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[23892] Re6:台湾情勢への影響返信 削除
2022/4/3 (日) 06:07:48 つね

▼ 徳翁導誉さん
> 「アジアでは目で表情を読み、欧米では口元で表情を読む」というのは、その通りなんでしょうね。
> その理由として、漢字は表意文字であり、ラテン文字は表音文字である為、
> 目で見る文字か? 音で聞く文字か?で、そうした文化の違いを生んだ・・・なんて説も聞きますけど、
> 実際の所、どうなんですかねえ?(あまり信じてませんが、面白い説かと・笑)


科学的とか学問的な証明にはなかなか至らないでしょうけど、一般論としては説得的でおもしろいですね。
酒の席(がないのですが)で、披露できそうです(笑)。

> > > もうここまで来ると、流血が少なくて済む、綺麗な決着というシナリオは、ちょっと描き難い気がします。
> > 直近では、キエフは諦めて東部だけに専念とも言いますが、最初からそうしていたならとにかく、
> > 今となっては言い訳っぽいですね。

> でも、この作戦転換こそは、プーチンの「精神異常」説を否定する、かなりの材料になるとは思いますよ。
> 電撃戦による首都キエフの占領という、開戦当初の理想的な展開は実現しなかった段階で、
> そうした現状をキチンと認識でき、当初の目標に固執せず損切りして、より現実的な目標へと下方修正するなど、
> かなり冷静に、物事の判断できている証拠だと思えるので。


そうは言っても、そもそも最初の判断が(善悪ではなく、可否的な面で)妥当だったかどうか首をかしげます。
やっぱりイエスマンに囲まれて正常な判断できてなかったのではないかと。最近、アメリカの情報機関からも
そんな話が出てきてますし。(別に内部告発などのエビデンスのある話でもないし、今更かよという気もしますが)
で、戦線を限定した今の戦況もどうもロシアに不利のままのようですし。

> あとは・・・アメリカ側が、変にプーチンを追い込むような、下手な対応を打たない限りは。
> 逆に言うと、ロシア国防省が わざわざ会見までして、
> 作戦転換を表明したのは、アメリカに対するメッセージな気がします。


バイデンさん、ベテランだし、外交通を自負していた面があったように思うのですが、どうも疑問符がつく面が多い気がします。
今回も、国内向けの面もありますが、早々に「派兵はしない」と言って、ロシアに侵攻の成功のめどをつけさせたような面があります。
「すべてのカードがテーブルの上にある」という常套句があるし、国内向けにもブラフで通るのに、わざわざ言わなくてもと
思います。最近も「プーチンは権力の座にいるべきでない」と言って周囲や同盟国を慌てさせてますし。
アフガンからの撤退も既定路線とは言え、同盟国にも通知しないもので、結局、あの体たらくだし。
トランプさんが「俺ならウクライナ侵攻は防げた」というのは、外野だから言えることとしても、パフォーマンス好きの彼なら
プーチンに直接、電話をかけて交渉しただろうなとは思います。侵攻後の欧米を結束させるのは彼には無理だったでしょうが。

2年半後どうなるかは全く分かりませんが、この調子だとまたトランプ復権なんてありえそうで怖い。ハリスさんも期待外れっぽいし。
価値観がビジネス面しかないというのは、他国から見て不安だし不愉快なんですよね。
あ、でも彼の期間中、アメリカが戦争を起こすことはなかったんでしたっけ。でも経済的にプラスだと判断したらゴーサイン出しそうですが。
今の戦争は経済的にプラスになることはないのかもしれませんが。

> > 池上彰さんによると、「スクランブルとか様々な嫌がらせをすることで
> > 疲れさせて併合に持っていく」ということですが、そんな嫌がらせする相手に吸収される気に
> > なるかなあというところ。

> う〜ん、その発言を直接聞いた訳では無いので、前後の主旨は解りませんが、
> それってもう、「平和的」では無い気はするんですよね(笑)。
> まあ恐らくは、実際に台湾へ軍隊を派遣して、武力占領を行うような「力攻め」ではなく、
> 島国である台湾と、海と空から輸送路を封じてしまう事で「兵糧攻め」を行い、
> 降伏をさせるって意味なのかな?とは思いますけど。
> で、これが現実的に可能か否かとなると・・・アメリカの対応次第かな?
> アメリカが動けば、海・空軍力では中国は勝てないので、こんな方法は無理です。
> そして、アメリカ軍も太平洋の向こうから来るのは大変ですが、
> 台湾の目と鼻の先には沖縄があり、その後ろには日本列島があるので、まあ考え難いシナリオかと。
>
> となると、より現実的なのは、軍事力ではなく経済力による兵糧攻めですね。
> 市民1人あたりの経済的な豊かさで、圧倒的な差を見せ付けて、
> それで相手側をなびかせる手法は、中台間では非現実的でしょうし、
> そうなれば、戦略的に台湾の豊かさを削り、台湾市民を貧しくさせる。
> つまりは、中国の巨大な経済力を背景に、台湾を世界市場から閉め出してしまう、
> ソフトな「経済制裁」を行うようなイメージですね。
> そして、更に可能性としてありそうなのは、ハードな「経済支配」の方かな?
> 金門島などは、まさにそうかも知れませんが、完全に中国の経済圏に取り込まれてしまえば、
> 別に武力を用いずとも、カネの力で準植民地化する事は可能なので。


池上さんの言は「週刊ダイヤモンド」3月26日号の記事で、要約すると
「中台間がすぐに戦争になるわけではない。中国は孫氏の兵法、戦わずに勝つでいくでしょう。最近、中国の戦闘機や爆撃機が
防空識別圏の中に頻繁に入っていますが、これを毎日やられると台湾空軍は疲弊する。他にも様々な嫌がらせをして、台湾の世論を
「本当に軍事侵攻してきたら大変だから、中国と仲良くすべき」ともってきて、中国と友好的な国民党が政権につけるようにする
環境づくりを今しているとみた方がいい」

というものなので、一応は平和的ですね。最初に書いている通り、非現実的な気もしますが。

しかし、中国は「経済支配」で満足する気なんでしょうか。確かにこれをやられると西側としては対抗手段に窮しますが、
最近の中国政府の発言を見ると明らかに名実ともに統一を目指しているように見えます。
わざわざハードル上げて有言不実行なんて国内で批判浴びそうなことするのかなと。
習近平もプーチン同様、イエスマンばかりに囲まれて、軍事侵攻可能なんて判断しかねないのでは。

> > > > 世界終末時計、現在、最短の100秒前ですが、そろそろ動くのかな。
> う〜ん、でも世界終末時計って、毎年1月に設定されるみたいなので、
> 今回のウクライナ戦争が反映されるのは、また1年くらい先の話ですね。
> で、もしかしたら、その頃には既に、戦況の方も悪いながらも落ち着いてきて、
> いま現在に比べれば、危機のレベルは下がってる可能性もありそうだと。


調べたら、そうらしいですね。さっさと落ち着いてほしいものですが、まだまだ不透明ですね。

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