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[4854] Re:あけましておめでとうございます返信 削除
2008/1/6 (日) 12:26:47 徳翁導誉

> あけましておめでとうございます。
> 今年もよろしくお願いします。

はい、明けましておめでとう御座います。

> ということでまずスタメン予想からいっちゃいます。
>
>      大久保  播戸
>
>    遠藤        山瀬
>       中村憲 今野
>  駒野            加地
>      中澤    岩政
>         川口
>
> FWはちょっと小さめですが練習試合で好調だった二人を。

スピード系の2人で組んできますかねえ?
日本人の特徴を活かすなら、それもアリだとは思いますが、
いきなりチャレンジするには、ちょっと時間が無いよう気も・・・・
タイ戦後にある東アジア選手権でなら、やってみるのも面白いかも?

あと、高原が帰ってくるとなると、FW予想は再考が必要そうですね。
高原クラスが国内組なら、FWの1枠は決定的でしょうし。
ひょっとしたら、北京五輪でのオーバーエイジ選出も有り得るかも?
前回のアテネでは、直前であんな事があり、本人にも悔いが残ってそうですし、
現在の五輪代表の戦力を考えますと、
FWと守備的ボランチが、真っ先に上がる補強ポイントですからねえ。
って、高原と鈴木啓太を入れればピッタリ来そうな感じですが、
今大会はJが中断されませんので、2人もオーバーエイジで抜かれるのは勘弁(笑)。

> MFは今野を入れてくるかと。
> 鈴木啓太を外したのは穴狙いです(笑)だって予想全部かぶっちゃ話にならないし!
> 中村憲剛と遠藤、山瀬はまあ今までの実績と岡田さんの山瀬愛から判断しました。
> こうやって予想してるとやっぱり中盤は5人がいいような気がするんですがねぇ。

中村憲剛と今野という組み合わせは、
岡田監督の好みからして、結構有り得そうですよねえ(笑)。

ちなみに、阿部と鈴木啓太のダブル・ボランチなんて言うのは、
実際の所、予想ではなく願望です。
そう言った意味では、今野が浦和に移籍してこなくて良かったです。
浦和の方でも見てみたい組み合わせですし。

> 左は無難に駒野を入れました。安田はさすがに若いかなーと思いました。
> GKは川口にしました。なんとなく川口がいけるうちはそのままいく気がしたんで。

私も、W杯予選の初戦にあたるタイ戦の予想でしたら、
左SBには駒野を、GKには川口を入れたと思います。
ミスが許されない試合である以上、堅実に行くでしょうから。

ただ今回の予想対象は、その前の強化試合のチリ戦ですし、
そう言った意味では、新しい戦力を試したり、メッセージ色を入れたりもあるだろうと、
安田と川島で予想してみました。

> ちなみに考えてたら妄想がエスカレートしたので下に書いておきます。
>
>        高原
>
>     松井  山瀬  水野
>
>       遠藤 鈴木
>  安田            内田
>      中澤    岩政
>         川口
>
> もう何も言いません。妄想全開です(笑)特に二列目三人。

松井・山瀬・水野の組み合わせとなると、
後方の配球役は、遠藤と鈴木では少し寂しい気も・・・って、
前方が比較的足元でボールをもらいたい選手たちでしたら、
遠藤みたいなタイプが丁度良いのかなあ?

あとは、スペースを使える選手も欲しい所ですよね。
まあその辺は、この布陣ならば両SBが担うのでしょうけれど、
右SBの安田は右利きなので、
内側に切れ込んで、松井とスペースを潰し合いそうな気もしますし、
逆に左サイドの方は、水野が右利きなので、
内田と右サイドのスペースを潰し合いそうな気も・・・・
特に内田と水野は、五輪予選で組んだ時も、
そんなに有効な攻撃が出来ていた記憶がありませんし。

そう考えると、やはり左利きで打開できる選手が少ないんですよねえ。
家長も、出場機会が減少して移籍話が出ていますし。
そもそも、ウィングを使うチームって、Jでは本当に少ないので、
WBの延長としてのMF的なウィングの選手は居ても、
FWの動きもする純然たるウィング・タイプって、ほとんど居ませんからねえ。
そう言った意味では、浦和の永井なんて可哀想な存在なのかも?
日本人選手の中で、あれほどウィング適正のある選手は居ないと思います。
もしも日本代表でウィングが置かれるならば、
左ウィングとして代表のスタメンに固定されていても、全くおかしくないかと。

スペインやイングランドでもプレイした西澤を中央に置き、
その両翼には、右に松井、左に永井を配置。
3トップの後ろに陣取った森島が前線へと飛び出し、
両サイドのスペースへは市川や服部などのSBが侵攻。
そして鈴木啓太にサポートされた中田英が、そんな彼らを後方より自由に操ると。
そんな感じの日本代表も、ちょっと見てみたかったかも?


> とうとう韓国中国との間で選手枠撤廃が協会から出ましたね。
これですね↓
http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/news/20080101i303.htm
でもまあ、まだJだけが、そう言う1つの案を持っているという段階なので、
本当に実現できるのか?
実現できたとして、どれだけ早期に行えるのか?
などなど、まだまだ課題が山積でしょうけれど、
取り敢えずこれで、一歩前進する手掛かりを掴んだと言う所でしょうか?
アジア枠の構想というモノは、よく話題に上がる内容でしたけど、
協会側が実際にそのような方向へ進んでくれるかは未知数でしたしねえ。
まあまだ、実際は飛ばし記事のレベルの話なんでしょうけど、
煙が出る火種くらいはあるのだろうと言うだけで、今の所は良しとしますか。

中韓の選手はもちろんの事、例えばベトナムのレ・コン・ビンなど、
J1でも充分に戦力になりそうな選手は居ますからねえ。
Jリーグが「アジアのトップリーグ」を目指すならば、
避けては通れない道だと思いますし。

例えば、現在既に浦和レッズなどは、
アジア戦略の一環として、アジア各地でサッカー教室などをやっていて、
それに加えて、昨年のACL制覇も重なって、
アジア人選手からの売り込みも多いそうなんですが、
外国人枠の関係があって、獲得できないでいるんですよねえ。
呉章銀のように、日本のユースで育った韓国人選手が、
外国人枠の関係で帰国を余儀なくされたケースもありますし、
また一方で、在日枠を拡大しろなんて意見も上がっている現在、
アジア人枠の創設は、Jにとっても意義ある事だと思います。


> 若手は中国で経験を積み、有望な選手はKリーグで武者修行、
> Jにも韓国の強くて速く体力も有る選手が入ってきて競争が激化、

ただ、そう簡単には進まないでしょうね。
韓国のKリーグはまだしも、
中国のCリーグなんて、日本のJリーグより、
選手の給料が良かったりしますからねえ・・・・

例えば山瀬など、現在の年俸が3500万円だったりしますが、
Cリーグのクラブが「1億円出す」と言ってきた場合、果たしてどうなるのか?
中国へ若手に経験を積ませに行くなんて生易しい話ではなく、
日本の有力選手が、中国へ引き抜かれていく可能性もある訳ですよ。
そうなると、リーグ同士も競争になってくる訳ですよね。
これに、西アジアのクラブまで参戦してきた日には・・・・

でもまあ、こうしたリーグ同士の切磋琢磨もあってこそ、
アジアのサッカー・レベルも上昇して行くでしょうし、
それに、アジア内でアジア人選手が流動すれば、
今以上に、ACLやアジアカップなども盛り上がるでしょうしねえ。
「アジア圏外の外国人は最大3人」
「自国選手のスタメンは最低6人」
と言うアジア統一のルールを作れば、
アジア・サッカーの活性化にも、繋がっていくと思います。


> > 小学生くらいなら、指導とかどうとか言うよりも、
> > サッカーで遊べる環境を作って上げられる事が一番だと思いますよ。
> > 静岡が良い選手を輩出するのも、そう言った環境が出来ている面が大きいかと。

> もちろんサッカーで遊べる環境は必須だと思います。
> でも小学校も4年くらいになれば指導者のついたしっかりとした練習も必要だと思うんですよね。

確かに、ある一定以上のレベルに達すれば、
そう言った指導も必要になってくる面はあると思います。
ただ、そう言った指導者も、数が限られますからねえ。

静岡の話を続けますと、
子供たちがそこらじゅうでサッカーをして遊んでいる訳ですよ。
そして、もっと本格的にサッカーをやりたい小学生は、
小学校の部活や、少年団などに入ってプレイします。
更に、そうした部活や少年団の中から、面白い選手は市の選抜へ送り込み、
週に何度か、選抜チームの中でも、指導を受け、練習する訳です。
言うなれば、静岡では「小学生版の特別指定選手制度」が、
Jリーグが始まる遙か前から実施されていた訳です。
また、そうした体制を支えるべく整備された、
小学校や中学校での照明設備の普及率は、静岡が全国一だそうですよ。
ですので、夜の静岡の小中学校の校庭では、
本当にいろいろな人たちがサッカーをしてますし、
選抜チームの練習なども、こうした夜の時間を利用して行われているそうです。

サッカー人口の多い広い裾野と、それを拾い上げる選抜体制。
そこで揉まれて、多くの優秀な選手や指導者が誕生し、
そんな彼らがまた、いろいろな角度から子供たちを育て続けていく。
かと言って、指導は勝利や組織をあまり重要視せず、
超攻撃的なサッカーをやらせ、楽しくてレベルの高いサッカーを目指している。
静岡が「日本のブラジル」と言われる所以ですね。
ドゥンガなんかも、「日本では静岡だけがブラジルだ」とか言ってますし。

しかし最近では、どうも静岡出身の選手が目立った活躍をしない。
1998年や2002年のW杯日本代表では、
ほぼ半数が静岡出身の選手で占められていたのに、
2006年のW杯日本代表では、4分の1以下に落ちてしまった。
で、静岡のサッカー関係者たちは悩む訳ですよ。
「どうして、こうなってしまったのか?」と。
他県から見れば笑い話でしょうし、
他県のレベルが上がった事で、相対的に落ちたと感じるだけだと思う事でしょう。

でも、そう言った事以上に静岡のレベルが下がっている。
そう感じている静岡のサッカー関係者たちが出した結論が、
J開幕以降、協会から与えられたマニュアルに忠実すぎたと言う事だったそうです。
今までの自由度の高い指導が膠着化し、選手育成が画一化してしまったと。
まあしかし、そんな中でも静岡からは、
高校時代はあまり目立たず、何とかプロになれた層から、
長谷部や水野などを輩出している訳で、それはそれで凄い事ですけどね。

ただやはり、日本人の国民性を考えた時、マニュアルが出来てしまうと、
下はそれを遵守しようとし、上はそれを遵守させようとしてしまうんですよね。
そう言う意味では、協会の指導要領から
最も逸脱していると言われるガンバ・ユースが、
あれだけの選手たちを輩出しているのは、面白い事実かも知れませんね。

まあこの辺は、おっしゃられる通り「さじ加減が難しい」所なんでしょうけど。
マニュアル化された指導は、確かに地方レベルの底上げを果たしましたが、
既に高いレベルにあった所は、逆にそれが足枷になってしまったのではないか?
マニュアル化された指導が、本当に正しいのか?
などなど、素人なりに、いろいろ思う所がある訳です。
実際に10年くらい前までは、例えばトゥーキックなど、
「駄目な蹴り方」として、全国的に教えられていたはずです。
しかし日本で行われたW杯で、ロナウドがトゥーキックでゴールを決めてしまう。
詳しくは知りませんが、現在ではトゥーキックも解禁されてますよねえ?
って、トゥーキックを使うか使わないかなんて、
それこそ指導などより、実際の遊びの中で掴んでいくものだと思うんですよ。

基礎も大事、指導も大事。
確かにそれはそうなんですが、「指導された基礎」が本当に正しいのか?
そう思ってしまう部分があるんですよねえ。
例えば野球なんかでも、
「捕球する時は体の正面でボールを取れ」
「撃つ時はバットを上から下へ叩き付けろ」
「投げる時は真っ直ぐ手首のスナップを利かせろ」
などなど、間違った基礎が罷り通って教えられていますし。

例えば、キック1つを取ってみても、
すごく個人的な感覚で悪いのですが、
FWをやる時の基本とする軸足の位置と、
MFをやる時の基本とする軸足の位置は、やはり違うと思うんですよ。
必要とされるキックの種類が違う訳ですし。
確かに、個人差があるのも確かなんでしょうが、
こう言う事もしっかり考慮した上で、
「キックの基礎」と言うのは教えられているんですかねえ?
どうも、FWだろうとMFだろうと、
一緒くたに「キックの基礎」とされているような気がするんですが?

どうしても、マニュアル作りをする協会上層部というのが、
あまり信用できないんですよねえ・・・・
Jリーグが出来た事で、選手などはいち早く意識がプロ化されましたが、
組織の上に行けば行くほど、プロ化出来てませんからねえ・・・・
協会トップの人事なども、未だに学閥・企業閥の影響が強く見受けられますし、
会長職なんか、その最たるモノかと。
ダバディーの会長選への立候補じゃないですが、
もっとオープンな形で、会長選挙をすべきだと思いますよ。
Jクラブや各都道府県の協会が1票ずつ持ち、投票しても良いですし、
せっかく、100万人近い選手や指導者を登録させているのですから、
そう言った人たちの声も、選挙という形で幾分かでも拾えれば良いと思いますよ。
現在では150億円を超えるサッカー協会の収入ですが、
その内の20%は、草の根の選手や指導者たちが払った登録料や研修料などなのですから。

倒れた事で代表監督の職を失ったオシムなども、
日本代表のアドバイザーなんかに就任させるより、
基礎をしっかり教えるべき若年層の体制組織や指導要領に関わらせた方が、
日本のサッカーの為には有益だと思うんですけどねえ。
なんか川淵は、目立つ方、目立つ方に動きたがりますよねえ。
確かにそれで、スポンサー収入は2倍近くになったそうなので、
それはそれで凄い事だとは思いますが、
そう言った人気優先路線が、
反面で代表の注目度下落を招いている面もあると思います。
代表戦や五輪予選などの視聴率・入場者数も減少してますし、
毎年、年末年始の恒例だったサッカー版朝まで生テレビも、
結局今年は放送が無かったですしねえ、野球版はあったのに。
これって結構ヤバイんじゃないですかねえ?
って、なんだか最後は脱線しまくりになっちゃいましたね(笑)。
でもまあ、何だかんだ言っても、日本のスポーツ組織の中では、
サッカー協会は最もまとまな組織の部類に入りますけどね。
バスケ協会なんて、目も当てられない程の惨状ですし。


> ゲームやパソコンの進歩が子供たちのスポーツで遊ぶ時間を減らしているんでしょうね。
> サッカーも含めいろんなスポーツの魅力を知る機会と時間をもっとふやしてあげたいものです。
> 一番不満なのは球技禁止の公園がどんどん増えていくことですね。。
> 野球もサッカーもバスケもダメでいったい何をして遊ぶんでしょうか。

TVゲームをして遊ぶんじゃないですか?(笑)
って、あまり笑い事では済まされないんですけどね。
でも本当、球技禁止の広場や公園って増えましたよねえ。
放課後に、学校のグラウンドなどを開放すれば良いんでしょうけど、
都会の学校に限って、セキュリティーを考慮して開放してませんし・・・・
田舎の方だと、その辺は結構おおらかな感じなんですが、
そもそも田舎ですと、広場や公園でボール遊びが出来るんですよねえ。


> > > DHは守備が下手な選手ってイメージがありますが、村田なら結構ピッタリ(笑)
> > 確かに村田は、エラーの数こそ多いものの、
> > 守備の方は決して下手ではないですよ。

> そうなんですか。自分はエラーのシーンを良く見るので下手だなーとずっと思ってました(笑)

まあ、そう言った注意力不足のミスも含めて、守備力として判断すれば、
エラーの数が多い以上、やはり「守備が下手」と言っても良いんでしょうけどね。

> 98年の優勝のときに比べてだんだん内野の守備があやしくなってる気がするので是非頑張って欲しいですね。
1998年 横浜内野陣 一塁:駒田 二塁:ローズ 三塁:石井 遊撃:進藤
2007年 横浜内野陣 一塁:吉村 二塁:仁志  三塁:村田 遊撃:石井
こうして比較すれると、確かに守備力は随分落ちているでしょうね。
1998年の内野陣では、石井がサードに入るくらいですし、
ファーストも本職の駒田でしたからねえ。

でもまあ1998年と言ったら、もう10年も前の話ですし、
メンバーが一新されていても、おかしくないだけの長さですが、
一方で中日の外野陣なんか、わずか2年で、
「アレックス・英智・福留」から「和田・森野・李」ですからねえ・・・・


> 今の段階だとフッキとチョン・テセの2トップにジュニーニョがトップ下に入るみたいですね。
う〜ん、そうなるとやはり我那覇が勿体ないなあ。
でもまあ、これからも日本代表入りも目指していくのでしたら、
チョン・テセを追いやるくらいの活躍を見せる必要はあるでしょうし、
そう考えるのならば、残留という決断も間違えではないのかなあ?
それにしても、この我那覇へのオファーと言い、
イルハンなど呼んできた頃が嘘のように、
神戸は最近、本当に適切な補強をしてきますよねえ。

それとチョン・テセですが、
韓国籍なのに、北朝鮮代表を選んでるんですよね。
でもまあ、そちらの方が出番が多くて良いのかな?
2月の東アジア選手権でも、北朝鮮代表にきっと選ばれるはずですし、
そうなれば、日本代表との試合で見られる可能性も高いでしょうね。
あれ程のFWは、北朝鮮代表には恐らく居ないでしょうし。

> やっぱり村上と黒津しかいない左サイドが補強の最重要ポイントなんですかね。
> 黒津は浦和って噂もありますし。

噂と言うよりも、あれは単なる飛ばし記事でしょうね。
オフ・シーズンというのは、記事になる出来事も少ないですから。
このまま、高原が浦和に加入する事となれば、
FWは高原・エジミウソン・田中達也・永井と揃いますし、
左WBには、クラブW杯で活躍した相馬と、帰ってきた三都主が居るので、
もしも黒津が浦和に加入したとしても、出る所が無いかと。

いま浦和が欲しいのは、左SBも出来るストッパーですね。
本職のDFが、もう1〜2枚足りないんですよ。
ですので水本あたりを補強できれば、完璧になると思います。
ACLを優勝した為、次回のACLは決勝トーナメントからのシード出場で、
その頃になれば、ポンテも戻ってくるでしょうし、
欧州リーグ終了後には、残り1枠の外国人選手補強も画策してますから、
どうしもて、ACLを連覇したい所です。
条件的には、かなり恵まれていますからねえ。
その為にも、あとは水本の獲得を(笑)。

> ただ高原にはJに来るなら磐田に帰って欲しい気もしますね。
以前は私も、海外移籍した選手は元のチームに戻って欲しいと考えていましたが、
最近では逆の考え方になりましたね。
ただでさえ、日本での国内移籍というのは不活性な状態ですし、
これに海外から帰ってくる選手まで、元居たチームに戻るとなると、
膠着化してしまって、良くないように思えましたので。

それに、わざわざ海外まで行こうと思うのであれば、
失敗しても元居たチームに戻れるような保険は無い方が良いでしょうし、
せっかく海外で経験を積んできたのなら、元居たチームだけでなく、
いろんなチームへ、その経験を伝えて欲しいですからねえ。


> > > > フルバックなんて言い方も、今では完全に死語ですし。
> > > 私は逆にフルバックについて説明せよ、とか言われたらちゃんと言えるか不安なくらいです。

> > まあ、今みたいに戦術云々がうるさく言われた時代ではないので、
> > そこまで厳密な定義で使われていた訳でもないのですが、
> > おおよそ、現在の「ストッパー」と同じ様なものでしょうね。

> やっぱりストッパーでだいたい合ってるんですね。
> 無くなっていったのはやっぱりスイーパーを置くスタイルの消滅からなんでしょうか?

恐らくは、そうだと思いますよ。
フルバックとスイーパー、DFラインがこの2本に別れていたモノが、
今ではラインが1本になり、両方の仕事を兼務するようになりましたからねえ。
後はJリーグが開幕して、協会が用語の統一に動いた事もあると思います。
「トップ・ハーフ・バック」という言い方が、
「FW・MF・DF」という言い方に統一された影響もあるでしょうし。
って、そもそもフルバックという単語自体は、
スイーパーが登場する前からあったものなんですけどね。
ハーフだって元々は、ハーフバックと呼んでいたみたいですし、
フルバックで「最後方」って意味だったのかと。

> 私はガチガチに引いて守るときはスイーパーがいてもいいと思うんですけどね。
日本代表がアジアで戦う時などに、
たまにやってくるチームはありますけどね。
日本は高さや個人技で打開する事が少ないので、
ベタ引きするなら、スイーパー戦術もかなり有効ですので。


> > ついでに書くと、本国イギリスでは、
> > フルバックはサイドバックの事で、
> > センターハーフはセンターバックの事なんですよねえ。

> 英語の勉強をしようと無理してプレミアを英語の実況で見てたんですが、
> もう試合どころじゃありませんでした(笑)
> 試合前の解説くらいはゆっくりだしなんとかなるかなーと思ってたんですけど、
> 見事にセンターハーフで混乱しました。。

まあ、フォーメーション変遷の経緯があるのは分かるんですが、
名称と位置とを一致させて欲しいですよねえ(笑)。
って、彼らはそれでやってきているのですから、余計なお世話なんですけど。


> 私にとってサッカーのルールはほとんど不動ですからなんとも(笑)
> キーパーチャージがなくなったり復活したりぐらいですからね。

キーパーチャージなんて結局は、その名称が消えただけで、
適用されるルールとしては、ほぼそのまま残ってますしねえ。
ルールの項目が増えすぎた為、
項目を整理統廃合したって言うのが真相みたいですし。

> バックパスは正直どっちでも良かったと思います。
> GKがDFと共に攻撃の第一歩として認められたと言う点では良かったと思いますね。

いや、GKへのバックパスのルールが変更されたのは、
サッカーにとって、結構大きな変革だったと思いますよ。
「バックパスあり」だった時代には、
GKどころかDFすら、あまり技術力を要求されませんでしたからねえ
少し危険になればDFはGKに戻し、GKがキャッチすれば良かったので。
そしてGKは、パントキックで一気に前線へ蹴り込むと。

こうした事から、FWの選手は今よりも前でのプレイを、
DFの選手は今よりも後ろでのプレイを、強いられていたような気がします。
その為に、今よりも全体的に選手間が間延びし、スペースがありましたね。
まあ、時代の経過による戦術の変遷した面も確かにあるのでしょうが、
このようにスペースがあったからこそ、
パスなんかもよく通りましたし、個人技も活きたのだと思います。

そう言った意味では、バックパス・ルールの変更により、
無駄な時間稼ぎも減少し、DFやGKの技術力が攻守に影響するようになり、
サッカーが面白くなった面もあるのでしょうが、
その一方で、古き良きサッカーが失われる一因をも担っているような感じがします。
コンパクトで密集的なサッカーになった現代では、
個で魅せらるポジションなんて、ウィングくらいしか無いんじゃないですかねえ?


> > あとは、岡田と大木のサッカーが噛み合うか否かですね。
> 大木サッカーがどれだけ岡田サッカーの中に入り込めるかが南ア大会のキーポイントになりそうですね。
> 岡田さんならまず間違いなく落ち着いた守備のラインと手堅い中盤を完成させてくるでしょうから、
> あとはアタッカー陣に大木流のファンタスティックで素早いサイドチェンジと個人技を合わせたサッカーを浸透させることが出来れば。。

ただ、大木監督が甲府で見せた攻撃は、
守備から攻撃が始まると言いますか、「攻守一体」って感じのモノでしたからねえ。
手堅く、落ち着いた守備をするとなりますと、
甲府でやったような攻撃パターンは難しいでしょうね。

岡田監督の「W杯で3位以上を狙う」と言う発言が、
本心から出たものだとするならば、
常識的に考えて、実力通りに戦っては3位なんて難しい以上、
手堅く行きそうに見えて、結構思い切った事をやってくれるのでは?
と言う、期待込みの予想があったり、無かったり(笑)。

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