| > > う〜ん、何だか話が噛み合ってない気が・・・・
> どういう意味(どの点で)で「噛み合っていない」おっしゃっているのかわからないので、
> 「噛み合ってない」についてのコメントは控えます。
結局は、これ↓なんだと思います。
> つまり『「先を見ていない」と言い切れるかどうか?』というのが、まずもって私の論点です。
別に私も、「先を見ていない」というの部分に賛同している訳ではないので。
ルーキウスさんと同意見だった所は、「早いに越した事はない」と言う部分だったで、
私から西郷さんへのレスとしては、それを軸に書いていたつもりなのですが、
西郷さんからのレスは、どうも「先を見ていない」が中心に置かれているように思え、
整理と確認とを兼ねて、ああ書いてみた次第です。
「何だか話が噛み合ってないなあ」と書いたのは、その辺の事ですね。
> > 1.そのまま当初案が可決
> > 2.当初案を否決後、後日に修正案を可決
> > 3.当初案の決議を経ず、後日に修正案を決議
> > 4.当初案も修正案も決議を経ず、現状案(資本注入案)を決議
> 現実は、(1〜4のどの選択肢をとったとしても)EU主要国と米国による金融機関への資本注入が発表された段階で市場が一時反発したわけですから、
> そこに至る過程としては、1〜4のどれでも大差なかったのかもしれません。
ぶっちゃけて言ってしまえば、私もそこまで差はなかっただろうとは思ってはいます。
しかし市場とは、何処でどう反応するか解りませんからねえ。
あの時はちょうど、日一日と急落している時期でしたし、
どうせ同じ通すのであれば、一日でも早い方が効果的だったでしょうし、
否決させて不安要素を増やすなど、市場対策としては大いなる失敗だと感じていただけですね。
> 昨秋は無理でも今春位ならまだしも、今秋時の3,4日間程度の差は早さの面ではたいした違いではないと思います。
まあ何事に関しても、危機への対策として最良なのは、
危機が起きる前に、予防的に対処する事であるのは確かですね(笑)。
それに比べれば、「3〜4日」は大した事無いかも知れません。
しかし、その「3〜4日」という物差しが何で生まれたかと言えば、「否決」です。
そのまま当初案を可決か、3〜4日後に修正案を可決かでは、
後者は前者に比べ、その通り数日分の遅れのダメージしかなかったんでしょうけれど、
「否決」という議会の対応は、国家の介入が必要不可欠と考えられる状況下で、
「アメリカ政府は本当に対応するのか?」という疑心暗鬼を市場に与えたのは大きかったと思います。
> 今秋において、金融危機対策として市場から求められたのは、米国とEU主要国の金融機関への資本注入策発表までの早さではないでしょうか?
ただ、その後はアメリカとEUの評価は分かれてますね。
(突如の)即断即決で評価されているイギリス首相のブラウンに対して、
その後のアメリカの対応は・・・・
まあ確かに、選挙を数週間後に控えるという状況下では、
政権もレームダックですし、議員は自身の当落に必死でしょうし、国是や党是もあったりして、
思い切った対応を取るのが、いろいろと難しいのは分かるんですが、
市場からすれば結局、「ちゃんと対応をしてくれるのか否か」が全てでしょうからねえ。
金融機関の救済にしても、大手への支援は比較的容易に判断できても、
数千ある中小の金融機関に関しては、これから取捨選択を迫られるでしょうし、
選挙が終わってからも、アメリカはいろいろと大変でしょうね。
あと選挙と言えば、日本の方はどうなるんでしょうかねえ?
選挙予想大会用のプログラムは、もう出来てるんですが、
なかなか解散にならないモノで(笑)。
来月末という噂がある一方で、年明けの可能性も高まってますし。
|
|