| > 赤い嵐の現実版で、アメリカは輸出できるほどの石油産出量を誇っていますが、これっておかしくないですか?
> 確か、アメリカは世界一の石油輸入国だったと思うのですが
実はアメリカって、サウジアラビア・ロシアに次ぐ世界3位の産油国なんですよ。
では何故、そんなアメリカが石油輸入大国なのかと言えば、
アメリカ人が、石油を馬鹿みたいに消費しているから・・・・
欧州の先進国と比べても、1人あたりで2倍以上も消費している上に、
しかも、そんな高消費の人口が3億人を越えているんですからねえ。
全世界で消費される4分の1の石油を1国だけで消費していれば、
世界3位の産油国だと言っても、とても追い付かないという訳です。
私としても、どうにか現実の数値に近付くよう、
ゲーム内の数式を、いろいろと工夫はしているんですが、
このようなアメリカ人の異常な消費量には、とても対処しきれないんですよ・・・・
かと言って、「アメリカ人補正」みたいなモノを用いては、
現実の数値には近付いても、今度はゲームの主旨から外れますからねえ。
あのゲームで扱う年月は、だいたい半世紀ほどですが、
それだけ時間が経過すれば、国民の思考が変わる事だって普通に有り得ますので。
まあ、ゲーム内のアメリカ人は、「省エネ」を覚えたとでも脳内変換して下さい(笑)。
それに現実の世界ですと、国内での油田開発を強行に反対する環境保護団体の存在や、
安全保障の面から、平時には自国の油田を温存しておこうとする戦略とかも有りますからねえ。
あのゲームのシステムでは、全ての国で国家元首による独裁が行われているようなモノなので、
その辺の事情も、やはり違いが出てきますよね。
ただ、現在の世界情勢や、オバマ新大統領の演説などを聞いていますと、
ひょっとしたら、アメリカ国内の油田開発に関しては、多少の方向転換はあるかも?
そうそう、オバマ大統領と言えば、
黒人大統領の誕生は、世界史的にも歴史的な1ページですので、
私も先日の就任演説を生放送で見ていたんですが、
挨拶をし終え、本題の演説部分に入っていきなり、
「これまで44人のアメリカ人が大統領宣誓を行った」と言ったので、
正直、「えっ!?」と驚いてしまいました。
まあ確かに、オバマは第44代のアメリカ大統領であり、
直前に行った宣誓ので、自分も含めて44人って事だったんでしょうけど、
普通はそこに、たった今、宣誓したばかりの自分は数に入れませんよね。
とは言え、まだその辺の事は良いにしても、
第22代と第24代の大統領って、同一人物なんですよねえ・・・・
第22代大統領のクリーブランドは、二期目を目指した現職時に落選し、
その次の大統領選挙で一期置く形で再選し、第24代大統領となってますので。
つまり、例えオバマ自身を含めても、今までにアメリカ大統領は43人と。
いや、でも、ひょっとしたら融和を唱えるオバマは、
南部連合で唯一の大統領だったデービスも込みで、44人と言っているのか!?
黒人でありながら、敢えて南部連合さえ正統なアメリカであると認め、
そのバランスを取る為に、北軍大統領のリンカーンをあそこまで持ち上げていると。
って、まず間違えなく、単なるミスなんでしょうけどね(笑)。
それにしても、これだけ世界が注目している演説の冒頭で、普通に間違えがあるとはと・・・・
その辺が、アメリカらしいと言えばらしいのかな?
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