| ▼ 徳翁導誉
> > > > 3.期間限定で導入していた「イスラム国」は、亡命政府へと移行。
> > > > まあ4年後となりますと、今ほどの勢いは無さそうですしね。
> > > > これにより、イラク・シリア・リビアも国家として復活です。
> > > 2020年頃だと亡命政府以前に有志連合軍に殲滅されていそうな感じかなと?
> > > その頃には勝手に後継組織を名乗っている過激派が世界中に乱立しそうですから。
> う〜ん、イスラム国って大雑把に言うと、
> 国際テロ組織と旧フセイン政権の連合体ですからねえ。
> テロ組織の方は、追い込まれても世界に散らばる事ができますが、
> 旧フセイン政権の残党や、彼らを支えるスンニ派住民は、
> 難民にならない限り、その地を捨てる事ができません・・・・
> ですので、苦境に追い込まれても、蜘蛛の子を散らすようにと簡単には行きませんし、
> 表面上は壊滅させる事ができても、その根まで絶つ事は、まず不可能なんです。
> また、イスラム国と言うのは、イラクとシリアの両国に勢力範囲が及ぶ為、
> イラクもシリアも共に混乱が収まらない限り、越境して生き残ってしまうんです。
仰る通り、イスラム国は国際テロ組織と旧フセイン政権の連合体です。
そして、国際テロ組織は逃げることができますが、
旧フセイン政権の残党や、彼らを支えるスンニ派住民は、逃げることができません。
よって、国際テロ組織を殲滅できなくても、旧フセイン政権の残党らと支持する住民は倒すことにより、
表面上は壊滅させる事ができます。
シリアはアサド政権軍が、イラクはシーア派民兵・イラク政府軍がそれをしてくれるでしょう。
この表面上の壊滅により、イスラム国の滅亡とします。
何故ならば、支えを失い、根なし草になる国際テロ組織は単なる国際テロ組織です。
イスラム国と国を名乗ることはできなくなります。
> そして何より、イスラム国という共通の敵が消滅した場合、
> クルド人の台頭を始めとして、各勢力による更なる混乱が待っているのは必定なので、
> 正直な所、ある程度封じ込めたら、後は生かさず殺さずが最も無難な選択肢だったりも。
地域の混乱はその地域自身の問題であり、その地域の住民らが解決すべき問題です。
封じ込め以前に地図の書き換えが必要になるでしょう。
> > > > 4.今後、実際にどう推移するかは未知数ですが、
> > > > スコットランドを独立させ、イギリス国旗を変更しておきました。
> > > スコットランド独立の想定ならスペインのカタルーニャも独立ではだめですかね?
> カタルーニャの住民投票は、スコットランドと違って、政府承認も法的根拠も無い為、
> すぐにカタルーニャが独立できる可能性というのは、相当に低いと思います。
> とは言え、それは短期的な話で、中長期的には解りませんけどね。
カタルーニャは現在、独立を目指す州政府が独立に歩みを進めています。
それを止めるべきスペインの中央政府は昨年12月の総選挙後、
どの政党も正式な政権として組閣することができず、
結局今年6月に再選挙という前代未聞の事態になりましたが、
それでも正式な政権ができていないというありさまです。
中央政府がしっかりとあるイギリスより独立しやすいのではないかと私は見ています。
> 今回のイギリスの国民投票により、「EUの離脱ドミノ」が心配されてますけど、
> イギリスのEU離脱が、スコットランドの独立&EU加盟の引き金を引けば、
> 離脱ドミノよりも「EU内での独立運動ドミノ」の方が、起きる確率が高そうな気がします。
> スペイン各地の独立要望もそうですが、ベルギーの分裂騒動はもっと切羽詰ってる感じですし、
> それを収めるには、州政府の自治権拡大と、EUの統合深化を進めて、
> 形骸的な枠組みとして国家を残す以外に、うまい落とし所は無いように思うんです・・・・
「EU内での独立運動ドミノ」の方が深刻ですね。
そもそも、欧州統一とか欧州統合自体が壮大な妄想だったのです。
欧州圏のエリート達はこの責任をいずれとらないといけません。
これで欧州の没落が完全に決まりましたから、
将来、アジアら有色人種勢力の報復により、
欧州圏が有色人種圏の植民地になるかもしれません。
> > > > 5.こちらも今後どうなるかは不明ですが、アメリカ大統領選挙を反映して、
> > > > TPP加盟交渉は頓挫させ、アメリカの経済会議を解体させました。
> > > > メキシコに壁を作るらしいので(笑)、NAFTAも解体です。
> > > ドナルド・トランプ氏が2016年のアメリカ大統領になるということですか?
> > > しかも、メキシコに壁を作って、NAFTAも解体という想定なら、
> アメリカの孤立主義化(世界戦略の縮小)という流れを、より極端に表現しようとしたのですが、
> よくよく考えてみると、アメリカの孤立主義と言うのは「モンロー主義」の事ですから、
> NAFTAの解体というのは、さすがにやり過ぎたかも知れませんね(笑)。
> と言う事で、NAFTAの方は復活させておきました。
> 実際の話、既に始まってるコチラを止めるのは、まず有り得ないシナリオでしょうし。
仕様変更が行われたのでその件で質問しただけで、
NAFTAの解体をやめろうとは言っていません。
また、あり得ないシナリオというものがあり得ないシナリオだということはお伝えします。
何が起こるかはわかりません。
> > > 日本と韓国は核武装するとか、
> > > 日米安全保障条約・米韓相互防衛条約は廃止?
> この辺は、行き過ぎたトランプ批判による曲解的な向きはありますね・・・・
> まあ、発言の整合性とか気にしても仕方ない人物ではあるのですが(笑)
発言の整合性が取れないので皆が好き勝手解釈されているのです。
私は、NAFTAの解体なら整合性を取るために、
日本と韓国は核武装するとか、
日米安全保障条約・米韓相互防衛条約は廃止?
イスラム教徒のアメリカ国内入国禁止でイスラム教国がアメリカ陣営から離脱、
ロシアのウラジミール・プーチン大統領を称賛されているので、
米露同盟の締結(対中国・イスラム・EU(イギリスが離脱なら完全に仮想敵国)向け軍事同盟)
などでアメリカ陣営の弱体化という調整をされてはという話でいたしました。
> 日本や韓国の核保有に関しては、別にそれを薦めている訳ではなく、
> オバマ&ヒラリー路線のような弱腰の世界戦略が今後も続くようなら、
> 日韓が核保有の方向に進んでも、ノーという事は出来ないという主旨でした。
> また安保条約に関しても、日韓はもっと金を払え、米軍に協力しろ、米国側の負担を減らせと、
> 一方的な要求はしてますが、条約そのものを破棄しろという主張をしている訳ではありません。
> ぶっちゃけた話、表面的にはトランプの方が過激で、世界を混乱させそうですけども、
> 今の世界情勢をより混乱させるのは、恐らく民主党政権のヒラリーの方でしょうからねえ・・・・
それはその通りだと思いますが、結局はだれがやっても世界は混乱するだけです。
まあ、IS掃討で「砂漠が熱くなるまでじゅうたん爆撃をする」テッド・クルーズ上院議員や、
表面的によくわからない発言をするドナルド・トランプ氏、
公的メールの不適切な取り扱いをしていたヒラリー・クリントン元国務長官より、
完全に極端な過激派の私が言うことではありませんがね。
> > > > 6.ただし、金融のシンガポール・鉱山のチリ・石油のブルネイ・酪農のNZと、
> > > > 小国4ヶ国の経済連携体である「TPP」は、既に存在している為、
> > > > (米国が日・豪を引き連れて、この枠組みを乗っ取り利用しようという流れ)
> > > > TPP自体は存続させて、シンガポールの経済会議扱いとしました。
> > > > また、これに伴い「ブルネイ」を新たに国家として追加しました。
> > > マレーシアの国力とかはどうなるかな?
> 人口は、クアラルンプールに吸収させました。
いつも、思うのですが、
世界の人口とかGDPはどのデータが元ですかね?
> > > それから、可能であれば今現在の軍事同盟と経済会議の設定基準を教えていただければ。
> > > 私の認識ですと軍事同盟は「主従同盟」、経済会議は「経済統合」という認識です。
> そんな感じで、良いと思います(笑)。
(笑)?
私を馬鹿にされているのですか(呆) |
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