| > > クラスター爆弾が規制されたのは記憶に新しいと思います。
> > 威力に関しては報道で良く成されていたので皆さんご存知でしょう。
> え〜と、クラスター爆弾というのは、
> 広範囲をカバーできる替わりに、威力の方は比較的に低いのですが・・・・
あ、ダウトです。
少なくとも、自衛隊が導入していたクラスター弾は全て対装甲・対兵員の両方の用途を兼ねています。
自衛隊で導入していた子弾がM77成形炸薬弾頭だからですね。
> 民兵や歩兵相手なら有効でも、軍事力を削るような兵器ではないかと。
> 逆に言えば、例に挙がっていた国々への使用に適した兵器と言えるのかも?
非装甲兵力が主力、つまり先進度の低い軍に対しては旧式のクラスター弾でも軍事力を削るだけの威力を誇るかと存じます。
> 日本が先の制限条約への署名を躊躇していた際には、条約を押し進めた欧州諸国から、
> 「自衛隊を破って上陸するような軍隊に、クラスターが効く訳ないだろ」と説得されましたし。
…必ずしも、上陸に際して海上自衛隊を破る必要が無いからこそ必要であると主張されてた訳ですけどねぇ…。
TK-Xが間に合えば(2010年)、そして防衛に必要なだけの定数を財務省の予算が許せば(現在の定数は600台。冷戦時1000台であった事を追記)、
陸上自衛隊のMLRSの代替弾頭が間に合えば(当時、MLRSはクラスター弾のみ保持)、航空自衛隊の代替兵器が間に合えば(当時、代替兵器の選定中だった)
別に条約を躊躇する必要は無かった筈なのですよ。
福田元総理が条約署名を強行したのは、彼の推定する戦略構想が『通常戦闘は起こらず、弾道弾のみを考えれば良い』みたいな極度のMD重視の戦略だった訳ですから。
そりゃ、『起きない想定』で『必要ではない』と判断されれば署名になるでしょうねぇ…。
加えてマスコミも二度目の反クラスターキャンペーンを張って、世論が誘導されてた背景も否定はできないと思いますです。
> > 核兵器による先進度低下が即座に軍事に表れている事に不満を持っていたみたいです。
> でも空軍って、インフラの破壊で即影響が出ませんか?
先進度の高い軍はインフラの破壊の影響が顕著に出やすいんですよねぇ…。
だからこそ、イスラエルが幾ら封鎖しても先進度の低い軍(ハマス)に影響が出にくい訳で…。
…そんなもんですかねぇ…。
> > 軍事力は輸入によっても作り上げる事が出来ます。
> > 軍事力における先進度は盟主と自国の
> > どちらか高い方(或いは、盟主が高い場合のみ平均値)を取ると言うのは如何でしょう?
> その辺は、部隊増設の資金を融通する事で、間接的に表現できます。
> コマンドや数値を増やしたり、システムを複雑化したりは、
> ゲーム自体を煩雑化させるだけですしね。
確かに、バランスの兼ね合いで必須のシステムではありませんね。
> とは言え、軍の維持費同様、実際よりも高めに設定してある事は否定しません。
> まあそれは、安易に戦争を起こさせない為の、ゲーム的な事情があったりします。
ゲーム的事情ならば仕方ないですね。 |
|