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[8535] 雑談スレッド2&「蒼天航路」アニメ化返信 削除
2008/9/19 (金) 19:28:15 徳翁導誉

これまでの雑談用スレッド↓が長くなったので、こちらも新スレッドへ移行。
http://f25.aaa.livedoor.jp/~douyo/kjb/kjb.cgi?tree=r7034


> > 好きな番組ついでなんですが、私の好きな番組の中に「マンガ夜話」があり、
> > 来週、マンガ夜話の放送があるんですが、そのうちの1本が「蒼天航路」との事。
> > 興味のある方は、チェックしてみては如何でしょう?

と言う事で、「蒼天航路」のマンガ夜話を見ていた所、
出演者の口からなんと、「蒼天航路のアニメ化」なんて情報が!!
ゴールデンウィークの時、久しぶりに全巻を一気読みした際、
「色が付き、しゃべって動き回る蒼天航路が見てみたいなあ」とは思いましたが、
まさか、その数ヶ月後に、こんな情報に触れようとは!?

番組の終了後、急いでネット検索をしてみた所、
どうやら、ほんの数日前に、アニメ制作会社か何かが誤って、
蒼天航路制作の為の人材募集ページを、短時間だけ出してしまっていたみたいですね。
で、ネット社会というのは1度出たが最後、それは各地に残されてしまうと(笑)。
私もアニメ業界の事は詳しくは解りませんが、人材募集に書かれた雇用期間と給金を見ると、
規模的には、それなりに大作となりそうな感じですね。
まあ、だからと言って、出来が良いかはまた別問題ですが。
とは言え、やっつけで作られるよりは遙かにマシですので、一応期待はしたいと思います。
何も情報が出ていない段階で悲観した所で、意味がないですし。
それに、まだ人材募集の段階と言う事は、実際に放送が始まるのは相当先でしょうし、
まだその段階ですと、ぽしゃる可能性だって十分にありますからねえ。


> 蒼天の「呂布」「陳宮」コンビは大好きですから。
私も、作中の呂布や陳宮は好きですよ。
そう言えば番組内で、「軍師視点で読む人と武将視点で読む人がいる」とか言ってましたね。
そうした分類をするなら、私は軍師視点で読んでました。

> ですが、どう内容を取り上げるかが微妙で…
> 楽しみにします!!って、素直に言えない。
> 不安の方が多いわけで…

え〜と、で、どうだったでしょうか?
個人的な見解と近いモノが多かったので、私が思いもしなかったような視点や、
「ああ、なるほど」「それは違うだろう」と思わせる刺激は少なかったですけど、
私的には、それなりに楽しめましたね。

って、まあ別に、マンガは分析なんてしなくても普通に楽しめますし、
一般的には、そう言った人の方が遙かに多いですからねえ。
そう言う意味では、これは「その他少数」向けの番組ですけど(笑)。
だからこそ、「ここが良い」「ここが悪い」と分析して批評される事で、
普通のファンは、「自分の好きな作品を貶された」と感じる事も多いらしいく、
人気作の回だったり、地上波で再放送したりすると、抗議の電話もあると聞きます(笑)。
聞く方次第で、「批評」は「批判」へと姿を変えますからねえ。


> BSは映らないので残念ですが。
そうですか、それは残念。
地上波での再放送があるとすれば、次回のマンガ夜話の直前でしょうね。
今回の放送直前(確か先週)にも、前回分の再放送が地上波でありましたし。
ちなみに、そちらは「へうげもの」「男組」「ハチミツとクローバー」でした。

> 「蒼天航路」を、どう紹介するのかは気になりますね。
> あまり、TV向きとは言い難い内容ですから。
> 「よつばと!」は、まあ、まったりと力を抜いて…という感じではありますが。

どちらかと言えば、蒼天航路の方が放送に向いているかと。
例えば蒼天航路ですと、絵とか、構成とか、作品の表面部分で語りやすいんですけど、
逆に「まったりと力を抜いて…」と言った作品だと、考察が作品の深部に達しますからねえ。
例えば、「何か良いよねえ」と読者に思わせる作品であれば、
その「何か」の中身を分析したりすると、話が難しい方へ行きがちですし、
そうした分析の内容は、普通に読んで楽しむ場合の作品の世界観とは隔絶したモノになりがちです。
「この絵の見せ方が凄いんだよ」みたいな展開ならまだしも、
読んで良い気分にさせるタネや仕掛けを聞かされても、一般読者層の視聴者は引くだけでしょうし。
ですから、意外とそうした作品の方が、テレビ向きではなかったりするんですよねえ。
って、「よつばと!」の回は、録画したのをまだ見てませんので、
どう展開されているかは分からないまま、書いてますけど(笑)。


> > これまた、どうでも良いですが、
> > このあと8時から「独裁国家で何が悪い2」もあります。

> 見ました。
> 前回と変わらず、お笑い的な乗りは相変わらずで、ちょっと
> あれでしたが、概ね楽しめました。

でも、そうしたノリでないと、番組自体が成立しませんからねえ(笑)。
「負の面を見ない」という部分はありますが、
まあ、それはそれで、他の所で結構取り扱われたりしてますし、
程度の問題はありますけど、たまには視点を変えて放送してみるのも良い事かとは思います。
それに、情報としては聞いていても、実際の映像ってなかなか見る機会に恵まれませんからねえ。
って、こう言った企画でもないと、そうした映像が流せないと言うのは、
日本の報道環境が抱える、根本的な問題なのかも知れません。
逆に言えば、ああした企画の番組で、ジンバブエに突入しているのが凄い!!
あの辺は日本テレビに、電波少年以来の突撃精神があるんですかねえ?(笑)


> > > 火星は
> > > 月がない分、一億年の周期で見ると、地軸(火軸?)が10度ぐらい動くらしいです。

> > 火星って確か、自転軸が30〜40度くらい変わってますし、

> そんなに動いてましたっけ?

あっ、何となく分かりました。
その記述って多分、「10度前後」ではなく「前後に10度」だったのでは?
それでしたら、変化の度合いは「−10度〜+10度」で2倍となり、
私の記憶する値とも、だいたい合いますので。

> > > > これだけ恵まれた環境が揃う惑星なんて、そうそう無いですからねえ。
> > > > とは言え、宇宙にはそんな低確率を簡単に凌駕するほどの、無数の天体がある訳ですが(笑)。

> > > こういう、宇宙の壮大さは好きですね。
> > > しかし、この頃はもし人類が利用できる星が見つかっても
> > > 航行できる技術力がないからなぁ・・・とか思って落ち込みます。

> > 航行する技術はなくても、交信を行う技術はあります。
> > そうした星にもし、知的生命体がいた場合には、
> > レーザーなどにより、通信を行える可能性はありますよ。
> > 数光年離れた星では、通信の往復でも数年掛かってしまいますが、
> > その程度の期間と割り切れてしまう程の、大いなる刺激に満ちた行為です。
> > その交信により、未知の新しい知識を得られる可能性だってある訳ですし。

> この最後一行は気になりますね。
> 確かに、相手によっては情報を得ることが出来るかもしれません。
> これも、「ホーキング未来を語る」に書いてあった事ですが、
> もし人類が現時点で未知の生命体にあったとしても、それが知的である可能性は極めて低いそうですね。
> 宇宙の歴史は150億年ですが、人類の歴史は類人猿を含めてもたったの数百万年ですから・・・。

まあ、難しいですよね。
例えば江戸時代くらいなら、人類は立派に知的生命体と言えるんでしょうけど、
その時代ですと、宇宙から通信電波などが送られてきたりした所で、
それを受信する術(すべ)を持ってませんでしたからねえ。

もちろん、宇宙は広大な上に、生命の誕生や進化のズレがあり、
しかも、知的生命体がずっと文明を維持していけるとは限らない以上、
そうした惑星を見つかるというのは、それこそ天文的な確率だと思います。
ですがその一方で、地球人が交信を行える惑星という事は、地球と近い距離にあり、
宇宙規模で見れば、地球と似通った経緯を辿っている可能性も高い事を考えれば、
完全に悲観する事までは無いような気がします。

> > > あと、一世紀内に太陽系内に人類は移住しているらしいですからね。
> > 情報源は何ですか、それは?(笑)
> > まあ、月面基地の建設や、火星への有人飛行とかなら、
> > 今世紀中にも出来るかも知れませんが(展開次第ではそれすら怪しい)、
> > 例えば火星のテラフォーミングとかは、100年くらいじゃ絶対無理ですよ。

> テラフォーミングではなくて単純に殖民施設使って、だと思います。
> ホーキング未来を語るの本に書いてありましたよ。

植民施設だと、基地とかなら不可能って訳でもないでしょうが、
それではまだ、「人類の移住」と呼べるレベルではないかと。
それに、冷戦時のような宇宙開発競争でも起きない限り、
現状の開発速度のままでは、今世紀中にそこまで行くのも難しそうですけどね。
逆に言えば、コロリョフが死なず、ソ連も月面着陸に成功していれば、
今頃、月面基地が出来ていても、おかしくはなかったかも?
http://www.geocities.jp/flash_okiba3/flash/science4.html

ああ、出来る事なら、私の目の黒い内に、
「月面基地」や「火星有人飛行」とか見たいんですけどねえ・・・・
それも、出来る事ならば日本人に手で(笑)。
でもまあ、それはあくまで理想であり、現実的な路線としては、
小惑星を探査し、サンプルを地球へ持ち帰ろうとしている「はやぶさ」のように、
米ロ中などのメイン路線を余所に、もっとマイナー路線で突っ走って欲しい気も(笑)。
ニコニコ動画なので見られないかも知れませんが、一応貼っておきます。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1385402

> > > > まあ、自キャラ周辺の「15×15」だけ表示させるって感じなら、
> > > > 「1000×1000」みたいな超巨大なマップでもプレイ可能ではあるんですが、
> > > > 全体像を把握できないと、やはりゲームとして味気ないですからねえ。

> > > 全体像が把握できないのも、古代という時代設定をしていればそこまで気にならないと思いますよ。

> > いや、そう言う事ではなく、
> > マップが広すぎて、プレイヤーが各地に点在している状態で、
> > 自分の周りしか見えないと、多人数ゲームをやっている面白さを感じ難いんですよ。

> マップを、大きくして見れるような別画面を用意してみては?

あの〜、それだと最初の問題点に戻っているだけですよ・・・・


> > まあ、個人的には、それらよりも、
> > ド深夜・・・というか早朝にやるACL浦和戦の方が気になりますが(笑)。

ホームで「1-1」と、引き分けた鹿島。
アウェーで「2-1」と、勝利したガンバ。
アウェーで「2-3」と、敗れた浦和。
さ〜て、来週の第2戦、Jで準決勝へ進めるのは何チームか?
そして、Jのチームが絡まない唯一の準々決勝、
リバウドが加入したブニョドコル(旧名のクルフチの方が言いやすかったのに)は、
果たして準決勝へと駒を進めるのか?
正直な所、最近は欧州のチャンピオンズリーグより、
アジアのチャンピオンズリーグの方が、何だか興味深いんですよねえ(笑)。


[8579] Re:雑談スレッド2&「蒼天航路」アニメ化返信 削除
2008/9/22 (月) 18:58:32 プロイセン

▼ 徳翁導誉さん
> > > これまた、どうでも良いですが、
> > > このあと8時から「独裁国家で何が悪い2」もあります。

> > 見ました。
> > 前回と変わらず、お笑い的な乗りは相変わらずで、ちょっと
> > あれでしたが、概ね楽しめました。

> でも、そうしたノリでないと、番組自体が成立しませんからねえ(笑)。
> 「負の面を見ない」という部分はありますが、
> まあ、それはそれで、他の所で結構取り扱われたりしてますし、
> 程度の問題はありますけど、たまには視点を変えて放送してみるのも良い事かとは思います。
> それに、情報としては聞いていても、実際の映像ってなかなか見る機会に恵まれませんからねえ。
> って、こう言った企画でもないと、そうした映像が流せないと言うのは、
> 日本の報道環境が抱える、根本的な問題なのかも知れません。

独裁には独裁の良さが、民主には民主の良さがあるという結論に結局は行き着きますが。
実際キューバも反政府的な言動したらしょっ引かれたりしますが、それをしない限り
けっこう楽しくすめるというとこでしょうか。

> 逆に言えば、ああした企画の番組で、ジンバブエに突入しているのが凄い!!
> あの辺は日本テレビに、電波少年以来の突撃精神があるんですかねえ?(笑)

キューバとかボリビアに行くのはまだ大丈夫ですが、ジンバブエは流石に驚きました。


[8587] キューバの医療と日本の報道返信 削除
2008/9/23 (火) 15:09:08 徳翁導誉

> 実際キューバも反政府的な言動したらしょっ引かれたりしますが、それをしない限り
> けっこう楽しくすめるというとこでしょうか。

飯はウマくないらしいですけどね(笑)。
ただキューバには、文豪ヘミングウェイも愛した、暖かい気候と青い海がありますし、
国民にも様々な不満はあるものの、無料で手厚い医療と教育を手放す気はなく、
妥協の産物として、現政権が支持されているって感じみたいです。
数年前までは、アメリカよりもキューバの方が、平均寿命が長いくらいでしたし、
外国人留学生も無料で医学が学べる為、本国では学費の問題で学べないアメリカ人が、
キューバで勉強して、医者になるなんてケースもありますからねえ。

また、アフリカ諸国などの貧しい国では、国家が援助して医師を育てても、
欧米諸国が医師を引き抜いてしまい、いつまで経っても医師不足が解消しないんですが、
そう言った国々へキューバは、医師を派遣したりしてますね。
例え「名声獲得」目的の行為であっても、これは素晴らしい事かと思います。
少なくとも、あのVTRが終わった後に、
「日本は医師が足りないから、東南アジアから連れてこよう」なんて発言した、
ゲストの片山さつきよりは、遙かにマシな考えをカストロは持っているかと(笑)。

まあ、カストロが死ねば、アメリカはいろいろと介入してくるでしょうし、
それにより、キューバの体制が覆る可能性もありますけど、
それが多くのキューバ国民にとって、幸せなモノになるかは解りません。
国内は政情不安になるかも知れませんし、貧富の格差は必ず生じるでしょうからねえ。


> > 逆に言えば、ああした企画の番組で、ジンバブエに突入しているのが凄い!!
> > あの辺は日本テレビに、電波少年以来の突撃精神があるんですかねえ?(笑)

> キューバとかボリビアに行くのはまだ大丈夫ですが、ジンバブエは流石に驚きました。

現地人に金を握らせて、撮らせた映像を流すのではなく、
実際に日本人スタッフが、現地に入って撮影してますからねえ。
恐らくあの番組って、バラエティー班の制作だと思うんですが、
バラエティー班があそこまで出来て、なぜ報道班が全く出来ないのかと・・・・
海外で何か起きても、フリージャーナリストや海外メディアの間接情報を報じるだけですし。


[8593] Re:キューバの医療と日本の報道返信 削除
2008/9/24 (水) 16:33:40 プロイセン

▼ 徳翁導誉さん
> > 実際キューバも反政府的な言動したらしょっ引かれたりしますが、それをしない限り
> > けっこう楽しくすめるというとこでしょうか。

> 飯はウマくないらしいですけどね(笑)。
> ただキューバには、文豪ヘミングウェイも愛した、暖かい気候と青い海がありますし、
> 国民にも様々な不満はあるものの、無料で手厚い医療と教育を手放す気はなく、
> 妥協の産物として、現政権が支持されているって感じみたいです。
> 数年前までは、アメリカよりもキューバの方が、平均寿命が長いくらいでしたし、
> 外国人留学生も無料で医学が学べる為、本国では学費の問題で学べないアメリカ人が、
> キューバで勉強して、医者になるなんてケースもありますからねえ。

アメリカが経済封鎖している国に医学を学びに行く学生。すごい皮肉ですよね。

> また、アフリカ諸国などの貧しい国では、国家が援助して医師を育てても、
> 欧米諸国が医師を引き抜いてしまい、いつまで経っても医師不足が解消しないんですが、
> そう言った国々へキューバは、医師を派遣したりしてますね。
> 例え「名声獲得」目的の行為であっても、これは素晴らしい事かと思います。
> 少なくとも、あのVTRが終わった後に、
> 「日本は医師が足りないから、東南アジアから連れてこよう」なんて発言した、
> ゲストの片山さつきよりは、遙かにマシな考えをカストロは持っているかと(笑)。

あれは酷かった(笑)
ああいうのがいるから地方に医師は来ないんですよ。
小泉元首相が研修医制度を変えた所為もありますが。

> まあ、カストロが死ねば、アメリカはいろいろと介入してくるでしょうし、
> それにより、キューバの体制が覆る可能性もありますけど、
> それが多くのキューバ国民にとって、幸せなモノになるかは解りません。
> 国内は政情不安になるかも知れませんし、貧富の格差は必ず生じるでしょうからねえ。

確かに、弟のラウルももう年ですし、介入の可能性は高いですが、
キューバには頑張って欲しいものです。(正直、反米なので)
もうそろそろ、アメリカ1国主義から脱却できないものですかね。

> > > 逆に言えば、ああした企画の番組で、ジンバブエに突入しているのが凄い!!
> > > あの辺は日本テレビに、電波少年以来の突撃精神があるんですかねえ?(笑)

> > キューバとかボリビアに行くのはまだ大丈夫ですが、ジンバブエは流石に驚きました。

> 現地人に金を握らせて、撮らせた映像を流すのではなく、
> 実際に日本人スタッフが、現地に入って撮影してますからねえ。
> 恐らくあの番組って、バラエティー班の制作だと思うんですが、
> バラエティー班があそこまで出来て、なぜ報道班が全く出来ないのかと・・・・
> 海外で何か起きても、フリージャーナリストや海外メディアの間接情報を報じるだけですし。

海外で何か起こったとしても、国民はそれ程関心を持たないからじゃないですか?
だから芸能人の醜聞が非常に取り沙汰される訳で。正直そんなものよりも国外の出来事を
もっと多く流せと。
バラエティ班があそこまでいけたんですから、報道班にはソマリア海賊に直撃インタビュー位
やって頂きたい物です。死ぬかもしれませんが(笑)


[8617] キューバとアメリカと小泉引退返信 削除
2008/9/25 (木) 20:00:53 徳翁導誉

> > 外国人留学生も無料で医学が学べる為、本国では学費の問題で学べないアメリカ人が、
> > キューバで勉強して、医者になるなんてケースもありますからねえ。

> アメリカが経済封鎖している国に医学を学びに行く学生。すごい皮肉ですよね。

だからこそ、キューバとしても、
「宣伝価値」としての実用効果があるので、積極的に受け入れているんでしょうけどね。
例えばこれが、「文学を勉強したけど・・・」って事では、
外国人を無料で学ばせる為の金は、まず落ちてこないでしょうし(笑)。
でもまあ、そうした様々な思惑があるとは言え、
このキューバの政策によって、医師になれる外国人学生も実際にいるのですから、
プラス・マイナスで言えば、やはりプラスなのかと。

そう考えると、アメリカとキューバみたいな対立関係も、
あながち、悪い面ばかりでも無いんですよねえ。
キューバ革命直後には、カストロもアメリカと対立する気はそこまでなかったので、
傀儡政権を倒されたアメリカの方が、キューバをソ連側へと追いやりさえしなければ、
キューバは、あそこまでの教育と医療を整えなかったと思います。
実際、冷戦構造が崩壊し、「社会保障制度が充実した共産陣営」という対立軸を失った事で、
世界には新自由主義が台頭し、一般庶民の生活を苦しめる方向へ進んだりしてますしね。
まあ何事も、プラスとマイナスの両面があるものです。


> 小泉元首相が研修医制度を変えた所為もありますが。
「政治は結果責任だ」と言ってるんですから、
今こそ小泉に直撃取材をする報道が、あっても良いと思うんですけどねえ。
しかし報じられる事と言えば、「新党の噂が」とか、「衰えぬ人気」とかなのは、
需要がないのか? やる気がないのか? 得じゃないからなのか?
ただ言える事は、選挙じゃ絶対に落ちない人気があるって事でしょうか。
民主党が刺客候補でも立てれば面白そうなんですけど、
小泉に対抗できそうな人が、宮本佳長くらいしか思い付かないですし・・・・

・・・って、そんな事を書いていたら、たった今、「小泉政界引退」のニュースが!!
まあ、政界にはそんなに執着しないだろうとは思ってましたが、
世襲の準備もあるので、もう1期はやるものだと思ってました。
跡を継がせるであろう次男の小泉進次郎も、秘書を始めてからまだ数カ月しか経ってませんし。
って、小泉自身が、父の急死から4ヶ月後に総選挙へ出ている事を考えれば、
政治家になってから勉強すれば、それで充分と思っているのかも知れませんね。
それにしても、ここで引退かあ・・・・
正直な感想としては、「逃げ切ったな」といった感じでしょうか?

いや別に、小泉純一郎という政治家が嫌いって訳では無いんですけどね。
YKKを結成した当時から、「面白いタイプの政治家だなあ」と見てましたから。
確か10年くらい前に、菅直人は自民党を攻撃する為、小泉は自民党主流派を攻撃する為に、
手段としての「郵政民営化」を唱え、タッグを組んでテレビに出ていた事があったんですが、
さすがに菅直人の方は、学生運動出身だけあって、
手段としての意図を隠す「理論武装」がしっかり出来ていたんですが、
もう小泉の方は、「理論はよく解らんが、とにかく竹下派は嫌がるんだろ」って感じで、
本当にもう「勢い」だけって感じでした(笑)。
でも、しかし、権力のない人間が、権力を持つ人間を攻撃する場合には、
菅直人よりも小泉の方が、ケンカのやり方としては正しいんですよね。
だからこそ、個人的な意見としては、野党第一党の党首として見たかったんです。
党首討論とか、きっと面白くなったと思いますよ(笑)。

しかし、なったのは野党の党首ではなく、与党の党首であり、総理大臣でした。
いや〜、何度も何度も総裁選には出てましたが、
絶対になる事はないと思ってましたよ、あんな性格ですから(笑)。
あれですと、数を取れば強いですが、数を取るのが相当至難です。
それを、あれだけうまく田中真紀子を利用し、総裁選に勝利してしまうんですから、
本当にケンカ上手なんでしょうね、その点は感心します。
あと、ああした「理論そっちのけのケンカ上手」が首相となり、
一体どうなるのかは、物凄く興味がありましたね。
権力を握り変質するのか? 改革に邁進するのか? ケンカに終始するのか?
私としては2番目を期待したものの、結局は3番目でしたが・・・・
それが他国との戦争とかならまだしも、政局というケンカの為に、
国民生活を平気で掛け金に使う姿勢は、首相として全く評価できませんでしたね。

政治家としては面白いタイプだと思いますし、ケンカのうまさも評価します。
しかし、首相として、大臣としてやって来た事には、
ちゃんと、それに対する追求は受けるべきだと考えていましたので、
そう言った意味での「逃げ切ったな」という感想ですね。
政治家を引退したら、日本ではまず、そう言った追求はしなくなりますからねえ。
それにしても、この時期での引退とは、機を読むのがうまい証拠でしょうね(笑)。
あれだけ大勝した後で、そのツケを払わされる時には、既に姿を消していると。


> もうそろそろ、アメリカ1国主義から脱却できないものですかね。
あと数十年は、アメリカ一極体制が続くと思いますよ。
何だかんだ言って、アメリカって凄い恵まれてますからねえ。
それを肌感覚で感じて貰う為の、「WW2オンライン」だったり「赤い嵐」だったりもします(笑)。

でもまあ、アメリカの傍若無人ぶりに腹の立つ事も多いですが、
ですが、人類がもっとも避けるべきは「大戦」だと考える場合には、
この「一極体制」というのが、それを最も遠ざけるシステムであるのも、また事実です。
直近の100年でも、二極体制は冷戦を、多極体制は世界大戦を作り上げましたからねえ。
人の脳は、良かった事は美化し、悪かった事は忘れるように出来ています。
数十年後、アメリカ一極体制が崩壊した後には、
多くの人々はこう思うんでしょうねえ、「あの時代は良かった」と・・・・
まあ所詮、人間なんてそんなモノですよ(笑)。


> > バラエティー班があそこまで出来て、なぜ報道班が全く出来ないのかと・・・・
> > 海外で何か起きても、フリージャーナリストや海外メディアの間接情報を報じるだけですし。

> 海外で何か起こったとしても、国民はそれ程関心を持たないからじゃないですか?

まあ、日本が島国であるためか、そうした傾向があるのは確かでしょうけど、
でも、例えば「イラク問題」くらい大きいモノだと、それなりに関心はありますよねえ?
しかし、日本の大手マスコミがする事と言えば、
海外メディアが発した情報を伝聞形式で報じるか、
フリージャーナリストが持ってきた情報を流すだけです。
現地からの情報と言っても、せいぜい「カイロ発」が関の山で、
自ら足を踏み入れるなんて事は皆無です。
足を使わず、目も耳も使わないモノが、果たして「報道」と言えるかどうか?

> 正直そんなものよりも国外の出来事をもっと多く流せと。
まあ、NHK-BS1では、結構やってますけどね。
「きょうの世界」は、私がよく見る番組の1つです。


[8622] Re:キューバとアメリカと小泉引退返信 削除
2008/9/25 (木) 23:55:36 プロイセン

▼ 徳翁導誉さん
> > > 外国人留学生も無料で医学が学べる為、本国では学費の問題で学べないアメリカ人が、
> > > キューバで勉強して、医者になるなんてケースもありますからねえ。

> > アメリカが経済封鎖している国に医学を学びに行く学生。すごい皮肉ですよね。

> だからこそ、キューバとしても、
> 「宣伝価値」としての実用効果があるので、積極的に受け入れているんでしょうけどね。
> 例えばこれが、「文学を勉強したけど・・・」って事では、
> 外国人を無料で学ばせる為の金は、まず落ちてこないでしょうし(笑)。
> でもまあ、そうした様々な思惑があるとは言え、
> このキューバの政策によって、医師になれる外国人学生も実際にいるのですから、
> プラス・マイナスで言えば、やはりプラスなのかと。
>
> そう考えると、アメリカとキューバみたいな対立関係も、
> あながち、悪い面ばかりでも無いんですよねえ。
> キューバ革命直後には、カストロもアメリカと対立する気はそこまでなかったので、
> 傀儡政権を倒されたアメリカの方が、キューバをソ連側へと追いやりさえしなければ、
> キューバは、あそこまでの教育と医療を整えなかったと思います。
> 実際、冷戦構造が崩壊し、「社会保障制度が充実した共産陣営」という対立軸を失った事で、
> 世界には新自由主義が台頭し、一般庶民の生活を苦しめる方向へ進んだりしてますしね。
> まあ何事も、プラスとマイナスの両面があるものです。

自分は社会自由主義者(と言っても、民主党や社民党は大嫌いな訳で、支持政党は維新政党・新風な訳ですが(笑))
で、これが一番健全な経済政策だと思っている訳ですが、これにも結局マイナス面はあるんですよね。
最終的には時流で全部決まるんでしょうけどね。

> > 小泉元首相が研修医制度を変えた所為もありますが。
> 「政治は結果責任だ」と言ってるんですから、
> 今こそ小泉に直撃取材をする報道が、あっても良いと思うんですけどねえ。
> しかし報じられる事と言えば、「新党の噂が」とか、「衰えぬ人気」とかなのは、
> 需要がないのか? やる気がないのか? 得じゃないからなのか?
> ただ言える事は、選挙じゃ絶対に落ちない人気があるって事でしょうか。
> 民主党が刺客候補でも立てれば面白そうなんですけど、
> 小泉に対抗できそうな人が、宮本佳長くらいしか思い付かないですし・・・・
>
> ・・・って、そんな事を書いていたら、たった今、「小泉政界引退」のニュースが!!
> まあ、政界にはそんなに執着しないだろうとは思ってましたが、
> 世襲の準備もあるので、もう1期はやるものだと思ってました。
> 跡を継がせるであろう次男の小泉進次郎も、秘書を始めてからまだ数カ月しか経ってませんし。
> って、小泉自身が、父の急死から4ヶ月後に総選挙へ出ている事を考えれば、
> 政治家になってから勉強すれば、それで充分と思っているのかも知れませんね。
> それにしても、ここで引退かあ・・・・
> 正直な感想としては、「逃げ切ったな」といった感じでしょうか?
>
> いや別に、小泉純一郎という政治家が嫌いって訳では無いんですけどね。
> YKKを結成した当時から、「面白いタイプの政治家だなあ」と見てましたから。
> 確か10年くらい前に、菅直人は自民党を攻撃する為、小泉は自民党主流派を攻撃する為に、
> 手段としての「郵政民営化」を唱え、タッグを組んでテレビに出ていた事があったんですが、
> さすがに菅直人の方は、学生運動出身だけあって、
> 手段としての意図を隠す「理論武装」がしっかり出来ていたんですが、
> もう小泉の方は、「理論はよく解らんが、とにかく竹下派は嫌がるんだろ」って感じで、
> 本当にもう「勢い」だけって感じでした(笑)。
> でも、しかし、権力のない人間が、権力を持つ人間を攻撃する場合には、
> 菅直人よりも小泉の方が、ケンカのやり方としては正しいんですよね。
> だからこそ、個人的な意見としては、野党第一党の党首として見たかったんです。
> 党首討論とか、きっと面白くなったと思いますよ(笑)。
>
> しかし、なったのは野党の党首ではなく、与党の党首であり、総理大臣でした。
> いや〜、何度も何度も総裁選には出てましたが、
> 絶対になる事はないと思ってましたよ、あんな性格ですから(笑)。
> あれですと、数を取れば強いですが、数を取るのが相当至難です。
> それを、あれだけうまく田中真紀子を利用し、総裁選に勝利してしまうんですから、
> 本当にケンカ上手なんでしょうね、その点は感心します。
> あと、ああした「理論そっちのけのケンカ上手」が首相となり、
> 一体どうなるのかは、物凄く興味がありましたね。
> 権力を握り変質するのか? 改革に邁進するのか? ケンカに終始するのか?
> 私としては2番目を期待したものの、結局は3番目でしたが・・・・
> それが他国との戦争とかならまだしも、政局というケンカの為に、
> 国民生活を平気で掛け金に使う姿勢は、首相として全く評価できませんでしたね。
>
> 政治家としては面白いタイプだと思いますし、ケンカのうまさも評価します。
> しかし、首相として、大臣としてやって来た事には、
> ちゃんと、それに対する追求は受けるべきだと考えていましたので、
> そう言った意味での「逃げ切ったな」という感想ですね。
> 政治家を引退したら、日本ではまず、そう言った追求はしなくなりますからねえ。
> それにしても、この時期での引退とは、機を読むのがうまい証拠でしょうね(笑)。
> あれだけ大勝した後で、そのツケを払わされる時には、既に姿を消していると。

結局、やった良い事は郵政民営化と靖国参拝位しか思い浮かばないのは自分だけでしょうか?

> > もうそろそろ、アメリカ1国主義から脱却できないものですかね。
> あと数十年は、アメリカ一極体制が続くと思いますよ。
> 何だかんだ言って、アメリカって凄い恵まれてますからねえ。
> それを肌感覚で感じて貰う為の、「WW2オンライン」だったり「赤い嵐」だったりもします(笑)。

確かに、第1回現代版赤い嵐の時のアメリカに干されかけましたからね。
自給もアメリカからの食糧、石油支援がなければどうにもならなかった訳ですが。

> でもまあ、アメリカの傍若無人ぶりに腹の立つ事も多いですが、
> ですが、人類がもっとも避けるべきは「大戦」だと考える場合には、
> この「一極体制」というのが、それを最も遠ざけるシステムであるのも、また事実です。
> 直近の100年でも、二極体制は冷戦を、多極体制は世界大戦を作り上げましたからねえ。
> 人の脳は、良かった事は美化し、悪かった事は忘れるように出来ています。
> 数十年後、アメリカ一極体制が崩壊した後には、
> 多くの人々はこう思うんでしょうねえ、「あの時代は良かった」と・・・・
> まあ所詮、人間なんてそんなモノですよ(笑)。

一極体制もそういう点では良いですけど、結局上記の様にプラスもマイナスもあるんですよね。
源平合戦も平治の乱で平氏が完全に政権を掌握した後は、恐怖政治ではありましたが平和でしたからね。
で、源氏が蜂起した後は戦乱だったと。

> > > バラエティー班があそこまで出来て、なぜ報道班が全く出来ないのかと・・・・
> > > 海外で何か起きても、フリージャーナリストや海外メディアの間接情報を報じるだけですし。

> > 海外で何か起こったとしても、国民はそれ程関心を持たないからじゃないですか?

> まあ、日本が島国であるためか、そうした傾向があるのは確かでしょうけど、
> でも、例えば「イラク問題」くらい大きいモノだと、それなりに関心はありますよねえ?
> しかし、日本の大手マスコミがする事と言えば、
> 海外メディアが発した情報を伝聞形式で報じるか、
> フリージャーナリストが持ってきた情報を流すだけです。
> 現地からの情報と言っても、せいぜい「カイロ発」が関の山で、
> 自ら足を踏み入れるなんて事は皆無です。
> 足を使わず、目も耳も使わないモノが、果たして「報道」と言えるかどうか?

で、踏み入れて死亡でもしたら良く解らない市民団体から「危ない所にやらせるな」とか
訳の解らないコメンテーターに「カイロとかで情報は取れる」なんていわれる訳で。

> > 正直そんなものよりも国外の出来事をもっと多く流せと。
> まあ、NHK-BS1では、結構やってますけどね。
> 「きょうの世界」は、私がよく見る番組の1つです。

やっぱりBSですか。今度見てみます。


[8653] Re2:キューバとアメリカと小泉引退返信 削除
2008/9/27 (土) 19:10:12 物秦

> > 世界には新自由主義が台頭し、一般庶民の生活を苦しめる方向へ進んだりしてますしね
そしてファシストというか右派社会主義に走るのでしょうかね?
> > > もうそろそろ、アメリカ1国主義から脱却できないものですかね。
> > あと数十年は、アメリカ一極体制が続くと思いますよ。
> > 何だかんだ言って、アメリカって凄い恵まれてますからねえ。
> > それを肌感覚で感じて貰う為の、「WW2オンライン」だったり「赤い嵐」だったりもします(笑)。

あの海の壁とクレイジーな生産力には悩まされます。
> > 足を使わず、目も耳も使わないモノが、果たして「報道」と言えるかどうか?
> で、踏み入れて死亡でもしたら良く解らない市民団体から「危ない所にやらせるな」とか
> 訳の解らないコメンテーターに「カイロとかで情報は取れる」なんていわれる訳で。

奇麗事より残酷な真実が一番利になると思うのですがね・・・・
> > > 正直そんなものよりも国外の出来事をもっと多く流せと。
> > まあ、NHK-BS1では、結構やってますけどね。
> > 「きょうの世界」は、私がよく見る番組の1つです。

> やっぱりBSですか。今度見てみます。

衛星着けてないので見れないORZ

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