| > > 外国人留学生も無料で医学が学べる為、本国では学費の問題で学べないアメリカ人が、
> > キューバで勉強して、医者になるなんてケースもありますからねえ。
> アメリカが経済封鎖している国に医学を学びに行く学生。すごい皮肉ですよね。
だからこそ、キューバとしても、
「宣伝価値」としての実用効果があるので、積極的に受け入れているんでしょうけどね。
例えばこれが、「文学を勉強したけど・・・」って事では、
外国人を無料で学ばせる為の金は、まず落ちてこないでしょうし(笑)。
でもまあ、そうした様々な思惑があるとは言え、
このキューバの政策によって、医師になれる外国人学生も実際にいるのですから、
プラス・マイナスで言えば、やはりプラスなのかと。
そう考えると、アメリカとキューバみたいな対立関係も、
あながち、悪い面ばかりでも無いんですよねえ。
キューバ革命直後には、カストロもアメリカと対立する気はそこまでなかったので、
傀儡政権を倒されたアメリカの方が、キューバをソ連側へと追いやりさえしなければ、
キューバは、あそこまでの教育と医療を整えなかったと思います。
実際、冷戦構造が崩壊し、「社会保障制度が充実した共産陣営」という対立軸を失った事で、
世界には新自由主義が台頭し、一般庶民の生活を苦しめる方向へ進んだりしてますしね。
まあ何事も、プラスとマイナスの両面があるものです。
> 小泉元首相が研修医制度を変えた所為もありますが。
「政治は結果責任だ」と言ってるんですから、
今こそ小泉に直撃取材をする報道が、あっても良いと思うんですけどねえ。
しかし報じられる事と言えば、「新党の噂が」とか、「衰えぬ人気」とかなのは、
需要がないのか? やる気がないのか? 得じゃないからなのか?
ただ言える事は、選挙じゃ絶対に落ちない人気があるって事でしょうか。
民主党が刺客候補でも立てれば面白そうなんですけど、
小泉に対抗できそうな人が、宮本佳長くらいしか思い付かないですし・・・・
・・・って、そんな事を書いていたら、たった今、「小泉政界引退」のニュースが!!
まあ、政界にはそんなに執着しないだろうとは思ってましたが、
世襲の準備もあるので、もう1期はやるものだと思ってました。
跡を継がせるであろう次男の小泉進次郎も、秘書を始めてからまだ数カ月しか経ってませんし。
って、小泉自身が、父の急死から4ヶ月後に総選挙へ出ている事を考えれば、
政治家になってから勉強すれば、それで充分と思っているのかも知れませんね。
それにしても、ここで引退かあ・・・・
正直な感想としては、「逃げ切ったな」といった感じでしょうか?
いや別に、小泉純一郎という政治家が嫌いって訳では無いんですけどね。
YKKを結成した当時から、「面白いタイプの政治家だなあ」と見てましたから。
確か10年くらい前に、菅直人は自民党を攻撃する為、小泉は自民党主流派を攻撃する為に、
手段としての「郵政民営化」を唱え、タッグを組んでテレビに出ていた事があったんですが、
さすがに菅直人の方は、学生運動出身だけあって、
手段としての意図を隠す「理論武装」がしっかり出来ていたんですが、
もう小泉の方は、「理論はよく解らんが、とにかく竹下派は嫌がるんだろ」って感じで、
本当にもう「勢い」だけって感じでした(笑)。
でも、しかし、権力のない人間が、権力を持つ人間を攻撃する場合には、
菅直人よりも小泉の方が、ケンカのやり方としては正しいんですよね。
だからこそ、個人的な意見としては、野党第一党の党首として見たかったんです。
党首討論とか、きっと面白くなったと思いますよ(笑)。
しかし、なったのは野党の党首ではなく、与党の党首であり、総理大臣でした。
いや〜、何度も何度も総裁選には出てましたが、
絶対になる事はないと思ってましたよ、あんな性格ですから(笑)。
あれですと、数を取れば強いですが、数を取るのが相当至難です。
それを、あれだけうまく田中真紀子を利用し、総裁選に勝利してしまうんですから、
本当にケンカ上手なんでしょうね、その点は感心します。
あと、ああした「理論そっちのけのケンカ上手」が首相となり、
一体どうなるのかは、物凄く興味がありましたね。
権力を握り変質するのか? 改革に邁進するのか? ケンカに終始するのか?
私としては2番目を期待したものの、結局は3番目でしたが・・・・
それが他国との戦争とかならまだしも、政局というケンカの為に、
国民生活を平気で掛け金に使う姿勢は、首相として全く評価できませんでしたね。
政治家としては面白いタイプだと思いますし、ケンカのうまさも評価します。
しかし、首相として、大臣としてやって来た事には、
ちゃんと、それに対する追求は受けるべきだと考えていましたので、
そう言った意味での「逃げ切ったな」という感想ですね。
政治家を引退したら、日本ではまず、そう言った追求はしなくなりますからねえ。
それにしても、この時期での引退とは、機を読むのがうまい証拠でしょうね(笑)。
あれだけ大勝した後で、そのツケを払わされる時には、既に姿を消していると。
> もうそろそろ、アメリカ1国主義から脱却できないものですかね。
あと数十年は、アメリカ一極体制が続くと思いますよ。
何だかんだ言って、アメリカって凄い恵まれてますからねえ。
それを肌感覚で感じて貰う為の、「WW2オンライン」だったり「赤い嵐」だったりもします(笑)。
でもまあ、アメリカの傍若無人ぶりに腹の立つ事も多いですが、
ですが、人類がもっとも避けるべきは「大戦」だと考える場合には、
この「一極体制」というのが、それを最も遠ざけるシステムであるのも、また事実です。
直近の100年でも、二極体制は冷戦を、多極体制は世界大戦を作り上げましたからねえ。
人の脳は、良かった事は美化し、悪かった事は忘れるように出来ています。
数十年後、アメリカ一極体制が崩壊した後には、
多くの人々はこう思うんでしょうねえ、「あの時代は良かった」と・・・・
まあ所詮、人間なんてそんなモノですよ(笑)。
> > バラエティー班があそこまで出来て、なぜ報道班が全く出来ないのかと・・・・
> > 海外で何か起きても、フリージャーナリストや海外メディアの間接情報を報じるだけですし。
> 海外で何か起こったとしても、国民はそれ程関心を持たないからじゃないですか?
まあ、日本が島国であるためか、そうした傾向があるのは確かでしょうけど、
でも、例えば「イラク問題」くらい大きいモノだと、それなりに関心はありますよねえ?
しかし、日本の大手マスコミがする事と言えば、
海外メディアが発した情報を伝聞形式で報じるか、
フリージャーナリストが持ってきた情報を流すだけです。
現地からの情報と言っても、せいぜい「カイロ発」が関の山で、
自ら足を踏み入れるなんて事は皆無です。
足を使わず、目も耳も使わないモノが、果たして「報道」と言えるかどうか?
> 正直そんなものよりも国外の出来事をもっと多く流せと。
まあ、NHK-BS1では、結構やってますけどね。
「きょうの世界」は、私がよく見る番組の1つです。
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