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[13052] 参院選予想ページの返信返信 削除
2010/7/16 (金) 21:31:22 徳翁導誉

トップページからの参院選予想大会へのリンクを解除したので、
遅くなってしまいましたが、こちらで返信しますね。
「民主44・自民51」と、自民党が改選議席の比較1位を獲得。
予想の方では、見事「民主44」的中させた加藤さんが1位です。
加藤さん、1位おめでとうございます。
W杯予想共々、企画ページに結果を保存しておきました。

参院選(Lite) http://www.geocities.jp/flash_okiba5/kikaku/saninsen_lite.html
参院選(マニア) http://www.geocities.jp/flash_okiba5/kikaku/shuuinsen.html
南アフリカW杯 http://www.geocities.jp/flash_okiba5/kikaku/world_cup/world_cup.html


>>25
> もっともな意見ですが、2大政党制だと私の様な少数派が埋没するので断固として反対します。

ちょっと思ったのですが、その「少数派」とは、
具体的にどのような意見を持つ少数派なのでしょうか?
「私の意見と完全一致する政党が無い」などと言い出せば、
それこそ、1億2000万国民の全てが少数派な訳ですし、
間接民主制である以上は、「よりマシ」という選択を強いられますよ。
二大政党と言っても、その中には様々な主張を持つ派閥がある訳ですし。

> もしも、連立相手が無茶な要求をしてきたら有権者も見ていますから
> 次の選挙でそういう政党は有権者によって消されていきます。

それが消されにくい制度こそ、多党制なのだと思いますが?
「自民+公明」→「民主+公明」→「新党+公明」→・・・
みたいに、連立政権が変遷する可能性だってある訳ですし、
また例えば、人権擁護法や児童ポルノ禁止法という名称の要求が、
有権者に「排他すべき無茶な要求」と写るでしょうか?

> 形だけ取り入れて魂が入らなければ、どんな制度も機能しない訳ですから、
> 2大政党制も多党制もうまくいくかは分かりません。

いや、「やってみなきゃ解らないから、どれでも一緒」という事は無いですよ。
そもそも日本は、イギリスの議会政治を手本に百数十年間やって来た訳で、
それが現在、ようやく形に成り掛けようとしている所なんです。
私だって別に、「二大政党制が最高だ」などとは全く思っていませんが、
まずはこれを体感し、民主主義とはどんなモノなのか理解しないと、
日本に適したあり方を模索するにしても、良いモノは求められませんよ。
例えば、党議拘束の無いアメリカの制度をそのまま導入したとしても、
歴史的に経て来たモノが違うので、党議拘束が無くなる事は無いでしょうし。
選挙制度とはあくまで、どういった政治体制を築くかの道具に過ぎません。

> 政治には理想はいります。理想があり、理念がある所に政党はできます。
> 問題なのはその理想が形骸化していくことです。

でもまあ、理想じゃメシは食えませんけどね・・・・
メシを食う為に追い求める理想なら賛成も出来ますが、
メシを我慢してでも追い求めるような理想なら反対です。
大多数の市民にとっては、平和で安心して暮らせる事が理想な訳ですし、
歴史的に見ても、理念だの、思想だの、宗教だのは、
一般市民には基本的に、それを求める為の依り代に過ぎませんので。

> 日本の諸政党には自らが掲げた政党の理念・理想を振り返っていただきたい。
> 特に党の綱領がないと噂されている民主党はね。

「綱領がないと噂されている」って、そこまで理念や理想に拘るのであれば、
その噂が嘘か本当か、実際に調べれば良いのでは?
ネットがあれば、それが簡単にできる訳ですし。
まあ結論から言ってしまえば、民主党は「綱領」ではなく、
「基本理念・基本政策」と呼んでいるだけの話です。
http://www.dpj.or.jp/policy/rinen_seisaku/index.html
http://www.dpj.or.jp/policy/rinen_seisaku/seisaku.html
抽象的過ぎるという意見もありますが、他の党も正直似たり寄ったりですし、
確固たる綱領を持つのは、イデオロギー政党である共産党くらいですかねえ?

> そもそも、外交は内政の延長だとか、外交は内政に左右されるといわれていますし、
> 別に偏っていてもそれは有権者の声ですから、すべては選択した有権者の連帯責任になります。

外交と言うのは、下手をすれば国民の生命と財産に直結する話ですし、
それを偏った意見で決め、更には連帯責任を強いると言う事に、
いったい、どれだけのメリットが国民にあるのでしょうか?
とは言え現状でも、条約の承認は小選挙区制の衆議院に優越権があるんですけどね。
極端な仮定の話をするなら、「東アジア共同体」の名の下に、
往来の自由化や通貨統合など、EU並みの国家統合を中国と行おうとした場合、
衆議院で圧倒的な議席数を持つ民主党さえ賛成すれば、
例え大多数の国民が反対しても、実質的な「中日併合」を行えてしまいます。
これって、本当に良い事なんでしょうかねえ?
国家の大事に関わる事は、国民投票に掛けた方が無難だと思いますし、
それが出来ないのなら、せめて比例制の方に優越権を与える方が妥当ではないかと。

> 後、徳翁導誉様は2大政党制支持者なのに、定数の削減については微妙な事を述べられていますね。
> 私は2大政党制支持者=議員定数の削減賛成者だと考えていたので、意外でした。
> もしかすると議員定数の削減には賛成だが、今の議員定数削減の流れには反対とかでしょうか?
> 答えていただければありがたいです。

そもそも、二大政党制と議員定数削減が何故イコールになるのかが・・・・
確かに両者は、「広範な意見を取り入れにくい」というデメリットを持ちますが、
メリットを共有するから組み合わせる事はあっても、
デメリットを共有するから組み合わせる事はありませんよねえ?
デメリットがあるなら、組み合わせでそれを打ち消そうとするのが普通ですし。
まあ別に議員定数の削減は、何が何でも反対だという事はありません。
要は、メリットとデメリットとのバランスの問題であり、
現在言われている「経費の削減」などと言う目的の為であるのなら、
大した額の削減(メリット)にはならないので、私は反対です。
その意味では、「議員定数の削減には賛成」というのはノーですが、
「今の議員定数削減の流れには反対」というのはイエスですね。

でもまあ、削減するにしても「どう削減するか」が全てです。
それこそ、メリットとデメリットとのバランスの問題であろうかと。
私には私の考えが有りますが、その政策と合う合わないよりも、
実現性と損得(メリットとデメリットとのバランス)を重要視してまいす。
様々な考えには、それぞれのメリットとデメリットがあり、
同じ考え方の政治家が改革しても、実現力が無くてデメリットが目立ち、
違う考え方の政治家が改革しても、実現力が有ってメリットが目立つなら、
私は迷うことなく後者を支持しますので。


>>26
> やはり私は衆院の一院制を推しますね。(その分衆院の定数増)

「>>24」でも書きましたが、大統領制で無い国の一院制は、
その任期中、立法権も行政権も与党が一手に握る為、
スピーディーに法案が成立する反面で、
「議会の暴走」を抑止する事が、大変難しくなります。
その点に関しては、どのようにお考えでしょうか?

> 私は政党政治に関しては2大政党+αの現状で良いと思っています。
> 完全な二大政党制と言うのは現状の自民と民主では無理だと思います。
> 両党に右派や左派考えの違う人がいる現状では…

でもまあ、政権交代とは与党側の敵失で起こるモノである以上、
右派的政策が必要とされる時に左派が政権を取ったり、
左派的政策が必要とされる時に右派が政権を取ったりする事もある訳で、
奇麗に両派に分かれていれば、万事解決と言う訳でも無いかと。
とは言え現在の民主党も、基本的には左派政党でしょうに、
主導権を握る奉行系が新自由主義者と言うのは、やはり違和感がありますが。

> 二大政党になるには政界再編が必須だと思いますし、
> 現状の日本でそんなどたばたをやってる余裕があるのかと…

そんな余裕はないと言うのは、私も同意見です。
ただ、ここ1年のゴタゴタで思わされたのですが、
日本と言う国が変わらねばならない場合、
いったん焼け野原にしないと、何も変わらない国なのかも?
伊勢神宮からしても、スクラップ&ビルドをする文化ですし。
あと、今回の参院選での民主党惨敗により、
政界再編が行われる可能性が、グッと高まったように思います。

> ですので大きな対立にプラスしてある問題に特化した政党が協力するというような現在の状況は、
> ある程度望ましい形なんではないかと思うんですよね。

正直言っちゃえば、個人的にも現状ならそれで良いんですけどね。
社民党の掲げる「護憲」にしても、国民新党の掲げる「郵政」にしても、
そこまで積極的では無いですが、私個人としては「賛成」ですし。
とは言え、その逆パターンをやられるのが、やはり怖いんですよ・・・・
「この党のこの政策には賛同できない」と別の党に投票しても、
選挙後に両党が連立を組み、反対する政策が通された場合、
どこに責任を問えば良いのかが解らなくなりますからねえ。

> ただ… 選挙後に民主と公明が組むと仮になったとしたらやはり違和感はありますが。
「2大政党+α」だと、それがあるんですよねえ。
基本的に大連立と言うモノが忌避される以上、
「民主+公明」と「自民+公明」で政権交代を繰り返す事だって有り得ますし。
まあ連立するにしても、例えば比例代表は統一名簿にするなど、
選挙前から2勢力の枠組みがハッキリさせて、
その枠組みが次の衆総選挙まで変わらないのであれば、
連立政権という形であっても、個人的には構わないと思うんですけどね。
完全な二大政党にしても、党内で必ずいくつかの派閥は出来ますし。

>>27
> 結局、与党なのに、
> 「何がやりたいのかが分からない」というのが、問題なんじゃないですかねぇ。

「何がやりたいのかが分からない」と言うよりも、
「何をやっているのかが分からない」と言う方が、正解のような気がします。
「小泉が5年かけて出来なかった事を、鳩山は半年で成し遂げようとしている」
と、欧米メディアから評される程、様々な問題に手を付けていたのですが、
(鳩山辞任と参院選惨敗により、単に手を付けただけで終わるかも?)
それに関するアピール能力が、本当にお話にならないほどお粗末レベルで・・・・
結局、関心を呼んだのなんて、ショー的要素のある「事業仕分け」だけでしたし。

民主党がやりたい事は、政策集にも纏められていますし、
各人の政治ビジョンの違いから来る賛否両論はあっても、
その政策集の中身自体は、そこまで悪い内容では無いと思います。
でもまあ、鳩山が各大臣を放任して仕事をさせていた事で、
大臣のやる気次第で、各省庁での手の付け具合が大きく異なっており、
論功人事で就任して、厄介な仕事は放置する大臣が居たり、
逆に、全てに手を付ける無理をしてパンクする大臣が居たり、
中には、民主党の方針より自分の方針を優先させる大臣が居たりと、
例え手は付けても中身はバラバラで、本当にカオスな状態でした・・・・
で、「周囲に頼み任せておけば、全て良きに計らってくれる」という、
殿様的な超ボンボンの環境で育った前首相の鳩山には、
トップとして最後には「決める」役割を担う意識が欠落していた為、
その放任主義が、単なる野放し(放し飼い)に終わってしまったと。
まあ内部でこれでは、外への「アピール能力」なんて皆無で当然でしょうね(笑)。

> まぁ、少なくとも、
> 「消費税上げる」と言っている自民党がそれほど苦戦していないのですから、
> 原因が「消費税上げる」発言にのみあるわけではないと思います。

悲しいかな、政治に関心の無い一般世間の認識では、
「民主党が消費税を10%にすると言った」程度のモノだと思いますよ・・・・
自民党と言えども今は野党ですので、谷垣の消費税10%なんて、
政治番組でも無い限り、報道ではサラリと触れて終りですし、
誰が提案したかと言うより、総理である菅がそれを受けたという事にこそ、
ニュースとしての価値が生まれてきますからねえ。
政治に関心の薄い層からは、消費税増税の言葉だけで支持を失い、
政治に関心のある層からは、順序立てない菅の発言で支持を失い、
改革を支持する層からは、菅が財務省の傀儡になった事で支持を失いと、
その中身はバラバラでも、対象となるのはやはり消費税発言です。
そうでも無いと、御祝儀相場からここまでの支持率急落は説明付きませんし、
民主党内にしても、NHKにしても、既にそう結論付けている以上、
仮に何か別の要因が働いていたとしても、これが定説になると思います。


>>28
> どうやら反民主の票がみんなの党だけじゃなく自民党へも流れ込んだようですね。

選挙区、特に1人区でとなると、
民主党への批判の受け皿が、自民党しか無かったりしますからねえ。
参院選と衆院選は国民の関心度も違うので、一概には比べられませんが、
比例での得票率を見比べてみると、民主は大幅減ですが自民も微減で、
その分が、みんなの党へ流れているって感じですし。
と言いますか、得票率で見れば、今回も自民は民主に負けてるんですよね。

('09衆院選→'10参院選)
 民主:42.4%→31.6%
 自民:26.7%→24.1%
 みんな:4.3%→13.6%
 公明:11.5%→13.1%

> 渡辺さんの演説が上手すぎるのが癪に障ったんでしょうか。
「政治とカネ」だ、「真の行政改革」だと、いくら叫んだ所で、
秘書時代、議員に無断で企業からカネを貰って自分の懐に全部入れたり、
行革大臣時代、逆に天下りの自由化を進めたりという過去がある人なので、
「過激な提言も結構だが、せめてそれを実現する道筋くらい示してもらわないと」
という先入観が影響している所為なのか、私にはどうも、
「渡辺喜美が演説上手」という印象が無いんですよねえ・・・・
失言も多かったものの、オヤジさんのミッチーは確かに面白かったですが(笑)。


>>29
> しかし、まさか自民が50も獲るとはなぁ・・・、意外だ。

Lite版では、誰も「自民50オーバー」を予想されてませんでしたしね(笑)。
正直言って私も、自民が民主に競り勝つ可能性は十分にあるとは思っていても、
自民が50議席以上取るとは、全く思っていませんでしたよ。
やはり大きいのは、民主党の「8勝21敗」で終わった1人区ですね。
そもそも地方である1人区は、以前まで自民党の強固な地盤だった上、
それを切り崩した小沢と、一定の組織票を持つ社民党を切った事で、
民主党の1人区苦戦は、あらかじめ予想出来ていたものの、
まさかここまで、公明党が自民党に協力するとは予想外でした。
上記の比例得票率を見ても、自民単独では民主に及ばないものの、
自公なら民主を逆転して、1人区の1議席を取れちゃうんですよねえ。
で、自民を利用して民主の参院議席をガッと削る事で、
「民主+みんな」では過半数に達せず、「民主+公明」なら達すると言う、
公明党にとって最も理想的な展開に、本当に持ち込んでしまうとは・・・・
現有議席数の維持こそ為せませんでしたが、今参院選の真の勝者は公明党?


>>31
> 地方の首長の任期は、何条の何項でしたっけ?

えっ!?
知事の任期は4年で、根拠は地方自治法・第140条の1項ですけども、
そもそも、地方分権(出来れば道州制)を進める為に、
地方選挙で選ばれた知事が、参議院議員を兼務するって話なんですよねえ?
しかも、憲法改正は行わない形で。
この質問ですと、知事の任期は法律によって決まっているので、
知事の任期や選挙日を、参議院議員のそれに合わせるって事ですか?
仮にそうだとすると、知事の任期を6年にするんですか?
知事への不信任決議やリコールも廃止するんですか?
と言いますか、憲法にある参議院の規定通りにすると、
3年ごとに半分の知事(兼参議院議員)を一斉に変える事になる訳で、
国政の動向により、地方の首長が決まると言う事態になってしまいます。
これでは、知事が参議院議員を兼務するのではなく、
参議院議員が知事を兼務する形となり、地方分権とは全くの正反対ですよ。
戦前にあった、中央集権強化の為の「州庁設置案」ですよ、これじゃ。

> 北海道(現北海道)
> 陸奥州(青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島)
> 関東州(茨城、栃木、群馬、埼玉、東京、神奈川、千葉)
> 東海州(山梨、長野、静岡、愛知、岐阜、三重)
> 関西州(滋賀、京都、奈良、大阪、和歌山)
> 北陸道(新潟、富山、石川、福井)
> 中国州(兵庫、広島、岡山、鳥取、島根、山口)
> 南海道(徳島、高知、愛媛、香川)
> 九州(福岡、大分、宮崎、鹿児島、沖縄、熊本、佐賀、長崎)

そうなると、参議院の定数は9?
と言いますか、それよりも、面白い分け方してますねえ。
(「陸奥」や「南海」の名称使用には、少し引っ掛かる所も有りますが)
北海道以外に「道」を置く案って、私は初めて見ましたよ!!
具体的に、道と州とでは中身が違うのでしょうか?
また、道都や州都に関しては、どのように考えられてます?
道州制に関しては、別スレッドを立てても面白いかも・・・・
ちょうど、こんなサイト↓も見付けましたし、
http://marugin.main.jp/doshu/list.php
権限内容の話は難しくても、区割りなどの話なら気軽に出来ますし、
それで楽しめれば、道州制への関心が少しでも高められるかも知れませんので。


[13059] Re:参院選予想ページの返信返信 削除
2010/7/17 (土) 20:33:45 聖職者


> ちょっと思ったのですが、その「少数派」とは、
> 具体的にどのような意見を持つ少数派なのでしょうか?
> 「私の意見と完全一致する政党が無い」などと言い出せば、
> それこそ、1億2000万国民の全てが少数派な訳ですし、
> 間接民主制である以上は、「よりマシ」という選択を強いられますよ。
> 二大政党と言っても、その中には様々な主張を持つ派閥がある訳ですし。


私が納得できる範囲での少数派と言いたいですが、それでは抽象的すぎるので、
はっきりと言えば、間接民主制内で妥協できる範囲
(余計、わけがわからなくなり申し訳ないです。しかし、私はかなりの分野で少数派なので、
政治的には困っている人間です。もっと選択肢が増えないと私は民主制を否定しないといけなくなります。)


> > もしも、連立相手が無茶な要求をしてきたら有権者も見ていますから
> > 次の選挙でそういう政党は有権者によって消されていきます。

> それが消されにくい制度こそ、多党制なのだと思いますが?
> 「自民+公明」→「民主+公明」→「新党+公明」→・・・
> みたいに、連立政権が変遷する可能性だってある訳ですし、
> また例えば、人権擁護法や児童ポルノ禁止法という名称の要求が、
> 有権者に「排他すべき無茶な要求」と写るでしょうか?


「自民+公明」→「民主+公明」→「新党+公明」→そして「新党+新党」になれば問題はないです。
ドイツでの自由民主党や緑の党の例もありますが、何回もキャスティングボードを握っていれば結局ははぷられてしまいますよ。
別に巨大政党が単独で政権を握ってもいいですが、その巨大政党内で私が支持している派閥が主流派にならなければ私には意味がないのです。
だから反対しています。なぜ、自分が支持していない奴を首班指名しようとする者達を私は支持しなければならないのでしょうか?
人権擁護法や児童ポルノ禁止法という名称の要求が、有権者に「排他すべき無茶な要求」と写っていないのは、
反対派のアピール不足が問題であり、結論を出すにはまだ時間がかかると思います。
というより、それが選挙の争点にならないとそのように言うのは意味がないです。
なので某政党らがその点でぼかしているのは正解です。


> > 形だけ取り入れて魂が入らなければ、どんな制度も機能しない訳ですから、
> > 2大政党制も多党制もうまくいくかは分かりません。

> いや、「やってみなきゃ解らないから、どれでも一緒」という事は無いですよ。
> そもそも日本は、イギリスの議会政治を手本に百数十年間やって来た訳で、
> それが現在、ようやく形に成り掛けようとしている所なんです。
> 私だって別に、「二大政党制が最高だ」などとは全く思っていませんが、
> まずはこれを体感し、民主主義とはどんなモノなのか理解しないと、
> 日本に適したあり方を模索するにしても、良いモノは求められませんよ。
> 例えば、党議拘束の無いアメリカの制度をそのまま導入したとしても、
> 歴史的に経て来たモノが違うので、党議拘束が無くなる事は無いでしょうし。
> 選挙制度とはあくまで、どういった政治体制を築くかの道具に過ぎません。


だから、日本には二大政党制には合いません。米英とは歴史的に経て来たモノが違うのですから・・・・・・
と思いますが、日本に合った二大政党制はいずれできるかもしれませんが私はそれを阻止する。
日本は村社会で長年、なあなあでやってきた国です。なので責任が完全に問われる二大政党制は合いません。
無論、村社会を打破するために二大政党制は必要かもしれませんが、
私は賛成しかねます。
小さな声を集めれば大きくなりますが、大きくなった声にかき消されてしまいます。
ならば、鶏口(けいこう)となるとも牛後(ぎゅうご)となるなかれの道を選びます。
自分の声を代弁できる者を議会に送るのが民主制における有権者の責任だからです。

> > 政治には理想はいります。理想があり、理念がある所に政党はできます。
> > 問題なのはその理想が形骸化していくことです。

> でもまあ、理想じゃメシは食えませんけどね・・・・
> メシを食う為に追い求める理想なら賛成も出来ますが、
> メシを我慢してでも追い求めるような理想なら反対です。
> 大多数の市民にとっては、平和で安心して暮らせる事が理想な訳ですし、
> 歴史的に見ても、理念だの、思想だの、宗教だのは、
> 一般市民には基本的に、それを求める為の依り代に過ぎませんので。


確かに理想じゃメシは食えませんね。
メシを我慢してでも追い求めるような理想なら大多数の有権者は無視するでしょうから問題にはなりません。

> > 日本の諸政党には自らが掲げた政党の理念・理想を振り返っていただきたい。
> > 特に党の綱領がないと噂されている民主党はね。

> 「綱領がないと噂されている」って、そこまで理念や理想に拘るのであれば、
> その噂が嘘か本当か、実際に調べれば良いのでは?
> ネットがあれば、それが簡単にできる訳ですし。
> まあ結論から言ってしまえば、民主党は「綱領」ではなく、
> 「基本理念・基本政策」と呼んでいるだけの話です。
> http://www.dpj.or.jp/policy/rinen_seisaku/index.html
> http://www.dpj.or.jp/policy/rinen_seisaku/seisaku.html
> 抽象的過ぎるという意見もありますが、他の党も正直似たり寄ったりですし、
> 確固たる綱領を持つのは、イデオロギー政党である共産党くらいですかねえ?


まったく、イデオロギーで食える時代は終わりましたからね。
どこの政党に行ってもぱっととしないことばかり、共感できる政党はないです。
民主党の理想を批判しているわけではなく、もっと国民に自分たちの目指している事を宣伝すればいいのに考え、
述べました。
URLの方は参考になりました。ありがとうございました。


> > そもそも、外交は内政の延長だとか、外交は内政に左右されるといわれていますし、
> > 別に偏っていてもそれは有権者の声ですから、すべては選択した有権者の連帯責任になります。

> 外交と言うのは、下手をすれば国民の生命と財産に直結する話ですし、
> それを偏った意見で決め、更には連帯責任を強いると言う事に、
> いったい、どれだけのメリットが国民にあるのでしょうか?
> とは言え現状でも、条約の承認は小選挙区制の衆議院に優越権があるんですけどね。
> 極端な仮定の話をするなら、「東アジア共同体」の名の下に、
> 往来の自由化や通貨統合など、EU並みの国家統合を中国と行おうとした場合、
> 衆議院で圧倒的な議席数を持つ民主党さえ賛成すれば、
> 例え大多数の国民が反対しても、実質的な「中日併合」を行えてしまいます。
> これって、本当に良い事なんでしょうかねえ?
> 国家の大事に関わる事は、国民投票に掛けた方が無難だと思いますし、
> それが出来ないのなら、せめて比例制の方に優越権を与える方が妥当ではないかと。


偏ったといってもそれは有権者の民意です。
であるから有権者である国民がそれにより被る被害については連帯責任になるのは当たり前かと。

それだと憲法が改正が必要ですね。
というより、そろそろ日本国憲法を見直すべきだと思う。
いろいろと入れてほしい条項はありますからね。


> > 後、徳翁導誉様は2大政党制支持者なのに、定数の削減については微妙な事を述べられていますね。
> > 私は2大政党制支持者=議員定数の削減賛成者だと考えていたので、意外でした。
> > もしかすると議員定数の削減には賛成だが、今の議員定数削減の流れには反対とかでしょうか?
> > 答えていただければありがたいです。

> そもそも、二大政党制と議員定数削減が何故イコールになるのかが・・・・
> 確かに両者は、「広範な意見を取り入れにくい」というデメリットを持ちますが、
> メリットを共有するから組み合わせる事はあっても、
> デメリットを共有するから組み合わせる事はありませんよねえ?
> デメリットがあるなら、組み合わせでそれを打ち消そうとするのが普通ですし。
> まあ別に議員定数の削減は、何が何でも反対だという事はありません。
> 要は、メリットとデメリットとのバランスの問題であり、
> 現在言われている「経費の削減」などと言う目的の為であるのなら、
> 大した額の削減(メリット)にはならないので、私は反対です。
> その意味では、「議員定数の削減には賛成」というのはノーですが、
> 「今の議員定数削減の流れには反対」というのはイエスですね。


しかし、私は2大政党制支持者=議員定数の削減賛成者と言う方以外を知りません。
著名な2大政党制支持者で議員定数の削減反対者と言うのがいるのでしょうか?
目指すのは共に単独政党が単独で政権獲得可能と言う政治体制なはずですから、
組み合わせる事は可能だろうと考えていていましたが、私の考え不足だったようですね。


> でもまあ、削減するにしても「どう削減するか」が全てです。
> それこそ、メリットとデメリットとのバランスの問題であろうかと。
> 私には私の考えが有りますが、その政策と合う合わないよりも、
> 実現性と損得(メリットとデメリットとのバランス)を重要視してまいす。
> 様々な考えには、それぞれのメリットとデメリットがあり、
> 同じ考え方の政治家が改革しても、実現力が無くてデメリットが目立ち、
> 違う考え方の政治家が改革しても、実現力が有ってメリットが目立つなら、
> 私は迷うことなく後者を支持しますので。


私なら前者かな、民主主義下で同じ考えの人を支持・支援しないというのはどうかなと、
民主主義下では自分と同じ考えか近い人たちに有権者が投票して代弁者として議会に送りますからね。
まあ、私もデメリットが目立つのは困りますから、一有権者、同じ考えを持つ者として、
その政治家に修正等をされたらどうだろうかと嘆願しますがね。
それを聞きいれられなかったら次の選挙から支持する政治家・政党を変えることにします。

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