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[11304] 小泉ジュニアの話とか返信 削除
2009/5/27 (水) 23:20:10 徳翁導誉

こちらの話題の方がサブになっているので、こっちを分けます。
http://f25.aaa.livedoor.jp/~douyo/kjbn/kjbn.cgi?tree=r11212

> 世襲に関してはどうでもいいの一言ですが・・・
> 小泉ジュニアは気になりますね〜。
> まぁ公認得られなくても勝つんでしょうが。

まあ小泉進次郎は、自民公認なしで無所属から出ても、
まず間違えなく、当選できるでしょうけどね。
何たって、引き継ぐ地盤がこれ↓ですので。

前回の郵政選挙での圧勝順位(2位候補との得票差)
1位 3.86倍 小泉純一郎(自民:神奈川11区)
2位 3.73倍 安倍晋三(自民:山口4区)
3位 3.24倍 加藤紘一(自民:山形3区)
4位 2.79倍 小渕優子(自民:群馬5区)
5位 2.77倍 大野功統(自民:香川3区)
6位 2.70倍 二階俊博(自民:和歌山3区)
7位 2.60倍 小沢一郎(民主:岩手4区)
8位 2.40倍 平沢勝栄(自民:東京17区)
9位 2.36倍 渡辺喜美(自民:栃木3区)
10位 2.33倍 高村正彦(自民:山口1区)

代替わりにより、無党派層からの得票は幾らか減るでしょうけど、
それでも当選は鉄板と考えて良いかと(例え自民党の公認が得られずとも)。
まあ、もしも本当に自民党が小泉Jr.を公認しなかったとしても、
その選挙区に自民党の候補を立てる事もないでしょうし、
当選した後に自民党へ・・・というコースが予想されてますからねえ。
だからこそ、自民党が民主党と同じく「無所属当選後の入党も禁止」とすれば、
これは本当に面白くなって来るんですけどね。
無所属議員のままでは、世襲させる意味がほとんどありませんから。

ちなみに民主党は、同選挙区に横粂とか言う候補を立てるのだとか。
私は見た事ないんですが、フジテレビの「あいのり」に出ていたそうなので、
ひょっとしたら、見ていた人は知ってるかも?
まあ「小泉鉄板区=民主党捨て区」なので、ぶっちゃけ誰でも良いんでしょうけど、
テレビへの出演経験があるイロモノ候補とは言え、小泉Jr.と同い年で、
「総理の息子&関東学院大留年&プータロー」vs「トラック運転手の息子&東大卒&弁護士」
という経歴の対比は、選挙の当落は別にして、ちょっと面白いですね(笑)。
ダブル・スコアまで離されなければ、ある意味では民主党の勝利と言えるかも?
と言うか、神奈川が属する南関東ブロックは、小選挙区34、比例代表22なので、
ダブル・スコアにならない程に民主党が圧勝する流れですと、
ひょっとしたらひょっとして、比例復活の可能性も無くは無いかも?
小選挙区で3分の2、比例区で半分取れば、南関東では全員当選となりますから。
そう言った意味では、小泉Jr.の当選は既定路線とは言え、注目区の1つになるかも?

あと、個人的に注目しているのは、北海道ブロックですかねえ?
北海道って旧社会党が強い地域だったので、そもそも自民党は弱いのですが、
今回はひょっとすると、民主党全勝&自民党全敗が見られるかも知れません。
もしそうなると、比例復活で救われる自民党候補は2名といった所でしょうから、
町村信孝・中川昭一・武部勤の3名による、熾烈な蹴落とし合いが見られます(笑)。
実はこの3人って当落線上なんですよ。
そんな中、1年ほど前なら彼ら以上に当選が厳しいと予想されていた与謝野馨は、
その後の総裁選出馬、そして現在の3大臣職の兼務(財務・金融・経済財政)により、
比例復活できるかどうか所か、一躍、小選挙区での当選が有力視されるようになりましたね。

> 新党でも作らないかなぁw
小泉で新党というのは、やはりどう考えても無理ですよ。
何よりも、小泉は金を持ってないですから。
泡沫政党を作るだけならまだしも、それなりの政党を作ろうと思えば、
それこそ、滅茶苦茶に金が掛かりますからねえ。
西松問題の時に、小沢の蓄財がいろいろ言われましたが、
ぶっちゃけた話、金丸の件を考えても、あれは恐らく新党設立用の資金だと思います。


> > 元々の話題である資料廃棄に関してですが、
> > 官庁の資料廃棄については、自民党と民主党の協議がまとまり、
> > 今国会にでも、首相の最終許可が必要になりそうですね。

> 万が一(というほど低い確率ではないでしょうが)政権交代が起これば、
> あとでブーメランとなって民主党に帰ってくるかもw(最終許可の件)

なぜ、ここで民主党がどうのという話に?
責任の所在が明確となり、その責任者が国民の代表たる首相となれば、
利益を得る・・・と言うか、今までほど損害を受けなくなるのは国家と国民です。
国家と国民の利益に対して、自民だの民主だのと言った政党に何の意味が?

> 未だに(なぜか)人気のある(?)元首相の後継者ですから自民党もむげにはできないでしょうから、
> 何らかの解決策が示されるとは思いますが。

いや、小泉にそこまでの力は・・・・
もともと、党内での政治力も、財力もなく、
国民の支持率&それで得たチルドレンだけが後ろ盾なので、
給付金の件で造反した時に、同調者が1人しか居なかった現状では、
もうほとんど力はないですよ。
却って小泉Jr.を「世襲の象徴」に仕立てる事で、自民党は劇場を演出する手もあると思います。
前回の郵政選挙とでは、小泉の立場が逆になる訳ですね。
まあ実際問題として、そう言った思い切った手を自民党が打てるとは思いませんけど。

> > 「信長の野望オンライン」にしても、「信長の野望インターネット」の発展系ではないですし、
> > 「太閤立志伝」もそうですが、「維新の嵐」のオンライン版なども面白いと思うんですけど。

> 私はやったこと無いので分かりませんが、たぶんSLG系のほうが確実に黒い展開になるでしょうから、
> 黒い展開の少ないRPGが人気かなと勝手に思っています。

「信長の野望インターネット」で同盟を組み、機を見て裏切ったら、
他のプレイヤーからも総叩きにあった・・・なんてレビューを、
以前に見た事がありますね、そう言えば(笑)。

> > 一方で、東南アジアの住居は高床で、床下で鶏や豚を飼ってましたので、
> > 硝石を格安で輸入できたという話らしいです。

> 東南アジアはそういう理由で硝石がとれるんですね。

あとは、コウモリが大量に住んでいる洞窟などからも、
硝石を採っていたという話ですね。

> 儲かっていたんでしょうか?商人もそうですが、家の持ち主とかは。
当時の日本から東南アジアって、片道で1ヶ月前後の航海が必要ですし、
それでも頻繁に貿易が行われていた事を考えれば、
商人はかなり儲かったでしょうねえ。
例えばルソンの壺なんて、1つが米300石相当で売れたなんて記録が残ってますし、
呂宋助左衛門などは、その壺を50個も輸入したらしいので、
単純計算で「1万5000石」の収益となり、もう大名クラスですよね(笑)。
あと持ち主とかの方はよく解らないですが、小遣い稼ぎ程度じゃないですかねえ?
硝石なんて家畜の糞で、ルソンの壺なんかただの民具ですし、
売る方も儲かって・・・となると、逆に商人はそこまで儲からなくなるでしょうから。

> > > 鉄も日本でもとれるはずですし。
> > あっ、すみません。書き間違えですね。
> > 「鉄」ではなく、「鉛」です。
> > 主要産地であるタイ(シャム)から鉛を輸入し、
> > 日本で弾丸に鋳造したから、それをまたタイに売る事もあったのだとか。
> > 亀井茲矩がタイから鉛を大量に買い付け、それを家康に献上したという話も残ってますね。

> 昔から加工貿易ってあったんですねえ。
> にしても、鉛がとれないのは知りませんでした。勉強になりました。

いや、鉛は日本でも採れますよ。
ただ単に、掘るより輸入した方が安上がりだっただけかと。

> > 箱庭をやるなら、「馴れ合いもOK」という前提でゲームを作った方が良いでしょうね。
> > 例えば、戦争要素とは切り離せない戦国時代などではなく、
> > 江戸のような泰平の時代を選び、プレイヤーは大名となって藩を豊かにするって感じで。

> 江戸時代ですか。
> 個人的にはおなじ系統?になるのかは分かりませんが、
> トロピコとかが開発系だったら好きです。
> あのノリで江戸時代をやったら面白いかな?

考える上で、トロピコとかカタンなども一応参考にしてますよ。
ディプロマシーがWW2オンラインになっちゃうので、
そのままの形でって事にはならないでしょうけれども(笑)。

> > > > 秀吉が日本統一した所からゲームが始まり、世界を切り取りに行く「秀吉の野望」や、
> > > GETEN3って確かこんな感じのゲームでしたよね?

> > GETENやEUと言うよりは、信長の野望の世界版と言った方が近いかな?
> > どうせ仮想歴史を楽しむなら、もっと脳汁が湧くような演出が欲しいんですよ(笑)。

> 管理人様は人物中心のゲームがということですね。
> 最近私は洋ゲーが多いというか、あまり人物中心の国内の物をやらないので、
> 多少実感のわかないところではあります。最近やったのはランペルールとかです。

そうですね、誤解を恐れず言ってしまえば、
組織運営ゲームではなく、群像劇のキャラゲーって感じでしょうか?

> > あと、講演会などはあまり行かないですね。
> > 生の空気感は面白いですが、終わってみると話の内容をほとんど覚えてませんので(笑)。
> > 学校の授業をほとんど聞いて来なかった私には、講演とかはあまり向いていないのかも?

> 授業をあまり聞いていなかったとは意外です。
> まじめに聞いていそうなイメージがあったので

そうですか?
まあでも、最近の対応の仕方だと、そう見えるのかなあ?
ほとんど運営がメインになってしまって、
このサイトを始めた頃のように、
「書いてる文章の半分は冗談」って状況じゃなくなってしまいましたし。
まあ、真面目に対応しないと運営として機能しませんし、
ある程度の共同認識がないと冗談って通じ辛いので、控えている面もありますからねえ。

> 話はそれますが、今分割案の出ている厚労省は、何であんなもんを一つにしたんだろうか?
> 分野がまあ近いとはいえ、かなり違う面が大きいと思うんですが。

そうかあ・・・橋本行革による中央省庁再編も、もう10年以上前の事なんですよねえ。
当の橋本自身も、現在では既に鬼籍には入ってますし。
あの当時の日本は、バブル崩壊を引きずり続けていた状態で、
「日本を抜本から改革しなければならない」と、
橋本首相がぶち上げた改革の1つが、この中央省庁再編だったんです。
現在では「1府12省庁」ですが、省庁再編が行われるまで「1府22省庁」もあり、
官庁の代名詞とも言える「縦割り行政」が、大きな問題ともなっていたんです。
そこで省庁の統廃合を行う事で、行政のスリム化と効率化を図り、
強大すぎる大蔵省の分割と、弱すぎた首相権限の強化も同時に行おうとしたんです。

ですが、あれほど巨大な中央官庁を改革しようと言うのですから、
並大抵の人物では当然完遂する事が出来ず、結局この橋本行革も、
「どの省とどの省を統合するか」という話になってしまいました・・・・
「切れ者」と呼ばれた橋本は、行政改革の必要性は十分認識していたのでしょうけど、
切れると言って所詮は「カミソリ」でしたからねえ。
これだけの大事業をやるには、同じはモノでも「マサカリ」くらいでないと(笑)。
でも大蔵省の分割(財務省と金融庁)に関しては、よく出来たなあとは思います。
その一方で、結局は省庁の統合で終わってしまい、見た目の省庁数が減っただけで、
1人の大臣が担う分野が広がりすぎた面もあり、今回のような分割案が出たのかと。
そう言えば、そうしてやっとの事で分割させた財務省と金融庁の大臣職も、
麻生内閣では中川、そして与謝野と1人が兼務しちゃってますがね。
まあ大臣職の兼務だけに止めれば、そこまで悪い事ではないと個人的には思いますけど。
と言うか、厚労省の分割よりも先に、与謝野の3大臣職兼務を分割してやれよ、と(笑)。

> > > 一般的イメージとして清国海軍というと
> > > アヘン戦争のジャンク船から定遠・鎮遠の間の断絶があるわけで
> > > その間を埋めるのは貴重な営みと思います。

> > 以前、「中国で最も海軍が強かった時代は?」という話題で、
> > 「清朝末期ではないか?」という事になったのを思い出します。

> そろそろ、空母保有が進んできましたので変わりそうですね。
> 旧ソ連のを練習用に改装するのはもうそろそろ完了だったか、
> もう完了したかそんな感じでしたし。

中国も、インドも、国産空母を持とうとしてますね。
考えてみたら戦前の日本以来なのかな、アジアでは?
その内、空母の役割がどういったモノかも知らずに、
「日本も空母を持て」という意見が増えてくるんじゃないですかねえ?(笑)

> > まあ、中国史に興味を持つ人の中でも、
> > 中国の軍事史に興味を持つ人は少数派でしょうねえ。

> 私の場合は、軍事史がメインのやりたいことであって、
> 中国史の部分がメインじゃないですからw

それは解ってますよ(笑)。

> > 実際に私も、中国史と言えば主にそちらの知識の方が多いと思います。
> > って、そもそも私は、軍事の知識自体が乏しいですからねえ。
> > まあそれを言い出せば、歴史の方の所詮は趣味の範疇なのですが(笑)。

> いやー、趣味の範囲とはいえない知識量ですよ。
> たぶん、その人のやっている専門分野以外では、
> うちの史学科のゼミの面々と比べても勝っていると思います。

いや、それは買いかぶりだと思いますよ(笑)。
私なんて理系だったので、いわゆる「世界史未履修」組ですし。
って、あれが問題として表面化したのは何年前でしたっけ?


[11325] Re:小泉ジュニアの話とか返信 削除
2009/5/31 (日) 01:09:32 ラインフォード

ジュニアの話とかいろいろありますが、
確実に任期切れで解散となるわけで
これから日本の政治はどうなるんでしょうかね〜。


自民が良いとは言わないけど、民主に政権担当能力が
あるかといわれると、言葉に詰まらざるをえない・・・


[11327] Re2:小泉ジュニアの話とか返信 削除
2009/5/31 (日) 09:26:47

▼ ラインフォードさん
> ジュニアの話とかいろいろありますが、
> 確実に任期切れで解散となるわけで
> これから日本の政治はどうなるんでしょうかね〜。
>
>
> 自民が良いとは言わないけど、民主に政権担当能力が
> あるかといわれると、言葉に詰まらざるをえない・・・


第三勢力的な人が欲しいですね。
こんな雰囲気の時に、国家社会主義ドイツ労働党(ナチス)が
勢力を広げたんですかね?


[11328] Re3:小泉ジュニアの話とか返信 削除
2009/5/31 (日) 13:37:40 桂輝平

▼ 徳翁導誉さん
> > > まあ小泉進次郎は、自民公認なしで無所属から出ても、まず間違えなく、当選できるでしょうけどね。
> > > (中略)
> > > ちなみに民主党は、同選挙区に横粂とか言う候補を立てるのだとか。
> > > 私は見た事ないんですが、フジテレビの「あいのり」に出ていたそうなので、
> > > ひょっとしたら、見ていた人は知ってるかも?

これですね。 http://www.tvlife.jp/news/081119_12.php
そこそこ顔も良いので仮に小泉氏が無所属で出て、選挙前に特集とかされたりしたら
もしかしたらいい勝負になるんじゃないか…と思います。
私個人はこういうタレント議員って嫌いでしっかり議論が出来る人こそが政治家になるべきだと思うんですけどね。
いや、タレント議員で議論もしっかりこなせる人も中にはいますけれども。

> > > あと、個人的に注目しているのは、北海道ブロックですかねえ?
> > > 北海道って旧社会党が強い地域だったので、そもそも自民党は弱いのですが、
> > > 今回はひょっとすると、民主党全勝&自民党全敗が見られるかも知れません。

1区横道、2区三井、4区鉢呂、6区佐々木、7区仲野、8区金田、9区鳩山あたりの再選はほぼ確定でしょうね。
10区は小平が圧倒的"優勢"ですが"郵政"で割れた票を飯島がどこまで回収できるかによっては互角くらいになると思います。
3区、11区は五分五分、12区は自民有利。武部が小泉チルドレンの処遇をめぐって揉めれば応援が無くなり面白くなるかもしれません。
5区の町村ですが一応最大派閥の会長ですし、特別スキャンダルもあるわけでもないので苦戦はしても落ちる事は無いかと。

> > > そんな中、1年ほど前なら彼ら以上に当選が厳しいと予想されていた与謝野馨は、
> > > その後の総裁選出馬、そして現在の3大臣職の兼務(財務・金融・経済財政)により、
> > > 比例復活できるかどうか所か、一躍、小選挙区での当選が有力視されるようになりましたね。

実は前回の選挙で自分が一番注目していたのが静岡7区とこの選挙区です。
(あの世界経済共同体党の又吉氏が出てたから注目してた訳じゃないですよw)
静岡7区は郵政選挙の影響をもろに受けて分裂選挙になりましたが、
この選挙区も郵政民営化議論の影響をかなり受けていますよね。
当時民主党の主要論客であった海江田氏と小泉内閣&郵政問題でじわじわ知名度の上がっていた与謝野氏。
正直五分五分で前々回と同様海江田氏当選、与謝野氏がどこまで迫れるか…と思っていたら
全く逆の結果になって驚いた記憶があります。

> ▼ ラインフォードさん
> > 自民が良いとは言わないけど、民主に政権担当能力が
> > あるかといわれると、言葉に詰まらざるをえない・・・

民主もちゃんと議論が出来る人なら良いんですけどね…。
何かにつけて「陰謀だ」「我々の話を聞いてない」「全く答えになっていない」とか繰り返すばかりで
対案と言うものを出さない(出せない?)民主じゃねぇ…。
今回の党首選もサポーター投票と言う民主的な方法をあえて避けての代表選挙ですからねぇ。
正直民主党が持っている国民のイメージと実際の国民の意見には
かなり大きな隔たりがあると思いますよ。

はっきり言って今の日本国民は周辺との融和や"友愛"なんか求めていません。
今の日本国民が求めているのは安心安全安定のJapanブランドの復活ですよ。
治安的な意味でも工業製品的な意味でも食品的な意味でも各個人の生活的な意味でも。

▼ 臣さん
> 第三勢力的な人が欲しいですね。
> こんな雰囲気の時に、国家社会主義ドイツ労働党(ナチス)が
> 勢力を広げたんですかね?

今の日本の第三勢力と言うとどこになるんでしょうねぇ。
どちらにも就き得る蝙蝠的な意味での公明党か
どちらにも就かない共産党か…。

個人的には共産党を応援したい気もするんですよね。
外交面、教育面、歴史認識などでは自分の考え方とは真っ向から対立しますが、
労働問題に関しては共産党の考え方に賛同できます。
まぁそれも自分が労働者側の目線でしか物を見てないからであって
経営者側から見たら「共産党なんてとんでもない!」と思うのかもしれませんがw


[11335] 思いっきり選挙の話返信 削除
2009/5/31 (日) 22:11:30 徳翁導誉

> > > ジュニアの話とかいろいろありますが、
いや、「小泉ジュニアは気になりますね〜」と書かれたから、
返信したんじゃないですかぁ(笑)。

> > > 確実に任期切れで解散となるわけで
別に、任期切れが確実という訳ではないと思いますよ。
現首相の麻生もそうですが、日本には「サミットに出たい病」患者が多いですし、
国会の会期を2ヶ月延ばそうとしている事から鑑みて、
まず間違えなく、6〜7月の解散はないでしょうけれど、
9月の任期満了まで延ばすと、自民党総裁選を迎えてしまう為、
成就するかは別として、合法的に麻生降ろしを行おうという機運は必ず出てきます。
そう考えると、任期満了直前の8月解散は結構可能性がありますよ。

あと細かい事を言うと、
任期が切れる前に行うから「解散」なのであって、
任期が切れたら、それは「満了」であって解散ではありません。
ですので、「任期切れで解散」というのは、言葉的に有り得ませんね。
まあ、選挙を最大限に遅らせる奥の手として、
任期満了を迎える最後の日に解散し・・・というのも有りますが、
それを正確には、任期切れとは言わないでしょうし。

> 私個人はこういうタレント議員って嫌いでしっかり議論が出来る人こそが政治家になるべきだと思うんですけどね。
「あいのり」って確か、視聴者参加型の番組だったので、
それに出ていた素人が、タレント候補として分類されるのかどうか?
って、まあ別にどっちでも良いんですけどね(笑)。
私自身は、その人の顔写真すら見たことありませんし。
あと政治家に必要な能力って、議論する力も重要ですけど、
それ以上に、政策立案能力とその実行力や運営力こそ重要なのでは?
まあ野党議員であれば、後者よりも前者の方が現実的に有用かも知れませんが。

> いや、タレント議員で議論もしっかりこなせる人も中にはいますけれども。
一方でちゃんと、千葉県知事の森田みたいなのも居ますけどね(笑)。
東京からも、埼玉からも、追い出されてしまった森田を拾ってくれるなんて、
千葉県民は何と心が広いことか(笑)。
リニア構想なんて千葉県単位で見れば、メリットよりデメリットが遙かに大きいですし、
国民全体の公共の福祉に対して、自己犠牲の精神が備わっているのかな?


> 10区は小平が圧倒的"優勢"ですが"郵政"で割れた票を飯島がどこまで回収できるかによっては互角くらいになると思います。
う〜ん、互角というのは難しいんじゃないですかねえ?
小平は小選挙区制が導入されてから、4回の選挙を全て小選挙区で当選してますので、
前回の郵政選挙の票を見て、造反候補と刺客候補の票数を足せば・・・とはならないと思います。
旧民社党の2世として農家も労組も押さえ、風が与党に吹かないとなれば、
小平が圧勝するのでは?と私は考えています。

> 3区、11区は五分五分、12区は自民有利。武部が小泉チルドレンの処遇をめぐって揉めれば応援が無くなり面白くなるかもしれません。
> 5区の町村ですが一応最大派閥の会長ですし、特別スキャンダルもあるわけでもないので苦戦はしても落ちる事は無いかと。

まあ何だかんだ言って、町村や中川、武部などは、その辺の自民党議員とは違いますからねえ。
とは言え、彼らも「選挙に強い」と言う訳ではないですし、
政権交代という風が吹きそうな今度の総選挙では、まさに五分五分だと思いますよ。
北海道限定で言えば、民主党が鈴木宗男と連携したのは、やはり影響力大かと。
北海道比例区の得票数だけで見れば、新党大地は公明党や共産党より強いですからねえ。
あと、これは北海道に限った事ではないですが、
共産党が全選挙区擁立の方針を改めたのも、民主党にとっては追い風だと思います。
小選挙区で死票となっていた多くが、恐らく民主党へ流れるでしょうし。
それと、新代表の鳩山が北海道9区ですから、北海道の民主党候補が、
「民主党に政権を!北海道から総理を!!」と訴えれば、多少のプラス効果はあるかと。

そんな中、小選挙区当選の可能性が最も高いのは、おっしゃる通り町村だと思います。
やはり、千歳や恵庭の自衛隊票があるは大きいですよ。
仮に選挙区で落ちても、惜敗率で競われる比例復活では断然有利ですし、
町村が落ちるという事は、多分ないでしょうね。
逆に言えば、民主党が北海道全勝を目指すなら、最後の牙城はこの5区・町村だと思います。

> 実は前回の選挙で自分が一番注目していたのが静岡7区とこの選挙区です。
> (あの世界経済共同体党の又吉氏が出てたから注目してた訳じゃないですよw)

「腹を切って死ぬべき」と言ってもOKな所が、ある意味で選挙の良さですよね(笑)。
公共の電波で、電波ユンユンな意見を拝聴する事も出来ますし。
って、それが許されるのも、金を持ってる電波に限られるんですが・・・・
政権交代が起きて、供託金の額が下げられるようになれば、電波率も高まるのかなあ?
でもまあ、それもまた良しなんですけどね。
欧米諸国では無料や、高くても5〜10万円で選挙に出られるのに、
日本では、300万円だ、600万円だと掛かりますからねえ。
こんな被選挙権は、全く法の下の平等に則していませんよ。

> 静岡7区は郵政選挙の影響をもろに受けて分裂選挙になりましたが、
> この選挙区も郵政民営化議論の影響をかなり受けていますよね。

前回の選挙で、静岡7区は熱かったですよねえ。
現職の片山に、惜敗した城内、そしてNHKアナの斉木を擁立した民主と、
今回の選挙でも、きっとあそこは激戦になると思いますよ。
城内は今回も無所属での出馬なのかなあ?
それは平沼が新党を作るか否かに掛かってるんでしょうけど、
自民・片山や民主・斉木と異なり、どのみち比例復活が望めないのがキツいなあ・・・・
城内が議員復帰を目指すなら、小選挙区での当選しか道はないですし。
ついでに平沼ラインで言えば、小泉龍司とかどうするんですかねえ?

> 当時民主党の主要論客であった海江田氏と小泉内閣&郵政問題でじわじわ知名度の上がっていた与謝野氏。
> 正直五分五分で前々回と同様海江田氏当選、与謝野氏がどこまで迫れるか…と思っていたら
> 全く逆の結果になって驚いた記憶があります。

そうですか?
個人的には東京1区の結果は予想通りでしたね。
あそこは「1区現象」のまさに象徴的な選挙区ですし、
候補者のタマとしては、自民も民主も良い方なので、
「海江田か?与謝野か?」ではなく、結局は「風次第」で決まりますからねえ。
刺客だ何だと小泉旋風が吹く中では、小選挙区は与謝野だろうと思ってました。
とは言え、海江田が比例で落ちるとまでは予想してなかったなあ・・・・
自民が300議席越えを果たすほど圧勝するなんて、流石に思いませんでしたよ。

それにしても、「小泉内閣&郵政問題でじわじわ知名度の上がって」と言うのは、
与謝野もちょっと可哀想ですね(笑)。
彼は2000年の衆院選で落選こそしてますけど、
その前には、文部大臣や通産大臣を歴任した人物ですし、
与謝野晶子・鉄幹の孫として、多少は知られていた人ですから。
ただ、ここ1年で知名度が急激に上昇した事で、
もう海江田が、対等に渡り合える相手では無くなったと思います。
もしも麻生が首相就任後に即解散していたら、また違ったんでしょうけどね。
今度の選挙で、自公でも、民国社でも、過半数に達しなかった場合には、
与謝野が自民党側のキー・パーソンになるかも知れません。


> > > 自民が良いとは言わないけど、民主に政権担当能力が
> > > あるかといわれると、言葉に詰まらざるをえない・・・

そういう主旨の発言って結局、
「有権者はバカだ」って意味になっちゃうんですけどね、最終的に。
より良い民主政治を求める上で、政権交代というのは必須な訳で、
その為には、政権交代可能な政党を育てる責務が有権者にはあるのに、
それを半世紀も怠ってきたツケを払わされている時になって、
「その役割を担う党がない」と言って、余所に責任を被せようとしている訳ですから。
って、まさに「有権者はバカだ」という考えの元、行動しているのが小沢なんですけどね。
「バカだから俺がやらねば」という思考こそ、小沢が傲慢に見える最大の理由かと。

でもやはり、日本を良くしようと思えば、政権交代は必要なんですよ。
流れのない水が絶対に腐るように、固定化された権力は絶対に腐りますから。
「時期尚早と言う人間は、100年経っても時期尚早と言う。
 前例がないと言う人間は、200年経っても前例がないと言う」
これは、Jリーグ設立へ動いた時の川渕三郎の言葉ですけど、
確かに川渕は、いろいろと毀誉褒貶の激しい人物ですが、
新しい段階へ動かねばならない時、上記の言葉は至言だと私などは思います。
変わらねばならない時に、変わる事を恐れてそのままでは、
最終的に待っているのはジリ貧、そして衰退ですし、
特に日本政治の場合、変わるべき時は15年以上前に来ていたのに、
結局グダグダと時を浪費し、こんな事態にまで陥ってしまった訳ですからねえ。

それもこれも、この15年間に変革を行える政治家が小沢一郎しか現れず、
その小沢も、唯我独尊な理想主義者で、機会の多くを自らの手で壊してしまった。
ぶっちゃけた話をすれば、私は小沢一郎の事は好きじゃなんですよ。
政策面では合わない部分が多いですし、そもそも政治家としてのスタンスが嫌いですし。
でも現実問題として、その能力を満たす政治家があれしか居ない。
これもまた日本人が、「経済は一流、政治は三流」とか揶揄しながら、
政治を疎かにしてきたツケなんですけど、今更そんな事を言っても仕方がない。
政権交代も起きず、このまま小沢が引退という事態にでもなれば、
恐らくは更にもう20〜30年、日本政治のゴタゴタは続いていくと思います。
政治とは国家を機能させる為の根幹であり、その部分が半世紀も破綻し続けては、
冗談抜きで、本格的に日本はヤバくなるかも知れません・・・少子化だった重なりますし。

また民主党の政権担当能力に関してですが、私はそこまで心配はしていません。
まあ、前原や永田みたいなのばかりだと、そうも言い切れないのですが(笑)、
小泉によって若返りが行われ、大物が消えた自民党と比べると、
却って民主党や国民新党の方が、元自民党の大物が残ってるくらいですし、
良くも悪くも、鳩山の後ろには小沢が居ますからねえ。
政治家の能力を「選挙」「政局」「政策」の3つに大別した場合、
小沢が「選挙」に強い事は一般的にも有名ですし、
一方で、「政局」能力の低さが15年に及ぶ混沌をもたらしましたけど、
私の見る限りでは、小沢が最も優れているのは「政策」だと分析しています。
自分なりの「日本の青写真」を描ける政治家は、日本であれくらいじゃないですかねえ?
個人的に合う合わない以前に、まずは何より能力と実力が最優先と考えれば、
「黒衣の宰相」は本当に嫌ですけど、心配の方はあまりしてないですね。
そう言う意味では、次の次の衆院選で・・・となると、私も不安ですけど。

それに、正直なことを言ってしまえば、
現在でも、日本の政治を動かしてるのは官僚な訳ですし、
自民だろうが、民主だろうが、そんなに変わりませんよ(笑)。
後はどれだけ官僚をコントロール出来るかですが、
少なくとも現状で、そんな事が行われているかと言えば・・・・
麻生政権なんて、誕生した瞬間から既にレイムダック政権ですし、
今回の補正予算案とか見ても、良いようにあしらわれてるようにしか見えません。
官僚にとっては、小沢や菅などに乗り込まれる方が脅威だと思います。
ハッキリ言って、政治家としては欠点の多い菅直人ですけど、
あれほど正面切って官庁とやり合えたのは、平成の大臣でも皆無ですし。

民主党議員の多くは経験が乏しいので、政権交代が起きても混乱は起きるでしょうけど、
政権交代が可能な体制が築かれれば、少なくとも現状よりはマシになる可能性が高いです。
その為にも、多少の事は大目に見る国民の覚悟も必要ですよね。
半世紀のツケを払うんですから、いきなり上手く行く訳がありません。
また、それと同時に、政権を取れなかった政党を崩壊させてはいけません。
そう言った意味で心配なのは、仮に政権交代が行われたとして、
政権を担う民主党よりも、逆に政権を失った自民党の方なんですよねえ。
自民党が崩壊して民主党の単独政権が続けば、それは結局は同じ事ですし。
ぶっちゃけて言えば、自民党や民主党のことはどうだって良いんです。
最も重要なのは、政権交代が常時可能な体制ですので。

ちなみに、外交政策や防衛政策などにおいて、
民主党内にいる旧社会党系議員や、連立を組むであろう社民党の存在を気にする人が居ますが、
その辺の事は、全く心配いらないと思うんですよ。
10年ほど昔を思い起こせば、彼らの居た社会党が自民党と連立した時には、
それまで主張をあっさり翻し、自衛隊が合憲なら、安保条約も保持としましたから(笑)。
現実的な決断を強いられる状況に置かれれば、ほとんどの政治家はそちらに流れます。
個々の小さな事象を持ち出して、売国だ何だと言う人も居ますが、
そんなモノは、自民党や公明党の方も同じく持ち出せば五十歩百歩ですし。

> 民主もちゃんと議論が出来る人なら良いんですけどね…。
現状のような金融危機の中で、民主党の金融政策能力は正直不安なんですが、
CS放送でたまに見掛ける大塚耕平という議員は、結構面白い存在ですね。
日銀に20年近く勤務していた事もあり、金融をよく理解している印象を受けます。
参院2回の議員なので、いきなり重役への抜擢はないでしょうけれど、
実務方面では重用されるかも知れませんね。
あとは、民主党と関わりの深い「ミスター円」こと榊原英資を使うかどうかですね。
植草一秀は・・・まあ、無理でしょうけど(笑)。
いっその事、小沢を代表に返り咲かせて、佐藤優や鈴木宗男なども入閣させて
「国策捜査主張内閣」とかやっても面白いかも?(笑)
この政権なら、警察・検察・司法というアンタッチャブルな改革も進みそうですし。

> 何かにつけて「陰謀だ」「我々の話を聞いてない」「全く答えになっていない」とか繰り返すばかりで
> 対案と言うものを出さない(出せない?)民主じゃねぇ…。

内容は稚拙かも知れませんが、対案だけは結構出してませんか?
やってる格好を見せるのが主目的とは言え、官僚によるサポートもない状態で、
与党提出の政策案を批判点を探したり、対案を出そうと政策案作りをしたりしているので、
与党議員である事にあぐらをかいている小泉チルドレンなどに比べれば、
野党の若手議意の方が、却って立案能力は高いとも言われてますし。
まあ、小泉チルドレンは特殊例かも知れませんけどね。
生みの親である小泉自身が、教育もさせずに、「使い捨て」みたいな事を言ってますし。

とは言え、綺麗事抜きで本質的な事を言ってしまえば、
野党に課せられている役割って、対案を出すなんて事ではなく、
政府与党の問題点を露わにし、それを国民へ明確に示す事なんですけどね。
そして選挙時の野党最大の売りは、「政権与党の失政」であると。
「反対、反対ばかり」とよく言われますが、本当を言えばそれで良いんですよ。
仮に責めるのであれば、その「反対」の中身が伝わらない事に対して咎めるべきで。
って、そんな事をしてもマスコミは取り上げませんし、
何故マスコミが取り上げないかと言えば、国民が感心ないからで、
結局、国民的にはそう言ってるだけで、実際はどうでも良いって事なんでしょうけどね。
そう言った意味では、なぜ反対か中身を説くよりも、
イメージ的に攻撃した方が有効なんでしょうけどね、良いか悪いかは別として。
個人的な意見ですと、小泉は野党第一党の党首こそ、最も適した役回りだったかと思います(笑)。

あと「陰謀だ」というのは、西松の件だと思いますが、
個人的には、国策捜査などではなく、単なる検察の短慮な勇み足だと考えてますけど、
50年後や100年後に認識される歴史としては、
国策捜査だったという認識になっちゃうと思いますよ。
一連の経過の内容が内容ですからねえ。
現に、海外からの報道の目線では、
「国策捜査が行われ、マスコミもそれに荷担した」と見られているみたいですし。
まあ状況証拠だけ見れば、そう見られても致し方ない面はありますよ。
マレーシアやベネズエラで似たような事が起きた時も、日本でもそう見られましたし。
とは言え「陰謀」などというのは、議員が軽々に用いるべき単語ではないでしょうけどね。
ただ、今回の検察とマスコミの行動は、目に余るものがありましたけど・・・・

> 今回の党首選もサポーター投票と言う民主的な方法をあえて避けての代表選挙ですからねぇ。
あの時期での辞任ですので、私もてっきり、
サミット出席を考えれば、6月の解散はまず有り得ない状況を鑑みて、
7月の都議会選挙も見越し、サポーター投票込みの代表選を1ヶ月かけて行う事で、
マスコミや国民の目を集めたまま、都議選、そして総選挙へと流れ込むのかと考えました。
しかし、如何にルール通りとは言え、あのような代表決定の流れになった事から、
小沢の最優先事項は、「民主党による政権奪取」ではなく、
あくまで「政界再編&より完全な二大政党制の確立」なのだと再認識させられました。
親子2代で追い続ける理想実現も結構だが、正直な話もういい加減にして欲しい・・・・

> 正直民主党が持っている国民のイメージと実際の国民の意見には
> かなり大きな隔たりがあると思いますよ。

ですが、いわゆる「国民からの民主党のイメージ」なんて、
本当に政権を運営する事となった時には、何の役にも立たないと思いますがね(笑)。
そして男性の有権者は、そんな所に大して期待してないと思いますよ。
クリーンな事も大事ですが、何よりも重要なのはキチンと政権を運営する事ですし。
とは言え、有権者の半数は女性ですし、一概にそう言ってばかりもいられないのかな?
でもまあ、もともと民主党は、女性層からの支持は低いですからねえ。

> はっきり言って今の日本国民は周辺との融和や"友愛"なんか求めていません。
まあ、「友愛」だ何だのというキーワードは、
鳩山家の宗教事情なので、国民的には別にどうだって良いんですが、
平和である事や、仲良くしていく事は、求めてないなんて事はないと思いますよ。
根源的で抽象的過ぎて、この金融危機の最中、第一に唱える事では無いかも知れませんが。

> 今の日本国民が求めているのは安心安全安定のJapanブランドの復活ですよ。
> 治安的な意味でも工業製品的な意味でも食品的な意味でも各個人の生活的な意味でも。

「政治とは何か?」と問われると、どうも難しく考えすぎて、
「それは簡単には言えない」と答える政治家も多いのでしょうけど、
「国民が幸せに暮らせるようにすること」と、単純明快に答えた田中角栄の思考は、
今の時代だからこそ、もっと評価されるべきかも知れませんね。
まあ個人的には、好きな政治家じゃないんですけど(笑)。


> > 第三勢力的な人が欲しいですね。
> > こんな雰囲気の時に、国家社会主義ドイツ労働党(ナチス)が
> > 勢力を広げたんですかね?

これに関しては、ここでちょこちょこと書くよりは、
「ワイマル共和国 ヒトラーを出現させたもの」(中公新書)を読むのが一番かも?
名著と言われるものの1つですからね、あれは。
ついでなんで、「新書・文庫で読む歴史」みたいな企画ページでも作ってみようかな?
「少し歴史に興味があって」という中高生などには、
値段も手頃で入手もしやすい新書や文庫の名著が、
入門書として最も適しているように思いますので。

> 今の日本の第三勢力と言うとどこになるんでしょうねぇ。
> どちらにも就き得る蝙蝠的な意味での公明党か
> どちらにも就かない共産党か…。

そこで先日、「幸福の科学」が結成した「幸福実現党」ですか!?(笑)
幸福の科学の信者数がおおよそ分かるでしょうから、
それはそれで、データ収集の観点からは楽しみなんですけどね。
って、ここだと、新興宗教ブームの頃を知らない人の方が多いのかな?
「景山民夫や小川知子が広告塔として・・・」なんて言っても、
「誰それ?」って答えが返ってきそうですし(笑)。
とは言え、自民にとっては少しマイナスの要素なんですよねえ。
幸福の科学って、自民党支持団体の1つでしたし、
独自に候補を立てるなら、信者数分の票が自民党から逃げますので。

まあ、幸福の科学の話は置いておくとして、
小選挙区制が導入された現在では、現実的に第三勢力って難しいですよね。
それに、それが本当に誕生したとしても、
「2つの大を1つの小が操る」のは、民主政治として健全ではないでしょうし。
問題もありますが、やはり単純明快なのは二大政党制だと思いますよ。
と言うか、日本の政治がこの先どの道を進むにしても、
少なくとも1度はキチンと二大政党制を経る事が、必要だと私は思いますし。

> 個人的には共産党を応援したい気もするんですよね。
> 外交面、教育面、歴史認識などでは自分の考え方とは真っ向から対立しますが、
> 労働問題に関しては共産党の考え方に賛同できます。

「たしかな野党が必要です」なんて自称しているうちは、
共産党も、国民にとって結構有効な存在ですからねえ。
良い悪いは別にして、独自に強力な情報網も持ってますし、
二大政党制が機能し出せば、監視役としての重要性は更に増すように思います。
今回の西松の件に関しても、各議員への献金額を調べ上げたのは赤旗でしたし。

ただ問題なのは、二大政党制への流れの中で、
小選挙区制の影響もあり、ああした小政党が生き残れるのか・・・という所ですか?
民主党・・・と言うか、小沢が比例区削減に熱心なので、
二大政党制が実現すれば、民主も自民も比例区削減の方向に動く可能性は高いですし。
極端な話、衆院の「3分の2」条項もある事ですし、
「衆院は完全小選挙区制&参院は単純比例制」としても面白いのかも?


P.S.
NHKスペシャルの「インドの衝撃」第2回を見ながら書いてましたが、
今回もそこそこ面白い出来でしたね(再放送は火曜の深夜にあります)。
こちらの方も、今月行われたインドの選挙に関しての特集でした。
個人的には、アンベードカルが少し扱われていたのが嬉しかったかな?
アンベードカルは、Flash作成候補のかなり上位にいる人物でしたので。
まあ、何だかんだ言っても、やはりNHKスペシャルはよく出来てますよ。
民放じゃ、なかなかこうは出来ませんからねえ。

来週はJAPANデビューの第3回で、再来週はマネー資本主義の第3回かな?
第1回は酷評したJAPANデビューですけど、
批判の声を受けての事なのか、第2回はしっかりとした内容で、
(本放送では視聴を避けたものの、タイムスクープハンター後の再放送を、
 蒼天航路までの繋ぎとして見ていたら、結局最後まで見てしまいました・笑)
逆にマネー資本主義は、第2回が砕け過ぎていてがっかりでしたけど、
さてさて、両番組の第3回はどんな内容になりますかねえ?


[11349] Re:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/3 (水) 13:29:29 桂輝平

▼ 徳翁導誉さん
> 9月の任期満了まで延ばすと、自民党総裁選を迎えてしまう為、
> 成就するかは別として、合法的に麻生降ろしを行おうという機運は必ず出てきます。
> そう考えると、任期満了直前の8月解散は結構可能性がありますよ。

既に山本拓氏らが麻生降ろし、と言うか自民党総裁選の前倒し運動を始めたようですね。
ポスト麻生と言える人がいない今の時期では麻生の再選が最も可能性が高く
総裁選で話題を掻っ攫えることを考えるとそれはそれでひとつの手かもしれませんが。
もしくは安部氏の再チャレンジとか与謝野氏とかでも面白いかもしれませんが。

> あと政治家に必要な能力って、議論する力も重要ですけど、
> それ以上に、政策立案能力とその実行力や運営力こそ重要なのでは?
> まあ野党議員であれば、後者よりも前者の方が現実的に有用かも知れませんが。

一議員としては議論力や演説力が最も重要だと私は思います。政策立案能力も議論力に含まれるものと。
政策実行力や運営力は政治家個人でどうこうできるものと言うよりは
党での立場、役職などに大きく左右されると思いますので
重要ではありますが、その立場、役職を得るためにどれだけの事を考え話せるかの方が重要度が高いのではないでしょうか。

> > いや、タレント議員で議論もしっかりこなせる人も中にはいますけれども。
> 一方でちゃんと、千葉県知事の森田みたいなのも居ますけどね(笑)。
> 東京からも、埼玉からも、追い出されてしまった森田を拾ってくれるなんて、
> 千葉県民は何と心が広いことか(笑)。

森田氏には(前から胡散臭い気はしていましたが)今回かなり失望しました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090521-OYT1T00999.htm
全国の剣道関係者を馬鹿にしくさっていますね。
自称が許されるなら私は剣道3段相当ですよw
(ちなみに正式に2段を持っています)

> > 3区、11区は五分五分、12区は自民有利。武部が小泉チルドレンの処遇をめぐって揉めれば応援が無くなり面白くなるかもしれません。
> > 5区の町村ですが一応最大派閥の会長ですし、特別スキャンダルもあるわけでもないので苦戦はしても落ちる事は無いかと。

> まあ何だかんだ言って、町村や中川、武部などは、その辺の自民党議員とは違いますからねえ。
> とは言え、彼らも「選挙に強い」と言う訳ではないですし、
> 政権交代という風が吹きそうな今度の総選挙では、まさに五分五分だと思いますよ。

民主党は小沢氏が党首を辞任した事がかなり追い風になると思いますね。
ただ、その小沢氏とがっちり手を組んでいた鳩山氏が党首になったのはリスクも大きいと思います。
個人的には岡田氏が党首になり幹事長に野田氏あたりを抜擢し、
小沢氏には完全に裏で見えないところから選挙を取り仕切る様にした方が強いのでは?と思います。

> 北海道限定で言えば、民主党が鈴木宗男と連携したのは、やはり影響力大かと。
> 北海道比例区の得票数だけで見れば、新党大地は公明党や共産党より強いですからねえ。
> あと、これは北海道に限った事ではないですが、
> 共産党が全選挙区擁立の方針を改めたのも、民主党にとっては追い風だと思います。
> 小選挙区で死票となっていた多くが、恐らく民主党へ流れるでしょうし。

中国、北陸では国民新党、沖縄では社民党と協力できるのも大きいですよね。
まぁ国民新党とはちょっとごたごたしていますが、
各党が完全に勝てるであろう選挙区ではその党に任せることで
他の民主の選挙区に集中できますし。
ただ、共産党はなぁ…死票になっても他に入れたい政党が無いって人の受け皿になっていたのに…。
比例区の票がその影響で減ってしまわないかが心配です。

> 政権交代が起きて、供託金の額が下げられるようになれば、電波率も高まるのかなあ?
> でもまあ、それもまた良しなんですけどね。
> 欧米諸国では無料や、高くても5〜10万円で選挙に出られるのに、
> 日本では、300万円だ、600万円だと掛かりますからねえ。

私も今の供託金の額は大きすぎると思います。
高くても100万円が限度でしょう。
300万となると田舎では若者の年収より高いです。
それでは政治家になって国を変えたい!と言う志があっても
なかなか踏み切れない人も多いと思いますよ。
無料であれば落選覚悟で私も出てみたいですねw

> > 静岡7区は郵政選挙の影響をもろに受けて分裂選挙になりましたが、
> > この選挙区も郵政民営化議論の影響をかなり受けていますよね。

> 前回の選挙で、静岡7区は熱かったですよねえ。
> 現職の片山に、惜敗した城内、そしてNHKアナの斉木を擁立した民主と、
> 今回の選挙でも、きっとあそこは激戦になると思いますよ。
> 城内は今回も無所属での出馬なのかなあ?
> それは平沼が新党を作るか否かに掛かってるんでしょうけど、
> 自民・片山や民主・斉木と異なり、どのみち比例復活が望めないのがキツいなあ・・・・
> 城内が議員復帰を目指すなら、小選挙区での当選しか道はないですし。

城内はかなり地元での人気が高いのと(私も応援してますw)
片山が期待ほどの活躍を見せてない事、話題性が失われてきた事を考えれば
平沼新党が出来ようが出来まいが城内の当選の可能性は非常に高いと思います。
城内当選、斉木比例復活あたりかな…?

> それにしても、「小泉内閣&郵政問題でじわじわ知名度の上がって」と言うのは、
> 与謝野もちょっと可哀想ですね(笑)。
> 彼は2000年の衆院選で落選こそしてますけど、
> その前には、文部大臣や通産大臣を歴任した人物ですし、
> 与謝野晶子・鉄幹の孫として、多少は知られていた人ですから。
> ただ、ここ1年で知名度が急激に上昇した事で、
> もう海江田が、対等に渡り合える相手では無くなったと思います。

政治に興味がある人ならとにかく一般的な知名度は当時あまりなかったと思いますよ。
まぁ海江田も同様ではありますが。
おそらく政治に興味が無い人は各政党5、6人知ってれば良い方…
いやその前に選挙に行かないか、そういう人達はw

> > > > 自民が良いとは言わないけど、民主に政権担当能力が
> > > > あるかといわれると、言葉に詰まらざるをえない・・・

> そういう主旨の発言って結局、
> 「有権者はバカだ」って意味になっちゃうんですけどね、最終的に。
> って、まさに「有権者はバカだ」という考えの元、行動しているのが小沢なんですけどね。
> 「バカだから俺がやらねば」という思考こそ、小沢が傲慢に見える最大の理由かと。

「有権者はバカだ」って言うので正しいと思います。
より正確には「(流行に流されやすく物事を深く考えない)大衆はバカだ」ですかね。
実際に選挙前に各党のマニフェストを見比べたり候補者の政策を調べたりする人がどれだけいるんでしょうか。
大半は知名度とかテレビに出ていたからとかそんな事で投票する人達だと思いますよ。
世の中を本気でよくしたいのであれば
政治家の無能(自分の主張と合わない)を嘆くよりも有能な(自分の主張と合う)政治家を調べ投票して欲しいですね。

> それもこれも、この15年間に変革を行える政治家が小沢一郎しか現れず、
> その小沢も、唯我独尊な理想主義者で、機会の多くを自らの手で壊してしまった。
> ぶっちゃけた話をすれば、私は小沢一郎の事は好きじゃなんですよ。
> 政策面では合わない部分が多いですし、そもそも政治家としてのスタンスが嫌いですし。
> でも現実問題として、その能力を満たす政治家があれしか居ない。
> これもまた日本人が、「経済は一流、政治は三流」とか揶揄しながら、
> 政治を疎かにしてきたツケなんですけど、今更そんな事を言っても仕方がない。
> 政権交代も起きず、このまま小沢が引退という事態にでもなれば、
> 恐らくは更にもう20〜30年、日本政治のゴタゴタは続いていくと思います。

私も今の小沢一郎は嫌いなので
個人的にベストな選択肢は政権交代実現の上で小沢引退、ですかね。
日本改造計画を書いた頃の小沢一郎は「政局」よりも「政策」、
もっと言えば「政策」の良さによって「政局」を手中に収めようとしていたと思います。
今は「政策」は二の次、三の次…。まず何があろうと第一に「政局」。
もう本当に個人的なポリシーになってしまいますが「政策」ありきでない人はあまり好きにはなれません。
> 私の見る限りでは、小沢が最も優れているのは「政策」だと分析しています。
> 自分なりの「日本の青写真」を描ける政治家は、日本であれくらいじゃないですかねえ?

そうですね。本来であれば最も得意なはずの「政策」を無理矢理押し込めて
民主党の為、政権交代の為にあえて「政局」を優先せざるを得なくなった、と言うのが私の見解です。
小沢は本来No.2、裏方でこそ輝く人だと思いますので
そういう意味では党首を辞めて正解だったと思います。
と言うよりも小沢を党首に持ってこざるを得なかった民主党がそもそも問題あるんじゃないのか、とも思いますが…。

> また民主党の政権担当能力に関してですが、私はそこまで心配はしていません。
> まあ、前原や永田みたいなのばかりだと、そうも言い切れないのですが(笑)、

永田はとにかく、前原や野田ら松下政経塾出身議員には私は期待していますよ。
と言うよりも私も松下幸之助の信者(?)ですので、松下幸之助らの元で学んだ彼らには期待してます。
松下幸之助の「かえりみて明日を思う」と言う本は名著だと思います。
お時間ありましたらご一読いただけたらと思います。

> それに、正直なことを言ってしまえば、
> 現在でも、日本の政治を動かしてるのは官僚な訳ですし、
> 自民だろうが、民主だろうが、そんなに変わりませんよ(笑)。
> 後はどれだけ官僚をコントロール出来るかですが、
> 少なくとも現状で、そんな事が行われているかと言えば・・・・
> 麻生政権なんて、誕生した瞬間から既にレイムダック政権ですし、
> 今回の補正予算案とか見ても、良いようにあしらわれてるようにしか見えません。

確かに今の麻生政権では官僚をコントロールしようと言う気が見えませんね。
官僚を上から指導するのではなく官僚と共同歩調を取ってこの危機に対応しようとしているように見えて
実は官僚にうまく使われているだけと言う…。
ただ、「バカな有権者」が選んだ政治家が
大学や大学院でその方面の事を専門に学んだ官僚の人達をコントロールできるのか
と言われれば、そもそも無理難題を押し付けているようなものなんじゃ…とも思います。
そういう意味では志を持った人が官僚→政治家になって官僚をコントロールすると言うのがベストなんでしょうが、
大体は官僚になってしばらくすると毒されて官僚擁護の族議員になってしまうと言う…。
かなり難問なんですよね、これは。

> 官僚にとっては、小沢や菅などに乗り込まれる方が脅威だと思います。
> ハッキリ言って、政治家としては欠点の多い菅直人ですけど、
> あれほど正面切って官庁とやり合えたのは、平成の大臣でも皆無ですし。

菅は論力は無いですけど、実行力はありましたね。
ブレインがいると活躍するタイプです。…小沢w?

> ぶっちゃけて言えば、自民党や民主党のことはどうだって良いんです。
> 最も重要なのは、政権交代が常時可能な体制ですので。

アメリカがまさにそれですよね。民主党と共和党。
常に両党とも政権を担えるだけの力を持ち、準備している。
日本だと自民党も民主党も「保守」と「革新」が入り混じってますから
一度本格的な政界再編が無いとそういう状態にするには難しいんじゃないですかね?
そもそも「保守」と「革新」の2つに大別できるのかって話もありますが。

> > 何かにつけて「陰謀だ」「我々の話を聞いてない」「全く答えになっていない」とか繰り返すばかりで
> > 対案と言うものを出さない(出せない?)民主じゃねぇ…。

> 内容は稚拙かも知れませんが、対案だけは結構出してませんか?
> やってる格好を見せるのが主目的とは言え、官僚によるサポートもない状態で、
> 与党提出の政策案を批判点を探したり、対案を出そうと政策案作りをしたりしているので、
> 与党議員である事にあぐらをかいている小泉チルドレンなどに比べれば、
> 野党の若手議意の方が、却って立案能力は高いとも言われてますし。
> まあ、小泉チルドレンは特殊例かも知れませんけどね。

若手だけで言えば民国社の政策立案能力は高いと思いますよ。
ただ、党の中で検討すると大体ベテラン議員から「待った!」が掛かって日の目を見ないと言う…。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6001122
http://blog.goo.ne.jp/nagashima21/e/29fc40c723794c1c80da98214c46af7e
小泉チルドレンはそもそも何もしてないんじゃないですかね。
まさに税金の無駄そのものだと。

> とは言え、綺麗事抜きで本質的な事を言ってしまえば、
> 野党に課せられている役割って、対案を出すなんて事ではなく、
> 政府与党の問題点を露わにし、それを国民へ明確に示す事なんですけどね。
> そして選挙時の野党最大の売りは、「政権与党の失政」であると。
> 「反対、反対ばかり」とよく言われますが、本当を言えばそれで良いんですよ。
> 仮に責めるのであれば、その「反対」の中身が伝わらない事に対して咎めるべきで。
> って、そんな事をしてもマスコミは取り上げませんし、
> 何故マスコミが取り上げないかと言えば、国民が感心ないからで、
> 結局、国民的にはそう言ってるだけで、実際はどうでも良いって事なんでしょうけどね。

失政や政策の中身に対する的確な反対・批判なら良いんですが
どうも最近の野党を見てるとネガティブキャンペーンばかりが先行してるように見えます。
まぁその方が大衆受けは良いんでしょうが、政治に興味がある少数派からすると…な感じで
「もっと他に突っ込み方はないのか…」と思ってしまうんですよね。

> 個人的な意見ですと、小泉は野党第一党の党首こそ、最も適した役回りだったかと思います(笑)。
同感です。小泉党首、小沢幹事長なんて脅威でしょうねw 波長が合うかはとにかくw

> あと「陰謀だ」というのは、西松の件だと思いますが、
> 個人的には、国策捜査などではなく、単なる検察の短慮な勇み足だと考えてますけど、
> 50年後や100年後に認識される歴史としては、
> 国策捜査だったという認識になっちゃうと思いますよ。
> 一連の経過の内容が内容ですからねえ。
> 現に、海外からの報道の目線では、
> 「国策捜査が行われ、マスコミもそれに荷担した」と見られているみたいですし。
> まあ状況証拠だけ見れば、そう見られても致し方ない面はありますよ。
> マレーシアやベネズエラで似たような事が起きた時も、日本でもそう見られましたし。
> とは言え「陰謀」などというのは、議員が軽々に用いるべき単語ではないでしょうけどね。
> ただ、今回の検察とマスコミの行動は、目に余るものがありましたけど・・・・

今回の検察の捜査は自公…もとい時効と言う物を考えれば当然だったと思いますよ。
二階議員のほうも聴取を受けていますし、私も国策捜査と言うものではないと思います。
まぁ検察とマスコミのリークが云々は異常だったと思いますけどね。
表に出てはいけない証言が表に出たり大騒ぎしすぎだったと。
勇み足かどうかはこれからはっきりする事だと思いますが、どうなる事やら…。

> > はっきり言って今の日本国民は周辺との融和や"友愛"なんか求めていません。
> まあ、「友愛」だ何だのというキーワードは、
> 鳩山家の宗教事情なので、国民的には別にどうだって良いんですが、
> 平和である事や、仲良くしていく事は、求めてないなんて事はないと思いますよ。
> 根源的で抽象的過ぎて、この金融危機の最中、第一に唱える事では無いかも知れませんが。

求めていない、は言いすぎだったかもしれませんね。
ただ、国力・経済・信頼の回復に比べれば優先度はやや落ちると。
外国人参政権の問題などでも私の主張としては
「まず自国民の満足度を高めるべし、外国人は自国民を幸福にした後だ」と言う考え方ですので。
(外国の方見ていたらごめんなさい)

> > 今の日本の第三勢力と言うとどこになるんでしょうねぇ。
> > どちらにも就き得る蝙蝠的な意味での公明党か
> > どちらにも就かない共産党か…。

> そこで先日、「幸福の科学」が結成した「幸福実現党」ですか!?(笑)
> 幸福の科学の信者数がおおよそ分かるでしょうから、
> それはそれで、データ収集の観点からは楽しみなんですけどね。
> って、ここだと、新興宗教ブームの頃を知らない人の方が多いのかな?
> 「景山民夫や小川知子が広告塔として・・・」なんて言っても、
> 「誰それ?」って答えが返ってきそうですし(笑)。

自分も新興宗教ブームを知らないので「誰それ?」って感じですね。
調べてみたら「幸福の科学」が出来た頃に自分生まれたので、そりゃ知らんわなwって感じです。

> ただ問題なのは、二大政党制への流れの中で、
> 小選挙区制の影響もあり、ああした小政党が生き残れるのか・・・という所ですか?
> 民主党・・・と言うか、小沢が比例区削減に熱心なので、
> 二大政党制が実現すれば、民主も自民も比例区削減の方向に動く可能性は高いですし。
> 極端な話、衆院の「3分の2」条項もある事ですし、
> 「衆院は完全小選挙区制&参院は単純比例制」としても面白いのかも?

私は比例区は衆院でも残すべきだとは思いますが、
重複立候補は廃止すべきだと思います。
甲子園では神奈川の準優勝校が島根代表より強いからって出られないでしょう。
え、そういう問題じゃないってw?
でも相応しくないと思うからって対立候補に入れて対立候補が当選したのに
負けたその人が復活当選したら変だと思うんですよ。
尤もそんなことになったら共産党や社民党が大反対するでしょうけど。
もしくは完全に小選挙区から撤退するかな。
それはそれで比例区の数を減らさなければ面白い気もw


[11362] 衆院選2009予想大会の概要に関して返信 削除
2009/6/3 (水) 23:34:53 徳翁導誉

昨年、開催予定で作ってしまった予想大会用のプログラムが既にあるので、
数カ月以内には必ず行われる衆院選で、今度こそ予想大会を開く予定ですが、
「議席予測&落選者5名予測」という2008年段階での概要↓よりも、
http://f25.aaa.livedoor.jp/~douyo/senkyo2008/senkyo2008.cgi
桂輝平さんと話していて思ったんですけど、
選挙に詳しくない方も参加されるであろう事を考えれば、
各党の議席予測はそのままで良いとしても、落選者5名予想の方は、
注目選挙区を10個ほど挙げて、そこの当落を三択とかにした方が良いですかねえ?
例えばこんな感じで。

1.静岡7区の選挙区当選者は?(A.片山[自民] B.斉木[民主] C.城内[無所属])
2.武部[自民]の選挙結果は?(A.選挙区当選 B.比例復活 C.落選)
3.小泉Jr.[自民]と横粂[民主]の得票差は?(A.3倍以上 B.2倍以上 C.2倍未満)
即興で適当に作ってみましたけど、どんなのが良いですかねえ?(笑)

> ポスト麻生と言える人がいない今の時期では麻生の再選が最も可能性が高く
> 総裁選で話題を掻っ攫えることを考えるとそれはそれでひとつの手かもしれませんが。

出来試合になってしまえば、国民の関心など得られませんし、
話題を呼ぼうと大規模に総裁選を行えば、大なり小なり内部で痼りは必ず残る訳で、
選挙を直前に控える時に、それはあまり良い策ではないように思います。

> もしくは安部氏の再チャレンジとか与謝野氏とかでも面白いかもしれませんが。
いまさら安部が再登板したり、消費税アップ論者の与謝野がなったりしても、
プラス効果などは、ほとんど望めないと思いますけどねえ・・・・
それよりも、選挙後に下野すれば、彼らが総裁となる確率は高いかと(笑)。

> 一議員としては議論力や演説力が最も重要だと私は思います。政策立案能力も議論力に含まれるものと。
政策立案能力まで含むのであれば、
「議論」というよりも「論議」なのでは?

> 政策実行力や運営力は政治家個人でどうこうできるものと言うよりは
> 党での立場、役職などに大きく左右されると思いますので

う〜ん、それはどうですかねえ?
確かに目玉になるような政策であれば、議員1人の力は弱いかも知れませんが、
個々の委員会や会議では、必ずしもその限りではないでしょうし、
例えば小沢は以前、「政権を取ったら官庁へ国会議員を100人規模で送り込む」と公言しており、
この路線を鳩山になっても引き継がれ、自民党へ政権交代されても引き継がれるのであれば、
議員ごとに担当分野が割り振られるので、政治家の政策立案能力も重要になってくると思います。
詳細部分は官僚に頼る事になっても、大筋くらいは決められるようでなければ、
それだけの人数の国会議員を送り込んでも、結局形だけで終わっちゃいますし。

> 全国の剣道関係者を馬鹿にしくさっていますね。
> 自称が許されるなら私は剣道3段相当ですよw
> (ちなみに正式に2段を持っています)

私の父親も学生時代に剣道をやっていたそうですが、段とか持っているのかなあ?
取り敢えず、竹刀や木刀はウチに転がってます(笑)。

> 個人的には岡田氏が党首になり幹事長に野田氏あたりを抜擢し、
> 小沢氏には完全に裏で見えないところから選挙を取り仕切る様にした方が強いのでは?と思います。

でも、その体制ですと、
小沢がフリーハンドで選挙を仕切るのは難しいのでは?
仮に岡田が全てを任せても、小沢がそれを信じて動くかは別ですし、
それで本当に行けたのであれば、あんな形の代表選にはなっていなかったかと。
あと、小沢の事は置いといても、岡田&野田体制で民主党内がまとまるかと言えば・・・・

> > 欧米諸国では無料や、高くても5〜10万円で選挙に出られるのに、
> > 日本では、300万円だ、600万円だと掛かりますからねえ。

> 私も今の供託金の額は大きすぎると思います。
> 高くても100万円が限度でしょう。

共産党が全選挙区への立候補路線を取り止めたのも、
党の収益力が落ちて、供託金を払うのが厳しいという事情もあるみたいですしね。
小選挙区での当選者を出せないのに、全300選挙区に300万円で合計9億円ですから、
選挙活動費以外にこれだけ掛かるのは、さすがに厳しいんでしょうね。

> 無料であれば落選覚悟で私も出てみたいですねw
出馬が無料の国って、その辺はどうなっているんですかねえ?
でもまあ、それが当たり前の状態になれば、
記念出馬みたいな人も減っていくでしょうし、
落ち着くところへ落ち着いていくのかな?

> 世の中を本気でよくしたいのであれば
> 政治家の無能(自分の主張と合わない)を嘆くよりも有能な(自分の主張と合う)政治家を調べ投票して欲しいですね。

西園寺公望の言葉を借りるまでもなく、
政治とは国民の程度を反映する鏡ですからねえ。
身の丈ほどしかなりませんよ。
過度に期待すれば、却って危険な方向に転がりやすいですし。

> > ぶっちゃけた話をすれば、私は小沢一郎の事は好きじゃなんですよ。
> > 政策面では合わない部分が多いですし、そもそも政治家としてのスタンスが嫌いですし。
> > でも現実問題として、その能力を満たす政治家があれしか居ない。

> 私も今の小沢一郎は嫌いなので
> 個人的にベストな選択肢は政権交代実現の上で小沢引退、ですかね。

政権交代が行われた後こそ、小沢が真に役立つ時だと思いますが?

> 日本改造計画を書いた頃の小沢一郎は「政局」よりも「政策」、
> もっと言えば「政策」の良さによって「政局」を手中に収めようとしていたと思います。

55年体制の崩壊など、小沢抜きには想像できませんでしたからねえ。
ただ、一方で自民党時代は、最初は田中角栄、続いて金丸信と、
自民党のドンから、文字通り我が子の如く可愛がられた事で、
場を整える政局などしなくても、それを押し通せる舞台が作られていたのが、
却って、現在の小沢の政局音痴にさせてしまったんですよねえ・・・・

> 今は「政策」は二の次、三の次…。まず何があろうと第一に「政局」。
> もう本当に個人的なポリシーになってしまいますが「政策」ありきでない人はあまり好きにはなれません。

いや〜、未だに小沢が強固に政策ありきだからこそ、
あんな無茶苦茶な振る舞いを続けるのだと、私は思いますけどねえ。
政権を握らなければ何もできない事は、自由党時代の失敗で身に沁みているでしょうし。
小沢はよく「変節漢だ」と言われますけど、
目指す大目標は不変ですが、その時々の立ち位置でルートをコロコロと変更するので、
個々の行動のみを抜き出すと、そのように見られてしまうのだと思います。
そうした事を説明する能力が有れば、誤解もまだ幾らか解消できるんでしょうけど、
それこそまさに、小沢には完全に欠落している能力ですからねえ(笑)。

> 小沢は本来No.2、裏方でこそ輝く人だと思いますので
> そういう意味では党首を辞めて正解だったと思います。

小沢としても、出来る事なら総理や党首はやりたくないでしょうからね。
裏方として輝くというのも、その通りだと思います。
でも、真の実力者が裏にいるというのは、民主主義的に不健全ですし、
本人は嫌だったとしても、政権を取るなら表で総理になって欲しかったです。

> と言うよりも小沢を党首に持ってこざるを得なかった民主党がそもそも問題あるんじゃないのか、とも思いますが…。
でも、あの時に小沢が居なければ、
民主党が瓦解していた可能性だって、無くはないと思いますよ。
仮に存続していたとしても、現状のように政権交代を狙えるなど、
夢のまた夢だったでしょうし。
とは言え、そもそも小沢は左右大別の二大政党制を理想とし、
政界再編を行って、再編された右の支配者になろうというんですから、
それが左寄りな民主党の代表となれば、当然無茶な動きもして来ますよねえ・・・・
自民と民主の大連立だとか、発案者はナベツネだと思いますが、
そんな提案に本気で乗ろうなどとするのは、二大政党制を望む者には誠に信じがたい。
小沢としては、自民と民主の二大政党制では全く納得できないんでしょうね。

> > また民主党の政権担当能力に関してですが、私はそこまで心配はしていません。
> > まあ、前原や永田みたいなのばかりだと、そうも言い切れないのですが(笑)、

> 永田はとにかく、前原や野田ら松下政経塾出身議員には私は期待していますよ。

「ばかりだと」困ると言う意味で、全く期待できないと思っている訳ではないですよ。
(まあ永田の方は、既に自殺してしまったので、期待のしようもないですけど)
松下政経塾出身の議員にしても、それなりに人材は揃っていると思います。
ただ、どうも頭が先走り、ひ弱な印象があるんですよねえ・・・・
それと前原の代表時代は、どう評価しても負の面が強いように思います。
厳しい言い方をすれば、自分の判断ミスによって、
野党第一党を瓦解させかけただけでなく、1人の仲間を死に追いやった訳ですし。
まあ問題は、あの失敗を現在どれだけの糧にしているかでしょうね。
小沢の件で変に騒ぎ立てたりしないのは、その成長の跡なのかな?
(って、私なんかが何だか偉そうに書いてるなあ・笑)

> と言うよりも私も松下幸之助の信者(?)ですので、松下幸之助らの元で学んだ彼らには期待してます。
> 松下幸之助の「かえりみて明日を思う」と言う本は名著だと思います。
> お時間ありましたらご一読いただけたらと思います。

その本は読んだ事ありませんけど、
松下幸之助の著作なら、2〜3冊くらい読んだ記憶が・・・って、
そんなあやふやな状態では、あまり意味はないのかな?(笑)
まあ私も松下幸之助はそこそこ好きですよ、戦後の経営者の中では一番かも。
(気概と哲学とをもつ大経営者って、今では京セラの稲盛くらい?)
機会がありましたら、オススメのその本も・・・って、
調べてみましたら、かなり前に絶版になっているようなんですが?

> 確かに今の麻生政権では官僚をコントロールしようと言う気が見えませんね。
> 官僚を上から指導するのではなく官僚と共同歩調を取ってこの危機に対応しようとしているように見えて
> 実は官僚にうまく使われているだけと言う…。

あの巨額な補正予算からして、現役官僚から漏れてくる言葉として、
「この際だから駄目元でいろいろ書いたら、本当に全部通っちゃったよ(笑)」
なんて報じられてるくらいですからねえ(笑)。

> ただ、「バカな有権者」が選んだ政治家が
> 大学や大学院でその方面の事を専門に学んだ官僚の人達をコントロールできるのか
> と言われれば、そもそも無理難題を押し付けているようなものなんじゃ…とも思います。

大学や大学院から、その方面について学んだような専門職は、
国会議員と対応する官僚とは、また別部門だと思いますが、
政府は人事権を持っているんですし、もっと有効に使ってコントロールできませんかねえ?
もちろん、大上段からそれを振りかざすのではなく、
有能な人材の抜擢や、膠着化を防ぐ為の上層部の刷新とかで。
日本の官僚は確かに優秀だと思いますけど、官僚とはあくまで国家の歯車な訳で、
歯車自体に好き勝手な行動を許せば、ドンドン国家の機能が落ちていく。
「国営シンクタンク」として有効に活用できれば、それが一番良いように思うんですけどね。

> > 官僚にとっては、小沢や菅などに乗り込まれる方が脅威だと思います。
> > ハッキリ言って、政治家としては欠点の多い菅直人ですけど、
> > あれほど正面切って官庁とやり合えたのは、平成の大臣でも皆無ですし。

> 菅は論力は無いですけど、実行力はありましたね。

当時の厚生官僚の言葉を借りれば、
「菅は法律や運用にいちいち口を挟んできて、実にやりにくかった。
 それに比べて後任の小泉は、自由放任なので実にやりやすかった。」と。
官僚的には小泉の方が良い大臣なんでしょうけど、国民からすればねえ(笑)。
いわゆる「消えた年金」の一因である年金番号の統合作業も、
菅から始まり小泉へ引き継がれたんですが、そこでチェック体制が甘くなったそうですし。

って、菅は本当に喧嘩が下手なのに、自分から吹っ掛けて行くんですよねえ・・・・
そうした経緯なら、それを踏まえながら自民党を攻撃すれば良いのに、
「全責任は当時大臣の小泉にある」みたいに極端な攻撃から始めるから、
「開始当初はお前だが大臣だろ」と反撃され、泥仕合へと落ちちゃいましたし。
年金未納問題の際も「未納3兄弟」とかやって、自分の未納で代表職を追われ、
後になって役所側のミスだと分かり、それを弁明しているものの、
3兄弟と呼んだうち1人も菅同様に役所のミスだった為、大して同情もされてませんし。
市民運動出身だからなのか、すぐに批判や攻撃へ行動を移す事が多い割に、
どうも、自分へ反撃が来る事への想定が出来てないんですよねえ。
そのくせ、「トップに立ちたい」という思いが異常に強い。
民主党にとっても、ある意味で爆弾的な存在だと思いますよ、菅は。

> > ぶっちゃけて言えば、自民党や民主党のことはどうだって良いんです。
> > 最も重要なのは、政権交代が常時可能な体制ですので。

> アメリカがまさにそれですよね。民主党と共和党。
> 常に両党とも政権を担えるだけの力を持ち、準備している。
> 日本だと自民党も民主党も「保守」と「革新」が入り混じってますから
> 一度本格的な政界再編が無いとそういう状態にするには難しいんじゃないですかね?
> そもそも「保守」と「革新」の2つに大別できるのかって話もありますが。

左右に大別する必要ってありますかねえ?
政治思想が明確に分かれた二大政党制だと、
政権交代が起きる度に、政策が極端から極端に振れて、
それにより、大きな混乱に陥った国があったような記憶が・・・・
ですので、両党に左右が混ざって党内調整される方が、日本向きなような気もします(笑)。
一方、小沢がやりたいのは、その左右大別の二大政党制なのかと。
その為には、おっしゃられるように「政界再編」が必要ですが、
小沢の振る舞いの端々から、その機会を常に虎視眈々と狙っている様子が伺え、
私としては、「もういい加減にしてくれ」という思いになったり・・・・
完璧を求めるのも結構ですけど、まずは二大政党制を形にしてくれ、と(泣)。

> > あと「陰謀だ」というのは、西松の件だと思いますが、
> > 個人的には、国策捜査などではなく、単なる検察の短慮な勇み足だと考えてますけど、

> 今回の検察の捜査は自公…もとい時効と言う物を考えれば当然だったと思いますよ。

時効だと言っても、それは全体の一部だけで、
選挙後でも、全く問題なく出来るんですけどね。
あれで「時効」云々を理由に持ち出すのは、さすがに厳しいと思いますよ。

そもそも、西松建設の献金事件って、
二階と長野県知事への闇献金(小沢のは表献金)が発端で、
それが県知事秘書の自殺で行き詰まり、
西松との迂回献金システムを構築した尾身が、沖縄北方担当大臣だった時に、
西松との贈収賄をやったので、そちらの方へ飛ぶのかと予想されていたら、
なぜだか小沢の方へ飛びましたからねえ・・・・
しかも、如何に「ざる法」とは言え、その法は守っている小沢に。
他の自民党議員のように献金ロンダリングせず、
献金ルートを透明化していたから捕まるなんて、規制法の主旨から言えば本末転倒ですし、
いかに小沢が大物政治家とは言え、権限を持たない野党議員ですからねえ。
岩手のダム建設に関与と言っても、当時の知事は小沢と仲違いした後の安部内閣・総務大臣で、
秘書が献金ルートを構築と言っても、当時の秘書は逮捕された人ではなく現在は自民党公認候補。
反対者を左遷させてまでこの件を強行した担当者が、「小沢に私怨がある」という噂も、
あながち嘘とも思えない程の不自然さですよ、これは。
小沢が金に汚いことは十分批判に値するでしょうけど、それとこれとは話が別です。

> まぁ検察とマスコミのリークが云々は異常だったと思いますけどね。
> 表に出てはいけない証言が表に出たり大騒ぎしすぎだったと。

「表に出てはいけない証言」という以前に(裁判員制度が始まった現在、これも重要ですけど)、
検察が捏造なり曲解なりした情報が、マスコミにより垂れ流された事が異常なんですよ。
例えば起訴時に、「秘書が犯行を自供した」とリーク情報が報道されましたけど、
秘書が本当に落ちたのであれば、引き続き拘留を継続するのも妙ですし、
ここまで粘り続けていたのに、起訴時にあっさり自供するとも思えない。
そうしたら案の定、弁護士がそのような証言の存在を否定した事で、
残る情報元は検察だけに限定され、マスコミも敢えて弁護士に確認せず報じたと。
不自然な証言がリークとして報道され、その度に弁護士が否定って流れは酷すぎますよ。

> 勇み足かどうかはこれからはっきりする事だと思いますが、どうなる事やら…。
まあ隠し球が有るかも知れませんので、裁判に入ってみないと断言は出来ませんけど、
結局、通常は修正で終了するあんな形式犯だけでしか起訴できない所を見ると、
そうしたモノが隠されている可能性は、かなり低いと思いますよ。
また検察が、上述のような不自然なリーク報道による世論誘導を狙った行動自体が、
そんなものが存在しない事を如実に示しているように感じます。

> 外国人参政権の問題などでも私の主張としては
> 「まず自国民の満足度を高めるべし、外国人は自国民を幸福にした後だ」と言う考え方ですので。

まあ、それはそうでしょうね。
でも一方で、外国人が住みやすいくらい文化的な社会を構築できれば、
自国民などは更に暮らしやすい国が出来ているのも確かなのでしょうけど。
って、外国人を暮らしやすくすれば、自国民も暮らしやすくなる訳ではないですけどね。

> > そこで先日、「幸福の科学」が結成した「幸福実現党」ですか!?(笑)
> > って、ここだと、新興宗教ブームの頃を知らない人の方が多いのかな?
> > 「景山民夫や小川知子が広告塔として・・・」なんて言っても、
> > 「誰それ?」って答えが返ってきそうですし(笑)。

> 自分も新興宗教ブームを知らないので「誰それ?」って感じですね。
> 調べてみたら「幸福の科学」が出来た頃に自分生まれたので、そりゃ知らんわなwって感じです。

調べてみたら、新興宗教ブームは1991〜92年ですね。
中でもオウムと幸福の科学は有名で、麻原なんかもよくテレビに出てました。
そう言えば、「TVタックル」とかにも出てたなあ(笑)。
「朝まで生テレビ」でも、「オウム真理教vs幸福の科学」のガチバトルをやってましたね。
まあ流石にこれはリアルタイムではなく、いつぞやの総集編で見たんですけど。
そう考えると、初期の朝生って凄かったんだなあ・・・・
この新興宗教の回のみならず、天皇、部落、在日などなど、本当にタブーへ挑戦していて。
って、それらも全て、上記の総集編で見たんですけどね。
それに比べて現在のは、わざわざ起きていてまで見る気にはあまりなりません(笑)。

> 私は比例区は衆院でも残すべきだとは思いますが、
> 重複立候補は廃止すべきだと思います。
> 甲子園では神奈川の準優勝校が島根代表より強いからって出られないでしょう。
> え、そういう問題じゃないってw?
> でも相応しくないと思うからって対立候補に入れて対立候補が当選したのに
> 負けたその人が復活当選したら変だと思うんですよ。

小沢が選挙で唯一負けた新進党での衆院選が、そんな感じでしたね。
自民党や民主党など、他党は重複立候補をしていたのに、
小沢党首の新進党だけが、「重複立候補は有権者を欺く行為だ」として、
小選挙区と比例区の立候補者をキレイに分けたら、選挙戦略的に明らかな失敗に終わり、
政権交代を訴えた選挙で、現有議席数を減らす敗北に終わったと・・・・
それ以降ですかねえ、小沢が比例区削減(理想は撤廃)に動き出したのは?
って、なんか最後まで、小沢の話題で終わってしまいましたね(笑)。
まあここ15年の政治を語る場合、小沢と小泉の事は避けられないとは言え。


[11391] Re:衆院選2009予想大会の概要に関して返信 削除
2009/6/6 (土) 18:16:38 桂輝平

▼ 徳翁導誉さん
> 「議席予測&落選者5名予測」という2008年段階での概要↓よりも、
> http://f25.aaa.livedoor.jp/~douyo/senkyo2008/senkyo2008.cgi
> 桂輝平さんと話していて思ったんですけど、
> 選挙に詳しくない方も参加されるであろう事を考えれば、
> 各党の議席予測はそのままで良いとしても、落選者5名予想の方は、
> 注目選挙区を10個ほど挙げて、そこの当落を三択とかにした方が良いですかねえ?

私はそのままでも参加する予定ですが、
量を考えると注目選挙区を挙げるその方式のほうが他の方は参加しやすいと思います。
(あと、リストは50音順より選挙区でソートしたほうが良いかもしれません。)

> > もしくは安部氏の再チャレンジとか与謝野氏とかでも面白いかもしれませんが。
> いまさら安部が再登板したり、消費税アップ論者の与謝野がなったりしても、
> プラス効果などは、ほとんど望めないと思いますけどねえ・・・・
> それよりも、選挙後に下野すれば、彼らが総裁となる確率は高いかと(笑)。

安部は正直、今のままだと当選するかどうか危ういと思いますので選挙後にやるとすれば与謝野ですかねぇ…。
選挙前にやれば話題性も上がり選挙で落ちる事はなくなるでしょうが。
でも消費税アップの与謝野では大衆の支持を得られない事は分かるでしょうから
政権を取り返すためにあえて消費税の話題を封印するか、不支持覚悟で持ち出すか…。

> > 一議員としては議論力や演説力が最も重要だと私は思います。政策立案能力も議論力に含まれるものと。
> 政策立案能力まで含むのであれば、
> 「議論」というよりも「論議」なのでは?

「議論」と「論議」の違いがイマイチよく分からないのですが。

> あと、小沢の事は置いといても、岡田&野田体制で民主党内がまとまるかと言えば・・・・
まぁ無理でしょうね。
前原・枝野・野田グループ、羽田グループ、川端グループ、鳩山グループの右派辺りはまとまるでしょうが
鳩山グループの左派、管グループの一派、横路グループ辺りは反発するでしょう。
一新会も渡部色が強く出すぎると反発するかな。

民主党内は右派から左派まで揃いすぎなんですよ。
だから何かにつけて党内で議論がまとまらなかったり、
言う事がばらばらだったり…まぁ自民も大差ないですけど。

> とは言え、そもそも小沢は左右大別の二大政党制を理想とし、
> 政界再編を行って、再編された右の支配者になろうというんですから、
> それが左寄りな民主党の代表となれば、当然無茶な動きもして来ますよねえ・・・・
> 自民と民主の大連立だとか、発案者はナベツネだと思いますが、
> そんな提案に本気で乗ろうなどとするのは、二大政党制を望む者には誠に信じがたい。
> 小沢としては、自民と民主の二大政党制では全く納得できないんでしょうね。


> > そもそも「保守」と「革新」の2つに大別できるのかって話もありますが。
> 左右に大別する必要ってありますかねえ?
> 政治思想が明確に分かれた二大政党制だと、
> 政権交代が起きる度に、政策が極端から極端に振れて、
> それにより、大きな混乱に陥った国があったような記憶が・・・・
> ですので、両党に左右が混ざって党内調整される方が、日本向きなような気もします(笑)。
> 一方、小沢がやりたいのは、その左右大別の二大政党制なのかと。
> その為には、おっしゃられるように「政界再編」が必要ですが、
> 小沢の振る舞いの端々から、その機会を常に虎視眈々と狙っている様子が伺え、
> 私としては、「もういい加減にしてくれ」という思いになったり・・・・
> 完璧を求めるのも結構ですけど、まずは二大政党制を形にしてくれ、と(泣)。


私も左右大別の二大政党制のほうが良いとおもいますよ。
そもそも政党と言うのは同じ考えを持った人間が集まるものとして考えれば
極右から極左まで様々な人が集まった2大政党ができても意味はありません。
党内で統一見解をもてないような政党など派閥の集合体でしかないですからね。
もちろん片方が極右only、もう片方が極左onlyでも困りますが、
右派度80左派度20くらいの政党と右派度20左派度80くらいの政党による二大政党制がいいんじゃないでしょうか?

もしくは中規模の政党がいくつかあってそれがその時に生じた問題によって度々組み変わる、
と言う方が理想に近いんじゃないでしょうか?
まぁそれだと責任の所在があいまいになる、
みんな違った事を言うと国家としての方向が定まらない
と言う問題点もありますが。
あれ?これってもしかして日本もうやって失敗してる(笑)?

> > > ぶっちゃけた話をすれば、私は小沢一郎の事は好きじゃなんですよ。
> > > 政策面では合わない部分が多いですし、そもそも政治家としてのスタンスが嫌いですし。
> > > でも現実問題として、その能力を満たす政治家があれしか居ない。

> > 私も今の小沢一郎は嫌いなので
> > 個人的にベストな選択肢は政権交代実現の上で小沢引退、ですかね。

> 政権交代が行われた後こそ、小沢が真に役立つ時だと思いますが?

小沢さんが自分の政治・政策を貫き通すつもりであればその通りかもしれませんが
今のように党利党略を優先しているようならば大人しく引退して後進に路を譲るほうが正しい選択だと思います。
おそらくここは私と徳翁さんの見解の違いだと思うのですが、
私の目から見ると今の小沢さんは手段と目的が逆になっているように見えるんですよ。
「こういう政治がしたい!」よりも「とにかく政権をとりたい!」に重きを置いているというか…。

> って、菅は本当に喧嘩が下手なのに、自分から吹っ掛けて行くんですよねえ・・・・
> 市民運動出身だからなのか、すぐに批判や攻撃へ行動を移す事が多い割に、
> どうも、自分へ反撃が来る事への想定が出来てないんですよねえ。

菅に限らず民主党議員でそういう人が多いように感じます。
言っている事は正論なのですが、じゃあお前はどうなんだ、と。
調べてみたら、なんだお前もじゃないか、とかお前の前に言った発言と矛盾するじゃないか、とか。
「ブーメラン政党」と言われる所以ですね。そこを改善しないと政権をとったときに
野党(自民党)から攻撃されてタジタジになるのではないか、と思います。

> > 松下幸之助の「かえりみて明日を思う」と言う本は名著だと思います。
> > お時間ありましたらご一読いただけたらと思います。

> 機会がありましたら、オススメのその本も・・・って、
> 調べてみましたら、かなり前に絶版になっているようなんですが?

失礼。絶版になっていたのは自分も知りませんでした。古本屋で入手したもので…。

松下幸之助のインタビューや講演などをまとめた本で
昭和28年から48年まで亘っていますので物価問題などでは主張が変わってきているところもありますが、

1.日本の美しい国土は天からの恵み。環境立国で得られる利益によって繁栄の好循環が始まる。
2.経済・産業・人口の地方分散・分権が急務。各地方都市は復興する際に充分な計画を練るべし。
3.道州制に移行し、州内で仕事の民間委託を積極的に行い競争させよ。
4.国民の繁栄の為には憲法を不磨の大典とせず、改善を重ねていこう。
5.和の精神が勤勉努力に結びつき今の日本を作った。平和と言うのは努力して得られるものである。
6.海外からの協力によって復興できた事を忘れずに自己努力を続けよう。
7.自分を可愛がるように自分の町を、社会を、国を可愛がろう。
8.本当の民主主義は金も時間も掛からない。常に適材適所を心がければそうなる。
9.日本の民主主義は勝手主義過ぎやしないか。圧力団体が集団で迫ってきても法を遵守せよ。
10.科学・知識の進歩に反して精神面は麻痺してないか。物心一如の繁栄を強く考えなくてはならない。
11.議会は国民の見本となるべき存在。国の損得勘定を考え私心は捨てよ。
12.公害対策は負を無くすのみならず新技術研究による新産業の発達などプラスにも変えて行けれる。
13.企業とは国民の共有財産。便宜上それを経営者が預かって経営しているだけだ。
14.過当競争は物価を上げる。物価を安定させるには適正なルールの下で競争をさせること。
15.理想的な形は賃金が上がり物価が下がる事。進歩と調和を共に進めなければならぬ。
16.他国の製品に負けない高品質の製品を作ること。その成功なき国は衰微していく。
17.政策を発表した以上は是とするならば力強く進める事。非とするならば過ちを認め撤回する事。中途半端な事をしている間に問題は更に悪化する。
18.進歩の過程で弊害が生じるのは常識。弊害も予期、早期発見して修正するのが政治。
19.日本全体の改造には金だけでなく人手が必要。国土開発奉仕隊を創設し国民全てで汗を流そう。
20.民主主義と言うのは世論に耳を傾けつつ政治を行うと同時に正しい世論を熟成する事が必要。
21.一人一人が政治について強い批判者となり、要望者となり、推進者となり、また責任者であることを自覚しなくてはならない。

と言うような内容が書かれています。(うぅ…上手くまとめられた自信がないorz)

> 「朝まで生テレビ」でも、「オウム真理教vs幸福の科学」のガチバトルをやってましたね。
> まあ流石にこれはリアルタイムではなく、いつぞやの総集編で見たんですけど。
> そう考えると、初期の朝生って凄かったんだなあ・・・・
> この新興宗教の回のみならず、天皇、部落、在日などなど、本当にタブーへ挑戦していて。
> って、それらも全て、上記の総集編で見たんですけどね。
> それに比べて現在のは、わざわざ起きていてまで見る気にはあまりなりません(笑)。

私はそういうものを知ったきっかけは小林よしのりのゴーマニズム宣言ですね。
元々政治より社会問題(薬害エイズとかチェルノブイリ事故とか)には興味を持っていたんですが
ゴーマニズム宣言の戦争論を見た辺りから政治・政局にも興味を持ち始めて
朝生も何度か見ました。(最近見てないけど…w)
TVタックルも以前は毎週見てたんだけど最近テレビ自体見ないからなぁ…。
ニュースは大体2ちゃんねるのニュース速報板とYahoo!ニュースに頼ってるなぁ…。かなり偏りがw


[11408] Re2:衆院選2009予想大会の概要に関して返信 削除
2009/6/8 (月) 00:00:25 徳翁導誉

> > 各党の議席予測はそのままで良いとしても、落選者5名予想の方は、
> > 注目選挙区を10個ほど挙げて、そこの当落を三択とかにした方が良いですかねえ?

> 量を考えると注目選挙区を挙げるその方式のほうが他の方は参加しやすいと思います。

項目の1つに、「杉村太蔵の得票率は?」なんてのも考えていたんですが(笑)、
土壇場になって、あっさりと出馬を諦めてしまいましたね・・・・
そこで考えたんですが、「三択」というのは変更しないまでも、
項目ごとに異なる内容の選択肢を用意するよりも、
特定議員の「選挙区当選」「比例復活」「落選」の三択にした方が、簡潔で良いですかねえ?
ある程度は知名度のある候補でないと、例え接戦区であっても盛り上がらないでしょうから、
与党側の逆風が予想されているので、与党の大物候補などに絞り込んだりとか?
って、一般的な知名度を意識すると、津島や堀内などよりも、
片山さつきや佐藤ゆかりなどの刺客議員の方が有名そうですけど(笑)。

まあ取り敢えず、いつ行われるか未定の衆院選の前に、
予行演習として、都議選の予想大会でもやってみましょうかねえ?
こっちの方は確実に1ヶ月後には結果が出ますし、衆院選の前哨戦にもなるでしょうから。

> (あと、リストは50音順より選挙区でソートしたほうが良いかもしれません。)
確かに、「誰がどの選挙区で」という予備知識がある人の場合、
選挙区順に並べられた方が、見易いとは思うのですが、
皆が皆そうでない以上、初期ソートは五十音順が妥当だと私は思います。
まあそれに、初期状態が五十音順というだけで、
「選挙区」の部分をクリックすれば、選挙区順に並び替えられますしね。


> > > もしくは安部氏の再チャレンジとか与謝野氏とかでも面白いかもしれませんが。
> > いまさら安部が再登板したり、消費税アップ論者の与謝野がなったりしても、
> > プラス効果などは、ほとんど望めないと思いますけどねえ・・・・

> 安部は正直、今のままだと当選するかどうか危ういと思いますので選挙後にやるとすれば与謝野ですかねぇ…。

「当選するかどうか危うい」と言うのは、安倍が衆院選でですか?
いや〜、さすがにそんな事態には・・・・
安倍が選挙区で落選なんて状態になれば、自民党で選挙区当選者は出ないというくらい、
自民党の中では超鉄板区だと思いますよ、安倍の山口4区は。
今度の選挙で自民党の圧勝率No.1は、安倍晋三だと私は予想してますし。

> 選挙前にやれば話題性も上がり選挙で落ちる事はなくなるでしょうが。
1年前の自民党総裁選で、党内力学により与謝野が当選し、
当時の筋書き通り、首相就任後に即解散を行っていれば、
「史上初の首相落選が見られるかも?」と、密かに期待してたんですけどね(笑)。
まあ、与謝野の認知度がここまで上がってしまえば、
仮に麻生後任で首相となり、衆院選を戦うような事態になっても、
本人の当選は、まず間違えないのでしょうけれど。

> でも消費税アップの与謝野では大衆の支持を得られない事は分かるでしょうから
> 政権を取り返すためにあえて消費税の話題を封印するか、不支持覚悟で持ち出すか…。

自他共に「政策通」として認められている政治家が、
如何に政権奪回の為とは言え、自身の信条を曲げるような事が有れば、
その時点で既に、その政治家は党首としての価値を失っているように思います。
また、与謝野のこれまでの姿勢を考えれば、その可能性は低いように思います。
それに有権者としても、何が何でも消費税アップに反対と言うか、
「まずは無駄遣いを無くせ、消費税アップの話はそれからだ」という意見も多いので、
現在の自民党では、中央官庁へメスを入れる事が体制的に不可能でも、
政権交代が起こる事で、民主党がそれを代わりにやってくれるのであれば、
消費税アップも社会保障と絡める事で、提言し易い環境が出来るかも知れませんよ。


> > > 一議員としては議論力や演説力が最も重要だと私は思います。政策立案能力も議論力に含まれるものと。
> > 政策立案能力まで含むのであれば、
> > 「議論」というよりも「論議」なのでは?

> 「議論」と「論議」の違いがイマイチよく分からないのですが。

個人的なイメージですが、
議論は、意見を戦わせる事自体をメインとし、
論議は、それによって結論を出す事がメイン、と言った感じでしょうか?
自分の言いたい事だけ言って言い放しでは、政策立案にはなりませんからねえ。

> > > そもそも「保守」と「革新」の2つに大別できるのかって話もありますが。
> > 左右に大別する必要ってありますかねえ?

> 私も左右大別の二大政党制のほうが良いとおもいますよ。
> 右派度80左派度20くらいの政党と右派度20左派度80くらいの政党による二大政党制がいいんじゃないでしょうか?

そのように混ざっているモノは、「大別」とは言わないんじゃないですかねえ?

> もしくは中規模の政党がいくつかあってそれがその時に生じた問題によって度々組み変わる、
> と言う方が理想に近いんじゃないでしょうか?

どういう政府が誕生するかが、選挙よりも、その後の政局によって決まり、
それぞれの政党の「これは譲れない」というのが集結する為、政策がろくなモノにならず、
離合集散が頻発するので、政府機能が麻痺する事態も決して珍しくない。
世界でいろいろある民主主義国家を見てみても、
そのやり方が一番、安定感を欠き、民意を表せない仕組みのような気が・・・・

> あれ?これってもしかして日本もうやって失敗してる(笑)?
それって、55年体制のことですか?
あれはまあ、「1.5大政党制+α」みたいなものでしたし、
本当に中規模政党が乱立すると、あんなモノでは済まないと思いますよ。


> 小沢さんが自分の政治・政策を貫き通すつもりであればその通りかもしれませんが
> 今のように党利党略を優先しているようならば大人しく引退して後進に路を譲るほうが正しい選択だと思います。
> おそらくここは私と徳翁さんの見解の違いだと思うのですが、
> 私の目から見ると今の小沢さんは手段と目的が逆になっているように見えるんですよ。
> 「こういう政治がしたい!」よりも「とにかく政権をとりたい!」に重きを置いているというか…。

「民主党など、政界再編へ至る過程の一時的な器に過ぎない」という考えが透けて見える小沢が、
民主党の為の党利党略を行っているようには、正直言って見えないんですよねえ・・・・
良いか悪いかは別にして(個人的には良い気はしないです)。
あと、とにかく政権獲得を最優先に行動しているというのは、間違えなくその通りだと思いますが、
政権を握らなければ、どんなに「こういう政治がしたい」と思っても、所詮は画餅に過ぎない以上、
野党第一党という立場を考えれば、現状での優先事項がそうなるのは、
あまりにも当たり前の事のように思えるのですが?
どんなに完璧な模範解答を用意していても、答案用紙に書き込む鉛筆を持っていなければ、
そのテストで点数を取ることすら出来ないのですから・・・・

> 松下幸之助のインタビューや講演などをまとめた本で
> 昭和28年から48年まで亘っていますので物価問題などでは主張が変わってきているところもありますが、
> (中略)
> と言うような内容が書かれています。(うぅ…上手くまとめられた自信がないorz)

まあ松下の考え方は、何となくくらいは理解しているつもりです。

> 私はそういうものを知ったきっかけは小林よしのりのゴーマニズム宣言ですね。
やはり「ゴー宣」って、影響力が大きかったですからねえ(特にSAPIO移転移行)。
あの辺りから丁度、日本の中の空気が左から右へと舵を切られて行きますが、
あの作品はまさに、その一翼を担うような存在でしたので。
まあ私は、「おぼっちゃまくん」を知っている世代でしたし、
都合良く情報を取捨選択したり、個人的好悪が漫画上での美醜に反映されていたりと、
最初のうちは、ああいう形での「ギャグ漫画」かと思っていたのですが(笑)、
その熱量から次第に、本気で言論表現を行っていると認識されて以降、
「ゴー宣の存在をどう見るか?」が、当時は私の周りでもちょっとした議題となりました(笑)。
そんな感じなので、あの熱に当てられる事はありませんでしたけど、
逆にゴー宣の存在感が弱まって以降の世代は、あれをどう感じているんですかねえ?


[11448] 衆院選の前哨戦「東京都議選」予想について返信 削除
2009/6/12 (金) 19:36:19 徳翁導誉

> まあ取り敢えず、いつ行われるか未定の衆院選の前に、
> 予行演習として、都議選の予想大会でもやってみましょうかねえ?
> こっちの方は確実に1ヶ月後には結果が出ますし、衆院選の前哨戦にもなるでしょうから。

取り敢えず、議席予想の部分だけ抜き出して、
「都議選予想」用のプログラムを作ってみました。
http://f15.aaa.livedoor.jp/~tokuou/togisen2009/togisen2009.cgi

この都議選は、衆院選に向けての前哨戦と捉えられていますし、
既に麻生などは、積極的に応援へ動き出していますが、
投票日まで1ヶ月もありますし、まだ本稼働ではなく試験稼働ですね。
ですので、仕様の変更や項目の追加などにもお応え出来ます。
(ちなみに衆院選では、候補者の当落予想も付く予定です)
ただし、仕様変更などが行われた場合、本稼働時にデータを初期化する可能性もあるので、
現時点での登録は、それを承諾の上で行って下さい。


[11351] Re:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/3 (水) 20:12:47 ラインフォード

▼ 徳翁導誉さん
> > > > ジュニアの話とかいろいろありますが、
> いや、「小泉ジュニアは気になりますね〜」と書かれたから、
> 返信したんじゃないですかぁ(笑)。



そういえば、そうでしたなw


しかし、国が回るってのは、
どこで判断するんですかね〜?
断片的な情報をかじって、私みたいなのは
漠然と日本の将来が暗いとか思ってたりするわけですが・・・w


[11352] Re2:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/3 (水) 20:17:04 ラインフォード

ちなみに、小沢の青写真ってどんなのになるんでしょう?
いまいち伝わってこないんですよね〜^^;


[11361] Re3:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/3 (水) 23:34:03 徳翁導誉

> しかし、国が回るってのは、
> どこで判断するんですかね〜?

「転換点」という事ですか?
まあそれは、歴史を学び、ニュースを見れば、
今度の選挙は、恐らく今後20年くらいの日本の行く末を左右する事になるかな?
という感じになると言いますかあ・・・・
どうしてそう思うかを説明しても良いんですが、長くなりますよ(笑)。

> 漠然と日本の将来が暗いとか思ってたりするわけですが・・・w
民主主義国家なのですから、
明るくなるか?暗くなるか?も、極端に言えば国民次第です(笑)。
不安材料なんて、いつの世にも必ずあるものですしね。

> ちなみに、小沢の青写真ってどんなのになるんでしょう?
> いまいち伝わってこないんですよね〜^^;

15年以上前に出た本で、私も事細かと内容を覚えている訳ではありませんが、
手っ取り早いのは、「日本改造計画」を読む事だと思いますよ。
日本の政治家が書いた本として、海外で未だに最も有名なのがこれですし。
http://www.amazon.co.jp/dp/4062064820/
とは言え、もっと簡単に掻い摘んで知りたいと想像しますので(笑)、
私なりにですが、ちょっと箇条書きしてみますかねえ?
って、私も別に小沢信者では無いので、内容の方が保証しませんけど。

1.政権交代を常時可能とする二大政党制への移行。
2.地方を300の地方単位に分割して自治を行い、地方と国家の二層構造に。
3.権力が限定的な首相の権限を強化。
4.政治家を官庁に送り、官僚を統制&有能な人材を有効活用。
5.指導型の行政組織から、審判型の行政組織へ。
6.無駄な規制を撤廃し、自由で競争力のある社会を構築。
7.弱者への最低限のセーフティー・ネットを構築。
8.対米従属路線から、真の日本独立路線への転換(在日米軍の縮小)。
9.中国とも連携を深め、日米中の三角形構造に(ただし最重要国はアメリカ)。
10.国連への重きを置き、国際貢献によって世界で認められる日本に。

テキトーに書いてみましたけど、これで合ってるんですかねえ?
詳しい方がいたら、修正を御願いします。
ちなみに小泉改革とは、上記で言うと「項目6」にあたる訳ですが、
それとセットで行わなければならない「項目7」を疎かにした為、
このような現状になっているとは言えますね。
まあ小泉の場合、昔から「変人&政局超大好き&政策無関心」って政治家だったので・・・・


[11366] Re4:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/4 (木) 03:03:52 今期不参加

> 1.政権交代を常時可能とする二大政党制への移行。
> 2.地方を300の地方単位に分割して自治を行い、地方と国家の二層構造に。
> 3.権力が限定的な首相の権限を強化。
> 4.政治家を官庁に送り、官僚を統制&有能な人材を有効活用。
> 5.指導型の行政組織から、審判型の行政組織へ。
> 6.無駄な規制を撤廃し、自由で競争力のある社会を構築。
> 7.弱者への最低限のセーフティー・ネットを構築。
> 8.対米従属路線から、真の日本独立路線への転換(在日米軍の縮小)。
> 9.中国とも連携を深め、日米中の三角形構造に(ただし最重要国はアメリカ)。
> 10.国連への重きを置き、国際貢献によって世界で認められる日本に。




[11367] Re4:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/4 (木) 04:09:40 現ビルマ

> > 1.政権交代を常時可能とする二大政党制への移行。
> > 2.地方を300の地方単位に分割して自治を行い、地方と国家の二層構造に。
> > 3.権力が限定的な首相の権限を強化。
> > 4.政治家を官庁に送り、官僚を統制&有能な人材を有効活用。
> > 5.指導型の行政組織から、審判型の行政組織へ。
> > 6.無駄な規制を撤廃し、自由で競争力のある社会を構築。
> > 7.弱者への最低限のセーフティー・ネットを構築。
> > 8.対米従属路線から、真の日本独立路線への転換(在日米軍の縮小)。
> > 9.中国とも連携を深め、日米中の三角形構造に(ただし最重要国はアメリカ)。
> > 10.国連への重きを置き、国際貢献によって世界で認められる日本に。


すみません、途中で送信してました
HNも一個前のです

小沢さんというか、民主自体、具体的にはどういうビジョンを持っているのか
全く分からなかったので、↑の10か条すごく助かりました
党首討論で官僚主導の政治はいかんと鳩山さんが繰り返していたのは、4のことなんですね

私は、政治に対する知識は小さく
主に2chの民主党の政策をウォッチするジョークスレを覗いてはゲラゲラ笑う程度です

ですので
そもそもそれがどういう意味なのか分からない、というのが幾つかあります
2、5ですね。まあそれは後でググルとして

3、6&7、10は良い面もあれば、悪い面もある
上手く使えれば良い方向に行きそうですね

残りの1、4、8&9については、昔の構想だからか、いや今の時代ではちょっと……と言う感じですね

勉強になりました。ありがとうございます


[11372] Re5:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/4 (木) 19:28:17 徳翁導誉

> > 1.政権交代を常時可能とする二大政党制への移行。
> > 2.地方を300の地方単位に分割して自治を行い、地方と国家の二層構造に。
> > 3.権力が限定的な首相の権限を強化。
> > 4.政治家を官庁に送り、官僚を統制&有能な人材を有効活用。
> > 5.指導型の行政組織から、審判型の行政組織へ。
> > 6.無駄な規制を撤廃し、自由で競争力のある社会を構築。
> > 7.弱者への最低限のセーフティー・ネットを構築。
> > 8.対米従属路線から、真の日本独立路線への転換(在日米軍の縮小)。
> > 9.中国とも連携を深め、日米中の三角形構造に(ただし最重要国はアメリカ)。
> > 10.国連への重きを置き、国際貢献によって世界で認められる日本に。

> 小沢さんというか、民主自体、具体的にはどういうビジョンを持っているのか
> 全く分からなかったので、↑の10か条すごく助かりました

これはあくまで「小沢の考え」(しかも支持者でもない私が解釈した)であって、
これが即ち、「民主党の考え」とイコールという事ではないですけどね。
小沢自身は結構右寄りの政治家ですが、民主党自体は比較的左寄りの政党ですので。


> そもそもそれがどういう意味なのか分からない、というのが幾つかあります
> 2、5ですね。まあそれは後でググルとして

私なりにまとめた文章ですから、検索のコツを知らないと多分うまく調べられないかと(笑)。
と言う事で、項目2と項目5を簡単に説明してみますね。

まず、項目2の「地方を300の地方単位に分割して自治を行い、地方と国家の二層構造に」とは、
まあ簡単に言ってしまえば、「地方分権を目指す」という事です。
例えるなら、アメリカが50の州からなっているように、日本を300の州に分割しようって事です。
日本の歴史を持ち出せば、「廃藩置県」の逆パターンって事ですかね?
現在の日本は大雑把に言うと、「国家>都道府県>市町村」という三層構造で、
ピラミッドの頂点にある国(中央)から、地方へと命令や意向を出すシステムになっており、
これが現在、いろいろと問題視されている訳ですね。
中央が金と権限を握り、それを地方へ分け与える現体制だと、中央の好き勝手が許されますから。
「地方の反乱」と呼ばれ、東国原や橋下などが持ち上げられているのも、その辺が1つの理由です。

で、小沢の考えとしては、現行の都道府県も市町村も取っ払って、
日本全体を新しく300の「市」に分割し、それを小さな地方政府にしたいみたいです。
人口が均等になるように分けるらしいので、1市あたり40万人ですか。
国民への基本的なサービスは、身近な存在である市がそれぞれ行い、
そして国は、その300市の代表が集まり外交や軍事など国家単位の事のみに専念すると。
要するに、「国家>都道府県>市町村」を「国家<300市」の二層構造に変えるって事ですね。
二層構想にすることで無駄が省け、その分だけ経費削減に繋がるとも考えているみたいです。
実はこの小沢構想、現実の社会でも少しだけ実現していて、
小沢が中心となり実現させた「小選挙区制」の「300選挙区」って、この構想の第1歩なんです。
つまり小沢構想では、衆議院議員とは各300市を代表して中央へ行く1人の代表者であると。

でもまあ、個人的にはあまり賛同できないんですよね、この案は。
地方分権の方向を目指すのは、私も大いに賛成なのですが、
(基本的に、中央集権は国家中心、地方分権は国民中心の体制なので)
小沢案の「1市あたり40万人」という行政単位だと、
きめの細かいサービスを行うには大きく、逆に大掛かりなサービスを行うには小さいので、
どうも中途半端なように思うんですよねえ・・・・
個人的には、「道州制」を採用しての三層構造がベターだと考えています。
民主党内で言えば、枝野なんかがこれと似たような考えだったかな?
まあ、経費を削減し、国との関係もシンプルにしたいと言う、
小沢の二層構想案も解らなくはないですけど、
国民中心の政治をする為に地方分権をやるなら、国民の利便性を第一に優先すべきですからねえ。

続いて、項目5の「指導型の行政組織から、審判型の行政組織へ」ですが、
項目2の解説が長くなりすぎたので、こちらは手短に説明しますと、
要は、行政が企業へあれこれと方針を指導する(行政指導や護送船団方式)のではなく、
行政は適切なルールだけを決めて、各企業の自由競争に任せれば、
後は違反が有ればそれを取り締まるだけで、行政の役割は十分だと言う事ですね。
ある意味では、項目6の「無駄な規制を撤廃し、自由で競争力のある社会を構築」にも通じます。
ちなみに、護送船団方式の代名詞であった「金融分野」に関しては、
その後の橋本内閣による「金融ビックバン」によって、その様相も結構変わりましたね。
まあ、それが良かったか悪かったかは、個々人の考え方でいろいろと分かれますけど。


> 3、6&7、10は良い面もあれば、悪い面もある
> 上手く使えれば良い方向に行きそうですね

前回書いたように、項目6に関しては小泉がやりましたね。
まあ、項目7は置き去りになってますし、項目6の中身自体も異なりますけど・・・・
あと項目3の「首相の権限強化」は、橋本行革によって幾らか実現し、
その恩恵を受けたのが、小泉であり安倍であったと。
項目10は・・・国連常任理事国入りを目指しているのも、これの一環と言えるのかな?
前回も書きましたように、「国家の青写真」を描ける政治家は日本になかなか居ないので、
小沢が自民党を離れてから、もう15年以上経ちますけど、
何だかんだで、自民党が行う政策指針の1つにはなってますよね、その構想案は。
とは言え、構想した本人でもない人が、部分的に政策を引っ張って来るので、
形だけ真似して、その政策の「真意」が全く組み込まれていない事も多い訳ですね。


> 残りの1、4、8&9については、昔の構想だからか、いや今の時代ではちょっと……と言う感じですね
え〜と、悪いですが、それは思いっきり正反対かと・・・・
まず項目1と項目4に関しては、まともな政治家の多くが、
戦前よりずっと目指している事であり、未だに実現できていない事でもあります。
自民党にいる国会議員だって、同じ事を唱えている人はたくさん居ますよ。
今すぐにとは勿論言わなくても、「政権交代可能な仕組みは必要」と考えるのは、
民主主義を理解していない政治家とか、利権政治家とかでない限り普通の事ですし、
「官僚を使いこなす」とかは、多くの首相がこれまでも言ったりしてます。
そう言えば、現首相の麻生も就任時にそう言ってましたね(結果は真逆ですけど)。
まあ実際、官僚を使いこなす所か、官僚を御せる首相の存在自体が稀ですからねえ・・・・

それと、項目8と項目9に関しては、
「今の時代では」と言うか、「今の時代だからこそ」という面があります。
現在の常識である「アメリカ一極集中」という現象は、
冷戦終結後のわずか20年あまりの常識でしかありません。
そして今、世界は、それが変化するかも知れない転換期を迎えている。
どの程度の変化になるかは、まだ誰も分かりませんが、
アメリカの存在感が落ち、中国の存在感が上がって来るであろう事は、
まず間違えないと、一般的には思われています。

日本の立場になって物事を考えた場合、
いつまでも対米従属路線を続けるのがベストとは言い切れません。
この世界には、潜在的な存在も含めて3つの超大国が存在します。
それはアメリカ・ロシア・中国であり、3つしかないその超大国の全てと、
国境(排他的経済水域を含む)を接する唯一の国こそ、この日本なのです。
そうした困難で重要な立地にある日本だからこそ、外交戦略は大変重要で、
「今まではこれで良かったから」と、時代の変化に対応しないでいると、
多大なる厄災に降りかかられる危険性も拭い去れません。
戦前のような失敗をまた繰り返しては、同じ轍を踏むだけですので。
(とは言え、日本の外交下手が、そう簡単に変わるとも思えませんけど)


[11380] 日本は外交下手?返信 削除
2009/6/5 (金) 00:53:13 ボーフォルド

雑多なツッコミですいません。
私は管理人様の政治的スタンスについては概ねシンパシーを感じますが
管理人様のイメージする外交の上手下手ってどういう点なんでしょうか?

私個人としては日本外交ってまぁ、そんなに下手というほどではないと考えてます。
例えば、例えば冷戦期の戦略目標で言えば
1、中国との通称関係を通じての体制変化
2、ソ連には金をとられないようにほどほどにつきあう
3、市場としての東南アジアの開拓

どれもまぁ、それなりに達成してるわけです。
ポスト冷戦期もソ連なきあとの日米同盟の維持と世界市場へのアクセス(のための全方位善隣外交)
には少なくとも失敗はしてないかと思いますし
私は世に言われるほど鈍感でも下手でもないんじゃないかなとおもってます。

まぁ、強いて言えば「世界かくあるべし」という大構想を持つ外交家の不在と
日本の力と責任に無自覚な点は物足りない点ではあるんですが
大国たらんと思わないなら、無いなら無いでその方がいいものかもしれないです。
今親米シフトを崩すってのはある意味で現材の自由貿易・国際安全保障の戦後体制の
崩壊の引き金を引いちゃいかねんので、そこらへんの自覚とそれからの見通しがないなら
何もしないというのも一つ賢明な選択といえるかもしれません。


かつての中国は今の北朝鮮以上にエキセントリックな国で
毎日日本語で「日資傀儡の首魁佐藤某は…」なんて謀略放送を
ラジオ波でゆんゆん飛ばしていたころに比べれば随分と良いものです。
(さすがにリアルで聞いた世代じゃないですが)

ああ、ちなみにエピソードとして文革の頃に中国に旅行した方曰く
とても人々が純朴で捨てていったハンカチをわざわざ連絡して次の宿まで届けてくれたり
「今は貧しくみすぼらしいが、必ず日本に追いつく豊かな国にしてみせる。
 だからそうなったらまた来てくれ」といわれるなどある種の気持ちの良い国だったと。
ま、当時ですから中国シンパ形成のやらせという面はあるでしょうが
悪い気分になるもんじゃないですね。

政府国家レベルで困った国であっても、個人において困った国かどうかは別の話。


[11409] Re:日本は外交下手?返信 削除
2009/6/8 (月) 00:00:47 徳翁導誉

> > 戦前のような失敗をまた繰り返しては、同じ轍を踏むだけですので。
> > (とは言え、日本の外交下手が、そう簡単に変わるとも思えませんけど)

> 私個人としては日本外交ってまぁ、そんなに下手というほどではないと考えてます。
> 例えば、例えば冷戦期の戦略目標で言えば
> 1、中国との通称関係を通じての体制変化
> 2、ソ連には金をとられないようにほどほどにつきあう
> 3、市場としての東南アジアの開拓
> どれもまぁ、それなりに達成してるわけです。

え〜と、まず最初に、「戦前のような失敗をまた繰り返して」と書いていますように、
戦前の外交に関しては、個人的には否定的に捉えてはいるものの、
戦後冷戦期の方は、そこまで「不味い」と捉えている訳ではありません。
満点とまでは言えないものの、吉田ドクトリンは十分に及第点だと思いますし。

ただ、外務官僚出身である吉田が、そうした対米従属路線を選択した事こそ、
逆説的に言うと、「日本の外交下手」を認識していたからこそだと思うんですよ。
日本の歴代首相を見ても、外交センスを感じさせる人物は限られてますし、
それが主体性ある外交ともなれば、本当に数は限られてくると思います。
そう言った意味では、東西両陣営との距離感をうまく保ちながら、
最大利益を得ようとバランスを取り続ける高度な外交よりは、
アメリカへおんぶに抱っこの方が、楽で現実的な選択であった気はします。
しかしそれは、決して外交上手などというモノではなく、
外交下手と前提した上での、最大利益を得ようとした手段のように思えるんです。

しかしそれも、「アメリカへおんぶに抱っこで大丈夫」という状態が数十年続いた事で、
国際政治で鎬を削り合う事を忘れ、楽する事がすっかり身に染み込んでしまい、
地政的な影響で、歴史的にもともと外交が不慣れであった日本が、
世界が狭くなった現代に於いて、転換点を感じ取り、それを適切に決断できるのか?
正直言って、不安ではありますけどね。
教条的にアメリカへ従い続けて、途中で使い捨てられては堪らないですし。


> ポスト冷戦期もソ連なきあとの日米同盟の維持と世界市場へのアクセス(のための全方位善隣外交)
> には少なくとも失敗はしてないかと思いますし
> 私は世に言われるほど鈍感でも下手でもないんじゃないかなとおもってます。

アジア通貨基金構想は潰され、イランの油田開発は撤退を強いられ、
ブッシュの戦争には振り回され、北朝鮮問題では一顧だにされない・・・・
これで本当に、うまく立ち回っていると言えるんですかねえ?
日米同盟にしても、日本の重要度を自認するのであれば、
対等とまでは言わなくとも、それに近付ける努力は必要だと思いますし、
冷戦後の自由な世界市場をアメリカが支えているとは言え、
それに参加するのにアメリカとの同盟が必須と言う訳でもありません。

って、親米路線を捨てろと言っている訳ではありませんよ。
ただし、冷戦の終結後はそれまでのように、
アメリカへ従属していれば恩恵を被れた時代ではなくなった以上、
従属関係ではなく、「国と国との関係」になった方が、
日本にとって利が大きいと考えています。
「下駄の雪」と思われていては、日本は損するだけですので。


[11382] Re6:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/5 (金) 05:14:49 現ビルマ

わざわざ、丁寧な説明すみません

2の300分割は、党首交代直後、ニュース・ゼロで鳩山さんが言ってましたね
いや、まあ、管理人さんから分かりやすく説明されれば、ああ、なるほどなあ、と納得できるものなのですが
その時の鳩山さんの説明が見事にグダグダでして
国民が市のサービスを選択できるって部分を強調しすぎて、キャスターの人から福祉面、地域格差などでフルボッコになってました
説明聞いて途中まで同じものだと気付きませんでしたよ
無駄の削除を取るか、サービスの質を取るか、になりそうですね

道州制はぐぐりました。財源などに微妙な難点もあるように思えますが、選択肢の一つとしては悪くないですね

5の審判型は、護送船団と金融ビッグバンでぐぐってみました
前者は少なくとも一定時期(バブル)までは効果的であり、後者はすでに当たり前になっていることが多くてなんとも……
あと、前者の護送船団方式って最近アメリカがGMに対して近いことやろうとしてしてませんか?

6,7は、郵政はどうなんですかね。当時はほぼノリで進んでましたけど
ネットに転がる小泉さんの評価って、美化と憎悪がたっぷり詰まってて、政治の知識が無いと良し悪しが付けにくいんですよね
まあ、あんまり無いからあんまり分からんわけですが

3の権限強化でまた橋本さんですか、その頃、政治に興味無かったので気付きませんでしたが、色々やってたんですね。この人

10は、うーん、私も小沢さんの真意は知りませんけど、少なくとも、現状、国連への働きかけで、こいつはよくやった、というのは思いつきませんね
常任理事国になってほしいとは思いませんが、なろうとして見事失敗してますし

今の時代だとちょっと……と言う発言ですが、すみません
ホントは、なんとなくダメじゃね? なんとなくムリじゃね? くらいの奴を集めました

1の常時政権交代可能ですが、中学の教科書にはそういうシステムです、と書いてあった気もしますが
今一、ちゃんと実践できてる姿が思い浮びませんで
多分、国民の政治への認識をえらい金と時間かけてどうにかしないと達成はむずかしいんじゃないかと
かつ、現行の制度がどうしようもないものか、というと、意外になんとかなってるんですよ
金融危機に対し、ジョークスレでたまに出る真面目な自民の政策と
それに絡んだMSNの書き起こしの記事見る限り
とりあえず、未来から借金こさえて、金が回りやすいようにするって言う部分はちゃんとおさえてるんですよね
このレベルででも対策打てるなら、無理に常時政権交代可能体勢で金と時間使わず、このままでもいいかな、と

4の政治家を官庁に、は
豚インフルで管さんがやったことを拡大する、くらいしか想像できませんで
アレは単純に仕事の邪魔してるようにしか見えなかったんで止めといたほうがいいんじゃないかと
政治家は政策を作る人、官僚は政策を実行できるようにする人と脳内で役割が真っ二つに割れてるせいかもしれません

麻生さんの今の状態が、官僚にコントロールされてる状態なんですね
なんとなく、一個前の福田さんみたいな状態を想像してました

8と9はどうなんですかね。私、軍事的な見地はまるでダメでして
そちらのほうでというのなら、そうなのかもなあ、と曖昧にうなづく事しかできません
軍事に比べればまだマシな経済的な見地からですと
中国の台頭というのは、まあ、あるんでしょうけど、米国と比較できるレベルになるって言うのは
ちょっと難しいんじゃないかと
不安定要素が多い上、これといった技術があんまり無いように思えます
沿岸部の大きな市場は美味しいので
欧州のハゲタカさんたちが頑張って中国でバブル起してくれる分には大歓迎ですけど
横からちゅーちゅー吸ったり、メイドインジャパンをガンガン売ったりするのもOKですけど
今以上に手を取っちゃうのはちょっと怖いですね

長々とすみません
私は興味深い話が聞けて大変楽しいですが
(今回は2の解説が、一番、おおなるほどこういうことか、となりました)
逆に言うとほとんど聞いてるだけなので、負担になるようならお返事自体結構ですし
負担にならない場合でも、ぐぐれば分かりそうな部分は解説省いていただいて大丈夫ですので


[11384] Re7:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/5 (金) 10:49:46 ボーフォルド

よくも悪くも民主ヘイトなネット空間って多いですし、
現実に現政権の利権で食っている人にとっちゃあ都合が悪いわけで
そういう空間に漬かっていればそういう認識にもなるんじゃないですか。

アメリカでもうちは代々共和党(民主党)なんて
土地柄、家柄はあるわけですからしかたないのかもしれませんが。


・地方行政の話
300市構想って、悪く言えばそもそもそういうもんです>福祉や格差問題
自己決定すれば悪い結果が出ても自己責任であるから
みんな政治に注目するだろうってことですね。
現在の選挙区単位で見れば「何も産業が無い」なんて事はほぼ無いので
それを活用してどうにかしろということです。

制度的に言って福祉を地方に丸投げすると、福祉を充実させると
福祉に頼る人間が集まってさらなる出費が出ますので、
基本的に福祉カットのインセンティブが生まれると指摘されています。
だからこそ、何をどう分配するかは大切です。その点説明足りないような気はします。

ただ、デメリットを述べるのも馬鹿らしいですから、
自分の案の利点のみをまくしたてるのも一種の弁論術ではあります。
無論、その点の批判はジャーナリズムなり他政党が果たすべき役割ですし、
それを見た上でどう判断するかは有権者の勝手ですが。

やや悪い表現をすれば、党利として現在の県は旧自治省(総務省)の、
市は保守系地方議員の影響ってまだまだありますんで
それを一度叩き壊して自分の権力基盤を樹立したいってのはあるのかもしれません。
小泉の市町村合併でだいぶ自民党地方議員が減って基盤が弱体化したと指摘されますよね?
サッチャーなんて労組の強い県を狙い撃ちで強制的に廃止して分割したりしてますし。

ただ合併ではじめて会計部分のヤバイ点が見えてきて…ということは往々にしてありました。
それまでの市町村にぶら下がってた農協なんかも合併しましたんで、
イロイロと黒い話(公金宴会やら裏金やら着服隠し)を人づてで聞いたりします。
そこまでしないと見えてこない地方政治の闇部分はあると思います。
といっても確定申告で自営業の方がやっている程度の闇でしかないことが殆どでしょうけど…
でも、まぁ県という単位、偶々現行制度が長くやっているだけで
明治には割と頻繁に組み替えをやってるんですよね。
難しく考えずにトライアンドエラーでいいような気もします。


・護送船団方式
まぁ、確かに現在のアメリカに近い点はあるかもしれませんが
一番脚の遅いのにあわせたり、成長産業と官が指定した以外の業界には全く支援が無かったりと
する点で本質的に異なったモデルだと思います。
潰すべきはGMだろうとバンバン潰す船団護衛なんてタンカーを守らない護衛艦隊みたいなもんです。


・金融政策
私は経済には疎いですので、皆様のご見識に添えないとは思いますが、
今の麻生政権大筋で間違った経済政策はしてないという点は同意します。
ただ、いーかげんな政策も大量に紛れ込んでしまっている現状では
それを野党が批判して、もっと○○に金を出せというのは正統なものだと思いますし、
どうせならもうちょっとわかりやすく大きな「夢」のある話を作って欲しいですね。


・説明責任と効率性
豚インフルのときの管や長妻が厚生省の多忙な役人を呼びつけて…の
コピペでも読まれましたかね?
ただ、航空の防疫強化がパフォーマンスであったという指摘も現場の担当者から
出ているように必ずしも当時の体制が効率的かつ万全であったかは疑問があります。

重大な間違いを犯したまま行動を続けるくらいならば
折にふれて批判が重ねられ、失敗を修正できる組織である方が最終的な効率が良くなると考えられます。
少なくとも民主制度による定期選挙はそうした考えを背景としているはずです。
アメリカはベトナムから撤退できたが、日本は中国大陸から撤退できなかった。
一概に論じるべきではありませんが、この差は民主主義の復元性への信頼性の違いにあるのでは?

戦史をふりかえってもシュリーフェンプランやら真珠湾やら
軍組織が「もう作戦が始まっているから邪魔をするな」といって
問題を深刻化させて誰も批判できなかった場合は多くあります。
大失敗をしないためには、行政組織に説明責任を面倒でも果たしてもらうよりないのではないでしょうか。


[11394] Re8:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/7 (日) 03:31:24 現ビルマ

・地方行政の話
県と市に対する影響云々勉強になりました
何処が何に強いというのは、実生活との関連が見えにくいので
おろそかにしがちなので助かります

>でも、まぁ県という単位、偶々現行制度が長くやっているだけで
>明治には割と頻繁に組み替えをやってるんですよね。
>難しく考えずにトライアンドエラーでいいような気もします。

これはどうなんですかね
同じ制度が長く続くことによって、一部は機能不全を起す、というのはわかりますし
より良いシステムの模索というのもわかりますが
制度を大幅に変えれば、一時的にも仕事は滞りますし、当然莫大な金が掛かります
このままのモデルでは十年以内に破綻するか、よっぽど良い仮想モデルができるまでは
監査なども含め小規模のモデルチェンジで十分ではないかと思います
コストとリスクをリターンが上回ってはじめて動いて欲しいかな、と。はい、すみません、ガチガチの保守派です

・護送船団方式
GMに対して護送船団方式だって言い方自体が矛盾がしてましたね。すみません
GMへの対応を見る限り、国が企業に口出す割合が増えるんじゃないかな、と思いました。社会主義国家アメリカとか洒落になりませんが

・金融政策
どれだったか忘れましたが予算案の中身をちらっとみたことありますが、総計で100案以上ありそうでしたよ
かなり短い間にあれだけばんばん対策打ってたら、そのうち一つや二つは将来的にヤバイの混じってても不思議には思いませんね
その辺り、きちんと(だが短時間で)精査して、それとそれは良くできてる。それ以外もそう悪いものは無い。だが、これとこれはヤバイだろう、とやってくれれば野党の鑑なんですが
私が見たところ、民主が叩いてたのって主に定額給付金でしたよね
あれ、物凄いスタンダードな初期の対策で、世界(台湾とドイツと後もう一国はニュースに載ってた)でもあっちこっち同じ事やってました
まずお金をあげて、次に補助金出して物を安く手に入れられる状況を作るってやりたいから、お金出させてって案に
いいや、お金出すのはダメだ。補助金は許す、なんて意味が分からん事言ってる暇があれば、予算案もっとしっかり調べればいいのにって思ってました
他の部分で何かきっちりと予算案の駄目な部分を指摘して、代わりにこっちに金を出せって批判ありましたっけ?
夢っていうか、麻生さん、予算に限らず、政策全般の魅力的な目標って下手ですね(3年で景気回復ってどうなったんだろう……回復基調らしいけど実感が……)

・説明責任と効率性
豚インフルの時に、菅さんと長妻さんが、ってコピペなんかあるんですか?
菅さんが役人呼びつけたのって、もうちょっと緊急性の低い別件じゃなかったでしたっけ?
ちょっと元のニュース見てないんで、それこそコピペが発信源かもしれないですけど

長妻さんは、どうでもいい上、手間の掛かる質問ナンタラ書を濫用する人ですよね
あれ正式な手順踏まないといけないんで、滅茶苦茶人件費掛かるんですよね
お役人様が、全省庁の職員でタクシー運転手から割引券、金券、ビールなど貰ったことあるか、の調査やらされてぶちぎれてましたよ
もらう事自体、公務員の内規に引っかかるから、当然ダメだけど
タクシーの運ちゃんのサービス断らせるだけのために
国民の血税=残業代幾ら分つぎ込む気だ、と
あ、調査結果、新聞に出てた通り、全省庁って規模で考えればめっさしょぼいです。総計100万とどかなかったんじゃないかな

で、菅さんに戻りますけど
私がニュースで見たのは、豚フルの担当者さんたちに話聞きに行って大したこと言わずに帰って来て報告、を何回か繰り返したくらいですよ
菅さん一応薬害で成果のこしてますが、防疫のプロって訳じゃないですからね
現場に行って話聞いても、何が正しくて何が正しくないのか、素人に判断されても困りますし、判断できないのに居ても邪魔ですし
何しにいったんだろうな、と

官僚の監視はいいんですけど、それって政治家にできるんでしょうか?
要求されるスキルが大分違うんじゃないか、と思います
必要なのは、官僚の仕事が専門分野ごとに理解でき、かつ、官僚と癒着しない存在ですよね
薬害や年金のリスクを考えれば、そういう存在を作る必要性は理解しますが
今の政治家にそれが可能な人材ってどれくらいいるんでしょうか?
100人居るとは思えません
やるならやるで0から作るか、似たような存在を何処からかひっぱってきた方が確実な気もします


[11396] Re9:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/7 (日) 11:26:29 ボーフォルド

▼ 現ビルマさん
> ・地方行政の話
> 県と市に対する影響云々勉強になりました
> 何処が何に強いというのは、実生活との関連が見えにくいので
> おろそかにしがちなので助かります
>
> >でも、まぁ県という単位、偶々現行制度が長くやっているだけで
> >明治には割と頻繁に組み替えをやってるんですよね。
> >難しく考えずにトライアンドエラーでいいような気もします。
>
> これはどうなんですかね
> 同じ制度が長く続くことによって、一部は機能不全を起す、というのはわかりますし
> より良いシステムの模索というのもわかりますが
> 制度を大幅に変えれば、一時的にも仕事は滞りますし、当然莫大な金が掛かります
> このままのモデルでは十年以内に破綻するか、よっぽど良い仮想モデルができるまでは
> 監査なども含め小規模のモデルチェンジで十分ではないかと思います
> コストとリスクをリターンが上回ってはじめて動いて欲しいかな、と。はい、すみません、ガチガチの保守派です


まぁ、そこいらをどう考えるかは政治哲学の問題ですね。
私も別に無理してやるもんではないと思います。
ただ現行の予算と権限の不均衡が大きい市町村制度がベストとも思いませんが。


> ・金融政策

防衛費総額が4.5〜5兆円ですから、単発の政策で2兆円って、大きいと思いません?
これで医療費削減を十年先延ばしにできる額です。
日本には批判材料としての地域振興券のデータもあるわけですし、
国民の注目も高い、これが政治の焦点にならなかったらそれこそ怠慢ですよ。
他の案件で審議を止めてたら、それはそれで
「たった数億のために十兆の金を止めるとは何事だ」って批判をうけたと思いますけどねぇ。

無論それもポジショントークとしてはアリですが、
それは自分の支持政党を大声で叫ぶ行為でしかないですね。


> ・問意質問書
期限の切り方と回答作成のために必要な判子が多くなる現状は
多分に問題があると思います。が、「調べろ」って言ってみないと
それがどれほどのものなのかさえ解らなかったんだから仕方が無い面はあります。

んで、居酒屋タクシーの御指摘の総額については一人で200万貰った豪の方もおられるようですけど?
http://news.shikoku-np.co.jp/national/detailed_report/200806/20080625000584.htm
現金のキックバックだと共謀すれば交通費と偽って公金の横領がまかり通るんですよ。
それにこの問題の本体は、省庁が何十億もタクシーチケットを購入して贅沢に使いまくっていた点であり、
なぜそんなに皆タクシーを使いたがるかを突っ込んでいたら偶々これが目に付いたに過ぎません。


・菅の動きについて
ああやっていることで内外の専門家が批判を漏らしやすいようにアピールする事も大切です。
それに国民の代表として行っておる以上、
素人たる政治家に納得できるように説明できないのでは困るわけです。
しかも今回の場合は同じく素人である与党政治家が中心になっての混乱拡大なので
現場の声を聞きに行ったカンは鋭かったと思います。

いや、水際防止を派手にやって国内検疫全くやってないとは流石に思わないですよ、普通。
神戸の件も医者の機転があって初めて明らかになったことですし。


・官僚と政治家
アメリカはいわば大学やらシンクタンクをストックにして、国家スタッフを2つ用意しておりますね。
猟官制度ならそういう方法もありますが、資格任用制をとっている日本ではなかなか難しいものはありますね。
誰もタダじゃあ働かないし、仕事をせずに金をくれるところもあまりないですから(笑
テクノクラートにして、現行の仕事を請け負わない(癒着しない)なんて存在を新規に成り立たせるのは難しいかと思います。

んで、結局現在最もそれに近いのは政党政治家しかいないんですよ。
それに専門家と言っても役所のキャリアは2,3年すれば畑違いに転属するわけですし、
20過ぎの頃に試験に通った奴なら上司が出来て、民意の吸い上げに心を砕き、2週間の選挙戦を勝ち抜いた人には出来ないってのは
実は幻想なんじゃなかろうかと思ってます。それこそ局長の横に机並べてやってたら身についてくるもんだと思いますよ。


[11410] Re10:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/8 (月) 00:01:09 徳翁導誉

既にボーフォルドさんの返信がありますので、私の方からは部分的に返信を。

> > > > 金融危機に対し、ジョークスレでたまに出る真面目な自民の政策と
そもそも、そのジョークスレがどれなのかが解らないんですが、
2chのコピペって、「麻生を支持したい」「民主党を叩きたい」というのが先ずあり、
それに合わせるように、ソースを曲解したり捏造したりのオンパレードなので、
不用意に信じ切っていては、簡単に踊らされるだけですよ。
信じたい事はまず疑い、疑いたい事はまず信じ、それを調べなければ、
(そうした為にこそ、ネットは大きな力を有するのですから)
踊りたいから踊らされる事となり、それは差別を生み出す構造と変わらなくなります。

> > > > 6,7は、郵政はどうなんですかね。当時はほぼノリで進んでましたけど
> > > > ネットに転がる小泉さんの評価って、美化と憎悪がたっぷり詰まってて、政治の知識が無いと良し悪しが付けにくいんですよね
> > > > まあ、あんまり無いからあんまり分からんわけですが

正直言って、小泉は郵政民営化の中身には、ほとんど関心がなかったと思いますよ。
自民党の非主流派所属であった小泉が、野党党首の菅と手を組み、
「郵政民営化」をメディアで声高に叫び回ったのは、もう十数年くらい前ですかねえ?
何でこの2人がタッグを組んだかと言えば、答えは単純明快。
自民党主流派にとって郵政とは、まさに巨大な「第2の財布」だったんです。
郵便貯金も簡易保険も、利子を付ける為には運用をせねばならず、
その運用先として、主流派の議員が地元へ公共工事を引っ張っていたと。
ですから、この財布を奪われる郵政民営化は、主流派にとって非常に痛かったんです。
で、テレビなどを回り、2人して批判を繰り広げた訳ですが、
菅の方は市民運動家あがりだけあって、理論武装がしっかりしていたものの、
小泉の方は・・・とにかく勢いで捲し立ててましたね(笑)。
子供だった私にすら、「主流派を攻撃したいだけ」という小泉の心の声が見て取れる程に。

そして、小泉が世論を味方に自民党総裁、そして総理大臣へと就任すると、
小泉は党内主流派を追い落とす為に、アメリカは350兆円もの郵政の金を狙う為に、
郵政の民営化へ向けて動き出した訳ですね。
郵政事業の効率化などは、その前に橋本が行った郵政公社化でも対応可能だったと思いますし、
有事に備えて、第2の財布を手放す事に危機感を抱く保守系の議員も居ましたけど、
結局は小泉の執念で強行され、あの狂乱の郵政選挙へと繋がっていくと・・・・
政策には無関心で有名な小泉でしたが、
自らの代名詞となった「郵政民営化」は、何が何でも実行する気構えでした。
その上、一部の財界人がそれに絡んできたんですよねえ。
例えばオリックスの宮内会長なんて、内閣府の「総合規制改革会議」議長として、
規制改革のレフェリー役を務めながら、それと同時にプレイヤーとしても参加し、
2400億円を掛けて作った「かんぽの宿」を、わずか100億円あまりで単独一括購入をしたと。
ここ数日、鳩山総務大臣が反旗を翻していますが、その大元の原因がこれです。


> > 制度を大幅に変えれば、一時的にも仕事は滞りますし、当然莫大な金が掛かります
> > このままのモデルでは十年以内に破綻するか、よっぽど良い仮想モデルができるまでは
> > 監査なども含め小規模のモデルチェンジで十分ではないかと思います

いや、もうそうした時期に突入しているから、いろいろと言われている訳で・・・・
一番わかりやすい例が大阪府ですかねえ?
平成になった頃は1兆円程度だった借金も、ここ十数年という短期間に、
借金を4兆円以上も増やして、今や6兆円近くに達しています。
橋下が府知事に就任し、乱暴なまでに経費削減へ奔走しているのも、
放っておけば、あと数年で大阪府が破綻すると言われている為です。
ついでに言いますと大阪の場合は、府だけでなく、市の方も5兆円もの借金を抱えており、
大阪市民は府と市の合計で、1人あたり200万円ほどとなります・・・・
って、国が抱える1人あたり600万円の借金に比べれば、可愛いモノかも知れませんけど(笑)。


> > 私が見たところ、民主が叩いてたのって主に定額給付金でしたよね
> > あれ、物凄いスタンダードな初期の対策で、世界(台湾とドイツと後もう一国はニュースに載ってた)でもあっちこっち同じ事やってました

> 日本には批判材料としての地域振興券のデータもあるわけですし、
> 国民の注目も高い、これが政治の焦点にならなかったらそれこそ怠慢ですよ。

で、2008年ノーベル経済学賞の受賞者であるクルーグマンから、
与謝野大臣が面と向かって、「定額給付金は0点だ」と言われてしまうと・・・・
ぶっちゃけ与謝野自身も、0点だとまでは思っていなくても、
大して効果がない事くらいは解っているんでしょうけどね。
まあ与謝野の場合は立場が立場なだけに、たまに婉曲的に漏らすくらいですけど、
自民党の重鎮クラスですと、平然と「公明党との連立コストだ」と言って憚りませんし、
そもそも、以前にも公明党の意見を入れて地域振興券をやりましたが、
これはボーフォルドさんも書かれていますけど、
「ほとんど効果がなかった」というのが一般的な結論ですからねえ。
正直言うと給付金政策は、公明党と麻生政権の都合です、あれは。


> > > > 8と9はどうなんですかね。私、軍事的な見地はまるでダメでして
> > > > そちらのほうでというのなら、そうなのかもなあ、と曖昧にうなづく事しかできません
> > > > 軍事に比べればまだマシな経済的な見地からですと
> > > > 中国の台頭というのは、まあ、あるんでしょうけど、米国と比較できるレベルになるって言うのは
> > > > ちょっと難しいんじゃないかと

時代が時代ですし、軍事面よりも経済面の方でこそ重要な話ですよ。
ハッキリ言いまして、ここ100年あまりの日中の力関係というのは、
日本の絶好長期と、中国の絶不調期とが、たまたま重なったという特殊な期間で、
中国がどの程度まで来るかは解らないものの、日本を抜くのは恐らく時間の問題ですよ。
アメリカと中国がどうこうと言う以前に、日本と中国がどうなるのかという話ですね。
1900年代前半の50年間、日本が欧米列強と何を争ったかと言えば、それは「中国市場」なんです。
別に「アメリカか?中国か?」の二択を迫っている問題ではありませんので、
中国とアメリカに挟まれた日本としては、その両国とどう上手く付き合っていくかと言う話です。
日本にとって最悪のシナリオは、米中が手を握り、日本が蔑ろにされる事ですので。

ちなみに、「戦前日本と中国市場」の話に関しては、
ちょうどタイムリーに、NHKの「JAPANデビュー」第3回で少し扱われてましたね。
9日深夜に再放送がありますので、興味があればチェックしてみるのも良いかも?
それにしても「JAPANデビュー」という番組は、第2回と第3回はちゃんと作られているのに、
なんで第1回だけ、あんなバランスを欠いた作りになったのかなあ?


[11414] Re11:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/9 (火) 12:56:37 現ビルマ

長くなってすみません
地域振興券、厚生労働省の対応、と色々調べるきっかけになったのと
郵貯利権の仕組みが勉強になりました

・金融政策
まず金を持たせて、次に商品を値引きし、商品を買いやすい環境を作る
というのが、定額給付金と、補助金絡みの景気対策に対する私の認識でした

その上で、これを完全に無意味化させるなら
もらった金を使わないことが絶対条件になります

期間は景気が上がるまで、ですね

で、どうすればそんな事が起こりえるのか、全く分からなかったんで
すでに失敗している同種の地域振興券について調べてみました

それで分かったんですが、私自身勘違いしていました
地域振興券の失敗は、全て貯蓄に回ったことではなく、その効果が短かったことでした
効果が無いんじゃないんですよ。効果があっても消費に継続性がないことが問題だったんですよ
一時的には消費が上がってます。地域振興券を使い果たすまでは、ね

それを踏まえれば
定額給付金の用途は初期のカンフル剤です。場繋ぎです
効果は、他の足の遅い政策が機能し始めるまでの時間が稼げればいいので、短くとも構わない
地方で公共事業やるにしても、給料袋に変わるのは大分先の話ですしね

定額給付金を不要とするなら
それに代わる、手早く出来て、即効性のある時間稼ぎの政策を対案として出すべきでしょう
野党はそれを打ち出し、定額給付金よりこちらの方が効率がいいので、取り替えろ、と迫ったのでしょうか?
そうでないのなら、何のために審議を止めていたのか理解できません

クルーグマンさんが、定額給付金を切って捨てたのって、米国じゃ上手く機能しなかったから、じゃなかったかな
与謝野さんがどう思ってるかは知りません。っていうか、この人誰か休ませて大臣兼任しすぎ

・質問主意書
みたいです。普段使わない単語は基本的に覚えられないんですよね。間にナンタラが入る
概要はhttp://www.ops.dti.ne.jp/~makinoh2/trueth/seijika4.htmlを斜め読みしてください
……聞いてた話よりひどいですけど

タクシーの200万はこちらのミスですね。一部しか載ってないの見たか、何かと誤同したか、どちらにしろとすみません
でも、これ一人ですよね?
そこで考えてほしいのですが、何故、官僚は態々タクシーなんぞ使うのかってことなんですよ
件のお役人、ぶっちゃけ、チャット仲間なんですが
長妻ぁぁぁぁっ! と殺意の波動に取り付かれてる時って基本一時過ぎにちょろっと顔出すというケースが多いんですよ
なんでかというと、長妻さんの質問主意書って手間が掛かる上に、通常業務じゃないからなんですよ
ってゆーか、回ってくると基本残業確定なんですよ
深夜残業しすぎると普通に終電逃すんですよ
タクシーで帰るしかなくなるんですよ
私が知ってる官僚はその人一人だけなので、部署によってはタクシーが足代わりって所もあるのかもしれませんが
大部分はタクシー=大残業だと思いますよ
個人のタクシー利用で、ばれないように公金の横領って難しいんじゃないかな。残業代の方が横領できる金額より大きくなりそうな気がします
タクシーの運ちゃんどうやって、200万回収する気だったんだろ……

・菅さんの動きについて
いや、内外の専門家の意見欲しければ直接聞きに行けばいいんじゃないでしょうか?
直接来るより、現場で話聞いて帰って繰り返す方が批判を聞き出しやすいってのもちょっと分からない話です

菅さんは豚インフルチームの監査役のつもりなんですよね
監査する対象から、何をやっているのか説明されないと何一つわからないのに、どうすれば監査になるんでしょうか……
何をやっているのか説明しろというのなら分かりますが
俺が監査できるように説明しろって流石にハードル高すぎませんか?
ご自分の職業に当てはめて考えていただけるとその無茶っぷりが想像できると思います
わが身に置き換えて考えると、とりあえず、上の人間の正気を疑うところから始めることになりそうです

えーと、国内検疫って、国内の患者を探す作業って意図で書いてるんですよね
どうも字義的には国内に検問作って出入りの人間を検疫するって意味らしいです
厚生労働省は、対応できる病院(施設?)を全国で指定。フリーダイアルによる検診と発症の疑いがある者には←の病院を紹介。
通常の病院も発症の以下略。それらのアナウンス
国内だと大雑把にそういう対応してるようです
検疫で感染拡大までの時間を稼いで、↑の国内対応の準備を整えるって感じですね
神戸のお医者さんもマニュアルに従ったんじゃないですかね?
感染者にも人権があることを考えるとこれ以上の対応は難しいような気もします
どういう対応をすべきだと菅さんは言ってたんでしょうか?

・官僚と政治家
監査それ自体を仕事にするわけには行かないんですか?
官僚を得るのと同じように官僚の監査を得る
まあ、現在ある監査の強化でも良いんですが……

政治家って、国民の代表で、それぞれが掲げる政策に賛同する人たちに支えられてるわけですよね
要は、普通に、企業なり、業界なり、から金なり票なり貰ってるわけですから
中立な存在ではないでしょうし、中立である必要もないのでは?

まあ、官僚も、大店法だったかを推進し、見事とおしたら実家の企業が躍進しましたって人もいるんですけどね
ちなみに、この人、実家の企業の役職を得てるのばれて怒られてます。副業いけないのしらなかったそうで

・郵政
郵政、なんで解体解体言ってたのか、わからなかったんですが
利子稼ぎに便乗して、自分の地方に仕事を、ですか。これはわかりやすい
橋本さんの郵政公社化でも効率化は対応可能というのも、調べたわけじゃないですけど、説得力あります
まあ、郵貯の金とアメリカがどう関係するのか、は流石にちょっと分かりませんが……

・現行モデルの限界による地方の破綻
……が原因で大阪が破綻しかけているなら、他の地方も一気に破綻しかけるような気がします
大阪府のHP見た限り、歳入に対し、支出が大きすぎる、と言うだけの話なので、そこにメスを入れられれば解決はできる、と思います
実際、リストラ、予算削減で対応しようとしてますよね
(まあ、時折、大丈夫かよ、この人って思う時もありますが、なんとかやっていってるようだし、結構有能なスタッフ付いてるんじゃないかな)
もしも構造的な問題での破綻なら、計算上現行のモデルではこれ以上歳入に支出を近づけることができない、ので、別のモデルに移行せざるを得ない、となると思います
300市になるのか、道州制になるのか、知りませんが……

・府民、国民一人当たりの借金
それ、たまに見ますけど、なんか意味のある数字なんでしょうか?
府民の場合、大阪府の歳入と支出が問題なのであって、そこに何人の人間が住んでいようとどうでもいい話ですよね
一人しか住んでいない場合と1億2千万住んでいた場合では一人当たりの借金の額は大きく違いますが
大阪府としての歳入と支出が同じなら財政状況変わりはしませんし
(まあ一人しか住んでないと単なる一人暮らしの家計簿のような気もしますが……)
国民の場合
借り手が国で貸し手が国民
国債の利率が鬼のように低いので今以上にガンガン刷ってもまだまだ信用に余裕がある
もう最悪日銀に国債買い取らしちまおうぜ、デフレおわらねえし
あと、なんかあったかなあ、一人当たり以前に現在の国の借金に問題ないことだけはほぼ確実なんですが
まあ余裕ある時にでもちまちま返して置けばいいんじゃないですかね、道義の問題で

・中国の隆盛
うーん、その番組見てないんでなんとも、にこにこかつべにでも上がってたら拾ってみます
市場と言う点では破綻前の欧州も、まあそこそこでしたけど
今、どうにか生きてるの、(金融以外に)まともな産業を持っていたところだけですよね
アイスランドは極端な例としても、イギリスとドイツではドイツのほうが大分ましですし
中国って、これ、という産業あるんでしょうか?
台湾や韓国みたいに、幾つかの業種では見るところもある、というなら躍進も分からなくもないんですが


[11418] Re12:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/9 (火) 22:44:33 徳翁導誉

> それを踏まえれば
> 定額給付金の用途は初期のカンフル剤です。場繋ぎです

いや、あの〜、すみません。
カンフル剤目的である事は当然の事として、それを踏まえて書いてました。
え〜と、そうなると、何処まで踏まえて書けばいいのか、
ちょっと解らなくなってしまいました・・・・
う〜ん、まあ取り敢えず、クルーグマンと与謝野の事を書いておくと、
クルーグマンは、「そのカンフル剤では効果が薄すぎる」って意見でしょうし、
与謝野の方は、「やるならやるで、もっと即座に大規模に」って意見だと思います。


> ・質問主意書
> みたいです。普段使わない単語は基本的に覚えられないんですよね。間にナンタラが入る
> 概要はhttp://www.ops.dti.ne.jp/~makinoh2/trueth/seijika4.htmlを斜め読みしてください
> ……聞いてた話よりひどいですけど
> 件のお役人、ぶっちゃけ、チャット仲間なんですが
> 長妻ぁぁぁぁっ! と殺意の波動に取り付かれてる時って基本一時過ぎにちょろっと顔出すというケースが多いんですよ

斜め読みと言うか、一応そのページを読み、他のページも幾つか読みましたけど、
当たり前かも知れませんが、思いっ切り「役人寄り」の主張でしたね。
役人には役人の立場があるので、いろいろ言い分があるのも確かでしょうけど、
それと同様に、政治家にも政治家としての立場と言い分があり、
そして私たちには、役人でもなく、政治家でもない、国民としての立場があります。
役人も、政治家も、「国民の為に仕事をする存在」であると捉えるのであれば、
主張に関して理解は出来ても、それに同意する事は出来ません(少なくとも私個人は)。

とは言え、現ビルマさんがその方の意見に賛同する事を否定はしません。
人それぞれ、考え方も違えば、立場も違う訳で、
しかも、それがチャット仲間だとあれば、そうなる事にも理解は出来ます。
ですけど、人が発する情報には、必ずベクトルが掛かります。
そうである以上、当事者である一方だけの意見を聞き、
もう一方を非難するというのは、公正な判断と言えるでしょうか?
その上、一般の国民は、別にそのどちらの側にも与していません。
「信じたい事はまず疑い、疑いたい事はまず信じ、それを調べなければ」と、
前回書いたのは、そう言う事です。
例えば、示されたリンクのページを読んで、
「この部分は少し引っかかるなあ?」とか、疑問に思ったりする箇所はありませんか?
私が私なりに引っかかった部分を書くのは簡単ですが、それでは角が立つかも知れませんし、
何より、自分自身で考えたり、感じたりする事には繋がりませんので、試しに問い掛けてみます。
気が向かなければ、返答しなくても構いません。

ただ、「信じる」と言う事と、「信じたい」という事は違いますからねえ。
まあ話がそこで完結しているのであれば、それはどちらでも良いのかも知れませんが、
それを元に何かを批判や批評しようと言うのであれば、
両者の区別を明確に付けるべきだと、私などは思います。
もう1度読んでみて、「引っかかる箇所はない、尤もな内容だ」と感じるのであれば、
その時はその時で、現ビルマさんの見解として尊重します。
あとついでに、私の書いている事も、簡単に信じちゃダメですよ。
私が書いている事が、全て正しいと言う事はないでしょうし、
「複数の観点から考察して中道公正に」という意識は、逆説的に言えば、
複数の方向からベクトルが掛かり、却って本質を見失う可能性もありますので。


> > > いや、水際防止を派手にやって国内検疫全くやってないとは流石に思わないですよ、普通。
> > > 神戸の件も医者の機転があって初めて明らかになったことですし。

> えーと、国内検疫って、国内の患者を探す作業って意図で書いてるんですよね
> どうも字義的には国内に検問作って出入りの人間を検疫するって意味らしいです

いや〜、横レスですけど、流石にそれは・・・・(笑)

> 検疫で感染拡大までの時間を稼いで、↑の国内対応の準備を整えるって感じですね
> 神戸のお医者さんもマニュアルに従ったんじゃないですかね?

簡単に言いますと、今回の対策では、
「日本にはまだ新型インフルエンザが到達してない」という大前提の元に行われ、
万が一、空港では未発症の患者が居た場合に備えて、海外渡航者のチェックを厳重にしたんです。
ですが、国内発見第1号は、そうした海外渡航者ではなく、
神戸の医者が「ひょっとしたら?」と思って検査を依頼し、
依頼を受けて検査が行われたからこそ、それが発見できたんです。
で、第1号の発見により調べてみたら、既に関西で拡大していたと・・・・
ぶっちゃけて言えば、政府が立てていた大前提は、その段階で既に壊れていたんです。

ですから、神戸で第1号が発見されたからと言って、
そこが日本で最初の発生地だとは限らないんです。
医者が機転を利かせて、マニュアル外の患者の検査を依頼し、
地元の検査機関がそれを受けたから、神戸で最初に見つかったと言うだけで。
マニュアル対象外ですから、ほとんどの医者は調べてませんでしたし、
個人的に怪しんだ医者が居ても、マニュアル対象外なので検査が行われなかったそうです。
まあ、季節性のインフルエンザと症状がほとんど変わらないので、
関西以外の地域でも、知らずに罹って、知らずに直ってる人も居るんじゃないですかねえ?

あと、既に日本へ到達していると考えるのが不可能だったかと言えば、決してそのような事はなく、
第1号発見前の段階で、医師資格を持つ野党議員から国会内で危険性を指摘されてましたし、
野党側が現場担当者を国会で証言させたことで、
現場の方からも、疑問の声が挙がっていた事が伝わりましたので、
野党の行った事が「邪魔だった」とか、「無駄だった」とかにはならないと思いますよ。
問題を洗い出し、提議し、解決していく事がなければ、同じ事を繰り返しかねません。
ある程度は失敗する事も致し方ないですけど、
野党側が何もしなければ、与党側は「あれで良かった」と言い続けたかも知れず、
そうなりますと、何の解決にもなりませんからねえ。


> タクシーの運ちゃんどうやって、200万回収する気だったんだろ……
その方法は、既にボーフォルドさんが書かれていますよ↓
> > > 現金のキックバックだと共謀すれば交通費と偽って公金の横領がまかり通るんですよ。
> > > それにこの問題の本体は、省庁が何十億もタクシーチケットを購入して贅沢に使いまくっていた点であり、
> > > なぜそんなに皆タクシーを使いたがるかを突っ込んでいたら偶々これが目に付いたに過ぎません。

凄く簡単に言えば、タクシーチケットに嘘の金額を書き込んだりする訳です。
例えば、実際には1万円しか掛かってないのに、「2万円掛かりましたよ〜」って感じで。
こうした口裏合わせをするには、個人タクシーの方が何かと便利な訳ですね。
で、差額の1万円を2人で折半すれば、お互いに得をする訳です。
飲みに行って、ホステスにチケットを配ったり・・・なんてケースもあったりします。
まあ、役所だけでなく、大手企業とかでもある話ですけどね。
ただ違うのは、役所の場合は、その金の出所が「税金」ってだけで。
とは言え、その「税金だ」という事が、事態を大きくする訳です。


> > 小泉は党内主流派を追い落とす為に、アメリカは350兆円もの郵政の金を狙う為に、
> > 郵政の民営化へ向けて動き出した訳ですね。

> まあ、郵貯の金とアメリカがどう関係するのか、は流石にちょっと分かりませんが……

え〜と、まず始めに、日米間には「年次改革要望書」というものがありまして、
毎年、日米両政府の間で、相手国に改善して貰いたい項目を要望書に書き交換しているんですが、
ぶっちゃけ日米の力関係的に、アメリカが日本に対して「こうしろ」という指令書ですね。
まあ、日本にも日本の国内事情というモノがありますので、
全てが全て、すぐに実行に移される訳ではないのですが、
実行に移されない限り、基本的にその項目は削除されずに要望され続けます。
「郵政民営化」も、アメリカが要求したそんな項目の1つでした。
簡単に言えば、小泉とアメリカの利益とが一致した訳ですね。

で、アメリカにとって、郵政民営化で何が得するかと言う事ですが、
まずその前に、「郵政」とは郵便貯金で230兆円、簡易保険で120兆円、
合わせて350兆円もの巨額資金を運用する組織だという事を覚えておいて下さい。
これって本当、途轍もなく巨大な資金を扱う組織なんですよ。
郵便貯金の230兆円は、「三菱UFJ」「三井住友」「みずほ」の合計預金額に等しく、
簡易保険の120兆円は、「日本生命」「第一生命」「明治安田」「住友生命」の合計資産額に等しい、
まさに1つの組織だけで、日本の民間銀行や民間保険会社と同じ資金力を持つ組織なんです。
日本の個人金融資産が1400兆円と言われてますので、郵政だけで実にその25%を占め、
世界中を見渡しても、これほど巨額な資金を運用する組織はありませんでした。
これくらいで、郵政がどれほど巨大な存在だったか、少しは伝わりましたかねえ?

そして前回も書きました通り、それほど巨額な350兆円という資金を運用する訳なんですが、
郵政は国営企業なので、大蔵官僚や国会議員などが運用に大きな影響力を及ぼし、
特殊法人や関連企業などへ赤字を垂れ流しては、それを税金で補填していたんです。
まあ、日本経済が右肩上がりの時は、それほど問題にはならなかったのですが、
バブル崩壊後、さすがにこのまま郵政を放置してはマズいと行われたのが「公社化」です。
これにより、直接的な運用は国家から切り離されたので、
以前に比べればマシになったとも言えるのですが、改革としては中途半端ですよね、これだと。
大蔵官僚や国会議員などの影響力も、何だかんだで残りますし。
その為、「完璧な改革を目指すなら民営化を」という意見の小泉が首相となり、
2003年に発足した郵政公社は、2007年に廃止されてしまうと。

状況説明を終えて、これでやっとアメリカの話へ移るのですが、
今までは、官僚や政治家が350兆円の運用を決めていたようなものなので、
対象となる投資先って、基本的に国内だったんですよ。
癒着も腐敗も生みましたが、一面では国内で上手く金を回す機関としても機能していました。
しかし、民営化で官僚や政治家の影響力が弱まることで、アメリカが言って来る訳ですね。
「アメリカの国債を買え」「アメリカの市場へ投資しろ」と。
「国民が貯金した350兆円もの資産が全て奪われる」みたいな極端な煽り方をする人も居ますが、
まあそこまで行かなくても、2〜3割ほどアメリカへ流れるだけで、
アメリカで回る資産が100兆円増え、日本で回る資産が100兆円減ると。

続いて、実際はこちらの方がアメリカの本題なのでは?と言われているのが、
日本の保険市場への参入ですね。
最初に出てきた年次改革要望書の中でアメリカは、
「簡易保険の切り離し」と「株式の完全市場公開」を求めてきたと記憶しているので。
極端に言えば、「簡易保険の市場を俺たちに分けろ」って事でしょうか?
世界最大の保険大国といえばアメリカですけど、その次に来るのは日本なので、
(保険制度とは先進国でこそ成り立ち、その中で日本は人口も格段に多いですから)
アメリカの保険業界が海外進出を狙うなら、未開拓の日本はまさにおいしい市場であると。
郵便貯金は何だかんだで支出も多く、郵便事業なんて簡単に儲かりませんからねえ。
一番手っ取り早く儲かる保険分野を切り離し、それを寄こせって真意なのですかねえ?

でもまあ個人的に、「郵政民営化」自体は反対って訳ではないですよ。
民営化すれば経営の健全化など、それなりにメリットもありますので。
しかしその反面、デメリットの方も巨大なんですよねえ・・・・
その業界の民間トップすら簡単に上回るモンスターの参入は、
下手をすれば、そうした民間企業をズタボロにしかねませんし、
日本の個人金融資産の4分の1を占める郵政が、転んだ時に与える国民への被害、
そして、「第2の財布」を戦略的に使用し出来なくなった国家の現状。
郵政民営化とは、まさに劇薬のような存在なので、
メリットとデメリットとをよく精査し、慎重に事を運んで欲しかったんですが、
結局小泉は、それを「政争の具」として利用しただけでしたからねえ・・・・
それによって、個人的に私腹を肥やしたりはしていないみたいですが、
かと言って取り巻きの財界人や政治家がやってたら、
国民が損害を受ける事に、変わりはないですからねえ。

郵政民営化だけでなく、北朝鮮問題にしても、皇位継承問題にしても、
その強力なアピール力により、国民へ問題認識をさせた面は大いに評価できるのですが、
それらも全て、小泉にとっては単なる政局の為の道具に過ぎず、
結局最後には中途半端なままで放り出しており、
それらが重要な問題であればこそ、その責任も大きいと私は思っています。
「良い面も確かにあったが、悪い面の方が大きかった」って感じでしょうか?
まあこれも個人的な評価ですので、視点が変われば、
異なる評価をする人も確実に居るんでしょうけどね。
歴代首相の中でも、賛否の評価が大きく分かれる人物の1人であるかと。


> ・府民、国民一人当たりの借金
> それ、たまに見ますけど、なんか意味のある数字なんでしょうか?
> 府民の場合、大阪府の歳入と支出が問題なのであって、そこに何人の人間が住んでいようとどうでもいい話ですよね

その収入とは、どこから得られるモノなのでしょうか?
その支出とは、何の為に使われるモノなのでしょうか?
そして役所が、収入を増やし、支出を抑えると言うことはどう言う事でしょうか?

> 借り手が国で貸し手が国民
破綻したら最悪ですね。
外国が日本にやったように、踏み倒す訳にも行きませんし。
いや、内国債だから破綻はしないか。
インフレ起こされて国民の資産が減るか、増税が待っているかで。
でもこれで、問題はないと言えるのでしょうか?

> もう最悪日銀に国債買い取らしちまおうぜ、デフレおわらねえし
いや、もう日銀は国債を買い取ってるんですが・・・・
今回の金融危機で、3月には毎月の国債買い取り額を30%程度増やした為、
このままでは、日銀が上限と設定する額に達するまで4年もなく、
日銀総裁をして「限界に近い」と発言してますし。
インフレ・ターゲットでもやるつもりですか?

> 一人当たり以前に現在の国の借金に問題ないことだけはほぼ確実なんですが
あの〜、「ほぼ確実」と言えるその根拠は?


> > ちなみに、「戦前日本と中国市場」の話に関しては、
> > ちょうどタイムリーに、NHKの「JAPANデビュー」第3回で少し扱われてましたね。
> > 9日深夜に再放送がありますので、興味があればチェックしてみるのも良いかも?

> うーん、その番組見てないんでなんとも、にこにこかつべにでも上がってたら拾ってみます

本日9日(火)の深夜24:45より再放送がありますよ。
動画投稿サイトで好まれるような部類の番組でもないですし、
そちらへ上がる事は、まず無いと思われます。
まあ、どうしても見て貰いたい番組って訳でもないので、別に良いのですが。

> 中国って、これ、という産業あるんでしょうか?
> 台湾や韓国みたいに、幾つかの業種では見るところもある、というなら躍進も分からなくもないんですが

逆に質問しますが、中国に何も産業がないのであれば、
日本は一体、中国と何を取り引きしているのでしょうか?
中国との貿易額は、遂にアメリカをも上回り、
日本にとっての最大貿易相手国なのですが・・・・
取り敢えず、日本が中国から輸入しているモノに関しては、
機械・衣類・家具・金属などが主みたいですね↓
http://www.nihonkaigaku.org/ham/eacoex/100econ/120doms/121prod/1212trad/jptrcnkr/im_cnhk.gif


[11433] Re13:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/11 (木) 16:11:46 桂輝平

便乗してレスつけます。

▼ 徳翁導誉さん
> > それを踏まえれば
> > 定額給付金の用途は初期のカンフル剤です。場繋ぎです

> いや、あの〜、すみません。
> カンフル剤目的である事は当然の事として、それを踏まえて書いてました。
> クルーグマンは、「そのカンフル剤では効果が薄すぎる」って意見でしょうし、
> 与謝野の方は、「やるならやるで、もっと即座に大規模に」って意見だと思います。

正直カンフル剤にもなっていないと思いますしね。
過労でフラフラで倒れそうな人に栄養ドリンク、
それもユンケルスターとかじゃなくてオロナミンCを飲ませて
「元気ハツラツゥ?ハツラツだよねぇ?ハツラツって言ってよ、頼むからさぁ!」
って迫っているような感じですかね。

> > ・質問主意書
> > 概要はhttp://www.ops.dti.ne.jp/~makinoh2/trueth/seijika4.htmlを斜め読みしてください

> 斜め読みと言うか、一応そのページを読み、他のページも幾つか読みましたけど、
> 当たり前かも知れませんが、思いっ切り「役人寄り」の主張でしたね。

同じく「役人寄り」と言うか「アンチ政治家」とか「アンチ野党」って感じがするんですよねぇ。

> 例えば、示されたリンクのページを読んで、
> 「この部分は少し引っかかるなあ?」とか、疑問に思ったりする箇所はありませんか?
> 私が私なりに引っかかった部分を書くのは簡単ですが、それでは角が立つかも知れませんし、
> 何より、自分自身で考えたり、感じたりする事には繋がりませんので、試しに問い掛けてみます。

私としては別にこの質問主意書はとりたて問題になるようなものじゃあないと思いましたがね。

政治家が(政治家じゃなくても)○○をお示し願いたい。って言う時って大体
そのチョイスされたデータから何らかの傾向と対策を求めたいんですよ。
例えば
>例1)「ガン検診における胃ガン発見率に関する質問主意書」
>胃のバリウム検査において胃ガン発見率の高い医療機関ベスト五をお示し願いたい。
であれば胃がんを高確率で発見する事が出来る技術がそこにあると言うことを示している訳で
例え老人が多い地域であってもその医療機関の医師を集めて意見を聞くとか技術の継承とか何らかの対応が出来る訳ですよ。
あと、
>(4)全国1200の警察署を検挙率、(以下数項目)の高い順にすべて並べろ。
こういうソート(並び替え)とかMax・Min、範囲内を求めるとかそう言うのは
データさえあればデータベースソフトに任せればあっという間なんですよ
(もちろん何百万、何千万ともなれば相応の時間が掛かりますが千や万くらいなら)。
で、こういうデータを作る部署とか業者とかもちゃんといて
抜き出すとか絞り込むだけであれば単純なんです。
そこから傾向と対策を求めろ、となると若干難易度は上がりますが。

> 万が一、空港では未発症の患者が居た場合に備えて、海外渡航者のチェックを厳重にしたんです。
まぁこれはこれで必要だったと思いますよ。
実際に帰国した人で感染が確認された人もいるわけですし無駄ではなかったと。

ただ、
> で、第1号の発見により調べてみたら、既に関西で拡大していたと・・・・
> ぶっちゃけて言えば、政府が立てていた大前提は、その段階で既に壊れていたんです。
> ですから、神戸で第1号が発見されたからと言って、
> そこが日本で最初の発生地だとは限らないんです。

これなんですよねぇ問題は。
当然検疫開始以前に帰ってきた人もいるわけでそういう人から
日本国内に既に広がっていると言うのは自明の理でしょうに…。
野党からも指摘されてるんですもんねぇ。

> でもまあ個人的に、「郵政民営化」自体は反対って訳ではないですよ。
> 民営化すれば経営の健全化など、それなりにメリットもありますので。

まぁ「小泉純一郎の暴論・青論(http://www.amazon.co.jp/dp/4087802515)」によると
局長の中にはその場所を提供している、と言うだけで仕事何もしないのに局長になっている人や
更にはその局長を世襲している人もいたらしいので、民間になってそういう人は淘汰された…よね?

> 郵政民営化だけでなく、北朝鮮問題にしても、皇位継承問題にしても、
> その強力なアピール力により、国民へ問題認識をさせた面は大いに評価できるのですが、
> それらも全て、小泉にとっては単なる政局の為の道具に過ぎず、
> 結局最後には中途半端なままで放り出しており、
> それらが重要な問題であればこそ、その責任も大きいと私は思っています。
> 「良い面も確かにあったが、悪い面の方が大きかった」って感じでしょうか?
> まあこれも個人的な評価ですので、視点が変われば、
> 異なる評価をする人も確実に居るんでしょうけどね。
> 歴代首相の中でも、賛否の評価が大きく分かれる人物の1人であるかと。

様々な問題を啓発した部分は良かったんですけど啓発するだけして、
見栄えが良い所だけやって弊害部分を全部後任に回しちゃった部分は負でしょうね。
私も総合的に見ればマイナス面のほうが大きい首相だったと思います。

> > 中国って、これ、という産業あるんでしょうか?
> > 台湾や韓国みたいに、幾つかの業種では見るところもある、というなら躍進も分からなくもないんですが

> 取り敢えず、日本が中国から輸入しているモノに関しては、
> 機械・衣類・家具・金属などが主みたいですね↓
> http://www.nihonkaigaku.org/ham/eacoex/100econ/120doms/121prod/1212trad/jptrcnkr/im_cnhk.gif

工業で言えば部品を中国・インドネシア・マレーシア等で作り、韓国・台湾で組み立て、日本が最終チェックをして販売する
と言うのがかつてのイメージだったんですが、近年は中国国内の工業技術が高まった事により
企画・設計から組み立て・販売まで充分中国単独でやっていけるだけになっていると思いますよ。
とにかく広大な土地と安価な労働力があるので技術さえ与えればあっという間に日本もアメリカも追い抜いて世界トップに立てるでしょう。

農業に関しても残留農薬とか安全性が問題視されますが、
日本よりも広い農地があるんですから河川の氾濫とかが起きないように整備して
上手く工業化を絡めれば今より安価で日本よりも安全な食品が作れるはずなんですよ。

河川も日本みたいに小さな川だけじゃなく広大な船で入れるような運河があるわけですから内陸部の方まで流通できますし。
農林業というか木材加工業も日本なら大型トラックで運ばないといけないような物が船で大量に運べますしね。
道路なんかもガンガン建設していますしね。
道ができる→車が増える→輸送量が増える→コストが下がる→価格が下がる
これが正しい発展の仕方の一つなんですよ。日本の場合それよりも
道ができる→車が増える→交通渋滞が起きる→時間が掛かる→コストが掛かる→物価が上がる
と言うようになってますので中国ではいかに対応するかが見物ですが。
ちなみに最近カーナビで常に最新の道路情報(交通情報じゃなく地図情報)を
ネットでダウンロードして取得するモデルがあるんですが、
中国モデルがどのくらいの頻度で更新されるか気になりますw

衣類って言うのは未だに内陸の方で中心になってるのかなぁ…。
どうも明治初中期の日本の紡績業のイメージが…。

とにかく、仮に中国の日本嫌いが直って「お金よりも人と技術を回してくれ。中国、そして日本を共に発展させないか?」
と言って来たら面白い事になると思いますよ。
まぁそのためには中国民の成熟も必要なんですが、今の日本を見る限りそこまで問題じゃないかなぁとも思います。


[11447] Re14:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/12 (金) 19:34:59 徳翁導誉

> > クルーグマンは、「そのカンフル剤では効果が薄すぎる」って意見でしょうし、
> > 与謝野の方は、「やるならやるで、もっと即座に大規模に」って意見だと思います。

> 正直カンフル剤にもなっていないと思いますしね。
> 過労でフラフラで倒れそうな人に栄養ドリンク、
> それもユンケルスターとかじゃなくてオロナミンCを飲ませて
> 「元気ハツラツゥ?ハツラツだよねぇ?ハツラツって言ってよ、頼むからさぁ!」
> って迫っているような感じですかね。

まあ、ここまで世界経済の市場が巨大化してしまいますと、
政治が手を突っ込んだ所で、効果の程はたかが知れてますからねえ。
とは言え一方で、「景気は気のもの」というのも事実なので、
駄目元であっても、政府が何らかのアピール行動を必要とされる場面もある。
そう言った意味では、あの程度の額でここまで実施を遅らせては、
小さな効果さえ減少させてしまうという面がありましたからねえ。

いっその事、思い切った奇策を採るなら、凄く乱暴な意見ですが、
「経済回復が見込まれる3年後には消費税を上げる」なんて案よりも、
「経済回復が見込まれるまでの3年間は消費税を下げる」とかやった方が効果的だったかも?
今回の補正予算で突っ込まれた15兆円を、仮に全て消費税減税分に当てるとしたら、
年間1%で2兆円の税収入なので、3年間は消費税率を2.5%に半減させる事も可能でしたし、
一律に税率を下げておくのではなく、経済状況とリンクさせて行くなら、
2009年度は2%、2010年度は3%、2011年度は4%、そして2012年度から5%に戻るとかでも良い訳です。
(経済回復がうまく行けば、消費税率を更に引き上げる呼び水にもなる方法ですし)
過去のいきさつから既に、消費税の税率変動は多くの所で対応可能な仕様なっており、
時限的に消費税率をダウンさせても、そんなに経費が掛かる訳でもないですからねえ。

> > > ・質問主意書
> > > 概要はhttp://www.ops.dti.ne.jp/~makinoh2/trueth/seijika4.htmlを斜め読みしてください

> > 斜め読みと言うか、一応そのページを読み、他のページも幾つか読みましたけど、
> > 当たり前かも知れませんが、思いっ切り「役人寄り」の主張でしたね。

> 同じく「役人寄り」と言うか「アンチ政治家」とか「アンチ野党」って感じがするんですよねぇ。

今はまだ現ビルマさんの返信待ちの状態なので、あまり詳しくは書けませんけど、
あのような政治家や野党へのスタンスこそ、
まさにステレオ・タイプ的な役人の認識ではないでしょうか?

> > で、第1号の発見により調べてみたら、既に関西で拡大していたと・・・・
> > ぶっちゃけて言えば、政府が立てていた大前提は、その段階で既に壊れていたんです。
> > ですから、神戸で第1号が発見されたからと言って、
> > そこが日本で最初の発生地だとは限らないんです。

> これなんですよねぇ問題は。
> 当然検疫開始以前に帰ってきた人もいるわけでそういう人から
> 日本国内に既に広がっていると言うのは自明の理でしょうに…。
> 野党からも指摘されてるんですもんねぇ。

「自明の理」とまで断言は出来ないんでしょうけど、
絶対、考慮に入れておくべき事ではありますよね。
「不利な条件は想定に入れない」というのは、旧日本軍がやった過ちの典型ですけど、
こう言う風潮が未だに改まらないのって、日本人の国民性に由来したりしてるんですかねえ?


> > でもまあ個人的に、「郵政民営化」自体は反対って訳ではないですよ。
> > 民営化すれば経営の健全化など、それなりにメリットもありますので。

> まぁ「小泉純一郎の暴論・青論(http://www.amazon.co.jp/dp/4087802515)」によると
> 局長の中にはその場所を提供している、と言うだけで仕事何もしないのに局長になっている人や
> 更にはその局長を世襲している人もいたらしいので、民間になってそういう人は淘汰された…よね?

これは多分、「特定郵便局」の話ですね。
う〜ん、でもあれはちょっと難しい問題では有るんですけどね。
コンビニやファミレスなどの「チェーン展開」している店に例えれば、
普通郵便局が「直営店」で、特定郵便局は「フランチャイズ加盟店」なんですよ。
言うなれば特定郵便局の局長とは、店の土地や建物を所有する「オーナー店長」な訳です。
異なる点と言えば、コンビニの店長と違って、収入の安定が大きく約束されている面ですか。
まあ、これが大きいって言えば、大きいんですけどね。
実質的な世襲も行われ、既得権益化しているのは確かですし。
とは言え、「既得権益だから廃止しろ」と、簡単には行かないんですよねえ・・・・

普通郵便局と特定郵便局の局数って「1:15」の割合で、
断然、特定郵便局の数の方が多いんですよ。
「○○中央郵便局」みたいな感じで、ドーンと巨大な局舎が建っているが普通郵便局で、
私たちが日頃よく見掛けるこぢんまりとした局舎は、そのほとんどが特定郵便局なんです。
民営化された事で、普通郵便局と特定郵便局の区分けが無くなり、
郵政側は、特定郵便局の建物や土地を買い取ろうとしてますが、
話がなかなか進まない上に、買い取るにも莫大な費用が掛かりますからねえ。
既に過疎地の郵便局では、子供が跡を継がない事で郵便局が廃止されかねない事情を抱え、
逆に利便性の高い所の局であれば、もっと儲かる賃貸先にと、これまた廃止の可能性が出てくる。
世襲の局長とは言っても、ちゃんと業務をこなしている人の方が大多数ですし、
「安定的な局長職を提供する事で、公共サービスである郵政システムも安定させる」と考えれば、
言われているような、悪の権化的なシステムではないと個人的には思うんですけどねえ?
賃貸料にしても、局長の給料にしても、どのみち掛かる訳ですし、
確かに不健全な面もありますけど、まあ持ちつ持たれつと言った感じで。

ちなみに、世襲の局長に関しては、
民営化する直前で、その数は全体の3割程度でしたかねえ?
よく使われたモデル・ケースほど、局長の年収がないケースも多く、
放っておいても、そのうち勝手に消えていった可能性はありますけどねえ・・・・
まあ、「郵政民営化」の正当性を主張する為の道具として、利用された面もあるかも?
あと世襲の局員であっても、最近は局長になるために、
一般職員と同様に、内部の試験を受けるケースも多くなっていると聞きます。
って、それがどの程度なのかは、よく知りませんが。


> ちなみに最近カーナビで常に最新の道路情報(交通情報じゃなく地図情報)を
> ネットでダウンロードして取得するモデルがあるんですが、
> 中国モデルがどのくらいの頻度で更新されるか気になりますw

そう言えば、東京湾アクアラインが出来た頃、
カーナビを付けてそこを走ると、カーナビがパニックを起こしたらしいですね(笑)。
まあカーナビからしたら、車が東京湾のど真ん中を走っている訳ですから、
パニックを起こしたとしても、当然と言えば当然かも知れませんが。

> 衣類って言うのは未だに内陸の方で中心になってるのかなぁ…。
> どうも明治初中期の日本の紡績業のイメージが…。

まあ衣類などの繊維業は、貧しい所から発展していく第一歩みたいなものですからねえ。
で、少し豊かになり人件費が上がると、もっと貧しい所へ移っていくと。
実際に現在は、中国からベトナム、そしてバングラデシュへと移転してますし。
そうした視点で見ると、旧植民地であったアジアとアフリカの発展の違いって、
繊維業の移転が行えるだけの下地が有るか?無いか?なんでしょうね。
アフリカで綿花を生産しても、繊維業が育ってないので欧米諸国などに買い叩かれ、
独立は果たしても、未だ経済植民地の立場からは脱せられないケースが多いようですから。

> まぁそのためには中国民の成熟も必要なんですが、今の日本を見る限りそこまで問題じゃないかなぁとも思います。
発展への中国最大の障害は、やはり「民主化」の問題でしょうね。
国民が経済的に豊になれば、自由や権利を求めるのは当然の流れでしょうし、
どんなに押さえ込んだ所で、天安門事件を起こさせた中国人の潜在的欲求を見れば、
これから更に発展を続けて行くなら、それが生じるのは不可避だと思いますので。
まあ逆に言えば、そこさえクリアーする事が出来れば、
今度は「中国と台湾の統合」なんていうのも、一気に現実味を帯びて来るんですけどね。
民主化し、台湾も香港も飲み込んだ中国の国力は、現在の比では無くなるかと。


[11432] Re12:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/11 (木) 16:08:24 ボーフォルド

まぁ、私よりも説得力のある議論を管理人様がされているようなので
お問い合わせの件について参照リンクをはりつつお答えするにとどめます。

・定額給付金について、民主党はどのような論理を持って反対したのか?
2008/12/20
 平成20年度第2次補正予算について(コメント)
http://www.dpj.or.jp/news/?num=14826
「GDP比0.4%の税金を投入して同0.1%の経済効果(内閣府試算)しかない天下の愚策」

そして民主党の対案としての景気対策は当時このようなものでした。
http://www.dpj.or.jp/news/?num=14667
元々民主党政権が予算の組み替えで使うつもりで主張していた「埋蔵金」
ですので、それを使って民主党の訴えてきた政策(高速無料化、子供手当て、道路特定財源の廃止)等に
使うように求めているわけです。

また、一議員としては学校耐震化に使うべしとの意見を述べた人もいるようです。
http://www.dpj.or.jp/news/?num=14721


・民主党の新型インフルエンザ対策は具体的にどう行われていたか?
http://www.dpj.or.jp/news/?search=%90V%8C%5E%83C%83%93%83t%83%8B%83G%83%93%83U
基本的には現場と言っても今回は霞ヶ関・永田町の範疇ではないのでしょうか。
報道資料を一通り読み返し、オンライン検索を試してみたのですが見当たりませんでしたが
直接病院なり隔離施設でも現場視察してましたっけ?
これが内外の専門家の意見の聴取にあたりませんかねぇ、むしろ党単位やった方が合理的ではないかと。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/249155
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/090501/kng0905012007005-n1.htm
夜中に会見して役所の電話をパンクさせておいて
「危機管理が〜」と言い出すよりは合理的だと私は思いますが。

http://blog.goo.ne.jp/kobeooi/e/fd8664a0cdd48d97b2b93707a5660aad
なお、神戸の市議会議員からは早く視察に来てくれと言われておったりします。

http://era-tsushin.at.webry.info/200905/article_30.html
ついでに、私の見聞きするコピペはこうでした。
いやまぁ、自民党側も同じことをやっているわけですが。
http://www.jimin.jp/jimin/daily/09_04/28/210428e.shtml

コピペ御指摘の「オナニー会議」とやらは、
普段の政官関係見てたらよくある話でしかございませんで
政治部の記者なら日常風物詩のはずなんですがねぇ…?

関連して申し上げますが、社会では普通に
畑違いの上役・取引先に業務をご説明申し上げる場面は多々あると思います。
そして往々にしてそういった作業を面倒がって省く人こそ
トンチキな「命令」を下さって組織に破滅的な損害を出してくれたりします。
「今何してる?」「ところで何か困っていることはないか?」
ウザいと思う反面で、この発問が途絶えてしまうとなかなか上手く回らないものです。

なお、今回の対応への批判はこのようなものがあります。
これも我々が知ることが出来るのは政治争点化しているからでして、
問題を発見し、批判する力というものはそれそのものに意義があるのでは。
http://diamond.jp/series/tsujihiro/10071/

また、今回保健所の機能パンクが問題となりましたが、
90年代半ばより保健所の数が財政的理由から削減に向かっていることを指摘しておきます。
http://www.ipss.go.jp/s-toukei/j/19_s_toukei/7/253.html


・議員と官僚
うん総務省が業務を会計検査院が支出をしっかりとチェックをしておりますね>監査
だからこそ、これまで人口割で見れば効率的かつ
全般で見れば公正な行政形態が保たれているわけです。

くだんの居酒屋タクシーの件でも悪質者でも「自己申告」で出てくるのは
そこいらへん、本気で監査したら把握されるという恐怖がなければ名乗りではしませんし。
ちなみに5年で200万だと、一年40万、一月3万強ですから
毎回約3000円誤魔化して月10回乗れば…と考えるとさほど異常には見えません。
通勤手当もらって自転車で通勤するようなものですね。

ただ、彼ら行政監査は基本的には現状を維持管理する役割を果たしているのであって
予算の抜本的組み換えやらはできないし、官僚として個別政策に嘴を挟むことも嫌います。
年金にせよ、医療にせよシステムそのものに問題が出ている場合は、
現状の不平派の意見を政治家が吸い上げて議論するよりないのではなかろうか、と私は思います。

官僚の労働については、民主党以前から国会会期中は担当部署はそんなものでしたよ。
…いや、まぁ改善すべきではありますが、まがりなりにも大組織である役所よりも
質問者側である議員とそのスタッフが大変ですよ、個人事業主レベルで対応してるので。
膨大な作業を必要とする情報を求めるってことは、受け手も膨大な情報を処理してるわけです。


相手が長妻じゃなかったら職場の上司の愚痴を言ってるようなものですし。
官僚や政治家の中立性なんてものは私はそもそも信じておりません。
だからこそ相互批判が活性化して、自分の判断材料が増えて欲しいのです。

なお、御指摘の岡田克也の公務員時代の岡田興産役員兼任の件ですが
http://www.dpj.or.jp/news/?num=4032
役職兼任は事実のようですが、大店法成立による利益誘導は訴訟の事実認定で否定されております。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200902/2009020500661
実際問題、担当課長でもなかったらそんなに法案までタッチできないかと思います。

まぁ、私もツッコミがなかったらわざわざ調べたりはしませんでしたので
御指摘を頂いたことで大いに勉強になりました。ひとつ「無意味な問いは無い」という事で。


[11531] Re13:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/15 (月) 03:09:41 現ビルマ

定額給付金について
これまでの情報をまとめると

定額給付金のコンセプトは、足の遅い他の経済対策が機能する、効果をあげるまでのつなぎである
定額給付金は2兆円。その経済効果は3分の1の7000億円

辺りまでは、皆さんと合意出来ると思います

私としては
まず、コンセプト自体に問題があるようには見受けられません
時間が掛かるが効果的な政策もやってほしいですが
実際今現在ぼこぼこなんですから、多少効果が薄くともある程度即効性を持った政策が出せるなら出すべきでしょう
次に、この不況の中、買い手とし現金がもらえるというのは助かりますし、売り手としてお客さんに現金が行くのも助かります
先月に比べると今月売り上げぜんぜん違いますし
最後に、7000億円という金額の多寡ですが、正直よく分かりません。大きすぎて実感が沸きません
ただ、金額の多寡を以って定額給付金を拒絶するなら、より以上に効果が大きく早く金が掛からない対案を出すべき、と思うので
それを思いつかず、見掛けなった以上、最善ではないが次善ではある、と納得しています

クルーグマンさんが、7000億の経済効果では足りないと言った
与謝野さんが、2兆では低すぎる、と周囲に漏らしていたらしい、ということは分かりました

皆さんとしては
どの部分が悪く、どうすれば良かったとお考えなのでしょうか?
コンセプトがおかしいのでしょうか。では、どういったコンセプトで経済対策を組めばよかったのでしょうか?
2兆円を使って、7000億円という効率が悪かったのでしょうか
では即効性があるという条件化でそれ以上の効率のある経済政策とは如何なるものでしょうか?
効果が出るまでに時間が掛かりすぎる政策でしょうか。でしたら
それ以上にはやくまた、2兆を使って7000億より多少劣る程度の効率を持った政策とはどういったものでしょうか?

民主党はこの問いに答えを出さず、自分達で作った経済対策も投げ捨てて
定額給付金を前提に組まれた予算案を定額給付金抜きで、とやってしまったんで
ちょっと賛成できないんですよね
普通、建設的に行くなら
一部が間違っているがコンセプトが間違っていないなら、その一部に成り代わるものを提案するか
その一部を前提にしているコンセプト自体を間違っているとして、コンセプトそれ自体の代案を出し、大幅な調整するか、するでしょう
一部を前提にしているコンセプトは間違っているけど、一部を引っこ抜いてそのまま調整なし、とはしないでしょう


新型インフルエンザについて
これ、4/29の時点で
http://www-bm.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090429-03.html ということになっているようです
38度以下、か、諸症状が出ていない感染者で、かつ、渡航歴がないと、すり抜けてしまう、ということでして
条件が緩ければ、検査する側がパンクしますし、マニュアルとしては十分だと思います
現在でも、↑に加え、医師が疑った場合と言うものが加えられ
すでに国内感染してるので渡航云々が重要視されなくなった程度の変更しかありませんし、
取りうる限り最良の方法であったとは思いませんが、まあ、こんなものではないかと

5月28日だったかの予算委員会の動画見ましたが
思った以上に仕事してますね
んー、これを見ると、民主のインフルエンザ対策委員会は仕事をしてなかった、とはいいずらいですね
ただ、これ、仕事はインフルエンザの対策ではなく、対策の調査ですよね
直接的に対策できるわけじゃないので、名称で損してる部分はあるんじゃないかと
実際動画見るまで、直接的な対策を出した、とは聞いていなかったので、仕事してない、と思い込んでました


質問主意書
http://www.ops.dti.ne.jp/~makinoh2/trueth/seijika4.html
とりあえず、再読した上で調べましたけど
この人多分官僚関係者で自分の周りの例だけで文章書いてるっぽいですね。幾つか間違ってます
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0812/0812170690/1.php
鈴木宗雄さんのが出してますし。つか、出しすぎだろ……
で、えーと、そのちょっと察しは悪い方でして、結局
長妻さんは
他にもっと官僚の負担の小さい資料請求の方法があるのに
そちらを選ばず質問主意書を濫用している、と聞いた私の見解は間違ってる、ということなんですよね?
桂さんの、ガン云々、警察署云々も直接関係省庁の担当者に問い合わせれば分かる事ですし
そちらの方が掛かる人件費は大幅に少なくて済みます
実際、上で私が見た予算委員会のインフル関連の質問の根拠は大体、厚生労働省に聞いた、ですが
すでに対策がなされていなければ、そこそこの成果を挙げたかもしれない、というものでした
必要な状況はあるのでしょうが
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0812/0812280345/1.php
ここまでの経費を掛けて頻繁に質問主意書を使わなければならない理由と言うがちょっと思いつきません


県の一人当たりの借金という数字の意味
>その収入とは、どこから得られるモノなのでしょうか?
>その支出とは、何の為に使われるモノなのでしょうか?
>そして役所が、収入を増やし、支出を抑えると言うことはどう言う事でしょうか?
府民、府、府民の負担が増え、サービスが低下する。まあ、なんか上手い事やっても収入は増えるんでしょうが
一人当たりの借金って見た目にインパクトありますけど
でも、別に数字としての使い道ってほとんどないですよね
府民から見たら、税金を幾ら払うのか、と、どのくらいのサービスが受けられるのか、が重要で
一人当たりの借金の額はどうでもいいわけでして
低所得者ばかりが集まる、人口の多い県で、サービスは物凄いおろそかなんだけど
県の借金は少ないので、一人当たりの借金は少ない県と
高所得者ばかりが集まる、人口の少ない県で、サービスは物凄いきめ細かなんだけど
県の借金は多いので、一人当たりの借金は大きい県があったとして
一人当たりの借金の額は前者が圧倒的に少ないですが、だからと言ってどちらの県が上手く行っているか一概には言えないでしょう
だから、ニュースなんかで一人当たりの借金という数字を見るたびに、インパクト重視の記事なんだな、と一歩引いちゃうんですよね

国の借金
まず、貸し手が国民、借り手が国。多少は外国からも借りてたり、それ以上に貸してたりしますが複雑になるので無視
借り手の国に借金が増える、ということは、貸し手の国民の利子収入と返済額が増える、ということ
借り手の国が借金返済に増税したとしても、貸し手の国民に増税分の借金が返済されるだけ
借金とは言え金は金なので、国内で流れる金が増えインフレになる
インフレになると、借り手の税金による収入が増える為、借金が減る
借金が減れば、金は金で、国内に流れていた金が減るのでインフレが収まる
と言うわけで
国内に限れば金も借金も、経済を滑らかに動かすための道具に過ぎないんですよね
いきなりハイパーインフレとか、明日から税率200%とか、すれば破綻しますけど
それがゆっくり行われるなら特に問題ないんですよ
後は信用の問題ですね
税金を払わないとか、金を貸さないとかするとやっぱり破綻します
国債の利率の少なさ見る限りこういう面では信用されてるんじゃないかな?
信用と速度にさえ気をつければ破綻しない、ということなので
まあ、まず破綻は無いだろうな、と思っています

書くのに詰まって時間が掛かりすぎたので幾つかの項目端折りました
時間掛けた上これですみません


[11546] Re14:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/15 (月) 22:58:55 ボーフォルド

私、本質的には政府支出による経済対策自体に懐疑的なんですが。
定額給付金の欠点は経済対策、福祉対策、選挙対策がごちゃまぜになって行われて
どれについても中途半端な事が問題であろうと考えます。

定額減税やら既存の福祉政策拡充で間に合う話ですし、
これをわざわざ「政治的」案件にしたてあげる必要はありません。
「一体的な予算措置」だと言いますが、麻生氏の当初想定から今日に至るまで
時期がずれ込んでおりますし、大きな影響があったとも思えません。

民主党の主張通り、物流コスト下げても良かったと思います。
消費増税とのリンクで麻生給付金が語られたのは、経済的にも政治的にも失敗でしょう。


質問趣意書くらいの情報の記録と公開はやっていただいた方がありがたいですね。
素人の情報公開請求の手間と対応の遅さを考えるとねぇ…
もうちぃと専門家としてのアーキビストを増やして貰いたいものです。


まぁ、一般の会社で考えれば、従業員一人当たりの
債務なんて普通考えない数字ですしねぇ。
ただ、構造的赤字に陥っている会社の従業員がどういう目に遭うのかは想像に難くありませんが。


[11576] Re15:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/17 (水) 20:35:27 徳翁導誉

> > 皆さんとしては
> > どの部分が悪く、どうすれば良かったとお考えなのでしょうか?
> > コンセプトがおかしいのでしょうか。では、どういったコンセプトで経済対策を組めばよかったのでしょうか?

> 私、本質的には政府支出による経済対策自体に懐疑的なんですが。
> 定額給付金の欠点は経済対策、福祉対策、選挙対策がごちゃまぜになって行われて
> どれについても中途半端な事が問題であろうと考えます。

前回も書きましたが、やはり政府が出来る範囲では限度がありますからねえ。
だからと言って、何もやらない訳には行かない・・・・
という事で、質問の主旨からは少し逸れるかも知れませんが、
そうした状況下で政府が行えた最大の経済対策とは、
個々の対策云々以前に「解散総選挙」だったのでは?と私は個人的に思います。

麻生自ら「回復までに3年掛かる」と言った経済危機に対して、
直近の参院選で負け、政権交代の可能性がかなりの現実味を帯びている最中、
選挙管理目的で発足された内閣が、余命数ヶ月の状況で政権の座に居座っていては、
どんなに有効な対策を打とうとしても、市場からも世界からも信用は得られませんよ。
長期に及ぶ思い切った対策が必要な時期に、信用を得られないのは致命的です。
その成果の善し悪しは別として、選挙の結果により小泉が郵政民営化を断行できたように、
自公政権であれ、民国社政権であれ、総選挙によって国民の信託を得た政府により、
その3年間を乗り切る事こそが、最良の経済対策だったように思うんです。

言うなれば、個々の具体的な対策は「戦術」で、民意や信用を得るのは「戦略」ですかねえ?
どれほど素晴らしい戦術を集めた所で、戦略的に劣勢な状況では効果が薄く、
一方、戦略的に優勢で有れば、例えそこそこの戦術でも成果は上がる・・・と言った感じで。


> > 質問主意書
> > http://www.ops.dti.ne.jp/~makinoh2/trueth/seijika4.html
> > とりあえず、再読した上で調べましたけど
> > この人多分官僚関係者で自分の周りの例だけで文章書いてるっぽいですね。幾つか間違ってます

と言いますか、まあ簡単に言ってしまえば、
それぞれの立場の人間が、それに基づいて発言する事には価値がありますけども、
それが自分の立場に都合の良いようにしか書いてないのであれば、
立場が異なる者としては、それを鵜呑みにしてはマズイですよねえ?と言う主旨でした。


> > > > 県の一人当たりの借金という数字の意味
> > > その収入とは、どこから得られるモノなのでしょうか?
> > > その支出とは、何の為に使われるモノなのでしょうか?
> > > そして役所が、収入を増やし、支出を抑えると言うことはどう言う事でしょうか?

> > 府民、府、府民の負担が増え、サービスが低下する。まあ、なんか上手い事やっても収入は増えるんでしょうが
> > 一人当たりの借金って見た目にインパクトありますけど
> > でも、別に数字としての使い道ってほとんどないですよね

まあ、数値の具体的な使い道という事に関しては、
現状を認識させる為の「インパクト」を与えるのが、最大の役目でしょうね。

> > 一人当たりの借金の額は前者が圧倒的に少ないですが、だからと言ってどちらの県が上手く行っているか一概には言えないでしょう
「借金」自体が、一概に悪だとは言いませんけど、
それが「破綻」目前まで積もってしまった状況では、そうも言ってられませんよ・・・・
そして、そうした切迫した状況を身近に感じて貰うため数値こそ、
その「一人当たりの借金額」だと、私は考えています。
財政再建団体へ陥る法的基準をそのまま話した所で、それを実感できる市民は多くないでしょうし。

> まぁ、一般の会社で考えれば、従業員一人当たりの
> 債務なんて普通考えない数字ですしねぇ。

企業に例えるのであれば、従業員よりも株主の方が近いかも?

> > 国内に限れば金も借金も、経済を滑らかに動かすための道具に過ぎないんですよね
「金は道具」、確かにその通りなんですが、
道具の置かれた状況の変化により、利用者が振り回されてしまえば、
仮にその道具自体に影響が無くとも、
それは本当に道具としての価値を保持し得たと言えるのでしょうか?


P.S.
すみません。
間が空いてしまった所為か、どうも筆が乗ってこないので、
手短な返信で終わってしまいました・・・・
でもまあ、返信が来ないのを「ズケズケと書いて怒らせたかな?」と少し心配したのですが、
取り敢えず、そうでなかったようなので安心しました(笑)。


[11340] Re:小泉ジュニアの話とか返信 削除
2009/6/1 (月) 03:18:21 ルーキウス

▼ 徳翁導誉さん
> > > 元々の話題である資料廃棄に関してですが、
> > > 官庁の資料廃棄については、自民党と民主党の協議がまとまり、
> > > 今国会にでも、首相の最終許可が必要になりそうですね。

> > 万が一(というほど低い確率ではないでしょうが)政権交代が起これば、
> > あとでブーメランとなって民主党に帰ってくるかもw(最終許可の件)

> なぜ、ここで民主党がどうのという話に?
> 責任の所在が明確となり、その責任者が国民の代表たる首相となれば、
> 利益を得る・・・と言うか、今までほど損害を受けなくなるのは国家と国民です。
> 国家と国民の利益に対して、自民だの民主だのと言った政党に何の意味が?

いや、民主党が政権を取る→資料破棄で自民党が民主党政権の対応の遅さを非難とかいう流れなら、
いろいろな意味で面白いかなあと。


> > 未だに(なぜか)人気のある(?)元首相の後継者ですから自民党もむげにはできないでしょうから、
> > 何らかの解決策が示されるとは思いますが。

> いや、小泉にそこまでの力は・・・・
> もともと、党内での政治力も、財力もなく、
> 国民の支持率&それで得たチルドレンだけが後ろ盾なので、
> 給付金の件で造反した時に、同調者が1人しか居なかった現状では、
> もうほとんど力はないですよ。
> 却って小泉Jr.を「世襲の象徴」に仕立てる事で、自民党は劇場を演出する手もあると思います。
> 前回の郵政選挙とでは、小泉の立場が逆になる訳ですね。
> まあ実際問題として、そう言った思い切った手を自民党が打てるとは思いませんけど。

そういう手もありましたか。
何というか、私自身が忠誠、名誉、義理とかそういうのが大好きな人間なので、
あまりそういうのをすかないので思い込んでいました。
ゲームのプレイを見ている限りでは想像がつかないでしょうが。


> 例えばルソンの壺なんて、1つが米300石相当で売れたなんて記録が残ってますし、
> 呂宋助左衛門などは、その壺を50個も輸入したらしいので、
> 単純計算で「1万5000石」の収益となり、もう大名クラスですよね(笑)。

すごいですねえ、壺だけでそれだけ儲かっているなら、
商人の力はやはりすごいですね。
しかし、いざとなれば軍事力を握っている人が強いですが。


> あと持ち主とかの方はよく解らないですが、小遣い稼ぎ程度じゃないですかねえ?
> 硝石なんて家畜の糞で、ルソンの壺なんかただの民具ですし、
> 売る方も儲かって・・・となると、逆に商人はそこまで儲からなくなるでしょうから。

やはり生産者は儲からないですか。
いつの世の中もむなしい話です。


> 考える上で、トロピコとかカタンなども一応参考にしてますよ。
> ディプロマシーがWW2オンラインになっちゃうので、
> そのままの形でって事にはならないでしょうけれども(笑)。

どこら辺にトロピコが来ているんでしょうか?
かなり気になります。


> そうですね、誤解を恐れず言ってしまえば、
> 組織運営ゲームではなく、群像劇のキャラゲーって感じでしょうか?

そうですか、そういうゲームでたまに思うのは、
武将がいないと何もできないってどうよとか、
開始から時間がたっているときの場合、
史実では存在しない名将が出てきても良いのではと不満が出たりします。
最初のは、部下がいないと侵攻できないとかどうよ、
部下がいなければ適当な下っ端の階級を上げるだろうとかいうことで、
下のは、史実では初陣で運悪く死んだり、親が殺されて生まれてこなかったり、
辺境すぎて名前が残っていない人物という設定で、
ある程度能力の高いキャラが出てきても良いのではということです。


> > まじめに聞いていそうなイメージがあったので
> そうですか?
> まあでも、最近の対応の仕方だと、そう見えるのかなあ?
> ほとんど運営がメインになってしまって、
> このサイトを始めた頃のように、
> 「書いてる文章の半分は冗談」って状況じゃなくなってしまいましたし。
> まあ、真面目に対応しないと運営として機能しませんし、
> ある程度の共同認識がないと冗談って通じ辛いので、控えている面もありますからねえ。

このサイトに最初来ていた中学生時代は、書き込みとか多人数ものではなく、
個人物がメインでしたからよく分からないです。


> > 話はそれますが、今分割案の出ている厚労省は、何であんなもんを一つにしたんだろうか?
> > 分野がまあ近いとはいえ、かなり違う面が大きいと思うんですが。

> そうかあ・・・橋本行革による中央省庁再編も、もう10年以上前の事なんですよねえ。
> 当の橋本自身も、現在では既に鬼籍には入ってますし。
> あの当時の日本は、バブル崩壊を引きずり続けていた状態で、
> 「日本を抜本から改革しなければならない」と、
> 橋本首相がぶち上げた改革の1つが、この中央省庁再編だったんです。
> 現在では「1府12省庁」ですが、省庁再編が行われるまで「1府22省庁」もあり、
> 官庁の代名詞とも言える「縦割り行政」が、大きな問題ともなっていたんです。
> そこで省庁の統廃合を行う事で、行政のスリム化と効率化を図り、
> 強大すぎる大蔵省の分割と、弱すぎた首相権限の強化も同時に行おうとしたんです。
>
> ですが、あれほど巨大な中央官庁を改革しようと言うのですから、
> 並大抵の人物では当然完遂する事が出来ず、結局この橋本行革も、
> 「どの省とどの省を統合するか」という話になってしまいました・・・・
> 「切れ者」と呼ばれた橋本は、行政改革の必要性は十分認識していたのでしょうけど、
> 切れると言って所詮は「カミソリ」でしたからねえ。
> これだけの大事業をやるには、同じはモノでも「マサカリ」くらいでないと(笑)。
> でも大蔵省の分割(財務省と金融庁)に関しては、よく出来たなあとは思います。
> その一方で、結局は省庁の統合で終わってしまい、見た目の省庁数が減っただけで、
> 1人の大臣が担う分野が広がりすぎた面もあり、今回のような分割案が出たのかと。

解説ありがとうございます、
想像通り?子供でしたから、覚えていなかったですw
少し?年齢が違うだけいろいろギャップが大きいです。

> そう言えば、そうしてやっとの事で分割させた財務省と金融庁の大臣職も、
> 麻生内閣では中川、そして与謝野と1人が兼務しちゃってますがね。
> まあ大臣職の兼務だけに止めれば、そこまで悪い事ではないと個人的には思いますけど。
> と言うか、厚労省の分割よりも先に、与謝野の3大臣職兼務を分割してやれよ、と(笑)。

どうなんでしょうか、なかなか難しいんじゃないですかね。
問題を超さないかつ有能な人を見つけないといけないんですから。
まあ、どんな政権でも大臣にはなりたがる人が多いので、
希望者だけはるんでしょうが。

少しずれますが個人的には共産党の議員あたりを、
防衛問題に口を出さない代わりに厚労大臣にしてしまうのが面白いかと。


> 中国も、インドも、国産空母を持とうとしてますね。
> 考えてみたら戦前の日本以来なのかな、アジアでは?

国産かどうかは知りませんが、インドやタイは結構昔から持っていたかと。


> その内、空母の役割がどういったモノかも知らずに、
> 「日本も空母を持て」という意見が増えてくるんじゃないですかねえ?(笑)

そもそも、政治的な意見の大半はそうじゃないでしょうか?
予算の無駄遣いだ云々だって、(実際のことろ無駄かどうかは別として)言っている人がそこまで内実を知っているわけではないでしょう。
それを追求している当の議員は別でしょうが、コメンテーターや司会者とかの場合。


> > > 実際に私も、中国史と言えば主にそちらの知識の方が多いと思います。
> > > って、そもそも私は、軍事の知識自体が乏しいですからねえ。
> > > まあそれを言い出せば、歴史の方の所詮は趣味の範疇なのですが(笑)。

> > いやー、趣味の範囲とはいえない知識量ですよ。
> > たぶん、その人のやっている専門分野以外では、
> > うちの史学科のゼミの面々と比べても勝っていると思います。

> いや、それは買いかぶりだと思いますよ(笑)。
> 私なんて理系だったので、いわゆる「世界史未履修」組ですし。
> って、あれが問題として表面化したのは何年前でしたっけ?

私が大学入試の時だったかなと思います。
たぶん三年前くらいかと。


[11343] Re2:小泉ジュニアの話とか返信 削除
2009/6/1 (月) 15:52:03 物秦

> いや、民主党が政権を取る→資料破棄で自民党が民主党政権の対応の遅さを非難とかいう流れなら、
> いろいろな意味で面白いかなあと。

議論を呼ぶ展開ですね・・・

>> 史実では存在しない名将が出てきても良いのではと不満が出たりします。
> 最初のは、部下がいないと侵攻できないとかどうよ、
> 部下がいなければ適当な下っ端の階級を上げるだろうとかいうことで、
> 下のは、史実では初陣で運悪く死んだり、親が殺されて生まれてこなかったり、
> 辺境すぎて名前が残っていない人物という設定で、
> ある程度能力の高いキャラが出てきても良いのではということです。

タイムマシンを使って政権とる前のヒトラーを暗殺したら、
ww2は阻止できるか?話に近い物がありますね。
>
> > > まじめに聞いていそうなイメージがあったので
> > > 想像通り?子供でしたから、覚えていなかったですw

> 少し?年齢が違うだけいろいろギャップが大きいです。

消費税上がって小遣いが足りなくなった記憶がありますね。
 
> 少しずれますが個人的には共産党の議員あたりを、
> 防衛問題に口を出さない代わりに厚労大臣にしてしまうのが面白いかと。

共産党なら農水省も一興かと。
保守層の多い分野でどう動くか興味が有ります。
> > 中国も、インドも、国産空母を持とうとしてますね。
> > 考えてみたら戦前の日本以来なのかな、アジアでは?

> 国産かどうかは知りませんが、インドやタイは結構昔から持っていたかと。

インドのはスペインだかの中古品だったはず。
>
> > その内、空母の役割がどういったモノかも知らずに、
> > 「日本も空母を持て」という意見が増えてくるんじゃないですかねえ?(笑)


空母は離島の災害時に使えますから、
軽空母2隻位もっていても構わないと思いますよ。


[11360] Re3:小泉ジュニアの話とか返信 削除
2009/6/3 (水) 23:33:31 徳翁導誉

> > いや、民主党が政権を取る→資料破棄で自民党が民主党政権の対応の遅さを非難とかいう流れなら、
> > いろいろな意味で面白いかなあと。

> 議論を呼ぶ展開ですね・・・

面白いと言うか、それが当たり前なんじゃないですか?
民主党がヘマをすれば、自民党が政権を取ってそれに対応し、
自民党がヘマをすれば、再び民主党が政権を取り・・・とやりながら、
政権という水が淀まないようするのが、政権交代可能な二大政党制の真の目的ですし。
そう言った意味では、日本の政治が、
当たり前のことが当たり前でない期間が、長すぎたのかも知れませんね。

> > > 却って小泉Jr.を「世襲の象徴」に仕立てる事で、自民党は劇場を演出する手もあると思います。
> > > 前回の郵政選挙とでは、小泉の立場が逆になる訳ですね。
> > > まあ実際問題として、そう言った思い切った手を自民党が打てるとは思いませんけど。

> > そういう手もありましたか。

ある意味では、武部が既に個人でそれをやってますね(笑)。
「偉大なるイエスマン」とか自称して、あれだけ小泉人気にすがっていたのに、
今度の選挙で自分が当落線上にあり、小泉政策も否定的な意見が多くなりますと、
「小泉Jr.の世襲はいけない」「小泉Jr.は公認するな」「無所属で当選しても入党させるな」と、
まさに手のひら返しで、小泉批判を展開してますので。

とは言え、「世襲」という観点で小泉を責めても、
国民の関心度から言って、そんなに大きな流れにならないでしょうし、
本気で自民党が小泉を選挙の攻撃材料にするなら、やっぱり「郵政」でしょうねえ。
あれだけの大金が動いた事業なので、叩けば幾らでも周辺から埃が出ますから。
直接小泉をと言うのが嫌なら、良い感じの位置に竹中も居ますしね。
政権交代が行われたら、民主党がそれをやってくる可能性だって十分ありますし、
だったら先に、より情報を持つ自分たちから吊し上げた方が、ある意味では有効かと。
って、今の自民党に、ここまで思い切った事が出来るとは全く思いませんけど(笑)。
世襲制限ですら、自民党は今回お流れにしてしまいましたし・・・・

> > 商人の力はやはりすごいですね。
> > しかし、いざとなれば軍事力を握っている人が強いですが。

財力がなければ軍事力は保てず、軍事力がなければ財力は保てない。
そう言った意味では、大局的に見た場合、
「軍事力」と「財力」に、優劣の差は付かないんじゃないですかねえ?
そして、その財力と軍事力とを統べる力こそ「権力(支配力)」であり、
権力は財力と軍事力を根元とする考えれば、権力は財力&軍事力に等価かな?
まあ、そんな最大の力である「権力」も、
人々の「団結力」の前には、無に帰してしまうんですけどね。
中国の歴史なんて、まさにその繰り返しじゃないですか?
どんなに続いた王朝も、強力な軍隊も、有り余る財力も、
結局最後は、団結した民衆たちの「反乱」という大きな渦には太刀打ちできない。
とは言え、こうした強力な団結力を生む源って、崇高な理念や思想などではなく、
貧困や飢餓、そしてそこから生まれる「欲望」という名の力なんですけどね。
そう言う意味では、そうした欲望を梃子に心を操る「求心力(扇動力)」こそが最強か?
宗教なんかも、言うなればそうした部類のモノですからねえ。

> > > あと持ち主とかの方はよく解らないですが、小遣い稼ぎ程度じゃないですかねえ?
> > > 硝石なんて家畜の糞で、ルソンの壺なんかただの民具ですし、
> > > 売る方も儲かって・・・となると、逆に商人はそこまで儲からなくなるでしょうから。

> > やはり生産者は儲からないですか。
> > いつの世の中もむなしい話です。

生産者に分類されるんですかねえ、彼らは?(笑)
別に彼らは、家畜糞の製造業者でも、壺の製作者でも無いんですし、
言うなれば、ゴミやお古を良い値段で買い取ってくれる訳で、
彼らとしても、決して損な話ではないと思いますよ。

> > > 考える上で、トロピコとかカタンなども一応参考にしてますよ。
> > > ディプロマシーがWW2オンラインになっちゃうので、
> > > そのままの形でって事にはならないでしょうけれども(笑)。

> > どこら辺にトロピコが来ているんでしょうか?
> > かなり気になります。

いろいろ考えているゲーム案の中に、参考したモノも含まれるというだけで、
実際にこのサイトで稼働しているゲームに、そう言ったモノはありませんよ。

> > > そうですね、誤解を恐れず言ってしまえば、
> > > 組織運営ゲームではなく、群像劇のキャラゲーって感じでしょうか?

> > そうですか、そういうゲームでたまに思うのは、
> > 武将がいないと何もできないってどうよとか、
> > 開始から時間がたっているときの場合、
> > 史実では存在しない名将が出てきても良いのではと不満が出たりします。

その辺の対策が為されているゲームも、普通にいろいろありますよ。


> > 少し?年齢が違うだけいろいろギャップが大きいです。
ルーキウスさんが、私の一番下の弟と同い年くらいですかな?
まあ私は長男なので、そこそこ年は離れているんですが。
実際、政治や文化などの考え方や感じ方に関しては、
昭和や冷戦という時代の記憶があるか否かで、
少しの年齢差でも大きなギャップがあるように、個人的には感じてますね。
例えば冷戦時代を知らない世代は、「アメリカ最強&資本主義絶対」という価値観に、
疑問の余地を全く挟まない人が多いように感じますし。
で、冷戦後の1つの価値観でしかないモノを、絶対普遍の価値観だと思いがちなので、
歴史の流れとして、それがまた変革の時を迎えようかとしている現在に戸惑っていると。
価値観なんて、20〜30年くらいで結構ころころと変わるモノですし、
人が80年生きるなら、その間に価値観の変節を2〜3回は経験するのでしょうから、
必要以上に、その変革に惑わされる事もないんでしょうけどね。

とは言え私の記憶も、思いっ切りガキの頃のモノですからねえ。
同世代だからと言って必ずしも、同じ価値観を共有しているという訳でもありません。
子供時代の社会への関心の持ち様なんて、まさに人それぞれですからねえ。
大人になったって、老人になったって、持たない人は持ちませんし(笑)。
まあ良い悪いの話ではないので、別にそれは個人差で構わないんですがね。
って、そもそも、義務教育の段階で国際情勢に関心を持つ方が少数派か?
この辺は、個々の家庭の事情にも拠ってくるんでしょうけど。
ウチの場合、父親の帰宅後にテレビへ写る番組はニュースばっかりでしたからねえ。
私が未だにアニメを見たりするのも、その時の反動なのかも?(笑)

> 消費税上がって小遣いが足りなくなった記憶がありますね。
消費税が「上がって」というのが、もう違いますよ(笑)。
私の年代ですと、消費税が「導入されて」って時の記憶も有りますし。
もちろん、後者の方がインパクトとして強かったです。
と言うか、消費税が導入された「1989年」という年自体がインパクトの強い年でした。

昭和天皇の崩御から始まり、平成への改元。
手塚治虫、松下幸之助、美空ひばりと言った昭和を代表する人々も、
昭和の終わりと共にするように相次いで亡くなり、
政界ではリクルート事件で竹下内閣が倒れ、後を継いだ宇野内閣もわずか2ヶ月で倒れ、
1年の間で3人目の総理となる海部内閣が誕生する滅茶苦茶な時で、
しかも世界の政治に目を向ければ、
天安門事件に、東欧の連鎖革命、ベルリンの壁崩壊、そして米ソ首脳会談による冷戦終結。
そんな中、日本のバブル景気は絶頂期を迎え、その裏では坂本弁護士一家の謎の失踪事件。
ちなみに失踪事件はその後、オウム真理教による犯行であることが判明しました。
凄惨な事件と言えば、女子高生コンクリート詰め殺人事件や宮崎勤事件もこの年か・・・・
明るい(?)話題で言えば、ゲームボーイが登場したのが、この年ですね。
あと私の周りでは、プロ野球史上最大の大混戦だったパ・リーグと、
(その混戦を制した近鉄は、日本シリーズで巨人相手に3連勝後4連敗で敗戦)
当時住んでいた名古屋で開かれた博覧会が、かなり盛り上がりました(笑)。
そうした1年の中での「消費税導入」だったので、
消費税だけが強烈な記憶に・・・という事はないですね、個人的には。


> > > と言うか、厚労省の分割よりも先に、与謝野の3大臣職兼務を分割してやれよ、と(笑)。
> > どうなんでしょうか、なかなか難しいんじゃないですかね。
> > 問題を超さないかつ有能な人を見つけないといけないんですから。

いや、「3大臣職兼務」などと言う異常な状態に比べれば、
そんな些細な事、「難しい」なんて部類に属さないはずなんですけどね・・・・
常識的に考えれば・・・と言うか、閣内からの発言でも普通に、
3大臣職兼務というのは「中川辞任に伴う一時的な緊急避難処置」と見なされていたのに、
金融危機という荒波の中、先進国中で最大のGDP下落率を記録しているこの非常時に、
それを平然と放置しているなんて、真っ当な政治感覚を持っている人間であれば出来ませんよ。
そんな事だから、告発を行った現役官僚によるモノとは言え、
新型インフルエンザの件で空港での対応に追われた現場検疫官から、
「検疫が政治的パフォーマンスに利用された」とか、国会で証言されちゃうんです。
テポドン狂想曲の時も、利用しようと煽ってるのが見え見えでしたし・・・・

置かれている状況が、非常に困難な状況とは言え、
と言うか、そんな状況であればこそ、その滅茶苦茶な様が露わになってしまう。
麻生本人は「矜持」という言葉がお気に入りのようですが、
ここまで「首相としての矜持」を欠いた総理大臣も、また珍しいかと・・・・
自分自身で言うのも何ですが、私がここまで酷評する事ってそうはありませんよ(笑)。
私もリアルタイムで十数人の総理大臣を見てきましたけど、
もしも個人的に各総理を採点していったら、最下位は残念ながら恐らく麻生です。

> > 少しずれますが個人的には共産党の議員あたりを、
> > 防衛問題に口を出さない代わりに厚労大臣にしてしまうのが面白いかと。

日本は労働基準法を取り締まるなんて、ほとんどやりませんからねえ。
まあ、やり過ぎると機能不全に陥る可能性もあるので、
その辺はさじ加減が必要なんでしょうけれど、
現状ではあまりに業界ベッタリですからねえ・・・・

あと、防衛関連に関しては、外にいる時は別ですけど、
実際にそれを任されれば、一般的に赤の方が意外と強硬なモノかと(笑)。
「人民軍」という構想から言えば、
共産党単独政権なら、徴兵制だってやらないとは言えませんし、
良心的兵役拒否も認めれば、老人介護問題の解消へも繋がるかも?

> 共産党なら農水省も一興かと。
> 保守層の多い分野でどう動くか興味が有ります。

なんか、「保守層」という意味をごちゃ混ぜに捉えてませんか?
保守的な層も保守層、保守主義の層も保守層ですけど、それらは全く別のモノですよ。
保守とは、何らかの変化に対する保守なのですから、
その対象となる「何か」によって、保守の中身はそれぞれ異なります。
農協みたいな組織って、そもそも社会主義的なモノですが、
それが日本では、永年与党であった自民党とくっついていただけで、
言うなれば、「日本型社会主義」の縮図のような存在ですよ。
近年、自民党がそうした路線から転換したからこそ、地方での自民党離れが深刻な訳で、
根元的には、農家と左派とは親和性が高いように思っています。

> > > 中国も、インドも、国産空母を持とうとしてますね。
> > > 考えてみたら戦前の日本以来なのかな、アジアでは?

> > 国産かどうかは知りませんが、インドやタイは結構昔から持っていたかと。

空母自体は持ってますけど、国産はまだですね。
今年の3月、インドがアジアで戦後初めて国産空母の建設に動き出し、
その起工式を行った事が、ニュースでもちょっと大きく報じられていましたので。
あとタイのは・・・個人的にあれを「空母」とは、あまり呼びたく無いなあ(笑)。
まあ確かに、ヘリ空母も、軽空母も、空母は空母なんでしょうけど、
タイのが空母なら、海自の「ひゅうが」だって立派に空母でしょうしね。
実像よりも大きく見せたいタイ軍、実像よりも小さく見せたい自衛隊、って所でしょうか?(笑)

> インドのはスペインだかの中古品だったはず。
あまり詳しくは知りませんけど、インドの政治的な流れから言って、
スペインではなく、イギリスやロシアからじゃないですかねえ?
旧植民地という事で、イギリスとは何かと繋がりが深いですし、
冷戦期には、ソ連との関係も深かったですから。

> > 予算の無駄遣いだ云々だって、(実際のことろ無駄かどうかは別として)言っている人がそこまで内実を知っているわけではないでしょう。
> > それを追求している当の議員は別でしょうが、コメンテーターや司会者とかの場合。

「予算の無駄遣い」という事に関しては、
無駄だと追求する側の事をどうこう言う以前に、
それがどう有益で、決して無駄遣いではないと言う事を説明できない方が、
遙かに大きな問題を抱えているように思いますけど?

例えば、昨今話題に上る「アニメの殿堂」とか、
あんな箱モノ、117億円も掛けていらないでしょ?
(国民1人あたりの文化予算がフランスの7分の1なので、増やす事には賛成です)
鳩山が言うような「国営マンガ喫茶」という表現が、必ずしも的確とは思いませんが、
117億円もの無駄遣いを批判する前に、鳩山の不的確な発言を批判するというのは、
私の判断基準としては、どう考えても順序が逆なように思うんですが・・・・
(もちろん、アニメの殿堂を全面的に賛成する方であれば別ですけど)
他にも、「アニメーターの教育育成の機関設立を」とかも言ってますけど、
時給が300円にも満たないアニメーターの現状を、まず先にどうにかしろよと(笑)。
って、笑い事じゃないんですけどね。
以前にも「ポスドクを増やせ」と同じような事をやって、悲惨な事になってますし。

> 空母は離島の災害時に使えますから、
> 軽空母2隻位もっていても構わないと思いますよ。

ヘリ空母くらいでしたら、まあ良いと思いますよ。
と言うか、それでしたら既に「ひゅうが」を持ってますし。
ただ、中国やインドに対抗して「日本も空母を持て」と言った場合、
その空母とは、ヘリ空母や軽空母の事ではないでしょうけど。

> > > 私なんて理系だったので、いわゆる「世界史未履修」組ですし。
> > > って、あれが問題として表面化したのは何年前でしたっけ?

> > 私が大学入試の時だったかなと思います。
> > たぶん三年前くらいかと。

そうですか〜、直撃した学年なんですね。
そう言えば、責任を感じて自殺した校長とかも居ましたよねえ?
それにしても、30年近く似たような事が行われ続けていて、
ある意味では暗黙の了解みたいなモノだったのに、
何故あの時になって、それが表面化し、問題として発展したんでしょうかねえ?
って、問題が発生する時って、多くはいつもそんなモノかな?

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