| > >「人口が増えすぎる」「食料が足りない」「燃料が足りない」
> >こららの事は、実際に私たちが生きている世界で既に現れている問題であり、
> >それはこれからも、更に加速していく事でしょう。
> >21世紀に訪れるであろう「物資不足」
> 僕が感じるのは、これに対する根本的な疑問です。
これは、現実世界での話ですか?
それとも、ゲーム世界での話ですか?
現実世界の話だとしたら、採算ベースでの話ですか?
それとも、絶対量での話ですか?
> > 得するのに売らなくても、損するのに売っても良いですので、
> > 「通常」ではそうであっても、「非常」ではそうでない事も有るとなれば、
> > それは即ち、「不可分」の関係ではなく「連動」の関係であると。
> これは政治リスクで、絶対的供給量のリスクではないと。
> それもオイルショックの頃、エネルギーが世界貿易の主要な部分を占めていた時代ならこれで済みましたが、今はエネルギーと一次産品全て含めても半分に満たない世界です。
> その点でのリスクも、これからは減少傾向でしょう。
???
え〜と、申し訳ないんですけど、
既に何処を論点とされているのか、こちらには分からなくなりました・・・・
すみませんが、根本的には「何が論点か」をまとめていただければ有り難いです。
> > 海水の淡水化などもありますが、それも「どれだけ金が掛かるの?」という話です。
> http://www.jaif.or.jp/ja/news/2006/desalination_report.pdf
> 海水の淡水化ってこんなに進んだのですか。これからもコストは下がるでしょうしねぇ。
海水の淡水化は結構進んでいますよ。
しかし、多段蒸発式にしても、逆浸透膜式にしても、
それには必ずエネルギーが必要となる為、コストを下げるにも限界があり、
川や湖などから引く普通の淡水に比べれば、どうしても割高になります。
実際、現段階で海水の淡水化を利用している国って、
シンガポールや中東産油国など、資金はあるけど水は乏しいって国に限られてますし、
そもそも、海水を淡水化しなければならない状況自体が、水不足の深刻さを現しているのでは?
> これから急激に水不足量が増える事を示す情報は無い
現状で利用可能な淡水って、
日本人レベルで使えば80億人分、アメリカ人レベルで使えば40億人分と聞いた事があるのですが?
人口が増えれば、水の消費量が増えるのは当然として、
それ以上に大きいのは、生活レベル向上による水消費量の増加です。
ここ半世紀で、世界の人口は2倍に増えましたが、水の消費量は3倍に増えていたはずです。
> それぞれは深刻で危険な問題なのでしょうが、地球規模見れば局地的な問題であり、農業に対する大きなリスクとは思えません。
「地球規模で見れば」と言われても、
水は偏在している上、雨期で一気に流れる水もある訳で、
水資源賦存量の全てを、上手く有効に分配できる訳ではありません。
アメリカ中部の大穀倉地帯では、オガララ帯水層の化石水に頼ってますが、
既に推定埋蔵量4兆トンの半分以上を使ってしまい、
地域によっては、既に水が枯れてしまった所さえ出てきています。
そもそも乾燥地帯であった中国北部やオーストラリアでも、水不足は深刻化してきてますし、
アラル海やチャド湖なども、過度な利水で干上がってきています。
例えば、熱帯雨林地帯には淡水が豊富にあるとは言っても、
そうした水不足の土地を潤せる訳ではないですので。
> 下のレポートにもありますが、アフリカ北岸〜南東岸、中近東、南アジアの話ですから、貧困とセットで語られるべき問題でしょう。
んん、ちょっと意味が分からないのですが、
貧困問題がある地域だから、水不足の問題ではなく貧困問題だという事でしょうか?
貧困とセットで語るのは良いとして、
そうした貧困地帯で、通常よりも経費の掛かる淡水化が必要だという時点で、
単純に「水が不足している」とは言えないのでしょうか?
それに、水不足はスペインや韓国でも起きている問題ですし、
日本で言えば、福岡市などは既に海水淡水化で水の不足を補っているはずです。
また、「水不足=貧困」という事であれば、四国は貧困地帯なのでしょうか?
本州より水道パイプラインを引けば解決するだろうから、貧困問題だという理由で。
> > 今度は金融バブルの穴を、環境エネルギーバブルで
> 市場規模が小さ過ぎると思います。アメリカの全てのガソリンをE10にしたところで、年間4億バレル弱ですからねぇ。
環境エネルギーとは別に、バイオ燃料だけの話ではありませんよ。
> バブルはバブルと言うだけあって、実態の無い・見えない物が牽引する物ですから、明らかに見通しの立つエネルギーは不向きに見えます。
住宅ローンとは、実体の見えない存在なのでしょうか?
> > では逆に、何故そこまで上がったのでしょうか?
> イメージの問題でしょう
では、そうしたイメージが生まれた根元とは?
> > > 本当に食料が足りない/足りなくなるなら、こんな無駄だと分かった事に使っていられないと思うんですよねぇ。
> > 国レベルの話と、世界レベルの話とを、ゴッチャにされてませんか?
ちょっと何処の国の事だったか忘れましたが、
とあるアフリカの国で、今までは隣国の余った穀物を安く買っていたものの、
その隣国の政策が変わり、余った穀物を用いて肉牛飼育を始めた為、
その国への穀物輸出が止まり、食糧危機が発生するようになった際に、
FAOの報告では確か、それを「貧困の問題」と片付けていたんですよねえ・・・・
育てた牛肉は誰かの口に入ってる訳で、捨てている訳ではないんですし、
私の感覚だと、これは「食糧不足」だと思うんですけどね。
そして、肉牛飼育を始めたその隣国からすれば、
牛肉販売で今まで以上の利益が出るなら、他国で食糧危機が起きようと関係ない訳で、
牛肉がバイオ燃料に変わっても、それは同じ事だと思います。
> 「21世紀に訪れるであろう「物資不足」」の定義が分かってないのですが、
> 1.最も収入の無い人々を飢餓が襲う
> 2.世界的に食料価格が上がって、日本人のエンゲル係数もちょっと上がって、生活が厳しいとぼやく
> 3.一部の農業国以外は生存が困難なレベルの不足
> 1はこれからも継続してしまうとは思いますが、3はもちろん2も起こらないと思って発言しています。
その場合分けですと、私の話は1の人口が増え、2も起こり得るって感じですかねえ?
また3ほど極端な所までには至らずとも、それに近いケースも皆無ではないと。
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