▽ 2008/10/31 (金) 19:37:49 ▽ tristar |
| ▼ 徳翁導誉管理人様
> 石炭を液化するにもコスト
コストを含めても、石油が50ドル/バレル程度なら競争力があるって話です。
> まあ逆に、石炭や天然ガスも液化して同じ土俵で比べるのでしたら、(単位熱量とかもありますけど)
単位熱量にしても、利用に掛かるコストの問題なので行き着くところはだいたい同じですね。
代替の利かない用途の方が少ないですから。
> 何故、石油は「80ドル/バレル」で、石炭が「200ドル/トン」での計算なんでしょうか?
一応最近の価格のつもりでした。(石油はもう下がりましたし、石炭は直近の情報を持ってないので、適当ですが)
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-30498920080226
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-31165920080404
調べなおしたら、全然下がってますね。
http://www.advfn.com/quote_Dow-Jones-US-Coal-Index_DOWI_DJUSCL.html
> 「石油1バレル」と「石炭1トン」って、だいたい同じような価格で推移しませんか?
石油の乱高下に対して、遅れ気味に石炭価格が動き出したような印象を持っていたのですが、連動してると言って良さそうでしたね。
> このグラフ↓を見る限り、石炭の方が安いみたいですが?
それは試算方法が違うのか、僕の資料が違ったのかも知れません。
> > 南関東ガス田
> 「調達先に困れば」とかだと、もう別の話になってませんか?
話の整理が下手で申し訳ない。
> 現実問題として、石油よりコストが安くなる可能性はあると思いますか?
> 石油の「優越的な地位」をひっくり返すほど続くとは思えません。
「原油供給逼迫が発生すれば」との注釈を付けないと、安くならないでしょうね。
原油価格が上がれば代替エネルギーの利用が進む。
産油国は価格維持に励むでしょうが、現実には価格は下落傾向、と考えます。
どちらのシナリオにしても、長期的なエネルギー不足が現実に発生するとは思えません。(ごっちゃに話してたから分かり難かったですね)
ゲーム的には、産油国の抱えるリスクが少な過ぎるように思えます。
> 何故、大豆価格の話に?
具体的なデータを持っていなかったので、大豆の生産量が下がったのなら供給が逼迫して価格が上昇ているだろうと考えて持って来ました。
話が飛んで申し訳ない。
> シェアと言いますか、単位面積当たりの収穫量が違うんですよ。
> かと言って、これが「農業開発力の向上か?」と問われると・・・・
農業従事者は儲かる物を作るだけの話ですからねぇ。
ただ、作付面積のみを農業開発力と取ると言うのも変な話に思えます。
ゲーム的にどれを農業値と考えるなら、生産量と考えるのが一番近いのでは。
現実には「神の見えざる手」が働いて、高い物より安い物の消費が増えますし。、
> タダでは新技術の習得も出来ませんよ。
先進度の向上とは、農業従事者にも教育(技術の習得)、医療(労働効率の上昇)水準があがって、機械化や新品種導入等を行う(から、要求物資が増える)と思っているのですが。
先進度の向上にはコストを払っていますし。
> WTOでの話をしていたのではないのですか?
増産余力の話です。
> しかし、そうした過去の経緯が、これからの未来を保証する訳ではないですからねえ。
それは同意しますが、農業も「急には増やせない」のでなく、ある程度フレキシブルな対応力を持っていた、長期的にも安価に増産する余力も十分に存在した、事の説明にはなると思います。
農業環境が厳しくなる要因が存在するわけでもないと。
>ここ最近のことは、「特殊なケース」ではなかったのですか?
特殊なケースによる下落の幅はダウ平均株価から見て50%、商品相場を考えても70%。
下落率90%を越えているのでは「特殊なケース」を明らかに越えています。
> まあ、エタノール会社の株価とか、間接的な
> アメリカでは既に、ガソリンは「E10」の方向でかなり進んで
消費者は高いE10より、安いガソリンを買うのが普通です。
エタノールとガソリンの価格差が開けば、議会は何時までも補助金を垂れ流しにさせるとは思えません。
アメリカのバイオエタノールは、投入したエネルギーに1対して、採れるエネルギーは1.34程度とアメリカ農務省も認めていますし、もっと悪いとの試算もあります。
E10による需要も存在し続けない、と市場が見ているから、エタノール会社の株は暴落したと考えます。
この前小泉さんが宮古島でバイオエタノールの宣伝してたの見ると、日本に押し付けられる可能性を思わなくもないのですが(苦笑)
> 開発率の上昇に伴う費用増加という形で、ゲーム内でも表現できていると思います。
> ゲームでの話をしていたのではないのですか?
>> 重慶で、農地開墾を行います(農業:10808→11490/金銭消費:20000億ドル)
>生産量を6%上げるって、物凄く大変なことだと思いますが?
全ての国家が国家予算を全て注ぎ込んでも、世界需要を満たせないバランスはリアリティに欠けると思えます。
現在の世界の食料品貿易総額が3500億ドル弱(うちコーヒーが800億ドルでトップシェアだとか)ですから。
>更には地力の維持も、通常の農耕地よりも大変ですからねえ。
>肥料にしても、生産には限度がありますし。
>また、「金と手間を掛ければ開発できる」というのも、
今でも、先進国が農業補助金を止めれば、途上国の不適な土地での農業でも競争力を持てるって話もあるくらいです。
金と手間を掛けるにしても、兆単位の話では無いと思いますが、具体的なデータは持ってません。
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