| ▼ 徳翁導誉さん
> でも、「ヤンキーっぽいイメージ」って、これは別に良いですよねえ。
> 欧米人はどうも、ギリシャやローマを過度に持ち上げたがる傾向があるように思いますが、
> 彼らだって聖人君子だった訳でもなく、ただの人間な訳ですし、
> 人間の本質としては、そこらの人間と変わらないでしょ?
> (日本史で言えば、幕末や維新の偉人が持ち上げられているのと同じでしょうか?)
どうなんでしょうね?やはりローマ帝国がキリスト教文化の形成に大きな影響を与えたことや、
ギリシャ・ローマの文明が、エキゾチックなオクシデンタル世界といったイメージとして
西欧人に憧憬を与えているように見えます。カエサルや、アレクサンドロス、
ハンニバルといった英雄は、神がかった存在のように見ているのかもしれません。(主観ですよ)
ルネサンスやナポレオン戦争前後のロマン主義の勃興なども、ローマ帝国への強い憧憬に
見えるんですよね。確かNスペの「ローマ帝国」第一集の冒頭でローマ帝国の軍団兵の子孫達
(実際にそうであるかは分かりませんがw)がローマで一同に会して当時の衣装を着込み
パレードをしている様子が映し出されていました。2000年近く経っているのに、西欧人の
精神面に与えたローマ帝国の影響は凄いんだなあ、とつくづく感心しました。
> そう言った意味では、アレクサンドロス大王がヤンキーというのも、
> あながち間違ってないと思いますよ。
> インドへの大遠征なんて、「喧嘩上等」「天上天下唯我独尊」みたいな旗を掲げ、
> 徒党を組み、バイクで暴走するヤンキーのノリとそんな変わらないのでは?
> ただ違ったのは、彼がマケドニアの王だったと言うだけで(笑)。
> あの時代に、ギリシャの僻地であるマケドニアから、
> 世界の果てへと進もうとするなんて、正直言って真っ当な人間じゃないですし(笑)。
言わんとすることは分からないでもないですが、現代アメリカの路地裏やスラム街に
たむろするヤンキーのイメージとは、当たらずとも遠からずのような気がします。
それにバイクで暴走するのは日本の暴走族くらいでは?(笑)
日本の暴走族なんて世界的には甘ちゃんですよ〜
最後の二行はコロンブスにも当てはまりますね。リドリー・スコット監督の
「コロンブス1492」では冒険家のイメージだけでなく、ジェノヴァ商人としての計算高い
一面も書かれていたので、見た当時の私にはなかなかショッキングでしたね。
そういえば最初に聞いておくべきことでしたが、管理人さんは映画は良く見るんですか?
ジャンルや洋画・邦画の分類も問いませんが、どうでしょう。 |
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