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[13721] Re4:お笑い・食文化・テレビなどの雑談返信 削除
2011/1/8 (土) 12:33:39 日比谷銀河守

▼ 矢羽雅朝さん
> ▼ 徳翁導誉さん

> > > > 今や2〜4時の旧ワイドショー枠も、韓流ドラマ垂れ流し枠に移行しつつありますし、
> > > 夕方って…私の中ではちょっと昔の流行ったドラマやってるイメージですねぇ。
> > > この時間関西ではローカル番組が多いかも。

> > あまり詳しくは解りませんが、数年くらい前まで、
> > 関西テレビの夕方は、アニメの再放送をやってませんでしたか?

> いえ、関テレはドラマの再放送とニュースアンカーですね。
> 私の記憶して言える限りこの時間帯でアニメを見た記憶はないですね。


関西テレビの平日(月〜金)の夕方は一時間ほど、アニメの放送枠が
ありましたよ。 時期は私が記憶する限り、90年代〜00年代の前半
です。 正確な記憶ではありませんが、ドラゴンボール、奇面組、
うる星やつら、らんま1/2、などの再放送と、金曜日は
新作枠が30分あって、ゲゲゲの鬼太郎、デジモンシリーズなどをやってました。
私は当時、小学校でしたので、下校したらこれを見るのが楽しみでしたね。
ただ、いつの時期かは忘れましたが、ドラマの再放送枠が拡大して、アニメの放送枠が
30分程度に短縮されて、00年代半ばには、ついには、アニメの放送枠は存在していませんでした。


[13736] Re5:お笑い・食文化・テレビなどの雑談返信 削除
2011/1/9 (日) 05:33:02 徳翁導誉

> > > > 私の行ってた中学校では文化観賞会で漫才コンビ(笑い飯とブラックマヨネーズ)
> > > > を呼んだりしてましたからねぇw

> > > 学園祭で呼んだりって事じゃなくてですか!?
> > > そう言うのは、私も初めて聞きました。

> > えぇ、学校の行事としてです。
> > ですので当然全員参加ですよ。
> > 昼からの授業二時間分を丸々だったはずです。
> > 映画→漫才→映画のローテーションだったようで、
> > 僕らが卒業した次の年は笑い飯とチュートリアルだったそうです。
> > といってもチュートリアルはM1優勝前でしたけど。

ああ、そう言うのも良いですねえ・・・・
ウチの学校の場合、誰かを呼んで講演させるにしても、
交通費に毛が生えた程度の出演料で済む、学校のOBを呼ぶだけでしたよ。
私の在校時ですと、伊藤忠の社長とか、財務省の主計局長とか、筑紫哲也とか。
忙しい所をわざわざ時間を割いて来てくれた事も、大物である事も解るのですが、
話が面白いかや、聞いて為になるどうかとは、また別の話ですしね。

> > > 昔堅気な「俺の腕で客を笑わせてやる」という東京の芸人スタイルは、
> > > 一気に廃れて行ったとも言えるかも知れません・・・・

> > う〜ん…これは全然分かりませんねぇ…
> > 例えとしては変化もしれませんけどマギー司郎みたいな 感じですか?

う〜ん、イメージとしては落語家や舞台芸人なのですが、
テレビ時代に乗り遅れ、廃れて行った側ですので、
仮に実名を上げたとしても、「誰それ」で終わりそうな気も・・・・
逆に、古くからの東京のスタイルを残しつつ、
ある程度、テレビ時代にも対応できた芸人となると、
内海桂子・好江とか浮かんだのですが、これも分かるか微妙な気が・・・・
却って、内海桂子・好江の弟子筋に当たる
「ウッチャンナンチャン」や「ナイツ」の方が、イメージ湧きますかねえ?
とは言え、彼らは「俺の腕で客を笑わせてやる」というタイプではありませんけど。
(ただ、良くも悪くも毒が無いというのは、その系統的な面が出てるかも知れません)

何かそうなると、どうしても落語家の方になってきますよねえ。
立川談志とか、先代の三遊亭円楽とかなら、
テレビにも出てますし、イメージ湧きますかねえ?
ただ、立川談志の芸風は、革命的であり、かなり異端な部分も含みますけどね。
考えてみれば、「笑点」を生み出したのも談志ですが、
それが出来たのも、談志の異端さが有ればこそなのかな?

> > > で、そんな中でも、時代の変化を上手く取り入れて活躍し出したのが、
> > > 浅草芸人出身のビートたけしと言えますかねえ?
> > > 何と言いますか、東京の芸風を下地にしながらも、
> > > 不謹慎で毒舌で下品なネタを言う様が、却って斬新で画期的に映ったと。
> > > たけしとは毒の種類は違いますし、下ネタも少ないですが、
> > > 爆笑問題の太田光や、ラジオの時の伊集院光が、それと同系統なのかな?

> > 確かにビートたけしは関西的な笑いも取り入れているように感じます。

取り入れたと言うよりも、漫才ブームで関西の笑いが関東に流れ込む事で、
観客にそう言う芸風を受け入れる下地が、東京にも出来たと言う方が適当かも?
芸の系統からすると、談志からたけし、たけしから太田・伊集院って感じがします。
って、たけしや太田はまだしも、関西ですと「ラジオの伊集院」と言っても、
なかなか伝わらないとは思いますがね(テレビとラジオではキャラが違いますし)。
取り敢えず、YouTubeで検索してみて、最初に目に付いた動画を貼っておきます。
(伊集院の魅力は喋りですが、それだと時間が長いので、1分の替え唄にしました)
http://www.youtube.com/watch?v=2iBDKImaoQM

> > ドリフとかもそうなのかな?
ドリフは違うんじゃないですかねえ?
テレビでの笑いを、「萩本欽一」と「ビートたけし」という巨頭が居たと考えると、
ドリフと言うのは、圧倒的に萩本寄りの芸ですからねえ。
もちろん、萩本とドリフも、かなり違いますが。
分かりやすい例だと、下ネタに対するスタンスでしょうか。
萩本は下ネタ厳禁な一方、ドリフは下ネタを切り開いたと(笑)。
とは言え、「誰かをバカにして笑う芸」ではなく、
「自分でバカをやって笑わせる芸」だという面が、
萩本やドリフと、たけしの違いなんじゃないかなあと思います。
(もちろん、この図式が常に成り立つ訳ではないですけど)

そう言う意味では、前述の「俺の腕で客を笑わせてやる」タイプの話だと、
萩本欽一と言うのが、有名で最も分かり易い実例かも知れませんね。
ジミー大西と出会った時、萩本は「チャップリン以来の天才」と大絶賛しますが、
2人きりで接した時、「天然だったんだね…」と落胆した逸話が残ってますし。
(ちなみに、ここから「天然ボケ」という言葉が生まれたと言われています)
計算して「笑わせる」のか、天然で「笑われる」のか、
観客側からすれば、どちらでも良い事なのですが、
この逸話は、萩本がそこに大きく拘っている事を表していると思います。

> > 爆笑の太田は…ちょっと発想が極端と言うか…
> > う〜ん…好きじゃない部分もあるんですけど嫌いではないんですよね。

「発想が極端」と言うのは、政治バラエティーとかでの発言ですかねえ?
ただ、本人は政治への関心が薄らいでいるのに、番組だけは続いていて、
視聴率も落ちるから過激な方へと番組の路線転向を求められるものだから、
何かもう、ひっちゃかめっちゃかに茶番をやっている印象もあるので、
その辺はちょっと、差し引いて考えるとしても、
それでもまあ、発想が飛躍しすぎる面はあるかも知れませんね。
とは言え、そこが太田の「視点の鋭さ」を生む要因なのでしょうが。

まあ何と言いますか、芸風は確かに違うのですが、
私の中で言えば、東京の太田光と、大阪の松本人志は、同類として分類してますね。
2人とも、瞬間的な一言に輝きのあるタイプなのですが、
だからと言って、瞬発力のある笑いが取れるタイプではなく、
一言が二言、三言となって行くと、グダグダになって行くと言いますか・・・・
それでも掛け合いとなれば、太田には田中、松本には浜田と言う優れた相方が居り、
また、じっくり作る時間を与えられるのであれば、その豊かな発想力を、
うまく纏められるだけの能力はあり、もっと言うと、そこで能力を最も発揮すると。
ああ〜、何だか、何言ってるのか解らなくなって来てますね(笑)。
もう思いっ切り大雑把に言ってしまえば、要するに長いアドリブは苦手な芸人で、
それなのに太田は、政治バラエティーとかで討論をするから、
短所の部分がクローズアップされ、つまらなく見えて来るのかも?
「爆笑問題のススメ」での「コラム」とか、結構好きだったんですけどねえ・・・・


> > 後地域差が出る食べ物ってお雑煮とかですかね。
> > 白みそだったり赤みそだったりおすましだったり…

白味噌は京都のがそうですが、赤味噌の雑煮ってあるんですかねえ?
赤味噌で有名な名古屋にしても、雑煮に関しては「すまし」ですし。
と言う事で調べてみたら、どうやら福井が赤味噌みたいですね。
http://www.konishi.co.jp/html/fujiyama/zouni/zouni/zouni_map.html
ちなみに私は、赤味噌の味噌煮込みうどんが好きなのですが、
これも名古屋圏以外では、なかなか食べられないんですよねえ・・・・
(ミソニコフ・クイタビッチとか分かる東海地方の人は居ますか?)
まあ、他地域の人にとっては、味付けが濃過ぎるらしいので、
讃岐うどんの「はなまるうどん」が全国展開して、
関東でもが食べられるようになったのと、同じ具合には行かないでしょうね。

> > > あまり詳しくは解りませんが、数年くらい前まで、
> > > 関西テレビの夕方は、アニメの再放送をやってませんでしたか?

> > いえ、関テレはドラマの再放送とニュースアンカーですね。
> > 私の記憶して言える限りこの時間帯でアニメを見た記憶はないですね。

> 関西テレビの平日(月〜金)の夕方は一時間ほど、アニメの放送枠が
> ありましたよ。 時期は私が記憶する限り、90年代〜00年代の前半
> です。 正確な記憶ではありませんが、ドラゴンボール、奇面組、
> うる星やつら、らんま1/2、などの再放送と、金曜日は
> 新作枠が30分あって、ゲゲゲの鬼太郎、デジモンシリーズなどをやってました。
> 私は当時、小学校でしたので、下校したらこれを見るのが楽しみでしたね。
> ただ、いつの時期かは忘れましたが、ドラマの再放送枠が拡大して、アニメの放送枠が
> 30分程度に短縮されて、00年代半ばには、ついには、アニメの放送枠は存在していませんでした。

やはり、そうですよねえ。
ネットで調べてみた限りでは、2005年に夕方のニュース枠が、
それまでの6時スタートから、現在の5時スタートに変わったみたいですので、
逆説的に言えば、2005年まではアニメ再放送枠があったのではないでしょうか?
少なくとも、ブログなどの情報を見ると、
2003年の後半には「タッチ」がやってたみたいなので、
そこまでは確実に、アニメ再放送枠があったのだと思います。

> > 年末特番と言えば昔年末でやってた時空警察が好きでした…
> > 丹波哲郎も死んでしまいましたし、もう作られないんだろうなぁ…

特に「ゲップのお兄ちゃん」こと三億円事件の回など、
ドラマとしても、かなり完成度が高かったですからねえ。
って、調べてみたら、この回も既に8年も前の放送ですか・・・・
と言う事は、ひょっとして、ご覧になってない可能性も?
あとは、加藤茶の秀吉と、板東英二の家康が、
雰囲気的に、かなり似合っていたのを覚えています(笑)。

> > > > テレビがネットに取り替わられるという時代は来るのでしょうか?
> > > テレビがネットに取って替わると言うより、
> > > 同じ「通信」としての融合が、欧米では既に始まってます。
> > > 例えば英国のBBCなど、国内からは無料で、国外からでも確か月額1000円くらいで、
> > > 直近1週間の番組や放送中のドラマ全話などが、ダウンロードから1ヶ月間、
> > > PCやCATV、携帯電話、ゲーム機などから視聴可能と言うサービスを始めています。
> > > まあ、制作した番組こそがメインであり、その伝達手段は何でも良いですからねえ。
> > > ですのでBBCは既に主軸を、地上波からネットへと移行してきているとか。

> > しかし、これをやっていまうと逆にテレビ離れを加速することになるんじゃ…
> > 逆にスポンサー離れを促進してしまうように思うんですけどねぇ。

でもまあ、「番組を作って売る」という視点で考えれば、
テレビで見ようが、PCで見ようが、携帯で見ようが、
視聴者側の端末が変わるだけで、配信側からすれば同じですからねえ。
特に例に上げたイギリスの場合、既にネット広告がテレビ広告を追い抜いてますし、
テレビもネットも一括りに考えれば、テレビ単独では広告収入が落ちても、
テレビとネットを合算した広告収入では、テレビ全盛期より上回れる訳で、
要するに、どれだけ早く、そちらの方向に舵を切れるかの問題になって来るかと。
パイが大きくなった所で、切り分けられる量の方は決まっていますし。
って、まあBBCは国営放送ですし、NHKも似たようなモノですから、
だからこそ出来るんだという面も、確かにある事は有るんですけどね(笑)。


> > > 現場まで回ってくる制作費は激安で、仕上げ以外は基本的に韓国・中国へ外注です。
> > > だって平均時給が、監督で1412円、原画で689円、動画で298円だそうですからねえ。

> > 原画の689は場所によって298動画は確実に労働基準法違反ですよねぇ…
> > まぁ、代わりがいっぱいいる業界だとそんなことも言ってられないんでしょうけど。

「代わりがいっぱいいる」と言うよりも、
「それでもやりたい」という物好きしか残れない業界なのかと。
前述のはあくまで平均時給であり、駆け出しの動画マンなんて、
時給150円とかいう世界ですので、相当好きじゃなきゃ出来ないですよね。
自宅通いが無理な地方出身者には、なかなか出来ない仕事だとも言われますし。

> > > ですので手塚が亡くなった時、多くの関係者が彼の業績を手放しで讃える中、
> > > 共産主義者であった宮崎駿だけが、劣悪な環境を作った責任者と批判したと。

> > でも手塚がアニメを作ってなかったら今のアニメ業界があったかと言われると…

まあ、手塚治虫が日本に生まれたからこそ、
今の日本のマンガ・アニメ文化が誕生したと言っても、
決して言い過ぎでは無いですからねえ・・・・
また、そうした下地が、ゲーム文化に与えた影響も小さくないでしょうし、
100年後、200年後に、歴史教科書でこの時代の文化史を扱う際には、
いの一番に名前が出て来るような気がします(いや、でも黒澤が先かな?)。

> > > その一方で、冷戦終結後の社会主義の崩壊と、自らの現状を揶揄して作ったのが、
> > > 「紅の豚(紅=赤=共産主義・豚=宮崎本人)」だと言われています。

> > そんな考えがあるんですか…
> > でも紅の豚だと最後にかつのはマルコですよね…

いや、「自分自身を投影しているのでは?」と言われているだけで、
ストーリーがどうこうと言う訳では無いですよ(笑)。
とは言え、最終的にはハリウッド・スターになっているのアメリカ野郎に対し、
豚は時代遅れな赤い機体に乗り続ける、しがない飛行機乗りのままですし、
全く無いと言う訳でも無いのかな?

って、ちょうど先日もテレビで「千と千尋の神隠し」をやってましたけども、
そう言う感じで、想像を逞しく宮崎作品を解釈してみると、
あれってどう見ても、「売られたソープ嬢」の話に見えるのですが(笑)、
宮崎駿は一体、どういう思惑であの作品を作ったのでしょうかね?


> > > > > ジャニーズ・AKB・アニメソングと固定客を掴んだ層は大健闘してますし。
> > > > う〜ん…確かにそう言われればそうなのかも。

> > > で、ちなみに、こちら↓が2010年のCDシングル売上ランキング
> > >  1位 95.4万枚  AKB48「Beginner」
> > >  2位 71.3万枚  AKB48「ヘビーローテーション」
> > >  3位 69.8万枚  嵐「Troublemaker」
> > >  4位 69.6万枚  嵐「Monster」
> > >  5位 65.9万枚  AKB48「ポニーテールとシュシュ」
> > >  6位 65.6万枚  嵐「果てない空」
> > >  7位 62.0万枚  嵐「Lφve Rainbow」
> > >  8位 59.6万枚  AKB48「チャンスの順番」
> > >  9位 59.1万枚  嵐「Dear Snow」
> > >  10位 51.6万枚  嵐「To be free」

> >  AKBと嵐だけなんですよね。
> > やっぱり固定層のいるとこは強いですね。

そうそう、実例に上げておきながら、書き忘れていたアニメソングですが、
38位に、14万7479枚で「Angel Beats!」の主題歌、
39位に、14万7355枚で「けいおん!!」の主題歌が入ったそうです。
・・・って、両方とも深夜アニメの作品なので、
作品名を言われても、分からない人の方が多いですよね?(笑)

あと、ついでなんで、2010年の映画興行収入トップ15も貼っておきます。
前に少し話しましたが、ドラマ・アニメのテレビ系映画が多い事に驚きます。
ちなみに年末年始の映画では、テレビ朝日の「相棒2」がトップでした。

1 位:118億円 (洋画)アリス・イン・ワンダーランド
2 位:108億円 (洋画)トイ・ストーリー3
3 位: 92億円 【日本テレビ】借りぐらしのアリエッティ(ジブリ作品)
4 位: 79億円 【フジテレビ】海猿 THE LAST MESSAGE
5 位: 73億円 【フジテレビ】踊る大捜査線 THE MOVIE3
6 位: 47億円 (洋画)バイオハザード4 アフターライフ
7 位: 42億円 【テレビ東京】ポケットモンスター 幻影の覇者ゾロアーク
8 位: 38億円 [邦画]告白(R15指定:200万部突破の人気小説を映画化)
9 位: 37億円 【フジテレビ】のだめカンタービレ 最終楽章後編
10位: 35億円 (洋画)インセプション
11位: 32億円 【日本テレビ】名探偵コナン 天空の難破船
12位: 32億円 【テレビ朝日】ドラえもん のび太の人魚大海戦
13位: 29億円 【フジテレビ】SP 野望篇
14位: 29億円 (洋画)ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
15位: 28億円 [邦画]ハナミズキ(一青窈のヒット曲を実写映画化)

> > > それに最近は、アニメ好きを公言する大の大人も増えてきましたからねえ。
> > > あの中日監督の落合も、かなりのアニメ好き↓として一部では有名ですし(笑)。
> > > http://2chart.fc2web.com/ochiaigundam.html
> > > http://temple-knights.com/archives/2010/10/ochiai-anime-clannad.html

> > なんかもう以外すぎて…
> > 落合監督ってキャラ的にアニメとか馬鹿にしそうなイメージが…

だって、三冠王を獲得していた現役時代の持ちネタが、
両手に1本ずつバットを持ち、それを肩に担いで「ガンキャノン」、
そして、そのままの体勢で正座して「ガンタンク」ですからねえ(笑)。
ただし残念ながら、チームメートも記者たちも、
意味が解らずポカ〜ンって感じだったそうですが・・・・

> > なんだかファン感謝祭出席拒否とかとのギャップがありすぎます。
2回続けてファン感に欠席しているんですね、知りませんでした。
中日の恒例行事である、開幕前の熱田神宮での必勝祈願を、
信仰上の理由(日蓮正宗の信者)で、毎年欠席しているのは知ってましたが、
ファン感の方は、2008年までは出てますからねえ・・・・
う〜ん、何があったのか、理由が気になってきます。
2007年ファン感での、この仲間外れ↓が原因って訳でも無いでしょうし(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=EZpIZIsc4iA


> > > そもそも大河って、中高年の男性が既に固定客としてあり、
> > > 視聴率アップを狙うには、他の層を取り込む必要があります。
> > > で、ホームドラマ路線を取り入れて、中高年の女性層を取り込んだと。
> > > 「利家とまつ」や「功名が辻」が視聴率的に成功したのも、それが理由です。
> > > そして来年の大河「江」も、篤姫の女性脚本家が、原作・脚本を担当しています。

> > う〜ん利家とまつや功名が辻も言われてみればそうかもしれませんが…
> > でもあの二作はやっぱりこう戦国の合戦シーンなんかもある訳ですし…

「合戦シーンが・・・」となると、幕末モノは厳しいですね。
篤姫が高視聴率を取るまでは、「幕末は視聴率が取れない」と言われ続けてましたし、
やはり、華やかな合戦シーンを求める視聴者のニーズも高いのかも知れません。
しかし、だからと言って合戦ばかりを求めると、どうしても戦国だらけになりますしね。
そうしたらそうしたで、今度は「2年続けて戦国モノだと飽きる」と言われると(笑)。
実際、2年連続で戦国モノと言うのは、次に挙げる3回↓だったかな?
「'87独眼竜政宗→'88武田信玄」「'96秀吉→'97毛利元就」「'06功名が辻→'07風林火山」

ただ、「坂の上の雲」とか見ていると、昭和のはまだ時期尚早にしても、
明治期の戦争とかは、そろそろ大河でやっても良いのかな?という気も・・・・
まあ制作費は掛かりそうですけど、やはり迫力がありますしねえ。
合戦に拘るのであれば、主人公は「立見尚文」あたりが面白いかも?
幕末から明治へと変わって行く様子が描かれるのも、見ていて楽しそう。
(「翔ぶが如く」は2部構成で、幕末から明治へ一気に飛んじゃいましたし)

幕府の昌平坂学問所に学ぶ、桑名藩の若き英才であった立見は、
藩主・松平定敬が京都所司代に任命された際、京都へ同行して藩の外交役に大抜擢。
赴任後の京都では、外交役として西郷や桂など、各藩の重役と交流すると共に、
池田屋事件や禁門の変などを、京都の地で直に体験。
その後、才覚を買われて、新設された西洋式の幕府陸軍に出向すると、
そこでフランス軍事顧問団に学び、近代兵学を習得すると、長州征伐に参陣。
戊辰戦争では、宇都宮で土方歳三と、長岡では河井継之介と共に戦い、
(特に長岡では、奇兵隊参謀の時山直八を討ち取り、山形有朋を敗走させる)
その後も会津、そして庄内へ転戦し、新政府軍を大いに苦しめた事から、
薩摩の野津道貫からは「東洋一の用兵家」と称賛される。
敗戦後は謹慎し、赦免されると司法省に勤める事となるが、
西郷隆盛が西南戦争を起こすと、その軍才から陸軍へと招聘され、
日清戦争では陸軍少将、日露戦争では陸軍中将として前線で大活躍。
その功績により、賊軍出身でありながら、初の陸軍大将に昇進すると。

幕末から明治に至る、あの激動の時代の中にあって、
多くの人物と実際に接触し、また多くの出来事をその場で体験した人物で、
しかも、日本史上でも有数の「名将」と来れば、描き応えはバッチリかと。
って、ここまで書いておいて何なんですが、
個人的には「戦争」って、あまり好きでは無いので(笑)、
本当の事を言うと、「西園寺公望」とか見てみたいんですけどね。
ただ、この人を本気でやると、1年の枠でも足りなそう・・・・
いっその事、R・グループさんの「ローマの鍵」シリーズのように、
大河Flashでもやってみたいなぁ・・・という気も。

あ〜あ、何だか思いっ切り脱線してしまいましたが、
戦国時代で合戦モノとなると、「新選組!」を作った三谷幸喜が、
「今度は大坂の陣を舞台に、群像劇を描きたい」と言ったとか、
聞いた事があるのですが、それがもし本当なら個人的には見ていたいですね。
逆に、矢羽雅朝さんが見てみたい大河の題材とかは有りますか?
と、ここでふと思い出したのですが、このスレッドの大元である「ROME」って、
ほとんど合戦シーンがありませんけど、見ていて楽しめましたか?


> > > では、現在上映中で地味にヒットしている「武士の家計簿」のドラマ化とか?
> > > あれは元々、4〜5年ほど前にNHK教育で同名タイトルの歴史講座があり、
> > > それが好評(私も録画しました)でしたので、
> > > NHKの土曜時代劇枠あたりで、ドラマ化してみても面白いかと。

> > あぁ…確かにあぁいう題材も良いかもしれませんね。
> > 今までにはない感じの題材ですし、
> > そういうマイナーなところをとりあげるのもNHKらしいですし(笑)

正統派のドラマでは無いですが、NHKでマイナーな歴史を扱うとなると、
「タイム・スクープ・ハンター」って番組がありましたね。
飛脚とか、闘茶とか、医僧とか、和算とか、落ち武者とか、金山衆とか、
毎回マニアックな題材を、密着ドキュメンタリー風に報じる番組が。
制作費の方は少ないものの、売れていない役者を使う事で、
本当に月代を剃ったり、眉を落としたり、何日も風呂に入れず体を汚したりと、
大河ドラマでは見られない、別の意味でのリアルさを醸し出していました(笑)。

> > それと全くのスレ違いですけど、
> > 赤い嵐のキューバ危機版自動初期化されてしまってます。

あらら、自動初期化まで百数十日と設定しておいたものが、
放っときぱなしで、いつの間にか期日を迎えてしまったんですね。
でもまあ、そろそろキューバ危機版を初期化しようかな?とも考えてましたし、
うまい具合に3連休とも重なったので、これはこれで続行しちゃおうかな(笑)。


[13838] Re6:お笑い・食文化・テレビなどの雑談返信 削除
2011/1/21 (金) 22:07:39 矢羽雅朝

▼ 徳翁導誉さん
> > > > > 私の行ってた中学校では文化観賞会で漫才コンビ(笑い飯とブラックマヨネーズ)
> ああ、そう言うのも良いですねえ・・・・
> ウチの学校の場合、誰かを呼んで講演させるにしても、
> 交通費に毛が生えた程度の出演料で済む、学校のOBを呼ぶだけでしたよ。
> 私の在校時ですと、伊藤忠の社長とか、財務省の主計局長とか、筑紫哲也とか。
> 忙しい所をわざわざ時間を割いて来てくれた事も、大物である事も解るのですが、
> 話が面白いかや、聞いて為になるどうかとは、また別の話ですしね。

う〜ん…でもまぁ、映画は内容によっては勉強になるでしょうけど、
漫才とかって勉強になるんですかねぇ…
まぁ、楽しかったですしレクレーションとしては良かったですけど。
> > > > 昔堅気な「俺の腕で客を笑わせてやる」という東京の芸人スタイルは、
> > > う〜ん…これは全然分かりませんねぇ…

> う〜ん、イメージとしては落語家や舞台芸人なのですが、
> テレビ時代に乗り遅れ、廃れて行った側ですので、
> 仮に実名を上げたとしても、「誰それ」で終わりそうな気も・・・・
> 逆に、古くからの東京のスタイルを残しつつ、
> ある程度、テレビ時代にも対応できた芸人となると、
> 内海桂子・好江とか浮かんだのですが、これも分かるか微妙な気が・・・・
> 却って、内海桂子・好江の弟子筋に当たる
> 「ウッチャンナンチャン」や「ナイツ」の方が、イメージ湧きますかねえ?
> とは言え、彼らは「俺の腕で客を笑わせてやる」というタイプではありませんけど。
> (ただ、良くも悪くも毒が無いというのは、その系統的な面が出てるかも知れません)

内海桂子・好江もそれこそナイツがフリートークの時に名前を出す程度でしか知りませんねぇ…
吉本の芸人は今はNSC上がりが多いですし、
やはりどこか似たような芸風になってしまってるんですかねぇ。
> 何かそうなると、どうしても落語家の方になってきますよねえ。
> 立川談志とか、先代の三遊亭円楽とかなら、
> テレビにも出てますし、イメージ湧きますかねえ?
> ただ、立川談志の芸風は、革命的であり、かなり異端な部分も含みますけどね。
> 考えてみれば、「笑点」を生み出したのも談志ですが、
> それが出来たのも、談志の異端さが有ればこそなのかな?

そうですね。
流石にこの二人は私にも分かります。
といっても笑点でのイメージしかないですので、
なかなかそこから東京の笑いと言うのも…
談志といえばM1の採点で5点刻みの採点を行ってたのが強烈に印象に残ってます。

> 芸の系統からすると、談志からたけし、たけしから太田・伊集院って感じがします。
> って、たけしや太田はまだしも、関西ですと「ラジオの伊集院」と言っても、
> なかなか伝わらないとは思いますがね(テレビとラジオではキャラが違いますし)。
> 取り敢えず、YouTubeで検索してみて、最初に目に付いた動画を貼っておきます。
> (伊集院の魅力は喋りですが、それだと時間が長いので、1分の替え唄にしました)
> http://www.youtube.com/watch?v=2iBDKImaoQM

これは面白いですね。
しかし…バラエティとは大分印象が違いますね。
元々落語家だったのとかも影響してるんですかね。
> > > ドリフとかもそうなのかな?
> ドリフは違うんじゃないですかねえ?
> テレビでの笑いを、「萩本欽一」と「ビートたけし」という巨頭が居たと考えると、
> ドリフと言うのは、圧倒的に萩本寄りの芸ですからねえ。
> もちろん、萩本とドリフも、かなり違いますが。
> 分かりやすい例だと、下ネタに対するスタンスでしょうか。
> 萩本は下ネタ厳禁な一方、ドリフは下ネタを切り開いたと(笑)。
> とは言え、「誰かをバカにして笑う芸」ではなく、
> 「自分でバカをやって笑わせる芸」だという面が、
> 萩本やドリフと、たけしの違いなんじゃないかなあと思います。
> (もちろん、この図式が常に成り立つ訳ではないですけど)

う〜ん…そうなんですか…
個人的に萩本の笑いが分からないんですよねぇ…
最近の萩本はどうも笑いから離れていってる気がして…
たけしは未だに笑いを求めているけど、
萩本はもう笑いを求めていないように感じるんですよね。
まぁ、二人の年齢的に未だたけしの方が若いからかもしれませんが。
> > > 爆笑の太田は…ちょっと発想が極端と言うか…
> > > う〜ん…好きじゃない部分もあるんですけど嫌いではないんですよね。

> 「発想が極端」と言うのは、政治バラエティーとかでの発言ですかねえ?
> ただ、本人は政治への関心が薄らいでいるのに、番組だけは続いていて、
> 視聴率も落ちるから過激な方へと番組の路線転向を求められるものだから、
> 何かもう、ひっちゃかめっちゃかに茶番をやっている印象もあるので、
> その辺はちょっと、差し引いて考えるとしても、
> それでもまあ、発想が飛躍しすぎる面はあるかも知れませんね。
> とは言え、そこが太田の「視点の鋭さ」を生む要因なのでしょうが。

そうですね。
バラエティー番組とかでの話です。
やっぱりたまにやった漫才とかをみると面白いですね。
こう風刺が効いてるというか…
> まあ何と言いますか、芸風は確かに違うのですが、
> 私の中で言えば、東京の太田光と、大阪の松本人志は、同類として分類してますね。
> 2人とも、瞬間的な一言に輝きのあるタイプなのですが、
> だからと言って、瞬発力のある笑いが取れるタイプではなく、
> 一言が二言、三言となって行くと、グダグダになって行くと言いますか・・・・

これは私も分かります。
言葉にして言えと言われると無理ですけど…
> それでも掛け合いとなれば、太田には田中、松本には浜田と言う優れた相方が居り、
> また、じっくり作る時間を与えられるのであれば、その豊かな発想力を、
> うまく纏められるだけの能力はあり、もっと言うと、そこで能力を最も発揮すると。
> ああ〜、何だか、何言ってるのか解らなくなって来てますね(笑)。
> もう思いっ切り大雑把に言ってしまえば、要するに長いアドリブは苦手な芸人で、
> それなのに太田は、政治バラエティーとかで討論をするから、
> 短所の部分がクローズアップされ、つまらなく見えて来るのかも?
> 「爆笑問題のススメ」での「コラム」とか、結構好きだったんですけどねえ・・・・

太田は政治番組でもところどころ笑いをとろうとしてましたよね。
それがあの政治家と政治に興味のない芸能人ではいまいち盛り上がらないんだろうなと…
同じ政治を扱う番組でもたかじんのそこまでいって委員会とかに出て欲しかったですね…
といってもあの番組は関西ローカルですけど…
> > > 後地域差が出る食べ物ってお雑煮とかですかね。
> > > 白みそだったり赤みそだったりおすましだったり…

> 白味噌は京都のがそうですが、赤味噌の雑煮ってあるんですかねえ?
> 赤味噌で有名な名古屋にしても、雑煮に関しては「すまし」ですし。
> と言う事で調べてみたら、どうやら福井が赤味噌みたいですね。
> http://www.konishi.co.jp/html/fujiyama/zouni/zouni/zouni_map.html
> ちなみに私は、赤味噌の味噌煮込みうどんが好きなのですが、
> これも名古屋圏以外では、なかなか食べられないんですよねえ・・・・
> (ミソニコフ・クイタビッチとか分かる東海地方の人は居ますか?)
> まあ、他地域の人にとっては、味付けが濃過ぎるらしいので、
> 讃岐うどんの「はなまるうどん」が全国展開して、
> 関東でもが食べられるようになったのと、同じ具合には行かないでしょうね。

味噌煮込みうどんは聞いたことはあるんですけど、
食べたことはないんですよねぇ…
ただ、味噌カツであったり名古屋圏では味噌が人気なんだなぁとは思ったことがあります。
雑煮に関しては個人的には四国ではあんこ入りの餅を入れるというのは衝撃的でしたねぇ…
> > > > あまり詳しくは解りませんが、数年くらい前まで、
> > > > 関西テレビの夕方は、アニメの再放送をやってませんでしたか?

> > 関西テレビの平日(月〜金)の夕方は一時間ほど、アニメの放送枠が
> > ありましたよ。 時期は私が記憶する限り、90年代〜00年代の前半
> > です。 正確な記憶ではありませんが、ドラゴンボール、奇面組、
> > うる星やつら、らんま1/2、などの再放送と、金曜日は
> > 新作枠が30分あって、ゲゲゲの鬼太郎、デジモンシリーズなどをやってました。
> > 私は当時、小学校でしたので、下校したらこれを見るのが楽しみでしたね。
> > ただ、いつの時期かは忘れましたが、ドラマの再放送枠が拡大して、アニメの放送枠が
> > 30分程度に短縮されて、00年代半ばには、ついには、アニメの放送枠は存在していませんでした。

> やはり、そうですよねえ。
> ネットで調べてみた限りでは、2005年に夕方のニュース枠が、
> それまでの6時スタートから、現在の5時スタートに変わったみたいですので、
> 逆説的に言えば、2005年まではアニメ再放送枠があったのではないでしょうか?
> 少なくとも、ブログなどの情報を見ると、
> 2003年の後半には「タッチ」がやってたみたいなので、
> そこまでは確実に、アニメ再放送枠があったのだと思います。

あれ…そうでしたか…私の記憶には完全になかったです。
日比谷銀河守さん有難うございます。
記憶にないということは私はあんまり見てなかったのかも…
ドラゴンボールは夜見てた記憶があるんですが…
> > > 年末特番と言えば昔年末でやってた時空警察が好きでした…
> > > 丹波哲郎も死んでしまいましたし、もう作られないんだろうなぁ…

> 特に「ゲップのお兄ちゃん」こと三億円事件の回など、
> ドラマとしても、かなり完成度が高かったですからねえ。
> って、調べてみたら、この回も既に8年も前の放送ですか・・・・
> と言う事は、ひょっとして、ご覧になってない可能性も?
> あとは、加藤茶の秀吉と、板東英二の家康が、
> 雰囲気的に、かなり似合っていたのを覚えています(笑)。

いえ…おぼろげながらですけど見た記憶があります。
個人的にはヒトラーの回が印象的でした。
ただ、最後の回は秀吉がタイムスリップしたりと、
それまでのシリーズとはまた違った場面もあったりして若干違和感があった気がします。
ただ、あぁ言った歴史のifをドラマ化するのは面白いと思うんですけどねぇ。
> > > > > テレビがネットに取り替わられるという時代は来るのでしょうか?
> > > > テレビがネットに取って替わると言うより、
> > > > 同じ「通信」としての融合が、欧米では既に始まってます。
> > > > 例えば英国のBBCなど、国内からは無料で、国外からでも確か月額1000円くらいで、
> > > > 直近1週間の番組や放送中のドラマ全話などが、ダウンロードから1ヶ月間、
> > > > PCやCATV、携帯電話、ゲーム機などから視聴可能と言うサービスを始めています。
> > > > まあ、制作した番組こそがメインであり、その伝達手段は何でも良いですからねえ。
> > > > ですのでBBCは既に主軸を、地上波からネットへと移行してきているとか。

> > > しかし、これをやっていまうと逆にテレビ離れを加速することになるんじゃ…
> > > 逆にスポンサー離れを促進してしまうように思うんですけどねぇ。

> でもまあ、「番組を作って売る」という視点で考えれば、
> テレビで見ようが、PCで見ようが、携帯で見ようが、
> 視聴者側の端末が変わるだけで、配信側からすれば同じですからねえ。
> 特に例に上げたイギリスの場合、既にネット広告がテレビ広告を追い抜いてますし、
> テレビもネットも一括りに考えれば、テレビ単独では広告収入が落ちても、
> テレビとネットを合算した広告収入では、テレビ全盛期より上回れる訳で、
> 要するに、どれだけ早く、そちらの方向に舵を切れるかの問題になって来るかと。
> パイが大きくなった所で、切り分けられる量の方は決まっていますし。
> って、まあBBCは国営放送ですし、NHKも似たようなモノですから、
> だからこそ出来るんだという面も、確かにある事は有るんですけどね(笑)。

そうなんですか…
テレビの広告効果とインターネットの広告効果ってどうなんでしょうね。
私はテレビの広告は結構頭に入ったり印象的なものもあったりするんですけど、
インターネットの広告はそこにあるというのは認識していてもそれが気になってクリックしたり、
ましてやそこから何かを購入したりしたことはないんですけどねぇ…
> > > > 現場まで回ってくる制作費は激安で、仕上げ以外は基本的に韓国・中国へ外注です。
> > > > だって平均時給が、監督で1412円、原画で689円、動画で298円だそうですからねえ。

> > > 原画の689は場所によって298動画は確実に労働基準法違反ですよねぇ…
> > > まぁ、代わりがいっぱいいる業界だとそんなことも言ってられないんでしょうけど。

> 「代わりがいっぱいいる」と言うよりも、
> 「それでもやりたい」という物好きしか残れない業界なのかと。
> 前述のはあくまで平均時給であり、駆け出しの動画マンなんて、
> 時給150円とかいう世界ですので、相当好きじゃなきゃ出来ないですよね。
> 自宅通いが無理な地方出身者には、なかなか出来ない仕事だとも言われますし。

そうなんですか…
この前テレビでやってたんですが、
東南アジア方面に移行したりもしてるんですね。
アニメも生産拠点は海外に出始めてるのかというのは若干衝撃的でしたね。
> > > > ですので手塚が亡くなった時、多くの関係者が彼の業績を手放しで讃える中、
> > > > 共産主義者であった宮崎駿だけが、劣悪な環境を作った責任者と批判したと。

> > > でも手塚がアニメを作ってなかったら今のアニメ業界があったかと言われると…

> まあ、手塚治虫が日本に生まれたからこそ、
> 今の日本のマンガ・アニメ文化が誕生したと言っても、
> 決して言い過ぎでは無いですからねえ・・・・
> また、そうした下地が、ゲーム文化に与えた影響も小さくないでしょうし、
> 100年後、200年後に、歴史教科書でこの時代の文化史を扱う際には、
> いの一番に名前が出て来るような気がします(いや、でも黒澤が先かな?)。

黒澤の方が先じゃないですかねぇ…
その次が手塚でしょう。
その次は…安藤忠雄とかになるのかな?
で…北野武や宮崎駿が続くんでしょうかね。
> > > > その一方で、冷戦終結後の社会主義の崩壊と、自らの現状を揶揄して作ったのが、
> > > > 「紅の豚(紅=赤=共産主義・豚=宮崎本人)」だと言われています。

> > > そんな考えがあるんですか…
> > > でも紅の豚だと最後にかつのはマルコですよね…

> いや、「自分自身を投影しているのでは?」と言われているだけで、
> ストーリーがどうこうと言う訳では無いですよ(笑)。
> とは言え、最終的にはハリウッド・スターになっているのアメリカ野郎に対し、
> 豚は時代遅れな赤い機体に乗り続ける、しがない飛行機乗りのままですし、
> 全く無いと言う訳でも無いのかな?

確かにそう言われると…
彼がその後どうなったかとかは描かれてませんしね。
> って、ちょうど先日もテレビで「千と千尋の神隠し」をやってましたけども、
> そう言う感じで、想像を逞しく宮崎作品を解釈してみると、
> あれってどう見ても、「売られたソープ嬢」の話に見えるのですが(笑)、
> 宮崎駿は一体、どういう思惑であの作品を作ったのでしょうかね?

そういう取り方は(笑)
あの作品は家族の絆っていうのがテーマなんじゃないですかねぇ…
千が最後に豚の中に父や母がいないのを当てたり、
湯婆婆と銭婆の関係であったり…
う〜んでも「売られたソープ嬢」的要素も確かにありますねぇ…(笑)
> そうそう、実例に上げておきながら、書き忘れていたアニメソングですが、
> 38位に、14万7479枚で「Angel Beats!」の主題歌、
> 39位に、14万7355枚で「けいおん!!」の主題歌が入ったそうです。
> ・・・って、両方とも深夜アニメの作品なので、
> 作品名を言われても、分からない人の方が多いですよね?(笑)

けいおんは見てないですけど周りではまっている友人がいました。
なんか映画化もされるらしいですね。
その舞台になった学校(今は廃校)にも友人に連れられて行ってきましたし。
ただ、私にはいまいちよくわからなかったですが(笑)
> あと、ついでなんで、2010年の映画興行収入トップ15も貼っておきます。
> 前に少し話しましたが、ドラマ・アニメのテレビ系映画が多い事に驚きます。
> ちなみに年末年始の映画では、テレビ朝日の「相棒2」がトップでした。
>
> 1 位:118億円 (洋画)アリス・イン・ワンダーランド
> 2 位:108億円 (洋画)トイ・ストーリー3
> 3 位: 92億円 【日本テレビ】借りぐらしのアリエッティ(ジブリ作品)
> 4 位: 79億円 【フジテレビ】海猿 THE LAST MESSAGE
> 5 位: 73億円 【フジテレビ】踊る大捜査線 THE MOVIE3
> 6 位: 47億円 (洋画)バイオハザード4 アフターライフ
> 7 位: 42億円 【テレビ東京】ポケットモンスター 幻影の覇者ゾロアーク
> 8 位: 38億円 [邦画]告白(R15指定:200万部突破の人気小説を映画化)
> 9 位: 37億円 【フジテレビ】のだめカンタービレ 最終楽章後編
> 10位: 35億円 (洋画)インセプション
> 11位: 32億円 【日本テレビ】名探偵コナン 天空の難破船
> 12位: 32億円 【テレビ朝日】ドラえもん のび太の人魚大海戦
> 13位: 29億円 【フジテレビ】SP 野望篇
> 14位: 29億円 (洋画)ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
> 15位: 28億円 [邦画]ハナミズキ(一青窈のヒット曲を実写映画化)

インセプションしか見てないですねぇ…
個人的には邦画より洋画派ですので。
といってもテレビで見る方が多いですが。
しかし…本当にドラマの完結編や続編が多いですねぇ…
しかも映画も2つめや3つめだったりしますし。
ドラマも最近はネタ切れだの漫画の実写化ばっかりだのたたかれてますけど、
こうやってみると人気があるんですかね?
> > > > それに最近は、アニメ好きを公言する大の大人も増えてきましたからねえ。
> > > > あの中日監督の落合も、かなりのアニメ好き↓として一部では有名ですし(笑)。
> > > > http://2chart.fc2web.com/ochiaigundam.html
> > > > http://temple-knights.com/archives/2010/10/ochiai-anime-clannad.html

> > > なんかもう以外すぎて…
> > > 落合監督ってキャラ的にアニメとか馬鹿にしそうなイメージが…

> だって、三冠王を獲得していた現役時代の持ちネタが、
> 両手に1本ずつバットを持ち、それを肩に担いで「ガンキャノン」、
> そして、そのままの体勢で正座して「ガンタンク」ですからねえ(笑)。
> ただし残念ながら、チームメートも記者たちも、
> 意味が解らずポカ〜ンって感じだったそうですが・・・・

意味はわかるけど…(笑)
落合監督がやるとポカーンになるのは分かります。
> > > > そもそも大河って、中高年の男性が既に固定客としてあり、
> > > > 視聴率アップを狙うには、他の層を取り込む必要があります。
> > > > で、ホームドラマ路線を取り入れて、中高年の女性層を取り込んだと。
> > > > 「利家とまつ」や「功名が辻」が視聴率的に成功したのも、それが理由です。
> > > > そして来年の大河「江」も、篤姫の女性脚本家が、原作・脚本を担当しています。

> > > う〜ん利家とまつや功名が辻も言われてみればそうかもしれませんが…
> > > でもあの二作はやっぱりこう戦国の合戦シーンなんかもある訳ですし…

> 「合戦シーンが・・・」となると、幕末モノは厳しいですね。
> 篤姫が高視聴率を取るまでは、「幕末は視聴率が取れない」と言われ続けてましたし、
> やはり、華やかな合戦シーンを求める視聴者のニーズも高いのかも知れません。
> しかし、だからと言って合戦ばかりを求めると、どうしても戦国だらけになりますしね。
> そうしたらそうしたで、今度は「2年続けて戦国モノだと飽きる」と言われると(笑)。
> 実際、2年連続で戦国モノと言うのは、次に挙げる3回↓だったかな?
> 「'87独眼竜政宗→'88武田信玄」「'96秀吉→'97毛利元就」「'06功名が辻→'07風林火山」

といっても去年は戦国ものじゃないですしねぇ…
個人的には長宗我部元親とかをやってほしいですね。
まぁ、今まで信長のやられ役だった今川義元とかをピックアップしてもらっても面白そうですが。
ただ、ここら辺を扱った小説とかあるんですかねぇ…
> ただ、「坂の上の雲」とか見ていると、昭和のはまだ時期尚早にしても、
> 明治期の戦争とかは、そろそろ大河でやっても良いのかな?という気も・・・・
> まあ制作費は掛かりそうですけど、やはり迫力がありますしねえ。
> 合戦に拘るのであれば、主人公は「立見尚文」あたりが面白いかも?
> 幕末から明治へと変わって行く様子が描かれるのも、見ていて楽しそう。
> (「翔ぶが如く」は2部構成で、幕末から明治へ一気に飛んじゃいましたし)
> 幕府の昌平坂学問所に学ぶ、桑名藩の若き英才であった立見は、
> 藩主・松平定敬が京都所司代に任命された際、京都へ同行して藩の外交役に大抜擢。
> 赴任後の京都では、外交役として西郷や桂など、各藩の重役と交流すると共に、
> 池田屋事件や禁門の変などを、京都の地で直に体験。
> その後、才覚を買われて、新設された西洋式の幕府陸軍に出向すると、
> そこでフランス軍事顧問団に学び、近代兵学を習得すると、長州征伐に参陣。
> 戊辰戦争では、宇都宮で土方歳三と、長岡では河井継之介と共に戦い、
> (特に長岡では、奇兵隊参謀の時山直八を討ち取り、山形有朋を敗走させる)
> その後も会津、そして庄内へ転戦し、新政府軍を大いに苦しめた事から、
> 薩摩の野津道貫からは「東洋一の用兵家」と称賛される。
> 敗戦後は謹慎し、赦免されると司法省に勤める事となるが、
> 西郷隆盛が西南戦争を起こすと、その軍才から陸軍へと招聘され、
> 日清戦争では陸軍少将、日露戦争では陸軍中将として前線で大活躍。
> その功績により、賊軍出身でありながら、初の陸軍大将に昇進すると。
> 幕末から明治に至る、あの激動の時代の中にあって、
> 多くの人物と実際に接触し、また多くの出来事をその場で体験した人物で、
> しかも、日本史上でも有数の「名将」と来れば、描き応えはバッチリかと。
> って、ここまで書いておいて何なんですが、
> 個人的には「戦争」って、あまり好きでは無いので(笑)、
> 本当の事を言うと、「西園寺公望」とか見てみたいんですけどね。
> ただ、この人を本気でやると、1年の枠でも足りなそう・・・・

立見尚文ですか…
私は全然知りませんでしたねぇ…
個人的にはあの時代の軍人と言えば東郷平八郎が一番に出てきて、
後は乃木希典くらいしか分かりません。
> いっその事、R・グループさんの「ローマの鍵」シリーズのように、
> 大河Flashでもやってみたいなぁ・・・という気も。

R・グループさんのフラッシュはとても良いですよね。
フィンランド戦記も戦線の移動が分かって良かったですし。
> あ〜あ、何だか思いっ切り脱線してしまいましたが、
> 戦国時代で合戦モノとなると、「新選組!」を作った三谷幸喜が、
> 「今度は大坂の陣を舞台に、群像劇を描きたい」と言ったとか、
> 聞いた事があるのですが、それがもし本当なら個人的には見ていたいですね。
> 逆に、矢羽雅朝さんが見てみたい大河の題材とかは有りますか?
> と、ここでふと思い出したのですが、このスレッドの大元である「ROME」って、
> ほとんど合戦シーンがありませんけど、見ていて楽しめましたか?

上記で書きましたけど長宗我部元親や今川義元ですね。
戦国か微妙ですけど太平記をもう一回というのも面白いかな?
まぁ、応仁の乱は描きにくいんでしょうけど。
「ROME」の方は全部見れてないのですが自分があんまり詳しくない時代ですからそこそこ楽しめてます。
ただ、何話か撮り忘れてますので中途半端になってしまってます…
いっそ借りた方が良いかなとも思ってます。


[13845] 松本人志だけ返信返信 削除
2011/1/21 (金) 23:37:18 プロイセン

▼ 矢羽雅朝さん
> ▼ 徳翁導誉さん
> > まあ何と言いますか、芸風は確かに違うのですが、
> > 私の中で言えば、東京の太田光と、大阪の松本人志は、同類として分類してますね。
> > 2人とも、瞬間的な一言に輝きのあるタイプなのですが、
> > だからと言って、瞬発力のある笑いが取れるタイプではなく、
> > 一言が二言、三言となって行くと、グダグダになって行くと言いますか・・・・

> これは私も分かります。
> 言葉にして言えと言われると無理ですけど…


例えば、以前ダウンタウンDXに佐藤B作が出て二十そこそこで童貞を捨てたって言った時に
「じゃあ二十そこそこで佐藤B作から佐藤C作になったんですね。」
とか、絶妙な返しをするものの、映画「大日本人」が大コケして多方面から批判されたって言うのは、
それの顕著な例かな、と。


[13940] 大河ドラマやアニメの話返信 削除
2011/1/23 (日) 19:17:54 徳翁導誉

> う〜ん…でもまぁ、映画は内容によっては勉強になるでしょうけど、
> 漫才とかって勉強になるんですかねぇ…
> まぁ、楽しかったですしレクレーションとしては良かったですけど。

修学旅行や遠足で、ディズニーランドとか行ったりもしますし、
その辺は別に良いんじゃないですかねえ?(笑)

> > 芸の系統からすると、談志からたけし、たけしから太田・伊集院って感じがします。
> > って、たけしや太田はまだしも、関西ですと「ラジオの伊集院」と言っても、
> > なかなか伝わらないとは思いますがね(テレビとラジオではキャラが違いますし)。

> しかし…バラエティとは大分印象が違いますね。
> 元々落語家だったのとかも影響してるんですかね。

伊集院が元・落語家とか、よく知ってましたねえ!?(笑)
う〜ん、そういう経歴も、多かれ少なかれ影響してるのかな?
以前、「江戸の笑い=風刺」と書きましたが、
ふと思い出したコレ↓とかも、風刺の部類に入るんですかねえ。
http://www.dailymotion.com/video/x9g0to_yyyyyyqqqyqyq-40_fun

> 個人的に萩本の笑いが分からないんですよねぇ…
> 最近の萩本はどうも笑いから離れていってる気がして…
> たけしは未だに笑いを求めているけど、
> 萩本はもう笑いを求めていないように感じるんですよね。
> まぁ、二人の年齢的に未だたけしの方が若いからかもしれませんが。

いや、萩本はほとんど変わって無いんだと思いますよ。
変わったとしたら、それは世間の方で。
「欽ちゃん球団」とか、「仮装大賞」とかも、
根本は昔からやってる事と同じでしょうし。
簡単に言えば、「家族みんなで見ていて健全に笑える」って事でしょうか。
関東と関西の笑い文化の違いこそあれ、系統的に言えば、
関西の週末昼間にやってる新喜劇的なモノと言えるかも?
「欽ちゃんのどこまでやるの」とか、まさに新喜劇ですしね。
でもまあ関東では、すっかり需要がなくなっちゃてますけども。

一方、たけしの方は、関西で放送されたかは分からないのですが、
年末年始にも各局の深夜枠で、たけし軍団を連れて昔みたいな事をやってましたが、
何だか萩本よりも、たけしの方が、お笑いとして、
「いま何をやれば良いかが解らない」状態に陥っている印象を受けました・・・・
今まで壊す事で存在感を示してきた芸人が、いまさら以前と同じ事をやっても、
見飽きている上に、時代も変わり、更に軍団もの年齢も50代と来れば、
下手をすると、笑えないと言う以上に、痛々しささえ伝わって来て・・・・

> 太田は政治番組でもところどころ笑いをとろうとしてましたよね。
> それがあの政治家と政治に興味のない芸能人ではいまいち盛り上がらないんだろうなと…
> 同じ政治を扱う番組でもたかじんのそこまでいって委員会とかに出て欲しかったですね…
> といってもあの番組は関西ローカルですけど…

う〜ん、でも両番組は、全くの別物ですからねえ。
太田のは、政治でバラエティーをやっているの対して、
たかじんのは、バラエティーで政治をやっていますから。
真正面からの番組批判に対し、前者は真面目に応対できても、
後者の方は、「なにマジになってるの?」って感じになろうかと。
まあ大阪には、「お笑い百万票」と揶揄される政治風土が有りますからねえ。
橋下知事の提案や発言なども、具体的に中身を精査するよりも、
橋下本人が好きか嫌いかで語られる事が、多いようにも感じますし。


> > でもまあ、「番組を作って売る」という視点で考えれば、
> > テレビで見ようが、PCで見ようが、携帯で見ようが、
> > 視聴者側の端末が変わるだけで、配信側からすれば同じですからねえ。
> > 特に例に上げたイギリスの場合、既にネット広告がテレビ広告を追い抜いてますし、
> > テレビもネットも一括りに考えれば、テレビ単独では広告収入が落ちても、
> > テレビとネットを合算した広告収入では、テレビ全盛期より上回れる訳で、
> > 要するに、どれだけ早く、そちらの方向に舵を切れるかの問題になって来るかと。

> そうなんですか…
> テレビの広告効果とインターネットの広告効果ってどうなんでしょうね。
> 私はテレビの広告は結構頭に入ったり印象的なものもあったりするんですけど、
> インターネットの広告はそこにあるというのは認識していてもそれが気になってクリックしたり、
> ましてやそこから何かを購入したりしたことはないんですけどねぇ…

広告と購入の直結度が、やはりテレビとネットでは格段に差が有りますからねえ。
ちなみに、広告と言う話からは外れますけど、
昨年からTBSは、ドラマの先行放送を有料ネットで始めましたね。
ネット以外にも、民放各局は独自に有料のCSチャンネルを持ってますので、
最近では番組の再放送なども、そちらでの放送が増えて来てますね。
人気番組であるほど、地上波で再放送するよりも現金収入が増えますし。

> この前テレビでやってたんですが、
> 東南アジア方面に移行したりもしてるんですね。
> アニメも生産拠点は海外に出始めてるのかというのは若干衝撃的でしたね。

その一方で、制作費をかけるアメリカ製のアニメなどは、
近年、日本へ下請けが回ってくるようになりましたね。
世界で売る為に、少しでも品質を上げるべく日本へ発注するみたいですが、
NASAが精密部品を、日本の下町の工場に発注するみたいなモノでしょうか?(笑)
まあアニメに関しては、PCソフトの発展により、
そのうち、個人製作も容易になってくるでしょうから、
同人マンガのように、同人アニメが気軽に作られるようになると、
また今とは違う状況を、日本のアニメ界は迎えるかも知れませんね。

> > まあ、手塚治虫が日本に生まれたからこそ、
> > 今の日本のマンガ・アニメ文化が誕生したと言っても、
> > 決して言い過ぎでは無いですからねえ・・・・
> > また、そうした下地が、ゲーム文化に与えた影響も小さくないでしょうし、
> > 100年後、200年後に、歴史教科書でこの時代の文化史を扱う際には、
> > いの一番に名前が出て来るような気がします(いや、でも黒澤が先かな?)。

> 黒澤の方が先じゃないですかねぇ…
> その次が手塚でしょう。
> その次は…安藤忠雄とかになるのかな?
> で…北野武や宮崎駿が続くんでしょうかね。

宮崎駿の位置はちょっと解りませんが、少なくとも北野武よりは、
小津安二郎や溝口健二の方が、先に来ると思いますよ。
また、アニメ映画という分類で宮崎が大きく扱われるのであれば、
特撮映画の本多猪四郎(代表作は「ゴジラ」)とかも出て来るでしょうし。

> > って、ちょうど先日もテレビで「千と千尋の神隠し」をやってましたけども、
> > そう言う感じで、想像を逞しく宮崎作品を解釈してみると、
> > あれってどう見ても、「売られたソープ嬢」の話に見えるのですが(笑)、
> > 宮崎駿は一体、どういう思惑であの作品を作ったのでしょうかね?

> そういう取り方は(笑)
> あの作品は家族の絆っていうのがテーマなんじゃないですかねぇ…
> 千が最後に豚の中に父や母がいないのを当てたり、
> 湯婆婆と銭婆の関係であったり…
> う〜んでも「売られたソープ嬢」的要素も確かにありますねぇ…(笑)

現代風にソープ嬢と言うから解り難くなりますが、
あの描写は、「遊郭」以外の何物でも無いですからねえ・・・・
と、まあその辺は別に良いとして、
あの作品のテーマが「家族の絆」というのは、ちょっと違うように思います。
まあ、そうした部分が全く含まれて無いとは言いませんが、
全体としての主題は、「少女たちよ、健全に育て」って事だと思いますよ。
逆に言えば、千尋以外の描写と言うのは、宮崎なりの現状批判のような気がします。

> > そうそう、実例に上げておきながら、書き忘れていたアニメソングですが、
> > 38位に、14万7479枚で「Angel Beats!」の主題歌、
> > 39位に、14万7355枚で「けいおん!!」の主題歌が入ったそうです。
> > ・・・って、両方とも深夜アニメの作品なので、
> > 作品名を言われても、分からない人の方が多いですよね?(笑)

> けいおんは見てないですけど周りではまっている友人がいました。
> なんか映画化もされるらしいですね。
> その舞台になった学校(今は廃校)にも友人に連れられて行ってきましたし。

なんと、「豊郷小学校」へ実際に行ったんですか!?(笑)
関西ではローカル・ニュースで頻繁に、取り壊し問題が扱われて有名でしたが、
(と言っても、調べたら8年も前なんですね・・・その騒動を御存知ですか?)
あの旧校舎は、同志社や関西学院の校舎も手掛けたヴォーリズの建築作品ですし、
私自身は実際に見に行っていないものの、ウサギとカメの階段手摺りとか、
解放感に溢れた講堂や、アールデコ調の図書館など、味わいある建築じゃ無かったですか?
まあ個人的には、女装コスプレとかで見に来られるのは、流石に少し引くのですが(笑)、
それでもまあ、そうして建物の維持費が出されると考えれば、それもOKなのかなあ?
取り壊されてしまうよりは、遥かにマシですからねえ。

> ただ、私にはいまいちよくわからなかったですが(笑)
一言で言えば「王道楽土」!?
http://www.youtube.com/watch?v=bS5ZGP7DIYk
って、何だかんだ言って、私も全話見てるんですけどね(笑)。
昨年、全話見たアニメって、これとCSでやってた「はじめの一歩」だけなので、
そう言う意味では、私も「ハマった」部類に入るのかも知れません。


> 個人的には長宗我部元親とかをやってほしいですね。
> まぁ、今まで信長のやられ役だった今川義元とかをピックアップしてもらっても面白そうですが。
> ただ、ここら辺を扱った小説とかあるんですかねぇ…

長宗我部元親であれば、司馬遼太郎の「夏草の賦」がありますね。
息子の盛親も、同じく司馬作品で「戦雲の夢」がありますし、
親子二代記なり、国親も合わせて三代記にしても面白いかも?
ちなみにNHKのこんな番組↓では、見たい大河の1位が長宗我部元親でした。
http://www.nhk.or.jp/nettyu/2008/sengokubusyo/0501/index.html

続いて、今川義元の方は・・・義元本人はちょっと難しいですが、
母親の「寿桂尼」であれば、大河化も不可能では無いと思います。
今年の「江」に限らず、最近は女性主人公の大河ドラマも多いですし、
原作の方も、「草燃える」や「毛利元就」で原作となった永井路子の作品に、
寿桂尼を主人公とした「姫の戦国」がありますからねえ。

公家の娘に生まれながら、戦乱の荒廃で駿河の今川家に嫁ぐも、
旦那の叔父(母の弟)で、今川家から半独立状態の北条早雲が居たり、
幼い子供を残して旦那に先立たれ、女戦国大名として今川家を切り盛りし、
長男が成長して実権を譲れば、数年後に長男・次男が立て続けに他界して、
三男・義元と側室の子供との間で、家督争いが起こったり、
隣国の後継者・武田信玄と、同じく公家である三条の姫との縁談をまとめたり、
ようやく今川家が安定したと思ったら、桶狭間で義元が戦死したりして、
孫の氏真を支えながら死んで行くという、波乱に満ちた物語が描けるかと。
ちなみに今川家は、寿桂尼が死ぬの、その年の内に滅亡・・・・
(こうやってダラダラ書くなら、全50話のタイトルと略説付きの
 架空大河コーナーとか作っても、面白いかな?)

って、どうせ戦国を描くなら、
最初に出て来る「北条早雲」で作った方が面白そうですが(笑)。
ちなみに早雲は、地元の小田原市が招致活動をしてますね。
まあ、地域振興で大河の招致活動をやっている所は結構あり、
最近ですと、直江兼続の「天地人」がその成功例でしょうか?
戦国時代ですと、藤堂高虎や九鬼嘉隆なども、されているそうです。
「こんな世知辛い今の世だからこそ、ズル賢く世渡り上手な高虎を!!」
という招致活動の宣伝文句には、ちょっと笑いました(笑)。
まあ、やってくれれば面白ですが、昨今の大河の路線とは大きく違いますよね。
ただし、その路線が有りなら、松永久秀とか見てみたい気も・・・・

> 戦国か微妙ですけど太平記をもう一回というのも面白いかな?
太平記はどうしても、天皇が主体的に関わってきますので、
覚悟が無い制作者には、扱えない題材ですしねえ・・・・
それに太平記は、前作の出来がそれなりに高いですし、
天皇絡みで同じく扱い難い題材なら、いっそ「壬申の乱」が見たいかも?
以前NHKで特別ドラマでやる予定だったのが、流れてしまいましたし・・・・

> まぁ、応仁の乱は描きにくいんでしょうけど。
太平記が扱う時代は「南北朝」で、「応仁の乱」ではないですよ。
まあ応仁の乱には、後南朝の西陣南帝とかも出てきますけど。
ちなみに、この応仁の乱の時代は、日野富子が主人公だった
1994年の大河ドラマ「花の乱」で扱われていますね。

> > と、ここでふと思い出したのですが、このスレッドの大元である「ROME」って、
> > ほとんど合戦シーンがありませんけど、見ていて楽しめましたか?

> 「ROME」の方は全部見れてないのですが自分があんまり詳しくない時代ですからそこそこ楽しめてます。
> ただ、何話か撮り忘れてますので中途半端になってしまってます…
> いっそ借りた方が良いかなとも思ってます。

借りるくらいであれば、いっその事、買ってしまっても良いかも?(笑)
以前、私がDVD-BOXを店頭で見つけて購入した時にも書きましたが、
家電量販店で新品を買っても、前編12話だけなら800円、
後編10話を付け足しても、前後編合わせて2500円でしたからねえ。
しかもDVD-BOXであれば、地上波でカットされたシーンも入ってますし。

って、このROMEがアメリカとイギリスの共同制作で、世界に売られているように、
日本も中国辺りと組んで、世界に発信する大河ドラマとか作れませんかねえ?
現在、NHKの日曜夜11時に放送している「蒼穹の昴」などは、日中共同で作ってますし。
清朝末期の王宮が舞台なので、役者も撮影も中国人ですが、
原作は浅田次郎、主役級の西太后は田中裕子、主題歌は浜崎あゆみ、
そして撮影機材は、NHKのハイビジョン・カメラとなってるそうです。
中国の大河ドラマは、セットやエキストラは凄いのですが、撮影技術がまだ低く、
そう言う面では、NHKの協力により映像は結構キレイです(話は少し退屈ですけども)。

「レッド・クリフ」じゃないですが、三国志人気は日本でも高いですし、
(ちなみにレッド・クリフは、中国・香港・日本・韓国・台湾の共同制作)
日中共同で、三国志とかのドラマを作れませんかねえ?
何だったら、金城武をそのままの配役で主役にした「諸葛孔明」とか。
レッド・クリフの当初の予定案では、曹操役が渡辺謙だったと聞かされると、
それも見てみたいとか思っちゃいますし(笑)。
まあ、三国志だと舞台が中国なので、中国比率が高過ぎるとなれば、
日中ハーフの「鄭成功」とかでも良いですしね。
って、日中ハーフで台湾育ちと言う事を考えると、これこそ金城武が適役?
まあ別に、私は金城武のファンでも何でも無いのですが(笑)、
「北条時宗」のように、国際色豊かな歴史ドラマは個人的な好みなんですよねえ。
特に中国と組めば、セットやエキストラで大規模な作品が撮れますし。

そうそう、膨大なエキストラで思い出しましたが、
寅さんやゴジラが好きな事で知られる金正日がプロデュースした、
北朝鮮製の怪獣特撮映画「プルガサリ」って御存知ですか?
ゴジラの制作スタッフを招致したので、アレも一応「日・朝」共同制作なのかな?
って、そう言えば監督は韓国から連れて来たので、「日・韓・朝」共同制作?
でもまあ、監督の方は招致ではなく、拉致でしたが・・・・
ちなみに、この映画は世界公開が見込まれていましたが、
映画完成後に監督が脱北して韓国に帰国した為、お蔵入りになりました。
取り敢えず、こんな感じ↓の映画です(笑)。
http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/17784491.html
http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/17784911.html
感想ではこんな感じに纏められていますが、
個人的な感想では、何だかんだで、それなりによく出来ていました。
本当に酷かったのは、「日・タイ」共同制作のウルトラマンですね(笑)。
http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/17779017.html
http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/17779379.html
それにしても、両作品とも、かなり前に見た記憶が確かにあるのですが、
何で見たかを、全く覚えていない・・・・


[14016] Re:大河ドラマやアニメの話返信 削除
2011/2/5 (土) 00:51:53 矢羽雅朝

▼ 徳翁導誉さん
> > > 芸の系統からすると、談志からたけし、たけしから太田・伊集院って感じがします。
> > > って、たけしや太田はまだしも、関西ですと「ラジオの伊集院」と言っても、
> > > なかなか伝わらないとは思いますがね(テレビとラジオではキャラが違いますし)。

> > しかし…バラエティとは大分印象が違いますね。
> > 元々落語家だったのとかも影響してるんですかね。

> 伊集院が元・落語家とか、よく知ってましたねえ!?(笑)
> う〜ん、そういう経歴も、多かれ少なかれ影響してるのかな?
> 以前、「江戸の笑い=風刺」と書きましたが、
> ふと思い出したコレ↓とかも、風刺の部類に入るんですかねえ。
> http://www.dailymotion.com/video/x9g0to_yyyyyyqqqyqyq-40_fun

伊集院が落語家というのは何かのテレビでいっていたのを聞いたことがあったので、
結構有名だと思ってたんですが…
しかし、このラジオは凄いですねぇ。
コナミとかもう(笑)
> > 個人的に萩本の笑いが分からないんですよねぇ…
> > 最近の萩本はどうも笑いから離れていってる気がして…
> > たけしは未だに笑いを求めているけど、
> > 萩本はもう笑いを求めていないように感じるんですよね。
> > まぁ、二人の年齢的に未だたけしの方が若いからかもしれませんが。

> いや、萩本はほとんど変わって無いんだと思いますよ。
> 変わったとしたら、それは世間の方で。
> 「欽ちゃん球団」とか、「仮装大賞」とかも、
> 根本は昔からやってる事と同じでしょうし。
> 簡単に言えば、「家族みんなで見ていて健全に笑える」って事でしょうか。
> 関東と関西の笑い文化の違いこそあれ、系統的に言えば、
> 関西の週末昼間にやってる新喜劇的なモノと言えるかも?
> 「欽ちゃんのどこまでやるの」とか、まさに新喜劇ですしね。
> でもまあ関東では、すっかり需要がなくなっちゃてますけども。

う〜ん…変わってないんですか…
とすると私には欽ちゃんの笑いは理解できないのかもしれません。
あれが面白いとはどうしても思えないので…
> 一方、たけしの方は、関西で放送されたかは分からないのですが、
> 年末年始にも各局の深夜枠で、たけし軍団を連れて昔みたいな事をやってましたが、
> 何だか萩本よりも、たけしの方が、お笑いとして、
> 「いま何をやれば良いかが解らない」状態に陥っている印象を受けました・・・・
> 今まで壊す事で存在感を示してきた芸人が、いまさら以前と同じ事をやっても、
> 見飽きている上に、時代も変わり、更に軍団もの年齢も50代と来れば、
> 下手をすると、笑えないと言う以上に、痛々しささえ伝わって来て・・・・

たしかにたけし軍団はもうテレビではあまり見る事はないですし、
時代は終わったのかもしれませんね。

> まあ大阪には、「お笑い百万票」と揶揄される政治風土が有りますからねえ。
> 橋下知事の提案や発言なども、具体的に中身を精査するよりも、
> 橋下本人が好きか嫌いかで語られる事が、多いようにも感じますし。

う〜ん…個人的にはお笑い百万票と橋本知事はあまり関係ないと思うんですけどねぇ。
橋本知事のやり方はどちらかというと小泉元首相のやり方と似てると思います。
自分は改革派であり自分に反対するものを利権にしがみつくものとラベリングして批判し、
そのことによって支持率を上げる、そしてメディアの関心も引けるため知名度も上がると。
まぁ、といってもどちらにしろ中身よりその人に対するイメージだけで支持・不支持が分かれるのに変わりはないのですが。
> > この前テレビでやってたんですが、
> > 東南アジア方面に移行したりもしてるんですね。
> > アニメも生産拠点は海外に出始めてるのかというのは若干衝撃的でしたね。

> その一方で、制作費をかけるアメリカ製のアニメなどは、
> 近年、日本へ下請けが回ってくるようになりましたね。
> 世界で売る為に、少しでも品質を上げるべく日本へ発注するみたいですが、
> NASAが精密部品を、日本の下町の工場に発注するみたいなモノでしょうか?(笑)
> まあアニメに関しては、PCソフトの発展により、
> そのうち、個人製作も容易になってくるでしょうから、
> 同人マンガのように、同人アニメが気軽に作られるようになると、
> また今とは違う状況を、日本のアニメ界は迎えるかも知れませんね。

やはり日本は値段では勝負できないので質で勝負するしかないんでしょうね。
それがアニメ界にもやってきたというだけで。
> > > まあ、手塚治虫が日本に生まれたからこそ、
> > > 今の日本のマンガ・アニメ文化が誕生したと言っても、
> > > 決して言い過ぎでは無いですからねえ・・・・
> > > また、そうした下地が、ゲーム文化に与えた影響も小さくないでしょうし、
> > > 100年後、200年後に、歴史教科書でこの時代の文化史を扱う際には、
> > > いの一番に名前が出て来るような気がします(いや、でも黒澤が先かな?)。

> > 黒澤の方が先じゃないですかねぇ…
> > その次が手塚でしょう。
> > その次は…安藤忠雄とかになるのかな?
> > で…北野武や宮崎駿が続くんでしょうかね。

> 宮崎駿の位置はちょっと解りませんが、少なくとも北野武よりは、
> 小津安二郎や溝口健二の方が、先に来ると思いますよ。
> また、アニメ映画という分類で宮崎が大きく扱われるのであれば、
> 特撮映画の本多猪四郎(代表作は「ゴジラ」)とかも出て来るでしょうし。

う〜んもちろん教科書に載ることと一般的な知名度は違うんでしょうけど、
私たちの世代になると黒澤は知っていても小津や溝口を知っている人はほとんどいないんですよねぇ。
> > > って、ちょうど先日もテレビで「千と千尋の神隠し」をやってましたけども、
> > > そう言う感じで、想像を逞しく宮崎作品を解釈してみると、
> > > あれってどう見ても、「売られたソープ嬢」の話に見えるのですが(笑)、
> > > 宮崎駿は一体、どういう思惑であの作品を作ったのでしょうかね?

> > そういう取り方は(笑)
> > あの作品は家族の絆っていうのがテーマなんじゃないですかねぇ…
> > 千が最後に豚の中に父や母がいないのを当てたり、
> > 湯婆婆と銭婆の関係であったり…
> > う〜んでも「売られたソープ嬢」的要素も確かにありますねぇ…(笑)

> 現代風にソープ嬢と言うから解り難くなりますが、
> あの描写は、「遊郭」以外の何物でも無いですからねえ・・・・
> と、まあその辺は別に良いとして、
> あの作品のテーマが「家族の絆」というのは、ちょっと違うように思います。
> まあ、そうした部分が全く含まれて無いとは言いませんが、
> 全体としての主題は、「少女たちよ、健全に育て」って事だと思いますよ。
> 逆に言えば、千尋以外の描写と言うのは、宮崎なりの現状批判のような気がします。

確かにそう言われるとそのようにしか思えなくなってきます。
> > > そうそう、実例に上げておきながら、書き忘れていたアニメソングですが、
> > > 38位に、14万7479枚で「Angel Beats!」の主題歌、
> > > 39位に、14万7355枚で「けいおん!!」の主題歌が入ったそうです。
> > > ・・・って、両方とも深夜アニメの作品なので、
> > > 作品名を言われても、分からない人の方が多いですよね?(笑)

> > けいおんは見てないですけど周りではまっている友人がいました。
> > なんか映画化もされるらしいですね。
> > その舞台になった学校(今は廃校)にも友人に連れられて行ってきましたし。

> なんと、「豊郷小学校」へ実際に行ったんですか!?(笑)
> 関西ではローカル・ニュースで頻繁に、取り壊し問題が扱われて有名でしたが、
> (と言っても、調べたら8年も前なんですね・・・その騒動を御存知ですか?)
> あの旧校舎は、同志社や関西学院の校舎も手掛けたヴォーリズの建築作品ですし、
> 私自身は実際に見に行っていないものの、ウサギとカメの階段手摺りとか、
> 解放感に溢れた講堂や、アールデコ調の図書館など、味わいある建築じゃ無かったですか?
> まあ個人的には、女装コスプレとかで見に来られるのは、流石に少し引くのですが(笑)、
> それでもまあ、そうして建物の維持費が出されると考えれば、それもOKなのかなあ?
> 取り壊されてしまうよりは、遥かにマシですからねえ。

一応騒動はニュースで見たことがあったのですが、
それがあそこだったのかというのは行くまで知りませんでした。
確かに味のある校舎だったんですが私の通っていた高校の校舎も1933年に建てられたものみたいなので、
他の人より感動は薄かったかもしれませんねぇ…
コスプレとかで来てる人は流石に来てなかったですけど、
建築に興味があって見に来ている年配の人が大勢いる一方で、
けいおんに興味があってきているひとも混ざっていてなんとも言い難い雰囲気でしたね。
> > ただ、私にはいまいちよくわからなかったですが(笑)
> 一言で言えば「王道楽土」!?
> http://www.youtube.com/watch?v=bS5ZGP7DIYk
> って、何だかんだ言って、私も全話見てるんですけどね(笑)。
> 昨年、全話見たアニメって、これとCSでやってた「はじめの一歩」だけなので、
> そう言う意味では、私も「ハマった」部類に入るのかも知れません。

去年は全部見たアニメってないですねぇ…
というか毎週欠かさず見たアニメはガンダムSEED DESTINYまで遡らないとないかも…
> > 個人的には長宗我部元親とかをやってほしいですね。
> > まぁ、今まで信長のやられ役だった今川義元とかをピックアップしてもらっても面白そうですが。
> > ただ、ここら辺を扱った小説とかあるんですかねぇ…

> 長宗我部元親であれば、司馬遼太郎の「夏草の賦」がありますね。
> 息子の盛親も、同じく司馬作品で「戦雲の夢」がありますし、
> 親子二代記なり、国親も合わせて三代記にしても面白いかも?
> ちなみにNHKのこんな番組↓では、見たい大河の1位が長宗我部元親でした。
> http://www.nhk.or.jp/nettyu/2008/sengokubusyo/0501/index.html

この中でいえば石田光成とかも今までは悪役でしたね。
個人的には明智光秀とかも良いとは思うんですが、
彼は前半部が不明な点が多いらしいでしょうし難しいでしょうね。
> 続いて、今川義元の方は・・・義元本人はちょっと難しいですが、
> 母親の「寿桂尼」であれば、大河化も不可能では無いと思います。
> 今年の「江」に限らず、最近は女性主人公の大河ドラマも多いですし、
> 原作の方も、「草燃える」や「毛利元就」で原作となった永井路子の作品に、
> 寿桂尼を主人公とした「姫の戦国」がありますからねえ。
>
> 公家の娘に生まれながら、戦乱の荒廃で駿河の今川家に嫁ぐも、
> 旦那の叔父(母の弟)で、今川家から半独立状態の北条早雲が居たり、
> 幼い子供を残して旦那に先立たれ、女戦国大名として今川家を切り盛りし、
> 長男が成長して実権を譲れば、数年後に長男・次男が立て続けに他界して、
> 三男・義元と側室の子供との間で、家督争いが起こったり、
> 隣国の後継者・武田信玄と、同じく公家である三条の姫との縁談をまとめたり、
> ようやく今川家が安定したと思ったら、桶狭間で義元が戦死したりして、
> 孫の氏真を支えながら死んで行くという、波乱に満ちた物語が描けるかと。
> ちなみに今川家は、寿桂尼が死ぬの、その年の内に滅亡・・・・
> (こうやってダラダラ書くなら、全50話のタイトルと略説付きの
>  架空大河コーナーとか作っても、面白いかな?)

なかなか面白そうですね。
今川義元はきちんとおしろいをしてやってもらいたいですね。
一時期白塗りの役が続いた松山ケンイチとかがやっても面白いかも(笑)
> って、どうせ戦国を描くなら、
> 最初に出て来る「北条早雲」で作った方が面白そうですが(笑)。
> ちなみに早雲は、地元の小田原市が招致活動をしてますね。
> まあ、地域振興で大河の招致活動をやっている所は結構あり、
> 最近ですと、直江兼続の「天地人」がその成功例でしょうか?
> 戦国時代ですと、藤堂高虎や九鬼嘉隆なども、されているそうです。
> 「こんな世知辛い今の世だからこそ、ズル賢く世渡り上手な高虎を!!」
> という招致活動の宣伝文句には、ちょっと笑いました(笑)。
> まあ、やってくれれば面白ですが、昨今の大河の路線とは大きく違いますよね。
> ただし、その路線が有りなら、松永久秀とか見てみたい気も・・・・

松永久秀は…
光成や光秀、義元と違って本当に悪人という感じなので主人公は難しい気が…
> > 戦国か微妙ですけど太平記をもう一回というのも面白いかな?
> 太平記はどうしても、天皇が主体的に関わってきますので、
> 覚悟が無い制作者には、扱えない題材ですしねえ・・・・
> それに太平記は、前作の出来がそれなりに高いですし、
> 天皇絡みで同じく扱い難い題材なら、いっそ「壬申の乱」が見たいかも?
> 以前NHKで特別ドラマでやる予定だったのが、流れてしまいましたし・・・・

壬申の乱で一年は厳しくないですかねぇ…
大化の改新辺りから描いていくことになるんでしょうか。
> > まぁ、応仁の乱は描きにくいんでしょうけど。
> 太平記が扱う時代は「南北朝」で、「応仁の乱」ではないですよ。
> まあ応仁の乱には、後南朝の西陣南帝とかも出てきますけど。
> ちなみに、この応仁の乱の時代は、日野富子が主人公だった
> 1994年の大河ドラマ「花の乱」で扱われていますね。

すいませんなんか混乱してました。
応仁の乱って期間も10年間ですしそもそも主人公になりそうな人が…
日野富子も一般的には悪女の認識が強いでしょうし。
> > > と、ここでふと思い出したのですが、このスレッドの大元である「ROME」って、
> > > ほとんど合戦シーンがありませんけど、見ていて楽しめましたか?

> > 「ROME」の方は全部見れてないのですが自分があんまり詳しくない時代ですからそこそこ楽しめてます。
> > ただ、何話か撮り忘れてますので中途半端になってしまってます…
> > いっそ借りた方が良いかなとも思ってます。

> 借りるくらいであれば、いっその事、買ってしまっても良いかも?(笑)
> 以前、私がDVD-BOXを店頭で見つけて購入した時にも書きましたが、
> 家電量販店で新品を買っても、前編12話だけなら800円、
> 後編10話を付け足しても、前後編合わせて2500円でしたからねえ。
> しかもDVD-BOXであれば、地上波でカットされたシーンも入ってますし。

800円なら買いたいですねぇ…
とはいえPS2が潰れてしまってパソコンでしか見れないですが…
> 「レッド・クリフ」じゃないですが、三国志人気は日本でも高いですし、
> (ちなみにレッド・クリフは、中国・香港・日本・韓国・台湾の共同制作)
> 日中共同で、三国志とかのドラマを作れませんかねえ?
> 何だったら、金城武をそのままの配役で主役にした「諸葛孔明」とか。
> レッド・クリフの当初の予定案では、曹操役が渡辺謙だったと聞かされると、
> それも見てみたいとか思っちゃいますし(笑)。
> まあ、三国志だと舞台が中国なので、中国比率が高過ぎるとなれば、
> 日中ハーフの「鄭成功」とかでも良いですしね。
> って、日中ハーフで台湾育ちと言う事を考えると、これこそ金城武が適役?
> まあ別に、私は金城武のファンでも何でも無いのですが(笑)、
> 「北条時宗」のように、国際色豊かな歴史ドラマは個人的な好みなんですよねえ。
> 特に中国と組めば、セットやエキストラで大規模な作品が撮れますし。

レッドクリフはなかなか良かったですね。
まぁところどころそれはないだろというのがありましたが。
鄭成功は確かに映画にしたら面白そう。
でも、鄭成功のイメージは個人的には金城武ではないですね。
もうちょっとがっちりしてるイメージがあります。
> そうそう、膨大なエキストラで思い出しましたが、
> 寅さんやゴジラが好きな事で知られる金正日がプロデュースした、
> 北朝鮮製の怪獣特撮映画「プルガサリ」って御存知ですか?
> ゴジラの制作スタッフを招致したので、アレも一応「日・朝」共同制作なのかな?
> って、そう言えば監督は韓国から連れて来たので、「日・韓・朝」共同制作?
> でもまあ、監督の方は招致ではなく、拉致でしたが・・・・
> ちなみに、この映画は世界公開が見込まれていましたが、
> 映画完成後に監督が脱北して韓国に帰国した為、お蔵入りになりました。
> 取り敢えず、こんな感じ↓の映画です(笑)。
> http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/17784491.html
> http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/17784911.html
> 感想ではこんな感じに纏められていますが、
> 個人的な感想では、何だかんだで、それなりによく出来ていました。
> 本当に酷かったのは、「日・タイ」共同制作のウルトラマンですね(笑)。
> http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/17779017.html
> http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/17779379.html
> それにしても、両作品とも、かなり前に見た記憶が確かにあるのですが、
> 何で見たかを、全く覚えていない・・・・

北朝鮮版ゴジラはテレビで紹介されてるのを見たことがあります。
しかし、タイ版ウルトラマンは…なかなか面白そうですね(笑)


[14032] Re2:大河ドラマやアニメの話返信 削除
2011/2/6 (日) 09:20:01 徳翁導誉

> > > 元々落語家だったのとかも影響してるんですかね。
> > 伊集院が元・落語家とか、よく知ってましたねえ!?(笑)

> 伊集院が落語家というのは何かのテレビでいっていたのを聞いたことがあったので、
> 結構有名だと思ってたんですが…

いや、そこまで頻繁には話してないと思いますよ。
やはりそこは、落語家である事を隠して別の芸名でラジオに出ると言う、
自らの不始末によって、落語家を廃業した身にありますからねえ。
(ちなみに私は、そのラジオで伊集院のファンになりました)
まあ、師匠の三遊亭楽太郎と共演する事もある「Qさま」とかだと、
番組側の方から、そういうネタ振りが多い事も有りますが。

> > 以前、「江戸の笑い=風刺」と書きましたが、
> > ふと思い出したコレ↓とかも、風刺の部類に入るんですかねえ。
> > http://www.dailymotion.com/video/x9g0to_yyyyyyqqqyqyq-40_fun

> しかし、このラジオは凄いですねぇ。
> コナミとかもう(笑)

その一方で、こういうネタ↓もやると。
http://www.youtube.com/watch?v=dqwROYkrWyg&p=CB0A3D18B71C03FB
って、まあコチラは全部で1時間半もあるので、気が向けばって事で一応紹介。
さすがに1時間半だと、「ちょっと聞いてみて」と言う訳にも行きませんからねえ。

> > > 個人的に萩本の笑いが分からないんですよねぇ…
> > > 最近の萩本はどうも笑いから離れていってる気がして…

> > いや、萩本はほとんど変わって無いんだと思いますよ。
> > 変わったとしたら、それは世間の方で。

> う〜ん…変わってないんですか…
> とすると私には欽ちゃんの笑いは理解できないのかもしれません。
> あれが面白いとはどうしても思えないので…

って、私もあれを面白いとは感じていませんよ(笑)。
ただそれでも、「テレビお笑い史」という視点で見た場合には、
本当に凄い人物であるとは思っていますが。
まあ結局、完全に「戦後昭和の芸人」って事だとも思います。

> > まあ大阪には、「お笑い百万票」と揶揄される政治風土が有りますからねえ。
> > 橋下知事の提案や発言なども、具体的に中身を精査するよりも、
> > 橋下本人が好きか嫌いかで語られる事が、多いようにも感じますし。

> う〜ん…個人的にはお笑い百万票と橋本知事はあまり関係ないと思うんですけどねぇ。
> 橋本知事のやり方はどちらかというと小泉元首相のやり方と似てると思います。

いや別に、「お笑い百万票が橋下に流れた」とか言う話をしているのでは無く、
「政治」というモノを、生活に密着した重要な事であるとの認識が、
ただでも薄い日本の中で、大阪は特に薄いという政治風土についての話ですね、これは。
ですので政治手法に関しては、橋下と小泉が似ているというのは、私も同意見です。


> う〜んもちろん教科書に載ることと一般的な知名度は違うんでしょうけど、
> 私たちの世代になると黒澤は知っていても小津や溝口を知っている人はほとんどいないんですよねぇ。

そもそも、物心ついた時からカラー映像のみだった世代は、
「白黒作品」というだけで、ほとんど見る人が居ないような気がします・・・・
と言うか、黒澤明の名前は知っていても、
その作品を見た事がある人は、結構少ないんじゃないですかねえ?
「七人の侍」「用心棒」「赤ひげ」「天国と地獄」「生きる」など、
娯楽性に富み、誰もが聞いた事あるようなタイトルは、全て白黒作品ですし、
カラー作品は黒澤の芸術性や思想性が出ていて、一般受けするとは言い難いですので。
白黒だろうと、カラーだろうと、面白いモノは面白いんですけどねえ・・・・
白黒アニメでも「佐武と市」とかは、かなり面白いですし。
って、最近は「PC作画じゃないアニメは汚くて見れない」という層も出てきてますし、
そのうち「2Dなんか見れない」という層が、世の中を席巻していく可能性も?(笑)

> > > > って、ちょうど先日もテレビで「千と千尋の神隠し」をやってましたけども、
> > > > そう言う感じで、想像を逞しく宮崎作品を解釈してみると、
> > > > あれってどう見ても、「売られたソープ嬢」の話に見えるのですが(笑)、
> > > > 宮崎駿は一体、どういう思惑であの作品を作ったのでしょうかね?

> > > そういう取り方は(笑)
> > > う〜んでも「売られたソープ嬢」的要素も確かにありますねぇ…(笑)

> > 現代風にソープ嬢と言うから解り難くなりますが、
> > あの描写は、「遊郭」以外の何物でも無いですからねえ・・・・

> 確かにそう言われるとそのようにしか思えなくなってきます。

って、実を言うと、ジブリの鈴木プロデューサーが宮崎監督に話した
「ろくに挨拶も出来ない女の子が、キャバクラで働いて成長する事がある」という話から、
あの作品の構想がスタートしているらしいんですよ。
でも何で、よりによってキャバ嬢からソープ嬢にクラス・チェンジを?(笑)
まあ、検索したらこんなの↓があったので、ついでに貼っておきます。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040314
ただこの映画評論家は、いつも正確さより面白さを選ぶタイプなので、
話としては面白いものの、内容の方は話半分程度に受け取って下さい(笑)。

> > 昨年、全話見たアニメって、これとCSでやってた「はじめの一歩」だけなので、
> > そう言う意味では、私も「ハマった」部類に入るのかも知れません。

> 去年は全部見たアニメってないですねぇ…
> というか毎週欠かさず見たアニメはガンダムSEED DESTINYまで遡らないとないかも…

「私が好きなアニメBEST10」みたいな企画も、
以前より、やってみたくはあるんですけどね。
って、ランキング企画が好きなだけで、別にアニメでなくても良いのですが、
ゲームや漫画と比べても、アニメの方が間口が広いですし、
書籍だの、絵画だの、名将だのでやっても、参加者が少なそうですからねえ(笑)。


> > ちなみにNHKのこんな番組↓では、見たい大河の1位が長宗我部元親でした。
> > http://www.nhk.or.jp/nettyu/2008/sengokubusyo/0501/index.html

> この中でいえば石田光成とかも今までは悪役でしたね。

個人的に石田三成はちょっと好きなので、
一度、大河の主役として、見てみたい気もしますね。

> 個人的には明智光秀とかも良いとは思うんですが、
> 彼は前半部が不明な点が多いらしいでしょうし難しいでしょうね。

実は1973年の「国盗り物語」で既に、明智光秀の主役はあるんですがね。
って、斎藤道三・織田信長と一緒での「3人主役」なので、
大河自体は見ていないものの、きっと扱いは軽かったでしょうけど・・・・

> > 続いて、今川義元の方は・・・義元本人はちょっと難しいですが、
> > 母親の「寿桂尼」であれば、大河化も不可能では無いと思います。
> > 公家の娘に生まれながら、戦乱の荒廃で駿河の今川家に嫁ぐも、
> > 旦那の叔父(母の弟)で、今川家から半独立状態の北条早雲が居たり、
> > 幼い子供を残して旦那に先立たれ、女戦国大名として今川家を切り盛りし、
> > 長男が成長して実権を譲れば、数年後に長男・次男が立て続けに他界して、
> > 三男・義元と側室の子供との間で、家督争いが起こったり、
> > 隣国の後継者・武田信玄と、同じく公家である三条の姫との縁談をまとめたり、
> > ようやく今川家が安定したと思ったら、桶狭間で義元が戦死したりして、
> > 孫の氏真を支えながら死んで行くという、波乱に満ちた物語が描けるかと。
> > ちなみに今川家は、寿桂尼が死ぬの、その年の内に滅亡・・・・

> なかなか面白そうですね。
> 今川義元はきちんとおしろいをしてやってもらいたいですね。

何だか、「公家風=軟弱」というイメージが強いですけど、
当時の感覚だと、「公家風=高貴な身分」って事なんですけどね(笑)。
前述のように、義元の母・寿桂尼は公家(しかも大納言)の娘ですし、
実家の今川家も足利将軍家の一門でしたから、まさに名門中の名門です。

> 一時期白塗りの役が続いた松山ケンイチとかがやっても面白いかも(笑)
解ってて書いているのかも知れませんが、一応言っておきますと、
その松山ケンイチが、来年の大河の主役です。
ちなみに来年は「平清盛」をやるそうですよ。
作品のイメージは、「平安のゴッドファーザー」なんだとか(笑)。

> > 「こんな世知辛い今の世だからこそ、ズル賢く世渡り上手な高虎を!!」
> > という招致活動の宣伝文句には、ちょっと笑いました(笑)。
> > まあ、やってくれれば面白ですが、昨今の大河の路線とは大きく違いますよね。
> > ただし、その路線が有りなら、松永久秀とか見てみたい気も・・・・

> 松永久秀は…
> 光成や光秀、義元と違って本当に悪人という感じなので主人公は難しい気が…

だからこそ、人気もあると。
何本か、松永久秀が主役の小説も出ているくらいですし。
最近の大河は、ベビーフェイスな作風になり過ぎてますし、
バランスを取る意味でも、ここらで一発、ヒールな主人公も・・・・

毛利元就が美化できるのですから、そちらの路線でも行けるかも?
話は簡単、裏切った相手を全て悪人にすればOKです!!(笑)
いや、そこまでやらずとも、三好三人衆を悪役にすれば済む話ですけどね。
まあ逆に、三好長慶を主人公にして三好四兄弟の絆を描きつつ、
そのヒール役として、松永久秀を思う存分「悪役」に描くのも面白いかと。
って、こちらも「悪人」のイメージが付いているだけで、
真っ当に描けば、それなりにドラマを作れると思いますよ。
領内では善政をしてましたし、風流人でもありましたし、
それに何より、優れた武将であった事は、十分に知られていますからねえ。
見方によっては、脆弱な三好政権をいろいろと支えたとも言えますし、
武勇に優れ、誠実な人柄であった弟・松永長頼が先に出世して行き、
その後援を受けて久秀が能力を発揮して行く所など、人情話にも出来ますので。
ちなみに、大河にするには知名度的にかなり厳しいものの、
波乱万丈の人生でドラマ的に面白いのが、松永長頼の息子「内藤如安」ですね。

三好家が上洛すると、長頼は京と山陰の出入り口である丹波平定に派遣され、
零落していた丹波守護代・内藤氏の娘を貰い、婿養子に入ります。
そこで産まれたのが如安で、京で学ぶ中でルイス・フロイスより洗礼を受けます。
名前の「如安」とは、洗礼名「ジョアン」の当て字ですね。
洗礼の前後、主家の三好長慶が病死し、続いて父の松永長頼が戦死するなどし、
如安は16歳で内藤家を継ぐのですが、その後はもう苦難の連続・・・・
盆地が入り組み、ただでも独立の気風が強い丹波で、長慶・長頼と2人を失い、
キリシタンとして寺社勢力の反発も強い中、こんな若い当主では厳しいですからねえ。
その後、足利義昭を擁して信長が上洛すると、それに呼応して勢力を挽回するも、
義昭と信長が対立し始めると、丹波守護代として義昭側に加担。
結局、信長に丹波平定を命じられた明智光秀により、内藤家は滅亡となり、
如安は堺に逃れていた義昭の元に参じると、共に毛利領の鞆へと落ち延びます。

ですがそこで、鞆出身の堺商人・小西隆佐の子で、
当時は秀吉に仕えていたキリシタン武将・小西行長と知り合うと、
小西家と内藤家が遠縁であった関係もあり、義昭が秀吉に許されると、
如安は小西行長に仕える事となり、一門に準じる存在として小西姓を受けます。
その後、秀吉が朝鮮出兵を行うと、漢籍の素養があった如安は、
行長の名代として北京の紫禁城を訪れ、明国との休戦協定を締結し、
秀吉の死後に関ヶ原の戦いが起きて、行長が当地へ出陣すると、
本国の防衛を任され、加藤清正の攻撃から小西家の領地を守り抜きます。
ですが関ヶ原では、行長が加わった西軍が徳川家康の前に敗北し、
主人・行長が斬首される中、如安は同じキリシタンである有馬晴信に匿われ、
その後、加藤清正や前田利長の客将となりますが、
大坂の陣を前に家康からキリシタン追放令が出されると、
如安はルソンへと追放され、その地で日本人町を築き、同地で亡くなります。
あの松永久秀の甥っ子が、あの時代に紫禁城を訪れ、フィリピンで死ぬのですから、
まさに「波乱万丈」な人生であったと言えるかと思います。

> > 天皇絡みで同じく扱い難い題材なら、いっそ「壬申の乱」が見たいかも?
> > 以前NHKで特別ドラマでやる予定だったのが、流れてしまいましたし・・・・

> 壬申の乱で一年は厳しくないですかねぇ…
> 大化の改新辺りから描いていくことになるんでしょうか。

もちろん、「乱」だけで1年保たせるのは無理ですから(笑)、
天智天皇と天武天皇の兄弟が主人公のドラマになるでしょうねえ。
蘇我氏の専横から始まり、乙巳の変、大化の改新と続き、
白村江の戦いがあり、天智帝の死があって、壬申の乱へと至り、
天武天皇によって、律令国家への改新が成ると。

・・・そう考えると「大化の改新」の方が、タイトルとして適当かも?
以前、NHKが「大化改新」として、単発の正月歴史ドラマをやりましたが、
大化の改新に入る前の乙巳の変(蘇我氏暗殺)で、話が終わりましたし・・・・
ただ天武天皇は、兄の死後に、兄の子である大友皇子を殺して即位してますし、
また天智天皇も、天武天皇の妃である額田姫王を寵愛するなど、
昨今のホームドラマ路線どころか、完全にドロドロの昼ドラ路線に(笑)。
それを天皇家でやろうと言うのですから、それこそ制作者には決意が必要かと。

> > ちなみに、この応仁の乱の時代は、日野富子が主人公だった
> > 1994年の大河ドラマ「花の乱」で扱われていますね。

> 応仁の乱って期間も10年間ですしそもそも主人公になりそうな人が…
> 日野富子も一般的には悪女の認識が強いでしょうし。

んん?
応仁の乱は既に、日野富子が主人公で描かれたという話をしているのですが?
西軍大将の山名宗全を演じた萬屋錦之介も、
東軍大将の細川勝元を演じた野村萬斎も、なかなか味があって良かったです。
ただストーリーの方は、ただでもゴチャゴチャして分かり難い時代を、
更に分かり難くする幻想的な表現で描いた為、一般的には不評でしたけど。
まあでも、応仁の乱を真正面から描こうとするのなら、
「畠山義就」あたりが主人公に適当ですかねえ?

そもそも室町幕府は、足利一門の筆頭である細川・畠山・斯波の3家から、
幕府を取り仕切る管領職を1人選んで、政治を行っていたのですが、
その畠山家の当主には子が出来ず、養子を取って跡継ぎに決めていたものの、
当主が大名御用達の高級娼婦とヤッた所、子供が出来てしまったと・・・・
その子供こそ畠山義就なのですが、成長すると実子と養子で家督争いが起き、
父の死後に家督を継いだ義就は、養子側を認めた幕府に当主の座を奪われます。
(家督争いの最中に養子は死去し、養子派は養子の実子・政長を擁立)
その決定に不服な義就は籠城して、幕府の大軍を相手に何年も持ちこたえます。
わずかな兵しか持たない20代前半の若者に、ここまでやられた事で、
幕府の権威は大きく損なわれ、反対に逃げ落ちた義就の武勇は天下に轟くと。
ある意味、ここから戦国時代は始まったとも言えるかも?
その後、実力者である山名宗全に擦り寄って、幕府より当主の座を認められると、
家督を奪われた政長側が細川勝元を頼り、ここに応仁の乱が始まる訳です。
10年も続いた乱の中で、宗全も勝元も途中で死去するのですが、
義就はずっと戦い続け、義就が政長を討つべく京都を離れた事で乱は終結。
しかし、その後もずっと政長を討つべく、戦い、戦い、戦い続けると・・・・
まあ、戦国初期を代表する名将・・・と言うか、戦争続きな人物ですね。
う〜ん、応仁の乱を描くには適当でも、大河の主役には適当ではないかな?

> > 「レッド・クリフ」じゃないですが、三国志人気は日本でも高いですし、
> > (ちなみにレッド・クリフは、中国・香港・日本・韓国・台湾の共同制作)
> > 日中共同で、三国志とかのドラマを作れませんかねえ?
> > 何だったら、金城武をそのままの配役で主役にした「諸葛孔明」とか。
> > まあ、三国志だと舞台が中国なので、中国比率が高過ぎるとなれば、
> > 日中ハーフの「鄭成功」とかでも良いですしね。
> > って、日中ハーフで台湾育ちと言う事を考えると、これこそ金城武が適役?

> レッドクリフはなかなか良かったですね。
> まぁところどころそれはないだろというのがありましたが。
> 鄭成功は確かに映画にしたら面白そう。

あっ、解り辛くて、すみません。
「レッド・クリフ」というのは、共同制作の例えとして上げただけで、
見てみたいと言うのは、映画ではなく「ドラマ」の話ですね。
出来れば大河で・・・というは、ちょっと難しいかも知れませんけど。

ちなみに、昨日からNHKのBS-hiで、
「ダークエイジ・ロマン 大聖堂」が放送を開始。
原作は世界で2000万部、制作の総指揮はリドリー・スコットなんだとか。
http://www.nhk.or.jp/bs/movie/sub/daiseidou.html
まあ、まだ録画しただけで、見るのはこれからなのですが、
韓国や中国の歴史ドラマだけでなく、
「ROME」のような英米の超大作な歴史ドラマも、
個人的にはもっと、テレビで放送して欲しいものですね。

> でも、鄭成功のイメージは個人的には金城武ではないですね。
> もうちょっとがっちりしてるイメージがあります。

まあ鄭成功は、海賊であり貿易商であった鄭芝龍の息子ですけど、
当人は科挙合格を目指して、南京や北京の国立大学で勉学を積み、
そこで銭謙益に教えを受けるなど、完全に文人タイプですからねえ。
であればこそ、父の鄭芝龍は日の出の勢いの「清王朝」に付き、
息子の鄭成功は、没落する「明王朝」に殉じた訳ですし。

あと、ついでなので、写真と肖像画を貼っておきます。
金城武 http://nikoigo.img.jugem.jp/20080629_302807.jpg
鄭成功 http://www5e.biglobe.ne.jp/~tianduan/IM0811.jpg
ちょっと似て無くも無いかも?(笑)


[14044] Re3:大河ドラマやアニメの話返信 削除
2011/2/8 (火) 20:11:45 D

> > > ちなみにNHKのこんな番組↓では、見たい大河の1位が長宗我部元親でした。
> > > http://www.nhk.or.jp/nettyu/2008/sengokubusyo/0501/index.html

> > この中でいえば石田光成とかも今までは悪役でしたね。

> 個人的に石田三成はちょっと好きなので、
> 一度、大河の主役として、見てみたい気もしますね。


三成や長宗我部が主役の大河は見てみたいですね。。
三成は当然、秀吉、家康、七本槍と従来の主役クラスとの絡みがあり、クライマックスとしても関ヶ原があるのでやりやすいでしょう(逆に合戦が多すぎて予算に問題が?)し、
真偽はともかくエピソードも豊富ですからやりやすいでしょう。
長宗我部も中盤からは信長や秀吉が絡んできますので、やはりやりやすい気がします(クライマックスは戸次川かな?)が、序盤が毛利元就並に地味ですよね。。

個人的には、長州藩視点での明治維新がそろそろ観たいですね。故郷なので。。。
明治維新モノは平成に入ってから多いですが、薩摩、幕府(慶喜)、幕府(新撰組)、幕府・薩摩(篤姫)、土佐
と、どうも長州藩はわき役。。というか、敵役になりがちなので。。。
大村益次郎は既にやっているようなので、今度は吉田松陰や伊藤博文、高杉晋作あたりの有名所で。。

>
> > 個人的には明智光秀とかも良いとは思うんですが、
> > 彼は前半部が不明な点が多いらしいでしょうし難しいでしょうね。

> 実は1973年の「国盗り物語」で既に、明智光秀の主役はあるんですがね。
> って、斎藤道三・織田信長と一緒での「3人主役」なので、
> 大河自体は見ていないものの、きっと扱いは軽かったでしょうけど・・・・
>

国盗り物語は完全にファンタジーなので昨今の大河で題材にされるか否かは微妙ですが、
個人的には好きなストーリーなので観てみたいですねぇ。


[14063] 見てみたい大河ドラマの話返信 削除
2011/2/12 (土) 15:50:33 徳翁導誉

> > > > ちなみにNHKのこんな番組↓では、見たい大河の1位が長宗我部元親でした。
> > > > http://www.nhk.or.jp/nettyu/2008/sengokubusyo/0501/index.html

> > > この中でいえば石田光成とかも今までは悪役でしたね。

> > 個人的に石田三成はちょっと好きなので、
> > 一度、大河の主役として、見てみたい気もしますね。

> 三成や長宗我部が主役の大河は見てみたいですね。。
> 三成は当然、秀吉、家康、七本槍と従来の主役クラスとの絡みがあり、クライマックスとしても関ヶ原があるのでやりやすいでしょう(逆に合戦が多すぎて予算に問題が?)し、

クライマックスを盛り上げようとすると、畳の上で死んだタイプは難しいですね(笑)。
日本人は「忠臣蔵」に代表されるように、義を通して非業の死を遂げる話が好きですし、
そうなると、石田三成とか、真田幸村とか、大河の題材に適している気がします。
と言いますか、大河50作記念の雑誌で、「新選組!」を撮った三谷幸喜が、
同じような理由で、「今度は真田幸村をやりたい」とインタビューに答えました。
って、別に戦国時代だけじゃなくても、楠木正成や北畠顕家など適材は居ますね。
まあ南北朝と言う時代は、描くのが大変難しい題材でありますけども。

> 真偽はともかくエピソードも豊富ですからやりやすいでしょう。
まあドラマなんですし、視聴者も期待しているエピソードは、
真偽とか気にせず、普通に入れて良いと思いますけどねえ。
もしくは、全く入れないか。
史実、史実と、昨今はうるさいので、解らなくは無いのですが、
今回の「江」の第1話みたいに、金ヶ崎での小豆袋のエピソードを、
「エピソード自体は知ってるけど、俗説なので入れない」という演出を見せて、
ドラマ性とは関係の無い、作者の知ってるアピールをされるのは最低ですし。

> 長宗我部も中盤からは信長や秀吉が絡んできますので、やはりやりやすい気がします(クライマックスは戸次川かな?)が、序盤が毛利元就並に地味ですよね。。
でも、よく考えると、長宗我部元親の見せ場って何処ですかねえ?
中富川・勝瑞城の戦いにしても、完全な勝ち戦とは言い難いですし、
信長の四国征伐も、本能寺という外的要因によって回避されますし、
秀吉の四国征伐じゃ、元親は大きな見せ場の無いやられ役ですし、
戸次川の戦い至っては、ただの悲劇ですからねえ・・・・
こうして列記してみると、爽快感の無いドラマになっちゃいそうで、
そう考えると、地味に見える序盤の方が却って、
姫若子と呼ばれた頃から、父の急死、そして土佐一国の平定と、
元親の成長物語が描けて、ドラマ的には面白いんじゃないですかねえ?
って、今年の「江」の見せ場って一体何処なんでしょ?(笑)

あと個人的には、「毛利元就」は序盤こそ面白かったんですけどね(笑)。
細川俊之の大内義興とか、緒形拳の尼子経久とか、序盤の脇役も良かったですし。
ドラマにしても、マンガにしても、ストーリー物というのは、
やはり「脇役のキャラが立ってナンボ」という側面がありますからねえ。
主人公の善人化が甚だしい昨今の大河では、尚更の事。

> 個人的には、長州藩視点での明治維新がそろそろ観たいですね。故郷なので。。。
> 明治維新モノは平成に入ってから多いですが、薩摩、幕府(慶喜)、幕府(新撰組)、幕府・薩摩(篤姫)、土佐
> と、どうも長州藩はわき役。。というか、敵役になりがちなので。。。
> 大村益次郎は既にやっているようなので、今度は吉田松陰や伊藤博文、高杉晋作あたりの有名所で。。

NHKの正月ドラマで「蒼天の夢」と言うのが、10年ほど前ありましたね。
原作が司馬遼太郎の「世に棲む日日」で、主人公は吉田松陰と高杉晋作。
吉田松陰役が中村橋之助で、高杉晋作役が野村萬斎でしたか。
萬斎の高杉晋作は、かなり適役だった記憶があります。
脇役も桂小五郎が阿部寛で、伊藤俊輔が高嶋政伸と、顔ぶれ的には揃っており、
今考えると、そのまま大河にしても遜色なかったかと思います。
それに当時は、4人とも30代中盤でしたからねえ。
幕末モノはやはり、それなりに若い役者を使ってもらわないと・・・・
33歳で死んでる近藤勇を、還暦間近の渡哲也が演じた、
テレビ朝日の「新選組血風録」とか、正直言ってキツかったですし(笑)。
ちなみに伊藤博文は・・・個人的には凄く見たいですが、まあ無理でしょうね。


> > > 個人的には明智光秀とかも良いとは思うんですが、
> > > 彼は前半部が不明な点が多いらしいでしょうし難しいでしょうね。

> > 実は1973年の「国盗り物語」で既に、明智光秀の主役はあるんですがね。
> > って、斎藤道三・織田信長と一緒での「3人主役」なので、
> > 大河自体は見ていないものの、きっと扱いは軽かったでしょうけど・・・・

> 国盗り物語は完全にファンタジーなので昨今の大河で題材にされるか否かは微妙ですが、

んん? ファンタジー?
それは「斎藤道三が油売りから身を起こし…」って部分の事ですか?
まあ近年の研究から、親子2代による成り上がりの可能性が高く、
道三の一代記は、既に俗説と捉えて良い所まで来ているとは思いますが、
「俗説」を「ファンタジー」とまで言ってしまうのは・・・・
「戦国BASARA」↓くらいまで行けば、ファンタジーでも良いでしょうけど(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=0ZyfE9w6EGY

それに例えば、史料的に解らない空白部分があったとして、
歴史学者であれば、その部分は何も書けないものですが、
歴史作家であれば、そこをどう描くかこそ、まさに腕の見せ所です。
まあ、だからこそ、司馬遼太郎などの歴史小説家は、
そうした部分の創作的な穴埋めが上手い分、人気作品を連発する反面、
あまりにも自然で史実と混同させ易い為、逆に批判をされる事もあると。
って、これは作者の問題と言うよりも、読者の問題だと思いますが(笑)。

でもまあ、「昨今の大河」でと言う事であれば、
いろいろと言われるかな?というのは、その通りかも知れませんね。
以前あったような「架空人物が主人公」という大河など、
今ではもう、作る事もなかなか難しいでしょうし。
とは言え最近でも、山本勘助を主人公にした「風林火山」がありましたし、
創作部分の多い前半生の方が、ドラマ的には人気だった面もあるので、
それはそれで、創作的演出は絶対にダメって風潮でも無いのかと思います。


> 個人的には好きなストーリーなので観てみたいですねぇ。
古い作品ですし、本編映像はNHKにも残っていないそうですが、
一応「総集編」なら、DVD↓が出ているみたいですね。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00006ITZ1
なんでも、昭和天皇もこの大河ドラマの大ファンで、
本人の希望により、撮影スタジオへの訪問も行ったのだとか(笑)。
まあ、それくらい出来は良かったと聞いています。
ウチの父親も、この作品から大河を見るようになったそうで、
その流れで、私も大河を見る習慣が植え付けられたと。

そして何より、その時に父親が買った古い原作小説が、
勉強部屋に押し込まれており、それをふと手に取った事が、
私が本を読むようになるキッカケだった事を思うと、
個人的にも、この作品の存在は、大きなモノであったかも?(笑)
本を読むようになってなければ、ただの野球馬鹿のままだったでしょうし。
・・・と、自分の話で返信を締めるのは、ちょっと気恥ずかしいので、
2005年の情報誌に載っていた司馬作品の発行部数ランキングを、
最後にペタっと貼っておきます(笑)。

1位  2125万部 「竜馬がゆく」 【1968年:大河ドラマ】
2位  1475万部 「坂の上の雲」 【2009年:スペシャル大河】
3位  1070万部 「翔ぶが如く」 【1990年:大河ドラマ】
4位  1051万部 「街道をゆく」 [1997年:NHKドキュメンタリー]
5位   674万部 「国盗り物語」 【1973年:大河ドラマ】
6位   669万部 「項羽と劉邦」
7位   520万部 「関ヶ原」 [1981年:TBS開局30周年ドラマ]
8位   475万部 「菜の花の沖」 [2000年:NHK-hiドラマ]
9位   453万部 「花神」 【1977年:大河ドラマ】
10位  445万部 「世に棲む日日」 [2000年:NHK正月ドラマ]
11位  395万部 「功名が辻」 【2006年:大河ドラマ】
12位  392万部 「播磨灘物語」
13位  365万部 「この国のかたち」
14位  322万部 「峠」
15位  307万部 「城塞」
16位  262万部 「新史太閤記」
17位  240万部 「義経」
18位  238万部 「箱根の坂」
19位  231万部 「胡蝶の夢」
20位  220万部 「最後の将軍」 【1998年:大河ドラマ】

※ ランク外の「新選組血風録」「燃えよ剣」もテレビ朝日でドラマ化


[14074] Re:見てみたい大河ドラマの話返信 削除
2011/2/15 (火) 03:18:00 D

▼ 徳翁導誉さん
> > > > > ちなみにNHKのこんな番組↓では、見たい大河の1位が長宗我部元親でした。
> > > > > http://www.nhk.or.jp/nettyu/2008/sengokubusyo/0501/index.html

> > > > この中でいえば石田光成とかも今までは悪役でしたね。

> > > 個人的に石田三成はちょっと好きなので、
> > > 一度、大河の主役として、見てみたい気もしますね。

> > 三成や長宗我部が主役の大河は見てみたいですね。。
> > 三成は当然、秀吉、家康、七本槍と従来の主役クラスとの絡みがあり、クライマックスとしても関ヶ原があるのでやりやすいでしょう(逆に合戦が多すぎて予算に問題が?)し、

> クライマックスを盛り上げようとすると、畳の上で死んだタイプは難しいですね(笑)。
> 日本人は「忠臣蔵」に代表されるように、義を通して非業の死を遂げる話が好きですし、
> そうなると、石田三成とか、真田幸村とか、大河の題材に適している気がします。
> と言いますか、大河50作記念の雑誌で、「新選組!」を撮った三谷幸喜が、
> 同じような理由で、「今度は真田幸村をやりたい」とインタビューに答えました。
> って、別に戦国時代だけじゃなくても、楠木正成や北畠顕家など適材は居ますね。
> まあ南北朝と言う時代は、描くのが大変難しい題材でありますけども。
>

そうなんですよね。

どんなドラマでも基本的に「善玉」というイメージがある真田由紀村や楠正成などと違って、
「悪玉」に挙げられることが多いけど、実は義理には厚く、公正あろうとした(とも思える)石田三成。。。良いと思うけどなぁ。。
そういう意味では「花の慶次」の三成の書き方は好きですね。(原作(「一夢庵風流記」)の方は読んだことが無いのですが。。)
てか、もう「花の慶次」で良いんじゃない?とも思ったり。。

> > 長宗我部も中盤からは信長や秀吉が絡んできますので、やはりやりやすい気がします(クライマックスは戸次川かな?)が、序盤が毛利元就並に地味ですよね。。
> でも、よく考えると、長宗我部元親の見せ場って何処ですかねえ?
> 中富川・勝瑞城の戦いにしても、完全な勝ち戦とは言い難いですし、
> 信長の四国征伐も、本能寺という外的要因によって回避されますし、
> 秀吉の四国征伐じゃ、元親は大きな見せ場の無いやられ役ですし、
> 戸次川の戦い至っては、ただの悲劇ですからねえ・・・・
> こうして列記してみると、爽快感の無いドラマになっちゃいそうで、
> そう考えると、地味に見える序盤の方が却って、
> 姫若子と呼ばれた頃から、父の急死、そして土佐一国の平定と、
> 元親の成長物語が描けて、ドラマ的には面白いんじゃないですかねえ?
> って、今年の「江」の見せ場って一体何処なんでしょ?(笑)
>

まぁ、司馬遼太郎の「夏草の賦」みたいに、最終盤は転落。。。というのも味があって良い気はします。
四国征伐で敗れ、九州で敗れ、跡取りは戦死し、失意のうちに死去。
しかも、長宗我部家自体も、関ヶ原で東軍に付こうと思ったのに成り行きで西軍に付いて改易、大坂の陣で当主戦死、直系断絶。。
このどうにもならない感じの最期は、決して家康の天下統一が「勧善懲悪もの」ではなかったことを暗に示すことにもなりますし、
「敗者から見た天下統一」という視点では、長宗我部家は打って付けのように思えますね。
ただ、大河というよりは、2〜3回程度の連続ドラマ向きかもしれませんね。
大河でラストに救いが無いのは、厳しいでしょう。(いくら「一代限りの英傑」オチで納めようとしても・・・)
「江」の見せ場は、、、無い気がしますねぇ。
「春日局との確執」あたりが終盤の見せ場だと思いますけど、結局負けてますしね。。
見せ場なら、ストレートに茶々や市を選んだ方が良いですよねぇ。
まぁ、最終的には「苦労をしても、我慢することが大切だよ」って話にまとめるんじゃないかな、とは思います。
世相にも合ってますし。

> あと個人的には、「毛利元就」は序盤こそ面白かったんですけどね(笑)。
> 細川俊之の大内義興とか、緒形拳の尼子経久とか、序盤の脇役も良かったですし。
> ドラマにしても、マンガにしても、ストーリー物というのは、
> やはり「脇役のキャラが立ってナンボ」という側面がありますからねえ。
> 主人公の善人化が甚だしい昨今の大河では、尚更の事。

ああ、緒方拳の尼子経久の存在感はすごかったですね。。
大内家の乗っ取りや、厳島の戦いも面白かった覚えがありますが、終盤はあまり覚えてないですね。。。
ただ、最終回の「天国(?)オチ」には萎えた覚えがあります。

>
> > 個人的には、長州藩視点での明治維新がそろそろ観たいですね。故郷なので。。。
> > 明治維新モノは平成に入ってから多いですが、薩摩、幕府(慶喜)、幕府(新撰組)、幕府・薩摩(篤姫)、土佐
> > と、どうも長州藩はわき役。。というか、敵役になりがちなので。。。
> > 大村益次郎は既にやっているようなので、今度は吉田松陰や伊藤博文、高杉晋作あたりの有名所で。。

> NHKの正月ドラマで「蒼天の夢」と言うのが、10年ほど前ありましたね。
> 原作が司馬遼太郎の「世に棲む日日」で、主人公は吉田松陰と高杉晋作。
> 吉田松陰役が中村橋之助で、高杉晋作役が野村萬斎でしたか。
> 萬斎の高杉晋作は、かなり適役だった記憶があります。
> 脇役も桂小五郎が阿部寛で、伊藤俊輔が高嶋政伸と、顔ぶれ的には揃っており、
> 今考えると、そのまま大河にしても遜色なかったかと思います。
> それに当時は、4人とも30代中盤でしたからねえ。
> 幕末モノはやはり、それなりに若い役者を使ってもらわないと・・・・
> 33歳で死んでる近藤勇を、還暦間近の渡哲也が演じた、
> テレビ朝日の「新選組血風録」とか、正直言ってキツかったですし(笑)。
> ちなみに伊藤博文は・・・個人的には凄く見たいですが、まあ無理でしょうね。

そのキャストはすごいですね。。観てみたい。。
伊藤博文は終盤がデリケートな領域に入ってますからねぇ。。
坂本竜馬、勝海舟、徳川慶喜、西郷隆盛、高杉晋作、吉田松陰、新撰組と、
実は最終的には「負け組」な方々が美化されてドラマで贔屓にされるのも、その辺の理由からでしょうかね。
 
> > > > 個人的には明智光秀とかも良いとは思うんですが、
> > > > 彼は前半部が不明な点が多いらしいでしょうし難しいでしょうね。

> > > 実は1973年の「国盗り物語」で既に、明智光秀の主役はあるんですがね。
> > > って、斎藤道三・織田信長と一緒での「3人主役」なので、
> > > 大河自体は見ていないものの、きっと扱いは軽かったでしょうけど・・・・

> > 国盗り物語は完全にファンタジーなので昨今の大河で題材にされるか否かは微妙ですが、

> んん? ファンタジー?
> それは「斎藤道三が油売りから身を起こし…」って部分の事ですか?
> まあ近年の研究から、親子2代による成り上がりの可能性が高く、
> 道三の一代記は、既に俗説と捉えて良い所まで来ているとは思いますが、
> 「俗説」を「ファンタジー」とまで言ってしまうのは・・・・
> 「戦国BASARA」↓くらいまで行けば、ファンタジーでも良いでしょうけど(笑)。
> http://www.youtube.com/watch?v=0ZyfE9w6EGY

うろ覚えなのですが、道三編の半分くらいは「油問屋との掛け持ち」的な話で、
とりあえず「油問屋の女将が良い女だった」という話だった気がするんですよね。。。
それはそれで面白かったので好きなのですが、さすがに「ファンタジー」な感じだったな、、、と。


[14096] Re2:見てみたい大河ドラマの話返信 削除
2011/2/19 (土) 16:12:05 徳翁導誉

> > クライマックスを盛り上げようとすると、畳の上で死んだタイプは難しいですね(笑)。
> > 日本人は「忠臣蔵」に代表されるように、義を通して非業の死を遂げる話が好きですし、
> > そうなると、石田三成とか、真田幸村とか、大河の題材に適している気がします。

> どんなドラマでも基本的に「善玉」というイメージがある真田由紀村や楠正成などと違って、
> 「悪玉」に挙げられることが多いけど、実は義理には厚く、公正あろうとした(とも思える)石田三成。。。良いと思うけどなぁ。。

その点、主人公である直江兼続の親友って設定である事もあり、
「天地人」での石田三成は、かなり扱いが良かったかと。
戦国無双や小栗旬のお蔭で、女性の三成ファンも急増したとの噂ですし(笑)。
でもまあ、そうした流れを作る上での下地としても、近年、
三成の悪玉イメージと言うのは、かなり払拭されて来たように感じます。
そもそも「三成=悪玉」って言うのも、江戸幕府のイメージ戦略に拠る部分と、
秀吉人気のとばっちり(悪い部分は三成の所業)の部分が大きいですからねえ。

で、「どの辺が転換点だったのかなあ?」と考えてみると、
ここでも思い浮かぶのが、司馬遼太郎なんですよねえ・・・・
人気作の1つである「関ヶ原」で、司馬が描いた三成像は、
「融通は利かない律儀者」という、それまでの悪玉イメージとは異なるモノで、
特に、TBSが開局30周年記念として、正月に3夜連続でドラマ化した際、
原作通りの三成像を、しっかりと描き切りましたからねえ。
日本のテレビ史に語り継がれるこの名作ドラマで、
こうした三成像が描かれた事は、やはり大きかったように思います。

とは言え、悪玉イメージが取り払われつつあるとは言え、
やはり三成と言うと、どうしても陰気なイメージはありますからねえ(笑)。
陰気な主人公と言うのを、大河で1年間も見続ける事を考えると、
そこは準主役的なポジションに留めておき、
「島左近」あたりを主人公にした方が、三成を真っすぐに描けるかも?
島左近が主役なら、主である石田三成だけでなく、
最初に話題にした松永久秀との絡みも、しっかり有りますしね。
三好・松永との抗争、筒井順慶への忠義、柳生石舟斎との交流などあり、
陪臣として信長・秀吉に仕え、最後には三成に仕えて関ヶ原に散ると・・・・
改めて考えてみると、島左近って結構、大河ドラマ向けの題材かも?
ちなみに、前述のドラマ「関ヶ原」では、島左近を三船敏郎が演じてましたね。
あの三船が演じた為、かなり存在感のある島左近でした(笑)。

> そういう意味では「花の慶次」の三成の書き方は好きですね。(原作(「一夢庵風流記」)の方は読んだことが無いのですが。。)
えっ、「花の慶次」での石田三成って、
律儀者であり、冷徹に見えて泣くシーンとか人間味があるものの、
その一方で、かなり小者臭がする描かれ方だったような・・・・
まあ、「豪傑こそ正義」みたいな世界観のマンガでは、
ああした扱いになるのも、致し方ないかも知れませんが。

> てか、もう「花の慶次」で良いんじゃない?とも思ったり。。
実写ドラマ化するなら、その前にまずはアニメ化が先かと。
と言うか、あの迫力を実写で出そうと言うのは、結構難しい気も・・・・
個人的には以前より、花の慶次のアニメ化は希望してるんですけどねえ。
パチンコのCMで流れてた頃には、「アニメ化もあるんじゃ?」と、
少し期待していたんですけ、結局されなくて残念。
って、パチンコ用のテーマ曲とPV映像↓はキッチリ作り込まれてます(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=F28IiybteqY
http://www.youtube.com/watch?v=fUbe4_IAY-Q
まあ、「蒼天航路」のアニメ化みたいに、失敗する可能性はあるでしょうが、
とりあえず制作されない事には、成功も失敗も無いですからねえ。
ああ〜、何か書いてたら、久しぶりに読み直してみたくなってきたなあ(笑)。
ちなみに「影武者 徳川家康」は、10年ほど前にドラマ化された事があります。


> まぁ、司馬遼太郎の「夏草の賦」みたいに、最終盤は転落。。。というのも味があって良い気はします。
> 四国征伐で敗れ、九州で敗れ、跡取りは戦死し、失意のうちに死去。
> しかも、長宗我部家自体も、関ヶ原で東軍に付こうと思ったのに成り行きで西軍に付いて改易、大坂の陣で当主戦死、直系断絶。。

ただ、同じ散るにしても、「華の有る無し」というモノがありますからねえ・・・・
そう考えると、盛親に引き継いで、大坂の陣までやるのなら良いですが、
やはり元親までですと、ドラマの構成的にキツいですよ・・・・
そこを上手く見せようとすれば、脚本家の腕が相当に要りますし。

> 「敗者から見た天下統一」という視点では、長宗我部家は打って付けのように思えますね。
言われてみれば確かに、信玄や謙信のように、
勃興途中の信長が敵側で出て来る題材は、今までにもありましたが、
天下人としての信長なり秀吉なりが、敵側で出て来るような題材は、
あまり数が無いかも知れませんね。
「独眼竜政宗」と「天地人」くらいかな?
「黄金の日日」は商人(呂宋助左衛門)なので、ちょっと違いますし。

> > って、今年の「江」の見せ場って一体何処なんでしょ?(笑)
> 「江」の見せ場は、、、無い気がしますねぇ。
> 「春日局との確執」あたりが終盤の見せ場だと思いますけど、結局負けてますしね。。
> 見せ場なら、ストレートに茶々や市を選んだ方が良いですよねぇ。

強いて挙げるなら、姉妹が敵味方に分かれる大坂の陣なんでしょうけど、
構図的には家康と長女・茶々との対決で、次女・初も仲介役として絡んで来るのに、
三女の江だけが、前線から離れた蚊帳の外なんですよねえ・・・・
浅井三姉妹をやるにしても、本当に何故、江を選んだんでしょ?
「世相」という事であれば、勝ち組だからでしょうか(笑)。

> まぁ、最終的には「苦労をしても、我慢することが大切だよ」って話にまとめるんじゃないかな、とは思います。
> 世相にも合ってますし。

そう言う作りには、多分ならないような気がします・・・・
脚本が「篤姫」と同じ田渕久美子ですし、
特に今回の「江」は、その人が原作まで担当してますからねえ。

> > あと個人的には、「毛利元就」は序盤こそ面白かったんですけどね(笑)。
> > 細川俊之の大内義興とか、緒形拳の尼子経久とか、序盤の脇役も良かったですし。

> ああ、緒方拳の尼子経久の存在感はすごかったですね。。
> 大内家の乗っ取りや、厳島の戦いも面白かった覚えがありますが、終盤はあまり覚えてないですね。。。
> ただ、最終回の「天国(?)オチ」には萎えた覚えがあります。

ですから本当、隠居して畳の上で死ぬような人物は、
ラストを描くのが難しいんですよ(笑)。
元就の次の作品である「徳川慶喜」なんかのラストも、
明治以降の話は、慶喜の趣味であったカメラ撮影の写真でダイジェスト的に紹介され、
それが大正・昭和・平成と、慶喜の死後もずっと続いて行って、
最後の最後は「平成大不況」で終わると言う演出でしたし。
他には、ラストがグダグダと言うのは、「秀吉」がそうでしたね。
まあ、ハイ・テンションな成り上がりモノの作風では、
秀次粛清とか、朝鮮出兵とか、描き辛かったのでしょうけど。
あと、「武蔵」に至っては、最終回のラストどころか、
巌流島の決闘以降、本当にずっとグダグダでした・・・・


> > > 個人的には、長州藩視点での明治維新がそろそろ観たいですね。故郷なので。。。
> > NHKの正月ドラマで「蒼天の夢」と言うのが、10年ほど前ありましたね。
> > 原作が司馬遼太郎の「世に棲む日日」で、主人公は吉田松陰と高杉晋作。
> > 吉田松陰役が中村橋之助で、高杉晋作役が野村萬斎でしたか。
> > 萬斎の高杉晋作は、かなり適役だった記憶があります。
> > 脇役も桂小五郎が阿部寛で、伊藤俊輔が高嶋政伸と、顔ぶれ的には揃っており、
> > 今考えると、そのまま大河にしても遜色なかったかと思います。

> そのキャストはすごいですね。。観てみたい。。

どうやら、DVDは出ているみたいですよ。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0015KCX2M
あと、NHKのドラマに拘らず、長州主役のドラマと言う事であれば、
バブル期に日本テレビが、紅白歌合戦に対抗すべく巨額の製作費を投じた、
伝説の年末時代劇スペシャルで、「奇兵隊」をやった年がありましたね。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005HP9V
って、「奇兵隊」を始め、「田原坂」や「五稜郭」など人気を博しましたけど、
中でも一番人気だったのは、新政府軍が敵役の「白虎隊」でしたが(笑)。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005HP9S

> > ちなみに伊藤博文は・・・個人的には凄く見たいですが、まあ無理でしょうね。
> 伊藤博文は終盤がデリケートな領域に入ってますからねぇ。。

でも、「坂の上の雲」の伊藤博文が描けるなら、
普通に大河でも、出来そうな気もするんですけどねえ。
作中でいきなり、「今でも高杉さんに怒られる夢を…」とか、
「恐露病とも言われる対応は四ヶ国艦隊砲撃の記憶が…」とかやられても、
ドラマの前段階でそれらが描かれて無い訳で、感情移入するのも難しく、
ならばいっその事、幕末から順に追って描いてくらないかなあ、と。

韓国統監時代にしても、その中身をキチンと描いていけば、
韓国から必ず反発はあるにしても、伊藤の評価が変わるキッカケになるかも?
出来る事なら、韓国で放送しても恥ずかしく無いほど、
真面目に作り込んだ作品が理想ですね・・・って、そう言うのは、
本当に「断固たる決意」が無いと、作れないモノだと思いますし、
今の大河班に、それだけの覚悟があるかと言えば、正直難しいと思うので、
やはり無理なんでしょうけどね・・・・

> 坂本竜馬、勝海舟、徳川慶喜、西郷隆盛、高杉晋作、吉田松陰、新撰組と、
> 実は最終的には「負け組」な方々が美化されてドラマで贔屓にされるのも、その辺の理由からでしょうかね。

負け組と言うか、道半ばで倒れた方が、奇麗なままで居られますからねえ。
勝者となり権力を手に入れれば、現実的にどうしても、汚れざるを得ないですし。
例えば坂本龍馬なども、維新後も生きて疑獄事件でも起こせば、今の評価は無いですし、
逆に後藤象二郎が大政奉還の直後にでも暗殺されていれば、今頃きっと稀代の英雄扱いかと。
それと、「美化」という側面で見るのであれば、
敗者などより勝者の方が、その度合いが絶対的には高いんじゃないですかねえ(笑)。
歴史と言うのは、どうしても「勝者による記録」になり易いですから。


> > > 国盗り物語は完全にファンタジーなので昨今の大河で題材にされるか否かは微妙ですが、
> > 「ファンタジー」とまで言ってしまうのは・・・・

> うろ覚えなのですが、道三編の半分くらいは「油問屋との掛け持ち」的な話で、
> とりあえず「油問屋の女将が良い女だった」という話だった気がするんですよね。。。
> それはそれで面白かったので好きなのですが、さすがに「ファンタジー」な感じだったな、、、と。

現代で例える事自体、ちょっと違うのかも知れませんけど、
夫が国会議員として東京で働き、妻は地元で家業を任されるって感じですよねえ?
情報だ、カネだと、商人と政治家は利益が被る要素が多いですし、
まあ作り話は作り話として、その事は置いておくとしても、
「ファンタジー」と言うより、「フィクション」と言う方が適当な気がします。
一般的にファンタジーと言いますと、魔法が使えたり、怪物が出てきたりと、
同じ架空の創作物であっても、幻想的な作品に用いるのが主ですからねえ。


[14184] 劇場版「花の慶次」PVを自主制作(笑)返信 削除
2011/2/27 (日) 00:43:38 徳翁導誉

> > てか、もう「花の慶次」で良いんじゃない?とも思ったり。。
> 個人的には以前より、花の慶次のアニメ化は希望してるんですけどねえ。
> ああ〜、何か書いてたら、久しぶりに読み直してみたくなってきたなあ(笑)。

欲求が変な方向に走り、マンガを読み直すどころか、
勢いで、こんなモノ↓を作ってしまった(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=f3IrjqL9Yz8

って、CRパチンコ版のPVを再編集しただけですけどね。
監督や声優など、勝手にキャストも決めて、煽り文句なども指し込み、
もっと劇場版予告っぽい作りにしようかとも考えたんですが、
元のCG映像が秀逸なので、蛇足になるかもと思い、入れませんでした。


[14148] 大河ドラマの話返信 削除
2011/2/26 (土) 00:32:02 矢羽雅朝

▼ 徳翁導誉さん
> > > 昨年、全話見たアニメって、これとCSでやってた「はじめの一歩」だけなので、
> > > そう言う意味では、私も「ハマった」部類に入るのかも知れません。

> > 去年は全部見たアニメってないですねぇ…
> > というか毎週欠かさず見たアニメはガンダムSEED DESTINYまで遡らないとないかも…

> 「私が好きなアニメBEST10」みたいな企画も、
> 以前より、やってみたくはあるんですけどね。
> って、ランキング企画が好きなだけで、別にアニメでなくても良いのですが、
> ゲームや漫画と比べても、アニメの方が間口が広いですし、
> 書籍だの、絵画だの、名将だのでやっても、参加者が少なそうですからねえ(笑)。

こういうサイトですし、
名将ならば興味のある人は多いんじゃないですかねぇ。
個人的にも管理人さんが誰を名将だと思ってるかは気になりますし。
個人的には毛利元就かなと思いますが。
> > 個人的には明智光秀とかも良いとは思うんですが、
> > 彼は前半部が不明な点が多いらしいでしょうし難しいでしょうね。

> 実は1973年の「国盗り物語」で既に、明智光秀の主役はあるんですがね。
> って、斎藤道三・織田信長と一緒での「3人主役」なので、
> 大河自体は見ていないものの、きっと扱いは軽かったでしょうけど・・・・

私も見てないですが、
国取り物語を読んだ感じ主人公はやはり斉藤道三かなという気がします。
信長・光秀も描かれてはいますがやはりそれは斉藤道三の影響を受けた二人の因縁を描いている訳で、
やはりメインは斉藤道三かなと。
> > 今川義元はきちんとおしろいをしてやってもらいたいですね。
> 何だか、「公家風=軟弱」というイメージが強いですけど、
> 当時の感覚だと、「公家風=高貴な身分」って事なんですけどね(笑)。
> 前述のように、義元の母・寿桂尼は公家(しかも大納言)の娘ですし、
> 実家の今川家も足利将軍家の一門でしたから、まさに名門中の名門です。
>
> > 一時期白塗りの役が続いた松山ケンイチとかがやっても面白いかも(笑)
> 解ってて書いているのかも知れませんが、一応言っておきますと、
> その松山ケンイチが、来年の大河の主役です。
> ちなみに来年は「平清盛」をやるそうですよ。
> 作品のイメージは、「平安のゴッドファーザー」なんだとか(笑)。

すいませんそれは知りませんでした。
というかしかし、平清盛ですか…
義経を5年前にやりましたし、
この平安末期あたりをこの位のスパンでやるのは珍しいですね。
というか平清盛も基本的に悪役のイメージですが…
頼朝や義経をどのように見せるかは興味がありますね。
> > > 「こんな世知辛い今の世だからこそ、ズル賢く世渡り上手な高虎を!!」
> > > という招致活動の宣伝文句には、ちょっと笑いました(笑)。
> > > まあ、やってくれれば面白ですが、昨今の大河の路線とは大きく違いますよね。
> > > ただし、その路線が有りなら、松永久秀とか見てみたい気も・・・・

> > 松永久秀は…
> > 光成や光秀、義元と違って本当に悪人という感じなので主人公は難しい気が…

> だからこそ、人気もあると。
> 何本か、松永久秀が主役の小説も出ているくらいですし。
> 最近の大河は、ベビーフェイスな作風になり過ぎてますし、
> バランスを取る意味でも、ここらで一発、ヒールな主人公も・・・・
>
> 毛利元就が美化できるのですから、そちらの路線でも行けるかも?
> 話は簡単、裏切った相手を全て悪人にすればOKです!!(笑)
> いや、そこまでやらずとも、三好三人衆を悪役にすれば済む話ですけどね。
> まあ逆に、三好長慶を主人公にして三好四兄弟の絆を描きつつ、
> そのヒール役として、松永久秀を思う存分「悪役」に描くのも面白いかと。
> って、こちらも「悪人」のイメージが付いているだけで、
> 真っ当に描けば、それなりにドラマを作れると思いますよ。
> 領内では善政をしてましたし、風流人でもありましたし、
> それに何より、優れた武将であった事は、十分に知られていますからねえ。
> 見方によっては、脆弱な三好政権をいろいろと支えたとも言えますし、
> 武勇に優れ、誠実な人柄であった弟・松永長頼が先に出世して行き、
> その後援を受けて久秀が能力を発揮して行く所など、人情話にも出来ますので。
> ちなみに、大河にするには知名度的にかなり厳しいものの、
> 波乱万丈の人生でドラマ的に面白いのが、松永長頼の息子「内藤如安」ですね。

まぁ、松永久秀が最後に茶器を抱えて死ぬラストはインパクトがあるでしょうが…
松永久秀を演じられるのは誰かと言うことになりますよね。
内藤如安はキリシタン大名としては知っていましたが、
松永長頼の息子と言うのは知りませんでした…
> > > 天皇絡みで同じく扱い難い題材なら、いっそ「壬申の乱」が見たいかも?
> > > 以前NHKで特別ドラマでやる予定だったのが、流れてしまいましたし・・・・

> > 壬申の乱で一年は厳しくないですかねぇ…
> > 大化の改新辺りから描いていくことになるんでしょうか。

> もちろん、「乱」だけで1年保たせるのは無理ですから(笑)、
> 天智天皇と天武天皇の兄弟が主人公のドラマになるでしょうねえ。
> 蘇我氏の専横から始まり、乙巳の変、大化の改新と続き、
> 白村江の戦いがあり、天智帝の死があって、壬申の乱へと至り、
> 天武天皇によって、律令国家への改新が成ると。
>
> ・・・そう考えると「大化の改新」の方が、タイトルとして適当かも?
> 以前、NHKが「大化改新」として、単発の正月歴史ドラマをやりましたが、
> 大化の改新に入る前の乙巳の変(蘇我氏暗殺)で、話が終わりましたし・・・・
> ただ天武天皇は、兄の死後に、兄の子である大友皇子を殺して即位してますし、
> また天智天皇も、天武天皇の妃である額田姫王を寵愛するなど、
> 昨今のホームドラマ路線どころか、完全にドロドロの昼ドラ路線に(笑)。
> それを天皇家でやろうと言うのですから、それこそ制作者には決意が必要かと。

これは確か見たはずなのですが…
あんまり記憶に残ってないですねぇ…
でもこの時代を大河でやるのは一度見てみたいですね。
> > > ちなみに、この応仁の乱の時代は、日野富子が主人公だった
> > > 1994年の大河ドラマ「花の乱」で扱われていますね。

> > 応仁の乱って期間も10年間ですしそもそも主人公になりそうな人が…
> > 日野富子も一般的には悪女の認識が強いでしょうし。

> んん?
> 応仁の乱は既に、日野富子が主人公で描かれたという話をしているのですが?
> 西軍大将の山名宗全を演じた萬屋錦之介も、
> 東軍大将の細川勝元を演じた野村萬斎も、なかなか味があって良かったです。
> ただストーリーの方は、ただでもゴチャゴチャして分かり難い時代を、
> 更に分かり難くする幻想的な表現で描いた為、一般的には不評でしたけど。
> まあでも、応仁の乱を真正面から描こうとするのなら、
> 「畠山義就」あたりが主人公に適当ですかねえ?

すいません…
ちょっと変な返信になってしまいました。
悪女のイメージの強い日野富子を良く主人公に持ってきたなと思ったもので。
個人的には野村萬斎は陰陽師の安倍晴明役の印象が強くて…
> そもそも室町幕府は、足利一門の筆頭である細川・畠山・斯波の3家から、
> 幕府を取り仕切る管領職を1人選んで、政治を行っていたのですが、
> その畠山家の当主には子が出来ず、養子を取って跡継ぎに決めていたものの、
> 当主が大名御用達の高級娼婦とヤッた所、子供が出来てしまったと・・・・
> その子供こそ畠山義就なのですが、成長すると実子と養子で家督争いが起き、
> 父の死後に家督を継いだ義就は、養子側を認めた幕府に当主の座を奪われます。
> (家督争いの最中に養子は死去し、養子派は養子の実子・政長を擁立)
> その決定に不服な義就は籠城して、幕府の大軍を相手に何年も持ちこたえます。
> わずかな兵しか持たない20代前半の若者に、ここまでやられた事で、
> 幕府の権威は大きく損なわれ、反対に逃げ落ちた義就の武勇は天下に轟くと。
> ある意味、ここから戦国時代は始まったとも言えるかも?
> その後、実力者である山名宗全に擦り寄って、幕府より当主の座を認められると、
> 家督を奪われた政長側が細川勝元を頼り、ここに応仁の乱が始まる訳です。
> 10年も続いた乱の中で、宗全も勝元も途中で死去するのですが、
> 義就はずっと戦い続け、義就が政長を討つべく京都を離れた事で乱は終結。
> しかし、その後もずっと政長を討つべく、戦い、戦い、戦い続けると・・・・
> まあ、戦国初期を代表する名将・・・と言うか、戦争続きな人物ですね。
> う〜ん、応仁の乱を描くには適当でも、大河の主役には適当ではないかな?

う〜ん…でも応仁の乱の登場人物からすると適任かもしれませんね。
一般的な知名度はあまりないでしょうから、
多少美化しても大丈夫でしょうし。
> > > 「レッド・クリフ」じゃないですが、三国志人気は日本でも高いですし、
> > > (ちなみにレッド・クリフは、中国・香港・日本・韓国・台湾の共同制作)
> > > 日中共同で、三国志とかのドラマを作れませんかねえ?
> > > 何だったら、金城武をそのままの配役で主役にした「諸葛孔明」とか。
> > > まあ、三国志だと舞台が中国なので、中国比率が高過ぎるとなれば、
> > > 日中ハーフの「鄭成功」とかでも良いですしね。
> > > って、日中ハーフで台湾育ちと言う事を考えると、これこそ金城武が適役?

> > レッドクリフはなかなか良かったですね。
> > まぁところどころそれはないだろというのがありましたが。
> > 鄭成功は確かに映画にしたら面白そう。

> あっ、解り辛くて、すみません。
> 「レッド・クリフ」というのは、共同制作の例えとして上げただけで、
> 見てみたいと言うのは、映画ではなく「ドラマ」の話ですね。
> 出来れば大河で・・・というは、ちょっと難しいかも知れませんけど。

大河とは関係なくなってしまいますけど、
司馬遼太郎の項羽と劉邦をROMAみたいな連続ドラマで制作してくれないかなぁって思いますね。
日本では中国と言えば三国志が知名度も人気も一番でしょうけど、
あの時代も面白いと思いますし。
> > でも、鄭成功のイメージは個人的には金城武ではないですね。
> > もうちょっとがっちりしてるイメージがあります。

> まあ鄭成功は、海賊であり貿易商であった鄭芝龍の息子ですけど、
> 当人は科挙合格を目指して、南京や北京の国立大学で勉学を積み、
> そこで銭謙益に教えを受けるなど、完全に文人タイプですからねえ。
> であればこそ、父の鄭芝龍は日の出の勢いの「清王朝」に付き、
> 息子の鄭成功は、没落する「明王朝」に殉じた訳ですし。
>
> あと、ついでなので、写真と肖像画を貼っておきます。
> 金城武 http://nikoigo.img.jugem.jp/20080629_302807.jpg
> 鄭成功 http://www5e.biglobe.ne.jp/~tianduan/IM0811.jpg
> ちょっと似て無くも無いかも?(笑)

確かにこうやってみるとちょっと似ているようにも見えますね(笑)


[14183] Re:大河ドラマの話返信 削除
2011/2/27 (日) 00:43:09 徳翁導誉

> > > > 昨年、全話見たアニメって、これとCSでやってた「はじめの一歩」だけなので、
> > > > そう言う意味では、私も「ハマった」部類に入るのかも知れません。

> > > 去年は全部見たアニメってないですねぇ…
> > > というか毎週欠かさず見たアニメはガンダムSEED DESTINYまで遡らないとないかも…

> > 「私が好きなアニメBEST10」みたいな企画も、
> > 以前より、やってみたくはあるんですけどね。
> > って、ランキング企画が好きなだけで、別にアニメでなくても良いのですが、
> > ゲームや漫画と比べても、アニメの方が間口が広いですし、
> > 書籍だの、絵画だの、名将だのでやっても、参加者が少なそうですからねえ(笑)。

> こういうサイトですし、
> 名将ならば興味のある人は多いんじゃないですかねぇ。
> 個人的にも管理人さんが誰を名将だと思ってるかは気になりますし。

以前、ちょこっと書いたスレッドを貼っておきます。
http://f25.aaa.livedoor.jp/~douyo/kjbn/kjbn.cgi?tree=s12031#12031

> 個人的には毛利元就かなと思いますが。
「戦国時代で」と言う事ならば、
個人的には、その息子の小早川隆景ですかねえ。
大軍をうまく動かす用兵家は、それだけで評価が高いですし、
戦国にあってのそれは、小早川隆景が1番だと思ってますので。
以前、この戦いだけに絞って、Flash化しようかなあ?とか、
考えた事もあるくらいですしね(笑)。


> > > 一時期白塗りの役が続いた松山ケンイチとかがやっても面白いかも(笑)
> > 解ってて書いているのかも知れませんが、一応言っておきますと、
> > その松山ケンイチが、来年の大河の主役です。
> > ちなみに来年は「平清盛」をやるそうですよ。

> すいませんそれは知りませんでした。
> というかしかし、平清盛ですか…
> 義経を5年前にやりましたし、
> この平安末期あたりをこの位のスパンでやるのは珍しいですね。

源平モノの大河ドラマを列記してみると、こんな感じです。
・1972年 「新・平家物語」
・1979年 「草燃える」
・2005年 「義経」
・2012年 「平清盛」
戦国や幕末に次いで人気がある時代なので、
ある程度、定期的にやるのは良いと思うのですが、
こうやって見てみると、その間隔がバラバラですね。
1作目と2作目、3作目と4作目の間は、ともに7年なのに、
2作目と3作目の間は26年も空いてますので。

> というか平清盛も基本的に悪役のイメージですが…
> 頼朝や義経をどのように見せるかは興味がありますね。

こう言うのは、「悪役のイメージを一新し」というのが多いですね。
日野富子なども、そういった御題目が付いていたと思いますし。
まあ最近は、ファンであったり、子孫であったりが煩いので、
勧善懲悪的なストーリーも作り難くなってますから、
清盛を善玉に描くから、頼朝や義経が悪玉という感じは無いと思います。
ちなみに、主人公は平清盛との事ですが、
ドラマとしては、清盛死後の平家滅亡までやるみたいです。


> まぁ、松永久秀が最後に茶器を抱えて死ぬラストはインパクトがあるでしょうが…
ラストの盛り上がりって要素としては、
ド派手に終われますからねえ(笑)。
ただ最近は、「日本を元気にする作品」みたいなキーワードが、
どの大河作品にも、へばり付いていますので、
年末に壮絶な爆死なんかで終わるドラマは、NHK的にアウトでしょうけど。

> 松永久秀を演じられるのは誰かと言うことになりますよね。
私も俳優とか、あまり知らないですからねえ・・・・
主人公補正とか掛けなくても、美男子というイメージは強いですし、
茶道を極めた文化人という側面も漂わせつつ、悪役が演じられるとなると、
何か本当に、ハードルが高い感じがしますね。
う〜ん、ベタかも知れませんが、浅野忠信とか?
陰謀を巡らす悪役として描き切るなら、大杉漣もありですね。
変化球もOKなら、個人的には高田純次とか見てみたいですけど(笑)。


> > 以前、NHKが「大化改新」として、単発の正月歴史ドラマをやりましたが、
> > 大化の改新に入る前の乙巳の変(蘇我氏暗殺)で、話が終わりましたし・・・・

> これは確か見たはずなのですが…
> あんまり記憶に残ってないですねぇ…
> でもこの時代を大河でやるのは一度見てみたいですね。

白村江の戦いとか、結構な見せ場なんでしょうけど、
千数百年も前の事でも、隣国関係とかでいろいろと難しそうですよねえ。
百済・新羅・高句麗に、唐(隋)と日本が絡む、あの時代は、
東アジア史的にも、かなり熱い題材なんですけどねえ。
逆に朝鮮史からすると、日本の戦国時代みたいな存在なので、
韓国の大河とかでは、最も扱われている時代だと思いますよ。
って、恐らく日本はほとんど出てこないんでしょうけど(笑)。


> 大河とは関係なくなってしまいますけど、
> 司馬遼太郎の項羽と劉邦をROMAみたいな連続ドラマで制作してくれないかなぁって思いますね。
> 日本では中国と言えば三国志が知名度も人気も一番でしょうけど、
> あの時代も面白いと思いますし。

ちなみに、その「項羽と劉邦」は、
中国でも翻訳版が出版されていたりします↓
http://www.47news.jp/CN/200609/CN2006090701000225.html
ただ、中国で最も人気のある日本語翻訳版の歴史小説は、
山岡荘八の「徳川家康」だそうですけど↓
http://www.narinari.com/Nd/20090110989.html
まあ小説とかだと、文化交流のハードルがちょっと高いでしょうけど、
ゲームだ、マンガだと、サブカルで交ざってる若い世代だと、
もう、こんな感じ↓に、なっちゃってますけどね(笑)。
http://blog.livedoor.jp/kashikou/archives/51698935.html
後ついでに、楚漢のドラマとなると「大漢風」なんかが有名ですね。
日本では、以前、BS日テレで放送された事があるみたいです。

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