| 2001年、タフィ・ローズ、中村紀洋、礒部公一などの「いてまえ打線」
を擁しパ・リーグ優勝を果たした近鉄バファローズ。
当時のオーダーを見てみると
1 大村直之 打率.271 16本 53打点
2 水口栄二 打率.290 3本 30打点
3 ローズ 打率.327 55本 131打点
4 中村紀洋 打率.320 46本 132打点
5 礒部公一 打率.320 17本 95打点
6 吉岡雄二 打率.265 26本 85打点
7 川口憲史 打率.316 21本 72打点
8 ギルバート 打率.267 6本 24打点
9 的山哲也 打率.177 5本 25打点
・・・とクリーンナップを担ったローズ、中村、礒部全員の打率が3割超え、
中でも主に3番を担ったローズは当時のシーズン本塁打記録に並ぶ55本のホームランを
打つなどまさに「助っ人」の名に相応しい働きをしていました。
そんなバファローズですが投手陣はお世辞にも良いと言える成績を残していません。
チーム防御率はパ・リーグ最下位の4.98
規定投球回を超えたのは前川勝彦(12勝9敗 防御率5.89)のみでした。
しかし点を取られたらそれ以上点を取るという野球をしたのがこの年の近鉄でしたね。
当時小学生だったのですがテレビ中継で試合を観て負けていても試合が終わる頃には逆転している。
という試合が多かった記憶があります。あくまで小学生の時の記憶ですが。
個人的に好きな選手は礒部でしたね。
5番バッターである礒部の前を打つ中村が出塁して礒部が還す。
チャンスの場面では物凄い打っていた記憶があります。
磯部が近鉄消滅後楽天に移籍し、楽天本拠地1号のホームランを打った時は本当に感動しました。
で、近鉄を語る上で外せないのが
北川博敏の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランですねぇ。
9月26日のオリックス戦でしたね。
2-5で負けている9回裏、代打で出てきた北川は
オリックスの守護神・大久保の4球目をバックスクリーン左横に叩き込んで
バファローズの優勝を決めました。
いやーこの時リアルタイムで野球中継を観ていたんですが
泣きましたね。凄すぎて。
本当に漫画みたいな展開で、今でも信じられませんよ。
多分今後、同じように優勝を決める選手は出てこないと思います。
北川だから、出来たんでしょうね。
少し日が経ってセ・リーグ覇者ヤクルトとの日本シリーズ。
・・・割愛します(笑)
その後、近鉄バファローズは優勝する事が無いまま、
2004年オフにオリックス・ブルーウェーブと合併して
今のオリックスバッファローズと楽天ができ、
近鉄の選手はそれぞれのチームに入団することになりました。
今ではもう楽天創設から10年以上経つんですね。時が経つのは早い。
今年から楽天は近鉄を優勝に導いた梨田監督が指揮を取っているようで、
近鉄ファンだった自分としては、少し嬉しいですね、
梨田監督をもう一度見れるというのは。
今の所成績は良くありませんが、今後に期待ですね。
流石に文章も長くなってきましたし、この辺で切りたいと思います。
長文失礼しました。
|
|