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[8622] Re:キューバとアメリカと小泉引退返信 削除
2008/9/25 (木) 23:55:36 プロイセン

▼ 徳翁導誉さん
> > > 外国人留学生も無料で医学が学べる為、本国では学費の問題で学べないアメリカ人が、
> > > キューバで勉強して、医者になるなんてケースもありますからねえ。

> > アメリカが経済封鎖している国に医学を学びに行く学生。すごい皮肉ですよね。

> だからこそ、キューバとしても、
> 「宣伝価値」としての実用効果があるので、積極的に受け入れているんでしょうけどね。
> 例えばこれが、「文学を勉強したけど・・・」って事では、
> 外国人を無料で学ばせる為の金は、まず落ちてこないでしょうし(笑)。
> でもまあ、そうした様々な思惑があるとは言え、
> このキューバの政策によって、医師になれる外国人学生も実際にいるのですから、
> プラス・マイナスで言えば、やはりプラスなのかと。
>
> そう考えると、アメリカとキューバみたいな対立関係も、
> あながち、悪い面ばかりでも無いんですよねえ。
> キューバ革命直後には、カストロもアメリカと対立する気はそこまでなかったので、
> 傀儡政権を倒されたアメリカの方が、キューバをソ連側へと追いやりさえしなければ、
> キューバは、あそこまでの教育と医療を整えなかったと思います。
> 実際、冷戦構造が崩壊し、「社会保障制度が充実した共産陣営」という対立軸を失った事で、
> 世界には新自由主義が台頭し、一般庶民の生活を苦しめる方向へ進んだりしてますしね。
> まあ何事も、プラスとマイナスの両面があるものです。

自分は社会自由主義者(と言っても、民主党や社民党は大嫌いな訳で、支持政党は維新政党・新風な訳ですが(笑))
で、これが一番健全な経済政策だと思っている訳ですが、これにも結局マイナス面はあるんですよね。
最終的には時流で全部決まるんでしょうけどね。

> > 小泉元首相が研修医制度を変えた所為もありますが。
> 「政治は結果責任だ」と言ってるんですから、
> 今こそ小泉に直撃取材をする報道が、あっても良いと思うんですけどねえ。
> しかし報じられる事と言えば、「新党の噂が」とか、「衰えぬ人気」とかなのは、
> 需要がないのか? やる気がないのか? 得じゃないからなのか?
> ただ言える事は、選挙じゃ絶対に落ちない人気があるって事でしょうか。
> 民主党が刺客候補でも立てれば面白そうなんですけど、
> 小泉に対抗できそうな人が、宮本佳長くらいしか思い付かないですし・・・・
>
> ・・・って、そんな事を書いていたら、たった今、「小泉政界引退」のニュースが!!
> まあ、政界にはそんなに執着しないだろうとは思ってましたが、
> 世襲の準備もあるので、もう1期はやるものだと思ってました。
> 跡を継がせるであろう次男の小泉進次郎も、秘書を始めてからまだ数カ月しか経ってませんし。
> って、小泉自身が、父の急死から4ヶ月後に総選挙へ出ている事を考えれば、
> 政治家になってから勉強すれば、それで充分と思っているのかも知れませんね。
> それにしても、ここで引退かあ・・・・
> 正直な感想としては、「逃げ切ったな」といった感じでしょうか?
>
> いや別に、小泉純一郎という政治家が嫌いって訳では無いんですけどね。
> YKKを結成した当時から、「面白いタイプの政治家だなあ」と見てましたから。
> 確か10年くらい前に、菅直人は自民党を攻撃する為、小泉は自民党主流派を攻撃する為に、
> 手段としての「郵政民営化」を唱え、タッグを組んでテレビに出ていた事があったんですが、
> さすがに菅直人の方は、学生運動出身だけあって、
> 手段としての意図を隠す「理論武装」がしっかり出来ていたんですが、
> もう小泉の方は、「理論はよく解らんが、とにかく竹下派は嫌がるんだろ」って感じで、
> 本当にもう「勢い」だけって感じでした(笑)。
> でも、しかし、権力のない人間が、権力を持つ人間を攻撃する場合には、
> 菅直人よりも小泉の方が、ケンカのやり方としては正しいんですよね。
> だからこそ、個人的な意見としては、野党第一党の党首として見たかったんです。
> 党首討論とか、きっと面白くなったと思いますよ(笑)。
>
> しかし、なったのは野党の党首ではなく、与党の党首であり、総理大臣でした。
> いや〜、何度も何度も総裁選には出てましたが、
> 絶対になる事はないと思ってましたよ、あんな性格ですから(笑)。
> あれですと、数を取れば強いですが、数を取るのが相当至難です。
> それを、あれだけうまく田中真紀子を利用し、総裁選に勝利してしまうんですから、
> 本当にケンカ上手なんでしょうね、その点は感心します。
> あと、ああした「理論そっちのけのケンカ上手」が首相となり、
> 一体どうなるのかは、物凄く興味がありましたね。
> 権力を握り変質するのか? 改革に邁進するのか? ケンカに終始するのか?
> 私としては2番目を期待したものの、結局は3番目でしたが・・・・
> それが他国との戦争とかならまだしも、政局というケンカの為に、
> 国民生活を平気で掛け金に使う姿勢は、首相として全く評価できませんでしたね。
>
> 政治家としては面白いタイプだと思いますし、ケンカのうまさも評価します。
> しかし、首相として、大臣としてやって来た事には、
> ちゃんと、それに対する追求は受けるべきだと考えていましたので、
> そう言った意味での「逃げ切ったな」という感想ですね。
> 政治家を引退したら、日本ではまず、そう言った追求はしなくなりますからねえ。
> それにしても、この時期での引退とは、機を読むのがうまい証拠でしょうね(笑)。
> あれだけ大勝した後で、そのツケを払わされる時には、既に姿を消していると。

結局、やった良い事は郵政民営化と靖国参拝位しか思い浮かばないのは自分だけでしょうか?

> > もうそろそろ、アメリカ1国主義から脱却できないものですかね。
> あと数十年は、アメリカ一極体制が続くと思いますよ。
> 何だかんだ言って、アメリカって凄い恵まれてますからねえ。
> それを肌感覚で感じて貰う為の、「WW2オンライン」だったり「赤い嵐」だったりもします(笑)。

確かに、第1回現代版赤い嵐の時のアメリカに干されかけましたからね。
自給もアメリカからの食糧、石油支援がなければどうにもならなかった訳ですが。

> でもまあ、アメリカの傍若無人ぶりに腹の立つ事も多いですが、
> ですが、人類がもっとも避けるべきは「大戦」だと考える場合には、
> この「一極体制」というのが、それを最も遠ざけるシステムであるのも、また事実です。
> 直近の100年でも、二極体制は冷戦を、多極体制は世界大戦を作り上げましたからねえ。
> 人の脳は、良かった事は美化し、悪かった事は忘れるように出来ています。
> 数十年後、アメリカ一極体制が崩壊した後には、
> 多くの人々はこう思うんでしょうねえ、「あの時代は良かった」と・・・・
> まあ所詮、人間なんてそんなモノですよ(笑)。

一極体制もそういう点では良いですけど、結局上記の様にプラスもマイナスもあるんですよね。
源平合戦も平治の乱で平氏が完全に政権を掌握した後は、恐怖政治ではありましたが平和でしたからね。
で、源氏が蜂起した後は戦乱だったと。

> > > バラエティー班があそこまで出来て、なぜ報道班が全く出来ないのかと・・・・
> > > 海外で何か起きても、フリージャーナリストや海外メディアの間接情報を報じるだけですし。

> > 海外で何か起こったとしても、国民はそれ程関心を持たないからじゃないですか?

> まあ、日本が島国であるためか、そうした傾向があるのは確かでしょうけど、
> でも、例えば「イラク問題」くらい大きいモノだと、それなりに関心はありますよねえ?
> しかし、日本の大手マスコミがする事と言えば、
> 海外メディアが発した情報を伝聞形式で報じるか、
> フリージャーナリストが持ってきた情報を流すだけです。
> 現地からの情報と言っても、せいぜい「カイロ発」が関の山で、
> 自ら足を踏み入れるなんて事は皆無です。
> 足を使わず、目も耳も使わないモノが、果たして「報道」と言えるかどうか?

で、踏み入れて死亡でもしたら良く解らない市民団体から「危ない所にやらせるな」とか
訳の解らないコメンテーターに「カイロとかで情報は取れる」なんていわれる訳で。

> > 正直そんなものよりも国外の出来事をもっと多く流せと。
> まあ、NHK-BS1では、結構やってますけどね。
> 「きょうの世界」は、私がよく見る番組の1つです。

やっぱりBSですか。今度見てみます。

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