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[19856] 皆様へ、 新年おめでとうございます。返信 削除
2016/1/1 (金) 16:58:37 聖職者

▼ 伊賀高原様へ

 あけましておめでとうございます。


 管理人様、この信玄の野望でプレイをされているプレイヤーの皆様、
新年おめでとうございます。


 未熟な私ですが本年もどうかよろしくお願いします。


[19860] Re:皆様へ、 新年おめでとうございます。返信 削除
2016/1/2 (土) 23:54:53 言はないミスター

謹賀新年

一日遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。
旧年中は何かと皆様にお世話になりました。
本年度も何卒宜しくお願い申し上げます。

平成二十八年 一月吉日


[19875] 2016年は大河「真田丸」&リオ五輪が楽しみ返信 削除
2016/1/9 (土) 14:55:48 徳翁導誉

> > > 今年もこのサイトのお世話になると思います。
> > > みなさんよろしくお願いします。

> > 管理人様、この信玄の野望でプレイをされているプレイヤーの皆様、
> > 新年おめでとうございます。

> 一日遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。
> 旧年中は何かと皆様にお世話になりました。
> 本年度も何卒宜しくお願い申し上げます。

はい、あけましておめでとうございます。
とりあえず今年は、大河ドラマ「真田丸」とリオ五輪を楽しみにしてます。

大人の事情により1年ずれて、大坂の陣&豊臣家滅亡から401年となりましたが(笑)、
「真田幸村」というのは、大河ドラマ的にも、ここまで残しておいた人気題材な上に、
脚本も「新選組!」の三谷幸喜ですからねえ(個人的には歴代2位の大河ドラマ)。
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/review/hihyou.cgi?mode=saiten_jump
しかも、この真田丸で時代考証を務めるのが、
「天正壬午の乱」↓の著者である平山優だと知って、期待値が倍増!!
http://www.amazon.co.jp/dp/4054048404/
今まで触れられる事の少なかった、本能寺の変の直後に勃発した
徳川・北条・上杉による武田旧領の争奪戦(天正壬午の乱)が、
今作品でガッチリと描かれる事が決まったようなモノですからねえ。
この争奪戦は、私も一時期、Flash動画化を進めていた題材ですから、
主人公が真田幸村&主演が堺雅人&脚本が三谷幸喜という要素を抜きにしても、
天正壬午の乱が大河ドラマで実写化されるというだけで、本当に放送が楽しみです。

続いてスポーツ関連ですが、こちらも本当に今年は盛り沢山!!
もちろん最大の目玉は、8月に開催されるリオ五輪ですけども、
予想大会の題材にもした男女のサッカーを始めとして、
各競技で五輪に向けた予選や選考会も目白押しです。
4年後の次回は東京五輪という事もあり、選手たちの活躍も期待大ですが、
リオ五輪の閉会式で、次回開催国として日本がどんな演目をするかにも要注目。

ちなみに五輪イヤーには、6月にサッカー欧州選手権も開催されますが、
今大会から出場国数も16ヶ国から24ヶ国に増加され、
本当にW杯に迫る勢いの大会規模にまで拡大されます。
更に今年は、南米サッカー連盟の創立100年を記念した特別大会として、
北中米カリブ連盟と共同で、「コパ・アメリカ・センテナリオ」が開催されます!!
(出場は南米10ヶ国&北中米6ヶ国で、開催地はアメリカ、開催時期は6月)
この両大会とリオ五輪に挟まれる形で、高校野球の県予選&甲子園大会も開かれる訳で、
スポーツ好きからすると、本当に大変な1年になりそうです(笑)。
2月末からは、日本のチームがスーパーラグビーに初参戦しますし、
10月には、分裂問題が続いたバスケに統一リーグ「Bリーグ」が誕生しますからねえ。

それ以外に、世間的な今年の予定にも触れますと、
3月に北海道新幹線が開通して、5月に伊勢・志摩サミットがあり、
6月に投票権が18歳に引き下げられ、7月には参院選(衆参ダブル選挙?)があって、
11月にアメリカ大統領選挙と、築地市場の豊洲移転って感じですか。
年明けからわずか数日で、サウジとイランの対立激化や、北朝鮮の水爆実験など、
今年もいろいろ問題山積な1年になりそうですけども、
政治日程的に言うと、もしも北方領土問題の電撃解決があるとすれば、今年の年末?
ロシアを伊勢・志摩サミットに招待して国際社会に復帰させ、
参院選(ダブル選?)で政権を磐石にし、アメリカ新大統領の登場前の空白期に、
バタつく年末期に国内世論すら押し切る感じじゃないと、解決不可能だと思うので。
逆に、このタイミングでの解決を逃すと、恐らく当分は店晒しでしょうね・・・・
そもそも領土問題って、係争両国の政権が強固で、双方に問題解決の意思があるという、
困難な前提条件が揃わないと、妥結なんて現実的に無理ですし。
まあ一方で、面白い・・・というか興味深い政治的話題としましては、
3月にニュージーランドで、国旗変更の賛否を問う国民投票が行われますね(笑)。


P.S.
資料的な意味も込めて、最後に貼っておきます。

NHK「堂々日本史 〜あなたが選ぶ歴史人物トップ10〜」(1999年)
 1位 徳川家康
 2位 真田幸村
 3位 織田信長
 4位 坂本龍馬
 5位 武田信玄
 6位 大石内蔵助
 7位 豊臣秀吉
 8位 上杉鷹山
 9位 源義経
 10位 伊達政宗
 11位 新選組
 12位 西郷隆盛
 13位 徳川慶喜
 14位 卑弥呼
 15位 白虎隊
 16位 毛利元就
 17位 大塩平八郎
 18位 榎本武揚
 19位 楠木正成
 20位 高杉晋作

NHK「BS熱中夜話 〜大河ドラマで主役をやってほしい知られざる戦国武将〜」(2008年)
 1位 長宗我部元親
 2位 本多忠勝
 3位 前田慶次
 4位 石田三成
 5位 大谷吉継
 6位 立花宗茂
 7位 北条氏康
 8位 島津義弘
 9位 宇喜多秀家
 10位 黒田官兵衛


[19884] Re:2016年は大河「真田丸」&リオ五輪が楽しみ返信 削除
2016/1/11 (月) 21:45:02 モロトフ

▼ 徳翁導誉さん

> はい、あけましておめでとうございます。
> とりあえず今年は、大河ドラマ「真田丸」とリオ五輪を楽しみにしてます。
>
> 大人の事情により1年ずれて、大坂の陣&豊臣家滅亡から401年となりましたが(笑)、
> 「真田幸村」というのは、大河ドラマ的にも、ここまで残しておいた人気題材な上に、
> 脚本も「新選組!」の三谷幸喜ですからねえ(個人的には歴代2位の大河ドラマ)。
> http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/review/hihyou.cgi?mode=saiten_jump
> しかも、この真田丸で時代考証を務めるのが、
> 「天正壬午の乱」↓の著者である平山優だと知って、期待値が倍増!!
> http://www.amazon.co.jp/dp/4054048404/
> 今まで触れられる事の少なかった、本能寺の変の直後に勃発した
> 徳川・北条・上杉による武田旧領の争奪戦(天正壬午の乱)が、
> 今作品でガッチリと描かれる事が決まったようなモノですからねえ。
> この争奪戦は、私も一時期、Flash動画化を進めていた題材ですから、
> 主人公が真田幸村&主演が堺雅人&脚本が三谷幸喜という要素を抜きにしても、
> 天正壬午の乱が大河ドラマで実写化されるというだけで、本当に放送が楽しみです。
>



真田丸の初回 すごい面白かったですね! 初回から武田滅亡が迫る緊迫さと
三谷さんらしいコメディが随所にちりばめられていて楽しめました。
武田家ファンとしては勝頼公がすごいやさしくて、格好良かったです。来週で自害なさるのが残念に感じるくらいでした。

この先の1年間の日曜8時が楽しみになりそうな初回だったと思います。2010年代の大河のトップ3に入る事が期待できますね!


[19896] 真田丸の初回視聴率は19.9%返信 削除
2016/1/15 (金) 20:28:28 徳翁導誉

> > とりあえず今年は、大河ドラマ「真田丸」とリオ五輪を楽しみにしてます。
> > 主人公が真田幸村&主演が堺雅人&脚本が三谷幸喜という要素を抜きにしても、
> > 天正壬午の乱が大河ドラマで実写化されるというだけで、本当に放送が楽しみです。

> 真田丸の初回 すごい面白かったですね! 初回から武田滅亡が迫る緊迫さと
> 三谷さんらしいコメディが随所にちりばめられていて楽しめました。
> 武田家ファンとしては勝頼公がすごいやさしくて、格好良かったです。
> 来週で自害なさるのが残念に感じるくらいでした。

「新選組!」の時は、1年という長い時間を掛けての喜劇から悲劇でしたが、
初回を見た限りでは、どうやら「真田丸」の方では、
もっと短いスパンで、数多く仕掛けをして行く感じなんでしょうね。

それこそ真田丸では初回から、武田勝頼の滅びで視聴者の心を掴みましたけど、
今後もまだまだ、織田信長が滅び、北条氏政が滅び、豊臣秀吉が滅び、
真田昌幸も滅んで、最後には豊臣家と共に真田幸村が滅ぶ訳ですからねえ。
ですから1年を通して、様々な滅び方を描いていくんだと思いますよ(笑)。
(このドラマによって、幸村ではなく信繁の呼び方が普及するかにも注目してます)
そういう意味では、勝頼だけでなく、一門衆でありながら武田家を裏切った
穴山梅雪や小山田信茂にしても、同じく滅びが待っている訳で、
だからこそ、あそこまで両者をキャラ立てしたと考えれば、その滅びにも注目です!!
逆に言えば、一門衆で最初に裏切った木曽義昌をセリフの中だけで留めたのは、
勝頼・梅雪・信茂という三者三様の滅びを際立たせる為のような気がします。
(義昌だけここで滅びませんし、今後の天正壬午の乱にも思いっきり絡んできます)

そして三谷作品の特徴であるコメディー要素も、量が適度で良かったと思います。
笑い要素はいらない視聴者も居るでしょうけど、入れなければ三谷起用の意味が無いですしね。
(三谷脚本だと「振り返れば奴がいる」がありますが、もう笑い抜きは書かないでしょうから)
まあ個人的には、新選組の時のコメディー要素も結構好きでしたが、
仕掛けが長かった上に、多摩編ではその量も多かった為、批判が多かったのも事実ですから、
三谷作品の特徴とは言え、それを抑え気味にしたのは妥当だったのではないでしょうか?
まあ「幕末の滅び」には、どうしても薄暗い血生臭さが伴いますので、
その辺まで考慮すると、作品全体で見ればコメディー要素の多さも理解できる一方、
「戦国の滅び」には、その儚さや哀愁の中に美が宿っていますので、
コメディー要素も、それを際立たせる為のエッセンス程度で良いような気はします。
それでも、あの昌幸の表裏比興っぷりは存分に笑えましたし、
(しかも草刈正雄のキャラにより、二枚舌でも陰湿さや嫌らしさが皆無)
「浅間山が噴火しない限り」なんてセリフが出た時は、思わずTVにツッコミました(笑)。
北条氏政の汁かけ飯とかもそうですが(あそこも滅びへの前振り的な意味合いが)、
知っている人は、より楽しめる小ネタを、今回もいろいろと仕込んで来そうですよね。

恐らく今後は、ホーム・コメディー的な部分も多く出てくると思いますけど、
それにしたって、「滅亡」に対する「存続」としてあるモノなのですから、
兄・信之や姉・村松殿を通して、維新まで続く真田家(松代藩)が描かれる事が、
幸村の滅びの美をより美しく際立たせてくれるように思います・・・って、
まだ50分の1が終った段階なのに、期待値込みで長々と書き過ぎですね(笑)。
でもやはり、初回での義兄・小山田茂誠の描かれ方を見れば、
創作の自由度が高い姉夫婦を、視聴者の感情移入要員として機能させる気なのかと?
そう考えると今回のドラマの成否は、地味に、この姉夫婦の描写が握っている知れません。
ちなみに、見ていた時には全く気が付きませんでしたが、
この茂誠役の高木渉って、役者として以上に声優として有名な方ですね。
う〜ん、来週から声を聞く度に、アニメ・キャラの方を思い浮かべるようだと困るなぁ(笑)。
古本新之輔がチョイ役で大河に出てた頃は、声が聞こえる度に気になっちゃってましたし。
でもまあ、去年のシャア声ナレーションは途中で慣れましたから、
主人公の義兄として出ずっぱりならば、却って違和感無く見られるのかも?

それにしても、「真田太平記」で幸村役だった草刈正雄を、幸村の父・昌幸役に据えたり、
「武田信玄」で信玄の父・信虎役だった平幹二朗の息子である平岳大を
信玄の息子・勝頼役に据えたりと、相変わらず三谷はこういう配役が好きですねえ(笑)。
他には、良くも悪くもCGの「信長の野望」っぽさは、やはり気になりました。
信長の野望を知っていると、「まんまじゃん!」とか言いたくなる気分です(笑)。
でも、今までに無かったマップ表示とかは、状況理解の為にも有効な手段だと思いました。
とは言え初回を見た限りでは、更なる見易さの工夫はもっと必要な気がしましたが、
まあこの辺は、歴史Flashとか作ってた影響で、気になり過ぎるだけかも知れません。

あと個人的に言うと、初回の内容ほどテンションが上がらなかったのも事実でして・・・・
最初の期待値が高過ぎたり、三谷色が抑え気味だった面もあるのでしょうが、
恐らくはそれ以上に、真田丸の初回放送の直前まで、
BS-TBSの新春スペシャルとして放送されていた「関ヶ原」を見ていた所為かな?(笑)
さすがに35年前の民放ドラマなので、映像的に貧相な部分は多いものの、
そこはTBSが開局30周年記念で作った大作だけに、キャストが本当に豪華でした。
原作が司馬遼太郎な上に、兵士のエキストラが3500人(葵・徳川三代でも500人)。
豊臣秀吉が宇野重吉で、北政所が杉村春子、淀殿が三田佳子、
徳川家康が森繁久彌で、本多正信が三國連太郎、福島正則が丹波哲郎、
石田三成が加藤剛で、島左近が三船敏郎って、役者陣の画力が強すぎです!!
映画全盛期と比べても仕方ない事とは言え、やはり今とは役者の存在感が違いますよね。
まあその分、現在では視覚効果が格段とアップしてますし(欧米版の大河とか凄いです)、
そして何よりストーリーの面白さを決めるのは、いつの時代も脚本の出来ですので、
好き嫌い諸々あっても、人気脚本家が起用された作品というのは楽しみなものです!!
そういう意味では、いつか宮藤官九郎も大河に抜擢されないか期待していたり・・・・

> この先の1年間の日曜8時が楽しみになりそうな初回だったと思います。
「坂の上の雲」をキッカケに、NHK-BSで先行放送を見る習慣ができてしまったので、
私は日曜6時ですね(以前は日曜10時のBS再放送で見ていたものの、枠が消滅)。
晩飯時や風呂時では無い為、ながら見せずに結構集中して見る事ができます。
おかげで、史上最低視聴率だった「平清盛」や「花燃ゆ」も全話完走でした(笑)。
・・・って、清盛の方はそこまで悪い作品では無かったですけどね。
低視聴率に日和った事で、却って中途半端な作品になった面は拭えませんが、
放送前の期待度で言うと、今回の真田丸の前に高かった作品は、この清盛でしたし。
(今では)

> 2010年代の大河のトップ3に入る事が期待できますね!
ちなみに、既にトップ3入りしている作品はどれなんでしょ?(笑)
とりあえず参考までに、平均視聴率付きで列記してみます。
 2010年「龍馬伝」(18.7%)
 2011年「江 〜姫たちの戦国〜」(17.7%)
 2012年「平清盛」(12.0%)
 2013年「八重の桜」(14.6%)
 2014年「軍師官兵衛」(15.8%)
 2015年「花燃ゆ」(12.0%)
 2016年「真田丸」
 2017年「おんな城主 直虎」
 2018年(未定)
 2019年(未定)

そう言えば私の方も、大河のレビューが「江」でストップしてますね。
前回、NHKの日本史人気ランキングなんて貼った影響で、
かなり以前に、世界と日本の「名将ランキング」をやろうとしたのを思い出し、
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s12031#12031
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=r12254
ここ数日は漠然と、そちらのランキングを考えていたのですが、
同じ停滞企画であれば、大河レビューの方を先にすべきだったのかな?(笑)
って、双方とも需要なんてあるかは解りませんけども・・・・


[19898] お久しぶりです返信 削除
2016/1/16 (土) 14:33:38 小絳侯

ご無沙汰しております。小絳侯です。
いよいよ待望の「真田丸」放送開始ということで。来ましたよ(笑)。
第一話についてあれこれ書こうと思ったのですが
徳翁さんのと概ねと近い感想だったので完全に出鼻をくじかれました(笑)。

まぁ一言でいえば「三谷ドラマとしては普通」といったところでしょうか。
昌幸役に草刈正雄を起用したり、氏政の汁かけ飯エピなど歴史好きには
ニヤリとする要素はあるのですが、お話の流れしてはビックリするほど
真面目な印象を受けました。つまらないわけではないのですが、少々パンチ不足な感じです。

三谷氏はインタビューなどで、新撰組!や清須会議などの作風の軽さに対する批判について
「自分が喜劇作家なので批判される。コメディではなくユーモアを書いてるつもり」という旨の
発言をしてますが、ああいう噴火ネタや武田滅びるぞ発言からの昌幸の言い訳といった
瞬間的な笑いを誘う描写をねじ込むあたり、やはり根っからのコメディより体質な気がしますね。
僕が思うユーモアは、「葵」の関ヶ原遅参の秀忠謝罪の流れや、「真田太平記」の関ヶ原で
丹波昌幸が家族に信幸と敵対する宣言をした後、妻の山手に「本当にできまするのか?」と
その心中を素早く突っ込まれるとか、ああいう状況をニヤニヤする要素なので、ちょっと氏の考えとは乖離してるかも…。

注目点といえば、3D地図監修にシブサワ・コウの名前があったことですね(笑)。
いち光栄儲としてはとうとうここまで成り上がったかと感慨深いものが。
ただ、信長創造風地図解説については、巷の高評価のわりには過去の大河で既存の地図解説と
それほど差は無いんじゃないかとに思ったのですが、うちの親が「解りやすい」と感心していたので
大河コア層以外にはよかったのかもしれません(笑)。

いささかネガ風味の感想になってしまいましたが、やはり今作には期待はしてます。
一年間、三谷ドラマが見れるのは素晴らしいですし、あれこれツッコミを入れつつも楽しく見れる大河は貴重ですので。
というか、ここは男大河に頑張ってもらわないと、「花燃ゆ」のような朝ドラ風味の大河が罷り通られても困りますから。
近年、「マッサン」「花子とアン」「あさがきた」など、実在の女性をモチーフにした伝記朝ドラが好評のようですし
大河は男に返して、そちらで上手く発展してくれれば…と思います。持統天皇など十分大河題材に足りうる
女性主人公なら、一向に構わないのですが…。


[19901] 真田丸の第2話視聴率は20.1%返信 削除
2016/1/22 (金) 19:31:32 徳翁導誉

19.9%と20.1%の0.2ポイント差なんて、統計的には誤差の範囲なんですけども、
久しぶりに大河の視聴率が「大台」に乗った事実は、やはり数字的に大きいですね。
さ〜て、出だしは好調と言って良いと思いますが、1年後はどうなっているのかな?

> ご無沙汰しております。小絳侯です。
どうも、お久しぶりです。

> まぁ一言でいえば「三谷ドラマとしては普通」といったところでしょうか。
> 昌幸役に草刈正雄を起用したり、氏政の汁かけ飯エピなど歴史好きには
> ニヤリとする要素はあるのですが、お話の流れしてはビックリするほど
> 真面目な印象を受けました。つまらないわけではないのですが、少々パンチ不足な感じです。
>  (中略)
> ああいう噴火ネタや武田滅びるぞ発言からの昌幸の言い訳といった
> 瞬間的な笑いを誘う描写をねじ込むあたり、やはり根っからのコメディより体質な気がしますね。
>  (中略)
> いささかネガ風味の感想になってしまいましたが、やはり今作には期待はしてます。

う〜ん、前回できるだけ言葉を濁して書いたのに、これまたバッサリと!?(笑)
でも正直な所、三谷作品としては無難に収め過ぎていて、やはり物足りなさは感じましたよね。
以前の「新選組!」の時は、それこそ賛否両極端な評価でしたから、
一般ウケ(視聴率)を考えるのであれば、コメディ色を抑え気味にするのもアリとは思いますが、
ただ、その部分の匙加減を失敗すると、どちらにも中途半端な作品に終わる可能性もあると・・・・
個人的には「清須会議」が、「ツマらなくはないけど、喜劇としても時代劇としても微妙」という、
まさにそんな感じの出来だったので、その二の舞だけは避けてもらいたいものの、
おっしゃらるように、既に小ネタを「ねじ込んでる感」が出てしまっているのが心配な所。
とは言え、それと同時に、もちろん大きな期待はしているんですけどね!!

> 注目点といえば、3D地図監修にシブサワ・コウの名前があったことですね(笑)。
> いち光栄儲としてはとうとうここまで成り上がったかと感慨深いものが。

最近はゲームとか全くしてませんけど、久々に歴史SLGを遊びたくはなってます(笑)。
でも考えると、ここ10年でジャンルとしては一気に萎んでしまいましたよねえ・・・・
「信長の野望」にしても、今度出るらしい新作を加えても、10年間で3作品ですから、
「三國志」と交互に隔年で発売されていた当時は、既に遠い昔といった感じです。
「蒼き狼」や「提督の決断」に至っては、シリーズ自体が完全にストップしちゃいましたし、
もちろん、「項劉記2」なんて噂の煙すら立ちません(苦笑)。

歴史ゲームはニッチな分野ではあっても、多少なりとも需要はあると思うんですがねえ?
昔みたいに皆で集まってワイワイとかは、今だと難しいかも時代or世代なのかも知れませんが、
通信環境が整った今だからこそ、いろいろと出来る事もあるようには思いますし、
対戦型ではない1人用の方も、手軽に遊べるモノがあっても良いと思うのですが・・・・
って、私が個人的にゲーム情報に疎くなっただけで、実はちゃんと在ったりするのかな?

> というか、ここは男大河に頑張ってもらわないと、
> 「花燃ゆ」のような朝ドラ風味の大河が罷り通られても困りますから。
> 近年、「マッサン」「花子とアン」「あさがきた」など、
> 実在の女性をモチーフにした伝記朝ドラが好評のようですし
> 大河は男に返して、そちらで上手く発展してくれれば…と思います。

近年、大河の主人公が隔年で男女交互なのは、フェミニズムの影響かとも考えましたが、
朝ドラに関しては、変わらず女性主人公が続いている所を見ると、
そうした面も皆無では無いでしょうが、恐らく基本的に「視聴率」の問題なんでしょうね。
21世紀に入って以降の大河で最大のヒット作となったのは、やはり「篤姫」ですし、
(女性大河の路線を切り開いただけでなく、幕末モノでも視聴率は取れると証明した作品)
何だかんだ言って、去年までの5年間に視聴率20%超の回があったのは「八重の桜」と「江」でしたから。

もちろん、テレビ視聴者の半数は女性ですから、女性ウケを狙う作品もあって良いとは思いますけど、
ただ最近は、「とにかく男女交互で」という無理やり感が目立ち始めてますので、
そろそろ大河にも、朝ドラの「あまちゃん」に相当する、転換点となるような作品が欲しい所です。
朝ドラのように「家庭」を主題に置くなら、女性主人公の方が適していると思いますが、
基本的に「社会」を主題に置く大河では、やはり男性主人公の方が適しているでしょうし、
これからの時代はどうあれ、歴史として過去を描くのであれば、それが現実なのは確かですからねえ。
逆に言えば、女性を主人公に据えるなら据えるで、ちゃんとドラマとして仕上げてくれと!!
脇役が人気となる名作は数あれど、主役の存在感が空気な名作なんてありませんので・・・・

> 持統天皇など十分大河題材に足りうる女性主人公なら、一向に構わないのですが…。
それこそ20世紀の大河であれば、女性主人公であっても、
北条政子(草燃える)、日野富子(花の乱)、北政所(おんな太閤記)、春日局(春日局)など、
女性であっても主人公に足るような歴史上の人物を扱ってきましたけども、
21世紀の大河になると、篤姫や浅井三姉妹あたりはまだしも、
やはり「○○の妹(○○の妻)」では、主人公として厳しい面がありますよね・・・・
「幕末男子の育て方」とか言って、無理に吉田松陰の妹を引っ張り出すくらいなら、
「明治男子の育て方」で、女性教育者の高場乱の方がずっと面白そう(無理なのは百も承知・笑)。

まあ、それはさて置き、女性主人公で家庭を描くのであれば、
「○○の妹」よりも「○○の母」の方が、ずっと題材として適してる気がするのですが、
松嶋菜々子・仲間由紀恵・宮崎あおい・上野樹里・綾瀬はるか・井上真央と、
21世紀に主役として起用された女優は、当時みんな20代である事が影響しているのかな?
男性俳優の場合、福山雅治や堺雅人など40代の役者の起用も普通にありますし、
逆に以前には、佐久間良子・大原麗子・三田佳子など40代の女優を主演に据えてた事を思えば、
女性主人公と言うのとは、また別の問題が、いろいろとあるような気が・・・・
(来年の柴咲コウは30代ですけど、中堅女優としての起用じゃないでしょうしね)
あと、母親層の視聴者を掴む意味でも、家族ドラマとして厚みを持たせる意味でも、
やはり「我が子たち」というのは、凄く大きな要素になってくると思うのですが、
これは偶然なのかも知れませんけど、篤姫・新島八重・杉文・井伊直虎と、
子供を産んでいない女性主人公が多い所も、そういう意味では気になったりします。
ただでも最近は女性関係の面が描き難くなってるのに、更には実子まで居ないとなると、
本来ならドラマ要素となる「養母」という立場も、正直微妙になっちゃってますし・・・・

ちなみに、戦国時代に限定して「○○の母」を選ぶとしても、
於大の方(徳川家康の母)・寿桂尼(今川義元の母)・慶ァ尼(龍造寺隆信の母)などなら、
大河の主人公として十分務まるだろうと、個人的には思います。
3人とも、戦国の女性として存在感があるだけでなく、波乱の人生を送っており、
ハッピー・エンドを求めるなら、天下人の母となる於大の方ですけど、
寿桂尼なら、姑の兄として大河未登場の北条早雲を出せますし、
慶ァ尼なら、大河の題材として未開拓な九州の戦国時代を扱えますからねえ。
特に慶ァ尼は創作不要で出しゃばり主人公を描けますし、家兼の活躍も後期高齢者の星に(笑)。
と言うか、どうせ戦国モノをやるなら、そろそろ関東・四国・九州を扱って欲しいです。
関東の北条・太田、四国の長宗我部・三好、九州の島津・大友・龍造寺と、題材は事欠きませんし。
(う〜ん、こう考えてみると、歴史的に仕方ないとは言え、やはり北海道って厳しいですよね?)

それと、女性主人公をやるなら、いいかげん平安時代の作品があって良い気がします。
今までにも平安時代を扱った作品はあるものの、どれも武士の勃興を扱ったモノばかりで、
外見は絢爛豪華で美しくも、中身はドロドロの愛憎劇と権力闘争という宮廷ドラマは無いので、
紫式部や清少納言あたりを主人公に据えれば、時代的にも色々あって面白い題材かと(笑)。
そもそも、1000年以前(西暦3桁)を題材にした大河ドラマ自体が、
平将門&藤原純友が主人公の「風と雲と虹と」しか、ありませんからねえ。

もちろん、古代史ドラマ3部作の挑戦が大失敗に終った事は覚えてますし、
第1部に「聖徳太子」、第2部に「大化改新」と来て、第3部に「壬申の乱」の予定が、
予算オーバー&低視聴率で制作責任者が左遷され、NHK側も天皇家の内乱を描く勇気を失い、
平城京遷都1300年という名目で、第3部が「大仏開眼」に差し替わった事も覚えてます。
それでも個人的には、そうした古代史(古墳時代〜平安時代)の大河ドラマを見てみたいです!!
例として挙げられている持統天皇なども、確かにドラマとして面白い題材ですしね。
ただ持統天皇となると、壬申の乱を避けた先例がある上、過去に無かった天皇主人公ですから、
大河の主人公としてNHK側の視点で考えると、相当に勇気が必要な最難関の題材でしょうね(笑)。
とは言え、以前には、勇気を持って「太平記」を作った制作陣も居た事を思えば、
失敗を恐れて成功できない今の時代だからこそ、そうした挑戦精神を見せて欲しくはあります。

動乱の飛鳥・奈良は勿論、大伴金村や桓武天皇あたりも十分に1年もつ題材だと思いますし、
まあ、いきなり大河は難しくとも、2時間ドラマで卑弥呼とか(当然フィクション全開!)、
坂の上の雲みたいな数年に渡る年末ドラマ形式で、日本神話とかでも良いですから(笑)。
戦後の映画界は、「日本誕生」や「卑弥呼」みたいな意欲作にも挑んでますし、
http://www.amazon.co.jp/dp/B000JJR9DS/
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005FZA5/
現在のSFX技術なら、神話の世界が持つ迫力も描けるような気がしますので、
「三種の神器」を物語の軸に、アマテラス・スサノオ・ヤマトタケルなどの活躍を見たいです。
今のままではNARUTOの技名として、子供達どころか世界にまで認識されてそうなので(苦笑)。

P.S.
大河ドラマと直接は関係ないものの、同じTVネタとしてご紹介。
現在進行形で「戦国時代」の最中にある崩壊国家ソマリアを、
現地ルポした「謎の独立国家ソマリランド」という本があるのですが、
http://www.amazon.co.jp/dp/4860112385
(作中の日本史比喩は蛇足ながらも、近年、私が読んだ中では五指に入る本でした)
昨日たまたま、その作者がダウンタウン松本の深夜番組に出演しているのを発見!
今週はミャンマー奥地のアヘン密造地帯への潜入ルポをやっていて、
来週がソマリアへの潜入ルポという事なので、興味があればチェックしてみてください。
ちょうど「すしざんまい社長がソマリア海賊を壊滅させた」なんて話題もあり、
ソマリアはタイムリーなネタだと思うので(笑)。

1/28(木) 23:53〜24:39 TBS系「クレイジージャーニー」


[19905] 真田家と仙石家返信 削除
2016/1/26 (火) 00:34:32 ほのぼのさん

ご無沙汰しております。
いやあ、真田丸面白いですね。
私もいろいろ語りたくて、つい出てきてしまいました。
大河ドラマを年間通しで見ようと思ったのは久しぶりです。
それだけ、三谷脚本とかいろいろ魅力的なものが揃っていますよね。

たしかに、今回の真田丸は三谷作品としてはだいぶコメディ色を抑えめにしているかと思います。
本筋は、真田家という弱小大名がいかに戦国末期の厳しい時代を綱渡り的に生き延びていくかにあるわけで、
コメディはあくまでこの本筋部分を侵さない範囲ってのが明確になっているかと思います。
そういうわけで、意外といっては何ですが、今回は一昔前の大河ドラマの本流に当たるような感じですね。
逆に、コメディ部分がないとホント血なまぐさい話だけになってしまうわけで。
三谷さんとしても、今回は結構史実の細かい部分まで意図的に入れてきているような気がします。

シブサワ・コウの名前は私にとっても懐かしいです。
初期の頃の信長の野望とかはかなりやりこんだので、最近はゲームとはご無沙汰ですが
シブサワ・コウの名前を見て懐かしくなりましたね。
「信長の野望」や「三國志」が廃れていったのは、「光栄」が「コーエー」に名前を変えたあたりくらいかと。
「光栄」時代は、作り手のゲーム魂が伝わってくるっていうか、
ユーザーにとっての面白いゲームを目指していた気がしますが、
「コーエー」になってからは、「売れるゲーム」にシフトしていったように思います。
グラフィックとかは作品が新しくなる毎に進化していきましたが、
肝心のゲーム性はというと、むしろ作品が新しくなるにつれてつまらなくなっていったと思いますね。
まあ、歴史シミュレーションゲームで最も大事なのは「COMのアルゴリズム」でして、
ゲームが複雑になるにつれてCOMアルゴリズムが糞化していったように思います。
あと、最近のスマホゲームを見てても、短時間で手っ取り早くできるのが好まれるわけで、
内政に何時間もかけないと地盤が固まらないような歴史シミュレーションは
今の時代どうしても敬遠されるような気がします。
オンラインで対人でやるなら、シンプルなゲームほど駆け引きとかが面白いわけで、
行きつくところがオンラインのディプロマシーであったり、WW2onlineであったりします(笑)。

さて、真田丸の第1話、第2話では武田勝頼が好評だったようですが、
武田勝頼をきちんと描いた作品は漫画「センゴク」以来、真田丸が2つめかと思います。
管理人さんは既にセンゴクを読まれているかもしれませんが、「センゴク天正記15巻」の武田征伐甲州崩れ編を読むと
真田丸の第1話、第2話の面白さは倍増です。
ドラマでは尺の都合上出てこなかった仁科五郎もちゃんと描かれていますし。
この漫画では、勝頼、真田昌幸が改革者として描かれ、武田が内部から崩れたのは
改革についていけない抵抗勢力が保身のため離反したからだとされており、
勝頼は暗愚ではなくむしろ先進的な大名として印象付けられています。
勝頼の最期のときに信玄の亡霊が出てくるのも同じで、偉大な父の跡を継ぐ息子の苦悩が描かれています。
(ドラマでは信玄の亡霊は無言ですが、漫画では信玄が勝頼に語りかけています)
漫画「センゴク」は主要な武将が死ぬときはどれもドラマチックな描かれかたをしますが、
勝頼の最期も印象的でありました。
そういうわけで、武田家の滅亡に思いをはせる方はセンゴク天正記15巻だけでも読んでみるのをおすすめしますよ。

なお、天正記4、5巻では長篠の合戦も描かれていますが、
俗説の鉄砲三段撃ちではなく、敵陣に深入りした信綱、昌輝が鉄砲の「殺しの間」で
討ち取られています。このあたりは作者が現地の戦場を実際に視察して、
地形から信長ならこういう戦術を取ったであろうという推察に基づくものであるそうです。

真田家と仙石家はどうやら因縁があるようでして、
関ケ原のときに秀忠が上田城を攻めるときに仙石秀久も従軍していたそうで。
そして真田の転封のときに仙石秀久の息子が上田領に移るわけですが、
プッツンした真田信之が領国の資料をすべて焼き払ってしまったため
後にきた仙石家のものがえらい苦労したそうですね。

最近の大河ドラマでは、主人公を善として描き悪事は極力出さないようにするのが主流のようですが、
今回は「さっぱりしたきれいな大河」ではなく「権謀数術のキナ臭い大河」を見れそうで、
そのあたりも期待大です。


[19907] 近現代で大河ドラマは可能でしょうかねぇ?返信 削除
2016/1/26 (火) 23:15:22 玉川権中納言

大河ドラマの話がちょくちょく出ていたので…。

前から思っていたことですが、近現代(大正〜昭和末期)で、
そろそろ(タイミング的には悪いですが)大河ドラマを作ってほしいなと思っているところです。

一番やってほしいのは、岸信介・佐藤栄作兄弟ですね(笑)
あとは、重光葵とか、本田宗一郎、松下幸之助とかですかねえ。

マニアック路線で行くなら、紀州徳川家の徳川頼貞侯(クラシック音楽の庇護者)。


[19909] 近現代で大河ドラマは難しいです。返信 削除
2016/1/27 (水) 22:54:35 聖職者

▼ 玉川権中納言さん
> 大河ドラマの話がちょくちょく出ていたので…。
>
> 前から思っていたことですが、近現代(大正〜昭和末期)で、
> そろそろ(タイミング的には悪いですが)大河ドラマを作ってほしいなと思っているところです。
>
> 一番やってほしいのは、岸信介・佐藤栄作兄弟ですね(笑)
> あとは、重光葵とか、本田宗一郎、松下幸之助とかですかねえ。
>
> マニアック路線で行くなら、紀州徳川家の徳川頼貞侯(クラシック音楽の庇護者)。


 近現代で大河ドラマにできる人物は、
私的には故田中角栄元総理と昭和天皇陛下だけだと思います。

 近現代の場合は当時の関係者の生き残り、もしくは関係した組織が今現代も残っていることが多いので、
利害関係的に無理だと思います。

 故本田宗一郎氏、故松下幸之助氏らの場合は、
NHKがホンダ・パナソニックの宣伝をするものであり、
一応、公共放送であるNHKがするべき事ではないという事を主張します。


[19916] NHKは近現代のドラマも作ってますね返信 削除
2016/1/29 (金) 19:17:45 徳翁導誉

> > > たしかに、今回の真田丸は三谷作品としてはだいぶコメディ色を抑えめにしているかと思います。
> > > 本筋は、真田家という弱小大名がいかに戦国末期の厳しい時代を綱渡り的に生き延びていくかにあるわけで、
> > > コメディはあくまでこの本筋部分を侵さない範囲ってのが明確になっているかと思います。
> > > そういうわけで、意外といっては何ですが、今回は一昔前の大河ドラマの本流に当たるような感じですね。

新選組!が終了した後のインタビュー記事で、三谷本人が、
「出来るなら次は戦国時代をやりたい、特に大坂の陣を」とか、
「自分が子供の頃に見ていてワクワクした昔の大河が理想像」など、
語っていたのを覚えているので、そうした思いは強いのだと思いますよ。
何だかんだで、それから10年くらい待たされた訳ですしねえ(笑)。

> > > 三谷さんとしても、今回は結構史実の細かい部分まで意図的に入れてきているような気がします。
小さな部分では、異常なまでに史実の再現を拘る一方で、
大きな部分では、ドラマ的な演出を思い切っり加える為、
歴史描写に対する評価が、視聴者ごとに正反対でしたからねえ、新選組の時は(笑)。

> > > 初期の頃の信長の野望とかはかなりやりこんだので、最近はゲームとはご無沙汰ですが
> > > シブサワ・コウの名前を見て懐かしくなりましたね。
> > > 「信長の野望」や「三國志」が廃れていったのは、「光栄」が「コーエー」に名前を変えたあたりくらいかと。

やはり古いユーザー層からすると、社名の変更は大きな転換点でしたし、
それを決定付けたのが、無双シリーズの大ヒットだったんでしょうね。

> > > 「光栄」時代は、作り手のゲーム魂が伝わってくるっていうか、
> > > ユーザーにとっての面白いゲームを目指していた気がしますが、
> > > 「コーエー」になってからは、「売れるゲーム」にシフトしていったように思います。
> > > グラフィックとかは作品が新しくなる毎に進化していきましたが、
> > > 肝心のゲーム性はというと、むしろ作品が新しくなるにつれてつまらなくなっていったと思いますね。

PlayStation2の同時発売ソフトとして、コーエーが「決戦」を送り込んだ際、
当時は衝撃的だったグラフィックの凄さに、コア・ユーザーたちも発表直後は興奮したものの、
新たな情報が出てくる度に、「グラフィックは、あくまでオマケ」と考えるSLGプレイヤーと、
「昔から、これをやりたかったんだ!」と熱く語るシブサワ・コウとの、
同床異夢っぷりが次第に明らかとなって行き・・・って展開だったんですよねえ。
逆に言えば、それまでのハード性能の低さが、同床異夢を可能にしていたと・・・・
「関ヶ原から400年」というフレーズが溢れた2000年の歴史ゲーム業界は、本当にいろいろありました。
対抗馬として期待されてた「天下統一III」は、コーエー以上の壮大な自爆で散りましたし(笑)。

> > > まあ、歴史シミュレーションゲームで最も大事なのは「COMのアルゴリズム」でして、
> > > ゲームが複雑になるにつれてCOMアルゴリズムが糞化していったように思います。

この辺の穴を埋めたのが、「Europa Universalis」や「Hearts of Iron」などParadox社のゲームでしたね。
ただ、そこはやはり洋ゲーなので、そうは言っても人気はコア層に止まりましたし、
戦略ゲームの要素が強すぎて、国産ゲームのように「妄想を助長する演出」が欠ける嫌いもあったと。
戦略性と演出面が両立されるゲームが出来たなら、日本人ゲーマーにとっては最高だったんですけども。

> > > あと、最近のスマホゲームを見てても、短時間で手っ取り早くできるのが好まれるわけで、
> > > 内政に何時間もかけないと地盤が固まらないような歴史シミュレーションは
> > > 今の時代どうしても敬遠されるような気がします。

う〜ん、スマホ・ゲームというプレー環境から、「短時間で手っ取り早く」というのは解るのですが、
それはあくまでプレー面に関してであって、結果の方も素早く出てもらいたいモノなんですかねえ?
具体的に言えば、いくつかの設定さえ済ませておけば、あとは放置でも進む育成ゲームみたいに、
結果が出るのをまったり待つ(その経緯を眺めて楽しむ)ようなゲームは、駄目なんですかねえ?
歴史ゲームなんて元々ニッチな分野でしょうし、一定のニーズさえ望めれば良い分野でしょうから。

例えば戦乱時のゲームなら、配下の武将をそれぞれ役割に応じた奉行に任命して予算を与え、
新田開発や敵城攻略などを命じたら、そのまま放置して成果を見守ったりとか、
まったり進行系だと「戦争」の扱いが難しいですから、
いっその事、従来の歴史ゲームでは少ない平和時を題材にして、
日本舞台なら幕府や大名家、中国なら王朝、欧州なら王家などを運営するのは、どうでしょう?
領内を開発したり、他国と交易したりするのは勿論、
「家を続かせていく」事を主題にして、跡継ぎや婚姻の問題に悩むのも良いかと(笑)。
仮に1日が、ゲーム内だと1年の設定とした場合、
生まれた子供が成人するまで3週間、一生を終えるのが2ヶ月くらいで、ドンドン世代交代をしながら、
英雄の登場で家が大きくなったり、放蕩息子により家が傾いたり、家督問題で家が分裂したり、
若き当主の病気で家が途絶えそうになったり、名家の令嬢を娶って領地を増やしたりなど、
その時々の展開を楽しみながら、一族の年表と家系図を膨らましていく感じのゲームですね。

> > > オンラインで対人でやるなら、シンプルなゲームほど駆け引きとかが面白いわけで、
> > > 行きつくところがオンラインのディプロマシーであったり、WW2onlineであったりします(笑)。

ただ、このサイトでも、純粋な駆け引き系ゲームは既に機能不全ですけどね・・・・
でもまあ、「WW2オンライン」や「日本大統領選挙」にしても、
ゲーム設置から10年以上経過している事を思えば、それも致し方ない面があるのかな?

> > > さて、真田丸の第1話、第2話では武田勝頼が好評だったようですが、
> > > 武田勝頼をきちんと描いた作品は漫画「センゴク」以来、真田丸が2つめかと思います。
> > > 管理人さんは既にセンゴクを読まれているかもしれませんが、
> > > 「センゴク天正記15巻」の武田征伐甲州崩れ編を読むと
> > > 真田丸の第1話、第2話の面白さは倍増です。
> > > そういうわけで、武田家の滅亡に思いをはせる方は
> > > センゴク天正記15巻だけでも読んでみるのをおすすめしますよ。

「センゴク」の存在は10年前から知っているのですが・・・読んだ事は無いですね。
全く漫画を読まない訳では無いのですが、ウチは父や弟が漫画好きなので、
私自身で漫画を買う事がほとんど無いまま、ここまで来てしまったと。
「風雲児たち」「虹色のトロツキー」「へうげもの」「ヒストリエ」などなど、
以前より気になってる歴史漫画は、結構いろいろあるのですが、
本屋に行っても漫画コーナーに立ち寄る習慣が無い為、どうしても縁遠いんですよ。

ちなみにセンゴクに関しては、「仙石秀久が主人公とは思い切ったな!」と見てました。
「戦国史上最も失敗し、挽回した男」という宣伝文句が示すように、
確かに、戦国武将の中でも起伏に富んだ人生を送った人物ですから、
ストーリー的には面白いでしょうけど、やはり戸次川での惨敗と醜態がねえ・・・(苦笑)。
同じ復活大名であり、共に2代将軍・秀忠の寵愛を受けた立花宗茂と比べても、
人間臭さで言えば秀久ですが、人間的魅力で言えば宗茂の方になっちゃいますし。
それでも歴史漫画のヒット作となったのは、やはり作者と編集の腕なんでしょうね!!
とは言え、やはり大河の主役に持ってくるのは無理な人物だろうなぁ、とも(笑)。

> > > 真田家と仙石家はどうやら因縁があるようでして、
> > > 関ケ原のときに秀忠が上田城を攻めるときに仙石秀久も従軍していたそうで。
> > > そして真田の転封のときに仙石秀久の息子が上田領に移るわけですが、
> > > プッツンした真田信之が領国の資料をすべて焼き払ってしまったため
> > > 後にきた仙石家のものがえらい苦労したそうですね。

上田に移封された仙石秀久の子・忠政には、廃嫡されて浪人となった兄・秀範がおり、
その兄が廃嫡された理由こそ、関ヶ原で西軍側に付いた為だったんですよね。
つまり、父子で東西両軍に分かれた真田家だけでなく、同じ信州大名の仙石家もそうだったと。
そして大坂の陣が勃発すると、真田幸村だけでなく、この仙石秀範も大坂城へと馳せ参じ、
しかも籠城戦では、幸村が陣取る真田丸の後方を、城側から守っていたのが秀範であり、
関ヶ原時の上田合戦における昌幸と秀久や、上田転封における信之と忠政だけでなく、
大坂城における幸村と秀範という面でも、実は真田家と仙石家に因縁があったりする訳です。

また、因縁ついでに言いますと、仙石秀久が改易の憂き目に会った戸次川の敗戦では、
秀久の独断専行で、長宗我部元親の嫡男・信親や、大名の十河存保が戦死している訳ですが、
信親の弟・盛親は家督を継いだ直後の関ヶ原に敗れ、改易されて浪人となった後に大坂へ馳せ参じ、
父の戦死時は元服前だった為に家が潰された存保の子・十河存英も、浪人を経て大坂に参じており、
ここでも因縁の3家が揃い踏みしていると(笑・長宗我部家と十河家も元は四国での宿敵同士)。
・・・って、私が「戦国史」のフリー・シナリオで、大坂の陣を作成したのも、
こうした敗者たちが集結した大坂城に数多くあった、様々な人間ドラマが好きだからですね。
そういった意味でも、大坂の陣が深く描かれそうな今回の真田丸には期待しています!!
特に、冬の陣は徳川義直に仕えて勇戦するが、夏の陣では大坂側に奔った増田長盛の嫡男・盛次や、
毛利家の密命で入城した佐野道可こと内藤元盛(輝元の従兄弟)も、できれば出して欲しいなぁ・・・・

> > > 最近の大河ドラマでは、主人公を善として描き悪事は極力出さないようにするのが主流のようですが、
> > > 今回は「さっぱりしたきれいな大河」ではなく「権謀数術のキナ臭い大河」を見れそうで、
> > > そのあたりも期待大です。

一昨年の「軍師官兵衛」は、ご覧になりましたか?
近年の大河主人公における善人縛りや、主演の岡田准一がジャニーズ所属である事を考慮すれば、
1年に及ぶ地下牢への幽閉により暗黒面に堕ちて以降は、なかなか頑張った方かと?(笑)
それに、荒木村重の精神が次第に壊れていく様などは、かなり印象に残りましたしね。

> > 前から思っていたことですが、近現代(大正〜昭和末期)で、
> > そろそろ(タイミング的には悪いですが)大河ドラマを作ってほしいなと思っているところです。

実は既に、1980年代中盤の大河ドラマで「近現代3部作」として、
戦前・戦中・戦後を舞台にした作品が、それぞれ1本ずつ作られていたり・・・・
当初は「これで大河が終っても良い」という覚悟の元、近現代モノを5本作る予定でしたが、
http://www.nhk.or.jp/archives/search/special/detail/?d=backstage029
時代劇復活を求める声や、視聴率の低迷、そして各方面からの苦情などにより、
近現代路線は道半ばのまま3作で終了し、時代劇路線に戻った過去があるんですよね。
そうして戻った直後の「独眼竜政宗」と「武田信玄」が、視聴率40%近くを取った事で、
「大河ドラマ=時代劇」のイメージが、ここで完全に出来上がってしまうと。

とは言え、スペシャル大河として「坂の上の雲」も作られましたし、
NHKの中にチャレンジ精神を持つ制作責任者が現れて、その作品がヒットすれば、
大河ドラマでも再び、近現代モノが作られる可能性はあると思いますよ。
例えば、「ヒットしない」として避けられてきた幕末モノや女性主人公モノが、
「篤姫」の成功をキッカケに、その後は続々と作られるようになりましたからね。
でもまあ、「チャレンジ&ヒット」が求められるので、高いハードルではありますが・・・・

ちなみに、大河ドラマが近現代3部作を放送していた頃、
NHK側も時代劇ファンの声に応えて、水曜8時に大型時代劇を放送し始めます。
この枠で放送された3本が、通称「裏大河」と言われる作品群ですね。
ちなみに、今回の「真田丸」が意外にも、大河で真田幸村が初主人公の作品なのは、
この裏大河の方で「真田太平記」という作品が、既に作られていた為だったりします。
そして、真田太平記で主人公の幸村役を務めた草刈正雄を、
今回の真田丸では三谷脚本により、幸村の父・昌幸役で起用されたと。

> > 一番やってほしいのは、岸信介・佐藤栄作兄弟ですね(笑)
まあ時期的に絶対無理な題材ですけど、どうせ無理を承知で行くなら、
いっその事、「2人の祖父 〜安倍寛と岸信介〜」とか、どうでしょう?(笑)
安倍も岸も2人とも、同じ山口出身の政治家なのですが、
戦前は満洲国の実力者、戦時中は東条内閣の大臣、戦後はA級戦犯から首相へと、
まさに「昭和の妖怪」というアダ名がピッタリな母方の祖父・岸信介。
それに対して、父方の祖父である安倍寛は、
金権腐敗打破を訴えて落選するなど、清廉潔白で信念タイプの政治家で、
戦時中の翼賛選挙では東条内閣の戦争に反対して、非推薦議員として当選し、
ようやく戦争も終わって戦後初の衆院選を戦う最中、心臓発作により急死という、
対極と言えば対極な、岸と安倍という同郷で同時代の2人の政治家を、
ストーリー・テラーとして孫の目線から語らせれば、きっと面白いドラマになるかと!!

> 近現代で大河ドラマにできる人物は、
> 私的には故田中角栄元総理だけだと思います。
> 近現代の場合は当時の関係者の生き残り、もしくは関係した組織が今現代も残っていることが多いので、
> 利害関係的に無理だと思います。

10年以上前、津本陽の小説「異形の将軍 田中角栄の生涯」がヒットした際に、
フジテレビがビートたけしを角栄役に据えて、スペシャル・ドラマの制作を始めたのですが、
娘である田中真紀子の強い反対を受け、発表直後に制作中止となった事がありました。
でもまあ、一般的な世間のイメージを考慮すれば、遺族側と立場も理解は出来ますけどね。
真相はどうあれ、そうしたイメージから大きく逸脱した描写は困難でしょうし、
ドラマである以上は、どうしたって演出や創作も避けられないでしょうからねえ・・・・
しかし一方で、ドラマ化される事によってイメージが改善された例は多く、
津本陽の原作で、ビートたけし主演なら、その可能性も高かった事を思えば、
そうしたデメリット面を踏まえても尚、ドラマ化を許可した方が良かったような気が?

ちなみに私の方も、未完に終った世界史Flash「科学の20世紀」シリーズでは、
「第6章 日本に科学の楽園を」で、戦前の理化学研究所を描く構想だったのですが、
その作品には若き日の田中角栄も、脇役として登場させる予定でした。
理研の所長だった大河内正敏こそ、角栄少年が上京するキッカケを作った人物であり、
戦前に小さな建築事務所を作った際には、理研関連の仕事をいろいろ回してもらい、
その恩を返すべく、敗戦後に大河内が戦犯として収監される際には角栄が世話をし、
科学技術振興が蔑ろにされる戦後日本の社会風潮の中、国費で予算を付け、
理研の存続に尽力したのも、戦後に国会議員となっていた角栄だったんですよね。

> > あとは、重光葵とか、本田宗一郎、松下幸之助とかですかねえ。
> > マニアック路線で行くなら、紀州徳川家の徳川頼貞侯(クラシック音楽の庇護者)。

> 故本田宗一郎氏、故松下幸之助氏らの場合は、
> NHKがホンダ・パナソニックの宣伝をするものであり、
> 一応、公共放送であるNHKがするべき事ではないという事を主張します。

大河ドラマという訳ではありませんが、既にNHKのスペシャル・ドラマとして、
松下夫妻が主役の「神様の女房」や、本田夫妻が主役の「やらまいか!」が作られてますよ。
NHKには土曜ドラマという枠があり、民放と同じく多くはフィクション作品なのですが、
中には近現代の実在人物(近年だと吉田茂・岡本太郎・酒巻和男など)が主役の場合もあり、
ちょうど昨年はNHK開局90周年でしたから、記念ドラマ「経世済民の男」シリーズとして、
東京本局が高橋是清を、大阪支局が小林一三を、名古屋支局が松永安左ェ門を描いてました。
その影響で私も先月、松永の墓がある新座の平林寺に行っちゃいましたし(笑)。
・・・って、墓参りはついでで、紅葉狩りの方が主目的だったんですけどね。

ちなみに、関東有数の紅葉名所として知られる平林寺は、大河内松平家の菩提寺なので、
知恵伊豆と呼ばれた松平信綱や、その末裔である上述の大河内正敏なども眠っています。
あと変わった所だと、豊臣五奉行の1人だった増田長盛の墓もありました。
関ヶ原の敗戦で岩槻藩預かりとなり、大坂の陣の影響で切腹して、平林寺に葬られたのだとか。


P.S.
今年3月に開業する北海道新幹線のメディア向け試乗会や、
2027年に開業予定の中央リニア・品川駅の工事着工など、今週は鉄道ニュースが多かった中、
JR西日本が北陸新幹線の関西延伸案として「小浜−京都」ルートを希望表明という報道が!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160127-00000073-san-bus_all
敦賀駅から小浜駅を経由して京都駅(大深度地下)まで直進し、
そこから新大阪駅まで東海道新幹線と並行する新線って、
確かに実現すれば、「北陸新幹線−山陽新幹線−九州新幹線」と直通も可能ですし、
運用する側のJR西日本としても、JR東海の路線を利用しないので理想的でしょうけども、
整備新幹線として、実際に建設するのは国と地方自治体ですから、あとは費用の問題ですか。
さ〜て、結論は5月末に出される予定だそうですが、果たして結論はどうなる事やら!?

その他に、今週で気になったニュースと言えば、これですね。
「グーグルの最新人工知能が囲碁プロに勝利」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160128/k10010388481000.html
まあ「プロに勝った」と言っても、実力が測れない欧州のプロらしいのですが、
しかし3月には、トップ棋士の1人で韓国のイ・セドルと5番勝負をするとの事!!
私も別に、囲碁の世界とかには詳しくないものの、
国際棋戦で何度も優勝している彼の名は、私でも知ってるくらいですから、
そんな世界トップクラスの棋士といきなり対決というのが、
AI研究の進歩スピードも、対局を受けたイ・セドルの決断も、
その両方を可能にしたGoogleの財力も、いろんな意味で凄いです(笑)。
2年前に「囲碁電王戦」↓を見た時には、「まだまだ先」って印象でしたしね。
http://www9.nhk.or.jp/nw9/marugoto/2014/02/0211.html
あと、今回のニュース繋がりで、井山6冠と室田将棋女流の離婚を初めて知りました・・・・


[19917] 真田丸と信長の野望返信 削除
2016/1/29 (金) 21:24:35 グレンベルク

個人的に期待していた作品ですので
とても楽しく見させてもらえております。
信長の野望と真田丸のコラボ的なものが3月に出た気がしますが
太閤立志伝の要素を含んだものでとても期待しておりまして
浪人から成り上がったりなどもできたはずなので楽しみなものです。
真田幸村がこのバージョンだと武勇が一位と聞いてびっくりしてたりもします
忠勝とかのほうが化け物な気がするんですがねw


[19939] Re:真田丸と信長の野望返信 削除
2016/2/5 (金) 19:44:56 徳翁導誉

> 個人的に期待していた作品ですので
> とても楽しく見させてもらえております。

私自身は大河ドラマの視聴が習慣化してしまっているので、うまく計れませんけど、
今回の真田丸は近年の大河作品の中でも、なかなか好評な印象を受けます。
ただ視聴率を見ると、初回は19.9%、第2話は20.1%と好調な滑り出しでしたが、
第3話は18.3%、第4話は17.8%と、ここ2週は少しダウン気味。
次回は本能寺の変ですから、ここで持ち直せないようだと、
視聴率的には、今後ちょっと厳しいかも知れませんね?
天正壬午の乱は個人的に楽しみですけど、やはり知名度の低いマイナーな地域史ですし、
メジャーな題材の関ヶ原の戦いまでだと、あと半年くらいはあるでしょうから・・・・

「新選組!」の時も、初回こそ視聴率26.3%の好発進だったものの、
20%台を維持できたのは第5話までで、最終回に21.8%を記録するまで20%超えは皆無でした。
歴代大河の中でも評価の高い山南切腹の回が、視聴率だと16.1%という事からも解る通り、
視聴率という一指標が、ドラマ自体の面白さと直接リンクする訳ではありませんけど、
今の時代、視聴率を理由に、あれこれ変なテコ入れされる危険性があるのが心配・・・・
これをされると、往々にして、ドラマの面白ささえも失われてしまう事が多いので。

> 信長の野望と真田丸のコラボ的なものが3月に出た気がしますが
> 太閤立志伝の要素を含んだものでとても期待しておりまして
> 浪人から成り上がったりなどもできたはずなので楽しみなものです。

「3月に出た」ではなく、「3月に出る」ですよね?(笑)

『信長の野望・創造 戦国立志伝』(3月24日 発売予定)
http://www.gamecity.ne.jp/souzou/sr/
http://www.4gamer.net/games/328/G032841/20151217123/
http://www.4gamer.net/games/328/G032841/20160115058/
どうやら、シリーズ14作目として3年前に発売された「信長の野望・創造」を、
太閤立志伝風に武将プレイ用としてリメイクした感じでしょうか?

って、太閤立志伝シリーズの方は、もう10年以上も新作が出てないんですね。
武将プレイだからこそ、大人数で「太閤立志伝オンライン」とか面白そうに思えたのですが。
まあ、それを言ってしまうと、「維新の嵐オンライン」とかも無いですし、
そもそも、実際に発売されたサイン「信長の野望オンライン」自体が、
ネット対戦型の「信長の野望インターネット」とは別路線で進みましたからねえ・・・・

> 真田幸村がこのバージョンだと武勇が一位と聞いてびっくりしてたりもします
> 忠勝とかのほうが化け物な気がするんですがねw

真田丸の本多忠勝は、化け物っぽいですけどね(笑)。
http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/cast/honda_tadakatsu.html
でも考えてみると、大河史上でも本多家の登場度合いが最も高い作品になるかも?
忠勝の娘は幸村の兄嫁ですし、忠勝の息子も大坂夏の陣で戦死してますので。
そういえば、千葉県の大多喜町が「本多忠勝&忠朝」で大河誘致活動をしてますね。
http://www.honda-tadakatsu.com/


[20040] 徒然に「イ・セドル vs. アルファ碁」の感想を返信 削除
2016/3/18 (金) 19:24:50 徳翁導誉

> 「グーグルの最新人工知能が囲碁プロに勝利」
> http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160128/k10010388481000.html
> まあ「プロに勝った」と言っても、実力が測れない欧州のプロらしいのですが、
> しかし3月には、トップ棋士の1人で韓国のイ・セドルと5番勝負をするとの事!!
> 私も別に、囲碁の世界とかには詳しくないものの、
> 国際棋戦で何度も優勝している彼の名は、私でも知ってるくらいですから、
> そんな世界トップクラスの棋士といきなり対決というのが、
> AI研究の進歩スピードも、対局を受けたイ・セドルの決断も、
> その両方を可能にしたGoogleの財力も、いろんな意味で凄いです(笑)。
> 2年前に「囲碁電王戦」↓を見た時には、「まだまだ先」って印象でしたしね。
> http://www9.nhk.or.jp/nw9/marugoto/2014/02/0211.html

今年はリオ五輪に、EURO&コパ、米大統領選など、まだまだイベント盛り沢山ですけど、
何だか既に、今年最大のインパクトが来てしまった感じです(笑)。
4年に1度の大イベントに比べ、こちらは人類史の1ページに記される出来事でしたので。
(もしも噂通りに北方領土が帰って来れば、個人的にはそれを上回るかも知れませんが?)
いや〜、本当にこの1週間は「トップ棋士vs.人工知能」の囲碁5番勝負が熱かった!!
1局1局の結果で、まさにジェット・コースターで振り回されるような7日間でしたね。
ここ数年は春の恒例行事だった、5対5マッチの団体戦「将棋電王戦」が、
昨年限りで終了していただけに(今年からは互いのトーナメント優勝者が戦う方式に)、
今年はコチラの囲碁対決に期待していたのですが、まさかここまで興奮する展開になろうとは!?

「プロ棋士の平均レベルに達するには、まだ10年掛かる」と見られていた囲碁のAI。
1997年にチェスが、2013年に将棋がコンピュータの前に屈し、ある意味で囲碁は最後の砦でした。
しかしそれが今年の1月末、Google子会社が開発した「アルファ碁」が、
欧州王者を相手に5戦全勝した事実が報じられると共に、
3月上旬にはトップ棋士の1人である韓国のイ・セドルとの5番勝負を行う事を発表。
(イ・セドルは、日本NHK・韓国KBS・中国CCTVが共催する「テレビ囲碁アジア選手権」も2連覇中)
常識的に言えば、プロ平均ですら「まだ10年掛かる」なんて状態なのですから、
いきなりトップ棋士を倒すなど困難とは思うものの、そこは天下のGoogleですからねえ・・・・
大学や研究機関でしたら、惨敗しても成果はあるでしょうけど、
Googleみたいな大企業が勝負を挑むとなれば、惨敗では意味が無いでしょうし、
一般の棋戦と違って、「どちらかが先に3勝しても5戦は全て行う」とした以上は、
「5戦すれば必ず1勝は出来る」という自信の表れだと感じて、本当に開幕が待ち遠しかったです。

そして、いざ幕が開いてみると・・・第1戦でいきなりコンピューター側の勝利!!
他の囲碁AIに比べて、一足飛びどころか二足飛びな進化を見せ付けられた感じでしたね。
人工知能の発達スピードで言えば、15年から20年ほど針を進められた気分で、
そのあまりの速さに、最初は興奮し、続いて震えが来て、
最後には様々な感情が入り混じり、何とも言えない悔しさが湧き上がりました・・・・
(個人的な感情の内訳を書き連ねると、いろいろ無駄に長くなるので省略・笑)
将棋のAIで言えば、「ボナンザvs.渡辺竜王」のタイミングで、「GPS」で登場した衝撃です。
生ける伝説だった呉清源が、1年ほど前に100歳で亡くなりましたけど、
囲碁界の大事件を見ずして不帰の客となったのは、幸運だったのか?不運だったのか?
「もし呉清源が生きていれば、どんなコメントを残しただろうか」と、ふと思ってしまいましたね。
それと、チェスで欧米人が、将棋で日本人が、既に味わった衝撃を、
今まさに中国人や韓国人は味わっているんだなぁ、という気持ちも(苦笑)。

続いて第2戦・第3戦とアルファ碁が勝利を重ね、内容的にも次第に圧勝に。
この頃になると、「アルファ碁の実力レベル」がどれだけ高いか想像が着かなくなり、
凄さと怖さが綯い交ぜとなって、「15〜20年どころか30年は進めたのか!?」と感じ始めると、
消化試合となった残り2戦は、「底知れぬAIの底を知りたい」という思いが次第に強くなり、
勝敗が決しても5戦行うルールに感謝すると共に、その方向でイ・セドルを応援し出しました。
それと共に、人工知能の性能が、全人類の知能を超えるとされる「2045年問題」が、
にわかにリアリティーをもって迫ってきている実感を抱かされました・・・・
(でも個人的には、そんなコンピューターの進化に、怖さを遥かに上回る好奇心が・笑)
あと、史上初の7冠独占に挑む井山の「十段戦」も、今年で4年目を迎える国内の「電聖戦」も、
YouTubeでの対局中継中に宣伝が流される度に、何だか凄く物悲しい気分に・・・・
人類の囲碁理解レベルも、日本のAI研究レベルも、一瞬で超越されてしまった感じでしたからね。

ですが第4戦、アルファ碁の自滅によってイ・セドル・・・というか人類が初勝利(笑)。
この敗戦により、天井知らずで計り切れなかったアルファ碁の実力が、ようやく解り出します。
自爆の原因が、モンテカルロ法の弱点によるモノか、水平線効果によるモノかは解りませんが、
Googleの画像検索なども用いられる「深層学習(ディープ・ラーニング)」を応用したとは言っても、
従来ソフトと変わらない欠点部分を見せられると、Googleのハード面が化け物クラスなだけで、
ソフト面の進化で言えば、他の囲碁AIの研究レベルを置き去りにする程では無いのかな?と感じました。
逆に言えば、イ・セドルも舐めて掛からず、事前にソフト対策を練って挑んでいれば、
ここまでアルファ碁の幻想が拡大せずに済んだのではないか?とも(苦笑)。
でもまあ、未知の怪物の実態が見えてきた事は嬉しかった反面、
想像を絶するような怪物の出現でなかった事実は、かなり残念な思いも・・・・
それでも、プロ相手に2子や3子のレベルまで来た現行の囲碁AIが、
「スパコンを使えば、どこまで行けるか?」という、従来の疑問を氷解させてはくれました(笑)。

そして最後の第5戦。
長手数の読みに弱いコンピューターの弱点を突き、序盤はイ・セドルが優勢に進めるも、
却って慎重になり過ぎた所をアルファ碁に攻められ、最終局は再びAI側の勝利で全5戦が終了。
AIの弱点を突かれても勝ち得た結果は、第4戦で落とした評価の回復に繋がると共に、
最後は、人間にあってAIにはない「心理面」が勝敗に影響した考えると、それはそれで面白い結果に。
まあ3連勝した時点での、得体の知れぬ幻影ぶりを思えば、スケール・ダウンしたとは言え、
それでも元々の前評判では、「本当にAI側が1勝でも出来るのか?」なんて具合でしたし、
既に全盛期は過ぎたとは言え、未だ世界でも五指に入る実力者を相手に、
最終結果はAI側の「4勝1敗」という結果は、やはり途轍もないモノだったと思います!!
技術的な革新性よりも、Googleという大企業の誇る資金力と人材力がモノを言ったかも知れませんが、
それでも時計の針を10〜15年は早めたのは事実だと思いますし、
Google側からすれば、将来的にAI技術を自動運転や医療診断へ活用する為のデモンストレーションであり、
囲碁の試合内容よりも、世間に対する「4勝1敗」というニュース価値の方が大きいでしょうからねえ。
そもそもアルファ碁自体は、囲碁専用のAIを研究して生まれた訳ではなく、
深層学習の応用先として、たまたま囲碁が選ばれただけですし・・・・
って、それに対して、囲碁側が被ったダメージは大き過ぎるかも知れませんが(笑)。

チェスや将棋の場合と違い、今回コンピュータが見せた人間を上回る「大局観」は、
人間側のレベル・アップを図る上で、果たして参考になるのかどうか???
この大局観みたいな分野で、人間がコンピューターに上回れ、突き放されるのは、
衝撃的であると同時に、ある意味では必然なのかも知れませんが、
(脳では追い付かない計算を、イメージで捉えるのが大局観だとすれば、最後は計算に帰すので)
この成果が人間の脳にもフィード・バックされ得るのか否かは、かなり興味深い題材でもあります。
チェスや将棋では、棋士がAIと組むと、棋士単独やAI単独よりも棋力がアップするのですが、
そうしたアドバンスド化が今後は囲碁でも起きるとして、チェスや将棋より影響が大きいか?小さいか?
結局は、人類にとって有効な道具となるAIを、如何に上手く使いこなせるようになるかですよね?
これは囲碁などに限らず、これから様々な分野で起きてくる事だと思います。
そう考えると、攻殻機動隊の世界も、案外すぐ側にまで近付いて来ているのかも知れません。

・・・と、1ヵ月半前に清原が覚醒剤で逮捕されて以降、
私が個人的に花粉症で外出を控え、読書モードに突入している事もあり、
各薬物の効能や歴史から始まり、脳における快感・中毒・依存症のメカニズム、脳内での神経の働き、
動物と人間の比較、意識や思考の仕組み、工学的な脳神経の解析や操作、そして脳とAIの接続などなど、
関心の方向性が「風が吹けば、桶屋が儲かる」的に、ドンドンと脱線し続けている最中なので、
今回の囲碁5番勝負は、発表時から楽しみにしてはいたものの、
ちょうどこのタイミングで行われた事で、個人的には更にテンションを上がったかも?
それこそ「清原が逮捕されれば、攻殻世界観の実現を夢想する」状態に陥ってました(笑)。
そういえば、東京五輪の開催に合わせて企画された
頭脳五輪・ロボット五輪・サイボーグ五輪などの計画は、現状でどうなってるんでしょ?

P.S.
全5局の日本語版の中継番組は、既に有料化してしまいましたので、
YouTubeの公式英語版の方を、動画紹介所に貼っておきました。
・・・って、ついでですから、こちらにもリンク↓を貼っておきますかね。
 第1局 https://www.youtube.com/watch?v=vFr3K2DORc8
 第2局 https://www.youtube.com/watch?v=l-GsfyVCBu0
 第3局 https://www.youtube.com/watch?v=qUAmTYHEyM8
 第4局 https://www.youtube.com/watch?v=yCALyQRN3hw
 第5局 https://www.youtube.com/watch?v=mzpW10DPHeQ
(アメリカ出身なので当然なのに、流暢に英語を話すレドモンド九段に違和感が・笑)


[19945] Re:真田丸の第2話視聴率は20.1%返信 削除
2016/2/7 (日) 12:28:46 小絳侯

>最近はゲームとか全くしてませんけど、久々に歴史SLGを遊びたくはなってます(笑)。
いい年した僕でも信長はなんとか追いかけてるんです。たまには遊びましょう(笑)。
聞けば国内PCゲー市場はかなり悲惨だそうですからねぇ。あのエルフはほぼ倒産、アリスも死にかけのようですから。
僕も疎いのですが、今はsteamという販売コンテンツに登録して世界的に売るか、ソーシャルゲームで稼ぐかの
2択が主流のようですかね。コーエーの歴史SLGの場合は、ソーシャルゲーに慣れた若者層を獲得しようと
そっちのライトなシステムにシフトしてますが、古参のファンからはかなり批判があるようです。

「項劉記2」は既に諦めましたが(笑)、天翔記のHD化や三国志2をシナリオ作成モード付けて三国志ツクールとして売ったりと
過去作のHDリメイクという路線はまだ望みはあるのかもしれません。

>朝ドラの「あまちゃん」に相当する、転換点となるような作品が欲しい所です。
それは遠回しにクドカン大河が見たいと言ってるような…(笑)

個人的には、大河特有の主人公が好人物・主人公の都合のよい物語進行って描き方を止めるだけでも
まだまだ伸びしろはあるんじゃないかと思いますね。一昨年の官兵衛も後半から黒くなったと褒められてるようですが
戦国屈指の野心的な切れ者感が最後まで覚えず、キャラクター設定を初手から誤った気もしますし。

あと、転換点という意味では「里見八犬伝」「源氏物語」など有名な古典を大河化するのも悪くないと思います。

>いいかげん平安時代の作品があって良い気がします。
平安時代の作品はコストが半端ないそうですからねぇ…。
あと、大河の中でも莫大な予算をかけて作った「平清盛」が視聴率的に大失敗したのも
二の足を踏ませてる要因じゃないかと思いますね。

平安をやるにしても、昨今の脚本家の劣化が著しく、手本の多い戦国や幕末ですらあの様ですから
大人しく「天上の虹」の大河化をすればいいんじゃないですかね。

>現地ルポした「謎の独立国家ソマリランド」という本
カカオ豆やコーヒー豆の販路拡大も文字通りの命がけらしいですからねぇ。
チェックしてみます。


[19960] 第5話の視聴率は19.0%と持ち直し返信 削除
2016/2/12 (金) 22:49:59 徳翁導誉

> > 最近はゲームとか全くしてませんけど、久々に歴史SLGを遊びたくはなってます(笑)。
> いい年した僕でも信長はなんとか追いかけてるんです。たまには遊びましょう(笑)。

いや〜、この年齢になると、なかなかねぇ(笑)。

> 「項劉記2」は既に諦めましたが(笑)、天翔記のHD化や三国志2をシナリオ作成モード付けて三国志ツクールとして売ったりと
> 過去作のHDリメイクという路線はまだ望みはあるのかもしれません。

もしも光栄の旧作が、他にも「HD化&ツクール化」でリメイクされるのであれば、
個人的には「蒼き狼と白き牝鹿4」を大熱望ですね!!
(信長や三国志と並び、光栄3部作と呼ばれた時代も今は昔です)
あのゲームにシナリオ作成モードが付けば、まさに「世界史SLGツクール」になるので。
あと、項劉記のリメイクは・・・正直な所、ゲーム的にはもう少し、
ブラッシュ・アップして貰いたい気持ちもあるので、そこはやはり新作希望ですね!(笑)
・・・って、こんな話をしていると「楚漢大戦をネット対戦化しようかな?」という気分にも。
やはり個人的には、三国志よりも楚漢戦争の方が、人物たちのキャラも立ってて好きですし。

> > 朝ドラの「あまちゃん」に相当する、転換点となるような作品が欲しい所です。
> それは遠回しにクドカン大河が見たいと言ってるような…(笑)

「クドカン大河を見てみたいか?」と問われれば、答えは「イエス」ですけども(笑)、
今の時代、万人ウケを狙って、どこにもファンが居ないような駄作を作るよりは、
コアなファン層を確保する作品の人気が、一般層にまで波及するような作品を!という事ですね。
朝ドラにおいては、「あまちゃん」がまさにそれだったでしょうし、
近年だとアイドルやアニメなどのポップ・カルチャーも、そうした側面があると思います。
ちなみに大河では・・・「平清盛」がそれに近い感じの作品でしたけども、
ファン層が小さすぎて、一般層に人気が広がる事も無く、史上最低視聴率の惨敗に終ったと(泣)。
そう考えると、コアなファン層を抱える人気脚本家を、大河に抜擢するのが無難かも・・・って、
それはやはり「クドカン大河を見てみたい」という事になるのかな?(笑)
でもまあ、そういう意味では、まずは今年の「真田丸」ですけどね!!

> あと、転換点という意味では「里見八犬伝」「源氏物語」など有名な古典を大河化するのも悪くないと思います。
でも古典だと、原作そのままって訳には行かないので、
「どれだけアレンジするか?」という、別の大きな難題が起きるかと。
昨今の大河が原作オリジナルが多いのも、権利関係が面倒であるのは勿論、
映像化する上でのアレンジが、原作ファンから叩かれるのも一因だと思うので、
それはそれで制作側にも覚悟が必要でしょうからねえ。
まあ個人的には、こういったチャレンジ↓も嫌いじゃ無いですけども(笑)。
http://meisoud.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_d7f/meisoud/E383A4E3839EE38388E382BFE382B1E383AB.jpg

> > いいかげん平安時代の作品があって良い気がします。
> 平安時代の作品はコストが半端ないそうですからねぇ…。
> あと、大河の中でも莫大な予算をかけて作った「平清盛」が視聴率的に大失敗したのも
> 二の足を踏ませてる要因じゃないかと思いますね。

ただ、源平は日本史の中でも、戦国・大戦・幕末に次ぐ人気題材ですし、
近年の「平清盛」や「義経」を始め、源平モノの大河は7作ある訳で、
戦国に比べれば大変でしょうけど、そこまでコスト面で困難という事は無いのでは?
朝廷パートでは、着飾った貴族や女官たちも登場してますしね。
大赤字だった古代ドラマ3部作に比べれば、かなりマシだと思いますよ(笑)。


[19959] 北海道に分県論が浮上!?返信 削除
2016/2/12 (金) 22:48:23 徳翁導誉

> それ以外に、世間的な今年の予定にも触れますと、
> 3月に北海道新幹線が開通して、5月に伊勢・志摩サミットがあり、
> 6月に投票権が18歳に引き下げられ、7月には参院選(衆参ダブル選挙?)があって、
> 11月にアメリカ大統領選挙と、築地市場の豊洲移転って感じですか。
> 年明けからわずか数日で、サウジとイランの対立激化や、北朝鮮の水爆実験など、
> 今年もいろいろ問題山積な1年になりそうですけども、
> 政治日程的に言うと、もしも北方領土問題の電撃解決があるとすれば、今年の年末?

雑談ついでに、つらつらと。
ローカル・ニュースだった事もあり、1ヶ月遅れで今更知ったのですが、
北海道新幹線に関するニュースを探っていたら、こんな記事を発見↓

『北海道「分県論」 複数の県に分割…自民道議が議論を開始』
http://mainichi.jp/articles/20160108/k00/00m/010/128000c
『北海道"分県論"が浮上 「新幹線が伸びないのは知事が1人しかいないせい」という指摘も』
http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/08/hokkaido-divide_n_8936798.html
『北海道分割計画が浮上! 実現したらどうなるか予想してみた』
http://news.biglobe.ne.jp/trend/1003/jtn_151003_0845042238.html

いや〜、検討しても実現性は低いとは思いますが、
「道州制の導入」が叫ばれる昨今、その先行モデルと目される北海道に、
それとは逆方向の話が出て来るという事に、ちょっと驚きました!!
まあ、分県の理屈は解りますし、それはそれで面白いとも思うんですけどね。
でも一方で、「北海道」という行政単位を残したまま、分県を行うのであれば、
却って、道州制の実験モデルとしての意味も出てくるのかなぁ?

それにしても、「九州には知事が7人で、北海道は知事が1人だから、新幹線開通が遅い」
というのは、ぶっ飛んだ見解ではあるものの、面白い意見ですよね(笑)。
逆説的に言えば、北海道新幹線を札幌止まりではなく、
例えば6県案ですと、旭川・帯広・釧路・北見まで延伸させる気なのでしょうか!?
でもまあ、昨年の北陸新幹線フィーバーや、安倍内閣による延伸計画の前倒しもあり、
四国新幹線や東九州新幹線など、新幹線招致が各地で再燃しているのも事実なんですよね。
もちろん、現実的には建設なんて困難でしょうけど・・・妄想する分には楽しいです(笑)。
気になり調べてみたら、山陰新幹線も求める声が挙がってるんですね、しかもリニアで!?
山陰は四国や東九州よりも壮大で、妄想する分には楽しいですが、まあ無理でしょうね・・・・

『四国新幹線建設の機運を十河信二の出身地から JR四国相談役』
http://www.sankei.com/region/news/160209/rgn1602090040-n1.html
『「海底トンネルは可能」 四国新幹線豊予海峡ルート』
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/01/26/225025846
『「東九州新幹線」実現へ大分、宮崎連携 ルートの調査研究へ』
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/11/04/220658641
『「熊本分岐も視野に検討」 所要時間など大分県発表受け、知事が延伸論言及』
http://mainichi.jp/articles/20160203/ddl/k45/010/271000c
『リニア、山陰に通る!? 100年先を見据えた構想』
http://www.sankei.com/west/news/150602/wst1506020073-n1.html

ちなみに新幹線(リニア含む)が開通も整備計画もない都道府県が、次の12県。
「茨城・千葉」「和歌山」「鳥取・島根」「香川・徳島・高知・愛媛」「大分・宮崎」「沖縄」
http://trafficnews.jp/assets/2014/11/20141113_shinkansen1-600x423.jpg
茨城は県内を少しだけ東北新幹線の線路が通ってるものの、新幹線の停車駅はありません。
在来線の通らない東古河に新駅を作っても、費用対効果が悪そうですしね。
って、そんな事を言い出せば、建設中の長崎新幹線すらアレですけども・・・・
あと、沖縄は離島という立地で、和歌山は行き止まりな立地で難しいでしょうけど、
千葉が「成田新幹線の計画復活」を掲げて、リニアの成田延伸を訴えたら面白そう(笑)。


P.S.
こちらは、現実性を伴わない妄想でなく、年内には結果の出るリアルの方ですけど、
アメリカ大統領選挙の行方が、何だかトンデモない方向に進んじゃってますね(笑)。
これでもし、共和党がトランプ・民主党がサンダースなんて両極端な事態にでもなれば、
本当にどうなっちゃうんでしょ!?(無所属で前ニューヨーク市長が出馬との話も)
もちろん可能性的には相当低いと思いますが、有り得ない話では無くなりましたよね。
大統領選はいつも予測困難ですけど、ここまで先の読めない展開は個人的に初めてかも・・・・
10年前に冗談で話してた「ジーザスランドvs.USSA」のアメリカ分裂ネタが現実に???

それとアメリカからのニュースで言えば、ついに人類は重力波を観測!!!!!
日本のKAGRAが本格始動する前に、先を越されてしまったのは残念ではあるものの、
科学界にとっては大きな一歩を・・・って、世間一般の関心はとなると、
SMAPに、甘利に、ベッキーに、狩野に、清原に、育休議員にと、今年に入って文春砲一色!
(個人的には、それに付随した野村貴仁と川本真琴の事の方が少しショックだったかも?)
私もスポーツ記事を漁っていると、芸スポ枠として一緒に芸能ネタまで勝手に付いてくる為、
以前からそうではあるものの、ゴシップ情報まで無駄に詳しくなってしまう結果に(苦笑)。

でもまあ、スポーツ・ネタでもある清原逮捕の一件とかは、
驚き自体は少なくても、やはり残念ではありましたが、
それ以上に気になったのが、覚醒剤に対する不正確すぎる報道姿勢・・・・
覚醒剤が合法だった頃の記録と、昨今語られる症状とでは、あまりに違うんですよね。
「ダメ。ゼッタイ。」と過剰に恐怖心を煽る方針は、一線を越えさせない策として有効でも、
既に一線を越えてしまった使用者に対しては、治療も更生も困難にさせてるんですよね。
これを機に、私も正確な薬物知識を身に付けたいと、ちょっと本を探してみたのですが、
その手の日本語書籍がほぼ見付からない(出版されてない?)事に、危機感も抱きました。
以前話題に上がったイジメ問題もそうですが、あまりに絶対悪&タブー化しすぎる事で、
正確な情報すら得にくい実態が、却って薬物汚染の現状を悪化させてる面もある気がします。
・・・と言う事で、酒もタバコもやらない私が、今回の件をキッカケに、
ドラックの実態・科学・歴史などを調べた事で、こちらも無駄に詳しくなってしまいました(笑)。

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