| > > > > 雑談への書き込みは久しぶりです。
> > > > 介護体験やらでしばらくかけなかった後、
> > > > もう今更と放置していまして申し訳ないです。
いや、別に良いですよ。
まあ、「ここらで切り上げましょう」って感じで、
キッチリ終われた方が、理想的なんでしょうけど、
雑談がああいう形で終わるのは、よくある事ですので(笑)。
> > > 次に「政府のミス」とは具体的には例えば何を指すのでしょうか・
> > > 金融に関する法案の不備・欠点は理由にならないと思います。
> > 破綻しそうなものを放っておくのはミスでしょう。
> > 失敗する前に対策を打つのが、一番いいのですから。
> 一概に政府のミスと言えるのかどうかはさておき(つまり価値観によって判断が分かれると思います)、
> おっしゃっている意図はわかった気がします。
「市場主義と自己責任」を国是とするのが、アメリカですからねえ。
何処までを「不作為の罪」として政府に責を問うかは、各国国民の国家観とも絡んできますので、
客観的には「早く動いた方が得策だろう」とは思えても、一概には当てはめられませんよね。
要は何処に立脚するかの問題で、別に、反対する議員や国民が間違っている訳でもありません。
日本のバブル崩壊時みたいに、国家による「総量規制」で更なる悪化を招くなんて事にでもなれば、
アメリカの国是からしたら、国民も議員も絶対に許せないでしょうし。
> > 私の考えでは、政府によるこういう事態への介入で重要なのは、
> > 可及的速やかに、断固とした態度で、介入し沈静化すると言うことを『アピール』して、
> > 市場の混乱に少しでも歯止めをかけることだと考えていますので、
> 市場が混乱しているかどうかも同様で、こういう議論の場合は
> 「過度な下げ相場(であり、かつそれを望まない人が多い)」位の表現の方が妥当だと思います。
> その上でですが、上記のご指摘には私も同感です。
こう言うのは、軍事に通ずる所がありますよね。
如何に迅速に対処し、これと決めたら集中的に最大限を投入し、戦果を高らかに宣伝するか。
その場合、作戦の「内容」以上に重要なのが「速度」であり、
逆に、決断をズルズルと引き延ばし、場当たり的な逐次投入を繰り返すというのが、
このケースに於ける最悪のシチュエーションなんでしょうね。
そういう意味では、下院でのあの否決は、その「速度」を減ずるマイナス要素ではありますが、
かと言って、「国政」とは「経済」の事だけをやれば言い訳ではありません。
市場への「アピール」も重要ではありますが、国民への「アピール」もまた重要です。
特に、アメリカのような自由主義と民主主義を信奉する国家では。
> > では、国が被害を出した問題で、国民が反対したら賠償もしなくていいのですか?
う〜ん、「極端な話」と言いますか、「話が飛びすぎ」なんじゃないですかねえ?
独自解釈に、独自解釈を重ねている格好に見えるので。
> > 代議員は国民の言うことをやっていればいいと言うことでは、
> > 衆愚政治になるのではと考えますが?むしろ、国民の考えを正しい方向にすべきです。
まあ確かに、大局的な視点から民意に反する事はあっても良いとは思いますが、
基本的に「政治家」は、「選挙民の代弁者」で居ましょうよ(笑)。
政治家が国民を正しい方向に導くなんて、それこそ「扇動政治」と言う名の衆愚政治ですし。
> サブプライム問題で発生する焦げ付いたローンが、細分化されて膨大な額の証券化商品に組み込まれれているのですから、
> とある証券化商品に含まれるサブプライムローンの割合が10%でも10倍、1%なら100倍に不良債権額が膨れ上がるわけですから怖いですねぇ。
実を言うと、構想段階での「赤い嵐オンライン現代版」では、
何故、石油や穀物の「取引」が「投機」になる現象が起きるのか、
先物取引や証拠金取引などを入れて、実感して貰おうかとも考えた事もあったのですが、
ゲームが複雑になりそうだったので、導入を見送った事もありました(笑)。
まあ、その分、金融要素が未消化のまま、ゲーム内に残ってしまいましたが・・・・
いっその事、金融だけを分離して、1つのゲームにしましょうかねえ?
> 事の本質からすれば「いくら(現時点では75兆円)投入する」と発表するよりは、
> 住宅ローン制度の見直しと市場に出ているサブプライムを含んだ証券化商品からサブプライムローン分を分離したほうがよっぽど市場に対するメッセージにもなれば、
> 投入金額も少なくて済むはずなんですけどね・・・。
> 不良資産の切り離しといっても、不良債権化した証券化商品を丸ごと切り離すのかなぁ・・・。
私もよくは分かりませんが、商品ごと切り離すんじゃないですかねえ?
サブプライムだけ分離するのも難しいでしょうし、
仮に分離してそれを処理しても、既に事態はその外にまで飛び火してるでしょうから。
だからこそ、日本の国家予算に匹敵する「75兆円」という金額なのだと思います。
それに市場とは、「実態+期待」で出来ているモノでしょうから、
地道にチビチビと処理するより、投入額をドカンと決めた方が、効果があると考えたんでしょうね。 |
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