトガル 3-3 スペイン」  ロシアW杯 GL1節
  108万再生 2014年 「オランダ 5-1 スペイン」  ブラジルW杯 GL1節
  74万再生 2018年 「ベルギー 3-2 日本」  ロシアW杯 ベスト16
  70万再生 2010年 「オランダ 2-1 ブラジル」  南アフリカW杯 準々決勝
  70万再生 2018年 「メキシコ 1-0 ドイツ」  ロシアW杯 GL1節
  65万再生 2018年 「フランス 4-2 クロアチア」  ロシアW杯 決勝
  61万再生 1990年 「アルゼンチン 1-0 ブラジル」  イタリアW杯 ベスト16
  60万再生 2018年 「ベルギー 2-1 ブラジル」  ロシアW杯 準々決勝
  58万再生 2006年 「イタリア 2-0 ドイツ」  ドイツW杯 準決勝
  46万再生 2014年 「オランダ 2-1 メキシコ」  ブラジルW杯 ベスト16
  45万再生 1986年 「フランス 1-1 ブラジル」  メキシコW杯 準々決勝
  38万再生 2010年 「ドイツ 4-1 イングランド」  南アフリカW杯 ベスト16
  37万再生 2002年 「ブラジル 2-0 ドイツ」  韓W杯 決勝
  27万再生 1998年 「アルゼンチン 2-2 イングランド」  フランスW杯 ベスト16
  24万再生 1986年 「アルゼンチン 3-2 西ドイツ」  メキシコW杯 決勝
  23万再生 2014年 「ブラジル 2-1 コロンビア」  ブラジルW杯 準々決勝
  21万再生 1994年 「イタリア 2-1 ナイジェリア」  アメリカW杯 ベスト16
  15万再生 1998年 「フランス 2-1 クロアチア」  フランスW杯 準決勝
  14万再生 1990年 「西ドイツ 2-1 オランダ」  イタリアW杯 ベスト16

とまあ、それはさておき、わずか21試合しかアップされてない中で、
「日本×ベルギー」が選ばれており、しかも再生数が5位に着けているというのは、
驚くと共に、嬉しい限りではあります!!
日本的には悔しい敗戦でしたが、世界的に「面白い試合」と認識されてる訳ですからねえ。
欧州や南米以外だと、日本(アジア)・メキシコ(北中米)・ナイジェリア(アフリカ)しか、
ここには名を連ねていませんし、そういう意味では、日本のサッカーも、
世界のファンを楽しませる事が出来るレベルまで来たのだと、再確認させられた思いです。
番狂わせや、決勝の大一番などの興奮は、当事者以外には一過性のモノでしょうし、
日本代表が強くなると言うのは、こういうリストの常連になる事でもある気がするので。

ちなみに、このリストの登場回数をまとめると、以下の通り。
こうして見ると、やはり近年の人気&実力に比例している感じはしますね。
その中に日本がいるのは、ちょっと誇らしいです(笑)。
また、最近のイタリアやイングランドの低迷も、これは如実に示してるのかな?

 7回:ブラジル
 6回:ドイツ
 5回:フランス
 4回:アルゼンチン・オランダ
 2回:スペイン・ベルギー・メキシコ・クロアチア・イタリア・イングランド
 1回:ポルトガル・日本・コロンビア・ナイジェリア

あと、単に再生数を稼ぐだけなら、中国が唯一 W杯に出場した
日韓大会の「ブラジル 4-0 中国」とかも、アップされてて良い気はしますけど、
中国では一応 YouTubeは使用不可なので、実際はそんなに伸びないですかねえ。
そう言えば先月、当時の中国代用のエース・ストライカーだった カク海東が、
天安門事件のあった日に、新型コロナ対策や、香港への対応を非難し、
YouTube上で「中国共産党の殲滅」を訴える動画をアップしていて驚きました!?
アジアのサッカー・ファンの間でも、「カク社長」の愛称で親しまれた選手なんですけど、
(カク海東は現役時代から、実業家としても活躍していました)
国家の英雄的な地位を捨ててまで、何か果たしたい信念でもあるんですかねえ?

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