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[5854] Re5:赤い嵐オンライン関連・一括レス エラー報告付き返信 削除
2008/3/19 (水) 22:52:16 神楽

▼ 徳翁導誉さん
> まあ、その辺はけじめを付けませんと(笑)。
了解しました。
今度東西ドイツやユーゴ辺りも手を付けてみます(笑


[5906] 略伝8人、主に共産圏返信 削除
2008/3/23 (日) 08:03:48 神楽

東西独とチトー元帥だけの予定だったのですが、
何だかんだと+5人作成してしまいました。
オーストリアの首相さんは、情報が全然ありません。
日本語は無論の事、英語版Wikiでも殆どありませんでした(汗

ノヴォトニー書記長については大統領職も兼任ですが、どっちが良いんでしょうね。
赤い嵐戦場の場合は、時期的にはちょうど兼任時期ですけれど。


アデナウアー首相 ( Konrad Adenauer )
 ドイツ連邦共和国(西ドイツ)初代首相 (1949年 - 1963年)
  第二次世界大戦前から一貫して反共、反ナチズム主義者だった。
  1949年に首相就任。経済的急成長に成功すると共に、積極的な外交政策を展開した。
  イスラエルやソ連との和解にも成功したが、東ドイツだけは承認しなかった。
  1960年頃から指導力に翳りが見えはじめ、首相を辞任する。

ウルブリヒト書記長 ( Walter Ulbricht )
 ドイツ民主共和国(東ドイツ)首相 (1950年 - 1971年)
  戦前からのドイツ共産党員で、政権獲得前は一時ナチスとの協力関係も持った。
  筋金入りのスターリニストである一方、経済政策では現実的政策を実施。
  「東側の優等生」と称されるが、西側を追い越す事は遂にかなわなかった。
  1961年にはベルリンの壁を建設。1971年、引退に追い込まれた。

チトー元帥 ( Josip Broz Tito )
 ユーゴスラビア連邦終身大統領(1941年 - 1980年)
  第二次大戦時、パルチザンを結成して抵抗運動を展開。ドイツ軍の駆逐に成功する。
  「自主管理社会主義」を標榜し、カリスマ的なバランス感覚によってユーゴを運営。
  外交面では、スターリンとの決別後、第三世界のリーダーとして活躍した。
  1980年死去。チトーの死によってユーゴは崩壊し、泥沼の内戦へと突入する。

ゴムウカ書記長 ( Władysław Gomułka )
 ポーランド人民共和国第一書記長(1956年 - 1970年)
  元対独レジスタンスであり、戦後も要職を歴任するが、一時粛清対象とされる。
  スターリンの死後に釈放され、党に復帰。第一書記長に就任する。
  農業集団化の廃止や教会との和解に成功し、当初は民衆に歓迎された。
  しかし、自由化運動が激化するとこれを弾圧。1970年、辞任。

ノヴォトニー書記長 ( Antonin Novotny )
 チェコスロバキア社会主義共和国第一書記長/大統領(1953年 - 1968年/1957年 - 1968年)
  ゴットワルト死後、党第一書記長に就任し、後に大統領を兼任。
  スターリン批判に起因する体制の動揺を食い止める事に成功するが、
  1960年代に入って経済成長が鈍化し、スロヴァキア共産党と対立。
  体制への批判は、大統領職を兼任する彼に集中し、辞任した。

ゴルバッハ首相 ( Alfons Gorbach )
 オーストリア(1961年 - 1964年)
  第二次世界大戦中は、政治犯としてダッハウ収容所に収監されていた。
  オーストリア国民党に所属。1961年、オーストリア首相に就任する。

カーダール書記長 ( Kadar Janos )
 ハンガリー人民共和国首相(1961年 - 1965年)
  戦後のハンガリーで内相を務めたが、一時終身刑。スターリン死後釈放された。
  1956年、ハンガリー動乱においてソ連からの支援を受けて首相に就任。
  大量のリーダー格を処刑したが、彼の時代、ハンガリーは比較的自由だった。
  経済的な行き詰まりと自身の健康問題から、首相、後に党指導部を引退した。

ホッジャ書記長 ( Enver Hoxha )
 アルバニア人民共和国最高指導者(第一書記長)(1944年 - 1985年)
  スターリニズムに基づいて政権を運営し、ソ連と対立したユーゴと国交を断絶。
  後に、スターリン批判を展開するソ連とも国交を断絶し、中国に接近。
  しかしその中国がアメリカに接近するに及んで、中国との関係も途絶。
  事実上鎖国状態となる。遺言により、没後の弔問外交すら拒否している。


[5918] Re:略伝8人、主に共産圏返信 削除
2008/3/23 (日) 17:06:38 徳翁導誉

まずは、記述ありがとうございます。
早速、略伝の方に上げておきました。

> オーストリアの首相さんは、情報が全然ありません。
> 日本語は無論の事、英語版Wikiでも殆どありませんでした(汗

私の場合、分からない時は、
その当時のその国の政策や方針などを書いてますね。

> ノヴォトニー書記長については大統領職も兼任ですが、どっちが良いんでしょうね。
> 赤い嵐戦場の場合は、時期的にはちょうど兼任時期ですけれど。

共産政府に関しては、首相や大統領ではなく、
「書記長」で統一しちゃってます。
共産国家では、政府よりも党の方が上位ですからねえ。
首相を辞めても、党書記として実権を握っていれば、
首相よりも党書記を統治者と見るべきでしょうし、
途中で政府役職の名称が変わるなんて事もありますので。

また、「総書記」や「第一書記」といった呼称も有りますが、
冷戦期の日本では、書記長という良い方が最も一般的でしょうし、
正式名称など長すぎるモノも多いですからねえ(笑)。
役職名がコロコロ変わる人も居ますし、
そう言った人などは「最高指導者」として纏めちゃってます。

ちなみに、チトーやサラザールは、
役職的に言えば、大統領や首相なんですけど、
そう言った用語だと、独裁者らしさに乏しく、
西欧諸国のトップとの違いが現れ辛いので、
敢えてあのような呼称にしてみました。
まあ、「元帥」や「博士」の呼び名の方が有名ですしね(笑)。

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