| テストが終わっても、レポートやら後期発表やらで追われているルーキウスです。
個人的には、追撃戦が名将の条件であるという考えや、
基本であるという考えにはあまり賛同できません。
確かに追撃は大切ですが、様々な事情により追撃が不可能(若しくはそれに近い)状況が多々存在するからです。
まず、一般論としてですが、絶対王政時代の軍隊は兵の逃亡を防ぐ為あまり追撃を行えません。
それに、例えば第一次大戦の西部戦線のような状況では、
敵に損害を与えたとしても、大規模な追撃は厳しい状況にあります。
このように、時代による軍を取り巻く状況の問題があります。
次に、個別的な状況ですが、
騎兵が不足しているなど、その時の軍編成において追撃にマイナス条件がつく場合があります。
また、他にも有力な敵がいて十分な戦力を追撃に避けない場合もあります。
その他にも、防御だけが精一杯の戦力差であった、上(上級司令部、政府など)の命令により追撃ができなかった。
など様々な状況が考えられます。
ぱっと名前は出てきませんが、攻城戦や籠城戦が中心(若しくは得意)となった将の場合も、
追撃戦は起こりにくいです。
等々の理由から、私は総合的に判断することが重要と考えます。 |
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