| 地球教の布教に関して
今のシステムでは、1%布教をあげるのに消費する金銭は一定で、
治安や階級により消費する行動力が変化するようになっていますが、
これを改めて、治安や布教進展度合い等の条件によって、消費行動量もある程度変化はするものの、
それ以上に消費する金額が変化するシステムにした方が良いのではないかと思います。
具体的には、治安0でも布教に一定量の行動力消費が伴うが,格安で布教できる、
治安100ならかかる消費行動力がかなり増えるが、それ以上に大量の金銭を消費する。
そしてさらに、その星系の布教進展度によっても消費金銭が変化し、
布教率が低ければ割安で、100%間近になればどんどん余分に費用がかさむように。
今のシステムでは、布教する側の人数と治安変化などで、終盤で布教の進展速度に極端なムラが発生するのは確実ですし、
布教完了のためには政争必須みたいになっています。
終盤に於いては地球教内部では、総大の足場固めにある程度まわす以外は、
資金の使い道=政争となってしまいジレンマがほとんど存在しないというのも問題かと。
治安100%の星系を布教するのに、行動力は治安50の時の2〜3倍ぐらいはかかる、(つまりは誰でも上げられる。)
でもそれ以上に布教率90%超えてからは1%あげるのに数千(1万ぐらいでもありか?)の金がかかるって感じです。
(治安50でも高布教率となれば1%あたり金1000〜2000ぐらいかかるといったところか)
こうする事で、地球教が仕掛ける政争は情勢が傾いた場合の両勢力のバランスを維持するためのカードとなり、
布教コンプが政争とある程度切り離され、
布教が進むにつれて莫大になる教団の資金が、極端に布教を進めてしまうような事にならず、
かといって、治安100の発生等で極端なまでに布教速度が鈍化しないようになるのではないかと思います。
傾いた戦局を持たせるために政争を仕掛けるには莫大な金が要る、さりとて布教を押し進めるにも大金が要る。
バランスの維持を優先するのか?それとも布教コンプを優先するのか?って感じですね。
布教度を下げられるようにして欲しいとの要望をたびたび見かけますが、
タイムリミッタ−としての地球教の役割、存在意義を考えると、低下可能にはしない方がいいでしょうね。
勝利条件に関して
地球教の布教完了の目安を100ターンとするなら、
今の軍事関連のシステムでは双方の首都陥落で勝利確定ぐらいにするべきでしょうね。
過去の流れから、全星系制覇がずっと勝利条件とされてきましたが、
地球教的に考えても、一方の首都星系の陥落は2国間のバランスの維持に完全に失敗しているわけですから、
その時点で決着というのが自然かと思います。
さらにゲームの展開を早めるために
ほぼ毎回の如く、開始から2〜3週間はまとまった軍事活動も行なわれず、
情勢が固まってくるまでに相当な時間がかかります。
このゲームの動かない初期の期間は少しでも短縮された方が良いのではないかと。
具体的には帝国、同盟両陣営に初期から2万隻程度の余艦を首都に配置してはどうかと思います。
フェザーンのあり方に関して
この銀凡伝正規版においては、フェザーンの強行突破は戦略としてはとる事がほぼ不可能な状況です。
理由は二つ、制圧時のペナルティがとても大きい事、
そしてフェザーンが軍事的にも堅すぎて強硬突破には大きな損害を覚悟しなければいけないからです。
前者はともかく、フェザーンが軍事的にも強固であるというのはかなり問題かと。
そこで以下のような仕様はどうでしょうか?
・フェザーンは軍事的には脆弱なものとする(一万隻程度の艦隊をぶつければ十分制圧できるぐらい)
・現行の、制圧時には自国の資源備蓄が消滅するというペナルティは無くして、かわりに工業値、資源産出量が一定割合低下。
・そしてさらに(ここがポイント)商人全員の資金半減(制圧した側が没収するわけではなく,単純に消滅)
(・おまけに商人の出身階級によって得られる固定収入も半減、もいれてもよいかも)
制圧時のペナルティに関しては備蓄が消滅するよりもそれ以後の収入に影響する方が自然でしょう。
(軍の倉庫から物資が一度に消えるなんて、ミステリーワールドですw)
また、備蓄が残る事である程度は大胆に行動しやすくなると思います。
商人の資金半減等はフェザーンに蓄えていた資産が軍事行動で大損害を受けるって感じですね。
商人全体に実害を及ぼす事になるわけで、ある意味,軍部が行なえる対地球教作戦にもなるのですが、
人心が一気に離れてしまうリスクをたっぷりと含んでいる諸刃の剣って感じですね。
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