| > > > 特に山本太郎氏や森裕子氏は脱原発派ですので、一部再稼働派の国民民主党とは合わないはずです。
> > > 仮に本当に合流するにしても、二人は無所属になるか立憲に行くかになるでしょうが、
> > > 国民民主党にとっては、この合流はあまり意味のないように思えます。
> > 例えば自由党も、山本太郎と小沢一郎が手を組んだのは、
> > 政党政治である日本の国会において、
> > 単なる無所属の一議員では、活動に限界のあった山本と、
> > 政党条件を満たすのに、もう1人議員が必要だった小沢の利益が合致した為でした。
> > ですから、小沢が更に大きな相手と組み、それが山本の利益に反するなら、
> > 互いに手を離して、元に戻るだけの話では無いでしょうか?
> そうでしょうね。一応、統一会派は組んで、その上「一か月以内に合併」を目指す方針となったようですが、
> そうなれば、山本太郎も無所属に戻るでしょうね。さて、次は彼どうするんでしょう?
いや別に、私は必ずしも、山本太郎が無所属に戻るとは限らないと思ってますよ。
まあ、山本は今回の改選なので、無所属で戦う可能性も十分ありそうですが、
それこそ本人が天秤に掛けて、合流の方に利があると考えれば、そう動こうかと。
そもそも、それくらいの柔軟性が無ければ、小沢と組むなんて出来てないでしょうし。
> > で、国民民主党の方の利益に関しては、これは単純に、
> > 議員たちが、再選できる可能性が高まるからでは無いでしょうか?
> > という事で、再選の為には、「小沢にも すがる」といった感じなのでは?
> 何だか情けないというか…。私、意外と国民民主党には少し期待していました。
> 「対決より解決」「つくろう、新しい答え」という路線は、立憲民主党がやっている、
> とことん対決・抵抗と一線を画していますし、民進党時代のプラカード戦法から脱却しました。
> 私にとっては、野党のあるべき姿に近い党だったのですが…。
是々非々で挑む対案型の野党。
確かに、パッと見は良さそうに感じますけど、
でも冷静に考えてみて、それって現実的だと思います?
与党が安定的なら、そんな対案など聞き入れる必要がありませんし、
本気で案を入れさせるなら、与党に入るしかありません。
玉川さんのおっしゃる野党像は、「与党内野党(非主流派)」でしか為し得ず、
実際の野党がそれをやっても、「何でも反対」以上に無意味な気がします。
また、野党は「何でも反対」と言われますが、8割くらいの法案は賛成しており、
残る2割の反対は、是々非々の非の部分には当たらないのでしょうか?
結局の所、そういう事を主張する政党は、与党にも野党にもなれず、
中途半端な「ゆ党」として、自己満足に陥るだけなのが関の山ですからねえ・・・・
本当により良い解決策を探り、新しい答えを作るのであれば、
それは政権交代でしか為し得ない訳ですけど、ゆ党では、その候補になり得ませんし、
いざと言う時に、与党の補完装置として利用され、ポイ捨てされるのがオチです。
> 私は、二大政党制に反対の立場です。
> なので、小選挙区制にも反対で、できれば、参議院選挙のように、
> 中選挙区と全国比例代表制を組み合わせた制度が良いと思っています。
どんな選挙制度であっても、一長一短があるので、
小選挙区制に反対であったり、いろいろ意見はあって良いと思いますけど、
小選挙区でも大選挙区でもない中選挙区は、凄く中途半端な制度ですし、
比例代表と組み合わせると言った、2つの制度の合体も、
結局は、両制度の長所が弱まり、短所が強まる傾向があるんですよねえ・・・・
ぶっちゃけた話、選挙に限らず、どんなシステムにおいても、
可能な限りシンプルに徹する事が最良のように、私などは感じます。
あと、何であれ制度というのは、「こうしたい」という目的像があり、
それに即する形で、制度が作られる訳なのですが、
「中選挙区&比例制」というのは、一体どんな狙いが含まれているのでしょうか?
> (勿論解散有りで、一度に選挙)
「解散あり」が、「もちろん」なんですか!?
不信任可決による解散はまだしも、政権側がフリーハンドで解散を打てるのは、
あまりに与党有利な制度であり、政治の混乱や国民の不信を招きやすい為、
欧米では認めてない国々も多く、日本がモデルにしたイギリスも、
近年は、恣意的な解散を防ぐ目的で、固定任期法が施行されましたからねえ。
そもそも日本国憲法を読んでも、首相に解散権があるとされる第7条の解釈は、
自衛権はあると解釈される第9条以上に、かなり無理のある解釈だと私は思いますし・・・・
ちなみに、立憲民主党の枝野も、別に憲法改正自体には反対ではなく、
解散権の制限案であれば、彼の長年の持論なので、話に乗ってくる事もあろうかと。
> ぶっちゃけ自民党も、55年体制以前のように、
> 保守ハト派とタカ派に分かれてしまった方が良いと思ったりします(絶対ないでしょうけど)。
> それで、世情・国際情勢・国内情勢に合わせて、
> 政権を組み替えていくのが良いかと思ったりします。
中小政党を乱立させるのであれば、完全比例制が1番でしょうね(笑)。
でもまあ、現実的にそういった政党が乱立する国の議会を見ると、
政策討議が深まる所か、政局不安定でゴタゴタが解消しない国ばかりな気も?
それでも何とかやれてる国は、幾つかの政党が1つのグループを作り、
グループ同士による擬似的な2大政党制になってる所が、ほとんどでしょうし・・・・
> それと、衆議院をそう改革するなら、参議院も改革してしまった方が良いですね。
結局、日本の参議院って、非常に中途半端ですからねえ。
現行憲法だと、参院は権限が強すぎるのに、その存在意義は希薄なので・・・・
一院制にするなり、今とは異なる役割を与えるなり、
何か改革が必要だとは思いますけど、改憲という高いハードルがあるんですよね。
改憲をせずに、衆参の価値を変えるなら、極端な案ですけど、
衆議院は完全小選挙区で、参議院は完全比例制でも、良いとは思いますが。
(参議院で多様な意見を容れつつ、無理なら衆議院の2/3条項で押し通すと・笑)
あと、参院の比例は、非拘束名簿で個人名も書けるのですから、
いっその事、1人で3名分を得票すれば、その議員は3票持っても面白いかも(笑)。
もともと参議院は良識の府として、党派を組まないのが原則でしたが、
現実的に議会を滞り無く回す為に、今では完全に政党政治になってますし、
最初の理想に少しでも戻そうとすれば、それくらい極端な事をしても良いかと。
人気投票に近くなるかも知れませんが、まあ、それはそれで。
> 参議院は、地方の意見を汲み取ることを最優先として、日本維新の会の案のように、
> 地方首長が参院議員と兼任可能にするのも手だと思います。(ただ、地理的に難しいと思います)
それをやるなら、何も知事本人が兼務しなくても、
国政専任の副知事を設ければ良いのでは?
しかし、そもそも論として、そこまで地方を重視するのであれば、
現状の都道府県では、規模も権限も財源も小さ過ぎますから、
もしも本気でやるなら、道州制とセットな気がします。
ちなみに、これと似た制度としては、ドイツの連邦参議院があり、
各州政府の首相や大臣が出席し、各州の人口比に応じた投票権を投じます。
また、フランスでは、欧州では珍しい強力な中央集権制ですが、
その替わりにと言いますか、数年前に兼職が禁止されるまで、
市長や地方議員が、国会議員を兼務する事が多かったです。
そしてイギリスの上院は、選挙で選ばれない非公選議員なので、
権限は極端に縛られてる替わりに、下院よりも質の高い議論が行われます。
あまり効果は望めませんが、インテリ層向けのガス抜きには役立ちますね(笑)。
ただ、日本国憲法46条で、こう↓定められてますからねえ。
「参議院議員の任期は、六年とし、三年ごとに議員の半数を改選する。」
改憲抜きには、大胆な参議院改革も出来ないと・・・・
でも逆に考えれば、任期6年で、3年ごとに選挙をすれば良いので、
例えば、道州に人口比に応じた議席数を割り振り、
あとは各州ごとに、好きに議員を選出してもらっても良いんですよね(笑)。
極端な話、州知事の任期を3年か6年にして、知事選と参院選を同時に行い、
知事と参院の候補をセットにして選べば、似たような効果は望めるかも?
> そうでなければ、以前私が言ったかもしれませんが、
> 米国のように都道府県ごとに若干名選出するスタイルがいいかなと思います。
アメリカの上院に準ずれば、全県1人区ですね。
って、地方政治の独立性が乏しい、今の日本のシステムのままだと、
国政の情勢に応じて、与党の圧勝か?野党の圧勝か?の両極端に触れそうですが。
> (追伸・もし今日本が『多党制』になったら(妄想に近いです(笑)))
> ・保守党(保守タカ派・総裁:安倍晋三)
> ・自由新党(保守ハト派・代表:岸田文雄(?))
> ・国民民主党(中道)+自由党
> ・立憲民主党(中道左派)
> ・日本維新の会(保守(地方分権派))+希望の党(保守)
> ・日本共産党(左派)
> ・社会民主党(左派)
公明党の姿が見えないですけど、ついに自民党と合体ですか?(笑)
あと、本当に自民党が2つに分裂したならば、
維新・希望・国民あたりの議員も、細野のように、
晴れて、分裂した旧自民のどちらかに所属できるのでは?
自民党に空きがなかったから、渋々野党をやってる面々も多いでしょうし。
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