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[4204] Re:お月様の話返信 削除
2007/11/14 (水) 22:14:09

> 天文的に見れば、月はかなり近いですよ。
> って、実生活ではよく分からない近さですが(笑)。
> と言う事で、身近なモノで大きさや距離を例えてみます。
> 例えば、地球がピンポン玉くらいの大きさだったとします。
> すると月は、ピンポン玉の1m先にあるパチンコ玉です。
> 結構近くて大きい感じがしませんか?

します(笑)。月って以外と大きいものなんですね。

> まあ、地球と月だけだと分かり辛いでしょうから、他の星も例えてみますと、
> 太陽は、ピンポン玉の450m先にある普通車大の大きな玉です。
> 450mと言うのは大体、東海道新幹線のホームくらいの長さですかねえ?
> 地球の隣にある火星などは、1円玉サイズの玉です。
> 地球も火星も太陽の周りを回っているので、近づいたり遠のいたりしますが、
> 最も近づいた時でピンポン玉の150m先、最も遠い時で300m先くらいでしょうか。
> そして、私たちが住む太陽系から最も近くにある恒星(太陽みたいに輝く星)は、
> ピンポン玉から見て地球三周分した距離にあります。

宇宙の大きさを感じる今日この頃ですw。

> > 月計画の再浮上ですか・・・。月面基地もいつかできるのでしょうかね?
> 一応、去年や今年に発表された構想では、
> アメリカは、2020年までに月面基地の建設開始を、
> ロシアや日本は、2030年前後の月面基地建設を計画しています。
> 中国も、2020年頃から建設開始を考えているみたいです。
> これにEUやインド、ブラジルなども絡んでくるでしょうから、
> 今から10年後くらいの未来には、月面基地建設の前段階として、
> 各国による有人月面着陸のラッシュが起きるかも知れませんよ。
> って、各国とも構想通りに事が進めばですが(笑)。

まあ、宇宙に関する計画はなかなか予定通りにはいきませんよね。
よく、シャトルの発射とか計画どおりにいきませんし。

> http://www.jaxa.jp/press/2007/11/20071107_kaguya_movie_j.html
> 前回貼ったこの動画↑の後半に、「月の北極付近」の映像があります。
> まだ詳細な調査はこれからなのですが、
> 月の北極や南極にあるクレーター(映像にあるボコボコした穴)の中には、
> 太陽の光が届かない為に(永久日陰と呼ばれます)、
> 水が氷の形で存在している可能性が高いと言われています。
> 水は月面基地を作る上で重要な存在ですので、
> 今回のかぐやの調査で、月面基地の建設に最適な場所が見つかる可能性もありますね。

水は何はともあれ大切ですよねw。見つかると良いのですが。

> と言う事で、各国は氷の発見に大きな期待を寄せているのですが、
> 一方で日本のJAXAは、氷の調査はオマケで、
> 月の科学調査に重点を置いていたりします(笑)。
> そんな調子だから、JAXAになかなか予算が回って来ない気も・・・・

なるほど。

確か月の土地って買うことができますよね。国際的な建設と
すでに売られた土地などが重なる場合はあるのでしょうか・・・。


[4210] Re2:お月様の話返信 削除
2007/11/15 (木) 19:09:13 徳翁導誉

まず最初に、月から見た「地球の出」と「地球の入り」の映像が来ましたので、
こちらの方に貼っておきますね。
http://space.jaxa.jp/movie/20071113_kaguya_movie01_j.html
http://space.jaxa.jp/movie/20071113_kaguya_movie02_j.html


> > 例えば、地球がピンポン玉くらいの大きさだったとします。
> > すると月は、ピンポン玉の1m先にあるパチンコ玉です。
> > 結構近くて大きい感じがしませんか?

> します(笑)。月って以外と大きいものなんですね。

はい、とても大きいですよ。
衛星の中では別格なくらいに。
月の直径は、地球の直径の4分の1もありますが、
火星の衛星の直径は、火星の直径の300〜400分の1くらいしかありません。
本当に、月って不思議な星なんですよ。

そして、この不思議を解き明かすのが、
今回のかぐやの役割なんです。
現在の学説では、月の誕生は、
「巨大衝突説(ジャイアント・インパクト説)」と言うのが有力視されています。
これは、原始の地球に、火星ほどの大きな天体が衝突し、
その時に宇宙へ飛び出した地球と衝突天体の破片が、
重力によって引き合い、合体して月になったと言う説です。
今回のかぐやの調査によっては、
この説が証明されるデータが出てくるかも知れません。


> 宇宙の大きさを感じる今日この頃ですw。
例えば、私たちが住む銀河系には、
太陽のような恒星が2000億以上あると言われています。
更に宇宙全体には、同じ様な銀河が1000億以上あるとか。
ですので、宇宙には太陽のような星が「1000億×2000億」もあるんですよねえ。
・・・って、1000億×2000億っていくつだ?(笑)

広大な宇宙には、太陽だけでそれだけ有るのですから、
全宇宙の中で、生命が誕生した星が地球だけかと考えれば・・・・
まあ、そんな事は無いでしょうね。


> > > 月計画の再浮上ですか・・・。月面基地もいつかできるのでしょうかね?
> > 一応、去年や今年に発表された構想では、
> > アメリカは、2020年までに月面基地の建設開始を、
> > ロシアや日本は、2030年前後の月面基地建設を計画しています。
> > 中国も、2020年頃から建設開始を考えているみたいです。
> > って、各国とも構想通りに事が進めばですが(笑)。

> まあ、宇宙に関する計画はなかなか予定通りにはいきませんよね。

まだ今の所は、宇宙開発によって、
庶民の生活がめまぐるしく良くなる訳でも無いので、
予算が削られやすいですからねえ・・・・

だからこそ、中国みたいに国威発揚とまでは行かなくても、
JAXAももっと、国民に訴えるような事をする必要性があるんでしょうけどね。
今回のハイビジョン・カメラの搭載にしたって、
いろいろと反発があったそうですし。

> よく、シャトルの発射とか計画どおりにいきませんし。
あれは・・・・
スペース・シャトル自体、あまりうまく行った計画では無かったので・・・・
同じシャトルを何度も再利用すると言う事で、
事故が起きる可能性を上げてしまい、
メンテナンスにも金が掛かってしまったんです。
打ち上げと宇宙の環境が、NASAの想像以上に過酷だったんですね。
ですので、スペース・シャトルはあと数年で引退する事になっており、
次世代ロケットは、以前のような1回使い捨てタイプになるそうですよ。
そちらの方が、安全で安いみたいなので。


> > 月の北極や南極にあるクレーター(映像にあるボコボコした穴)の中には、
> > 太陽の光が届かない為に(永久日陰と呼ばれます)、
> > 水が氷の形で存在している可能性が高いと言われています。
> > 水は月面基地を作る上で重要な存在ですので、
> > 今回のかぐやの調査で、月面基地の建設に最適な場所が見つかる可能性もありますね。

> 水は何はともあれ大切ですよねw。見つかると良いのですが。

宇宙でも、水は貴重ですからねえ。
現在でも宇宙飛行士は、おしっこを濾過して飲んでるくらいですし。
それに水は、酸素と水素から出来てますから、これを分解し、
酸素は呼吸用に、水素はエネルギー源に利用する事も可能です。

そして、そう言った水の分解を行う電力は、
太陽光発電によって得る事が出来ます。
月の南極や北極って、1日中ずっと日光が当たってるんですよ。
ですので、24時間、太陽光発電が行えますから、
そう言った意味でも月面基地の候補地として、適していると言われています。

月のイメージからすると、何だか寒そうなので、
太陽光発電が行えるのか、少し不安に思われる事もあるかも知れませんが、
実は月って滅茶苦茶熱いんです。
地球みたいに空気がないので、直接太陽光が地表へ降り注ぎ、
日中は150度〜300度くらいになるそうです。
逆に夜になると、空気や水がないので温度を保てず、
マイナス200度くらいになるそうで・・・・
そう考えると、物凄く過酷な土地ですね、月って。

まあ逆に言うと、それだけ空気って有り難い存在なんですよね。
ある意味で、奇跡的な星ですからねえ、地球も。
水が液体として存在できる程、太陽と適度な距離を保っており、
空気や水を留めておける程、十分な質量を持った惑星で、
大きな天体の衝突からは、木星が守ってくれて、
小さな天体の衝突からは、月が守ってくれる。
更に、衛星としては規格外の大きさを持つ月は、
地球の自転軸を安定させ、潮の満ち引きなども生み出し、
地球生物の繁栄に大きく役立ってくれている。

「1000億×2000億」個ある太陽の中に、
一体どれくらい、こうした「奇跡の星」が存在するんですかねえ?


> 確か月の土地って買うことができますよね。国際的な建設と
> すでに売られた土地などが重なる場合はあるのでしょうか・・・。

月だけでなく、火星や金星などの土地も売ってますよ(笑)。
でもまあ、ああ言うのは、勝手に売っているだけですからねえ。
勿論、多くの人がそれぞれ売っていますので、
所有者が重複している土地なんて、珍しくないと聞いています。

まあ、本当に土地の所有権を手に入れられると考えている人が、
一体どれくらい居るかは?
多くの場合は、ジョークみたいな感じで購入しているのだと思います。
逆に、本当に土地が得られると信じ込ませて、
多額の金銭を得ていた場合には、詐欺になる可能性も・・・・

そもそも、そんな方法が本当に通用するのなら、
私だったら、月や火星の土地など買わず、
太陽の土地を大々的に買い上げますよ!!
そして、太陽光の利用料金を巻き上げます(笑)。


[4211] Re3:お月様の話返信 削除
2007/11/15 (木) 19:28:36 孫武

▼> そして、この不思議を解き明かすのが、
> 今回のかぐやの役割なんです。
> 現在の学説では、月の誕生は、
> 「巨大衝突説(ジャイアント・インパクト説)」と言うのが有力視されています。
> これは、原始の地球に、火星ほどの大きな天体が衝突し、
> その時に宇宙へ飛び出した地球と衝突天体の破片が、
> 重力によって引き合い、合体して月になったと言う説です。
> 今回のかぐやの調査によっては、
> この説が証明されるデータが出てくるかも知れません。

 一昔はトンデモ説だったのですがね・・・コロンブスの卵

> > 宇宙の大きさを感じる今日この頃ですw。
> 例えば、私たちが住む銀河系には、
> 太陽のような恒星が2000億以上あると言われています。
> 更に宇宙全体には、同じ様な銀河が1000億以上あるとか。
> ですので、宇宙には太陽のような星が「1000億×2000億」もあるんですよねえ。
> ・・・って、1000億×2000億っていくつだ?(笑)
>
> 広大な宇宙には、太陽だけでそれだけ有るのですから、
> 全宇宙の中で、生命が誕生した星が地球だけかと考えれば・・・・
> まあ、そんな事は無いでしょうね。

 昔蛸今蛙・・・

> > > > 月計画の再浮上ですか・・・。月面基地もいつかできるのでしょうかね?
> > > 一応、去年や今年に発表された構想では、
> > > アメリカは、2020年までに月面基地の建設開始を、
> > > ロシアや日本は、2030年前後の月面基地建設を計画しています。
> > > 中国も、2020年頃から建設開始を考えているみたいです

 米中冷戦の戦場になるのかな?


[4228] Re4:お月様の話返信 削除
2007/11/17 (土) 14:34:56 徳翁導誉

> > 現在の学説では、月の誕生は、
> > 「巨大衝突説(ジャイアント・インパクト説)」と言うのが有力視されています。

>  一昔はトンデモ説だったのですがね・・・コロンブスの卵

「コロンブスの卵」と表現は、少し違うのでは?

コロンブスの卵と言うのは、
「誰にでも出来る事も、最初にするのは難しい」と言う意味ですから、
巨大衝突説が、トンデモ説といった扱いを受けていた以上、
「言われてみれば、誰にとっても自明の理」と言う事にならないでしょうし。

>  昔蛸今蛙・・・
「昔蛸今蛙」って何ですか?

> > > > > 月計画の再浮上ですか・・・。月面基地もいつかできるのでしょうかね?
> > > > 一応、去年や今年に発表された構想では、
> > > > アメリカは、2020年までに月面基地の建設開始を、
> > > > ロシアや日本は、2030年前後の月面基地建設を計画しています。
> > > > 中国も、2020年頃から建設開始を考えているみたいです

>  米中冷戦の戦場になるのかな?

そうなる可能性は十分にあるかと。
現在、WOWOWで放送中のアニメ「MOONLIGHT MILE」が、
ちょうど、そんな世界観で描かれてますね。


[4229] Re5:お月様の話返信 削除
2007/11/17 (土) 14:53:54 諸葛謹

> 「コロンブスの卵」と表現は、少し違うのでは?
ですね・・コペルニクス的転回とごっちゃとして覚えてました。
 半世紀前は社会主義の勝利が確定事項でしたが・・・・
> >  昔蛸今蛙・・・
> 「昔蛸今蛙」って何ですか?

半世紀程前ラジオ放送で蛸型の宇宙人が地球を攻めるお話が人気でした。
現在は蛙型の宇宙人が地球でドタバタを展開するお話が人気のようです。
> >  米中冷戦の戦場になるのかな?
> そうなる可能性は十分にあるかと。
> 現在、WOWOWで放送中のアニメ「MOONLIGHT MILE」が、
> ちょうど、そんな世界観で描かれてますね。

衛星放送つないでないので知らなかった・・・
その内衛星の打ち合いで勝敗が決まる人の死なない戦争に移行するのかな?

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